〈六種のブエデ属〉

 この原稿は1月27日に作成したもので、ブログ掲載日は2月2日を予定しております。最近のブログ内容は地球脱出に関係する記事(宇宙情報や霊界情報)ばかりであって、あまり勉強にならない事から、今回は皆様が知らない生命に関する情報を公開しようと思います。我々が地上に降りて来てから既に8年の歳月が流れており、普段はマクロ宇宙の敵と戦いながら定期的に大宇宙内のビッグバン開闢に関わるのが我々の本来の仕事ですが、こうして実際に地上世界に身を置いてみると、地球養育所(学校)の実態も、また人間生命の事も大変よく分かります。人々は神々や担当創造主と共に一緒に生きるべき筈だったのに、神々の方が人間とは一定の距離を保って情報の隠蔽工作を行って来た経緯がよく分かりました。人間には絶対に教えてはならない神界の密封院情報(例えば神々マニュアルや創造主マニュアル)を公開する必要はありませんが、せめて生物霊界の知識や他の宇宙人情報などは公開すべきだったと思っています。ちなみに非公開の密封院情報とは「龍神創造マニュアル」「人間創造マニュアル」「呪術一覧」「円盤技術マニュアル」などであり、創造主専用の人間王国の伝統的な教科書です。

 創造主だって教えてくれる先輩の創造主がいるから仕事ができるのであって、ましてや神様は全員が元人間生命であり、惑星神以外の天体神に関しては昔の人間のコピー意識に過ぎません。最初から万能なる創造主や神様などこの宇宙には存在しないのであって、我々も完成途上のお粗末な宇宙意識に過ぎず、だからこそ修行中の身の上であると公言しております。まだヒトにもなれていない未熟な人間生命が神様の如き振る舞いをしている姿を見れば鼻に付くのは当然な話、養育されている分際なのに身の程を弁(わきま)えていない人間だと思ってしまうのです。正直言って、生け簀の中の金魚の振る舞いを最初は笑って眺めていたものの、段々笑えなくなって来たというのが本音、強制介入しなければならないと思って来た次第です。ところで、ヒト遺伝子の注入が見送られた「猿の惑星」は、天の川銀河系だけでも400個以上存在しており、我々がそこに移住者を送り届けようとしている事は承知の通りです。猿と人間の間には肉体的にも能力的にも大きな違いがあります。その違いとはどこから現れるのでしょうか。

 今から約800万年前の地球の話ですが、創造主は霊長類を哺乳類(動物猿)から分派させました。原始猿(動物)から類人猿に分派させる方法は簡単明瞭、「一般動物用の位相」からあらかじめ用意している「霊長類用の位相」に付け替えるだけの話、産まれたばかりの猿の赤ちゃんに対して霊長類用のタボ線とズザネ管を入力してやれば、その猿の赤ちゃんは両親とは異なり肉体的にも知能的にも一段と優れた霊長類の猿属として進化を始めるのです。人間と一緒の霊長類用の共有位相からズザネ管が伸びている人系の猿種(例えばゴリラやチンパンジーやマントヒヒやニホンザル)と、単独袋の動物用位相からズザネ管が伸びている動物系の猿種(キツネ猿やノリスやガラゴやメガネ猿)を、その両方とも霊長類に分類してしまうのは根本的な誤り、片方は立派な霊長類であって、もう片方は単なる哺乳類の動物に過ぎません。皆様には見えないかも知れませんが、入力されているズザネ管やタボ線の太さが異なり、位相体積も何万倍もの違いがあります。その性質も、前者は大変人間臭く(DNAもほぼ一緒)、また後者は犬や猫の一般動物に近い訳です。

