〈四諦論と十二進法〉

 発生した渦巻を一瞥すると、12の渦層は確認し難く「パッと見」では大きく4層に分かれて見える。だがその4層の中を観察すると、それぞれの渦層が内部で3層に分かれている事実に気づく。そうした渦巻の形状は昔から「四階十二層」として認められており、回転運動を四つの階域に分けて、更にその階域自体を三層に区分して理解すると言う手法(十二進法)が用いられて来た。そもそも力学的(直線的)な自然界宇宙には純粋な円運動とか、美しい完全球体という物はもともと存在せず、平面的な四角形が回転しているのが円運動、そして球体運動(スピン)とはダブル四角錐(正八面体)が回転しているに過ぎず、大雑把に観察すれば円運動や立方球体の様に見えるだけの話、いずれの運動も良く見れば角(区点: ガッキ)のある変化運動である。渦巻回転は四つの角を持った運動であるばかりか、渦層の構成自体も四つの段階に分かれている。我々の哲学では回転領域の四区分を陰陽法で現し、前半(陰側)の作用(action)行程を二分割して、始動行程(陰陰: 玄武行程)と変化行程(陰陽: 鳳凰行程)に分類し、更に後半(陽側)の反作用(reaction)行程を二分割して、完成行程(陽陰: 麒麟行程)と一番最後の帰納行程(陽陽: 龍行程)に分けて区別している。一瞬で起こる一回転だが、その束の間の一回転の間に四つの性質が異なる行程を経ており、回転運動とはその繰り返しに過ぎない。
 
 宇宙の回転運動の原形は皆渦巻運動から由来するもので、単純頭の数学家が机上で思い描く様な「一率で純粋な回転運動」など現実世界のこの世には存在しない。渦巻を構成する内部渦層が大きく四段階に分かれて見える理由は、元々性質や機能が異なる四領域に分かれているからであり、磁場の圧縮力(重力圧縮のこと)や回転比率が異なる為である。ちなみに重力は磁場(磁界)単位で発生するもので渦巻の中心点に対して距離の二乗に比例して増大するものであり、またその威力は回転速度に比例して大きくなる。しかし、磁場の物理力は重力のみで非ず、重力(潮汐力)とは正反対の方向に働く「磁力(離芯力=拡散力)」が存在しており、西洋アンポンタン民族の科学者達はその力の存在に気づいていない。我々の哲学では渦巻の渦層の四区分を陰陽法で現し、内側の重力圏(陰の領域)の二領域を圧縮領域(陰陰: 中諦領域)と集約領域(陰陽: 仮諦領域)に分類し、また外側の磁力圏の二領域を離反領域(陽陰: 空諦領域)と回帰領域(陽陽: 妙諦領域)に分けて分類している。表現する為の適当な言葉が無い為に易学用語や仏法用語を用いているが、中仮空妙(ちゅうけくうみょう)の四諦(したい)概念とは現代風に表現すれば、早い話が固相・液相・気相・霊相の四相概念の事、残念ながら地球科学は物質形状の三態論は説いているものの、最後の回帰行程が抜けている。この世の万物が固体(子供)ー液体(大人)ー気体(老人)ー原形体(霊体)という行程を辿って循環している事を良く理解していない。
 
 渦巻の渦層が異なる四階を呈して、更にその四階を分析すればそれぞれが三段構成を呈しており、時計回転や天体の公転軌道と良く似た十二進法で現す事が出来る。我々は重力圏の下6段階を「下六道界(運動の磁界)」と称しており、その下位3段階(子丑寅)を本能階、その上位3段階(卯辰巳)を感情階(知性階)と称して、これらの磁界はいずれも作用するベクトルの方向が求核的(内向き)なのが最大の特徴である。つまり若くて幼く相手の立場を考慮しない得勝手な主観磁界である。一方、磁力圏の上6段階を「上六道界(精神の磁界)」と称しており、その下位3段階(午未申)を理性階、その上位3段階(酉戌亥)を精神階と称して、これらの磁界はいずれも作用するベクトルの方向が遠心的(外向き)なのが特徴である。つまり相手の立場や社会状況を弁えられる大人の良識を持った客観磁界である。一人の人間生命が普通に育てば、肉体を操作する為の下六道界を使用するのは当たり前だが、物事を思考して判断する場合は上六道界を使用しているのが一般的である。六道劣化者の場合は分脳電位の出力の関係上、動物と一緒で上六道界を使用できないが、別に使用できないからと言って生きられない訳では無い。それと自己の位相が下六道界に位置する生命でも、その磁界の性質は色濃く持ち合わせるものの、普通に育てば上六道界には誰でも入力が出来る。
 
