〈人体のホルモン〉

 地球医学が一体どれ程「未発達」であるのか、その一例として今回は人体のホルモンに関して銀河標準医学との対比で示してみたいと思います。ホルモンには蛋白質系の物が多く、おそらく他の血中蛋白と区別が付かないのだろうと推察していますが、それにしても解剖学的にはホルモン生産器官(分泌腺)が体のあちこちに存在するのに、それが分泌腺であるという認識が無いのはあまりにアバウト、大変お粗末な医学だと言わざるを得ません。子宮壁には7個のグリンピース大の分泌腺が存在し、また小腸壁にも大腸壁にも2個ずつの分泌腺が存在します。胃には3個、心臓には3個、肺には2個+2個の分泌腺がありますが、いずれも銀河標準医学上は一般に良く知られている有名なホルモンにも拘わらず、地球人の誰もがその存在に気付いていないのは「おかしな話」です。

 単なるホルモン不足によって発症する病気なのに、そのホルモン自体の存在に気付いていない事から「難病指定」になっている病気が多々ある事には驚かされます。人体には粘膜が大量に存在する為に、その粘膜を調整するホルモンや粘膜の再生を促すホルモンが沢山あるのですが、例えば大腸の粘膜整調ホルモンの分泌量が減ると「潰瘍性大腸炎」を発症し、小腸の粘膜整調ホルモンが減退すると「クローン病」を引き起こします。それと同様に子宮の粘膜整調ホルモンが減少すると「子宮内膜症」や「子宮筋腫」が発生して来ます。これらの病気は一定量のホルモンを投与してやると、まるで何事も無かったかの様に潰瘍だらけのボロボロの腸粘膜が綺麗に甦り、また筋腫だらけのボコボコの子宮内膜が内出血も治まって湿潤で美しい内壁に戻ります。勿論、胃にも粘膜整調ホルモンや回復ホルモンが存在し、これらが減少すれば僅かな期間で潰瘍が続々と発生して来ます。

 潰瘍だらけの胃を切除されたり、筋腫だらけの子宮を摘出されたり、医者の見識不足で一体どれ程の方が被害を被っているのか、それを考えれば心苦しくなります。宇宙人であるこの私は、地球の野蛮な医学を見て「無知とは恐ろしい」とつくづく思うのです。そこで、地球人と同じ銀河系の同胞民族だったプレアデス星人(牡牛座のアルデバラン星人)の医学と、オリオン星人(ベテルギウス星人)の医学と、創造主側(人間王国)の伝統医学の三つを参照して、ホルモンに関して現行の地球医学と比較してみたいと思います。人体の総ホルモン数に関して、プレアデス医学とベテルギウス医学では88箇所(女性基準)と定めていますが(視床下部ホルモンが1種少ない)、人間王国の伝統医学(過去世から続く再生宇宙の伝統知識)では94箇所であると言われて来ました。ホルモン数にバラつきがある理由は、男女の差とアストラル物質のヒール・ホルモンの存在であり(昔はあまり知られていなかった)、正式には89箇所の分泌腺と8種類のヒール・ホルモンというのが正解であって、男女を合わせた総数は「97種類」という事になります。

 ホルモン腺が一番集中しているのが脳下垂体であり、ここだけでも合計で36種類の分泌腺が存在します。その他に松果体に2種類、視床に2種類、視床下部に2種類、鼻腔に1種類という配置であり、頭部だけでも合計で43種類のホルモン生産器官があります(プレアデス医学やベテルギウス医学では42種類)。地球医学の分類ではホルモンとおぼしき全身の分泌物を含めても合計で40種類前後、これではホルモンを知った事にはなりませんね。頭部以外では甲状腺(16種)、扁桃腺(1種)、胸腺(2種)、心臓腺(3種)、肺腺(2種+2種)、胃腺(3種)、膵臓腺(1種)、小腸腺(2種)、大腸腺(2種)、副腎腺(4種+4種)、卵巣腺(合計3種)、子宮腺(7種)、精巣腺(1種)という内容です。この他に目に見えないアストラル物質のヒール・ホルモンが心臓(2種)、肝臓(1種)、膵臓(1種)、腸(2種)、子宮(2種)といった構成です。以上、男性は80種+6種で86種類、女性は89種+8種で97種類というのが正式な分類です。無論、これらの分泌腺は消化腺とは別物です。

 現代医学が全く知らないホルモンが人体には40種類以上もある訳ですが、承知の様に分泌腺はウイルスの標的になり易く、またラジカル分子や毒物や化学物質に汚染され易い事から、ホルモン腺の閉塞や破壊や機能ダウン、あるいはホルモン分子同士の癒着などによって、一定の分泌量に不足する場合が多く、現代社会では体の全てのホルモン腺が健在で正常な分泌量を維持している方は極めて稀な状況と言えます。大半の方が何らかの体の不調を訴えているのが普通です。ちなみに脳下垂体の前葉ホルモンの中には「水六員環クラスター増幅促進ホルモン」という名前のアクオン電線(運動神経)に関係するホルモン(低分子蛋白)があります。この分泌腺がウイルスに犯されたり、あるいはラジカル血栓などの障害で壊疽を起した場合、ホルモンの分泌量低下や分泌停止が起こって、神経電線の中の水分子配列が崩れて徐々に通電が疲弊し、最終的には末梢に指令が行き届かなくなります。