 これは宇宙知識として覚えておいて欲しいのですが、生物霊界が存在する惑星には必ず「魚類-爬虫類-鳥類-哺乳類」という進化行程が存在し、これらの自然行程は惑星自体の進化に呼応して起こるものです。それに対して哺乳類から霊長類への進化や、あるいは霊長類から人間への進化は人為的に行われるもので、担当の創造主が行うものです。動物猿の子供を、その動物位相から霊長類位相に切り替えて抜本的な進化を促すのですが、一般に猿種(神語ではブエデと言う)は六通りであって、「六種のブエデ属」というのがどの惑星でも共通している事柄です。つまり、霊長類は必ず六種の猿属から分派させる為に、ヒト遺伝子を注入されて人間生命へと進化しても、最初のブエデ遺伝子が肉体形成時に大きな影響力を与えて、個々の人間の体形差や体格差や運動能力差として現れるという話なのです。これは大宇宙人類に共通しており、国別の人種差とは無関係に発現するものです。ニューヨークの街を歩く人々(西洋人種)も、北京市内を歩く人々(アジア人種)も、あるいはエチオピアの街中を歩く人々(アフリカ人)も、また東京都内を歩く人々(日本人)も、よく体形差を比較してみれば個々のブエデ属の明白な違いが見て取れます。

 六種類の動物猿を霊長類へと切り替えた事から六種類の猿属が誕生し、それらの猿に「ヒト遺伝子」を注入したから人間の体形や属性も六種類に分かれるという話なのですが、それらの猿属は進化の順番に、古猿系の「ヌオナ・ブエデ(テナガザル系)」と「ヌイウ・ブエデ(オランウータン系)」、旧猿系の「ブイア・ブエデ(チンパンジー系)」と「フォル・ブエデ(ゴリラ系)」、新猿系の「ネーウ・ブエデ(ニホンザル系)」と「ラニイ・ブエデ(ヒヒ系)」に分類されます。その一目瞭然な形態の違いは笑い出してしまう程のもの、見比べるだけで誰にでもその判別が付きます。下記にその特徴を説明していますので、是非参考にして欲しいと思います。地球の場合は約800万年前に、現在のアフリカ大陸のエチオピア南部からスーダンに掛けた一帯に生息していた動物猿を霊長類化したのが最初、それらの霊長類(類人猿)が北半球に移動して広がったものが「アフリカ・イブ」、また南半球に移動して広がったものが「オーストラリア・イブ」です。今から550万年前、創造主はエチオピア側に生息していた類人猿(アフリカ・イブ)の一匹に最初の「ヒト遺伝子」を注入したのを皮切りに、世界各地に分布していた六種類の類人猿に対して一斉に遺伝子注入を行い、類人猿から「原人-ホモハビリス-ホモサピエンス」という進化の道程を与えました。

 創造主は約500万年間に渡る原人の進化の道程を見極めてから、今から約50万年前に、実際の宇宙人や神々ヒューマノイドなどによる地球人の高等言語教育を施し始めました。アフリカ・イブ種(北半球人)とオーストラリア・イブ種(南半球人)には地球磁束の向きの関係上、その骨格や体形に明らかな差が生じており、また原人の段階ではいくつかの亜種(ネアンデルタール人やデニソワ人)が分派し、骨格の違いがありますが、ホモサピエンスの六種のブエデ属特性は、こうした肉体遺伝の形質では無く位相内遺伝の形質であって、人種や時代や進化とは無関係に現れて来る本質的なものです。また、地球では宇宙人達が労働の為に他星から連れて来た大型の猿の遺骨が発見されており、今から10万年前にアリニラムがシリウスから連れて来た身長4m50cmの類人猿(300名)の他に、4万年前にベテルギウスが天秤座の巨大惑星から運んで来た6mの類人猿(600名)の遺骨が存在します。アリニラム政権の時代、龍神島(東北地方)にも30名のシリウス類人猿が持ち込まれていました。要約しますと、地球では類人猿の時代(800万年~550万年)、原人進化の時代(550万年~50万年)、原始人から文明人の時代(50万年~現在)という流れを呈しています。

     (写真引用元 http://karapaia.com/archives/52181116.html)               

  A:〈ネーウ・ブエデ(新世界猿: 直鼻猿亜目: 婉鼻属・日本猿)〉
  B:〈ラニイ・ブエデ(新世界猿: 真猿亜目: 狭鼻属・ヒヒ)〉

 オナガザル系の二種類の新世代の猿属の特徴は、他の猿と比較すると体形がやや小振りで、その分スピーディに活動できるというところでしょうか。マントヒヒやドリルやニホンザルなどがこの範疇の猿に該当しますが、社会性を有しており、感性が高く(周囲を機敏に伺う能力が高い)、素早い反応力に富んで、順応性や向上心に溢れ、底無しの精力と漲る活力(アグレッシブさ)と不屈の闘争心がモットーの猿属と言えます。早い話が運動系の陽化猿の事です。ヒヒ属は背丈は若干低目でも、肉付きの良いムッチリ・ボディーをしており、筋肉質の体形であって、発達した胴体の割には手足や首が細く、俊敏な運動能力を備えています。また、婉鼻(えんび)属はヒヒ属とは逆に、優雅なスリム・ボディーであり、スラッと長い自由な手足にも拘わらず、しっかりと発達した筋肉を備えています。両属は首は細く手首も足首も締まっており、比較的小顔な方が多いのもその特徴の一つです。