 地球磁場圏の重力と磁力の境目は地上高度3万5000km付近に在って、この領域は第6磁界の央分点であり、この軌道より下は物体が落下する重力圏、またこの軌道より上は物体が遠退いて行く磁力圏(斥力圏=加速圏)を呈している。人工衛星をこの軌道に乗せなければ安定した静止軌道衛星とはならない。地表から打ち上げたロケットが第6磁界の央分点を過ぎると急激に加速する事実は承知の通り、人類はそんな経験を痛い程積んでいるのに、もういい加減にニュートン力学の間違いに気が付かねばならない。それよりも西洋人のアバウトで粗野な物事の考え方には呆れており、彼等の宗教も同じだが、科学や宗教に哲学が無いのは本当に困る。学問という物は本来科学的であり理論的(道理の辻褄が合う)で無ければならず、地球科学は数理的なだけで乱暴でいい加減、その中身は深い原理を追求しない非科学的かつ非理論的な学問であって、空想的で稚拙そして底浅な学問だと言わざるを得ない。
 
 
 

※ 〈古事記に登場する神様〉

 ところで、これは参考になるかどうか分からないが、神界から龍神島民族に対して特別に伝えられた古書(古事記のこと)に関する件で、古事記に登場する高天原(たかまがはら)とは大宇宙のことでは無く「六員結晶宇宙」の人間王国(1/6花弁チップ)を表現したものである。高天原は人間王国が誕生する以前から元々存在した物なので(ポリープ創造主が造った)、その発生起源に付いては古事記では触れていないが、人間の霊能者を介して、当時の創造主世界の構成員と、大宇宙内の天体神構成員(天体12神)を大雑把に述べたもので、天体神の力で地球が誕生して来た事実を述べたものである。最初に登場して来る「造化三神」とは人間王国の三創造主の意であり、「天之御中主神(あめのみなかぬしのみこと)」とは六員結晶宇宙の担当創造主である「ケイエ=スイ(人間王国の創始者)」の事である。ケイエ=スイの直属の配下には二人の粒子創造主が居て、その一人が「クラウド粒子意識」の「高御産巣日神(たかみむすびのみこと)」の事であり、我々が女帝(or コーウェイ)と呼ぶ存在。またもう一人は「フォース粒子意識」の「神産巣日神(かみむすびのみこと)」の事であり、我々がキューケと呼ぶ存在である。
 
 三人とも人間王国の建設時から携わって来た創造主達であり、彼等は宇宙戦士でした。三人の宇宙戦士の配下には内部管理の創造主達が居て、175名から構成される「ケエ・エオイ=イアアー(略名ケエオア)」は「宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのみこと)」と表現されており、また人間が一般に創造主と呼んでいる大宇宙担当創造主(ウケエ=イアアー: セザナ神のこと)は「天之常立神(あまのとこたちのみこと)」と表記されている。これらの5組の神は実際は神様では無く創造主達であって、12名の天体神とは別格の「別天津神(ことあまつかみ)」と呼ばれる存在である。一方、天体渦巻の12磁界に入力される意識は基本的に皆一緒、個人名称では無く役割名称であると理解すべきものである。それと古事記の神様分類で間違って受け取られている事が一つ、それは男神と女神が正反対に描かれている事である。下記に示したのが、渦巻共通の天体十二神の役割名称である。人間界で言えば「通産省事務次官」見たいな役職名称であって、いずれも個人名称では無く、渦磁場共通の統一名称である。磁界ナンバーの奇数列が陽型で雄性、磁界ナンバーの偶数列が陰型で雌性と解釈するが、上位の創造主世界の構成員(別天津神)には雌雄の性別は無い。
 
   第01磁界(子)・・・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
   第02磁界(丑)・・・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
   第03磁界(寅)・・・阿夜訶志古泥尊(あやかしこねのみこと)
   第04磁界(卯)・・・於母陀流尊(おもだるのみこと)
   第05磁界(辰)・・・大斗乃弁尊(おほとのべのみこと)
   第06磁界(巳)・・・意富斗能地尊(おほとのじのみこと)
   第07磁界(午)・・・活杙尊(いくぐひのみこと)
   第08磁界(未)・・・角杙尊(つのぐひのみこと)
   第09磁界(申)・・・須比智邇尊(すひぢにのみこと)
   第10磁界(酉)・・・宇比地邇尊(うひぢにのみこと)
   第11磁界(戌)・・・豊雲野尊(とよくもののみこと)
   第12磁界(亥)・・・国之常立尊(くにのとこたちのみこと)
 
