生命査定術 その2

<四諦論と十二進法>
 発生した渦巻を一瞥すると、12の渦層は確認し難く「パッと見」では大きく4層に分かれて見える。だがその4層の中を観察すると、それぞれの渦層が内部で3層に分かれている事実に気づく。そうした渦巻の形状は昔から「四階十二層」として認められており、回転運動を四つの階域に分けて、更にその階域自体を三層に区分して理解すると言う手法(十二進法)が用いられて来た。そもそも力学的(直線的)な自然界宇宙には純粋な円運動とか、美しい完全球体という物はもともと存在せず、平面的な四角形が回転しているのが円運動、そして球体運動(スピン)とはダブル四角錐(正八面体)が回転しているに過ぎず、大雑把に観察すれば円運動や立方球体の様に見えるだけの話、いずれの運動も良く見れば角(区点: ガッキ)のある変化運動である。渦巻回転は四つの角を持った運動であるばかりか、渦層の構成自体も四つの段階に分かれている。我々の哲学では回転領域の四区分を陰陽法で現し、前半(陰側)の作用(action)行程を二分割して、始動行程(陰陰: 玄武行程)と変化行程(陰陽: 鳳凰行程)に分類し、更に後半(陽側)の反作用(reaction)行程を二分割して、完成行程(陽陰: 麒麟行程)と一番最後の帰納行程(陽陽: 龍行程)に分けて区別している。一瞬で起こる一回転だが、その束の間の一回転の間に四つの性質が異なる行程を経ており、回転運動とはその繰り返しに過ぎない。
 
 宇宙の回転運動の原形は皆渦巻運動から由来するもので、単純頭の数学家が机上で思い描く様な「一率で純粋な回転運動」など現実世界のこの世には存在しない。渦巻を構成する内部渦層が大きく四段階に分かれて見える理由は、元々性質や機能が異なる四領域に分かれているからであり、磁場の圧縮力(重力圧縮のこと)や回転比率が異なる為である。ちなみに重力は磁場(磁界)単位で発生するもので渦巻の中心点に対して距離の二乗に比例して増大するものであり、またその威力は回転速度に比例して大きくなる。しかし、磁場の物理力は重力のみで非ず、重力(潮汐力)とは正反対の方向に働く「磁力(離芯力=拡散力)」が存在しており、西洋アンポンタン民族の科学者達はその力の存在に気づいていない。我々の哲学では渦巻の渦層の四区分を陰陽法で現し、内側の重力圏(陰の領域)の二領域を圧縮領域(陰陰: 中諦領域)と集約領域(陰陽: 仮諦領域)に分類し、また外側の磁力圏の二領域を離反領域(陽陰: 空諦領域)と回帰領域(陽陽: 妙諦領域)に分けて分類している。表現する為の適当な言葉が無い為に易学用語や仏法用語を用いているが、中仮空妙(ちゅうけくうみょう)の四諦(したい)概念とは現代風に表現すれば、早い話が固相・液相・気相・霊相の四相概念の事、残念ながら地球科学は物質形状の三態論は説いているものの、最後の回帰行程が抜けている。この世の万物が固体(子供)ー液体(大人)ー気体(老人)ー原形体(霊体)という行程を辿って循環している事を良く理解していない。
 
 渦巻の渦層が異なる四階を呈して、更にその四階を分析すればそれぞれが三段構成を呈しており、時計回転や天体の公転軌道と良く似た十二進法で現す事が出来る。我々は重力圏の下6段階を「下六道界(運動の磁界)」と称しており、その下位3段階(子丑寅)を本能階、その上位3段階(卯辰巳)を感情階(知性階)と称して、これらの磁界はいずれも作用するベクトルの方向が求核的(内向き)なのが最大の特徴である。つまり若くて幼く相手の立場を考慮しない得勝手な主観磁界である。一方、磁力圏の上6段階を「上六道界(精神の磁界)」と称しており、その下位3段階(午未申)を理性階、その上位3段階(酉戌亥)を精神階と称して、これらの磁界はいずれも作用するベクトルの方向が遠心的(外向き)なのが特徴である。つまり相手の立場や社会状況を弁えられる大人の良識を持った客観磁界である。一人の人間生命が普通に育てば、肉体を操作する為の下六道界を使用するのは当たり前だが、物事を思考して判断する場合は上六道界を使用しているのが一般的である。六道劣化者の場合は分脳電位の出力の関係上、動物と一緒で上六道界を使用できないが、別に使用できないからと言って生きられない訳では無い。それと自己の位相が下六道界に位置する生命でも、その磁界の性質は色濃く持ち合わせるものの、普通に育てば上六道界には誰でも入力が出来る。
 
 地球磁場圏の重力と磁力の境目は地上高度3万5000km付近に在って、この領域は第6磁界の央分点であり、この軌道より下は物体が落下する重力圏、またこの軌道より上は物体が遠退いて行く磁力圏(斥力圏=加速圏)を呈している。人工衛星をこの軌道に乗せなければ安定した静止軌道衛星とはならない。地表から打ち上げたロケットが第6磁界の央分点を過ぎると急激に加速する事実は承知の通り、人類はそんな経験を痛い程積んでいるのに、もういい加減にニュートン力学の間違いに気が付かねばならない。それよりも西洋人のアバウトで粗野な物事の考え方には呆れており、彼等の宗教も同じだが、科学や宗教に哲学が無いのは本当に困る。学問という物は本来科学的であり理論的(道理の辻褄が合う)で無ければならず、地球科学は数理的なだけで乱暴でいい加減、その中身は深い原理を追求しない非科学的かつ非理論的な学問であって、空想的で稚拙そして底浅な学問だと言わざるを得ない。
 
 
 
※ <古事記に登場する神様>
 ところで、これは参考になるかどうか分からないが、神界から龍神島民族に対して特別に伝えられた古書(古事記のこと)に関する件で、古事記に登場する高天原(たかまがはら)とは大宇宙のことでは無く「六員結晶宇宙」の人間王国(1/6花弁チップ)を表現したものである。高天原は人間王国が誕生する以前から元々存在した物なので(ポリープ創造主が造った)、その発生起源に付いては古事記では触れていないが、人間の霊能者を介して、当時の創造主世界の構成員と、大宇宙内の天体神構成員(天体12神)を大雑把に述べたもので、天体神の力で地球が誕生して来た事実を述べたものである。最初に登場して来る「造化三神」とは人間王国の三創造主の意であり、「天之御中主神(あめのみなかぬしのみこと)」とは六員結晶宇宙の担当創造主である「ケイエ=スイ(人間王国の創始者)」の事である。ケイエ=スイの直属の配下には二人の粒子創造主が居て、その一人が「クラウド粒子意識」の「高御産巣日神(たかみむすびのみこと)」の事であり、我々が女帝(or コーウェイ)と呼ぶ存在。またもう一人は「フォース粒子意識」の「神産巣日神(かみむすびのみこと)」の事であり、我々がキューケと呼ぶ存在である。
 
 三人とも人間王国の建設時から携わって来た創造主達であり、彼等は宇宙戦士でした。三人の宇宙戦士の配下には内部管理の創造主達が居て、175名から構成される「ケエ・エオイ=イアアー(略名ケエオア)」は「宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのみこと)」と表現されており、また人間が一般に創造主と呼んでいる大宇宙担当創造主(ウケエ=イアアー: セザナ神のこと)は「天之常立神(あまのとこたちのみこと)」と表記されている。これらの5組の神は実際は神様では無く創造主達であって、12名の天体神とは別格の「別天津神(ことあまつかみ)」と呼ばれる存在である。一方、天体渦巻の12磁界に入力される意識は基本的に皆一緒、個人名称では無く役割名称であると理解すべきものである。それと古事記の神様分類で間違って受け取られている事が一つ、それは男神と女神が正反対に描かれている事である。下記に示したのが、渦巻共通の天体十二神の役割名称である。人間界で言えば「通産省事務次官」見たいな役職名称であって、いずれも個人名称では無く、渦磁場共通の統一名称である。磁界ナンバーの奇数列が陽型で雄性、磁界ナンバーの偶数列が陰型で雌性と解釈するが、上位の創造主世界の構成員(別天津神)には雌雄の性別は無い。
 
   第01磁界(子)・・・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
   第02磁界(丑)・・・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
   第03磁界(寅)・・・阿夜訶志古泥尊(あやかしこねのみこと)
   第04磁界(卯)・・・於母陀流尊(おもだるのみこと)
   第05磁界(辰)・・・大斗乃弁尊(おほとのべのみこと)
   第06磁界(巳)・・・意富斗能地尊(おほとのじのみこと)
   第07磁界(午)・・・活杙尊(いくぐひのみこと)
   第08磁界(未)・・・角杙尊(つのぐひのみこと)
   第09磁界(申)・・・須比智邇尊(すひぢにのみこと)
   第10磁界(酉)・・・宇比地邇尊(うひぢにのみこと)
   第11磁界(戌)・・・豊雲野尊(とよくもののみこと)
   第12磁界(亥)・・・国之常立尊(くにのとこたちのみこと)
 
 宇宙開闢当初、大宇宙担当創造主(天之常立神: ウケエ=イアアー)は中央回線を介して、天体磁場へ自己の意識を吹き込んで、国之常立尊以下12種の天体場に意識活動を行わせる。その次の段階に龍神達を各天体別に形成して行く作業を行う。これらの作業はまだ天体コアが形成される以前の話、当然、人間神が誕生する以前の、いや生物が誕生する以前の遥か太古の話である。我々の地球に於いては天体神と龍神が誕生してから約40億年後にやっと原始海洋の中に菌類が発生しており、それから更に40億年の歳月を掛けて(通算80億年間)、目的の人間生命が誕生して来た。しかし、古事記には記されていないが、担当創造主が意識を入力するのは天体の渦磁場だけでは無い。天体には各々「力場」が存在しており、創造主はその力場(天体力体)にも意識注入を行って生物遺伝子の源である「天体ヒール」を造り上げる。ヒールとは力気子(りきし)が集合したバイゾン粒子の群生体の事であり、ヒール自身は言葉を喋らないものの、天体力体(正12面体の力学骨格)には意識が入力されており、12種の天体磁場同様に言語通信が可能である。ちなみに一つの渦巻天体を例に上げると、天の川銀河系には一つの天体力体と、12種の天体磁場と、432神の龍神達が居る事になる。人間に取って、これらの神々は人間が誕生する以前から居た本当の神々であり、その全員が創造主の化身と言える。
 
 一方、12種の天体磁場の個々の磁層の内部を覗けば、例えば「国之常立尊(亥層)」の内部は更に細かい磁層に分かれており、12の三乗倍(12×12×12層)分の磁場領域(分層)が存在する。この内部領域こそ後世に於いて人間神(成仏神)の意識を転写する場所であり、後世の神々の居場所となる。ちなみに天の川銀河系の12磁場の総責任者は「降三世(こうざんぜ)明王」であるが、人間神である彼の居場所は第12磁界内部の最上位層である第12分層に同会していた。銀河明王界に於いては、降三世明王は人間神としてはトップだが、背後には銀河の国之常立尊が居て、その上には銀河天体力体(創造主直轄の見張り番)が居る為に、人間神の一存で何事も決められず、神様なのに上位の神々にお伺いを立てる必要が出てくる。仮に如来界の最高神である「弥勒如来(ミトラ神)」であっても、上位には小宇宙の国之常立尊が居るし、その上には小宇宙力体が控えている。結局、何もかも創造主(天之常立神)が決定するのだが、その創造主もその上の管理創造主達(ケエオア175神)に支配されており、何事も自己の思い通りにはスンナリと運ばない。それと渦巻の12磁場には磁場にまつわる固有の性質が存在し、同じ統一意識を入力しても、結局の所は磁場の影響を被って個性を有する分派意識へと変じて行く。
 
 これは私自身の感想ですが、乙女座銀河団菩薩界の最上階である第12磁場(文殊菩薩位)の分層群だけでも、100億人もの人間菩薩神が収容されており、分層には入れられない超過密の定員オーバー状態でした。即席で造られた監獄の如き小部屋(磁界ポケット)にギュウギュウ詰めにされている菩薩神達の姿を見て(口だけが外に出ている)、これが成仏神の実態なのかと驚いた次第です。幸か不幸か、そんな不健康な神々達の全員がポリープ創造主に食べられてしまいましたが、今は真っ新になった天体磁場を見て逆に「良かった」と思っています。現在は天体力体の意識も、また12天体磁場の意識も、軍団が陣取っており、人間の天体神(成仏神)は誰一人として存在せず、こと地球に関してはケゴ・スゲ・チオの霊界管理の下級神達も誰も居ないと言う状況です。軍団は新たに機械神(ハオリ)体制を敷いて、従来の人間神制度を廃止する事になりました。今後の人間神の登用に関しては「銀河サラ位相帯生命」として活躍してもらい、新しい制度の下で、少数精鋭主義で参りたいと思っています(誰でも彼でも神様にはしない: 試験制度)。
 
 
 
        
※ <十二磁場の性質>
 
   3) 寅(とら)の生命      ※ 磁界: 第3磁界(本能階)
                   ※ 容量: 3cal
                   ※ 分類: 中諦階空諦(固体階気体)
                      ※ 人象: 小学生(少年期)
                 ※ 星座: 白羊宮(牡羊座)
                 ※ 月節: 3月(寅月)
                 ※ 時節: AM5時〜AM7時(寅刻)
 
 
        ※ <磁場の特徴>
 第3磁界とは地球の大気圏を構成する磁界。つまり強い重力の圧縮から逃れた物質分子が固体の凝集力を解いて気体分子となり、活発な運動を呈する磁界のこと。固体の氷が融けて液体の水となり、それらが更に活性して気体の水蒸気となると言った「物質の三態」の最終段階。高度半径は約1万km、地表から対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏までの領域を含む。地表の生命に対して環境を整え命の息吹を吹き込む磁界である。古事記では「阿夜訶志古泥尊(あやかしこねのみこと)」と呼ばれる。重力値は第2磁界の約半分で気密度も1/4である。この磁界は大気を保有して外空間に逃さない役割の磁界であり、また地球の物理環境の庇護膜として作用し、外界からの侵入物に対する最終の防御壁としての役割も担っている。霊界の磁場ソフトとしての機能は主に動物の意識を司る領域であって、多くの動物が意識を囲っている場所柄である事から「小動物の磁界」とか「運動の磁界」とか「怒りの磁界」と呼ばれている。他の磁界と比較すると、重力圏内であっても容積が小さく回転も早い事から、外界に対して敏感な作用力や反応力を示す所が第1磁界や第2磁界とは根本的に異なる。一般的には気体分子が無軌道に激しく飛び交う活性磁界と解釈できる。
 
 
        ※ <寅の意味>
 寅(とら)の語源は「蚓(いん)の旧字体(虫へんに寅という文字: 表記できない)」で動物の虎の意味では無い。本来は虫(ミミズ)が伸びる様を表現しており、基本的には静止していたものが「動き出す」「発動する」という意味である。春三月(啓蟄)を迎えると眠っていた土中の虫も動き出す事から「運動が始まる」と言う意であって、苗木の幼木が枝葉を広げて風に震え出す様に、あるいは赤ちゃんが自力運動(ハイハイ)を始める様に、生き物がそれらしい自律運動を起こし始めた「幼少の段階」を寅と称している。寅とは生命の第三段階を表し、陰に冥伏した陽が始動する段階(陽動)を示す象意言語である。また、この生命は反応が素早く負けん気強く我を張るので(手懐けるのが難しい)、後に動物の「虎」に例えられた。朝の5時を過ぎれば、昨日の気配が失せて町全体が騒音と共に動き始める。今日という日の第一歩を感じざるを得ない。また三月を迎えれば、昨年の気配は消え失せて今年一年の行事が慌ただしく始まる。あるいは赤ちゃんが揺り籠の中から外に這い出て動き出すと、赤ちゃんの臭いは失せて、もう立派な子供である。この様に生命成長の始動点(一年の春分点)に当たる段階を寅と称している。易学上では寅の生命とは陽化具現率が20%〜30%、一人前ならずとも個の存在を認めざるを段階を示している。また仏法十二因縁では何でも触れて歩く「触(しょく)」の段階を現し、黄道十二星座では三番目に出現するスピード・マニアの悪戯小僧として語られている。
 
 
        ※ <磁界の質>
 第3磁界の特徴は、何と言ってもそれが気体の磁界であり、旺盛な運動量を誇る磁界な事である。液体から遊離した気体分子は激しく活性して飛び跳ね、何かの外圧が加わらない限り、互いに結合し合って再び液体へ戻ろうとはしない。承知の様に空気を圧縮して液化するのは大変な作業であり、気体分子は単独で常に好き勝手に動き回っているものである。そんな気体磁場の性質をそのまま生命に投影したかの如く、寅の生命の者はアグレッシブな活動力に富み、一人で自由気ままに飛び跳ねて歩く。優れた反応力を備えている割合「虎」の如き単独性を示し、団体に所属し拘束される事を忌み嫌って、とにかく自分の思い通りに好きな様に振る舞いたがる性分をしている。歩行者である場合は信号器と横断歩道に呪縛される身の上を呪って、交通法規を作った社会と、我がもの顔で往来する自動車に対して腹を立てるが、自分がドライバーになると、横断歩道をのんびり渡っている歩行者に腹を立てて、更に交通法規を強要して来る警察官に対しても怒りの矛先を向ける。「駄目だ」と自己の行動を制せられるのが大嫌いな気質なのに、相手に対しては逆に「駄目だ」と制するばかりか、相手が嫌がると益々嫌がる事をしたくなると言う基本的に天の邪鬼な性質をしている。
 
