〈即身成仏同会法〉

 その昔、多くの修行僧(修験道者)が山に籠って「悟り(解脱)」を開こうと鍛錬を積んだものですが、それは別に日本国だけの話ではなく、中国(仙人)でもアラブ諸国(砂漠の民: ベドウィン)でも道を求める修行僧は世界中にいました。しかし、地球人だけがそんな修行をしている訳ではなく、解脱を重ねて上位の天体に自己の意識を同会させる修行は何処の宇宙人でもやっている人類に共通した課題であって、それを是が非でもやらなければならない理由は、「人間の人間たる本分」がそこに在るからです。人間の肉体成長は精々27歳前後で止まってしまいますが、意識(記憶認知作用)や心(判断分析理解作用)の成長に関しては限界という枠枷(わくかせ)がありません。また、人間とは肉体死が最終行程ではなく、死んでも死んだ事にはならない理由から、死後の行程の存在を考えれば、やはり人間期間から続く心の成長を等閑には出来ません。それと大きな問題がもう一つ、他の宇宙人にとって解脱が絶対必須である理由とは、解脱しなければ宇宙船に乗れないからであり、軍隊が軍艦に乗れない訳ですから、それでは何の為に宇宙船を造ったのか意味がありませんね。解脱問題は地球人よりも宇宙人の方が切実な問題でしょうか。

 今から12年前までは神々が健在だった事から、地球神の業務である誕生管理、死後管理、死人管理、成仏処理、輪廻処理などはこれまで通りに普通に行われてきました。しかし、その翌年にはマクロ宇宙の「戦火」が地球にも飛び火して、天体の成仏神はおろか太陽守護霊界も、三種類の地球神(スゲ、ケゴ、チオ)も、その大半の人員を失ってしまいました。現在も戦闘はまだ続いていますが、今や地球霊界には動物神以外の人間神は一人も存在せず、地球以外の上位の天体神も悉く消えてしまった状況です。従って、幼い子供の心の成長を導く守護霊もいないし、また、地球神達が行ってきた通常業務が何も出来ていないのが現状であり、地球霊界は悲惨な状態だと言えましょう。我々創造主軍団も微力ながらお手伝いさせてもらっているのですが、必要な人員の数十兆分の一にも満たない兵力では焼け石に水の状態です。それも戦いながらの業務なのでさっぱり捗りません。惑星霊界から担当の神々が居なくなるという事態は早い話が地球人類の終わりを意味しています。我々が地球に来た理由は基本的に人材確保が目的であり、死に行く老星から優秀な生命を救い出す為にやってきました。
 
 皆様も承知の様に、老星地球は末路(陽化行程)の最終段階を迎えており、度重なる補修作業の結果、まだ何とか形状を保って最低限の物理環境は維持出来ている状況です。我々が地球寿命を無理やり延ばしてきた理由は、目的の人材確保が出来ていないからです。先日(8/22と8/23)もまた、南大西洋のサンドイッチ諸島ではMg6.9とMg7.0の地震が発生しました。この地震は地殻底部の岩盤崩落が原因であり、地下マントルの内圧で巨大岩盤にひび割れが発生し、脆くなった一部が粉砕されてマントルの中に崩落している現象です。サンドイッチ諸島の地殻の厚さは僅か40km、今や地殻の表層部にまでひび割れが進行し、いつ一斉崩落が始まって地殻に「大穴」が開くのか分からない状況にあります。創造主軍団としてはカリフォルニアの地底と同様に7層の動力バリアを張って地殻を支え、岩盤の亀裂部にはアストラル性の合成樹脂(接着剤)を流し込んで一斉崩落(大穴)に対処していますが、それがどこまで耐えられるのか、我々としても「神頼み」の状況でしょうか。刻々と近づいてくる運命のその瞬間、龍神島民族に対しては我々と同じ危機感を共有しなさいとは言いませんが、皆様には「生」と「死」の両方の選択肢が有る事から、「君はどっちを選択する気だ」と問いかけている訳です。
 