 このホルモンの不足で、運動疾患の「ギランバレー症候群」や「多巣性運動ニューロパチー」などの難病が発生する訳ですが、アクオン電線そのものも知らず、また神経電流(六員環水磁束)も知らず、それに関係するホルモンも知らないのであれば地球医学では治せる筈もありませんね。そもそもこの難病は単なるホルモン不足が発症原因、我々は人工ホルモン投与で治しているのですが、地球医学は先ずはホルモン腺の特定と、ホルモン分子の特定をしなければ戦い様がありません。また心臓には上部に一つと前後に一つずつの合計で三つのホルモン腺があります。心臓の外壁に直径が5mm程の小さなコブが三つ見えるのですが、解剖の際には注射器でホルモンを吸い取ってその成分を実際に調べてみる事でしょうか。上部のホルモン腺は「横紋筋収縮ホルモン」であり、筋力の低下や心筋の肥大化を防ぐ役割のホルモンです。また腹部と背部の二つのホルモン腺は相乗的に働くホルモンであり、腹部は「血球離反力増幅ホルモン」、背部は末梢血管の「血液浸透促進ホルモン」です。

 もし、インフルエンザ・ウイルスが心臓腺に巣食って分泌腺がダメージを受けたら(頻度が高い)、心臓は肥大化して、血液は異常な粘性を帯び、末梢血管の血液浸透力が薄れて重篤な心臓疾患や血管疾患を引き起こしてしまいます。特に「横紋筋収縮ホルモン」の分泌量が低下すれば、進行次第では難病の「特発性拡張型心筋症」に発展してしまう場合もあります。ところで、特殊な筋肉組織と言えば心筋ばかりでは無く女性の子宮筋が有名です。特殊構造の筋肉組織(平滑筋)を有する臓器には必ず筋肉を調節するホルモンが作用しているものですが、普段は握りこぶし大のゴム鞠の如き子宮が、出産時にはあんなに大きく膨張するなんて男性の私には想像を絶します。子宮筋を操作するホルモンのなせる技なのですが、いつもながら「良く出来ているものだ」と感心せざるを得ません。地球医学では子宮本体から何のホルモンも分泌されていない事になっていますが、実際は7種類+2種類(ヒール・ホルモン)の合計9種類のホルモンが分泌されており、月経や妊娠や出産に対応しています。

 子宮壁を良く見てもらうと、子宮外壁の上部に二つ、真ん中の腹側と背側に一つずつ、子宮下部には子宮頸を挟んで二つのグリンピース大のホルモン腺がある事が分かります。もしあなたが医学生ならば猿の子宮も一緒ですからホルモン腺の在処を特定してみましょう。それともう一つ子宮内部の背中側(子宮頸の側)にもホルモン分泌腺が存在するばかりか、子宮全体が「子宮ヒール」に包まれており、目で確認する事は出来ませんがそこから2種類のアストラル・ホルモンが分泌されています。こんな重厚な管理体制に置かれている組織は他にはありません。上部の二つのホルモンとは「子宮内粘膜調整ホルモン」と「子宮内粘膜再生ホルモン」ですが、腹側と背側の分泌腺は前者が「子宮筋弛緩ホルモン」で後者が「子宮筋収縮ホルモン」です。また子宮底部の二つの分泌腺は、右側が妊娠やSEXと関係する「子宮水(羊水や潮のこと)増水ホルモン」、左側が妊娠に伴う「子宮壁拡張ホルモン」の分泌腺です。

 

 また子宮内部の分泌腺とは月経時の「子宮内粘膜瓦解ホルモン」であり、二つのヒール・ホルモン(物理ホルモン)に関しては、一つは「出産準備ホルモン」であり、妊娠を身体全体に知らせて授乳用意や月経停止などの準備を促すホルモンです。もう一つは妊娠や出産に対応出来る女性の体の出力アップ(免疫力、持久力、心肺機能の増幅)の為のもので「体力増強ホルモン」と呼ばれています。女性の子宮は子供を宿して大きく膨らむばかりか、上限は背中側を通って肺の上部まで達する伸縮自在なもの、それを可能にしているのがいわゆる女性ホルモンであり、有名な子宮ホルモンなのです。地球人は卵巣ホルモンの事を女性ホルモンと呼んでいる様ですが、全然意味が違うんですね。こんなにホルモン腺が一杯あるのに誰かに指摘されないと一個も気が付かないというそんなアバウトな医学で本当に良いのでしょうか。全部のホルモンを説明していたら本一冊分になってしまう事からこの辺で。

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