 第3磁界はその内部の磁界も含めて重力圏の圧縮領域に在って、その央分点は地上高度5000km付近の外気圏に位置し、この辺の領域は急激に粒子密度や分子密度が高じて、太陽光に直接反応してプラズマ領域やバン・アレン帯などの放射能帯を形成している。第3磁界とはいわゆる目に見える物質世界(固体階)の象徴であり、地球磁場圏の中では独立した特殊な環境とも言える渦巻の中心点磁界である。その役割は物質圏内の一家を守る事であり、外部からの脅威を遮断して内部の一定環境を保つ役割である。従って、この生命は一家を構えて頭領(ボス格)として直接風雨にさらされる責任の矢面に立たされるケースが多く、親分肌である事は良いが、その重さには耐え切れず、また外部に対して常に神経を張って決して油断しまいとする為に、いつもビクビクした生命状態を醸し出している。心配症と不安症は臆病な寅の生命には付き物、「コトッ」とした小さな物音でも直ぐ目を覚ましてしまう程の過敏な神経(動物レベル)の持ち主、本人もそれが悩みの種であり、時に開き直って虚勢を張り、強い所を見せようと威嚇するものの、神経が太い他の生命には通用しない。小物であると思われる事が寅の生命には大なる屈辱なのである。負けを負けと認めたがらない真に負けん気の強い性格は、昔から「食べても無いのに満腹を装って爪楊枝を咥えて歩く人」と称されて来た。
 
 第3磁界は回転力に関しては第1磁界や第2磁界には劣るものの、磁場重力が薄い為にその分自我や本能や欲望の強さも少し薄い。内向きベクトルの重力が衰えた分、外向きの感知能力や反応力が表に現れて、何に対しても興味を抱いて知ろうとする(好奇心旺盛)。つまり外界の状況を探る為に情報収集したがる癖を持つのである。その点は興味のある情報にしか手を出さない子丑の生命とは異なる。また動きが少ない子丑の生命と比較すると、寅は尻が軽く素早く動ける生命であり、機動力に富んでいるのが特徴である。体を動かして無ければ頭を回転させているか、さもなければ口を動かしていると言う運動の絶対量が多い生命である。磁界の性質を原子ナンバーと比較するのは余り感心しないが、子の第1磁界が材料的な「水素原子」、丑の第2磁界が無反応な希ガス元素の「ヘリウム原子」、第3磁界は強い反応力を呈する「リチウム原子」、原子の性質や傾向性と大変良く似ているので驚く。
 
       ※ <一般的な性質>
 一般的に寅の生命はいかにも悪戯盛りの腕白なガキ大将と言った子供っぽい印象の生命である。「止めろ」と注意されれば、尚更やりたくなると言う天の邪鬼な性質や、「欲しいんだろう」と聞けば「要らない」と答える強がりで反抗的な気質は小学生の悪ガキそのもの、口をとんがらせて文句を垂れている様(さま)が目に浮かぶ人象である。この生命はおっかなビックリでも、知らないではおられない「物知りたがり屋」の性格であって、良心の呵責に苛まされても、あるいは規則や法律を破ってまでも、何が何でも是が非でも知ろうとする傾向が強い。それを良く言えば、進取の気性に富んだ困難を打破する開拓者精神(パイオニア・スピリット)とも表現できるが、悪く言えば、単に好奇心が旺盛な興味本位な性質に過ぎなく、それは隣の家の「犬のポチ」と何も変わらない性癖であって、そもそも寅の生命に上等な魂胆や動機がある筈も無い。「お前何持ってんの?」「隠すなよ、俺にも見せてくれよ」「見せろってこの野郎、あー逃げるかこいつ」と言った具合に隠せば隠すほど見たくなる性格なのである。
 
 寅の生命は大変なスピード狂(マニア)であり、何事に付けても人に遅れをとる事を潔しとしない勇猛果敢な決断家でありまた実践家でもあるが、だが良いとなれば即座に実行したがる短兵急な性質は、人に先んじたいだけの軽薄な衝動であり、「どうだ」とばかりに威張りたいだけの魂胆に過ぎない。また腹立ち紛れに人に悪態を突いて、相手を汚い言葉で罵って完膚(かんぷ)無きまでに激しく罵倒してしまう性癖は言葉の暴力に他ならなく、厚い友情も深い愛情も一瞬の内に自ら破壊してしまう。感情に任せて心に無いことまでついつい言ってしまう、その浅はかな性分は「吠えついでに噛み付いてしまった」ポチの悲しい性(さが)とも言える。憂さ晴らしに人に噛み付いては、結局の所はいつも後悔するのだから、本能の挑発には乗らない事が肝心である。この生命は「建前」を気取れない性分であって、少々単純だが本音の生命である。決して悪い人では無いが、あきらかに度ブスな子供の顔を見て、「あらー可愛く成ったねー」などと見え見えのお世辞は間違っても言わない。「ブスやなーお前は、誰に似たんだ」などとのたまうから問題が起こる。
 
 寅の生命は「体裁」のお面を被らないし、また「虚栄」も張らないが、その代わりに負け惜しみの念が強く「威嚇」して「虚勢」を張るので分かり易いと言えば分かり易い生命である。襟巻トカゲが襟巻を広げて相手を威嚇し「俺に近づくな、俺は恐いよ」と虚勢を張った所で、それは脅しには成らない様に、この生命もトカゲの様な可愛い虚勢を良く張る。本当は臆病なのに威勢よく振る舞い、また本当はケチなのに大判振る舞いをし、本当は泣きたい心境なのに高笑いをすると言う、自分が大物であると見せ掛けたいか、あるいは人に弱みを見せたくないのか、その本音は分からないが誠に損な性分だと言わざるを得ない。歩行中にぶつかってしまった相手に一言「すいません」と謝ればそれで済む問題なのに、そんな事にまで片意地を張って些細な出来事を大問題へと発展させてしまう。そうして夜になると昼間の出来事の不安に駆られて熟睡ができず、かすかな物音でも目を覚ましてしまう。ビクビクと震えて眠れない夜を過ごすぐらいなら、少しは大人の処世や所作を身に付けたいものである。
 
 子の生命も、丑の生命も、寅の生命も、その本能の枠組からなかなか逸脱できず、主観的な我が強過ぎて(自己中な物の見方)、客観的な我を築き難い(自己を傍から眺める)、つまり相手の都合や事情にウエイトを置いてくれない「うら若き生命」と言える。しかし、この得勝手な気質と、機敏な回転力と、素早い行動力と、実利主義が、意外と多様社会では活躍する為の武器となる物、実際、社会的に活躍している者も多い。社会の実態は良い人では生きられない事情がある。だが、人間世界では社会的に成功すれば、それで良いかも知れぬが、この世界は精神成長の為に用意された学校である。一生掛けて学校を卒業できなかった者は輪廻行程から間引かれてしまう大変厳しい世界、人間期間の地位や権力や名誉や財産や人気など、何一つとして評価対象にはならず、どれ程成長したか(大人に成ったか)をただひたすらに問われる世界なのである。人間生命なのに動物本能など持っていては困るのであって、その動物の垢を洗い落とす為に、気が遠くなる様な長い輪廻行程を歩ませているのである。本能階の三生命(子丑寅)は落第する比率が一番多いので、精神修行に務めなければならない。
 
 
 
 
   4) 卯(う)の生命      ※ 磁界: 第4磁界(知性階)
                  ※ 容量: 4cal
                  ※ 分類: 仮諦階中諦(液体階固体)
                  ※ 人象: 中高生(思春期)
                  ※ 星座: 金牛宮(牡牛座)
                  ※ 月節: 4月
                  ※ 時節: AM7時〜AM9時
 
 
         ※ <磁場の特徴>
 第4磁界とは物質圏を厚く取り囲む外部磁界(仮諦階)の最内殻磁界のこと。外気圏を取り囲む最初の磁界であり、主な役割は大気圏の保護と、生物の誕生に必要な「星間物質」を形成する磁界である。この磁界は「小型岩石流」と呼ばれる小さな渦磁場(直径数mm〜数cm)を一斉に誕生させて、星間物質の中でも原子量が20以下の低位元素(炭素・酸素・窒素)を生産し、水(H2O)やメタン(CH4)やドライアイス(CO2)やアンモニア(NH4)などの有機物の基礎分子を育成させる磁界である。地球はこれらの星間物質を最初に取り込んで、大量の水と有基礎材を獲得した。古事記では第4磁界は「於母陀流尊(おもだるのみこと)」と呼ばれる。磁界直径は約1万7000km、バン・アレン帯の中核部を担っており、現在もプラズマ化した粒子(水素原子やヘリウム原子)が飛び交う放射能帯である。この磁界領域は高等動物の磁界であり、主に平均寿命が20才以下の動物位相が集中している。その様な意味から、第4磁界は「動物の磁界」とか「思春期の磁界」と呼ばれるが、神界では「チビ龍神」のベッド(数ミリの岩石流)が存在する場所として有名であり、「チビ龍神の磁界」とも呼ばれている。岩石流は内部に重水素ガスを集約して小さな重列元素(D-重合体)を造る。これらのチビ・コアはあっと言う間に燃え尽きて低位元素を生産する。形成された渦巻の中心物体はやがて地球に落下して行くが、渦巻の本体だけが空間に取り残される為に、これらのチビ渦に呪文を打ち込んでチビ龍神(体長が1mm前後)を造り出す。また岩石流は単位電荷を備えており、それらの渦巻が磁束結合で互いに連結して、主に赤道上空であるが空間を取り巻くループ電流を走らせている。
 
         ※ <卯の意味>
 卯の語源は「迎(ぎょう)」で固く閉ざされた物が開いて「受け入れる」意味であり、動物の兎(ウサギ)の意味では無い。植物の莟が開いて春を迎い入れる(開花する)準備ができたとか、また閉ざされた窓や戸口が開いて朝の陽射しを迎い入れる用意(今日一日の出発)が出来たとか、あるいは人間の生理が熟して異性を迎え入れる準備が整ったとか(異性を意識し始める)、まだ一人前とは言えない早期の段階でも、もう子供では決して無く、準大人として受け入れざるを得ない段階を生命の第四段階と称している。卯とは人間で言えば思春期を現す表意言語である。朝7時を過ぎれば(卯刻)、窓を開けて朝の陽光を取り入れ、玄関の扉を開いて今日一日の外部活動が始まる様に、4月ともなれば陽気の勢いが増し、春とも夏とも言えない中間段階ではあるが、ここから一年の活動が始まる。一年や一日の出だしではあるものの、昨年や昨日の気配は完全に消え失せて、もう立派の今年でありまた今日の日である。この時期、植物は受粉や開花の準備に忙しく、また人間も相手を意識する年齢を迎えて、自己の体裁を繕う様になるし、また将来を嘱望する「うら若き」生命段階であって、鳥で言えば「巣立ち」の時期を迎えた段階と言える。易学上では陽化具現率が30%を越えた状態(40%)を意味し、外の世界や他の人間の存在を受け入れる事(認知する事)が出来る状態を指している。また仏法十二因縁では卯とは「受」であり、「言えば分かる」生命段階であって「教育が出来る」状態を意味している。西洋占星術では黄道十二星座の中で四番目に出現する星を牡牛座と称し、感受性が豊かな夢見る万年青年として認識されている。
 
         ※ <磁界の質>
 第4磁界の特徴は何と言っても、それが仮諦階(液体領域)の磁界であって内部の中諦階(固体領域)とは異なり「動的な磁界」である事です。固体階(物質界)以上の磁場世界は基本的にアストラル世界、人間には非常に分かり難い場であるが、それでも第4磁界は液体の中の固体領域、そこには強烈な赤道間電流が回転しており、その永久電流が猛烈な電磁場を形成して第4磁界を包んでいる。また第3磁界〜第5磁界までを包み込むバン・アレン帯の中核部がこの磁界を占めており、その内部ではプラズマ状態の粒子が飛び回り、また素粒子が電磁場に弾かれて放射線が飛び交う危ない世界を醸し出している。太陽から飛来する粒子線の多くはこの電磁場と衝突して勢いを削がれる。こうした第4磁界の特徴の一つはそのガードの固さである。卯の生命は危険察知能力が高く、身の危険を感じた時にはあらかじめ背後に用意してある兎穴(とけつ: 兎の逃げ穴)に逃げ込む習性がある事から、後の世では卯は兎になぞられた。そもそも一番守備力の高い防御結界が「四点結界」であり、また一番固い安定原子核が四つの核子から構成されるヘリウム原子核ならば、また車輪の安定は4輪車に限る。四(4)とは昔から防御の数霊なのである。動的な磁界なのに防御が固いのは矛盾する話だが、この生命は貝が蓋を閉じる様に、あるいはサンゴが触手を引っ込める様に、またカメが首を縮める様に、バリアを張って殻に潜ってしまうのである。
 
 第4磁界のもう一つの特徴は磁界の中心点に星間物質を送り届ける事である。磁場重力(潮汐力)だけでは強弱がある事から空中を漂う物質の落下は難しいが、第4磁界には「電磁場」という武器がある為に、内部に発生した星間物質や外部から取り込んだ物質を楽々地上へ送り込む事が出来る。そうした磁場の性質なのか、この生命は些か物欲が強く「物」を欲しがる傾向が強い。特にマニアックな自動車用品とか、新型の電荷製品とか、流行のソフト・アプリとか、最新鋭のファッション着とか、あるいは入手困難な高価な絵画や切手や古美術品など、それを集めて所有する性癖がある。そして一旦手に入れた物は基本的に人手に渡したく無いのが本音、もういい加減飽きて興味を失っても、決して手放そうとはしない所が磁場の性質と一緒、卯の生命はブラック・ホールと同じ一方通行なのである。物欲が強いと言うよりも所有観念が発達しており、「君はなぜ、こんな馬鹿旦那と離婚しないのか?」と問い詰めると、「良い男なので手放したく無いし、他の女性が彼と付き合って喜ぶ顔を見たく無い」と言うのが本音、それは愛では無く単なる所有欲に過ぎない。卯の生命は購入した指輪を売って、それで別な指輪を買うという学習を身に付けるべきである(自分の指輪が他人の手に飾られるのは嫌だから手放さない)。物欲の面では子の生命と卯の生命は良く似てるが、宝石は食えないし、買えば高いが売れば二束三文、実利的な価値が無い装飾品なんぞに執着などしないと言う現生オンリー主義の子の生命とは全然異なる。
 
 液体磁界と固体磁界の差は極めて大きく、液体には物を溶解して含有する性質(許容量)も有れば、またその溶媒性は物と物を反応させる反応力(作用力)にも富んでいる。大きな違いは液体は「方円の器」に適応する流動性を保有している事であり、人に対して自己の形態を変えた人に合わせた行動が取れると言う事である。つまり体裁も繕うし、恥も感じるし、恰好も付けるし、迷いもあって、恋愛もすれば、嫉妬もすると言った明白な喜怒哀楽の情感を示して来る所が、一定の反応しか示さない固体の生命とは大きく異なる。固体生命の一律なブッチョウ面とは異なり、液体生命には多様な顔があって愛嬌も笑いも涙もある。当然、悪意も誤摩化しも妬みも虚栄も嘘もある。しかし、第4磁界は水で表現すれば氷から融けたばかりの冷たい冷水、第5磁界は人膚の温水、そして第6磁界は沸騰する熱水の意味である。第4磁界は回転力も重力もまだ強く、また付加される圧力も結構強く、かなりのストレスが伸し掛かっている。卯の生命が示す異常な緊張感は生理的な神経質として現れるが、これはプレッシャーに対抗する手段であって、また困難や困苦に耐える耐久力や持久力も強く、大変辛抱強い生命である。
 
         ※ <一般的な性質>
 一般に卯の生命の者は愛嬌の良い体裁屋であり、本能的に見栄を張る恰好付けの生命である。鋭い感性を備えた高性能受信機の様な生命で十二支の中では一番霊的な能力が高い。神経質な性分を示す反面、怜悧な観察眼を持った頭の切れる生命で、高い運動能力も備えている。ただ、一定確乎たる信念に乏しい気迷いの多いたちで決断力に愚図つく生命でもある。この生命の最大の特徴は二者択一に弱く、合理的に旨く選択しようと考えても、選択を失敗したり誤ってしまう事を恐れて、バチッと即決できない所が泣き所である。コンビニで100円のパンを購入する際でも、二つのパンを両手で見比べて、なかなか決められないのはこの生命の特徴である。一見、静かで気弱に感じるおとなしいタイプに見えるが、この生命は豪放磊落な夢や野心を抱く夢想家であり、まるで巣立ったばかりの若鳥の如く、その心を常に外界や未来へ向かって放心し続ける生命であって、親譲りの小さな家業や会社など振り向きもせずに、一流になる事を求めてひたすらに精進する生命である。しかし、世辞や愛嬌を振り撒いて人に良い顔を見せようとする天性の気取り屋振りは、魂胆を見抜かれまいとする体裁の仮面に過ぎず、いつまでも自分を偽り通すことは出来ない。繕わずに本当の自分を出して行く方が自然であり無理が無い。
 
