陰と陽の定義(1)

陰と陽とは(陰と陽の定義)

 

 この宇宙の万物は陰と陽から成り立つといいました。それでは陰や陽とは一体何なのでしょうか?ここでは陰陽の定義についてお話ししたいと思います。最初は分かりにくいかもしれませんが、読み進んでいくうちに段々とわかってくると思いますので、しばらく我慢して読み進めていってください。
 
 まず陰についてですが、「陰とは陽を生み出すための基礎母体」のことです。物事の完了や完成の前の段階の手段を指しています。またもう一方の陽については「陰から生み出された子体」のことです。物事の完成や完了の表す本質のことを指しています。

 もう少し具体的にお話ししましょう。
物事には必ず存在する意味や用途があります。
例えば家を例にあげてみましょう。
なぜ家を建てるのかといえば、その本質・目的は雨露を凌ぐ為と言えます。
と言うことは雨露を凌ぐ為の屋根、これこそが家の本質つまり“陽”であるということになります。しかし家は屋根から作ることはできません。屋根を作るためには基礎となる土台部分がなければ作れないのです。ですから家の場合には、「屋根が陽」で、「屋根ができる前段階まで」が“陰”ということになります。

 もう一つ違う例として車をあげてみましょう。
車の存在は走ることに意味があります。では、車にとっての本質(陽)の部分とはどこになるのでしょうか?
答えは「タイヤが陽」ということになります。
タイヤが無ければ車は走れません。しかし、そのタイヤもボディが無ければ取り付けることができない訳です、ですから車の「陽はタイヤ」、「陰はボディやエンジンなど」ということになります。

 それでは、ここで貴方に問題です。
コップの本質(陽)はどこにあるのでしょうか?
コップの底でしょうか? それとも飲み口でしょうか?

 コップの存在意味とは中身を飲むことです。口が閉じてて飲み口がなければ中身を飲むことができません。またコップの底だけでは中身をためることもできません。と言うことは、コップの「陽は飲み口」であり「陰は底」ということになります。

 ここまでの例を通じて陰と陽の区別について、少しはおわかりいただけたでしょうか。
お気づきになられた方もおられるかもしれませんが、ここで重要なことは、「本質の陽は必ず最後に取り付けられる」ということです。
物事の本質がどこにあるのかを見極める時、これを忘れないようにしてください。

 

 それでは次に人間について陰陽を考えてみましょう。
一人の人間の人生にとってその意義はどこにあるのでしょうか?オギャーと生まれた人間が子供から大人へと成長していく過程でしょうか?それとも大人になってから後の過程でしょうか?
ここでもやはり先の例に示しましたように、物事の本質である“陽”は後の部分に現れます。従って一人の人生における意義や本質(陽)は後半の大人になってからの部分ということになります。もちろん子供から大人に成長していく“陰”の過程が無ければ、いきなり大人になることはできない訳ですから、陰の過程が陽を生み出すということを理解していただけると思います。

 では、ここでもう一つ問題です。
「鶏が先か、卵が先か」

鶏は卵から生まれてきますね。でも、その卵を産んだのは鶏です。ではどちらが先に存在したのでしょうか?

次回へ続く

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