〈物質操作術の話〉

 我々の物質世界は「気の粒(サイ粒子)」の渦運動から成り立っており、マクロ系の大きな渦巻は天体用ですが、ミクロ系の小さな渦巻は物質用として自然界に存在しています。宇宙の万物はあまねく渦巻体が描き出す映像に他ならなく、気の粒の回転運動によって空間に描き出された虚像に過ぎません。砂の上に築かれた「砂上の楼閣」は、それ自体は近くから見てもまた遠くから見ても現実に存在する確かな存在物です。しかし、人々は「砂上の楼閣」を実在物だと思っていません。なぜならばその建築物は砂の粒子から構成されており、海の波を浴びるか、あるいは雨に打たれれば瞬く間に消えてしまう「儚い虚像」である事を知っているからです。しかしどうでしょうか、砂の建造物はわずか数日間の命ですが、コンクリートの建造物もせいぜい80年間の命、早い遅いはあっても、人間の肉体と同様に、造られた物はいつか必ず元の原形に戻ってしまう運命にあります。宇宙で唯一の実在物とは「気の粒」のみ、だが気の粒それ自体はアストラル粒子であって、光を放出する事も、また光を吸収する事も無く、実在を確認する事が難しい代物ですが、だがその気の粒が運動を起こせば俄然話が変わってきます。

 宇宙開闢(気の粒を圧縮して爆発膨張させるビッグバン)に伴って、気の粒が最初に描くのが渦運動であり、大宇宙の空間内部は大小様々な渦巻で満たされます。渦巻は光を放出したり、逆に光を吸収したりするのが最大の特徴であって、光波動によって描き出される物質世界の映像を奏でる能力を持っています。その渦巻の中で一番小さな「拡散渦」として誕生してくるのが四つの基礎素粒子(陽子渦、陰子(反陽子)渦、電子渦、反電子渦)であって、これらは一つの物質として最初に具現化されます。勿論それは宇宙空間に自然発生する「重水素ガス」の事ですが、それらのガスが天体の中心点に重力圧縮されて形成されてくるのが天体のコア(D-重合体: 重水素ガスの塊)であり、そのD-重合体が分裂崩壊して100種の元素が誕生してきます。1個の元素(原子)は原子核(核子)と外殻電子という四つの素粒子から構成され、振動によって可視光領域の光波動を放出する特徴を備えています。素粒子自体は渦巻そのものですが、その素粒子から構成される原子自体は渦巻ではありません。だが原子は渦磁場の如き複数の電子軌道を有している事から、振動した場合は光(振動波)を放出できるのです。

 その物質が光を放出したり吸収したり反射したりすれば、肉眼ならずとも測定器を駆使して人間には何とかその実在が確認できます。人間が有する分子眼とは早い話が物質眼(原子眼)であって、基本的には原子が放つ可視光領域の一連の波長光しか識別できませんが、素粒子が放出する短い波長(γ線領域からX線領域)の一連の光や、あるいは天体が放出する長い波長の一連の光などは計測機を作る事自体が難しい場合もあります。そこに確かな物質が存在するのに、余りにも大き過ぎたり、逆に小さ過ぎたりして目で確認できないとか、あるいは相手が光の授受を行わない所の、手で掴む事すら不能な「アストラル物質」だったりする場合があります。地上世界はコアが生産した100種類の元素(原子)から構成されており、原子の外殻電子が形成する「軌道電磁場」同士の反発力で物と物との関わり合いが成立しています。あなたが大地に吸収されないで道を歩けるのも、あるいは林檎や茶碗を手で持てるのも、また雪の冷たさや雨の感触を感じられるのも、はたまた光を感知して相手の実在を感じられるのも、電子の軌道磁界のお陰に他なりません。

 人間の目では銀河系の形状すら確認できないものですが、そこに分子光を放つ無数の太陽系が存在するから渦巻の存在を確認できています。また、土星の環(かん)には無数の氷塊や岩塊が浮いているから、そこに気の粒の渦巻が存在するだろう事は容易に推測できるし、また更に地球の赤道上空に広がる水素原子層(バンアレン帯)を見ても、地球渦流の姿を彷彿と連想させてくれます。目で確認する事は難しいが、そこに何かが存在する事は確か、「一体それが何なのか」、それを追求するのが科学の役割だと言えましょう。地球には大気層が存在し、その大気の渦巻が高低の気圧渦であり、大気の渦巻そのものは透明で見えないけれども、その象徴的な産物である台風やハリケーンの存在は良く知られています。渦巻が水蒸気を引き連れて目で確認ができるからです。そうした地上世界と宇宙空間も基本的に一緒、宇宙大気とも表現できる気の粒に満たされており、そこには各種の天体渦が犇(ひしめ)いているからです。大気の粒を揺さぶる振動音と、気の粒を揺さぶる振動波とはいずれも媒体振動であって、その成り立ち構造は基本的に一緒であると地球科学は道理的に推理しなければならなかったのですが、そうした宇宙常識を逸脱した考え方をしてしまうから「西洋アンポンタン科学」と言われてしまいます。