 卯の生命の泣き所は感情コントロールであり、普段我慢しているが故に、時折自己を見失って爆発させてしまう。特にお酒や薬物に呑まれてしまうタイプが多く、呑めば呑む程に目が座って来る人もいるので、酒による不祥事には気を付けたい。所有観念が発達しているこの生命は、自分の持ち物を勝手に使われるのが大嫌いであり、自分の物は自分の物、他人の物は他人の物と、白黒をハッキリさせて置きたい性分であり、例え親兄弟であっても自己の物をみだりに使われる事を極端に嫌がる。それがこの生命の神経を逆撫でする一番の理由である。第4磁界とは知性階の磁界だが、知性と理性は別物であり、知性力とは主に記憶認知作業であって己をコントロールする力では無い。クイズ王の様に博学で物知りなのが知性、理性とはいわゆる判断力であって、本能や感情をコントロールするものである。卯の生命はもともと知性的だが理性的では決して無く、よく感情と本能の制御に右往左往している様子が見て取れる。その様子を見ていると、腹(知性)で物を考えた時の答えと、頭(理性)で物を考えた時の答えと、その狭間で葛藤している感じである。例えば、このパンを食べたいと思って最初に手に取ったが、隣のパンの方が健康には良さそうだと考え直し、そこに迷いが生じて来る様子、「じゃ、今日はこっちのパンの方を食べて見よう」と普通の人はそう割り切るのだが、卯の生命にはそうした神経の融通性が無い。
 
 繊細で鋭敏な卯の神経は細やかな部分まで触覚(センサー)を伸ばしており、人のちょっとした態度や動作や言葉に思わず反応してしまう。もともと守備が固い生命なので、土足でズケズケと無神経に入り込んで来る者や、要らぬ節介を焼いて干渉して来る者や、執拗に甘えて物ねだりをして来る者など、彼等の言動にいちいち傷つくのである。それが故にいつも背後には逃げ穴を掘って「よそよそしく」しているのだが、追い詰められて逃げ場が無くなると、居直って爆発するしか道を無くすのである。まるで満16才の女子高生の様な過敏な神経をしている。こうした腫れ物に触るが如き卯の生命の繊細さを周囲の者が理解して上げるべきなのか、それとも彼等の神経が年齢と共に鈍くなり人並みの神経の太さになる事を待つべきなのか、いずれにしても卯の生命は付き合いが難しい相手である事には変わりは無い。さて、卯の生命の細やかな神経使いとは第4磁界に心を頻繁に同会させているから、その様に表れるもの、目線を上げて上位の磁場へ同会すれば、万年少女の如き過敏な神経質症を呈する事はありません。生まれ日が卯日の方は自己の位相が第4磁界に存在する理由から、知らず知らずのうちに心を同会させているものだが、目線を上げる訓練をして行けば、こうした卯の因縁からは逃れられる。卯の磁界は緊張磁界であり、そこは運動に集中する際に使用する磁界、普通の人間ならば僅か1時間しか保たない抑圧磁界なのである。

高齢者病に関する知見

〈高齢者の病〉
 我々(軍団)のアストラル組織にはハオリ医療団(専門医)とマクロ体医療チーム(軍医)という二つの医療組織があって、戦闘の関係上、常にハオリ医療団が覚醒していられない状況から(頻繁にやられている)、その代役として普段は軍医チームが不足を補っているという状況にあります。ハオリ医療団は惑星界だけの専属であり(約1000名の専属医がいる)、その医療団を医療道具などの技術面で支えるのが太陽ハオリ(医療)技術団、そして主に機械生産に関わるのが銀河ハオリ技術団です。人間の病気治療に必要な「ミニcom」「医療ブース」「溶媒カプセル」「救命ブース」「予防シルエ」などは主に太陽や銀河の技術団が受け持っており、また「脳ループ管」「神経接続器」「人工透析器」「人工心臓補助器」「電流分配器」「人工脳細胞」「人工軟骨」「人工ホルモン」などの治療道具や治療機器などの製造も技術団が受け持っています。医療団と技術団が一体となって人間の治療に当たっていますが、しかし、医療団も技術団も非戦闘員であって、マクロ宇宙との戦闘とは全く関わっていない理由から、敵攻撃に対してあまりにも弱く、頻繁に動けなくなってしまうのが目下の現状です。

 我々がメシアA球に入って来て既に丸8年が経過しており、当初は門下生の家族を守る為の目的で設立した医療団でしたが、陽化惑星の地球では様々な病気が蔓延しており、医療団の実践修行(医療研究)の場としてはうってつけの土壌であった事から、病気そのものを研究する臨床場として地球を利用する様に変わって来ました。その人間を守って生かしたいから病気と取り組むのではなく、病気の原因を追求して抜本的な治療法を考案して行く研究機関みたいな組織になって来たという話です。これから我々は大宇宙人類が住む全ての惑星にハオリ医療団を設置する関係上、人間の病気に関する基礎的な医学知識と治療技術をこの惑星で学びたいと考えたのです。「ほんじゃ、地球の病人を治すつもりは無いのか?」と問われると我々も返答に窮するのですが、絶対に助からない重病人を甦らせてしまえば逆に家族などの関係者が困る場合が多く、治してあげたいのは山々であるものの、治療を施した為にその人の運命を切り替えてしまい、家族に逆恨みされても困る理由から、一般人に対する治療は原則的にお断りしています。

 ただ、今回境涯覚醒の検定試験を突破して、見事「サラ位相帯銀河ケイエ魂生命」に昇格した者に関しては、本人からの申し出があれば、地球が終わる最後の最後まで目を開けていて欲しい事から、命に関わる重篤な病気の治療は請け負う予定であり、我々の仲間の一員として受け入れる所存です。しかし、我々でも戦えない様な治療困難な病気が沢山ある為に、必ずしも治る訳ではなく、過分なる期待をして貰っても困ります。なんせ医療団も修行僧(研修生)の身の上、パーフェクトとは言えない未熟な段階にあるからです。ただ、アストラル医療団の場合は体をいちいち切り開かなくても身体の中に入れるという特性と、ウイルスなどの極小のミクロ世界を相手にして、細胞内の分子組織や毒素成分の構成因子の中にも介入出来る為に、物質医学では到底真似出来ない奇跡的な芸当が行えるところが素晴らしいのですが、それでも治せない場合も多いのです。例えば、老人特有の骨粗鬆症に関しては「破骨細胞移植」で骨全体の若返りを図っているのですが、高齢者になると破骨細胞そのものが失われており、脆弱な老骨を破壊して新鮮な骨組織と入れ替えるという作業自体が出来ません。「10年前だったら治療が出来たのに」といったケースが多いのです。

 ところで、高齢者は長生きした分、身体を蘇生させる能力が劣化しており、また劣悪な環境に長く晒されて来た分、若者と比較すれば身体の汚染が進んでおり(例えばラジカル汚染や薬物汚染など)、非常に治し難いのが特徴です。若い頃は60本あった脳コリン電線も、年齢とともに切断数が増加して20本近く切れているのが普通、それだけでも大脳の全体電位が急落して、物忘れ(記憶力減退=ボケ)や運動障害(パーキンソン予備軍)が進行してしまいます。また、臓器コリン電線(本来は20本ある)も4~5本切れているのが普通であり、心臓電位も肺電位も肝臓電位も膵臓電位も腎臓電位も脾臓電位も、その働きが25%は低下している事になります。そんな身体では健全な日常生活を送れる訳もなく、アクセルとブレーキの踏み間違いなど日常茶飯事の出来事になってしまいます。また、毎年襲って来るインフルエンザ・ウイルス、いつの間にか接触感染してしまうヘルペス・ウイルス、知らぬ間に摂取してしまう各種の毒素やカビ菌、免疫力の低下にともなって、ふと気がつくと自己の体が菌類の温床になっているというのが一般的です。ラジカル汚染はホルモン腺や消化腺の目詰まりを誘発させ、また血管壁の硬化を招いて重篤な病気を引き起こす原因となります。「あー、老化はもう嫌だ」と叫んでも、年齢の刻みだけはどうにもなりません。

 現在、一番の社会問題になっているのが高齢者の「認知症」ですが、死亡原因としては「癌病」「脳溢血」「急性肺炎」がダントツであり、これらの病気は現代医学では太刀打ち出来ないものです。また死亡原因にはならないものの、高齢者が苦しんでいるのは各種の関節病や骨の異常、皮膚病や視力障害や呼吸器系の疾患などです。我々の医療データが果たして一般的な医療データと合致しているのかどうか定かではありませんが、これまで医療団が治療を行って来た患者はその大半が60~90才までの高齢者、若い方を治療した経験の方が極めて少なく、その様な意味では老人病を相手に戦って来た経緯があります。その経験から特に最近になって感じる事は、体内及び体外のアストラル組織の脆弱化であり、また免疫力の低下にともなう諸病(例えばウイルスなどの活性化)です。人体のアストラル組織の弱体化は集中力や判断力の低下に繋がり、生命力そのものを損ねてしまいます。またそれが免疫力の低下も招くのか、多くの老人が様々な感染症を併発しており、ウイルスや細菌の温床になっているのが現状です。

 医療団が治療している我々門下生の家族には、定期的に除線作業(ラジカル除去や癌除去や血栓除去などを中心とした定期検査)を行っており、また住居や乗用車には「予防シルエ」を張っている事から、認知症や癌病や脳溢血や急性肺炎などの心配は皆無で、またインフルエンザやその他の感染症も殆ど発症しない現状です。最近は特に花粉症や体感受アレルギーも僅かな発症率であり、時折予防シルエに入力されていないウイルスに感染する程度です。でも、そんな過保護なぐらいに守られている状況でも、年齢を経て来ると半年間何事も無く過ごすというのは極めて難しく、何らかの病気や事故が起こるものです。ヘルペス・ウイルスは予防シルエに入力が難しいウイルスの一種ですが、先日の調査で八種類のヒト・ヘルペス・ウイルス(HHV)のうち、四種類のウイルスを保菌していた方が5人もいてビックリした次第です。また信じられない事に、霊長類共通のヒトJPウイルス(普段は寝ている無害なウイルス)が活性している方を数人見掛けて、これにも「あっ」と驚きました。JPウイルスの活性は危険な脳障害(例えばメニエール病や脳癲癇)を引き起こすからです。そしてもっと驚いた事がありました。

 それは年配の女性がよく発症するヘバーデン結節症(手指関節が病んで変形する病気)で、このサイトカイン関節症を引き起こしている犯人の変成菌の正体が「乳酸酵母菌」だった事です。無論、乳酸菌の全部が駄目だという話ではなく、ヨーグルトに含まれる一部の乳酸菌がラジカル変成を起こして新種の病原体へと変成しており、それが保有する内毒素(信号発信器)が人体の関節を攻撃する不認可サイトカインを生産していたのです。女性の6割が発症するとも言われているヘバーデン結節、その患者数があまりにも多い事から、女性が好んで食べる食物に含まれる菌であろう事は推察していたのですが、それがまさか乳酸菌とはビックリだった訳です。医療団が世界中のスーパーに置かれている乳酸菌商品の中から変成菌を探し当てた次第です。またこれも実際の症例ですが、我々の仲間の病院の先生が魚の刺身を食べた後に腹痛を起こした事から調査したところ、胃壁に小さな微生物の卵と体長が2.5mmほどのウジ虫の様な幼虫を40匹ほど発見しました。当初は新種の回虫かと疑ったのですが、結局アニサキス(成虫は2~3cm)の幼虫である事が判明しました。しかし、そんな卵や幼虫程度で胃に激痛が走るとは信じ難く、アニサキスの幼虫を調査した結果、「毒を出す」事実が判明しビックリ、アニサキスは何と毒虫だったんですね。我々も認識を改めた次第です。

 これはある老人の治療を引き受けた際の話ですが、一般の老人は病院の薬を飲み続けて体がメチャメチャになっている事が多く、また身体中に複数の疾患を同時に抱えているのが普通であって、治療には何日間にも渡る膨大な時間と手間隙を要する理由から、よほどの生命でない限り依頼治療を断っているのが現状です。一旦治療を引き受ければ創造主医療団には面子があって、中途半端な治療はしないのがポリシー、五臓六腑は当然の事、全ての神経系、血管系、リンパ系、骨関節組織、筋肉系、アストラル系まで一応診る為に、医者が50名体制で数日間もの治療時間を要するからです。生かすに十分な価値の老人ならばともかく、どうでもよい生命には手間隙は掛けたくないというのが正直なところでしょうか。それに我々は治療代金を請求しておらず、医療は基本的に無償行為、誰に治療されたのかも分からず、また医療団に対して感謝も出来ない様なボケ老人を相手にはしたくありません。しかし、人間をやっている以上は義務も義理もあって、嫌だとは言っておれない場合もあります。一般人を相手にするならば、出来れば未来がある若い方を治療してやりたいのが本音ですが、でも若い方はあまり病気にはならない様です。

 現代医学では治せない難病患者、つまり医者から突き放された重病人が噂を聞きつけて治療を依頼して来るケースが多いのですが、承知の様に難病患者の三割は神々の天罰による病気、残念ながらその様なケースは我々は原則的に治療を施す事は出来ません。ただ、同じ天罰でもそれが不当な天罰で、その人が神々の被害者である場合はその限りではなく、治療を引き受ける場合もあります。また、原因が分からない珍しい奇病の場合は臨床実験の検体として引き受ける場合もあって、大学病院の第四内科の患者を我々が無断で治療してしまう場合もあります。無論それは医療団の経験値を積み上げる為です。さて、その老人(84才)の家族から治療依頼が来たのは昨年の夏の事でした。脳出血で倒れて病院のICUで昏睡状態になっている方の治療でしたが、倒れてから僅か三日後の依頼だった事から、私は脳内に溢れ出た血液をすぐに除去すれば間に合うだろう(脳細胞の壊死が最小限で抑えられる)と考えて軽く引き受けてしまいました。しかし、医療団の報告を受けてビックリ、その老人の体があまりにも酷かったからです。漏れた血液は除去したものの、脳内のそこら中の血管に血栓が認められ、血液が通っていない状況、まるで死人の血管の様な有様だったのです。

 「こんな状況ならば大半の脳細胞は壊死してしまうなー」と溜め息をついて、家族にもその旨を伝えました。「お父様を仮に強制的に生かしたとしても植物状態は免れない状況ですよ」と伝えると、「それでもよいから生かして欲しい」と返答されてショック、生かす事自体が極めて難しい状態だったからです。大学病院の方はもう諦めて親族を集める様に家族に伝達していました。老人の症状は極めて深刻であり、心臓の拍動が弱まり血流がおぼつかない状況、肝臓には大量の薬分子が蓄積され、また放射性重元素の蓄積率も高く体内被曝が進行中の状態、特に老化した血球処理を行う脾臓機能が停止状態、それが原因で血管内部で赤血球が溶解し、大量の細胞内蛋白が血漿内に放出されてベトベトの血液に変じていました。血管内部のあちこちに蛋白糊による狭窄血栓が発生した状態、おまけに特定の組織が癌化(大腸癌と前立腺癌)している状況でした。心臓を動かす自律神経内部には十数箇所のウイルス痕が認められ、異型パルスが発生している状況(狭心症)で、胸水は溜まっているし、本人は糖尿病患者、さらには腸内細菌のウェルシュ菌毒が血中に漏れ出して、膀胱や尿管が炎症を起こしている状況でした(この老人はマダニのSFTSウイルスも保菌していた)。

 我々はまず「人工補助肺」と「人工心臓補助器」を設置して心肺機能を確保し、さらに「救命ブース」を設置して、血液のガス交換に頼らない最低限の酸素注入器をセットしました。この装置は心肺が停止しても最低限の酸素を末端組織に直接送る装置です(ミニcomが酸素分子を運搬し、炭酸ガスを抱いて排出させる機械)。次に大規模な医療チームを派遣し、グループごとに、一部は血管掃除に専念させ、一部は切断された臓器の神経電線修理、一部は癌掃除と血中毒の除去、一部は身体中の分泌腺源(ホルモン腺や消化腺など)の目詰まり処理と分泌調節、もう一部は除線作業で、肝臓や血中内に存在する薬物処理と、放射性重元素処理と、発生したラジカル分子の処理班です。溜まっていた胸水は人工アルブミン療法で血管に戻しました。24時間に渡る一連の作業の結果、老人は奇跡的に命を取り留めましたが、その翌日に院内感染によって急性肺炎を併発し、再び医療団が出動する嵌めになり、耐性菌の除去後にICUベッドに予防シルエを張って、菌類の感染を防ぎました(予防シルエには全ての耐性菌防御データが入っている)。

