〈① 移住星の環境情報〉

   B: [惑星シエラ]・・・射手座の矮小楕円銀河(sagDEG)の恒星カノイムの第三惑星(地球との距離は約7万8000光年)

 恒星カノイムは地球太陽とほぼ同等なサイズの太陽系であり、星雲磁場の第8磁界に相当する郊外の領域に位置する星であって、他の4基地の太陽系もこの領域に属しています。ちなみに、メオカミ基地が存在する恒星ノイガキとは400光年の距離を隔てていますが、まあ宇宙人にとっては至近距離と言える様です。この星雲(直径が1万2000光年: 総恒星数は約1500億個)には元々1個の人間惑星と、2個の猿の惑星が存在しますが、グレイは人間惑星(恒星ケーイゴの第三惑星ギイス)の月裏と、二つの猿の惑星と、三つの星の砂漠の惑星を占拠しており、これらの6個の太陽系はいずれも同じ郊外の領域に属しています。生物霊界の建設は恒星ケーイゴの第三惑星(ギイス)が最初であり(606番目)、続いて恒星カノイムの第三惑星(シエラ)が2番目であって(607番目)、恒星ノイガキの第三惑星(メオカミ)が3番目(608番)の様です。惑星ギイスの人類は鉄器を扱っており、「剣の時代(地球で言うローマ時代)」の文明度レベルにある様です。惑星シエラと惑星メオカミの猿の知能発達率が今一だった理由から、「人化」を見送られて「猿の惑星」に甘んじた様です。

 ベテルギウスが惑星ギイスの人類を管理し始めたのは今から約8000年前の話、当時は月裏にグレイ基地だけが建設されていましたが、この星雲自体を本格的に開拓し始めたのはつい最近の西暦2000年頃の話です。グレイ軍団の倍増計画に基づいて、生物霊界が存在する二つの猿の惑星に対して、最新鋭の新型基地が8年間の時間を費やして建設されました。残念ながら、これらの基地は3〜4年間しか活動出来ませんでしたが、彼等が物質基地を築いてくれたお陰で、地球人類は全滅を免れる事が出来る訳であり、一体何が幸運となるのか分からないものです。そもそもグレイは地球人を管理して、地球を魂体採集牧場に仕立て上げていた所の、人類には悪魔の様な存在だったからです。グレイ円盤はアストラル円盤をターゲットとして開発された物質戦闘機ですが、西暦1947年の第二次世界大戦の最中(さなか)、米軍が開発したレーダー照射を浴びて墜落事故を起こしてしまった理由から(ロズウェル事故)、それを契機に第5回目の円盤改良が行われ、1960年頃からこれまでの手動走行型から全自動システム走行型へと改良されました。古いタイプの手動円盤はブメデジに約6万機ほど残っている状況です。

 惑星メオカミには超大な軍事施設が存在し(30万人の労働者)、そこでは最新鋭の物質円盤が製造されていました。我々も初めてお目にかかる高性能円盤であり、実戦に配備される以前のバリバリのおニュー円盤(工場から生産されたばかりの未使用戦闘機)が4万機も存在していました。第6回目の円盤改良が行われていたとはビックリでした。格納庫に仕舞われている4万機の新戦闘機の内訳は、大型貨物が8000機、中型戦闘機が30000機、小型戦闘機が2000機でした。いずれも一度もエンジンを稼働させていない新品中の新品であり、これらは基地近隣の三つの砂漠の星に巨大な格納庫が設けられて、そこに隠されていました。その規模から鑑みて、全ての旧グレイ円盤を回収して新型機に切り替える予定だったみたいです。惑星メオカミの30万人の労働者に対して食料を供給する基地が惑星シエラであり、この惑星で働く労働者の数は18万人でした。つまり、シエラとは50万人分の食料を供給する所の「フードパック生産基地」であり、惑星には7箇所のフードパック工場が建設されていました。