 「救出問題」と「解脱」が如何様に関係するのかと言えば、地球圏内部で息づく個々の生命を地球圏の外に脱出させて、外の環境下でも生きられる様にしてあげるのが「救出作業」の本分なのですが、生身の肉体を持ったままで脱出する方法(子供を産める若い年代が主流)と、肉体を持たない状態で脱出する方法(年配者が主流)の、その両方の選択肢があって、後者の場合は「解脱」が絶対条件となります。肉体を持たない状態で宇宙空間で生きる事とは、早い話が神様や創造主になるという事ですから、当然、誰でもが成れるものではありません。最低限、銀河解脱(第二覚醒)を果たした者でなければ「選ばれる対象」にはならないという話なのです。解脱とはいわゆる「悟り同会」の事であって、自身の現行意識が地球よりも上の天体で営まれているか否かが問題になります。仮にあなたの意識が太陽系内で営まれている場合は、この方は太陽界覚醒(初期解脱)を果たした方(即身成仏者)であり、生身の体を有したまま成仏した「生き仏(太陽天使)」であると認識されます。つまり、地球人を卒業して太陽系人へと成長しており、試練の人間期間を卒業し、「猿」から「人」に成った生命であると神界ではそう解釈される訳です。
 
 太陽解脱者と言えば、昔はそれだけでも大変な値打ちがあった事なのですが、現代社会では太陽解脱者など別に珍しくもなく、その辺にゴロゴロと居るというご時世です。しかし、銀河解脱者(銀河系で自己の意識を営む方)となると数えられる程少なく、宇宙人にとっては「当たり前の一般社会人意識」なのですが、正確な銀河情報(歴史などの社会知識)を入手出来ない地球では圧倒的に少ないのが現状です。要するに、地球では銀河社会の宇宙情報が行き渡っていない理由から、イメージ(全体像)を描き難い(把握出来ない)のだろうと思われます。解脱の骨は「自己のイメージの増大」であり、そのイメージが銀河磁場圏に及べば(銀河の暮らしを頭で描ける様になれば)、意識が同期伝達されて同会(定着)する事になり、やがては銀河回路の方で自己の心を営める様になります。つまり、「イメージ形成」「意識同会」「銀河回路思考」という順番を辿って本物の「解脱」に至る訳です。この様に、意識や心の段階的な成長を経て神々の世界へと入門していく事こそ地上の人類に課せられた究極の使命、猿の子として誕生し、猿のままで生涯を終えるならば、一体あなたは何のために生まれてきたのでしょうか。
 
 地球が終わるという事は「地球霊界」が終わる事を意味しており、意識の源である霊界位相が解体されるという意味になります。つまり、もう二度とあなたの意識(生命)が活躍する事は無く、その現行記憶もアカシック記憶もこの宇宙から消え去ってしまうという意味なのです(自己意識消滅)。残り時間が後僅かしか無い状況で、この期間内にあなたが銀河解脱に至らなければ、これまで延々と刻んできたあなたの生命歴史が幕を閉じるのであり、これが本当の「死」となります。あなたは「生きたいのか」、それとも「死んでも構わないのか」、そのどっちなのでしょうか。私はまだ生きたいし、宇宙も見てみたいし、未来も経験したいと思うならば、生きる為の努力を払う必要があります。残念ながら「解脱」とは誰かにやってもらうものではなく、自分の力で獲得しなければならないものです。インドの解脱詐欺師が100万円払えば解脱させてくれるという話があって、日本でもその被害者が一杯居る様ですが(実際は解脱していない)、それは自分の排便を人に頼む事が出来ないのと一緒の理屈です。また、我々の組織が推奨している「龍神合体」ですが、最近は龍神詐欺師なる者が登場して、お金を払えば龍神を付けてくれると言うから、もう笑ってしまいます。
 
 今は地球人類77億人の総バカ時代、氾濫する似非情報の中から僅か0.01%にも満たない真理情報を探し出すのは容易な事ではありません。「解脱出来る」「解脱出来ない」は別問題として、折角真理に「縁」したのだから、我々とは離れない事が重要かと思います。芥川龍之介の「蜘蛛の糸」ではありませんが、折角「糸」を掴んだのだから、何があってもそれを決して手離さない事でしょうか。下記は前回も一部公表した所の未発行の「銀河史(上巻: プレアデス文明の興隆と衰退)」の中からの一説です。銀河の「過去の歴史」を学ぶ為にも、宇宙知識の一部を知って頂きたいと思います(解脱の役に立つ)。
 
 
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銀河史(上巻: 第2章: 天秤座討伐)

 