 峠は何とか越えたものの、30億個の脳細胞壊死は避けられなく、もし本人の意識を元に戻すならばその分の人工脳細胞を移植しなければなりません。しかし、技術団が保管している人工細胞のスペア数量は僅か数百万個、もし30億個のスペアを作るとなると、一日では数百万個しか生産出来ない事から絶望的な数値でした。その旨を家族に伝えると、「意識まで戻す必要は無い」と言われて一安心しましたが、家族の変身振りにはビックリ、だったらなぜ家族は彼を必死に助けたのでしょうか。人工脳細胞といっても小さなアストラル発電玉であり、電磁気を隣の細胞に伝達出来る物ですが、隣接した脳細胞に隙間が出来てしまうと電磁場指令が切断されてしまうのです。もし患者が84才の高齢者ではなく1~2才の幼児だったならば、高濃度酸素療法などで多少は自立復活させられるのですが、そんな驚異的な蘇生能力は老人には無く、脳細胞の場合はお粗末な電磁品で代用しなければなりません。神経細胞以外の体細胞に関しては血小板細胞移植療法で再生が可能な事から、我々は難なく組織の再生治療をこなす事が出来ます。

 四日後、老人はICUから無事一般病棟に移されて容態は安定しましたが、約30億個の脳細胞と数千万個の肺細胞が壊死した事から植物状態は免れなく(肺細胞は移植したので自力ガス交換は後に可能となった)、医者は呼吸器切開をして気道を確保し、痰による窒息死を防ぎました。病院側と医療団のコラボで一命を取り留めた老人でしたが、たった一人の命を救う為に350名もの医療団が参戦した事になります。なぜ、家族の者がお父様を安楽死させず無理やり生かしたかったのか、その理由は知りたくもありませんが、財産分与が取り決められた後は今度は安楽死させたいと申し出て来たので、「医療団は生命を生かす事は出来るが、殺す事は出来ない」と言って拒否しました。しかし、今年の1月にマクロ宇宙からの大規模な攻撃があって、医療団がやられたばかりか、エネルギーを遮断されて医療機器の稼働が全面的にストップしました。その際、その老人の人工心臓も停止して病院で逝去した次第です。結局、家族の思惑通りに事が運んだ訳ですが、感謝の念も感じられない「有り難う御座いました」の一言(電話)で済まされてしまい、医療団の必死の努力はいつもの様に徒労に終わって報われなかった訳です。

 皆様に知って頂きたい事は、一般の「老人の身体」が如何にボロボロ状態なのかという事です。薬物汚染と放射能汚染が進んで、多くの人が体内被曝をしている悲惨な現状、最悪な病院薬とは主に血圧剤と血液凝固防止剤(ワッファリン系)ですが、一般薬も超危険であって、身体が分解出来ない毒物は全て肝臓が抱える事になります。その代表株であるD系の人工化合物は主に健康サプリメントの成分に含まれており、市販のサプリメントの約9割に危険な化合物が入っている状況なれば、製薬会社には大変申し訳ないのですが、「地球の如何なる薬も飲んでは駄目だ」と言わざるを得ない状況です。医療団の仕事とは要するに、「公害処理(放射能汚染)」と「煙突掃除(血管掃除)」と「水質処理(体液掃除)」と「電線工事(神経電線修理)」と「汚物処理(毒物除去)」、社会のゴミ処理や維持修復作業と根本的に何も変わりません。古い街(老人)は新しい街(若者)と比較すれば年代分の汚れが蓄積しており不清潔という事になりますが、所詮人体といえども機械に過ぎなく、医療団は自動車の部品を一つ一つ磨き上げ、油を差して健全な走行が出来る様にしているだけの話、常に修理していなければ何十年間も体を運転する事は出来ないからです。

 それに、人体とは創造主が手を貸してはいるものの、基本的には自然界の意志が創り上げたもの、それは惑星地球からの借り物に過ぎなく、成長の為に個人の生命に対してレンタルされた自動車なのです。個人の生命に罪はあっても肉体には罪が無い事から、肉体の故障に関しては我々も手を貸すつもりですが、まるで自分の物の様な錯覚を抱いてしまうのは非常に困ります。肉体とは「俺の物だから煮ようが焼こうが俺様の勝手」とは言えない代物なのです。しかし「俺はべつに自分の意志で生まれて来たんじゃないぞ、お前達が勝手に俺を生んだんじゃないか」と子供に言われてしまう事が親側の生命としては苦痛の種なのですが、生きている事に、いや生かされている事に子供が感謝出来る様な大人に成長するまでが大変、それは創造主も親も一緒でしょうか。特に我々は人間担当の創造主ではない理由から、肉体を破壊して生命を途中召還させるという権利は無く、個人に対する肉体刑罰は禁じられています。一度肉体を授かった者は最後まで生かすのが我々の役割、その代わり肉体の死後はかなり厳しい訳です。

 
 
〈予防シルエの病理被膜効果〉
 創造主医療団の様なアストラルの治療術を現行の物質医学では到底真似する事が出来ず、果たして病院の先生達にとって宇宙医学が本当に参考になるのかどうか怪しいところですが、病気の原因を追求して治療法を画策するのは一緒、また「患者の苦痛を取ってあげたい」とか「元気な体に戻してあげたい」とか、医学に携わる者の精神は一緒です。もし参考になるならば、我々の医学知識を是非活用して頂きたいし、また新しい治療方法を考案出来るならば是非身に付けて頂きたいと考えています。現行の医学では、血中ウイルスを同定して感染したウイルス種を分析するにも、また血中毒を析出させて毒成分を分析するにも、いちいち化学屋の分析検査機器が必要であり、一ヶ月以上の時間を掛けて行われています。我々の医療団は分子眼でウイルスや毒成分を観察し、一目見て、そのウイルスが「ロタ・ウイルス」であり、幼児期に感染する糞ウイルスである事を、またその毒素が「α-ラトロトキシン蛋白」であり、背赤ゴケクモの雌が保有する毒素である事を判別出来てしまいます。原子組成や分子組成を見極められる「ミクロ眼」を有する事が現代医学とは根本的に異なる訳です。

 赤ちゃんのアトピー性皮膚炎がなかなか治らない事は承知の通り、その犯人が「黄色ブドウ球菌」である事実が分かっていても、皮下に潜伏する菌を死滅させたり除去出来ない事が頭の痛いところです(多剤薬物耐性菌の一種)。我々の場合は「溶媒カプセル」と呼ばれる「裏空間処理機」を開発している事から、耐性菌を完全に駆除する事などは大した問題にはなりません(10分間程度)。しかし、菌を除去したところでアトピーが改善される筈もなく、皮膚炎を起こしている真の犯人とは「黄色ブドウ球菌が放出する毒素」なのです。黄色ブドウ球菌(メシチリン耐性菌: MRSA)の毒素は多種に渡っており、菌が吐き出す外毒素が6種類(エンテロトキシン毒、TSST-1毒、表皮剥脱毒が4種)、免疫系や血球を攻撃する溶血毒素が4種類(ヘモリジンやロイコシジン他2種)という構成です。他に菌自体に亜種(セフェム耐性菌)がいる事から、その溶血毒素の系統が異なり(3種類ある)、合計で13種類の毒素を保有している事になります。我々はこうした毒分子も一分子ずつ体外に除去して空間処理出来る事から、速やかな皮膚の改善が可能ですが、滅菌する事も毒処理もままならず、全く太刀打ちが出来ないというのが今の医学界の現状でしょうか。

 黄色ブドウ球菌はこの菌に感染していない人間を見つける事自体が容易ではないという常在菌であり、時に食中毒を引き起こしたり、急性肺炎や敗血症の原因となる攻撃性の高いグラム陽性菌ですが、一般的には皮膚に巣食っているのが特徴の細菌であって、院内感染菌の盟主(人類の宿敵)と言えます。これは参考になるかどうか分からないのですが、我々は薬剤耐性を示す細胞膜の特殊蛋白(プロテインA被膜)の能力を阻害し、抗生物質がちゃんと作用する様な力場(予防シルエ)を扱っており、今のところは6系統の耐性菌被膜に対して有効性が認められています。つまり耐性菌を耐性では無くしてしまう病理被膜を患者のベッドに装着して、そこで治療を行えば今の医学でも戦えるという話なのです。これはある老人病院で実際に行った例ですが、一人の入院患者を守る為に病院全体に予防シルエを張ったら、突然患者の入れ替えが無くなり、院内で死亡する人間が誰もいなくなってしまいました。その患者が転院した事から、今度は別の病院の方に予防シルエを移したら、外された病院では何と数日間でいきなり20名もの死亡者を出してしまいました。その死亡した大半の患者が耐性菌による急性肺炎でした。それを聞いた我々の方が驚いた次第です。

 予防シルエには約100種類のカビ菌と、約300種類の病原菌と、約80種類のインフルエンザ・ウイルスの他に、ノロやアデノ・ウイルスや麻疹ウイルスなど18種類の病原体ウイルスに効果がある予防データと、数百種に上る花粉アレルギー及び体感受アレルギーを予防するデータが入っています。また食中毒菌の黄色ブドウ球菌毒、サルモネラ毒、腸炎ビブリオ毒、ヘリコバクター毒、ボツリヌス毒、ウェルシュ菌毒、セレウス菌毒、他にも数十種の昆虫毒や、生物兵器毒(炭疽菌やジフテリア菌や結核菌や破傷風や腸チフスやVX-ガスやサリンガス)の解毒剤も入っており、解毒に関してはパーフェクトではありませんが(軽症になる)、一通りの危機に対応出来る様な予防データが入力されています。お金には変え難き尊いものですが、もし、病院側が我々を信じて実験的に予防シルエを院内に張ってみたいと願うならば、社会貢献の一環として貸し出してもよいと考えている次第です。宇宙医学は真似出来る様な代物ではない理由から、せめて予防シルエならば、現行の地球医学でも直接利用出来るのかなーと思っています。尚、予防シルエは更新制であり、新しい病原体の予防データを次々と更新出来るシステムです。

 国家用、地域用、ホテル用、病院用、家庭用(戸建て)、マンション用、自家用車用という大小のサイズに分かれていますが、地球シルエが本体であり、それと個々の「病理被膜(予防シルエ)」が経管で結ばれているという状況です。現在は数量の関係上、仲間内だけしか使用しておらず、原則的に一般の方には貸し出していませんが、公共的な役割の大病院であれば院内感染菌の防御にもなるので、皆様のお役に立てるのかなーと考えております。病院に行けば逆にインフルエンザや他の病原体に感染して帰って来るのはチト頂けない話であり、清潔な病院でありたいものです。予防シルエの施行に関しては困った事が一つ、それはシルエ被膜が目に見えないものである事です。つまり、張っているのか張っていないのか分からないばかりか、嘘なのか本当なのか全く確認の仕様が無く、手の込んだ病院詐欺かも知れないと疑われる事が懸念されます。唯一その存在が分かるのが感染病の発症率であり、患者はもちろんの事、病院の職員やスタッフも見舞い客もインフルエンザに感染しないし、また感染してしまった者も軽症(鼻風邪)で済むという事実です。また院内で食あたりや食中毒を出すことも殆ど無くなります。

 現在、家庭用シルエ以外で予防シルエを実際に設置している病院は、仲間(我々の関係者)の個人病院が数軒と、老人ホームが一軒、そしてホテルが一軒と、食品を扱うお店が二軒であり、今のところここ数年間は何の問題も発生していません。また予防シルエのセット品として、「六員環水変換装置」や「π-電子集中還元装置」を同時に設置しており、浄化された安全な飲み水と、新鮮さを保つ抗酸化装置が取り付けられていて、こちらの装置の効力の方が、水質の違いや味の変化(水がまろやかで甘くなり洗剤で手が荒れない)、また食べ物の鮮度等(野菜が長持ちする)で、ビフォーアフターの違いがすぐに分かる様です。予防シルエの施行は命に関わる事なので、公共施設の場合は基本的に無料ですが、六員環水装置や電子水装置はこれらも予防シルエ同様に目に見えない代物ですが、設置してすぐ確かな効果が感じられるものなので、当組織が多少のリース料金を頂く予定でおります。この世にただのものはありません。当方としてはべつに無料で貸し出しても構わないのですが、それが当たり前になってしまうと「有り難み」が無くなってしまうんですね。

 
 
〈認知症に関する知見〉
 ところで、老人の認知症に関して宇宙のアストラル医学の観点から言わせてもらえば、地球医学の様に全く処置無しの病ではなく、我々にとってはある程度は戦える病気です。無論、同じ認知症でも「六道劣化病」はどうにもなりませんが、それが大脳アンテナの故障や、老化による出力不足や、霊界位相や記憶帯などのアストラル領域の故障によって発症しているものであれば、改善させる事が可能です。地球の場合は特に脳医学が発達しておらず、5000ページにも渡るぶ厚い医学書のまだ最初の1ページも開けていない状況でしょうか。大脳がものを記憶する器官だと思って単に領域区分するのではなく、送受信アンテナとして磁場領域と繋がっているという物理単位で捉えなければ、肝心な事は何も分かりません。人間は脳細胞でものを考えて記憶している訳ではないのです。まず、無知丸出しの西洋アンポンタン医学を、これまで学んで来た医学知識を捨て去らないと、脳医学は最初の1ページから一向に前進しないと思われます。我々の治療法は今の脳医学にとっては奇想天外なものであり、全く参考にはならないし、正直言って何一つとしてお役に立てる実践的な技術は無いだろうと思っております。あまりにも違い過ぎるからです。

 認知症に関しては以前にも言及しましたが、それまで正常だった人間が後天的に認知障害を発症して行く病気であり、記憶障害や見当識障害から始まって、「人格変化」などの重篤な精神病を呈して行くものであり、昔は「痴呆症」と呼ばれていました。認知症は脳に物理的な損傷や障害が起こって発生する場合と、年齢の経過とともに「六道劣化病」が進んで、その病状を段階的に現して来た場合の大きく二種類に分かれますが、アルツハイマー病(脳の退化病)も含めて後者の原因が圧倒的に多い事は承知の通りです。いずれの場合も、自己の生命本体である位相内意識とのアクセスが不能になると表面化して来る病気です。大脳アンテナと空の上の位相との連絡が着かなくなるという事は、自己の意識をちゃんと営めないという事です。人間は大変厄介な事に、意識稼働と心稼働とは別物であり、両者は分かれて稼働するばかりか、言葉を喋るのは主人(自己意識)だけとは限りません。主人はあくまでも空の上にいますが、自己の肉体と連絡が取れなければ、自己の霊魂体(別人格)が勝手に肉体を操作して喋って行動してしまうのです。本人が人格変化を起こしたのではなく、それは本人ではないのです。そんな生命のカラクリ構造が単純頭のアンポンタン民族に理解してもらえるのかどうか、あるいは彼らに洗脳されてしまったインテリ達に分かるのかどうか、それは大いに疑問です。

 一般の皆様はこんな実験をした事は無いと思いますが、私は実際に認知症患者を相手に聞いてみた事があるのです。「君は木村正さん本人ではなく、彼の霊魂体の方だね?」と。すると木村さんは「ハイ、そうです」と答えました。「君ではなく、君の主人はどこへ行ったの?」と尋ねると、「さあー、でもたまーに戻って来ます」と答えるのです。木村正さんは実名ではありませんが、彼は時折肉体と接続出来るのか、本来の木村さんに戻っている時もあったのですが、普段肉体を支配しているのは霊魂体の方だったのです。この状態は他人の霊魂体に憑依されている訳ではなく、あくまでも自己の霊魂体にコックピット(操縦席)を明け渡した状態であり、肉体の主権は霊魂体なのですが、その霊魂体の名前もまた木村正だから非常に厄介なのであって、「木村さん」と声を掛けると振り向くから嫌になります。ちなみに、霊魂体も心指令をキャッチして肉体を歩行させる事は出来ますが、ヌクヒブイ動帯を作動させて精神活動を営む事は出来ません。霊魂体には主観的な自己しか無く、普段考えている事は「女とやりたい」とか「あれを食いたい」とか「あいつは大嫌いだ」とか、そんな程度のものであり、知的レベルがグンと下がって理性力を全く使う事が出来ません。当然、霊魂体にも生年月日に由来する個性があって、その現れ方(性格)はバラバラです。

 認知症患者の一般的な中核症状は、記憶障害や見当識障害(時間、場所、人物の失見)や認知障害(計算能力や判断力の低下、失語、失認、失行、実行障害)などですが、一方、症状が進んで重篤になった場合は、妄想、幻覚、徘徊、異食症(何でも食べたがる)、不眠症、抑鬱症、不安症、暴言・暴力(噛み付く)、性的な羞恥心の低下(異常性行動)などの「周辺症状(BPSD)」が現れて来ます。それまで健全だった人が明らかに異常な周辺症状を呈して来ると、本人ではない(本人が肉体に降りて来られない状態)と考えた方が良い訳です。主人がいない霊魂体主導の肉体生命は基本的に動物と一緒、人(個性)によっては檻に収監して行動を管理しなければならない対象となります。当然、人間が猿レベルに変化してしまうのですから、猿に車を運転させるなど言語道断、ましてや列車や船舶や飛行機などの操縦を任す事は出来ません。その昔は精神異常者は六道劣化者であると相場が決まっていたのですが、現代社会では社会や自然界の陽化が複雑に進んで、放射能汚染や化学汚染などの公害病として、また身体外のアストラル領域の脆弱化が原因となって、あるいは神々統治の諸問題に関係して(守護霊問題や罰当たり生命の事)精神病患者が急増している状況です。世も末なのか、地球の場合は毎年一千万人単位で認知症患者が増加している現状です。