 人類が住む星に移住者を降ろす事は原則的に出来ない理由から、地球人が移住出来る星は基本的に「猿の惑星」となります。無論、植物と昆虫だけの「水の惑星」にも短期間ならば一時的な移住は不可能ではありませんが、生物霊界が無く(仮位相では3年間しか体が保たない)、また、そこには動物が居ない理由から「食料」も得られない事になり、実際は無理な話です。かと言って、惑星ブオの様に原始人が居る惑星に無理やり移住すれば、結局は戦闘状態になるし、ジモティーの神々からの攻撃も考えられます。一番無難なのが生物霊界が存在する「猿の惑星(神々が居ない)」でしょうか。しかし、「猿の惑星」と言っても環境条件が様々であり、惑星キエの如く中生代の恐竜がいる惑星もあれば、惑星ケオイ(恒星イゲエの第三惑星)の様に身長が6mもある猿がいる様な巨大生物の星には危険過ぎて移住する事は不可能です。また、惑星メオカミの様に、雪に閉ざされる寒い惑星では屋外の活動が難しい理由から、温暖な気候の星で、グレイ基地が存在する猿の惑星と言えば、ブメデジかバエルヤかシエラぐらいしか条件が揃っておりません。ブメデジは建物が古く、また非常に暑い惑星であって、またシエラは冬場は雪が降る比較的寒い惑星である事から、バエルヤが主力の移住場所であると考えています。

 射手座星雲の恒星カノイムの第三惑星(シエラ)に関する情報ですが、この惑星の特徴は地球と大変良く似ており、50万年前の地球環境とほぼ一緒であると思われます。惑星シエラの直径は約12000km、太陽公転面に対して地軸が24.5度傾いており、明白な四季がある星です。シエラの平均気温は13度前後(かなり寒い)、両極部はぶ厚い氷で閉ざされ、山脈の峰々には万年雪や氷河が見られます。海洋と陸地の面積もほぼ地球と一緒(7対3)であり、コア直径は約60km、表面重力値は1、海上10m付近の平均酸素分子濃度は22.8%です。一日の長さは約24時間、植物相も動物相も地球のそれとほぼ一緒であって、気候的には新生代にある様子です。大きな違いは衛星の月であり、地球の月の1/3ぐらいの大きさの衛星が惑星シエラの第9磁界軌道を公転しています。この月(子星)のサイズが母星に芽生える生物の成長度に関係しており、シエラの猿の知能発達率が完全ではなかった様子です。ちなみにシエラには「猿ヒューマノイド」を加工する工場が存在しており、これらの猿工場はブメデジからキエに移って、最後はシエラで加工作業が行われてきた様です。

 恒星カノイムは地球太陽程度の星であり、系内には8個の惑星を抱えています。これらの惑星も地球の場合と酷似しており、第二惑星(金星)と第三惑星(シエラ)は磁気的に結ばれた互換惑星であって、両者は互いに中心磁束流で結ばれた特異的な公転運動を起こしています(金星が逆様になって右スピンを呈しながら公転している)。既に金星は星の寿命を終えていますが、昔はシエラと同じ水の惑星だった様です。第四惑星(火星)にしても、小惑星帯の存在にしても、第五惑星(木星)にしても、環を備える第六惑星(土星)にしても、太陽系のそれと瓜二つ、思わず見違えてしまう様です。違う点は、天王星の地軸が普通(9度の地軸傾斜)である事と、第九惑星(冥王星: 捕獲惑星)を持っていない事でしょうか。シエラの大陸の形状も地球のそれと良く似ており、太平洋や大西洋やインド洋が存在し、南極には大陸が有りますが北極には大陸はありません。北米大陸には二つの基地が存在し、ヨーロッパには一つの基地、アフリカ大陸にも一つの基地が存在し、アジア大陸には四ヶ所の基地があります。北アフリカ大陸の基地だけがグレイ猿の加工場であり、残りの基地は全て食料生産の基地になっています。シエラの本部はヨーロッパ基地にあって、フランスの北海岸辺りに本部空港が建設されています。

