<地球環境の情報>

 この原稿は5月30日に書かれたものでブログ掲載日は6月1日を予定しています。4月3日のグリッド線合致日から太陽コアの核反応が徐々に増大を始めて、太陽膨張(巨星化)に拍車が掛かり、それに伴う総発光量も増大の一途を辿っている現状です。太陽内部のガス圧(気密度)も三月度の倍以上に増加しており、それに応じて、母星と子星を結ぶ天体タボ線を介して地球内核のガス圧も激しく上昇し、今や地表の至る所から気の吹き出し現象(地震雲)が起こっている状況です。世界規模で火山運動が活性化し、あちこちで大型の地震が発生しています。10年前の太陽発光量と比較すれば、ここ最近は地表1m四方当たりに照射されるジュール熱が1.6倍にも跳ね上がっており、快晴の日照りが数日間も続けば、特に大陸上空の高気圧がオーブンで焼かれた様な高温となり、その熱気をあちこちの島々まで運んで来ます。日本列島の五月度の異常高温は熱い大陸高気圧団の到来に起因するもの、これも陽化現象の一つです(2年前から光量を軽減する光シールドを張っている)。
 
 地表温や海温が上昇すれば、当然大気の水蒸気含有量も半端な値では無く、目下は高度数千メートルの上空まで厚い水蒸気層が幾層も取り巻いている状態です(一昔前とは比較にならない)。別にヒール神が怒らなくても、一度雨が降り出すとスコールの様なドシャ降りになるのは必定、それが止まらないから集中豪雨災害が発生します。太陽フレアー災害、火山災害、地震災害、集中豪雨災害、熱波災害、台風竜巻災害、酸素気薄問題は陽化惑星の定番、もはや昔の様な安定環境には戻らない事を自覚しなければならないでしょう。現在、海面10m地点に於ける地球の平均酸素分子濃度は19.4%、酸素が減じた分「炭酸ガス濃度」が増えており、CO2温室効果もまた地球温暖化に一役買っている様です。先日(5月10日)カリフォルニア州の二箇所の高圧ポイントから、我々は地殻崩落を恐れてガス圧を分散させましたが、そのガス圧は他地域へ移動して地震を誘発させただけの話、もはや今更ガス圧を散らした所で何の意味もなさない状況でしょうか。地球全体が爆発してしまいそうな勢いなのです。
 
 これから世界中で発生するだろう所の「想像を絶する大災害」を考えれば、心穏やな状態では居られないかも知れませんが、しかし、地球の運動寿命はいつか必ず訪れるもの、いちいち心配していたら有意義な事は何も出来やしません。特に武士の魂を引き継ぐ龍神島民族は外国人の様に恐れおののいて狼狽(うろた)えてはいけませんね。腹を決めて(覚悟を決めて)、残りの時間をもっと大切に過ごしましょう。ただ、問題は子供達、「もう少し未来を与えて上げたい」と願うのが親心、我々もそれをいの一番で考えていますが、戦火の関係上まだ脱出準備が完全に整っていない状況です。正直言って我々も正確に先が読めず、半分「博打」的な作戦を取っている状況、さっぱり宛に出来ない「頼りにならない存在」ですが、皆様の死後の整理だけはキッチリ出来るという自信は在ります。脱出作業に関しては何とか当初の計画通りに事を進めようと思っている次第です。転生作業や銀河サラ位相帯生命の移住に関しては、何の問題も生じておらず、準備は万端でしょうか。
 