 べつに認知症でなくても、高齢者の一般的な傾向は、物忘れが目立ち(記憶帯の劣化)、集中力が散漫となり(脳電位の低下)、老人特有のせっかちで短気な気質を呈して来るものです。若い頃と比較すると我慢性が無くなって、何事に対しても結論を急ぎたがる様になって来るのが普通です。今から10年以上前の話ですが、神界に異常事態が発生し、人間を管理していた神々が次々と地球から消えて行きました。個人の生命の成長を誘導する役割の「太陽界守護霊」も悉く消え去ってしまった事から、もう一人の自分(大人の分別を持った守護霊意識)を失ってしまった地上の人間達は、物事を自力で判断して行く事を余儀なくされてしまった訳です。守護霊はその生命が生まれる以前から成長誘導の任務に就いており、特に幼少期における役割が大きく、本人が満13才の春を迎えるまで主体的に動いてくれます。天才と呼ばれた少年が中学二年生になると突然駄目になる理由は、守護霊が一斉に手を引いて、今度は見守る立場に切り替わるからです(天才児の能力とは守護霊の能力だった)。主体的に誘導しなくなっても守護霊は守護霊、その人間が最後に息を引き取るまでもう一人の自分(良識を意識する自分)として人間の行動を管理して来ました。

 そんな尊い作業をしてくれる守護霊が誰もいなくなったという現実は、人間界にとっては悲惨なものであり、まず子供を育てる事が非常に難しくなったという事です。子供がさっぱり大人の良識を身に付けてくれず(団体行動が出来ない)、周囲の状況を察してくれないばかりか、聞き分けの無い原始的な子供(集団苛めをする動物に近い子···我がままな子供達)に戻ってしまったという事です。また大人にとっても突然守護霊が消えた弊害は大きく、自己の行動を事前に戒めてくれる管理者が心の中からいなくなった事は、短絡的な犯罪を誘発させる原因となったばかりか、頭(理性力)を使わない六道劣化者を大量に生んでしまう結果となりました。良い年齢の者でも守護霊無き人間生命を育てる事は容易ではなく(人間は基本的に自分勝手)、唯一頼れる存在はアカシック歴が深い、豊かな人間経験を備えた精神的に自立可能な生命だけです。今の地球はアカシック歴が浅い「若い生命」を育てられる霊界環境ではありません。守護霊も含めて霊界管理の神々(死後や誕生に関わる)がいない環境下で、つまり先生が誰もいなくなった学校の環境下でまともな学校運営(社会運営)が出来るのかどうか、我々の不安はそこにあります。

 さて、神々の諸問題が六道劣化者を大量に生んでしまうという話をしましたが、その生命が六道劣化するか否かは中学時代や高校時代の思春期に決まってしまうものであり、知能発達が目覚ましいその一時期を如何に過ごすかが問題となります。一般に六道劣化者を見極める方法は右脳と左脳に存在する「ニューロン・ループ電線(N単位)」の本数であり、右脳と左脳がそれぞれ1300本以下の場合は六道劣化は当確であり、満40才から一年単位で劣化の行程を辿って行きます。頭を使わない人間は、つまり理性階領域や精神階領域に心動帯を同会入力出来ない生命は、肉体の磁界である感情階や本能階といった下六道領域で心を営んでおり、その使用磁界が年齢とともに下がり続けて、最後の最後は肉体から離れてしまう事(行ってしまう事···パーになる)になります。上六道界の送受信機である大脳灰白質を全く使わない為に、灰白質が退化して収縮して来るのが普通です(アルツハイマー症)。六道劣化者(大脳アンテナの発達未熟者)の場合は年齢とともに徐々に認知症状を呈して来るので、若い間は気が付き難いという特性があります。六道劣化者は生命本体もパー、霊魂体ももともとパーである事から、どっちが肉体を支配してもどうにもならない事になります。

 これは神界の裏話ですが、そもそも太陽守護霊界とは祖先の磁界であり、守護霊に課せられた最大の責務とは担当した人間を六道劣化させない事、つまり動物の精神領域から人間世界へと精神の成長を促す事です。従って、六道劣化させてしまった場合は守護霊は責任を負わされる立場にあって、それこそ真剣に誘導しないと、よそ見をしている間にその子を池に転落させてしまったり、横道にズレて遊び呆けさせてしまい、思春期の大事な期間を棒に振ってしまう結果となります。子供がちゃんと育った場合は守護霊は昇進、また子供を事故死や自殺や六道劣化させてしまった場合は「業務の怠慢」と受け取られ、責任を取らされてしまいます。昔の子供には守護霊が付いており、親が放ったらかしの状態でもちゃんと育ちましたが、今の子供は両親が付きっ切りで監視して育てないとまともな子供には育たないし、ましてや親が目を離した隙に、自動車事故はもちろんの事、風呂ポチャも池ポチャも転落事故も何でもありなのです。その様な意味では現代社会の親は大変厳しい境遇下にあると言えます。守護霊がいない子供は動物の子供と一緒、行動にセーブが掛からないから困ります(恐さを認識出来ない)。子供は可愛いものの、躾にあくせくする親にとっては悪魔でしょうか。

 現代医学は宇宙共通の心の病である「六道劣化病」を知りません。認知症の大半がこの病なのですが、最近は六道劣化していない生命でも認知症を患うケースもある事から、そちらの方が大問題となっています。地球の場合は世界規模で放射能汚染が進んで、今や戦前の約1500万倍という汚染度を呈しています。その根本原因は「原子力発電所」であり、RAS汚染ではなくRAD汚染が深刻な社会問題となっています。pm2.5粒子よりも遥かに小さい放射性の微粒子(X線やγ線の飛翔距離が1mm以下の核異性体分子)が陸地や海洋に厚く堆積して、その粉の上で人間が生活を営んでいる状況です。これらの微粒子は呼吸の際には吸い込んでしまうし、またこれらの微粒子が水分子を打ち抜いて「水ラジカル」を形成してしまう事から、生物身体のラジカル分子濃度が脅威的に跳ね上がってしまう事になります。放射能の脅威とは放射線には非ず、真に恐ろしいのがこのラジカル汚染なのです。体液のラジカル化が癌や糖尿を発病させるばかりか、血球を癒着させて血栓障害を生じせしめ、分泌腺を癒着させてホルモン異常を引き起こし、さらに神経電線(コリン電線)の配列を分断してしまうのです。銀河史においてラジカル汚染で滅亡した人類は沢山いて、地球もその一つになる事は必定でしょうか。

 
〈脳電磁場の構成〉
 頭部の中にコリン電線ループ電流による個別の電磁場が形成されており、その一つは60本のコリン分子電線から構成される大脳の全体電磁場です。コリン電線のループ電流とは「万年自動電流」の事であって、そのたゆまぬ電流回転によって生み出されるのが「万年電磁場」であり、電流が止まらない限りは電磁場も存在し続けます。生物体にはそうした万年回転を呈する電磁場が沢山あって、一番小さい万年電流とは細胞体の赤道を走る「細胞赤道電流」です。また体の独立した臓器には皆万年電流が走っており、その臓器固有の電磁場が形成されています。人体の頭部にはそうした万年電流が走って、独立した明白な電磁場を囲っている領域があって、大脳全体電磁場の他にも、小脳電磁場、右脳電磁場、左脳電磁場、左右の眼球電磁場などが存在します。これらの万年電磁場は複数のループ電線から形成されていますが、電線が切れるとその分の電流が失われ、その分電磁場の出力も衰えてしまいます。この万年電磁場の中で唯一電線の形態が違うのが右脳と左脳が形成する電磁場であり、この領域だけはコリン電線ではなく、星状細胞の樹状突起(ニューロン繊維)が連結したN単位ループ電線で電磁場が形成されています。

 右脳と左脳の電線が固定されたコリン電線でない理由は無論、訓練によって巻き数を増やして行けるからであり、頭脳の成長とはイコールN単位ループ電線の巻き数であり、努力次第で電磁場の力を増やして行ける様になっています。誕生したばかりの新生児にはあらかじめ800本のN単位ループ電線が備わっていますが、六道劣化しない限りは健常者は60才までには約2000本近くまでN単位を増やすのが通例です。では、固有のループ電線が無い箇所には電磁場は生じないのかと言えばそうでもなく、正確には電磁場とは表現出来ないものの、組織場と言われる特定の領域が存在します。それは同じ細胞同士が隣り合って互いに付着して集合する事で組織場を囲うという性質のものであり、参考例としては大脳白質部組織、大脳辺縁系組織、大脳海馬組織、大脳基底核組織、中脳眼組織(視床)、脳幹間脳組織、脳幹中脳組織、脳幹橋組織、脳幹延髄組織、脳幹脊髄組織などです。重要な認識は組織場がどんな働きをしているのかではなく、万年電磁場の電位的な出力に異常が出た場合(電線が切れた場合)、脳の機能そのものが衰えてしまう事であり、我々医療団が一番気に掛けているのが電位的な消耗度であって、このラジカル汚染の環境下で何本断線したかが重要なのです。

 「最近視力がめっきり落ちて視界が暗いのよー」  そうした訴えがある場合、我々が一番にやるのが眼球コリン電線(それぞれ20本のコリン電線から成り立つ)の修復作業であり、眼球電磁場の出力を元に戻せば目はかつて無い程のシャッキリ状態、視界も眩しいぐらいに明るくなって、視力も自ずと改善して来ます。乱視調節とか視力調節などは後回し、まずは土台をしっかり治してから各種の調節や白内障や緑内障などの手術が始まります。その手順は認知症患者も一緒、まずは各種のコリン電線の修復作業がいの一番、次にアストラル器官(四つの記憶機関と位相や魂体の修理)を整えて、最後に組織場の穴埋め作業(人工脳細胞移植)や、切断された運動神経(アクオン電線)を繋ぐという手順を踏むのが通例です。四つの記憶機関とは体に近い順番から「速簡記憶帯」「簡易記憶帯」「浅層記憶帯」「深層記憶帯」というアストラル記憶帯の事です。これは無論、魂体が所有する「映像記録」とは異なるものです。六道劣化していない健常者の生命で認知障害を患っている方は非常に多いのが現状ですが、しかしこういった処置を施せばかなり良い線まで復活させられる事は我々は既に経験済みです。

 真丁寧な手術はよほどの生命でない限りは一般人には行いませんが、少し認知症気味という場合はコリン電線修理の代わりに「脳ループ電位管」を数本設置してやると、電位が回復するので基本的に修理したのと一緒の状態になります。いわゆる誤摩化し治療ですが、数秒間という短時間で設置出来る為に、実践的には使用頻度が高いものです。また、べつに認知症患者や六道劣化者でなくても、心が不安定に揺れ動いて低位の磁界に頻繁に落下する様な鬱病患者(第1磁界や第2磁界に心を落とす)や、あるいはすぐに直情的になって暴力を振るう(第3磁界に心を落とす)生命に対しては、我々は「ヌクヒブイ・フック」という常套手段を用いて対応しています。これは問題児の生命の心稼働を底辺領域まで落とさせない苦肉の策であり、これも誤摩化し治療の一種ですが、効果は抜群です。こうした精神治療は何一つとして今の医学では真似が出来ない代物、何か協力出来ればと思っていますが、具体的にはなかなか難しいのが現状です。それに我々は人類に全然信用されておらず、また我々の方も「信用されていないならば止めよう」という気運が高いので、技術協力などの社会貢献に関してはあまり進んでいないのが現状です。

 

生命査定術 その1

〈生年月日査定〉
 生まれた時間帯(アセンダント)によって、人間の基本的な骨格や容姿や容貌や生命の特徴が窺える事を前回のブログで明らかにしましたが、今回はもう少し突っ込んで、生年月日で定められるその生命の個性や能力や適性などについて、その推命知識を公開しようと思います。地球でも西洋占星術や四柱推命術など易術が盛んですが、それは銀河の宇宙人達も一緒、プレアデス文化にも、またベテルギウス文化にも伝統的な生年月日査定術があります。「人間は経験と学習によって成長して行くものだ、生年月日なんぞで人間の能力や運命があらかじめ定められていてたまるかー」と、易術に対して否定的な考え方を持つ人も多いと思われます。では、創造主や神々は易術に関して一体どの様な見解を持っているのでしょうか。確かに生物は経験と学習で成長して行くものですが、それは後天的な獲得形質に過ぎなく、生まれながらの先天的な基盤基質(天賦の個性や能力)は皆最初から備えており、そもそも生命とは皆無の零段階からスタートするものではありません。その様な意味では、易術を頭から否定する輩(やから)は物事をあまり深く追求しようとしない脳タリン傾向の者達、野蛮で大雑把な連中だと言わざるを得ません。赤ちゃんの個性など、産声を上げた次の瞬間から明らかに存在するものだからです。
 
 実は生年月日には深い意味があって、惑星霊界の「自動ズザネ管入力システム(誕生システム)」が天体の運行に基づいて行われており、それは360年周期の同じ年月日の日に特定の輪廻位相群が開いて、ズザネ管がその日に誕生した赤子を一斉に捕獲し、地上の生物のリスタート人生が始まるというシステムなのです。つまり、その日だけ開いてズザネ管を伸ばして来る一群の位相単位があって、運良く赤ちゃんを捕獲出来た位相は肉体を得て生物の一員として成長の途に就けるものの、運悪くその日に肉体と接合出来なかったズザネ管は、時間が過ぎると位相内に自動的に収納されて、360年後の次の年月日まで待機を余儀なくされる訳です。360年間でたった一日しか誕生出来るチャンス(肉体があたわるチャンス)が無い訳ですから、位相にとっては運不運が付き纏います。ただ、自動入力システムとはいえ、やはり霊界管理の神々が誕生に関与しないと何度も生まれ変わって来る事は出来ません。その為にはある程度の能力を有した実績のある生命でないと、優先的に選定誘導してもらう事が出来ない訳です。もし、あなたのアカシック総数が連続6000回であれば、あなたはよほど優秀な生命なのでしょう。あなたをこの世に絶対に誕生させようとする神々の意志が感じられます。
 
 惑星霊界の霊長類専用の位相群は基本的に1/8チップ、それらは基本的に雌専用の位相と雄専用の位相とに分かれて存在しています。あらかじめ定められた誕生の日が訪れると、一群の位相単位が一斉に位相袋を開いてズザネ管を地上に送り出して来ます。ズザネ管は腹の中の胎児が発する信号音をキャッチして、妊婦の周囲に常に群がっているのです。人工霊界の位相の種類は「霊長類専用位相」と「動物専用位相」と「魚類専用位相」という三種類、これらはズザネ管やタボ線のサイズが異なる為に、人間が動物に生まれ変わったり、逆に動物が人間に生まれ変わるといった互換性はありません。だが、同じ霊長類同士の猿と人間には区別が無く、また男女の性別区分も無い事から、猿が人間の肉体に入ったり(ダウン症障害)、逆に人間が猿の肉体に入ったり、あるいは雄位相なのに雌の赤ちゃんに入ったり、逆に雌位相なのに雄の赤ちゃんに入ったりする「性同一性障害」は起こり得ます。胎児が雄ならば、あらかじめ選定した雄位相の人間のズザネ管を優先的に入力するのが誕生管理の神々の仕事、一般的にはその子供が帰属するご先祖の神々が霊界管理の神々に依頼して、優秀な生命を授けてもらうという慣例になっています。もし、霊界管理の神々がいなければ(現在神々はいない)自然入力となり、100人の男性を例に上げれば、その半分(50名)が女性であり、残りの半分が純粋な男性という均等出産率になります。また、アカシック不足の自閉症の子供の出産率が増加し(四割を占める)、ダウン症の出比率も跳ね上がる事になります。
 
 一方、脊椎動物門以外の植物や昆虫や微生物や菌類などは霊界位相とは無関係、彼らは惑星が有する自然霊界の法に従います。生物意識を司る位相そのものが個人単位ではなく全体単位、昆虫生命の全体意識、植物生命の全体意識、微生物や菌類生命の全体意識というものが実在しています。これらの自然界意識を統轄管理しているのが天体のヒール神です。自然霊界の位相の種類も人工霊界と一緒で基本的に三種類、昆虫ズザネ管と植物ズザネ管と微生物(菌類)ズザネ管という三種類ですが、これらに互換性はありません。つまり昆虫は昆虫同士で生まれ変わるものの、昆虫が植物や菌類に生まれ変わる事は無いという話です。自然霊界には雌雄の差は無く、雄性も雌性も宿り先の肉体次第で決定しますが、人工霊界のセキツイ動物位相にはあらかじめ雌雄の差があって、基本的には雄の体には雄の位相ズザネ管が入力されなければならないのですが、動物世界まで神々の誕生管理が行き届いていないのが現状、雌雄の出生率が五割ずつとなる自然入力に任せている状況です。一匹の猫の前世を見ますと、前世が魚類だったり、霊長類だったりする事はありませんが、チーターだったり、カモメだったり、羊だったり、オットセイだったり、サメだったり(サメやカジキマグロは動物位相)するから千差万別、猫の本能的な習性の違いは主に前世の経験によるものです。
 