 これは後から仕入れた情報であり、実は我々も知らなかったのですが、猿ヒューマノイドの40年勤務体制が余りにも長い理由から、ダダジ民族のグレイ担当を最後に、セジス民族からは猿ヒューマノイドに対して、霊魂体宇宙人の女性も加わる事が認可されたという調査結果が出てきました。グレイ・ヒューマノイドの戦士は男性のみというのがこれまでの常識だったのですが、セジス民族からは希望者は伴侶も一緒にヒューマノイドになれる様に体制が変化したという訳です。バエルヤの家の造りが大変女性っぽいので、私は違和感を感じていたのですが、「それなら納得だ」と今は思っています。女性の場合は主に食料工場勤務などの軽作業になりますが、バエルヤには女性が半分も入っていた様です。無論、猿の性器などは切り落としているのですが、40年間も母星で旦那の帰りを待つ女性の身の上を考えれば、これが自然な成り行きであろうと考えています。そもそも男性の戦闘機乗りが庭に花を植える訳がありませんね。セジス・グレイの頭数がダダジ・グレイよりも倍程多い理由から、グレイの倍増計画をしたのかと考えていましたが、そういう事だった様です。

 惑星シエラの街並みも、バエルヤと同様に戸建住宅が整然と並ぶ美しい景観をしており、家々には花壇があって、散歩が出来る公園があるという文化的な造りです。若い夫婦の子育て環境には打って付けの環境でしょうか。惑星全体が寒い事から比較的温暖な低緯度地帯に街が作られていますが、それでも夏場の野外生活は可能であっても、冬場のテント生活は少し厳しい環境です。従って、この星には収容制限以上の移住者数は割り当てが出来ないと考えております。惑星シエラから400光年離れた惑星メオカミの場合は惑星そのものが氷河期の後半に在って、赤道部を除いて惑星全体が真っ白という状況です。円盤工場の施設も、また集合住宅も雪の中であり、野外活動すら難しい状況です。30万人分の住居があっても、食料を持ち込まない限り暮らす事が出来ない状況です。それに対して、バエルヤやブメデジは暖かい環境である理由から、収容人数を遥かに上回る移住者でも野外生活は十分可能であり、多くの人間を生かすのに十分な豊かな自然環境があります。今の所は350万人の移住者の大半はバエルヤに照準を合わせており、その一部(18万人)をシエラの食料工場を稼働させる目的で配属させようと考えています。

 フランスの北部海岸にある本部基地の都市名は「ギゲ」、ここには大空港が2個と、7万人を収納する戸建ての街並みがあります。北の空港は食料や物資の運搬に係わる空港ですが、南の内陸側の空港は軍の専用空港であり、ここには司令部や軍の寄宿舎があります。海岸線の高台には幹部邸宅が2000戸ほど建っていますが、街並みは内陸側であり、その背後には大きな農園が広がり、幾つかの穀物工場があります。農園や街を通して流れる河川は3本、これらは北海へ注いでいます。ギゲ基地は惑星シエラの北緯49度線に位置し、8箇所の基地の中では最も高緯度地帯に在ります。主に小麦や芋やトウモロコシなどが栽培されており、他にはブドウ畑やホップ畑があって、酒類の生産も行われていた様です。ヨーロッパを縦走するアルプスの山々には温泉施設や娯楽施設があって、軍の保養施設などもあります。街中には電気自動車用の道路が完備されており、農園と空港を直接結ぶ高速の自動運搬システムが稼働しています。もし地球人がその光景を目の当たりにすれば、とんでもない高等な猿がいると驚くと思いますが、そんなアンポンタンは西洋人ぐらいのもの、グレイ猿の正体を知れば当たり前の話でしょうか。