 現在の日本列島はまるで蒸し器の上に乗せられている状態、列島のあちこちから湯気(ガス)が吹き出して、あらゆる地域に地震雲が発生している状況です。地震雲はジェット機雲を太くした様な放射状の雲、たった1本の場合もあるし、数本の場合も在ります。一点から放射状にガス(気の粒ガス)の直進流が走る為に、ガスが筋状に拡散して雲(拡散渦)を形成するものです。地震が一番恐ろしいのがたった1本の地震雲の場合、それはこれから岩盤が全体的に割れる事を意味しています(少しのガス漏れ)。一方、空を覆ってしまう様な幾本もの大規模な地震雲が一斉に出現した場合は、ガスの一挙解放(大量漏れ)を意味しており、それは逆に地震が起こらない事を意味します。地底岩盤がゆっくりと大規模にひび割れを起したからです。それに対してガス圧が高じてバチッと突然割れるのが恐ろしい訳ですが、その予兆が1本の地震雲なのです。これは5月30日現在に於ける日本列島のガスの高圧地点の数値ですが、周辺近海も含めて9箇所の圧力点が存在しており、いつどこで地震が発生しても全然おかしくは無い状況です。
 
 小笠原マグマ溜まり(地下600km)の圧力が半端では無く、現在はその四つのマグマ道(枝流)のうち、今一番ガス圧が付加されて活動を起しているのが「伊豆・箱根・富士山ルート」です。富士山が思いっきり噴火してくれれば、相当量のガスが列島から抜け出るのですが、その代わり首都圏がメチャメチャに破壊されてしまいます。それともう一つ、南西諸島と台湾の間にある台湾マグマ溜まり(地下300km)の圧力も高じており、その3本のマグマ道は全て活性していて、1本は朝鮮半島(ペクト山)へ、もう1本はフィリピン沖の海底火山へ、もう1本は南西諸島に伸びています。しかし、これらは火山ルートであって、火山活動とは関係があっても地震とは余り関係が無いものです。今現在、大型地震の心配があるのが島根県の地下(7.0p)と、静岡県の沿岸部(7.0p)、根室沖の海底(7.3p)の三箇所です。残りの6箇所に付いては5p〜6p程度の圧力でしょうか。ちなみに圧力単位(p)とはMgに換算したエネルギー単位であり、岩盤圧力7.0pだからMg7の地震が発生するのでは無く、全部一度にエネルギーが解放されればMg7クラスの振動規模になると言う単位です。小分けされて群発地震が発生する場合もあります。
 
 世界規模では今現在は68箇所の高圧ポイントが在って、圧力が10p以上の危険箇所が4箇所もあります(先日、Mg8のペルー地震が在って一つ危険箇所が減ったばかり)。圧力ポイントの上昇率は一日1ポイントの割合で高じて行くのが一般的な傾向であり、一ヶ月間も無視していたらとんでも無い大きな値になっている場合が多くあります。また地球コアは燃え尽きる寸前であり、また渦巻回転が弱体化している関係上、気の粒を集められる状況には無いのですが、全体的に高圧になる理由は太陽(母星)からの供給があるからです。天体タボ線のエネルギー管が1本ペルー沖に入力されていますが、今年の入力量が半端では無いことから、「エルニーニョ現象」が起こると睨んでおり、海温上昇は避けられない見通しです。海温上昇は大気の運動を加速し、大量の水蒸気を発生させる為に巨大台風などの発生が予想されます。我々はヒール神の活動を抑制する手段を講じましたが、果たしてそれで地球環境が落ち着いてくれるのかどうか、些か疑問に思っております。
 
 

<ある行方不明者の捜査>

 これは極最近起こったある老人の行方不明捜査に関する話ですが、この事件に私自身が実際に関与した事から、思わぬ方向へと事件が展開してしまいました。「事実は小説より奇なり」と申しますが、世の中にはこうした未解決事件が一杯あるのだろうと思われます。ボケ老人の単なる帰宅困難騒動から一転して、最終的には刑事事件へと発展してしまうのですが、いやはや地上の出来事とは言え迷宮入り化してしまう様な厄介な状況、その複雑さにこの私も翻弄されてしまいました。TV番組ではよく難解な未解決事件の真相を暴いた霊能者の物語が放映されていますが、今回はその霊能者でも太刀打ち出来ないだろうと思われる極めて難解な事件でした。とは言えこの事件は現在進行形であってまだ法的には解決しておらず、実際には遺体が見つかっていない状況ですが(犯人も逮捕されていない)、既に軍団が遺体の遺棄場所を特定しており、間もなく解決する見通しです。
 