〈宇宙飛行の条件〉

 宇宙飛行士には年齢制限が有って、実年齢が満32歳以上の男女で、銀河同会(解脱)を果たした者しか宇宙船には乗る事が出来ないという決まりが存在する。解脱も出来ていない若者が船に乗っても、頭が割れていない理由から惑星磁場圏の外に出た瞬間に自身の心との接合が切れて、気絶したまま仮死状態に陥り目を開ける事すら出来ないからである。地上に居ながらも銀河磁場圏で自身の心を営む事が出来る人間(銀河解脱者)は、惑星磁場圏の外に出ても気絶する事は決して無い。従って、子供や若者は銀河戦士にはなれないし、また、他星へ移住する際には医務室のベッドに固定されて運ばれる事になる。解脱とはいわゆる「悟り同会」の事だが、地球では荒行や苦行の末に辿り着く即身成仏もしくは即身同会の意味である。でも、何の宇宙情報も知らない無知な惑星人が銀河系まで自己の意識を伸ばす事は極めて難しい事であり、殆ど不可能に近いと言って良い。宇宙人達の様に、他星の情報がドンドン入ってくる環境にいれば、嫌が上でも銀河世間を知り得て、意識の拡大化が自然に起こってくる。そうした環境にある人間は心操作が出来る年齢に至れば、いつの間にか銀河磁場圏で心を営む事が出来る様になるのである。 

 アルデバランの人類は初期の頃は地球の様に国々に分かれていたが、テニネに中央政府が出来てからは惑星民族の統一化が図られて一国として纏まった。地球は「聖地」ゆえに例外中の例外だが、一般の星は「一惑星一言語」の法則に基づいて共通言語を移植される事から、大陸別に言語分派(方言)が発生しても、言葉の意味が通じ合わない事は決して無い。だから惑星民族の一本化も比較的簡単に出来るのだが、地球の場合は複数の宇宙人言語が移植されており、民族の考え方もそれぞれ大きく異なる理由から、国際政府が力を発揮し難い。どこかの宇宙人が地球に攻めてこない限りは、地球人は一国として纏まる事は無いだろうと推測される。テニネ民族は子供の育て方に特徴があって、個々の親に子供の養育を任さず、国が集団養育を施して育てていく。子供が親元に居れるのは満5歳までで、6歳からは国の保育所に預けられて集団生活を強制される。親が子供と会えるのは2ヶ月間に1度、3日間だけ親元に帰る事が許されている。子供は人類の共有財産なので、個人のバカ親には預けられないという趣旨であり、親元から没収して、国家が平等に躾けと教育を施すという考え方なのである。
 
 子供達は男女別の「養育行程(3年間)」と「教育行程(7年間)」を経た後、それぞれの個性や能力に応じて男女共学の「専門行程(4年間)」に進んで19歳まで学業を続け、それ以降は社会人として勤める事になるが、男性の場合は4年間の「徴兵制度」があって、満22歳から満26までの4年間は誰でも強制的に兵役に服さなければならない(女性の場合は志願制)。軍隊を希望する志願生はそのまま軍事要員として残留し、国家公務員として軍事訓練を積んでいくが、花形の宇宙飛行士を志願する者は適合年齢に至るまで高度な訓練を積み続ける。特殊な霊能力を有する女性も、一通りの学業と軍事訓練を積んでから戦闘巫女として常務する事になり、学問も知識も何も無いその辺の霊能者が戦闘巫女に抜擢される事など有り得ない話である。また、現役を退いた高齢者は自宅で暮らすが、身体が不自由になってくると、国が運営する高齢者施設があって手厚く看護される。こうした国家規模の教育体制や看護体制などが充実しているから、優れた人材が次々と誕生してくるし、また、変質者も犯罪者も極めて少ない。礼儀(挨拶)、道徳、節度、秩序、調和をわきまえられる(つまり欲望や感情をコントロール出来る)理知的な紳士淑女が国を維持してきており、地球の様な野蛮な育ちの人間はテニネは居なかったのである。
 