 さて話は変わりますが、もう何度も申し上げている様に、あなたの生命当体とはあなたが宿ったその肉体ではなく、あなた自身の現行意識そのものが生命本体であって、それはあなたのお尻から伸びるズザネ管の収容先であるところの、地球霊界の個人位相こそ我(われ)が存在する場所に他なりません。そこは我という認知や認識を行う記憶器官であって、ものを思考して判断する場所ではありませんが、心稼働に必要な原本台帳の場であり、位相内記憶をコピー転写したヌクヒブイ動帯の同会先です。つまり、あなたは地上の高感度センサー(肉体)から得られた各種の情報を空の上の個人位相に送信しており、その認知記憶に基づいて現行の自己意識が形成され、さらにその位相内意識がヌクヒブイ動帯を介して心を稼働させて思考判断を促している訳です。記憶を吸収して形成される意識場(位相)と、その意識場を使って二次的に営まれる心回路とは全くの別物、意識と心を混同してはいけません。しかし一般に生命当体とは心の方ではなく惑星霊界の位相(意識)を指しています。そもそも位相から地上へ送り込まれる位相電流とは体の臓器を動かす自律神経電流の事、また位相から送り込まれる電子バイオンとは地上の肉体へ意識や意志を伝えるものであり、位相が無ければ生命体としての営みが何も出来ない事になります。もともと身勝手で利己主義な主体意識こそあなた自身の生命当体なのですが、心を発動させて客観的な判断力を身に付けて来るから人間の人間たる由縁があります。これは生命当体とは位相意識であるものの、人間の存在価値とは心の成長にあるという話です。
 
 ところで磁場の色の話ですが、天体は皆渦磁場12磁界を呈しており、渦磁場の位相運動(phasic movement)を介して一回転周期に自色を段階的に変化させています。地球磁場圏は太陽磁場圏の第5層(第五渦層)に乗じて公転しており、その第五磁界そのものが一年単位で磁場の色を変化させる事から、地球磁場もその色に染められてしまう一年間を迎える事になります。また、地球の表面は地球磁場圏の第2層(第二渦層)に相当する事から、地上では毎日一回転する度に磁場の色が変化しており、仮に12磁界を十二支で表現すれば、本日は寅(とら)回転日、明日は卯(うさぎ)回転日、明後日は辰(たつ)回転日という様にあらかじめ定められているのです。皆様も承知の通り、今年(2019年: 令和元年)は亥(いのしし)年ですが、これは太陽第5磁界が亥回転年を迎えて、亥層(第十二磁界)の色に磁化されて染まっている事を意味しています。当然、地球磁場圏の全体も磁化されて、今年一年間は亥回転の象意作用を被る事になります。この年に誕生した地上の全ての生物は「亥年生まれ」となり、その共通した固有の色合いを有する事になります。早い話が、学校の先生がよく言うところの、その学年に共通する性質が存在しており、西洋人だろうが東洋人だろうが馬だろうが豚だろうが、亥年生まれの共通性質を示す事になります。
 
 一方、生まれ日の干支(えと)は地球第2磁界に入力される12種の場色であり、本日(6月12日)は辰日である事から、この日に誕生した生命は亥年生まれの辰日生まれとなり、それに付随した天賦の性質が刻まれる事になります。一般に生まれ年の干支は無意識的(本能的)な我を指しており、また生まれ日の干支は意識的な我を指していて、内面的な我と外面的な我を表しています。何も考えていない(意識していない)状態での無意識的な行動は生まれ年の干支に象徴され、また自身の意志に基づいた意識的な行動は生まれ日の干支に象徴されるという話であって、これらは誕生した瞬間に備わるその生命の天賦の個性として具現化されるものです。実は地球霊界は生まれ日の位相運動と密接に関連しており、辰日生まれの方の生命位相は地球の第5磁界に、また巳(へび)日生まれの方の生命位相は地球の第6磁界に、そして午(うま)日生まれの方の生命位相は第7磁界に存在しており、神々が意図的な操作を施さない限りはおよそ例外というものが存在しない厳密なものです。干支(えと)は天干(てんかん)地支(ちし)の意味で、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせた漢字です。ちなみに本日は辰日ですが、正式に言えば陽遁(ようとん)歴の八白(はっぱく)土星の己亥(つちのといのしし)年の、陰遁(いんとん)歴の九紫(きゅうし)火星の庚辰(かのえたつ)日であり、これと全く同じ日は360年に一度しか訪れません。
 
 易学の基礎知識を学んでいる方でもなかなか理解がおぼつかない難しい話になってしまいましたが、磁場の位相運動から考察すれば、十二支とは磁界の容量単位(メモリ容量)を示しており、同時にそれは磁界の質を表しているものなれば、我々はこれを器の生命カロリー(または生命パワー)と呼んでおり、また十干に関してはその生命のロジック・カロリー(またはロジック・パワー)と称して理解している次第です。また九星に関してはその生命の器の間口を表している事から、生命基質の顕示率(開口度=オープン率)として扱っています。本日は九紫火星の庚辰日である事から、この日に誕生した生命の器は開口度が最高値(9)の、ロジック・パワーが3cal、生命パワーが5calの生命体であり、総トータルが「9×3×5cal」の器の容量を備えた生命であると解釈している次第です。今回皆様に紹介するのは生まれ年と生まれ日の十二支に関する基本知識であり、自身が何年生まれの何日生まれなのか、自身の意識容量は何calなのか、また生まれた瞬間に備わった自身の個性とは一体どんな性質なのか、自分自身を知る為にも、あるいは相手を理解する為にも是非調べて頂きたいと思います。四柱推命などの一般の万年歴を調べて、あなたが何年生まれなのか(無意識的自我を表す)、そして何日生まれなのか(意識的自我を表す)、それを探し出してみましょう。的中率があまりにも高いので心理学者もビックリでしょうか。尚、ブログのページ数の問題上、十二支の性質は数回に分けて掲載する予定です。
 
 
 
 
〈生命心理学講座(十二支概論)〉
 人間は通常、地球霊界の位相の内部で意識を囲い、地球力学圏の中で心を稼働させています。当然、位相内の意識色はその位相が属している磁界の影響を受ける事はもちろん、その磁界が生まれ日の十二支と一致する事から、自身の個人位相の位置を確認出来る事になります。ちなみに亥日生まれの方は地上高度が800万kmという遥か彼方の位置に自身の位相が存在する事になり、その回転周期も約75日間という大変遅い周期となっています。そうした最外殻の亥渦層の性質がそっくりそのまま位相に磁化されて、生命に刻印されている訳ですから、超人と呼ばれる程の神経の鈍感さとスピン率(頭の回転)の遅さが特徴の生命体です。しかし、高度半径が800万kmですから、球体磁場の容量は最高値(12cal)を示しており、許容量と言いましょうか、相手を呑み込む胸底の広さも超人的な生命と言えます。しかし、これはあくまでも地球内部の話であって(生まれ日の話)、亥年生まれの方は太陽12磁界(亥層)の性質を潜在的に有している事になります。一般に太陽磁界(年支)に象徴される非意識的な(本能的な)我と、地球磁界(日支)に象徴される意識的な我という二人の自分が存在しており、両者の異なる基質が生きている限り続いて混在するのが普通です。ちなみに、年支と日支の影響力は「陰陽論の具現率法」に基づいて現れ、幼少期は8割のウエイトを有する年支が年齢の経過と共に減じて、その分日支の比率が増して来るという経過を辿ります。両者の比率が同等な値になるのが満32才の春の事です。
 
 下記に示したものが我々が所有する人間学(生命心理学: ホロサイコロジー)の資料の一部です。一般の易学(統計学)とは異なる純粋な学問体系であり、その根本原理は「陰陽論」に帰属するものです。そもそも我々の宇宙は力学的な「運動宇宙」であって、生命とは基本的に「運動体」の事です。直進運動は十干表記で、波動運動は九星表記で、そして回転運動は十二支表記で表しており、天体運動も生命運動もこの運動原理から逸脱する事は出来ません。持って生まれた天賦の基質、その生命が生まれながらに持ち合わせた基質には良い面も悪い面もありますが、大事な事は良い面(長所)を伸ばして悪い面(短所)を減じさせる事であり、後は経験と学習によって今世で獲得した新たな人生を歩む事でしょうか。まずは自身に備わった自己本来の性質をよく知って、相手の生命をちゃんと理解してあげる事、人間学をちゃんと学べば「人に脅えなくなる(自信が生まれる)」のが最大の長所、これを学んだ多くの人が「もっと早くに学んでおきたかった」という実感を述べられています。絶対的な的中率を誇る創造主の学問、今回はそのほんの一部ですが、皆様に公開したいと思います。十二支とは早い話が渦磁場の12磁界の事であり、磁場の性質が人間生命に反映されています。尚、本書は東洋易と西洋占星術の2時間のズレを補正し、間違った東洋易の方に修正を加えています(正午→正巳)。
 
 
 
 
 
 
  1)  子(ね)の生命       ※ 磁界: 第1磁界(本能階)               
                  ※ 磁場容量: 1cal
                ※ 分類: 中諦階中諦(固体階固体)
                ※ 人象: 胎児(胎児期)
                ※ 星座: 宝瓶宮(水瓶座)
                ※ 月節: 1月(子月)
                ※ 時節: AM1時~AM3時(子刻)
 
 
       ※  〈磁界の特徴〉
 第1磁界とは地球内殻の核(コア)を圧縮する最大重力値を示す磁界。星間物質(重水素ガス)を渦巻の中心点に集約して星のコアを創造する磁界であり、無(形の無い物)から有(形の有る物)を創り出す強烈な重力を備えているのが特徴。この磁界の作用力で物質地球や太陽コアが誕生して来た。古事記ではこの第1磁界の事は伊弉冉尊(いざなみのみこと)と称される。磁場半径は約3000kmの最小磁界だが、同時に最大の回転速度(スピン力)を誇る磁界でもある。地球内部に存在する冥伏磁界であり、地上の生物とは縁遠い無機原始の磁界であるものの、星の中心核として機能し、重列元素(D-重合体)の育成やマントル育成に関わり、物質世界の基盤となる100種の元素を生産する大きな役割を果たす磁界である。一般に第1磁界は魔界領域の中心部に相当し、アザトフォース(魔界神通力)が作用する領域だが、霊界位相の観点から言えば、ケゴ神管理の健全な領域が半分、チオ神管理の不健全な領域が半分という構成になっている。不健全な領域とは、この領域が輪廻行程から外されて凍結処分にされた生命位相の保管場所にもなっているからである。心(ヌクヒブイ動帯)の同会先としての機能は、第1磁界は本能階の最深部に当たり、赤ちゃんや幼児期の生命でない限りは、あるいは精神病患者でない限りは、この底辺の磁界に心を落とす者は滅多にいない。
 
       ※  〈子の意味〉
 十二支とは本来、植物の成長行程を十二段階に区切って分類したものである。子(ねずみ)の語源は「孳(じ: 子供)」であって、動物の「鼠」の意味ではない。この生命がチョロチョロとした挙動を見せる事から鼠に名付けられた。本来、子とは植物の種子が芽を出した段階を意味しており、薄暗き土壌の中で種子(亥)から発芽した芽や根が伸びる様を表現していて、母なる大地(子宮内部)の中で四根(手足=芽や根)を伸ばし、植物の胎児として成長の途に就いた状態を表している。西洋では子は水瓶座(黄道十二星座の中で一番最初に出現する星座)であり、母親の羊水に浮く人間の胎児期間を指している。子の特徴は生命の第1段階ではあるものの、前行程の因縁の中に埋没して外側からは見えない存在だという事である。たとえば、我々は腹の中の胎児も見れなければ土中内部の発芽も見れず、また星の中心核も覗き見る事は出来ない。今日という日は子刻(AM1時~AM3時)から始まると言われても、実際は昨日の延長時間の感覚にあって、この時間帯では今日という気分には到底なれないもの。またそれは子月(1月)も一緒であって、元旦を迎えて新年のスタートを切っても、1月度は昨年の延長線上の感覚であり、新年を迎えた気分にはさっぱりなれない。易学上では子とは陰(母体)の中に陽(子体)が芽生えた小陽(幼少)の段階であり、陽が本格的に稼働する以前の段階を意味し、陽の具現率が10%以下の段階を指している。
 
      〈磁界の質〉
 易学では十二支を植物の成長段階になぞらえて表現しているが、本来十二支とは軌道運動(周期運動)の段階的な推移(標識点)を表したものであり、また磁場の12磁界を象徴したものであって、その磁界が霊界位相を磁化する為に、磁界の性質(色)がそのまま生命に反映されるものである。土中の第1磁界に自己の位相が存在する方、つまり生まれ日が「子日(ねずみび)」の方は、第1磁界の性質を多分に具有しており、その最大の特徴は「この生命の者は存在感が薄く、周囲に及ぼす影響力が小さい(目立たない)」という事である。それは第1磁界そのものが土中に隠れた冥伏磁界であり、最小半径の磁界(生命パワーが1cal)である事に起因する。特に子年生まれの者は外観上(体面上)に子の特徴が強く現れる為に、出席していないと思っていたら「あなたいたのね」と周囲を驚かせる。他の生命と比較すれば一見影が薄い。しかし、実際は影が薄いのではなく、本人が目立つ事を嫌がっているだけの話で、基本的にこの生命の者はマイペース主義者(忍び主義)、周囲から干渉される事を好まない性質なのである(生命パワーが1calなので人に振り回される事を極端に嫌う)。
 
 第1磁界は回転半径が小さい分、鋭いスピン(コアスピン)を呈する磁界である。スピン率は頭の回転力に比例し、また運動神経や感覚機能にも多分に関係して来るものである。特に日支が子の生命の方は頭の鋭い切れ味が特徴、いわば1を見て10を悟る生命、一般の人が見逃してしまう様な微細な点まで一瞬のうちに気が付いてしまうのが特徴である。本人はあまりにも周囲がよく見えてしまうので、出来れば見たくないと願っても目に飛び込んで来てしまう事が苦痛らしく、いつの間にか見て見ぬ振りをする性癖を身に付けてしまう様である。子日生まれの方の才知はその天性の反射神経に象徴され、アスリートや格闘家としても超一流(動物も顔負け)であるばかりか、味覚や体感も発達しており、料理家や芸人としても一流の腕前を持っている。機を見るに敏で、要領やコツを掴むのが早く、また雰囲気を鋭敏に嗅ぎ付ける為に「そつ(隙)が無い」生命と言える。しかし、この生命の最大の欠点は根気が続かない事であって、狭量で神経過敏症、そして気難しいところもある。なんせ生命パワーが1cal、人を構(かま)える程の余分なエネルギーを持ち合わせていないのである。
 
 第1磁界は渦巻の中心点にあって、星間ガスを集約し、コア(重列元素)を創造する磁界である。小さなガス分子をコツコツと集めて星の超大なコアを造り上げて行くその本能的な性質はこの生命にも宿っており、とにかくお金でも物でも何でもコツコツ溜め込んで行くという性癖を具有している。根気が続かない生命であるのに物を溜め込むという作業に関しては飽きる事が無く、それを生き甲斐に出来るというのはまことに素晴らしい事なのだが、人によってはゴミ屋敷の主となったり、吝嗇(りんしょく)に陥って守銭奴と変じてしまうのはあまり好ましい事ではない。子の生命の者はお金を溜めるというよりも、贅沢を慎んで小銭を積み上げて貯金し、お金を極力使わないのが特徴、お金を出す事自体を嫌がる為に(身を切られる思いになる)、裕福なのに実際は貧乏生活をしているという変わり種である。一生掛けて10億円を積み上げて、ボロボロの衣服を纏ったまま本人は満足して死ぬという、この上もなく耆徳(きとく)な方もいるから偉人だと言わざるを得ない。子の生命が全員そうだとは限らないが、約半数がこのお金を使わないタイプ、残りの半分はお金を使うタイプであり、別の物を集める(時に収集マニア)。
 
 天体の渦磁場で一番最後に形成されるのがこの第1磁界、この磁界には天体の結晶とも言えるコアが育成される。これは精神面の話だが、純粋培養生命だとか、初心(うぶ)な結晶体生命だとか、汚れ無き天使生命だとか、水瓶座(アクエリアス)に象徴されるが如く、まるで天から降りて来た様な純粋な生命(胎児)の者もいる。これが子の生命の本来の姿だと思うが、実際はそれとは正反対の性質を現す者が結構多く、相手の弱点を見抜き、人を騙して罠に落とし込むとか、発達した損得勘定を剥き出しにして、家族や親族の中で醜い争い事を引き起こすとか、周囲の迷惑も顧みずにとにかく相手が嫌がる悪戯を働くとか、いずれも法で裁かれない犯罪行為ギリギリの線(計算高く抜け目がない)で、人間とは思えない悪魔的な嫌がらせ行動を取る者もいる。実は第1磁界の位相群は正当な輪廻生命が半分、残りの半分が魔界生命であって、生まれ日が子の者は善人と悪人の真っ二つに分かれているのが実情である。その見分け方は簡単であり、左肩に魔界の職員マークがある者には注意を払わなければならない(アストラルマークなので一般人には見えない)。べつにマークで確認しなくても、その者の人間性を見れば一目でそれと分かる。尚、魔界関係者か否かは生まれ日だけの話で、生まれ年は無関係である。
 