 宇宙開闢当初、大宇宙担当創造主(天之常立神: ウケエ=イアアー)は中央回線を介して、天体磁場へ自己の意識を吹き込んで、国之常立尊以下12種の天体場に意識活動を行わせる。その次の段階に龍神達を各天体別に形成して行く作業を行う。これらの作業はまだ天体コアが形成される以前の話、当然、人間神が誕生する以前の、いや生物が誕生する以前の遥か太古の話である。我々の地球に於いては天体神と龍神が誕生してから約40億年後にやっと原始海洋の中に菌類が発生しており、それから更に40億年の歳月を掛けて(通算80億年間)、目的の人間生命が誕生して来た。しかし、古事記には記されていないが、担当創造主が意識を入力するのは天体の渦磁場だけでは無い。天体には各々「力場」が存在しており、創造主はその力場(天体力体)にも意識注入を行って生物遺伝子の源である「天体ヒール」を造り上げる。ヒールとは力気子(りきし)が集合したバイゾン粒子の群生体の事であり、ヒール自身は言葉を喋らないものの、天体力体(正12面体の力学骨格)には意識が入力されており、12種の天体磁場同様に言語通信が可能である。ちなみに一つの渦巻天体を例に上げると、天の川銀河系には一つの天体力体と、12種の天体磁場と、432神の龍神達が居る事になる。人間に取って、これらの神々は人間が誕生する以前から居た本当の神々であり、その全員が創造主の化身と言える。
 
 一方、12種の天体磁場の個々の磁層の内部を覗けば、例えば「国之常立尊(亥層)」の内部は更に細かい磁層に分かれており、12の三乗倍(12×12×12層)分の磁場領域(分層)が存在する。この内部領域こそ後世に於いて人間神(成仏神)の意識を転写する場所であり、後世の神々の居場所となる。ちなみに天の川銀河系の12磁場の総責任者は「降三世(こうざんぜ)明王」であるが、人間神である彼の居場所は第12磁界内部の最上位層である第12分層に同会していた。銀河明王界に於いては、降三世明王は人間神としてはトップだが、背後には銀河の国之常立尊が居て、その上には銀河天体力体(創造主直轄の見張り番)が居る為に、人間神の一存で何事も決められず、神様なのに上位の神々にお伺いを立てる必要が出てくる。仮に如来界の最高神である「弥勒如来(ミトラ神)」であっても、上位には小宇宙の国之常立尊が居るし、その上には小宇宙力体が控えている。結局、何もかも創造主(天之常立神)が決定するのだが、その創造主もその上の管理創造主達(ケエオア175神)に支配されており、何事も自己の思い通りにはスンナリと運ばない。それと渦巻の12磁場には磁場にまつわる固有の性質が存在し、同じ統一意識を入力しても、結局の所は磁場の影響を被って個性を有する分派意識へと変じて行く。
 
 これは私自身の感想ですが、乙女座銀河団菩薩界の最上階である第12磁場(文殊菩薩位)の分層群だけでも、100億人もの人間菩薩神が収容されており、分層には入れられない超過密の定員オーバー状態でした。即席で造られた監獄の如き小部屋(磁界ポケット)にギュウギュウ詰めにされている菩薩神達の姿を見て(口だけが外に出ている)、これが成仏神の実態なのかと驚いた次第です。幸か不幸か、そんな不健康な神々達の全員がポリープ創造主に食べられてしまいましたが、今は真っ新になった天体磁場を見て逆に「良かった」と思っています。現在は天体力体の意識も、また12天体磁場の意識も、軍団が陣取っており、人間の天体神(成仏神)は誰一人として存在せず、こと地球に関してはケゴ・スゲ・チオの霊界管理の下級神達も誰も居ないと言う状況です。軍団は新たに機械神(ハオリ)体制を敷いて、従来の人間神制度を廃止する事になりました。今後の人間神の登用に関しては「銀河サラ位相帯生命」として活躍してもらい、新しい制度の下で、少数精鋭主義で参りたいと思っています(誰でも彼でも神様にはしない: 試験制度)。
 
 
 
        
※ <十二磁場の性質>
 
   3) 寅(とら)の生命      ※ 磁界: 第3磁界(本能階)
                   ※ 容量: 3cal
                   ※ 分類: 中諦階空諦(固体階気体)
                      ※ 人象: 小学生(少年期)
                 ※ 星座: 白羊宮(牡羊座)
                 ※ 月節: 3月(寅月)
                 ※ 時節: AM5時〜AM7時(寅刻)
 
 
        ※ <磁場の特徴>
 第3磁界とは地球の大気圏を構成する磁界。つまり強い重力の圧縮から逃れた物質分子が固体の凝集力を解いて気体分子となり、活発な運動を呈する磁界のこと。固体の氷が融けて液体の水となり、それらが更に活性して気体の水蒸気となると言った「物質の三態」の最終段階。高度半径は約1万km、地表から対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏までの領域を含む。地表の生命に対して環境を整え命の息吹を吹き込む磁界である。古事記では「阿夜訶志古泥尊(あやかしこねのみこと)」と呼ばれる。重力値は第2磁界の約半分で気密度も1/4である。この磁界は大気を保有して外空間に逃さない役割の磁界であり、また地球の物理環境の庇護膜として作用し、外界からの侵入物に対する最終の防御壁としての役割も担っている。霊界の磁場ソフトとしての機能は主に動物の意識を司る領域であって、多くの動物が意識を囲っている場所柄である事から「小動物の磁界」とか「運動の磁界」とか「怒りの磁界」と呼ばれている。他の磁界と比較すると、重力圏内であっても容積が小さく回転も早い事から、外界に対して敏感な作用力や反応力を示す所が第1磁界や第2磁界とは根本的に異なる。一般的には気体分子が無軌道に激しく飛び交う活性磁界と解釈できる。
 