 北米の西海岸(カリフォルニア州)と同じく、東海岸(マサチューセッツ州)に基地が存在し、一つは「ガナ基地」、もう一つは「ガヒ基地」という都市名です。空港は海岸沿いに一つずつ在って、いずれも搬送業務用の空港です。都市の名前が似た様な発音である理由は、セジス語で「ガナ」とは数字の「五」の意味であり、また「ガヒ」とは数字の「八」を意味しています。「ギゲ」とは数ではなく「中心」という意味です。ちなみに、バエルヤの都市名ですが、「ネユ」とは「44番」、「ネア」とは「45番」、「ネオ」とは「46番」の意味だそうです。北米の両基地は基本的に農園がメインであり、穀物や芋や豆類や野菜類が作られていた様です。ガナ基地の戸建人口は約2万人、一方、ガヒ基地の人口も約2万人であり、幹部邸宅は無い領域です。アメリカ大陸には重要な基地が無い様ですが、アジア大陸の中国の東海岸(福建省)には「ガミ基地(四)」があり、ここでは魚介類のフードパックが生産されていた様です。基地の漁港には100槽の漁船があり、港の周辺には食料工場があって、また、港の背後には業務用の空港と街並みが広がっています。ここでは約1万5000人分の戸建住宅があります。

 アジア地区のパキスタン領域(ガイ基地)とトルコ領域(ガバ基地)には肉類のフードパック工場があって、ここでは牛や豚や鹿などの牧畜業が営まれていた様です。ガイ基地には15000人、ガバ基地には1万人の住宅が並んでおり、大変のどかな風景が広がっています。また、アジア地区にはもう一つのフードパック工場があり、地球でいうトルクメニスタンの辺りに「ガカ基地」が存在し、野菜類専用のフードパック工場があります。また、ガカ基地には軍隊の駐屯施設が存在し、業務用の空港以外にも大きな空港が三つもあります。軍隊の施設は集合住宅であり(収容人数は2万人)、街の戸建の人口とは異なりますが、街には1万5000人分の戸建住宅が存在します。また、幹部邸宅も1000個ほど在ります。最後の基地は北アフリカ(アルジェリア)に存在する「ガス基地」であり、ここには食料基地ではなく、グレイ猿の加工場と軍隊施設が建てられています。戸建住宅は無く、集合住宅になりますが、約2万人規模の住宅が建てられています。大きな空港が二つあって、幹部住宅も1000個ぐらいあるみたいです。

 こうして分析してみると、惑星シエラには戸建以外にも軍の集合住宅があって、実際には5万人分規模の住宅が別にある事から、23万人は収納出来ると考えられます。また、冬場が余り厳しくない基地もある事から、将来はバエルヤに次ぐ移住地候補になるだろうと考えられます。霊魂体宇宙人と言っても、基本的には肉体を持たない「銀河神」達の事です。神様の一員としてアストラル世界に住む彼等が建築した物質世界が「グレイ基地」であり、大宇宙の主人公民族である龍神島民族(日本人)は神々の遺産を受け継ぐ権利を有しています。切迫する地球の終焉を考えれば、先ずは神々の恩恵に身を委ねて目先の危機を乗り越える事が先決であろうと、我々はそう思っています。エジプトから脱出して聖地へ辿り着いた母源民族の歴史から鑑みれば、第二次のエクソダスの時期が到来した事になりますが、聖地民族に関しては今度は銀河を舞台にして活躍して欲しいと思います。

 

〈人間期間をどう生きる〉

 人間は基本的に神様の卵です。神に成長する為の訓練期間中は「肉体(センサーマシン)」を羽織(はお)らなければ、言葉も話せないし、また眼で物を確認出来ないばかりか、体感も得られず、精神成長などあり得ません。個人の人間生命に対してその肉体(生命の器)を用意してくれるのが創造主の仕事です。人間として一人前に完成していない未熟な生命に「人間管理」は出来ない相談である事から、神様や創造主に成長出来る充分な素養を身に付けた者しか神界には登用出来ない理屈は皆様にもお判り頂けるのではないかと思います。その人間の生命査察をして、神界採用に値する成長を遂げているか否か、それを調べて価値の値踏みをするのは当然な話、それに至らない生命は人間輪廻を続けてもらう必要があるし、一方、人間期間を卒業するのに十分な資格を有した生命は、今回が最後の人間期間となり、神界の登竜門をくぐる事になります。