 
      〈子の一般的性質〉
 物欲が強くケチである事から嫌われやすい生命だが、よく考えてみると、お金を稼ぐ事や異性の情愛をつなぎ止める為に汲々とするだけで、醜い大人の欲望(例えば地位欲や名誉心など)を持っていない理由から、綺麗だと言えばこんなに綺麗な生命は他にはいない。見栄も虚栄も偽善も自惚れも無い生命が故に、多少薄情(うすなさ)けではあるものの、他の生命と比較すれば(魔界職員は別)その言葉は十分信用に足りる。そもそも胎児に人を傷付け陥(おとしい)れようとする悪意も計略もある筈が無い。子の生命は基本的に小心翼々とした生命であり、小さな満足を追って社会的な野心を持たない生命だが(実利主義)、精神境涯が極めて不安定で、いつも他人の言動に振り回されて傷付いている。ナーバスで超過敏な神経が心を痛ます為に、いつの間にか飄々(ひょうひょう)としたマイペースを装わざるを得なく、我関せずの人生スタイルで、潤いが感じられない殺伐とした生き方を選択してしまいがちである。
 
 生まれ日が子の生命の者でも他星の関係から政財界へ進出を果たす生命もいるが、その武器は天性の切れ味鋭い知謀であり、相手の弱みを一発で見抜いたり、利益に超敏感で鼻が効く事から、「策士」や「戦略家」として優秀な手腕を発揮する者もいる。しかし、常に問題になるのがその持ち前の狭量であって、人望の薄さが災いして権力の頂点に登り詰める事がなかなか出来ない。生命パワーの関係上、人を受け入れる心の許容量に不足がある為に人が付いて来ないのである。従って、財界人としても世間的には有名な存在にはならないのだが、お金や財産を保有している実力者としては君臨している様子である。とにかくこの生命は食べられない名誉や地位よりも実利(現ナマ)を欲しがって、社会奉仕や支援活動には非協力的であり、あくまでも現実的な利己主義スタイルを貫き通す為に、「単に金だけ持っている孤独な人」になってしまいがちである。
 
 子の生命にとって、自分が育った生家(特に母親)は理屈では語れない特別なものらしく、胎児には母親の胎内環境が最も安心出来る理想的な場所であると言える。生家に対する執着心が半端ではないという話だが、一方、独立してマイホームを築いた場合も、我が家は自分にとっては胎内環境の様に安心出来る特別な場所でなくてはならない。家や環境に関心を抱かない吝嗇ねずみの生命も中にはいるが、多くの子の生命は立派な家を築くのが特徴である。家に必要なのは自己の伴侶だが、その伴侶の扱い方に問題があって、愛情の物質化というか、伴侶を家の調度品か家具の一種の様な扱い方をするので、大事にはするものの、息が詰まる様な異常な拘束力で縛り付けてしまう為に、「家庭内騒動」が起こりがちである。奥様も旦那様も自分の家具(持ち物)ではないので、相手の自由な行動をもっと尊重してあげたいものである。それと、お金があるならギリギリの生活費を渡すのではなく、伴侶が少しは自由に使えるお小遣いをあげたいものである。「ゆとり」を贅沢だと決め付けて出し惜しみしない事であろうか。
 
 生命パワーが小さい「子の生命」の者に必要なのは一種の「居直り」である。人に振り回されない堂々とした人生を歩む為には境涯を上げる必要があって、居直りに近い「物事の割り切り」が重要である。多くの生命が年齢と共にそうした割り切りを身に付けて来るのだが、若い者にはまだ無理なのか、自身が傷付くのを恐れて神経を尖らせてビクビクした人生を送っている様に見える。子の生命の真裏は180度反対の午の生命の領域、そこが子の生命の上限域に当たる訳だが、そこに自身の意識の底辺を上げる事(仮同会させる)が無難に生きる為のコツ、多くの者がそうして人生の危機をクリアしている。これは自己の位相が地球内部に存在する生命の生きる為の智慧(子と丑の生命だけ)と言えようか。特に子の生命の者は貯蓄が無くなると心の余裕が無くなり、汲々とした状態になりがちである。いざという時に力になってくれる親密な友人を作っていない(深い付き合いをしない)のも処世術の未熟さを感じる。超一流の有名アスリートになっても精神修行がお粗末では駄目、人の輪の中に入ってもヘッチャラな図太い神経を持てるようになりたいものである。
 
 
 
 
 
 
  2)  丑(うし)の生命  ※ 磁界: 第2磁界(本能階)
               ※ 磁場容量: 2cal
               ※ 分類: 中諦階仮諦(固体階液体)
               ※ 人象: 赤ちゃん(乳児期)
               ※ 星座: 双魚宮(魚座)
               ※ 月節: 2月(丑月) 
               ※ 時節: AM3時~AM5時(丑刻)
 
 
 
 
    ※  〈磁界の特徴〉
 第2磁界とは地球内部のマントル層から地表面を包み込む領域であり、地上高度2000mまでの海洋や大気層を含む液体を呈する磁界である。この磁界の最大の特徴は有機物の土壌がある事であり、水を介して生物を育む場所である事、また大気の酸素濃度も生物の呼吸量に応じている。磁場半径は約6000kmで、自転周期は約24時間、内部に第1磁界を抱えている。第2磁界は古事記では伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と称される。第1磁界のコアは固体でカンカラカンの素粒子凝集体だが、この磁界はマントルも岩石も有機物も大変柔らかい分子凝集体であり、その様な意味では第2磁界とは分類上「液体」になる。基本的にこの磁界は原子や分子の世界であり、各種の振動波の中でも主に有色の可視光線の世界でもある。承知の様に、地球に注がれる太陽分子光の大半は太陽の第2磁界から放射されている。この磁界は地殻より下のマントル層までが魔界領域となるが、人間よりも動物系の魔界偵察員が多い(猫やカラスなど)。また、この磁界が生物磁界と呼ばれる所以は自然界位相(植物や昆虫や微生物の位相)が存在するからである。第2磁界とは「地の命」と「天の命」が結ばれる生誕地、十二磁界の中で最も重要で神聖な磁界であるが、それとは真逆に、厳しい生存競争の世界でもあって、残忍な格闘世界という地獄の一面もある。
 
      〈丑の意味〉
 本来、丑(うし)の語源とは紐(ちゅう: ひも)で、動物の牛の意味ではない。この生命の歩き方や動作や仕種が牛歩の如くゆったりしているのでそう名付けられた。丑は暗き土壌の中から地上に芽を出した発芽状態を意味しており、人間ならば母親の胎内から産み落とされた誕生したばかりの赤子の状態を表している。植物の新芽も人間の赤ちゃんも、いずれも母体(種子)と茎管(臍の緒)で連結しており、いまだ母親(旧因縁=本能)の勢力下にあって、完全に自立した生命状態ではない。この世に誕生したといっても、本能の手綱(たずな)から逃れられない未熟な生命状態、それが丑の漢字の語源である。丑は生命の第二段階を表す象意言語、月節は2月、時節はAM3時~AM5時、夜が明けて明るくなったものの、あるいは新年の節句は迎えたものの、外はまだ薄暗くて肌寒く、今ひとつ今日を迎えた気分になれず、また新しい年を迎えた気持ちにもなり難い段階である。やはり一日の出発点は寅刻(とらこく: AM5時~AM7時)であり、一年のスタートは春3月(寅月)からと言える。易学上では丑の段階とは陰の勢力を抑えて陽の比率がぐんと増した状態でも、その具現率は20%以下、いまだに小陽の段階である。丑は仏法十二因縁では「六処(りくしょ)」と呼ばれ、その由来は六根(手足と五臓六腑)を配して生まれいづるという意味である。また、西洋占星術では黄道十二星座の中で二番目に出現する星座を魚座(ピーシーズ)と称し、羊水(過去)と天空(現在)を結ぶ霊界の稚魚として扱われている。
 
      〈磁界の質〉
 第2磁界の特徴は、何といっても気体(空諦)の第3磁界(大気圏磁界)と固体(中諦)の第1磁界(コア磁界)に挟まれた、液体(仮諦)の生物養育磁界という看板名目である。地表に生物を誕生させて養育する為には、適度な重力、適度な気温、適度な湿度、適度な酸素分子濃度、有機素材や栄養素などが必要であり、それらの生命条件は十二磁界全体で協力し合って生み出すものだが、やはり直接の担当者が真剣に取り組まないと菌類一つ培養する事が出来ない。非常に世話好きな万物のお母様、それが第2磁界の特徴である。そんな磁界の性質を備えているのが丑の生命であり、古来から「丑菩薩」と称されてその偉業は讃えられて来た。丑の生命の世話好きや面倒見の良さは超有名であり、相手が望む望まぬに関わらず世話を焼きたがる生命で、少々要らぬお節介のでしゃばり的な傾向は否めないものの、この生命によって救われる者は多い。だが、世話をする代わりに情欲(人に構われたい欲望)を欲しがる生命であって、いつも構われて可愛がられていたいという欲求が異常に強いのがこの生命の欠点と言える。なぜ常に構って欲しいのか?  その答えは簡単明瞭であり、「赤ちゃん基質」だからである。お世話の代償が情愛なのだから楽な筈だが、それが結構重苦しくて、マントルの如きベト付いた情欲には手を焼く人も多い。しかし、してあげるという行為自体は尊いものであり、誠に有り難い基質だと言えるかも知れない。
 
 第2磁界のもう一つの特徴は、ここが誕生した生物の体と天空の意識を経管(紐=ズザネ管の意味)によって結び付ける場であるという事である。その様な意味では第1磁界とは胎児を包む子宮に相当するが、第2磁界とは赤ちゃんを生む為の産婦人科の院内とも言える環境である。基本的には生物の意識の源とも言える「自我」を配当する磁界だが、そのせいなのか、丑の生命の「自我」の強さは天下一品、特に年支が丑の生命は「ゴテ丑」か「ベタ丑」か「癇癪丑」か「短腹丑」かのいずれかであるのが一般相場、十二支の中で最も育てる事が難しいと言われている。泣き出せば涙が枯れるまでトコトン泣き続けるし、腹を立てれば三日も四日も御飯も食べずに愚図り続け、不機嫌になれば誰かがご機嫌を取るまでふくれ続けて、一旦ダダを捏(こ)ねればデパートだろうが地下鉄だろうが場所など関係なく泣きわめいて転げ回り、一度恨むと死ぬまで両親を恨み続けるという有り様で、育てる側の親も子供と心中する覚悟で育てなければならない。世の中にこんなに手間隙が掛かる子供がいるのだろうかと思ってしまうが、しかし丑の子を育てるコツは簡単明瞭、彼らが愚図る理由はたった一つであり、常に構って可愛がってやる事である。それしか解決の方法が無いのである。もともと「赤ちゃんの生命」が幼少期を過ごしている訳だから育て難いのは当然の話なのである。
 
 丑の磁界は本能磁界の真っ只中に位置しているものの、ズザネ管と接合された次の瞬間から自我の発達と感情の発達がスタートする理由から、直情傾向の強い生命となりがちである。しかしこれは丑年生まれの生命の若年期間の特徴、丑日生まれの者は反対に年を取るに従って直情傾向が強くなって来る様である。丑の生命で一番困るのが「手加減を知らない」という事である。もともと腹を立てると暴力を振るいがちな生命なのだが、気が済むまでトコトン殴り続けて止めを指してしまう為に刑事問題となりがちである。特に第2磁界とは基本的に動物の世界、命を掛けた手加減無しの獰猛な格闘世界であって、その原始本能を色濃く持っている為に時に大暴れをする者が多い様である。本来、第2磁界とはそういった格闘家の専用磁界、一般的には格闘技の選手が瞬間的に心を収縮させて使用する場だが、この磁界の生命は平素でもこの領域に心を落としてしまう性癖があるので、特に理性コントロールが必要となる。第2磁界の一体何処が神聖なのか分からないが、地上は最も危険な場所だと言えよう。動物世界のもう一つの顔は、普段は極端におとなしいと言う事である。丑の生命の普段の顔は、溌剌とした精気が感じられない「アンニュイ」な性質を示し、殻に閉じ籠った塞ぎ性的な雰囲気を醸し出している。そうした人象は動物のそれに近いものだが、優しく接してやると、相手に対して情感を誘発されるのか、慈悲心を示して来るところが丑の特徴である。
 
 第2磁界は第1磁界と同様に自転周期が短く、そのせいか丑の生命は動作はゆったりしているものの、感受性が鋭く頭の回転も素早い。生命タンクの容量が2calであり、子の生命(1cal)とは違ってビクビクした挙動が抜け落ち、一応は見た目の安定感は感じられるが、たった2calの生命パワーでは軽量過ぎて他の生命の様なドカッとした精神の落ち着き振りは感じられない。体を動かさずにじっとしていても、心は常にせわしく動いていて、重ダンプの生命(亥や戌や酉)の様にボーッとした状態で(何も考えていない息抜き状態で)自ら思考を停止させる様な真似は決してしない。当然、その分強いストレス(緊張)や重圧を長時間に渡って受け続ける事になるが、この生命はまるで二枚貝の如く自己の殻を閉じて外圧に耐える特性を備えており、普通の生命が音を上げてしまう様な事柄でも、天性の耐久力と持久力で乗り越えてしまう。「なぜそんな酷い環境下でも我慢出来るのか?」と感心してしまう程である。時には人を何十年も恨み続けて、長崎の仇を江戸で討つが如くに心の目線を落としたままその抑圧地獄の中で生きるが、その人間離れした芸当には驚かされる。苦労や苦難に耐える事は素晴らしい事だが、自らを精神地獄(心の底辺)に落としめてそれに耐えるのは如何なものかと思われる。ちなみに第1磁界も第2磁界も一般的には土中内部の魔界領域、そこはもともと地獄界と呼ばれる領域なのである。
 
      〈丑の一般的性質〉
 生まれ年が丑の生命の者は非常に育て難いものの、満32才以降は自己本来の生まれ日の干支が強く現れて来る為に、腫れ物の如き丑の性質は段々下火になって来る。しかし、自己の本体(日支)が丑である生命は逆に年齢の嵩(かさ)みとともに丑の性質が強く現れて来る為に、その自我の強さ(我がまま)には周囲の者が呆れる場合も多い。無論、そうではない者もいるのかも知れないが、まだ例外を見た経験が無い。本来、この生命は如才なく融通性に富んだ性分であり、機嫌の良い時はかなりの無理を言っても聞き入れてくれる親分肌の生命である。なぜか大変な自信家であり、その歩みはのろいが、着実に目的に向かって前進する人間であって、極端な負けず嫌いで有名であり、100%完全に敗北しているのに、その負けを絶対に認めたがらない呆れた「利かん坊」である。というより、相手の凄さや強さを把握出来難い性分で、「あんな奴には負けたくない」と感情的に闇雲に闘争心を燃やしているに過ぎない。
 
 一度受けた傷や損傷を絶対に忘れない執念深い生命であり、込み上げて来る怒りの感情を調節出来ないまま、その恨みを晴らすべく復讐の機会を窺うという悪癖を有しており、自我の強さと激しい怨念、そして短慮で短気というのが典型的な丑の特徴である。気性の激しい生命であり、追い込まれると「ヤケッパチ」となり、感情が赴くままに劣悪な猛毒性を出して、辺り構わず誰彼容赦なく攻撃する為に、時に世間を驚愕せしめる主人公となる。特に手加減を知らないから恐ろしい(相手の痛みが分からない)。しかし、怒りの感情が収まると、まるで嘘の様におとなしくなる生命であり、野獣の血が冷めて可愛い赤ちゃんへ戻る。だが、相手のちょっとした言葉使いに気分を害して、それまでの長い親族付き合いまで突然止めてしまうから結果的に世間から敬遠されてしまう。
 
 また、この生命は最初に与えられた環境や教えによく馴染んで染まる人間であり、自力で自色を変え難い生命である事で有名である。悪い表現をすれば、頑固一徹な盲目馬鹿であり、たとえ間違った思想でも一旦自分が納得して信じたものは最後まで信じて行きたい性分であり、途中下車する事を好まない生命である。その為、既成概念を覆す事が容易ではなく、一度染まったら最後、再洗脳が極めて難しい「不活性ガス」の如き人間と言える。無論、丹念に再教育を施してやれば新しい色にも染まるが、それが容易ではなく時間が掛かる。良い意味ではこんなに信念の固い人物はおらず、強力な味方になるが、敵に回したらこんなに恐ろしく頑強な人間は他にいない。丑の生命に一旦敵だと思われたらもう修正が効かないので大変である。一般に丑の生命と言えば大酒飲みが多いが、アルコールだけではなく薬物に呑まれて耽溺する傾向があるので注意が必要である。
 

「生命論」福岡講演会のお知らせ

いつもRIAT BLOGをご覧いただきありがとうございます。

RIAT主催の「宇宙哲理 生命論」講演会、福岡での開催が決まりましたのでお知らせ致します。
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<宇宙哲理 生命論 福岡講演会>

◎日時:2019年 7月 27日(土曜日) 

               10時30分開演

◎会場:福岡県春日市大谷6丁目24番地

   春日市ふれあい文化センター 中研修室

◎定員:50名(先着順)

◎参加費:5000円

◎講演予定(変更の可能性あります)