 
        ※ <寅の意味>
 寅(とら)の語源は「蚓(いん)の旧字体(虫へんに寅という文字: 表記できない)」で動物の虎の意味では無い。本来は虫(ミミズ)が伸びる様を表現しており、基本的には静止していたものが「動き出す」「発動する」という意味である。春三月(啓蟄)を迎えると眠っていた土中の虫も動き出す事から「運動が始まる」と言う意であって、苗木の幼木が枝葉を広げて風に震え出す様に、あるいは赤ちゃんが自力運動(ハイハイ)を始める様に、生き物がそれらしい自律運動を起こし始めた「幼少の段階」を寅と称している。寅とは生命の第三段階を表し、陰に冥伏した陽が始動する段階(陽動)を示す象意言語である。また、この生命は反応が素早く負けん気強く我を張るので(手懐けるのが難しい)、後に動物の「虎」に例えられた。朝の5時を過ぎれば、昨日の気配が失せて町全体が騒音と共に動き始める。今日という日の第一歩を感じざるを得ない。また三月を迎えれば、昨年の気配は消え失せて今年一年の行事が慌ただしく始まる。あるいは赤ちゃんが揺り籠の中から外に這い出て動き出すと、赤ちゃんの臭いは失せて、もう立派な子供である。この様に生命成長の始動点(一年の春分点)に当たる段階を寅と称している。易学上では寅の生命とは陽化具現率が20%〜30%、一人前ならずとも個の存在を認めざるを段階を示している。また仏法十二因縁では何でも触れて歩く「触(しょく)」の段階を現し、黄道十二星座では三番目に出現するスピード・マニアの悪戯小僧として語られている。
 
 
        ※ <磁界の質>
 第3磁界の特徴は、何と言ってもそれが気体の磁界であり、旺盛な運動量を誇る磁界な事である。液体から遊離した気体分子は激しく活性して飛び跳ね、何かの外圧が加わらない限り、互いに結合し合って再び液体へ戻ろうとはしない。承知の様に空気を圧縮して液化するのは大変な作業であり、気体分子は単独で常に好き勝手に動き回っているものである。そんな気体磁場の性質をそのまま生命に投影したかの如く、寅の生命の者はアグレッシブな活動力に富み、一人で自由気ままに飛び跳ねて歩く。優れた反応力を備えている割合「虎」の如き単独性を示し、団体に所属し拘束される事を忌み嫌って、とにかく自分の思い通りに好きな様に振る舞いたがる性分をしている。歩行者である場合は信号器と横断歩道に呪縛される身の上を呪って、交通法規を作った社会と、我がもの顔で往来する自動車に対して腹を立てるが、自分がドライバーになると、横断歩道をのんびり渡っている歩行者に腹を立てて、更に交通法規を強要して来る警察官に対しても怒りの矛先を向ける。「駄目だ」と自己の行動を制せられるのが大嫌いな気質なのに、相手に対しては逆に「駄目だ」と制するばかりか、相手が嫌がると益々嫌がる事をしたくなると言う基本的に天の邪鬼な性質をしている。
 
 第3磁界はその内部の磁界も含めて重力圏の圧縮領域に在って、その央分点は地上高度5000km付近の外気圏に位置し、この辺の領域は急激に粒子密度や分子密度が高じて、太陽光に直接反応してプラズマ領域やバン・アレン帯などの放射能帯を形成している。第3磁界とはいわゆる目に見える物質世界(固体階)の象徴であり、地球磁場圏の中では独立した特殊な環境とも言える渦巻の中心点磁界である。その役割は物質圏内の一家を守る事であり、外部からの脅威を遮断して内部の一定環境を保つ役割である。従って、この生命は一家を構えて頭領(ボス格)として直接風雨にさらされる責任の矢面に立たされるケースが多く、親分肌である事は良いが、その重さには耐え切れず、また外部に対して常に神経を張って決して油断しまいとする為に、いつもビクビクした生命状態を醸し出している。心配症と不安症は臆病な寅の生命には付き物、「コトッ」とした小さな物音でも直ぐ目を覚ましてしまう程の過敏な神経(動物レベル)の持ち主、本人もそれが悩みの種であり、時に開き直って虚勢を張り、強い所を見せようと威嚇するものの、神経が太い他の生命には通用しない。小物であると思われる事が寅の生命には大なる屈辱なのである。負けを負けと認めたがらない真に負けん気の強い性格は、昔から「食べても無いのに満腹を装って爪楊枝を咥えて歩く人」と称されて来た。
 