 ヒヒ属の女性はセクシーな胸(鳩胸)をしたセクシャル・ダイナマイト・ボディーの方が多く、いわゆるトランジスタ・グラマーな体形であって(乳房自体が発達している)、雌フェロモンで挑発する妖艶であやしい魅惑的な官能を振りまくのが特徴でしょうか(上戸彩さんや沢尻エリカさん、小池百合子さん、プーチン大統領など)。また、婉鼻属の女性は優雅で艶のある健康的な色気を放つのが特徴であり、両属の女性の共通点とは子宮の位置にあって、他の猿属と比較すると10cm程奥が深い所に位置しています。チャクラ孔では第二チャクラと第三チャクラが子宮位置に当たる為に(他の猿は第二チャクラのみ)、性的な子宮機能が発達しており(セックス用の子宮で、お産用の子宮では無い)、爆発的なオルガスムスや潮吹き絶頂快楽などの能力を持つのが特徴でしょうか。大変積極的で果敢な行動力を誇る未来型の生命ですが、自制心に乏しく、性欲やお酒や薬物に溺れ易いのは欠点と言えます。アスリートの大半はヒヒ属か婉美属のいずれかです。芸能人では佐々木希さんや堀北真希さんが婉鼻属の生命です。

 婉鼻属の人も、またヒヒ属の人も、周囲の状況を察知する能力に長けており、本人は比較的口数が少ない(多弁では無い)だんまり型で寡黙な部分もありますが、特にヒヒ属の人は女性も男性も辛辣な批判力に富んだ気質を有し、相手を突き刺す様な生意気な発言が多いのが特徴です。婉美属は身長は高くないものの、小顔で首が長く、線の細いスリム(華奢)なボディーが特徴、どんなに食べても太れないのが美点です。一方、ヒヒ属は同じく小柄な体形ではあるものの、胸板が厚く締まりのある豊満なボディーが特徴、ブヨブヨでは無く筋肉質なのが美点です。一見セクシーに見えても、異性を払い除ける様な反発力が感じられる「ツン(凛)」としたイメージの生命、後ずさりする事を潔しとしない戦闘系の猿属です。両属は小柄で小顔、首が細く手首や足首がキリッと締まっている運動系の猿であり、容貌は知的でりりしいものの、性格はピリッと辛いというのが特徴でしょうか。

  C:〈ブイア・ブエデ(旧世界猿: 真猿亜目: 狭鼻属・チンパンジー)〉
  D:〈フォル・ブエデ(旧世界猿: ヒト科・ゴリラ)〉

 ゴリラ・チンパン属(旧世界猿)は、もともと平地や山間部に住む地上猿だった為に、体形はやや大型で力が強いのが特徴でしょうか。縄張り的な地域部族性を有し、特にチンパン属は戦闘系の猿として守備的な集団戦を行なう傾向がありました。ゴリラが家族単位なのに対して、チンパンは部族などの組織単位で動くのが特徴であり、その様な意味から家族愛や同士愛や地域愛が強く、猿世界の中核的な存在となっています。それは人間世界になった今も何も変わりはなく、ゴリラ・チンパン属は最大の人口数を誇り、社会の基礎は彼等が担っているという構図は昔からのものです。ゴリラ属は厚みのある胸板をして強靭な筋力、腕力を備えており、頭部の比率が大きく手足が短くて太い、所謂だるま系のゴロンチョ・タイプ(骨太で骨格がしっかりしている)なのに対して、チンパン属は柔軟でだらしなく弛(たる)んだ筋肉を備えたポッチャリ系のやや身長のある体形をしています。両属とも運動系の猿では無く基本的に知性猿であって、発明や工夫を得意としているのが特徴です。