(第一部)
心の場所はどこか
位相とズザネ管と肉体
生命体と霊魂体(神)
地球磁場圏の概要
共有位相の外観1/8
磁場の12階層と特性
ヌーエ動帯とネブヤハゲル運動
10段階宇宙
 
(第二部)
渦巻き宇宙と気の粒
創造主とマクロ宇宙とビッグバン
マクロ宇宙 六員環宇宙
宇宙人の存在
銀河団と中央回線
宇宙人の存在(銀河史)
地球の寿命 オリオン牧場の家畜
円盤による脱出計画
心の同会先
 
(第三部)
生命とは何か 内磁場と外磁場
生命輪廻 アカシック
何の為に生きるのか
個性と属性
 12磁場
 四眷属
 六ブエデ
 血液型 幹枝葉の型
人間の能力 
 呪文
 交信 アナログとデジタル
 
参加者のアカシック回数、眷属、同会場所など
 
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講演会では参加された方の理解を深めやすいようプロジェクターを使用しています。ブログからだけではイメージしきれない内容や感覚的な部分も可能な限りお話していく予定です。ご自身の頭の上の壁を割って上位磁界へ同会したい方、生命論を基礎から学びたい方には最適の講演会です。皆様のご参加をお待ちしております。
 
参加ご希望の方は下記メールアドレスまで
お名前、ご住所(市町村まで)、携帯番号、生年月日をお送りください。
RIATより申し込み完了のお知らせと詳細なご案内をメールにてお送り致します。
 
先端技術研究機構 RIAT事務局
 

 

太陽放射線量の増加

<地球環境の情報>
 この原稿は5月30日に書かれたものでブログ掲載日は6月1日を予定しています。4月3日のグリッド線合致日から太陽コアの核反応が徐々に増大を始めて、太陽膨張(巨星化)に拍車が掛かり、それに伴う総発光量も増大の一途を辿っている現状です。太陽内部のガス圧(気密度)も三月度の倍以上に増加しており、それに応じて、母星と子星を結ぶ天体タボ線を介して地球内核のガス圧も激しく上昇し、今や地表の至る所から気の吹き出し現象(地震雲)が起こっている状況です。世界規模で火山運動が活性化し、あちこちで大型の地震が発生しています。10年前の太陽発光量と比較すれば、ここ最近は地表1m四方当たりに照射されるジュール熱が1.6倍にも跳ね上がっており、快晴の日照りが数日間も続けば、特に大陸上空の高気圧がオーブンで焼かれた様な高温となり、その熱気をあちこちの島々まで運んで来ます。日本列島の五月度の異常高温は熱い大陸高気圧団の到来に起因するもの、これも陽化現象の一つです(2年前から光量を軽減する光シールドを張っている)。
 
 地表温や海温が上昇すれば、当然大気の水蒸気含有量も半端な値では無く、目下は高度数千メートルの上空まで厚い水蒸気層が幾層も取り巻いている状態です(一昔前とは比較にならない)。別にヒール神が怒らなくても、一度雨が降り出すとスコールの様なドシャ降りになるのは必定、それが止まらないから集中豪雨災害が発生します。太陽フレアー災害、火山災害、地震災害、集中豪雨災害、熱波災害、台風竜巻災害、酸素気薄問題は陽化惑星の定番、もはや昔の様な安定環境には戻らない事を自覚しなければならないでしょう。現在、海面10m地点に於ける地球の平均酸素分子濃度は19.4%、酸素が減じた分「炭酸ガス濃度」が増えており、CO2温室効果もまた地球温暖化に一役買っている様です。先日(5月10日)カリフォルニア州の二箇所の高圧ポイントから、我々は地殻崩落を恐れてガス圧を分散させましたが、そのガス圧は他地域へ移動して地震を誘発させただけの話、もはや今更ガス圧を散らした所で何の意味もなさない状況でしょうか。地球全体が爆発してしまいそうな勢いなのです。
 
 これから世界中で発生するだろう所の「想像を絶する大災害」を考えれば、心穏やな状態では居られないかも知れませんが、しかし、地球の運動寿命はいつか必ず訪れるもの、いちいち心配していたら有意義な事は何も出来やしません。特に武士の魂を引き継ぐ龍神島民族は外国人の様に恐れおののいて狼狽(うろた)えてはいけませんね。腹を決めて(覚悟を決めて)、残りの時間をもっと大切に過ごしましょう。ただ、問題は子供達、「もう少し未来を与えて上げたい」と願うのが親心、我々もそれをいの一番で考えていますが、戦火の関係上まだ脱出準備が完全に整っていない状況です。正直言って我々も正確に先が読めず、半分「博打」的な作戦を取っている状況、さっぱり宛に出来ない「頼りにならない存在」ですが、皆様の死後の整理だけはキッチリ出来るという自信は在ります。脱出作業に関しては何とか当初の計画通りに事を進めようと思っている次第です。転生作業や銀河サラ位相帯生命の移住に関しては、何の問題も生じておらず、準備は万端でしょうか。
 
 現在の日本列島はまるで蒸し器の上に乗せられている状態、列島のあちこちから湯気(ガス)が吹き出して、あらゆる地域に地震雲が発生している状況です。地震雲はジェット機雲を太くした様な放射状の雲、たった1本の場合もあるし、数本の場合も在ります。一点から放射状にガス(気の粒ガス)の直進流が走る為に、ガスが筋状に拡散して雲(拡散渦)を形成するものです。地震が一番恐ろしいのがたった1本の地震雲の場合、それはこれから岩盤が全体的に割れる事を意味しています(少しのガス漏れ)。一方、空を覆ってしまう様な幾本もの大規模な地震雲が一斉に出現した場合は、ガスの一挙解放(大量漏れ)を意味しており、それは逆に地震が起こらない事を意味します。地底岩盤がゆっくりと大規模にひび割れを起したからです。それに対してガス圧が高じてバチッと突然割れるのが恐ろしい訳ですが、その予兆が1本の地震雲なのです。これは5月30日現在に於ける日本列島のガスの高圧地点の数値ですが、周辺近海も含めて9箇所の圧力点が存在しており、いつどこで地震が発生しても全然おかしくは無い状況です。
 
 小笠原マグマ溜まり(地下600km)の圧力が半端では無く、現在はその四つのマグマ道(枝流)のうち、今一番ガス圧が付加されて活動を起しているのが「伊豆・箱根・富士山ルート」です。富士山が思いっきり噴火してくれれば、相当量のガスが列島から抜け出るのですが、その代わり首都圏がメチャメチャに破壊されてしまいます。それともう一つ、南西諸島と台湾の間にある台湾マグマ溜まり(地下300km)の圧力も高じており、その3本のマグマ道は全て活性していて、1本は朝鮮半島(ペクト山)へ、もう1本はフィリピン沖の海底火山へ、もう1本は南西諸島に伸びています。しかし、これらは火山ルートであって、火山活動とは関係があっても地震とは余り関係が無いものです。今現在、大型地震の心配があるのが島根県の地下(7.0p)と、静岡県の沿岸部(7.0p)、根室沖の海底(7.3p)の三箇所です。残りの6箇所に付いては5p〜6p程度の圧力でしょうか。ちなみに圧力単位(p)とはMgに換算したエネルギー単位であり、岩盤圧力7.0pだからMg7の地震が発生するのでは無く、全部一度にエネルギーが解放されればMg7クラスの振動規模になると言う単位です。小分けされて群発地震が発生する場合もあります。
 
 世界規模では今現在は68箇所の高圧ポイントが在って、圧力が10p以上の危険箇所が4箇所もあります(先日、Mg8のペルー地震が在って一つ危険箇所が減ったばかり)。圧力ポイントの上昇率は一日1ポイントの割合で高じて行くのが一般的な傾向であり、一ヶ月間も無視していたらとんでも無い大きな値になっている場合が多くあります。また地球コアは燃え尽きる寸前であり、また渦巻回転が弱体化している関係上、気の粒を集められる状況には無いのですが、全体的に高圧になる理由は太陽(母星)からの供給があるからです。天体タボ線のエネルギー管が1本ペルー沖に入力されていますが、今年の入力量が半端では無いことから、「エルニーニョ現象」が起こると睨んでおり、海温上昇は避けられない見通しです。海温上昇は大気の運動を加速し、大量の水蒸気を発生させる為に巨大台風などの発生が予想されます。我々はヒール神の活動を抑制する手段を講じましたが、果たしてそれで地球環境が落ち着いてくれるのかどうか、些か疑問に思っております。
 
 
 
<ある行方不明者の捜査>
 これは極最近起こったある老人の行方不明捜査に関する話ですが、この事件に私自身が実際に関与した事から、思わぬ方向へと事件が展開してしまいました。「事実は小説より奇なり」と申しますが、世の中にはこうした未解決事件が一杯あるのだろうと思われます。ボケ老人の単なる帰宅困難騒動から一転して、最終的には刑事事件へと発展してしまうのですが、いやはや地上の出来事とは言え迷宮入り化してしまう様な厄介な状況、その複雑さにこの私も翻弄されてしまいました。TV番組ではよく難解な未解決事件の真相を暴いた霊能者の物語が放映されていますが、今回はその霊能者でも太刀打ち出来ないだろうと思われる極めて難解な事件でした。とは言えこの事件は現在進行形であってまだ法的には解決しておらず、実際には遺体が見つかっていない状況ですが(犯人も逮捕されていない)、既に軍団が遺体の遺棄場所を特定しており、間もなく解決する見通しです。
 
 事件はある老人(男性80才)が日課の散歩に出掛けたきり、それ以来帰宅せず、その翌日に家族が心配して警察に捜索願いを提出した事から始まります。衣服は上下のトレーナー、持ち物は杖と帽子と自動車のキーと数千円の現金だけという軽装であり、過去に脳梗塞で倒れて以来、歩行が厳しい状態のお年寄りでした。いくらボケ老人でも物理的に何kmも歩ける筈も無く、いずれ見つかるだろうと家族は考えていた様子です。普段、散歩するコースが主に川沿いだった事から、警察は川沿いを一斉捜索しましたが、遺体らしき物が一切見つけられなかった事から、本人はまだ生きていて街を放浪しているのだろうと言う推測が有力となっていました。家族が私の所に援助を求めて来たのは三日後の午後の事でしたが、その夜に本人の霊魂体が自宅に戻って来た事から、本人が既に死亡している事実が分かりました。問題は彼がどこで死亡し遺体が何処にあるのかと言う事でした。
 
 霊魂体が戻って来れば、魂体そのものが記憶器官なので、別に魂体と直接話さなくても確かな映像情報が得られます。これで事件が全面解決したと私はすっかり安心してしまいました。しかし、魂体の話が曖昧であり、また信じられない事にその魂体の映像記録もなぜか途中で切れており、確かな情報が得られ無かったのでした。要するに彼が何処で死亡したのか、我々には分からなかったのです。川沿いの散歩コースの数百メートル上流にはダムが在って水深5mほどのダム湖が有るのですが、軍団にそこを捜索させて、川床に二つの遺体が存在する事実が分かりました。私はてっきり本人の遺体もそこに在るのだろうと思い込んでしまったのですが、電力会社の敷地には入れず、また警察も推測だけではダム湖の潜水捜査には踏み切れ無い事から、私は軍団に頼んで最初の一体の遺体を水面に浮かす施行を試みて見ました。翌日の朝に死体が浮かび上がり、ダムの放流口から街中へと流れ着いて、水死体が発見されました。当然、家族が直ぐに駆けつけましたが、その遺体は本人の物ではありませんでした。
 
 人間の肉体と霊魂体の関係を一般の皆様がどの様に把握されているのか分かりませんが、多分現代人は霊魂体そのものの存在すら良く知らないのだろうと思われます。肉体が死亡すると約2時間後には霊魂体が分離し体から抜け出します。霊界位相から地上に伸びる一本のズザネ管と432本のヌサネ・タボ線は肉体に直接入力されている訳では無く、全て魂体(オーラ球体)に入力されており、魂体が抜け出た後の肉体とはただの屍、それは蛋白質の塊に過ぎない物です。我々の捜索は位相から繰り出されるズザネ管を経由して個人の存在特定を行っており、死んだ肉体(魂体分離後)をピンポインに探し当てる事は原則的に出来ません。従って、生きている人間の所在確認は簡単に出来るけれども、遺体捜査は簡単では無く、通常は霊魂体の映像記録を元にして地域を割り出し、その周辺を探索して屍を見つけ出すと言う手順を踏んで行われます。今回の事件を複雑にしたのは、なぜか魂体の映像記録が途切れていると言う事でした。
 
 人間が歩くとその磁気的な残像が場に残ります。龍神もそうですが軍団もかすかな残像磁気(ヒステリシス)を終えるので、一ヶ月以内の出来事ならば家出人の居場所を特定する事など朝飯前の簡単な話です。別にそんな捜索犬見たいな特殊能力を使用しなくても、生きている人間に関しては空の上から特定できるので、それは警察も警察犬も呆れてしまう程の能力でしょうか。以前、飼い犬が殺された事件で、磁気残像から夜中に起こった事件(犬を惨殺した犯人が居た)を暴いた経験があるのですが、今回の事件でも当然、磁場の残像追跡も行って見たものの、散歩途中で残像が忽然と消滅しており、その時点からの情報が全く得られませんでした。この世の中に、創造主である我々でも解決ができない問題があるのかと驚きましたが、何か大事な事に気が付いていないのではないかと思い直して、一つの一つの出来事を整理して、もう一度熟慮して見ようと考え直しました。私が忘れていた事は「なぜ魂体の映像記録が途切れているか?」、その原因を究明する事だったのです。
 
 霊魂体(本人)に聞いてみても、川に転落したと言う記憶も無く、また誰かに車で連れ去られたと言う記憶も無い事から、曖昧な返答しか返って来ないのですが、本人は自分が抜け出した自己の骸を見て「死んだ」という認識を持っており、現場とは遥か離れた街中から自宅まで歩いて返って来たらしく、どうやら遺体の居場所は自宅付近の山林やダム湖や川底では無く、十数kmも離れた街中である事は推測が出来ました。そこで軍団が改めて、霊魂体が帰って来た経路の残像磁気追跡を行って、やっとある商品倉庫を見つけ出したのですが、肝心要の遺体は既にそこに無く、倉庫から運び出されている事実が分かりました。「一体、なぜ街中まで行ったのか?」「どうしてその間の魂体記憶が無いのか」それが最大の疑問でした。そもそも魂体記憶は煮ても焼いても消滅しないものであり、本人が記憶喪失でも、魂体には全ての記録が残っているものです。魂体の映像記録が途切れると言えば、物理的な相当な衝撃が魂体に加わった場合や、電磁的なショックを受けた時ぐらいしか起こり得ないものです。
 
 本人の健康状態が思わしく無く、多少認知症ぎみである事は勿論の事、また心臓に疾患があった理由から、行き倒れて誰かの車に乗せられて病院に緊急搬送されたのではないかと言う意見が大方だったのですが、車に乗せられた場合は磁気残像がストップしてしまうので、その意見は有力なものでした。しかし、待てど暮らせど警察や消防署や病院からは何の手掛かりも無く、我々としても車に乗った映像が無い事と、なぜ病院では無く倉庫に遺体が在ったのか、チンプンカンプンの状況でした。しかし、冷静に考え直すと、本人が車に跳ねられて、その車に収容されて倉庫に運ばれたと考えれば、点と線が繋がって納得が行くことに気が付き、その線で証拠集めをして行こうと考えました。車に跳ねられた衝撃で魂体は数時間の記憶映像が出来なかったと考えれば辻褄が合うからです。どうやら交通事故を起した犯人が被害者の老人を車に乗せて現場から逃走し、取り敢えず遺体を倉庫に隠して会社に戻り、夜中に遺体を倉庫から運び出して、遠い郊外の山林に捨てたと言う事件だった事が分かって来たのです。
 
 軍団の精密検査の結果、人を跳ねた瞬間の映像記録が魂体にかすかに残っており、その映像解析から自動車のナンバープレートを割り出し、また運転手が被害者と触れ合った事から(抱き上げて車に乗せた)、そこから犯人の運転手を割り出して、彼の自宅と務めている会社を突き止める事が出来ました。また犯人が遺体を遺棄した場所を特定し周辺を捜索した所、やっと本人の遺体を発見、遺体は骨盤が破壊されて背骨が折れていました。遺体の周囲には杖と帽子があり、更にポケットには車のキーがある事を確認し、その遺体が本人である事実が分かりました。その旨を家族に伝えましたが、家族がどう動くのか分かりませんが、多分先に遺体の遺棄場所を探索し、それから警察に届け出るものと考えられます。遺体の遺棄場所は自宅から350kmも離れた山の中でした。私が家族に情報を伝えたのは5月31日、本日の事です。ダム湖の底に横たわるもう一つの遺体、死体って身近の環境にゴロゴロ在るものだと驚いております。読者の皆様も、誤って人を跳ねてしまった場合は、ちゃんと病院へ運んでやりましょう。いずれは必ずバレますから。
 
 さて、皆様にお知らせがあります。来週のブログは個人的な都合で休ませて頂きます。ちょっと宇宙にヤボ用が出来まして、私自身が出張し地球を離れなければならないからです。来週のブログでは組織からの連絡があります。