 第3磁界は回転力に関しては第1磁界や第2磁界には劣るものの、磁場重力が薄い為にその分自我や本能や欲望の強さも少し薄い。内向きベクトルの重力が衰えた分、外向きの感知能力や反応力が表に現れて、何に対しても興味を抱いて知ろうとする(好奇心旺盛)。つまり外界の状況を探る為に情報収集したがる癖を持つのである。その点は興味のある情報にしか手を出さない子丑の生命とは異なる。また動きが少ない子丑の生命と比較すると、寅は尻が軽く素早く動ける生命であり、機動力に富んでいるのが特徴である。体を動かして無ければ頭を回転させているか、さもなければ口を動かしていると言う運動の絶対量が多い生命である。磁界の性質を原子ナンバーと比較するのは余り感心しないが、子の第1磁界が材料的な「水素原子」、丑の第2磁界が無反応な希ガス元素の「ヘリウム原子」、第3磁界は強い反応力を呈する「リチウム原子」、原子の性質や傾向性と大変良く似ているので驚く。
 
       ※ <一般的な性質>
 一般的に寅の生命はいかにも悪戯盛りの腕白なガキ大将と言った子供っぽい印象の生命である。「止めろ」と注意されれば、尚更やりたくなると言う天の邪鬼な性質や、「欲しいんだろう」と聞けば「要らない」と答える強がりで反抗的な気質は小学生の悪ガキそのもの、口をとんがらせて文句を垂れている様(さま)が目に浮かぶ人象である。この生命はおっかなビックリでも、知らないではおられない「物知りたがり屋」の性格であって、良心の呵責に苛まされても、あるいは規則や法律を破ってまでも、何が何でも是が非でも知ろうとする傾向が強い。それを良く言えば、進取の気性に富んだ困難を打破する開拓者精神(パイオニア・スピリット)とも表現できるが、悪く言えば、単に好奇心が旺盛な興味本位な性質に過ぎなく、それは隣の家の「犬のポチ」と何も変わらない性癖であって、そもそも寅の生命に上等な魂胆や動機がある筈も無い。「お前何持ってんの?」「隠すなよ、俺にも見せてくれよ」「見せろってこの野郎、あー逃げるかこいつ」と言った具合に隠せば隠すほど見たくなる性格なのである。
 
 寅の生命は大変なスピード狂(マニア)であり、何事に付けても人に遅れをとる事を潔しとしない勇猛果敢な決断家でありまた実践家でもあるが、だが良いとなれば即座に実行したがる短兵急な性質は、人に先んじたいだけの軽薄な衝動であり、「どうだ」とばかりに威張りたいだけの魂胆に過ぎない。また腹立ち紛れに人に悪態を突いて、相手を汚い言葉で罵って完膚(かんぷ)無きまでに激しく罵倒してしまう性癖は言葉の暴力に他ならなく、厚い友情も深い愛情も一瞬の内に自ら破壊してしまう。感情に任せて心に無いことまでついつい言ってしまう、その浅はかな性分は「吠えついでに噛み付いてしまった」ポチの悲しい性(さが)とも言える。憂さ晴らしに人に噛み付いては、結局の所はいつも後悔するのだから、本能の挑発には乗らない事が肝心である。この生命は「建前」を気取れない性分であって、少々単純だが本音の生命である。決して悪い人では無いが、あきらかに度ブスな子供の顔を見て、「あらー可愛く成ったねー」などと見え見えのお世辞は間違っても言わない。「ブスやなーお前は、誰に似たんだ」などとのたまうから問題が起こる。
 
 寅の生命は「体裁」のお面を被らないし、また「虚栄」も張らないが、その代わりに負け惜しみの念が強く「威嚇」して「虚勢」を張るので分かり易いと言えば分かり易い生命である。襟巻トカゲが襟巻を広げて相手を威嚇し「俺に近づくな、俺は恐いよ」と虚勢を張った所で、それは脅しには成らない様に、この生命もトカゲの様な可愛い虚勢を良く張る。本当は臆病なのに威勢よく振る舞い、また本当はケチなのに大判振る舞いをし、本当は泣きたい心境なのに高笑いをすると言う、自分が大物であると見せ掛けたいか、あるいは人に弱みを見せたくないのか、その本音は分からないが誠に損な性分だと言わざるを得ない。歩行中にぶつかってしまった相手に一言「すいません」と謝ればそれで済む問題なのに、そんな事にまで片意地を張って些細な出来事を大問題へと発展させてしまう。そうして夜になると昼間の出来事の不安に駆られて熟睡ができず、かすかな物音でも目を覚ましてしまう。ビクビクと震えて眠れない夜を過ごすぐらいなら、少しは大人の処世や所作を身に付けたいものである。
 