 龍神合体をして神界と「縁」を結び、更に菩薩界同会を果たして、人間を正しく指導出来る生命境涯に至った者には、宇宙対応の新しい「生命の器(メシア・スーツ)」を配布しており、それは神界の登竜門を突破した「ご褒美」として、人間期間の卒業証書の代わりに創造主世界から配当される物です。これを配布された者はその価値を厳粛に受け止めて頂きたいと思います。また、メシア・スーツを羽織った者は今の肉体が最後であり、出来れば地球から移住し、人間期間の最後の最後まで生き抜いて、満足の行く有意義な人生を送って欲しいと思います。最後の肉体期間を享受して肉体を成仏させて欲しいという訳です。とかく現代人は神の存在を蔑(ないがし)ろにして、自分の力で生きていると自惚れています。「目を開けていられる」事や、「生かされている」事に気が付いて、神に対して純粋に感謝している人間が一体どれ程いるのでしょうか。

 「食べるのは当たり前」、「空気を吸うのも当たり前」、「大地があるのも当たり前」、「家があるのも当たり前」、「学校へ行くのも当たり前」、「働き口がある事も当たり前」なのでしょうか。子供の立場から見れば「当たり前」の事でも、親の立場から見ればそれは決して当たり前の話ではありませんね。それと同様に、創造主の立場から見れば、人間は皆「赤ちゃん」、地球に住めなくなれば、宇宙ロケットで他星へ移住し、そこで生きられると単純に思い込んでいます。その昔、多くの銀河人達がその難壁に突き当たって生命構造をやっと理解し始めたものですが(ズザネ管の存在に気が付く)、創造主にとって、一人の人間を他星で生かす為に、一体どれ程の用意と労力が必要なのか(位相の準備)、今更述べるまでもありません。地球脱出に関して、地球人のバカボン科学者達に出来る事など何一つ無いと言えましょう。

 地球はまもなく生物が住めない星へと変貌してしまいます。海洋も陸地もマントルの内部に引き摺り込まれて、金星の如く空気も水も無い灼熱地獄へと切り替わってしまうからです。我々としては地殻の岩盤崩落が始まる前に人々を脱出させたいのですが、残念ながら、こうした危機感を抱いている者達が誰も居ないのが現状です。世界中の誰一人として地球が終わるなんて考えていませんし、また、明日の生存に対して疑いすら持っていません。もし、仮に地球で一番危険な場所であるカリフォルニアで地殻崩落(大陥没)が発生した場合、波高1000mの津波が日本国に到来するのは24時間後、その48時間後には日本国自体が地底へ陥没してしまいます。命が助かる者など誰も居ませんが、メシア・スーツを装着して救出船を呼べる方でも、着の身着のままの状態で円盤に乗り込むのがやっとの状況です。

 我々の天の川銀河系には381個の人間惑星が存在しましたが、現在は地球も含めてたった22個の惑星が残っているだけです。つまり360個もの水の惑星が寿命を迎えて死んでいる訳ですが、惑星の終わり方は常に一緒、多くの人類が脱出出来ないまま滅んでいきました。宇宙船を開発している様な文明人であっても極一部の者しか脱出出来ないのが相場なのです。そもそも高等な文明人は惑星の終わり頃でないと出現してこないという宇宙因果があります。我々としては今年も含めて後3年間ぐらいは何とか地球を保たしたいと考えていますが、自然界の現象を完全に読み切る事は不可能であり、もしかしたら地球は年内で終わってしまう場合もあり得る訳です。地球に住んでいられる猶予が刻一刻迫ってきている現状を踏まえて、本来の予定を少し繰り上げて、今回は「メシア・スーツ」の配布を行う事になった次第です。

