〈ラジカルに関する宇宙科学の知見(その3)〉
ラジカル病(公害病)と言えば、何と言っても「癌」と「糖尿」ですが、前回のブログの内容は癌化(反電荷細胞化)するのは体細胞のみならず、細菌もリケッチャーもマイコプラズマもウイルスも癌化し、「化け物」に変身して人類を襲ってくるという話をしました。海や大陸をラジカルで汚染し続けている大元締めは「原子炉」であって、地球人類はオリオンの罠に嵌って、全滅の方向に向かって真っ逆さまに落下しているという内容でした。もはやそれを止める手立ては無く、地球から脱出する以外に「生命を存続させる道は無い」というのが我々(創造主世界)の考え方です。残念ながら、地球がどれ程汚染されているのか、それにさえ気付いていないのが地球科学の今の現状です。地球から脱出する方法は三つ、一つは死んでからの「霊魂体脱出」であり、もう一つは意識だけの「転生脱出」、最後の一つは円盤輸送による「生身脱出」です。そもそも龍神島は国で非ず、ここは宇宙神社(高天原宇宙の創造主世界)の敷地に過ぎなく、ここに住む民族とは世界各国から集められた優秀な人材達です。地球寿命が短い理由から、担当創造主が掻き集めて人材を日本国へ集中させていました。我々の役割とはそれを確実に実行し目的を完遂させる事でしょうか。
さて、「地球が終わるのに今更勉強したって」と思うのは子供の思考、生命とは肉体を失っても存続する事は今更述べるまでもありません。霊魂体脱出をして「あちらの世界」へ行っても宇宙の勉強は続けねばならず、その現実から逃げ出す事は出来ません。皆様はまだ何も知らない「学生の身分」なのです。宇宙へ出るという事は世の中に出るという事と一緒であり、つまり、学生が社会人になる事と一緒の意味なのです。皆様の先輩宇宙人達もそうでしたが、銀河社会に出て初めて惑星人は一人前の生命(人)となる訳です。肉体を備え、心活動を行える今現在(人間期間)こそ一番学習が身に付く成長期間に他ならなく、その様な意味でも「人間期間」をもっと大切に、収穫のある(実り多き)期間にして頂きたいと思います。高慢チキな表現で大変申し訳が無いのですが、地球人としてのあなたの人生の意義や価値など、そんな「鼻くそにもならない物」はどうでも良い話、未熟でうら若き生命のあなたが自身の人生に対して結論や総論を下すのは100万年早いと言わざるを得なく、先ずは「勉強」、生命論を勉強して明るくなってから宇宙や未来の事を考えましょう。あなたが心を痛めて憂慮した所で雨すらも降り止まず、災害や戦争は必ず発生するし、また終わるべき物は必ず終わりを告げるからです。
〈ラジカル病: 糖尿に関して〉
糖尿病は基本的に「1型糖尿病(5%未満)」と「2型糖尿病(95%)」に分かれていますが、後者の場合は「糖尿予備軍(隠れ糖尿)」も含めると、何と世界人口の2人に1人は糖尿病であるとも言える、今や本当に恐ろしい時代となりました。地球医学の見識に基づけば、そもそも糖尿病とは血液内の血糖値(グルコース量)が、医学会が統計的に定めた標準値よりも高かったり低かったりする場合を、つまり血糖値を一定量に保てない状態を「糖尿病」と称しています。グルコース(ブドウ糖)は個々の細胞が生きて活動する為の食料(燃料)であり、大宇宙内の生物は基本的にグルコースを焚いて生命エネルギーを得ています。そのグルコースを燃焼させてエネルギーを取り出す代謝回路(解糖行程)の事を生物学では「TCA回路(クエン酸回路)」と呼んでいますが、この代謝行程そのものが個々の細胞内で行われている事は述べるまでもありません。体を「森」とすれば、細胞とは「木々」の事ですが、「森」である体は「個々の木々」に対して食料を常に供給してやらねばなりません。当然、一国の電気やガスや水道というライフ・ラインに不備があれば国民の個々の暮らしが成り立たないのは承知の通り、供給側である体(森)は燃料の一定量を確保する必要があって、また安定供給の為にはある程度の備蓄も用意しておく必要があります。