 事件はある老人(男性80才)が日課の散歩に出掛けたきり、それ以来帰宅せず、その翌日に家族が心配して警察に捜索願いを提出した事から始まります。衣服は上下のトレーナー、持ち物は杖と帽子と自動車のキーと数千円の現金だけという軽装であり、過去に脳梗塞で倒れて以来、歩行が厳しい状態のお年寄りでした。いくらボケ老人でも物理的に何kmも歩ける筈も無く、いずれ見つかるだろうと家族は考えていた様子です。普段、散歩するコースが主に川沿いだった事から、警察は川沿いを一斉捜索しましたが、遺体らしき物が一切見つけられなかった事から、本人はまだ生きていて街を放浪しているのだろうと言う推測が有力となっていました。家族が私の所に援助を求めて来たのは三日後の午後の事でしたが、その夜に本人の霊魂体が自宅に戻って来た事から、本人が既に死亡している事実が分かりました。問題は彼がどこで死亡し遺体が何処にあるのかと言う事でした。
 
 霊魂体が戻って来れば、魂体そのものが記憶器官なので、別に魂体と直接話さなくても確かな映像情報が得られます。これで事件が全面解決したと私はすっかり安心してしまいました。しかし、魂体の話が曖昧であり、また信じられない事にその魂体の映像記録もなぜか途中で切れており、確かな情報が得られ無かったのでした。要するに彼が何処で死亡したのか、我々には分からなかったのです。川沿いの散歩コースの数百メートル上流にはダムが在って水深5mほどのダム湖が有るのですが、軍団にそこを捜索させて、川床に二つの遺体が存在する事実が分かりました。私はてっきり本人の遺体もそこに在るのだろうと思い込んでしまったのですが、電力会社の敷地には入れず、また警察も推測だけではダム湖の潜水捜査には踏み切れ無い事から、私は軍団に頼んで最初の一体の遺体を水面に浮かす施行を試みて見ました。翌日の朝に死体が浮かび上がり、ダムの放流口から街中へと流れ着いて、水死体が発見されました。当然、家族が直ぐに駆けつけましたが、その遺体は本人の物ではありませんでした。
 
 人間の肉体と霊魂体の関係を一般の皆様がどの様に把握されているのか分かりませんが、多分現代人は霊魂体そのものの存在すら良く知らないのだろうと思われます。肉体が死亡すると約2時間後には霊魂体が分離し体から抜け出します。霊界位相から地上に伸びる一本のズザネ管と432本のヌサネ・タボ線は肉体に直接入力されている訳では無く、全て魂体(オーラ球体)に入力されており、魂体が抜け出た後の肉体とはただの屍、それは蛋白質の塊に過ぎない物です。我々の捜索は位相から繰り出されるズザネ管を経由して個人の存在特定を行っており、死んだ肉体(魂体分離後)をピンポインに探し当てる事は原則的に出来ません。従って、生きている人間の所在確認は簡単に出来るけれども、遺体捜査は簡単では無く、通常は霊魂体の映像記録を元にして地域を割り出し、その周辺を探索して屍を見つけ出すと言う手順を踏んで行われます。今回の事件を複雑にしたのは、なぜか魂体の映像記録が途切れていると言う事でした。
 
 人間が歩くとその磁気的な残像が場に残ります。龍神もそうですが軍団もかすかな残像磁気(ヒステリシス)を終えるので、一ヶ月以内の出来事ならば家出人の居場所を特定する事など朝飯前の簡単な話です。別にそんな捜索犬見たいな特殊能力を使用しなくても、生きている人間に関しては空の上から特定できるので、それは警察も警察犬も呆れてしまう程の能力でしょうか。以前、飼い犬が殺された事件で、磁気残像から夜中に起こった事件(犬を惨殺した犯人が居た)を暴いた経験があるのですが、今回の事件でも当然、磁場の残像追跡も行って見たものの、散歩途中で残像が忽然と消滅しており、その時点からの情報が全く得られませんでした。この世の中に、創造主である我々でも解決ができない問題があるのかと驚きましたが、何か大事な事に気が付いていないのではないかと思い直して、一つの一つの出来事を整理して、もう一度熟慮して見ようと考え直しました。私が忘れていた事は「なぜ魂体の映像記録が途切れているか?」、その原因を究明する事だったのです。
 