 メシア・スーツには「反重力装置」が搭載されており、もしあなたが津波に巻き込まれても、スーツ自体が自動的に作動して水中から空中へと体を持ち上げてくれます。その状態で円盤を呼べば、空中で円盤に乗り込む事が可能となります。しかし、それでは助かるのは「あなた一人」、あなたは家族や友人を置き去りにして自分だけが助かった事になります。もしあなたが普段から危機感を抱いていて、日頃、家族や友人に説明しておれば、津波が到達する前に彼等を救出船に乗せる事が出来たかもしれないのです。スーツを獲得した方には重大な使命が課せられていると言えましょう。惑星の地殻崩落が始まれば、僅か2、3日間で大陸そのものが消えてしまいます。「あっ」と言う間の出来事である事を頭に叩き込んで欲しいと思います。我々としては命カラガラの状態で脱出を余儀なくされる事は見え見えである事から、出来れば衣服や布団や食器類などの生活道具を事前にバエルヤへ運んでおく事を提案したいと思います。

 惑星自体の寿命が尽きる訳ですから、人類全滅は免れなく、それは如何ともし難いものです。犠牲になった人達の事を思えば苦しくなるばかり、それはそれでキッパリと割り切るしか解決の方法がありません。運良く生き延びた人達の背中には80億人分の重い因縁がのしかかりますが、だが、これぞ主人公民族の試練(使命)であって、その分、他の人類の面倒を見てやり、生きている人間に対して貢献してやらなければなりません(菩薩業を行じる)。移住者も肉体がある間は銀河神としての活躍は出来ませんが、死後は霊魂体宇宙人となり、別にアストラル宇宙船に乗らなくても、自由に銀河空間を飛び回れる事から、人類に対する気の利いた貢献も可能となります。さて、地球の終焉を考えれば辛気臭くなりますが、バエルヤでの生活は夢の様な宇宙人生活であると言えます。先ず、銀河系内ならば何処の星にでも迅速に出向けるという広域的な宇宙観が持てる事です。

 それと同時に、神様や創造主の存在を非常に身近に感じられ、それは崇(あが)め奉(たてまつ)る存在ではなく、人間と一緒に生きる伴侶の様な存在である事に気が付く事でしょうか。自然界の恵みで生きられる事に感謝し、また、生きている事に喜びを感じられる「ゆとり」のある日々の生活、誰もガツガツしていないし、人間関係に神経をとんがらせる者もおらず、子育てに翻弄される必要も無い理想郷だと言えましょうか。そんな社会を目指して作るのではなく、そんな社会に自然自然になっていく訳です。祖先の神々が居ないだけでも、あるいは日本国の道徳や法律や歴史を卒業しただけでも、人間の心を呪縛する物が何も無くなるから明るくなる訳です。宇宙には基本的な秩序がある事から、それをはみ出す行為は許されませんが、その枠内であれば自由な社会を作れる筈であると、我々はそう思っております。

 今年の7月末か8月末頃までには現行の円盤改良が終わる見込みであり、救出船の太陽系配置はそれからになる予定です。それから円盤のデモ飛行や物質運搬などの具体的な作業が始まります。実際の円盤を見れば、皆様の心構えも確信に満ちた物になるだろうし、もしかしたら日本国との交渉もあるかもしれませんね。いずれにしても、RIAT BLOGを見落とさない様にして注意して欲しいと思います。我々は人間王国の創造主軍団、その言葉には「嘘」も「誇張」もありません。常に本音を述べております。ただし「間違い」はありますし、敵と交戦している関係上、予定通りに進まない場合も結構あります。そういう場合は訂正を入れております。また、人類が引き起こす国家間戦争などには係わりたくないのが本音ですが、目に余る場合は予告無しで軍団が天罰攻撃を仕掛ける場合もあります。そういう場合は事後報告となるか、時には報告をしない場合もあり得ます。

 

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