 アルデバラン(テニネ)人のこうした人間教育体制は連合国にも浸透し、やがて同盟国の多くの国々が賛同して追従していくが、地上の人間(人間養育期間)がその獣性を卒業して「人(human)」になる為の近道は、やはり宇宙船を開発させて宇宙へ飛び出させる事だと創造主も当初はそう考えた。しかし、人間の欲望は食欲や性欲に象徴される本能的な欲望ばかりではない。高尚な世界になればなる程、また別な欲望が誕生してくる。一人称的な性質の「食欲」の派生は物欲や所有欲や興産欲などに発展していくが、二人称的な性質の「性欲」の派生に関しては限度が無く、それは異性欲から始まって、虚勢欲や顕示欲や虚栄欲や権力欲や権威欲や名誉欲へとどこまでも発展していく。それらの欲望は宇宙人になっても、また、肉体を失った意識だけの存在(神)になっても止まる事は無かった。最終的に創造主はその問題に直面する嵌めになるのだが、欲望が無くなれば生命の存続も無く、それは生きている確かな証拠であって、欲望は生命活力の原動力でもある。問題は如何様にして欲望をコントロール出来るかであって、精神(心)の鍛錬をしなければならない。
 
 これは宇宙人の共通課題であるが、高性能の宇宙船を開発した所で、人間は基本的に死なない限りは宇宙空間には出られない。その理由は惑星の生物霊界に「位相(意識の箱)」が固定されているからであり、惑星磁場圏を越えれば肉体と位相を接続している生命コード(ズザネ管)が切れてしまうからである。たとえ解脱者であろうが無かろうが、心の接合とは無関係に意識(天)と肉体(地)の接合コードが切断されて自律神経電流がストップしてしまう為に、肉体は必ず死に至る。では、一体どういう手段を用いて宇宙人達は銀河空間へ飛び出しているのだろうか。実は創造主の認定(銀河広域指定民族)を貰うと、神々が宇宙船に「船内位相」という定員分の仮位相を設置してくれるのである。その仮位相が設置されなければ、どんなに高性能な宇宙船を開発した所で人間は宇宙へ出られないし、人間が乗船出来ないならば宇宙船を造った所で無意味である。創造主の認可とは「文化の伝道」や「言語教育」や「科学技術の提供」を目的とした神界の用事を足す為に特別に出されるもので、その民族の勝手な行動は許されないのである。では、どうすれば創造主認可を貰う事が出来るのであろうか。
 
 銀河広域指定民族の称号を獲得する為には、その民族の科学水準が一定レベルに到達する必要があり、更にその民族の機根度(文明度)や神界に対する貢献度などが査定の基準となる。例えば、地球人の場合は科学水準が低く、民衆の機根度も低い(六道劣化者が多数いる)。創造主はおろか神々の存在すらも認めていない。当然このレベルでは間違っても認可が下りる事は絶対に無い。せめて信心深く正しい教育が施されているならば、科学技術は他星から提供してもらえる可能性はあるのだが、本人達は無知である事にも気が付かず、地球科学が発達していると自惚れているから手が付けられない。宇宙人の神様に誘導されて言葉も文字も教わってきたのに、自分達の祖先が文字を作ったと誤解しており、情けない事に誰の世話も受けずに自力で文明を築いてきたと自負している。それに、早く宇宙へ飛び出して自国の領土を拡張しようなどと考えているから終わっている。セザナ神が「この馬鹿どもが」と怒る気持ちも良く理解出来る。無智文盲の現代地球人は本物と偽物の区別も付けられない精神錯倒者だと言っても構わないだろう。
 
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第4章 「カニ座とカジキ座の繁栄」

 

〈カニ座への移住〉

 プレアデス銀河連合の軍事本部は銀河連合が発足して以来、ずっとアルデバランに存在していた。連合国内ではその星独自の軍隊を所有する民族は無くなり、同盟国以外の殆どの国が銀河連合の軍隊へと統一されていった。無論、それぞれの国にも軍事基地は存在するが、地球で言う国連軍の様な基地であり、銀河連合軍は約120カ国の人種が入り混じった軍隊だった。もはや銀河の大半を飲み込んでしまった超大な勢力の銀河連合に対して戦争を仕掛ける無謀な国は存在しなかった。銀河ファラ王の権威が更に高まり、アルデバランは太古の昔からの銀河の中心地(聖なる都)、まるでローマの如く全ての道がアルデバランに通じていた。しかし、連合国内の人口増加問題がのっぴきならない状態を呈しており、アルデバラン国内でも他の民族と同様に人類を別な星に移住させる計画が持ち上がっていた。無論、そんな移住計画を勝手に遂行したら、セザナ神のご機嫌を損ねて星ごと焼かれてしまう危険性がある。まずは如来界へ申請を出して、その如来界の神々からセザナ神の判断を仰いでもらうしか方法が無かった。ちなみに、この話は今から35万年前の話である。
 