 子の生命も、丑の生命も、寅の生命も、その本能の枠組からなかなか逸脱できず、主観的な我が強過ぎて(自己中な物の見方)、客観的な我を築き難い(自己を傍から眺める)、つまり相手の都合や事情にウエイトを置いてくれない「うら若き生命」と言える。しかし、この得勝手な気質と、機敏な回転力と、素早い行動力と、実利主義が、意外と多様社会では活躍する為の武器となる物、実際、社会的に活躍している者も多い。社会の実態は良い人では生きられない事情がある。だが、人間世界では社会的に成功すれば、それで良いかも知れぬが、この世界は精神成長の為に用意された学校である。一生掛けて学校を卒業できなかった者は輪廻行程から間引かれてしまう大変厳しい世界、人間期間の地位や権力や名誉や財産や人気など、何一つとして評価対象にはならず、どれ程成長したか(大人に成ったか)をただひたすらに問われる世界なのである。人間生命なのに動物本能など持っていては困るのであって、その動物の垢を洗い落とす為に、気が遠くなる様な長い輪廻行程を歩ませているのである。本能階の三生命(子丑寅)は落第する比率が一番多いので、精神修行に務めなければならない。
 
 
 
 
   4) 卯(う)の生命      ※ 磁界: 第4磁界(知性階)
                  ※ 容量: 4cal
                  ※ 分類: 仮諦階中諦(液体階固体)
                  ※ 人象: 中高生(思春期)
                  ※ 星座: 金牛宮(牡牛座)
                  ※ 月節: 4月
                  ※ 時節: AM7時〜AM9時
 
 
         ※ <磁場の特徴>
 第4磁界とは物質圏を厚く取り囲む外部磁界(仮諦階)の最内殻磁界のこと。外気圏を取り囲む最初の磁界であり、主な役割は大気圏の保護と、生物の誕生に必要な「星間物質」を形成する磁界である。この磁界は「小型岩石流」と呼ばれる小さな渦磁場(直径数mm〜数cm)を一斉に誕生させて、星間物質の中でも原子量が20以下の低位元素(炭素・酸素・窒素)を生産し、水(H2O)やメタン(CH4)やドライアイス(CO2)やアンモニア(NH4)などの有機物の基礎分子を育成させる磁界である。地球はこれらの星間物質を最初に取り込んで、大量の水と有基礎材を獲得した。古事記では第4磁界は「於母陀流尊(おもだるのみこと)」と呼ばれる。磁界直径は約1万7000km、バン・アレン帯の中核部を担っており、現在もプラズマ化した粒子(水素原子やヘリウム原子)が飛び交う放射能帯である。この磁界領域は高等動物の磁界であり、主に平均寿命が20才以下の動物位相が集中している。その様な意味から、第4磁界は「動物の磁界」とか「思春期の磁界」と呼ばれるが、神界では「チビ龍神」のベッド(数ミリの岩石流)が存在する場所として有名であり、「チビ龍神の磁界」とも呼ばれている。岩石流は内部に重水素ガスを集約して小さな重列元素(D-重合体)を造る。これらのチビ・コアはあっと言う間に燃え尽きて低位元素を生産する。形成された渦巻の中心物体はやがて地球に落下して行くが、渦巻の本体だけが空間に取り残される為に、これらのチビ渦に呪文を打ち込んでチビ龍神(体長が1mm前後)を造り出す。また岩石流は単位電荷を備えており、それらの渦巻が磁束結合で互いに連結して、主に赤道上空であるが空間を取り巻くループ電流を走らせている。
 
         ※ <卯の意味>
 卯の語源は「迎(ぎょう)」で固く閉ざされた物が開いて「受け入れる」意味であり、動物の兎(ウサギ)の意味では無い。植物の莟が開いて春を迎い入れる(開花する)準備ができたとか、また閉ざされた窓や戸口が開いて朝の陽射しを迎い入れる用意(今日一日の出発)が出来たとか、あるいは人間の生理が熟して異性を迎え入れる準備が整ったとか(異性を意識し始める)、まだ一人前とは言えない早期の段階でも、もう子供では決して無く、準大人として受け入れざるを得ない段階を生命の第四段階と称している。卯とは人間で言えば思春期を現す表意言語である。朝7時を過ぎれば(卯刻)、窓を開けて朝の陽光を取り入れ、玄関の扉を開いて今日一日の外部活動が始まる様に、4月ともなれば陽気の勢いが増し、春とも夏とも言えない中間段階ではあるが、ここから一年の活動が始まる。一年や一日の出だしではあるものの、昨年や昨日の気配は完全に消え失せて、もう立派の今年でありまた今日の日である。この時期、植物は受粉や開花の準備に忙しく、また人間も相手を意識する年齢を迎えて、自己の体裁を繕う様になるし、また将来を嘱望する「うら若き」生命段階であって、鳥で言えば「巣立ち」の時期を迎えた段階と言える。易学上では陽化具現率が30%を越えた状態(40%)を意味し、外の世界や他の人間の存在を受け入れる事(認知する事)が出来る状態を指している。また仏法十二因縁では卯とは「受」であり、「言えば分かる」生命段階であって「教育が出来る」状態を意味している。西洋占星術では黄道十二星座の中で四番目に出現する星を牡牛座と称し、感受性が豊かな夢見る万年青年として認識されている。
 