 「お化け(ゴースト)が実在するのかしないのか」という論議に対して、目で見る事も計測や測定もできないそんな迷信物を科学は認める事ができない、などと偉そぶって追求しないから、それが霊魂体(オーラ球)であって(肉体の命)、生きている人間にも常在する所の医学的にも極めて重要な磁気体である事に気が付いていません。単純で粗野な西洋思想、その宗教も科学も一緒ですが、まことに「愚か」だと言わざるを得ません。彼等は文明の開拓者であると自負している様ですが、その内容を検討すれば、いかにも本命が出現する以前の「お粗末な前座文明」に過ぎない事実が良く分かります。では、本物の「本命文明」とは一体何の事なのでしょうか。それは銀河標準科学に象徴される「真実の科学」の事であり、その科学に裏付けされた宇宙文明の事です。別に地球人が真実の科学をこれから立証しなくても、遥かなる昔から物質科学は完成しており、真実を知りたければ勉強するだけの話ですが、問題はこの宇宙世界が二つの因子から成り立っており、一つは物質世界に象徴される磁気系の形質世界と、一つはアストラル世界に象徴される力気(りき)系の本質世界という陰陽が異なる二種類の「場」で構成されているという事実であり、それを知る事が真実を体得する鍵となります。

 我々生物が住む世界とは巨大な天体渦のコアの表面です。「場(フィールド)」という観点から見れば、気の粒の渦運動に象徴される渦磁場の中で生活しています。地球渦磁場の外は太陽渦磁場、また太陽の外は銀河渦磁場という具合に五種類の渦磁場(磁場圏)に取り巻かれている状況です。しかし、取り巻いているのは渦磁場だけではありません。渦巻は外側に力学骨格を備えており、地上の生物は五種類の力気場(りきば)にも同時に取り囲まれているのです。渦磁場の内部は空間媒体である気の粒が濃密に存在し、物質の振動波が「光」として伝搬できる仕組みですが、それと同様に、力気場にも信号音(直線力線: ベルツ)が飛び交っており、天体の力気圏内部は各種の信号音で満ちています。地球科学は自然界の森羅万象を直接引き起こしている所の本質的な力学世界(アストラル世界)の存在を知らないのです。細胞の一つ一つにも「ヒール」と呼ばれる力学物質が存在し、細胞内部のあらゆる代謝反応をコントロールしている事実も、はたまたそのヒールが放つ信号音の存在にも何も気付いていないのです。1個の花粉も1個のバイ菌もヒール信号を放っており、その音を聞き分けて免疫細胞が騒ぎ出す(アレルギー反応を起こす)経緯も、地球医学は何も知らない訳です。

 宇宙生命論とは早い話が「アストラル科学」を基盤とした学問体系の事であり、物質世界は元より、主にアストラル世界を説明しているものです。目に見えない世界の成り立ち構造を分子レベルや原子レベルで説明しており、また、学問的な理論ばかりではなく、実践的な新技術開発や臨床医学も同時に行なっており、いわゆる未来型の宇宙科学のベース理論の事です。我々は龍神島民族の啓蒙にあたり、地球人を創造主認可の対象となる「銀河標準科学レベル」に到達させる事を目標としており、その為に宇宙生命論の伝授を行なっています。我々は地球人が構築した物質科学が全く駄目だと言っているのではなく、物質のあり方や、物質同士の係わり方を改めて見直して、生命論的な解釈で理解していこうという訳であり、同時に物質が持つ固有の能力を最大限に発揮させて、これまでの地球の原始的な技術を大幅に「突破」していこうと考えている次第です。アストラル医学に関しては既に治療体制が整っており、これまでもあらゆる病気と闘って克服してきましたが、発電機や反重力浮上装置や無燃料推進器などの科学技術開発には着手しておらず、それはこれからの話でしょうか。

 宇宙生命論の骨子とは、素粒子も原子も分子も一つの生き物であるという考え方です。素粒子や原子を単なる物体(無生物)と考えるのか、それとも1個の生命単位だと考えるのか、それによって物質に対する考え方が大きく違ってきます。原子や分子は固有の光しか吸収しないし、また信号音(力学音)に対しては固有のレスポンスを返してくるし、あるいは磁場や電場を介して原子や分子に命令を伝達させる事も可能な筈です。水の六員環分子に対して結晶化命令を出して促してやると、常温下に於いて水の六員環クラスターが磁極を揃えて配列し、直鎖状の水の結晶体が形成されます。実はこれ生物の神経電線(アクオン電線)の仕組みそのものであり、自然界では当たり前の現象なのですが、そういう仕組みを理解しておれば、常温下に於いて水の六員環ループ万年電流を土管の中で生み出せる事になります(水発電機の原理)。また、大気中の余剰炭酸ガスの処理も、ガス分子に結晶化命令を出して固形化させるという(ドライアイス結晶とは異なる)手法を取れば、常温下で大規模処理が可能となります。その固形化させた炭酸ガスに特定の配列命令を下して、プレアデスでは炭酸ガス推進器を作っていました。

