〈イオンとは何か〉

 金属Naは手で触る事ができない危険物(火傷する)であり、また塩素ガスも人体には有毒な超危険物のハロゲン・ガスです。でも両者が化学結合を起こして無害な「NaCl=塩」になる事は承知の通り、塩が水に解けると片方がNa+イオンに、もう片方がCl-イオンに分かれて存在する事は今や地球人の常識であり、知らない者は殆ど居ません。ここで良く考えて欲しいのです。化学者の説明では、Na原子が最外殻の軌道電子を一個手放したからNa原子の激しい化学力が失われて、Na+イオンと変じたNa原子は無害だという説明をしています。それと同様にCl-イオンに付いても、軌道電子を一個捕獲した状態のCl原子は激しい電気陰性度を示さないので無害だと論じています。これは本当の話なのでしょうか。宇宙常識ではNa原子もCl原子も基本的に人体には有毒、だから水分子クラスター(六員環)が原子を内部に捕獲してイオン化すると定義されています。つまり、水溶液中のNa原子もCl原子も裸で存在している訳では無く、水に捕獲されてガード被膜に包まれた状態で存在しており、その状態がイオン状態だという訳です。

 という事は、地球の化学者達は水溶液中のNa原子やCl原子を包み込んでいる「水のオブラート被膜」の存在自体を知らないと言う事であり、それらの原子が生体の水磁場に管理されている事実も知らないという話なのです。イオン(ion)とはギリシャ語で動くとか移動するといった意味ですが、イオンそのものが電荷を有している事から電極に引き寄せられて行く姿を見てこの名前が付けられました。しかしそれは水溶液中だけの話、雷放電を喰らって電子を吹き飛ばされた大気のイオン原子が電極に引き寄せられて行くという事実は無く、それは科学者の思い込みに過ぎません。それはそもそもイオンとは呼ばない代物です。水の六員環に捕獲されたNa原子はプラス型の「Na核六員環磁性」を呈し、また同じく捕獲されたCl原子はマイナス型の「Cl核六員環磁性」を呈して、基本的には生体の命令に従って動くものです。ただしそれらは電流には非常に弱く、物理本能とでも言いましょうか、特にプラス型の「Na核六員環」は神経電流に反応して神経の周囲に集まる傾向性が強いものです。ただの水の六員環と、その内核に特定の原子を抱いた六員環は、磁性の色も結合力も異なるのです。

 

 
 

 地上の生物の血液が海水成分に近い理由は、「Na核六員環」と「Cl核六員環」が普通の「無核六員環」とは異なり、その性質が極性が非常に強くて、しかもプラス・マイナスの異なる電荷を帯びているという特徴です。これは血中の化学反応を操作する際の作業員として非常に優れた能力を備えているという意味であって、つまり水磁場の作業員としての役割を担っている大切な人夫だから特に生物体には必要とされているという話なのです。例えば、比較的大きなサイズのリン酸基や硫酸基や炭酸基など、あるいは五炭糖やアミノ酸や核酸塩基などを運ぶ場合は、磁性の弱い「無核六員環」では歯が立たない事から、NaとCl原子に象徴される「有核六員環」に運搬をお任せする訳です。そもそも生体とは水磁場そのもの、水分子が六員環を呈して磁性を備えてくれればその操作が可能となりますが、それ以外の水分子(例えば純水とか団子クラスターなど)は操作できないんですね。体に負担を掛けない六員環水を飲料水として飲んで頂く事が重要であり、また各種の補酵素などに必要な微量元素の獲得の為に豊富な種類のミネラル(イオン水)を摂取できれば一番宜しい訳です。イオンの考え方を改めて欲しい事と、体内のNaイオンをちゃんと観察すれば六員環を検出できる筈ですからその学問的な基礎研究に取り組みましょう。ちなみにこれは決して宣伝ではありませんが、我が社では自宅から敷地内まで水を六員環分子に切り替える装置を取り扱っております。

 

 
 
次回に続く

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