         ※ <磁界の質>
 第4磁界の特徴は何と言っても、それが仮諦階(液体領域)の磁界であって内部の中諦階(固体領域)とは異なり「動的な磁界」である事です。固体階(物質界)以上の磁場世界は基本的にアストラル世界、人間には非常に分かり難い場であるが、それでも第4磁界は液体の中の固体領域、そこには強烈な赤道間電流が回転しており、その永久電流が猛烈な電磁場を形成して第4磁界を包んでいる。また第3磁界〜第5磁界までを包み込むバン・アレン帯の中核部がこの磁界を占めており、その内部ではプラズマ状態の粒子が飛び回り、また素粒子が電磁場に弾かれて放射線が飛び交う危ない世界を醸し出している。太陽から飛来する粒子線の多くはこの電磁場と衝突して勢いを削がれる。こうした第4磁界の特徴の一つはそのガードの固さである。卯の生命は危険察知能力が高く、身の危険を感じた時にはあらかじめ背後に用意してある兎穴(とけつ: 兎の逃げ穴)に逃げ込む習性がある事から、後の世では卯は兎になぞられた。そもそも一番守備力の高い防御結界が「四点結界」であり、また一番固い安定原子核が四つの核子から構成されるヘリウム原子核ならば、また車輪の安定は4輪車に限る。四(4)とは昔から防御の数霊なのである。動的な磁界なのに防御が固いのは矛盾する話だが、この生命は貝が蓋を閉じる様に、あるいはサンゴが触手を引っ込める様に、またカメが首を縮める様に、バリアを張って殻に潜ってしまうのである。
 
 第4磁界のもう一つの特徴は磁界の中心点に星間物質を送り届ける事である。磁場重力(潮汐力)だけでは強弱がある事から空中を漂う物質の落下は難しいが、第4磁界には「電磁場」という武器がある為に、内部に発生した星間物質や外部から取り込んだ物質を楽々地上へ送り込む事が出来る。そうした磁場の性質なのか、この生命は些か物欲が強く「物」を欲しがる傾向が強い。特にマニアックな自動車用品とか、新型の電荷製品とか、流行のソフト・アプリとか、最新鋭のファッション着とか、あるいは入手困難な高価な絵画や切手や古美術品など、それを集めて所有する性癖がある。そして一旦手に入れた物は基本的に人手に渡したく無いのが本音、もういい加減飽きて興味を失っても、決して手放そうとはしない所が磁場の性質と一緒、卯の生命はブラック・ホールと同じ一方通行なのである。物欲が強いと言うよりも所有観念が発達しており、「君はなぜ、こんな馬鹿旦那と離婚しないのか?」と問い詰めると、「良い男なので手放したく無いし、他の女性が彼と付き合って喜ぶ顔を見たく無い」と言うのが本音、それは愛では無く単なる所有欲に過ぎない。卯の生命は購入した指輪を売って、それで別な指輪を買うという学習を身に付けるべきである(自分の指輪が他人の手に飾られるのは嫌だから手放さない)。物欲の面では子の生命と卯の生命は良く似てるが、宝石は食えないし、買えば高いが売れば二束三文、実利的な価値が無い装飾品なんぞに執着などしないと言う現生オンリー主義の子の生命とは全然異なる。
 
 液体磁界と固体磁界の差は極めて大きく、液体には物を溶解して含有する性質(許容量)も有れば、またその溶媒性は物と物を反応させる反応力(作用力)にも富んでいる。大きな違いは液体は「方円の器」に適応する流動性を保有している事であり、人に対して自己の形態を変えた人に合わせた行動が取れると言う事である。つまり体裁も繕うし、恥も感じるし、恰好も付けるし、迷いもあって、恋愛もすれば、嫉妬もすると言った明白な喜怒哀楽の情感を示して来る所が、一定の反応しか示さない固体の生命とは大きく異なる。固体生命の一律なブッチョウ面とは異なり、液体生命には多様な顔があって愛嬌も笑いも涙もある。当然、悪意も誤摩化しも妬みも虚栄も嘘もある。しかし、第4磁界は水で表現すれば氷から融けたばかりの冷たい冷水、第5磁界は人膚の温水、そして第6磁界は沸騰する熱水の意味である。第4磁界は回転力も重力もまだ強く、また付加される圧力も結構強く、かなりのストレスが伸し掛かっている。卯の生命が示す異常な緊張感は生理的な神経質として現れるが、これはプレッシャーに対抗する手段であって、また困難や困苦に耐える耐久力や持久力も強く、大変辛抱強い生命である。
 