 霊魂体(本人)に聞いてみても、川に転落したと言う記憶も無く、また誰かに車で連れ去られたと言う記憶も無い事から、曖昧な返答しか返って来ないのですが、本人は自分が抜け出した自己の骸を見て「死んだ」という認識を持っており、現場とは遥か離れた街中から自宅まで歩いて返って来たらしく、どうやら遺体の居場所は自宅付近の山林やダム湖や川底では無く、十数kmも離れた街中である事は推測が出来ました。そこで軍団が改めて、霊魂体が帰って来た経路の残像磁気追跡を行って、やっとある商品倉庫を見つけ出したのですが、肝心要の遺体は既にそこに無く、倉庫から運び出されている事実が分かりました。「一体、なぜ街中まで行ったのか?」「どうしてその間の魂体記憶が無いのか」それが最大の疑問でした。そもそも魂体記憶は煮ても焼いても消滅しないものであり、本人が記憶喪失でも、魂体には全ての記録が残っているものです。魂体の映像記録が途切れると言えば、物理的な相当な衝撃が魂体に加わった場合や、電磁的なショックを受けた時ぐらいしか起こり得ないものです。
 
 本人の健康状態が思わしく無く、多少認知症ぎみである事は勿論の事、また心臓に疾患があった理由から、行き倒れて誰かの車に乗せられて病院に緊急搬送されたのではないかと言う意見が大方だったのですが、車に乗せられた場合は磁気残像がストップしてしまうので、その意見は有力なものでした。しかし、待てど暮らせど警察や消防署や病院からは何の手掛かりも無く、我々としても車に乗った映像が無い事と、なぜ病院では無く倉庫に遺体が在ったのか、チンプンカンプンの状況でした。しかし、冷静に考え直すと、本人が車に跳ねられて、その車に収容されて倉庫に運ばれたと考えれば、点と線が繋がって納得が行くことに気が付き、その線で証拠集めをして行こうと考えました。車に跳ねられた衝撃で魂体は数時間の記憶映像が出来なかったと考えれば辻褄が合うからです。どうやら交通事故を起した犯人が被害者の老人を車に乗せて現場から逃走し、取り敢えず遺体を倉庫に隠して会社に戻り、夜中に遺体を倉庫から運び出して、遠い郊外の山林に捨てたと言う事件だった事が分かって来たのです。
 
 軍団の精密検査の結果、人を跳ねた瞬間の映像記録が魂体にかすかに残っており、その映像解析から自動車のナンバープレートを割り出し、また運転手が被害者と触れ合った事から(抱き上げて車に乗せた)、そこから犯人の運転手を割り出して、彼の自宅と務めている会社を突き止める事が出来ました。また犯人が遺体を遺棄した場所を特定し周辺を捜索した所、やっと本人の遺体を発見、遺体は骨盤が破壊されて背骨が折れていました。遺体の周囲には杖と帽子があり、更にポケットには車のキーがある事を確認し、その遺体が本人である事実が分かりました。その旨を家族に伝えましたが、家族がどう動くのか分かりませんが、多分先に遺体の遺棄場所を探索し、それから警察に届け出るものと考えられます。遺体の遺棄場所は自宅から350kmも離れた山の中でした。私が家族に情報を伝えたのは5月31日、本日の事です。ダム湖の底に横たわるもう一つの遺体、死体って身近の環境にゴロゴロ在るものだと驚いております。読者の皆様も、誤って人を跳ねてしまった場合は、ちゃんと病院へ運んでやりましょう。いずれは必ずバレますから。
 
 さて、皆様にお知らせがあります。来週のブログは個人的な都合で休ませて頂きます。ちょっと宇宙にヤボ用が出来まして、私自身が出張し地球を離れなければならないからです。来週のブログでは組織からの連絡があります。
 

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