 申請から数週間後、如来界から報告があって、連合民族の移住先の星が「カニ座σ4星の恒星ズジゼブハの第三惑星(ケオン)」であるとセザナ神からの知らせがあった。どうやらセザナ神が人口問題を考慮してくれた様だ。そこで旧プレアデス連合国が協議し合って、6カ国から15億人をズジゼブハ(ケオン)に移住させる事になった。アルデバランからは約5億人の移住者が惑星ケオンに定住する事となった。また、ついでに銀河連合の財務局をケオンへ移設する事になり、連合軍の新たな基地建設も兼ねて、移住は大規模なものとなった。ケオンには元々固有の人類が発祥していたが、氷河期の終わり頃に大規模な自然災害が発生し、多くの種族が死に絶えた事から、セザナ神が言語移植を諦めた星だった。新たな都市建設が始まり、やがてカニ座のズジゼブハは未来型の大都市へと変身していった。それから5万年後(今から30万年後前)、再び人口問題が発生し、銀河連合は再度新たな移住先を申請する事になった。セザナ神が許可した星はカジキ座のδ星(ミデゼヌザ)の第三惑星ネゲイだった。
 
 地球のSF映画では宇宙船のクルーが何処の星でも自由に降り立って、その星で調査や作業をしている様子が描かれているが、それは西洋アンポンタン科学の夢話であって、現実は他星に移住する事など簡単な話ではない。空気がある適正な物理条件の星でも、宇宙船から外に出ればその途端にクルーは「即死」である。水の補給で立ち寄った惑星でも、事前に神々に申請してその惑星に仮位相を用意してもらう必要がある。その仮位相のズザネ管と接合しなければ、人間は他の星には降りられないのである(心臓停止)。そんな難しい制約条件に於ける民族の大移住は神界挙げての大騒動、神々は移住者15億人分の位相を用意しなければならないからだ。宇宙船の乗組員の大半は「単独位相」を獲得しており、彼等がその星に長く滞在する場合は、母星から自己の「本位相」を神々に頼んで運んでもらうのが一般的である。しかし、女性や子供などの一般人を輸送するとなると、輸送そのものが困難を極めるし(多くの者は仮死状態で運ばれる)、用意した仮位相と一時的に接合しても、移住となると彼等の場合は本位相を現地で作らなければならない。
 
 宇宙飛行士が「単独位相」を持つ条件は、最低「菩薩界(銀河団)同会」を果たし、飛行実績や精神修行を積んで神々の認証試験をクリアした場合である。それをクリア出来た者だけが一人前の宇宙飛行士として認められ、動物用(霊長類用)の共有位相(1/8)から人間用の単独位相の方に切り替えてもらえる。つまり、生物霊界から独立した(切り離された)単独の生命位相が与えられるのである。一方、共有位相とは霊界層に組み込まれた固定位相であって、それを使用しているのは本人ばかりではなく、他の人間も猿も同時に使用している。だから切り離す事が出来ない。多くのベテラン宇宙飛行士は単独位相を所有している事から、他星で仕事をする場合は母星にある自己の位相を神々に運んでもらう事が出来る。神々は銀河系内ならば数分間で運ぶ事が出来るからである。それに対して、一般の人間は皆「共有位相」のままであり、まだ人間期間(訓練生)の生命体であって、残念ながら「人(human)」とは認められていない。無論、一般人でも菩薩界同会を果たして精神修行を積めば、単独位相を獲得している方もいる。単独位相は約3ヶ月間の時間を掛けて神々が用意してくれる物である。
 
 15億人の一般人を他星へ移住させるという、とんでもない事態に神々が騒然とするのも良く分かる。一般人は共有位相である理由から、取り敢えず15億人の仮位相を用意して移住させるものの、もし神々が2年〜3年の間に15億人分の本位相を用意出来なければ、彼等の肉体を殺してしまう結果になるからである。ちなみに、もしあなたが女性の移住者だと仮定すると、女性専用の雌位相であなたの生命型と全く一緒の共有位相を作り、更に母星の本位相から個人の生命バイオンと個人のアカシック記憶を抽出してきて、それらを新しい位相の方に注入しないと本位相とはならない。本位相を装着しなければ、人間は新しい惑星では何年も生き続ける事が出来ないのである。そんな霊界構造の常識も知らない無知な人類に対して、創造主が「銀河広域指定」の認可を与える筈も無い。地球人に対して文句ばかり垂れて申し訳ないが、懐中電灯の灯が見える様な低軌道をシャトルが周回して、「宇宙から生還しました」と報告するのは止めて頂きたい。NASAやJAXAは燃料ロケットで火星まで人間を運べると本当に思っているのだろうか。幼稚園児でもあるまいし、地球人の「宇宙ごっこ」はもう沢山、火遊びは止めて頂きたいものである。
 