         ※ <一般的な性質>
 一般に卯の生命の者は愛嬌の良い体裁屋であり、本能的に見栄を張る恰好付けの生命である。鋭い感性を備えた高性能受信機の様な生命で十二支の中では一番霊的な能力が高い。神経質な性分を示す反面、怜悧な観察眼を持った頭の切れる生命で、高い運動能力も備えている。ただ、一定確乎たる信念に乏しい気迷いの多いたちで決断力に愚図つく生命でもある。この生命の最大の特徴は二者択一に弱く、合理的に旨く選択しようと考えても、選択を失敗したり誤ってしまう事を恐れて、バチッと即決できない所が泣き所である。コンビニで100円のパンを購入する際でも、二つのパンを両手で見比べて、なかなか決められないのはこの生命の特徴である。一見、静かで気弱に感じるおとなしいタイプに見えるが、この生命は豪放磊落な夢や野心を抱く夢想家であり、まるで巣立ったばかりの若鳥の如く、その心を常に外界や未来へ向かって放心し続ける生命であって、親譲りの小さな家業や会社など振り向きもせずに、一流になる事を求めてひたすらに精進する生命である。しかし、世辞や愛嬌を振り撒いて人に良い顔を見せようとする天性の気取り屋振りは、魂胆を見抜かれまいとする体裁の仮面に過ぎず、いつまでも自分を偽り通すことは出来ない。繕わずに本当の自分を出して行く方が自然であり無理が無い。
 
 卯の生命の泣き所は感情コントロールであり、普段我慢しているが故に、時折自己を見失って爆発させてしまう。特にお酒や薬物に呑まれてしまうタイプが多く、呑めば呑む程に目が座って来る人もいるので、酒による不祥事には気を付けたい。所有観念が発達しているこの生命は、自分の持ち物を勝手に使われるのが大嫌いであり、自分の物は自分の物、他人の物は他人の物と、白黒をハッキリさせて置きたい性分であり、例え親兄弟であっても自己の物をみだりに使われる事を極端に嫌がる。それがこの生命の神経を逆撫でする一番の理由である。第4磁界とは知性階の磁界だが、知性と理性は別物であり、知性力とは主に記憶認知作業であって己をコントロールする力では無い。クイズ王の様に博学で物知りなのが知性、理性とはいわゆる判断力であって、本能や感情をコントロールするものである。卯の生命はもともと知性的だが理性的では決して無く、よく感情と本能の制御に右往左往している様子が見て取れる。その様子を見ていると、腹(知性)で物を考えた時の答えと、頭(理性)で物を考えた時の答えと、その狭間で葛藤している感じである。例えば、このパンを食べたいと思って最初に手に取ったが、隣のパンの方が健康には良さそうだと考え直し、そこに迷いが生じて来る様子、「じゃ、今日はこっちのパンの方を食べて見よう」と普通の人はそう割り切るのだが、卯の生命にはそうした神経の融通性が無い。
 
 繊細で鋭敏な卯の神経は細やかな部分まで触覚(センサー)を伸ばしており、人のちょっとした態度や動作や言葉に思わず反応してしまう。もともと守備が固い生命なので、土足でズケズケと無神経に入り込んで来る者や、要らぬ節介を焼いて干渉して来る者や、執拗に甘えて物ねだりをして来る者など、彼等の言動にいちいち傷つくのである。それが故にいつも背後には逃げ穴を掘って「よそよそしく」しているのだが、追い詰められて逃げ場が無くなると、居直って爆発するしか道を無くすのである。まるで満16才の女子高生の様な過敏な神経をしている。こうした腫れ物に触るが如き卯の生命の繊細さを周囲の者が理解して上げるべきなのか、それとも彼等の神経が年齢と共に鈍くなり人並みの神経の太さになる事を待つべきなのか、いずれにしても卯の生命は付き合いが難しい相手である事には変わりは無い。さて、卯の生命の細やかな神経使いとは第4磁界に心を頻繁に同会させているから、その様に表れるもの、目線を上げて上位の磁場へ同会すれば、万年少女の如き過敏な神経質症を呈する事はありません。生まれ日が卯日の方は自己の位相が第4磁界に存在する理由から、知らず知らずのうちに心を同会させているものだが、目線を上げる訓練をして行けば、こうした卯の因縁からは逃れられる。卯の磁界は緊張磁界であり、そこは運動に集中する際に使用する磁界、普通の人間ならば僅か1時間しか保たない抑圧磁界なのである。

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