 肉付きの良い手の平でも指が短くて寸詰まり、お世辞にも綺麗とは言えない手をしているのが特徴であり、また大きな乳房でも胸とオッパイの境目が分からないとか、あるいは女性の下半身(お尻)のムッチリさ加減にはセクシーさよりも安定感を感じるような、性的というよりも三段腹の「おっかさん」とか「おかみさん」、「ママ」という体形の女性が多いことは確かでしょうか。チンパン属は基本的に多産系の猿な為に、数に対応できる頑丈なゴム鞠の如き子宮を備えており、ヒヒ属や婉鼻属の女性の如き難産型の良く伸びる薄ペラな子宮ではありません。産道も短く、ポコポコと楽に出産できるのが特徴と言えます。「食えば身になるチンパンかな」「食べなくても体重が減らないゴリラかな」昔からそう言われています。頭の大きいゴリラ属と比較すればやや小顔なのがチンパン属ですが、両方とも手首や足首が太いのが特徴、締まっていないんですね、運動神経が発達したヒヒ属や婉美属と競っても無駄な話でしょうか。

 家族の核となり、社会の屋台骨を担うのが両属の特徴、「女房や亭主を選ぶなら高嶺の花を選択せず、ゴリラ・チンパン属の伴侶を選ぶのが無難」だと言われておりますが、特にチンパン属の方は若い頃の体形が段々と崩れて、年齢に応じて腹の豊満さが目立って来れば100年の恋も色褪せるもの、女性は体形維持に気を使わねばなりませんね。ゴリラ属の人は必ずしも体格が大きいとは限りませんが(むしろ小さい)、肩幅と比べて頭部の比率が明らかに大きく、大頭、大顔が体形的な特徴です。骨格がガッシリしている為に、ぶつかっても跳ね返される感じを受けます。両属とも首も手首も足首も太く、決して涼しい首とは言えず、中には首が無い方もいます。チンパン属の代表的な方は、アメリカのトランプ大統領や安倍首相などですが、ゴリラ属では中曽根首相や社民党の土井たか子さんなどがいます。チンパン属は愛想が良く、非常にオープンで友好的なのに対して、ゴリラ属は頭を低くする事を好まず、個人主義的なのが特徴、社交的なのがチンパンで、家庭的なのがゴリラです。特にゴリラ属は偉大なる持久力と耐久力を秘めています。 

  E:〈ヌオナ・ブエデ(古世界猿: ヒト科・オランウータン)〉
  F:〈ヌイウ・ブエデ(古世界猿: 直鼻亜目: ヒト上科・テナガザル)〉

 動物園の檻に鎮座するオランウータンを見て、あるいは木の上をゆっくりと移動するナマケモノを見て、感銘を受ける方は非常に少ないと思いますが、いてもいなくてもどうでも良い出来損ないの原始ザル、それがオランウータン属だと言ったら少し可哀想でしょうか。まだテナガザルの様な「しとやかさ」でもあれば絵になりますが、まるでイエテー(雪男)の如き巨大な図体をして、ものを見ている訳でも無く、またものを考えている訳でも無く、終日ただボサッとしている地蔵(置物)の如き生命ではヒト化したところでものの役には立ちませんね。現代社会ならば「なぜ、こんな猿にヒト遺伝子を注入したのか」と責任追及されるかも知れません。陰のオランウータン属に対して、陽のテナガザル属は「知性ザル」という点と、見た目が美しいという理由で人間化したものの、やはり密林でひっそりと暮らす猿故に個人主義的な傾向が強く、社会的な観点から見ても扱いが難しい人達という印象は否めません。体形は両属とも大柄で背が高く、特にテナガザル属は男性も女性も品格があってスマートな美しい容姿や容貌を備えています(オランウータン属の場合は横幅もある)。