 さて、銀河連合は5万年の間に2回の大規模移住を神界に申請し、それが受理されて何とか人口問題をクリアした。カジキ座のミデゼヌザ(ネゲイ)には、カニ座のズジゼブハ(ケオン)と同様に15億人の民間人を移住させ、また、そこには銀河連合の産業省を移設して未来型の新しい商業都市を作り上げた。更にその3万年後(今から28万年前)には、アルデバランに存在した銀河連合軍本部をイルカ座のβ星(ドニチゼブズ: 地球名ロタネブ)の第三惑星(グイフリ)へ移設するという大改革も行った。無論、いずれも創造主の許認可を取り付けての話だが、この引っ越し作業のお陰で、ミデゼヌザとズジゼブハとドニチゼブズの新興都市が大繁栄を極めて、プレアデス銀河連合の黄金期が訪れる。一方、アルデバランには「ファラ王宮殿」と「連合政府」と「連合議会」と「連合裁判所」ぐらいしか残っておらず、「聖」なる街は益々静かで厳(おごそ)かな首都へと変貌していった。普段はセザナ神が銀河連合側に対して要求する事例が圧倒的に多いのだが、その勅令公務(文明宣教団の派遣)を確実にやり遂げれば、神界側も銀河連合側の要求を飲まざるを得ない。セザナ神に象徴される神界と、銀河連合に象徴される人間界、両者の微妙なやり取りで関係が成り立っていた。
 
 銀河連合に対して「勅令公務」以外で神界が要求してきた特別な項目は主に四つ、一つは聖地守備隊の専属派遣(400万人)、一つは人間遺伝子を管理する特殊専属部隊の派遣(20万人)、一つは神々ヒューマノイドを管理する特殊専属部隊の派遣(20万人)、一つは魔界管理をする特殊専属部隊の派遣(20万人)である。聖地守備隊の星とは無論「地球」であるが、人間遺伝子操作の特命を行う部隊は、カシオペア座のμ星(マルファク)の第三惑星(マイグ)に移住させた20万人のアルデバラン人で、一般的には「カシオペア・プレアデス」と呼ばれる銀河連合には属さない独立した神界専用の民族である。また、神々ヒューマノイドを管理する特殊部隊は、エリダヌス座のβ星(クルサ)の第三惑星(ギアク)に移住させた20万人のアルデバラン人で、一般的には「エリダヌス・プレアデス」と呼ばれる神界専用民族である。更に魔王セザナ神の側近として働く特殊な役割の部隊は、わし座のγ星(タラゼト)の第四惑星(ケイヨ)に移住させた20万人のアルデバラン人で、一般的には「わし座・プレアデス」と呼ばれている。この四ヶ所は神界の特区であり、ファラ王が率いる銀河連合には属さない神界お抱えの特殊民族である。銀河連合はこれらの特区民族に対しては同胞意識は持っておらず、セザナ神の側近民族として特別扱いをしていた。
 
 ちなみに、この四つの特殊部隊が最も活躍した舞台は他ならぬ「聖地・地球」、龍神島民族6000万人に対して「インプラント神(誘導神)」を移植したのは「カシオペア・プレアデス」の遺伝子船の仕業である。また、人間界に次々と神々ヒューマノイドを送り込んで特殊工作を施してきたのは「エリダヌス・プレアデス」の仕業、そして魔界管理者を操作して地上の人間に悪行を及ぼしてきたのも「わし座・プレアデス」の仕業である。彼等はセザナ神の人間実行部隊とも言えるが、プレアデスとは名ばかりで、神界の手先として働く特殊に改良された人間達だった。彼等は2万年前に人間を脱して霊魂体宇宙人となってもその活動を止める事は無く、つい十数年前まで地球工作を行ってきたが、セザナ神の後継者である新ソロジンによって滅ぼされた。
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