<第二章 天の川銀河系の興隆(銀河341部族)>4

<聖地開拓>

 ところで、ここで皆様に非常に重要な話をしなければなりません。宇宙空間を走る「円盤」を造る為の科学技術さえあれば誰でも宇宙に出れると思ったらそれは大間違いなのです。宇宙とは科学力だけで勝負出来る様な安易な場所では非ず、創造主の認可が下りない限りは何人(なんぴと)たりとも外(惑星磁場圏外)には物理的に出られないのです。その理由は生命構造にあって、霊界の位相生命体である我々人間は、地上の肉体と「生命コード(ズザネ管)」で接続されている身の上、その命のコードとは地球磁場圏内部にしか届かない物なのです。もし皆様が有人火星探査機に乗って地球磁場圏(半径800万km)を振り切ったら、その次点でコードが外れて肉体の命を即座に失ってしまうのです。生命の「せの字」も知らない無知文盲の地球人が、なまじの宇宙技術を伝授されて果敢に宇宙空間にチャレンジしてもそれはただの犬死に過ぎない愚かな行為、何度も痛い目に合って「なぜ死んでしまうのだろう」と頭を抱えるのが落ちです。ちゃんと勉強して創造主の認可を受けてから宇宙へと漕ぎ出しましょう。宇宙へ出る為の絶対条件とは、その人の生命境涯が最低「銀河明王界」に同会出来る水準になる事であり、銀河レベルの生命にならない限りは許可(航海免許)は出ないのです。科学知識を吸収する事も大切な事ですが、心の修行(第二覚醒レベル: 銀河の悟り)を積む事の方がより大事だと言う話でしょうか。

 

 今から48万年前、プレアデス連合に対してセザナ神が地球開拓の為に6万人規模の人員の出動を要請した事から、特にアルデバランでは大忙しの状況となりました。人員輸送船(直径600m: 500人定員)が140台、大型作業船(直径400m: 40人定員)が60台という構成であり、更にオリオンの聖地(地球)で骨を埋める覚悟を持った人間の人選をしなければならなかったからです(家族単位の移住)。人員が出揃うと今度は創造主が龍神を遣わして輸送船に「船内簡易位相」の取り付け作業に入り、6万人分の仮位相(コピー位相)の設置を行います。それを設置しないと宇宙航海が出来ないからであり(長い航海では冷凍して運ぶ手段もある)、乗組員は乗船時に生命コードとタボ線の入力を行ってから乗船する事になります(惑星位相とダブリング入力をする)。輸送船が出発して間もなく惑星位相の生命コードが抜け落ちて、本来は心臓が停止する筈なのですが、船内位相からの電流がそれをカバーしてくれます。また地球に到着しても、直ぐに下船出来る訳では無く(円盤から20mぐらいの距離は大丈夫)、地球龍神達が事前に用意している惑星位相(アルデバラン位相の転写位相)と接続しなければ地球で歩く事も出来ません。仮にもし乗船する人間が惑星界レベルや太陽界レベルの生命だったならば、宇宙航海の期間は自己の心を捕獲できない事から仮死状態になってしまうのです。銀河磁場圏で自己の心を営む訓練をしていない者は物理的に宇宙船には乗れないという厳しい現実があります。

 

 もっと現実的な話をしますが、太陽系外に出ればそこは銀河系内空間、平均温度はマイナス250度という厳しい環境です。太陽系内空間でも平均温度はマイナス220度であり、船外作業など出来る訳もありません。6万人規模の大移動に伴う酸素の消費量や、搭載する食料品の量や、排泄物の物量などを考えれば、一年間にも及ぶ長い航海はそれらが大問題となります。無論、冷凍保存で運ぶ方法もありますが、その場合は6万人分の生命維持カプセルを用意しなければならず、一年余りの航海ならば覚醒させたまま運んだ方が都合が良い訳です。排泄物の空間投棄は厳重処罰対象となる為に(光速航路に物は捨てられない)、惑星に捨ててバクテリア分解させるしか手がありません。実際プレアデスの輸送船団は、地球に到着する前に大犬座のシリウス(第四惑星: ヒエヌキ)に立ち寄って、排泄物処理や食料の確保を行ってから地球に飛来しています。惑星ヒエヌキは巨大な原始恐竜が闊歩する時代錯誤の様な惑星、地球直径の三倍にも達するこの惑星の生物は皆巨大であり、体長が100mにも及ぶ恐竜や、長さが1mに達するトンボが飛んでいるSF映画も真っ青の古代惑星でした。セザナ神から聖地の生物の殺傷は禁じられており、プレアデスもカシオペアも自前で当座の食料を用意して入る必要があったのでした。惑星ヒエヌキは以後、地球に飛来する宇宙人の為の食料基地になっており、彼等は恐竜を食っていました。

 

 カシオペア連合の艦隊(80台)が降り立ったのは現在の中国の内モンゴル自治区なのに対して、プレアデス連合の艦隊(200台)は現在のウクライナの平原地帯に舞い降りました。プレアデスには永住組が居る事から最初に都市建設を行い、20km四方の周囲を電磁柵で囲って(原始人や動物の侵入を遮断する為)、石切り場から石材を運んで6万人規模の町を築きました(これが後のアーリア人居留区の本部となる)。また本命の請負作業は南北アメリカ大陸の死者の里の建設であり、その建設には以後1000年もの時間が掛かりました。その1000年間の間にプレアデスは合計6度もの船団導入を図っており、奴隷として原始人を使う事も無く、惜しみ無く労働力を提供しました。一方、聖地伊勢の土木工事を請け負ったカシオペアは、セザナの返り御霊地点から山側に向かって約6km四方の木々を伐採し、その伐採した木で周囲を囲って重機を使って土地ならしを行いました(現在の伊勢市の平地を造り出した)。この一連の作業だけでも約20年の時間を要しました。彼等は毎日本拠地から円盤で出勤していたのでした。これは余談ですが、今から4万年前のギザのピラミッド建設ですが、建設に当たったベテルギウス星人も地球人の労働者を一切使っておらず、労働力は全て自前で用意していました(他星人の猿労働者は使用した)。地球人が地球人を奴隷にする分には構いませんが、異星人が地球人を労働者にする事はご法度だったのです。

 

 プレアデスからの地球移住者は結局12万人にも上りましたが、帰省した者も多く、結局7万人余りの移住者が地球で骨を埋める事になりました。彼等は死後に地球神や太陽神になる為の訓練を受けた後に地球人の管理と世話をする神々となって行きました。この時以来、聖地を管理するのはプレアデス連合というお墨付きを貰った事になり、以後36万年間という気が遠くなる様な長い年月に渡って彼等は聖地守備隊として地球に留まり、聖地の守護に当たって来ました。聖地の実権を手中にしたと言うことは「銀河ファラ王」の称号を獲得したと言う意味に他ならなく、プレアデス連合は押しも押されもしない銀河の支配者として君臨した事になります。その一万年後には銀河を二分する第一回目の「プレアデス-カシオペア戦争」が勃発しますが、セザナ神としてもまた神々にしても銀河ファラ王が負け戦では絵にならなく、これに加担してプレアデス連合の圧倒的な勝利を導きます。つまり開戦する前から勝利の軍配が決まっていたのでした。
「プレアデス以外は人に非ず」とまで言わしめた絶対的な栄耀栄華を誇りましたが、いつかは儚く散ってしまうのがこの世の習い、釈迦仏法の背景にはこのプレアデス王国没落の余韻が漂っています。

 

次回に続く