 継続的なのろまな動作と、周囲と比較対象できない頭の硬さと鈍さ、人の話は聞きたく無く、自分から話すことは何も無い、苦しい労働は大嫌いで、また体力や気力や持続力が続かないという、まるで大きくなり過ぎた恐竜の如き生命だから、オランウータン属は次々と落第して行った訳です。現代人でオランウータン属の子供を持つ母親は「神々のみせしめ天罰」を受けたのか?  と聞きたくなってしまう程です。一方、テナガザル属は気品高き容姿と優雅な振る舞いを武器に、知性とその美しさで生き残って来ました。底無しの精力のヒヒ属、タフネス・チャンピオンのゴリラ属と比較すれば、体は大きいが全く労働向きでは無く、「痩せっぽっち」の力無し、戦闘心も欠如している事から、潰しが効かないこの生命の役割は王子役やお姫様役がピッタリかも知れません。現代では作家とか批評家とかモデルとかTVタレントとか映画俳優といった職業がありますが、どちらかというとそういう方面で自己の能力を開花できるかも知れませんね。ちなみにスーパーモデルやミス・ユニバースの大半がこの生命と言えます。

 人口比率が一番少ないのがオランウータン属であり0.1%程度、二番目に少ないのがテナガザル属で、総人口の2%前後の比率だと思われます。その理由は簡単明瞭、生命型(血液型)のAB属性や、眷属型の玄武属性と同様に、社会に馴染めなくて間引きされる確率が一番高い生命だからです。逆説的な表現をすれば、現在生き残っている古世界猿の人々は優秀だから生き長らえていると解釈できます。テナガザル属は痩せ形で長身、西洋人ならば男性は2m近く、女性もまた180cm近い身長なのですぐそれと分かります。日本人の女性でも最低165cm~175cm、男性の場合は180cmを軽く超して来ます。大リーガーの大谷翔平選手がテナガザル属なのですが、クラシックな趣の端正な顔立ちで、モデル並みの足の長さをしています。一方、体格そのものが大きいのがオランウータン属の生命、プロレスラーのジャイアント馬場さんやアンドレ・ザ・ジャイアントさんや柔道家の篠原さんなどは桁違いの体形を誇っています。両属とも戦いを好まない平和的な生命なのが特徴なのですが、未来志向の現状不満足型では無く、過去志向の現状満足型なので、それが故に戦場である社会戦線からは遅れを取ってしまいがちです。

〈四種の眷属〉

 ブエデ属性も眷属性も生命型属性(=血液型属性)も、宇宙では当たり前の「人間属性」、男女属性と一緒であり、いずれも個々の生命位相と密接に関係したものです。血液型属性に関しては別に記載しなくても地球では幅広く知られており、敢えて説明する必要も無いと思いますが、眷属(けんぞく)に関しては比較的馴染みが薄い様子、それで取り上げてみました。一人の人間生命とは宇宙と同じ、非常に奥深いものであって、様々な形質を含んでいます。眷属性とはもともとは渦巻の四角点運動に起因するもので、地球磁場圏の四分割領域における領域差が示す属性であって、個人の生命位相がどの領域に属するかで主に肉体の体質差として現れるものです。この領域差は生物進化にも密接に絡んでおり、爬虫類や鳥類や哺乳類や霊長類の発生場所とも関係があります。地球の場合は経度差に象徴され、東経150度~西経120度までが「玄武(げんぶ)領域」、西経120度~西経30度までが「鳳凰(ほうおう)領域」、西経30度から東経60度までが「麒麟(きりん)領域」、東経60度~東経150度までが「龍(りゅう)領域」です。これらの四領域の上空に位相がある方はその眷属性を持ち合わせます。

   A: 龍属(陽陽)の特徴
 龍属の特徴は何といってもその社会性と知性にあって、自分が所属する家族単位や地域単位や国家単位や外環境を本能的に意識するという事でしょうか。人好きな生命で、人の中にいることが苦痛では無く、逆に人がいないと生きられないという、血液型でいうところのO型とよく似た傾向性を示します。龍属の特徴は心を見透かす様な眼光の強さにあって、ものを判断したり分析したりする精神活動が活発である事が伺えます。オールマイティーな生命といえばそうなのかも知れませんが、あらゆる欲望を持ち合わせており、最も人間臭い生命だと言えるかも知れません。心肺機能がよく発達していて、循環器系が特に強く(血の巡りが良い)、外環境(暑さ寒さ)に対応できる基本的にタフな体力を備えています。苦手なのは「水」と「低い所(低所恐怖症)」であり、水に全身を浸すのは次の麒麟属同様に本能的に嫌がり、泳ぐ場合もいちいち覚悟を決めてから水に入るという傾向があります。弱点は孤独であり、孤独が栄養にはならないタイプ、良くも悪くも人の輪の中にいなければ落ち着かない依存型の生命と言えます。木の上の猿は遠目(とうめ)がよく効いて、その様な意味では半径10kmの人です。