 また、金属元素も1個の生命単位である理由から、金属結晶に特異的な構造変化を起こさせたり、あるいは合金構造を特殊な配置構造に組み替えてみたり、そうした物質操作技術に昔の宇宙人達は長けていました。原子が持つ固有の物質信号を解読して操作してみたり、磁場や電場を介して元素に指揮命令を与えるとか、あるいはヒール場に映像を入力してヒールに再結晶を指揮させるなど、様々な手法で元素改良が行われてきました。1947年にグレイの戦闘機がアメリカのロズウェルに墜落してから、アメリカは墜落した円盤を研究して、チタン合金とシリコン半導体の生産で世界をリードしましたが、当時のグレイ戦闘機のチタン合金と現在のそれは大きく様変わりをしており、墜落したグレイ円盤の合金成分はチタン(Ti)とモリブデン(Mo)とクロム(Cr)でした。その後、オリオンはグレイ戦闘機の第5回目の改良を行なっており、現在のチタン合金はチタン(Ti)、インジウム(In)、タンタル(Ta)という成分に切り替わっています。

 チタン合金の話が出たついでに、金属元素の構造的な結晶パターンは自然界では3種類、一つは「体心立方格子構造」、一つは「面心立方格子構造」、もう一つは「稠密六方格子構造」という3パターンです。ちなみにチタン元素は常温下では「稠密六方格子構造」を呈していますが、結晶に熱を加えると摂氏885度で「体心立方格子構造」に結晶構造が切り替わります。これは鉄(Fe)に焼きを入れて結晶構造を入れ替える事と一緒であり、人類が物理的に行える金属操作術の一つです。でも、この程度の事は操作とは言わないのであって、自然界には存在しない結晶形を取らせる事によって、その金属の特異的な性質を引き出すという研究が行われてきました。早い話が「物性物理」の事ですが、同じ配分のチタン合金でも、地球人が開発した合金は光速度で溶解してしまいますが、グレイ戦闘機のチタン合金は光速の8万倍の速度でも溶解する事は無く、また、濃硫酸の海の中でも溶ける心配が無いものです。宇宙人と同じ金属元素を使用しているのに、あるいは宇宙人と同じ水分子や炭酸ガスを相手にしているのに、なぜ彼等にはできて地球人にはできないのでしょうか。

 その理由は素粒子物理学や核物理学や物性物理学や電磁気学や電気学や運動力学といった、物理学そのものがその根底から間違っているからであり、それを正しい軌道に戻せば、地球人でも宇宙思考に及ぶ筈です。読者の皆様にやって頂きたい事は、学校で習った既存の知識を全て一度白紙に戻して、頭の中を空っぽにする事でしょうか。そして、最初の1ページから宇宙生命論を学んで全学問を改めて見つめ直す事です。つまり宇宙人と同じレベルの知識を獲得すれば、そうした革命的な開発があなたにもできる筈なのです。現行のままでは100万年が経過しても地球人には1cmの成長も無く、依然としてロケット・エンジンのままだと想定されます。地球科学の進展は遥か昔で止まったままの状態、如何なる分野でも壁に突き当たって、身動きが取れない状況である事に民衆は気が付くべきなのです。現在行われている研究は、科学も医学も薬学も、全て実現不能な「詐欺研究」だと言っても過言ではありませんね。

 今年の11月度から始まる生命論の中級講座(科学技術編)ですが、ここでは基礎理論は控えめにして、実践研究の方にウエイトを置きたいと考えております。我々としても、地球の技術者達に知恵を与えて画期的な開発を手掛けてもらいたいのが本音だからです。本来は純粋な物質科学オンリーで臨みたい所ですが、地球寿命の関係もあって、試作品の材料開発に資金や時間や手間暇が掛かる場合は、場所柄によってはアストラル装置の導入も視野に入れており、なるべく手早く仕上げたいと考えております。昔の宇宙人達も当初は100%純粋な物質から部品を作り上げていたのですが、時代が経過するに連れて、段々とアストラル部品を多用する様になってきました。人間の肉体も通常物質とアストラル物質の合体物で成り立っており、100%天然の物質から作り上げる事は実は狂気の沙汰であって、それは徒労でしかありません。アストラル装置を使用すれば電池1個分の容積で済む話なのに、純粋な物質でそれを作ろうとすればバス一台分の容積が必要になるからです。とにかく我々としては確実な成果を出して頂きたく、地球人でも開発できる所を見せて頂きたい訳です。お互い頑張りましょう。

 

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