   B: 麒麟属(陽陰)の特徴
 麒麟属の特徴は獣類に由来するもので、龍属とは異なり、基本的に群衆の中にいるのも、また団体で活動するのもあまり好きではありません。自分一人独立独歩で人生を歩むのを信条としています。依頼心が少なく人を当てにしない自立型の人生を送る方が多いのですが、無論それでは生きられませんので、人との付き合いは最低限やりつつも、交友関係など徒に広げる事を嫌がる傾向にあります。自分から胸襟を開いてベラベラと喋ることは無く、人の話を黙って聞いていますが、よく喋りまくるのは龍属と鳳凰属であって、その輪の中には決して入らないのが麒麟属の最大の特徴と言えます。血液型で言うところのA型属性と良く似ており、孤独を栄養にできるタイプ、その方が落ち着いてものを考えられるのです。麒麟属の体は、四肢の発達した筋肉があり、手足のバネのある強い筋力と顎の筋力が強い事がその特徴と言えます。現実を見据えて大地を踏みしめて歩く、大変用心深い麒麟属の生命ですが、「水」と「高い所(高度恐怖症)」が若干苦手であり、また遠目(とうめ)が効かず、行動半径が1kmの人と言えるかも知れません。

   C: 鳳凰属(陰陽)の特徴
 鳳凰属の特徴は鳥類に由来するもので、基本的に一人でいる事を嫌がります。つがいでいるか、もしくは数人の集団の中に身を置きたがります。「孤独恐怖症」と「狭所(鳥籠)恐怖症」を併せ持つ、些か本能的過ぎる傾向が感じられます。鳳凰属の最大の特徴は、良く喋る事(さえずる事)と、遠目が効くので情報屋である事でしょうか。良く言えば人の縁結びに尽力してくれる生命なのですが、体重が軽いせいなのか言葉の一つ一つに重みが感じられず、さてどこまで当てにすれば良いものか判断が付きにくい生命かも知れません。鳥属にはチョコチョコ食いの性癖があり、また排出器官に難点があって、哺乳類の様にスムージー・ウンコを熟成させられないという弱点があります。また、胴体は熱いのに手足の先だけが冷え性で、特に冬場の手袋は必需品となります。鶏の足を見れば寒そうな事は良く分かりますね。鳥類の飛翔運動や首の運動を見れば、非常に柔軟で強い筋力を備えている事は分かりますが、この生命の骨や筋肉や関節の柔軟性には驚かされます。鳳凰属の軽挙な行動は、血液型で言うところのB型属性と類似していますが、その行動半径は広く、100kmの人と言えましょうか。

   D: 玄武属(陰陰)の特徴
 玄武属の特徴は爬虫類に由来するもので、基本的に常にポツンと一人孤独の状態でいるのが普通です。つがいで同居していても、伴侶や家族とは無関係に自分はいつも単独でいて、人間嫌いなのか心は常に孤独です。まるでガラパゴス諸島のイグアナの如く、周囲の喧騒など耳に入らない様子、ただ一点を見つめて一日を過ごします。行動半径が100mの人で、会社にいなければ自宅、自宅にもいなければ行きつけの喫茶店かもしくは近所のスーパーで買い出しというだけ、誰にでも簡単にその行動パターンが読めます。玄武属の生命を例えて、頑で一本気の気質から修行僧だとよく言われますが、一体何の修行中なのかよく分かりません。循環器や心肺機能にもともと難点を抱える生命であり、動きたくてもあまり動けないのがトカゲの体質、感覚器官も未発達なので暑さ寒さにも異常という程強く、雨に打たれてビショ濡れになっても汗だくでグショグショになっても本人はヘッチャラ、もともと水性生物なので風呂やプールが大好き、一度入浴したらなかなか風呂場から出て来ないので周囲が心配する程です。どうして「そんな偏屈な考え方」をするのかと聞きたくなる程根性がひねくれており、血液型で言うところのAB型属性と良く似ています。堅物の修行僧ですが、血を見ると凍り付くという何だか良く分からない血液恐怖症を持っています。

 

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