人間の動物時代は食料を確保する事自体がままならず、「飢餓」に対する対応策は動物体の場合は基本的に出来ています。しかし、文明国の様に、お腹が空けばいつでも食べられる「豊食の時代」の環境に於いては、動物時代の原始生活とは真逆の現象が生じており、栄養分の過度な摂取が問題を引き起こす様になってきました。燃料のグルコースに関しても、大量に摂取した場合は肝臓備蓄では処理が間に合わず、脂肪分に転化させて皮下に蓄えていく事になりますが、そんな状態が長く続いてしまうと、折角獲得した備蓄システム(グリコーゲン解離システム)の能力を退化させてしまう場合も出てきます。一体何処の誰が1日3回の食事を取れと国民に推奨したのか分かりませんが、激しい肉体労働もしない一般家庭の主婦が1日に3度の食事をキッチリ取るといった規則正しい食生活を何年も続ければ「グリコーゲン分解酵素産出細胞群」を退化させてしまうのは当然の結果、いざという時に備蓄用タンクからの糖分補充が全く出来ないという障害者の体へと変じてしまいます。つまり、規則正しい食事は空腹時間を作らない理由から、グリコーゲン放出の必要性が全く無くなり、やがて分解酵素そのものが作られなくなってしまうのです。こうした糖尿予備軍の患者が我が国には沢山いるのが現実です。
昼飯を抜いたら夕飯前には体力がガクッと落ちて目が回って立ってられないという方は「低血糖状態」を起こしており、そのまま何も食さなければ「昏睡状態」へと突入して生死に関わる大ごとの事態を迎える事になります。「飴玉一つで命が助かったのにね」と後で影口を囁かれたくないならば、3食を規則的に取るという自殺行為に等しい食習慣は止めなければなりません。それはオリオン医学の罠なのです。とはいえ、既に肝機能が退化してパンクしている方が食事を抜けば、それこそ自殺行為に他ならなく、我々としてはプチ断食すらも勧める事が出来ません。成長期の子供や肉体労働者以外は、1日2食か、もしくは1.5食、空腹時間を長く取る様に心掛ける事でしょうか。肝臓にプールされたグリコーゲンを血中へ吐き出させて、貯蔵庫に余白スペースを作ってやる事、それが臓器機能を退化させない「骨」だと言えましょうか。肝機能が正常に作動しておれば、仮に数日間の断食で食事を全く取らなくても、あるいは大食い選手権に出場して「爆食い」をしてしまっても、基本的には大丈夫なのです。肝機能の劣化は食生活の問題だけではなく、時には肝炎ウイルスやヘルペスウイルスなどの感染や、毒物や薬物やラジカルなどによっても起こり得ますが、一番多い原因が食生活に根ざしているという話です。
さて、規則正しい食生活をしている方が糖尿予備軍だという話をしましたが、血中の血糖値は基本的に2種類(インスリンとグルカゴン)の血糖ホルモンで一定値が保たれており、このホルモンの分泌量に不足が起きると「2型糖尿病」を呈する事になり、その患者の多くが糖尿予備軍からの派生患者です。肝臓も膵臓も、臓器に巣食うウイルスのターゲットになったり、あるいは放射性重元素を溜め込んだり(臓器被爆)、時にはアミロイド蛋白が蓄積したりして、年齢と共にその機能が段々と失われてくるものです。これは日本人の統計調査ですが、満60歳の方で、膵臓のインスリン分泌量が2割減なのが一般的、勿論、3割減の方も4割減の方も中には居ます。糖尿患者では無い日本人の平均は満65歳(2割減)の方で、平均血糖値が140mg/dl、HbA1c(ヘモグロビン糖化数値)が4%、血中ラジカル濃度が150%というのが普通なのですが、肝機能が健全であれば、多少インスリン分泌が少なくても問題はありません。ちなみに私自身(満70歳)の数値を例に挙げれば、今現在のインスリン分泌量は通常の1.5割減、平均血糖値は85mg/dl、Hb糖化数値(A1c値)は0%、血中ラジカル濃度は僅か8%です。これは驚異的な数値なのですが、他の人との大きな違いは、1日1.5食(夕食から15時間の空腹時間)という食生活と、「呼吸ブース」を装着し「電子水」を飲んでいる事です。
ラジカル濃度の話は別問題として、1日15時間以上に及ぶプチ断食(夕食が16時、朝食が8時)が毎日の食生活なので、私の肝臓のグリコーゲン貯蓄量は朝方には30%を切っており、時折外食に出かけて大食いをしてもなかなか100%には至らない状況です。肝臓にグルコースを処理出来る余白スペースが常にある為に、高血糖症には成り得なく、固形物は取らないものの、砂糖入りの缶コーヒーやコーラやジュースを1日10本以上は毎日飲んでいるのですが、それでも余白を埋める事は容易ではありません。仮に肝臓がグルコースの貯蔵量をオーバーしても、脂肪酸合成でグルコースを消費してくれる為に、平均値を超える大量の余剰グルコースが血中に存在するという事は殆ど無い事になります。毎日のプチ断食が体をある種の飢餓状態に貶(おとし)めて、溜め込んだ物を吐き出させている理由から、臓器の機能がなかなか衰えず、働き続けている訳です。それに対して、糖尿予備軍の方の肝臓はグリコーゲン貯蔵庫がいつも満タン状態、グリコーゲン分解酵素が無い為に、倉庫に余白を作る事が出来ないのです。仮に多くの糖分を摂取した場合は脂肪酸合成しかグルコースの処理方法が無く、その許容量をオーバーした場合は血中に大量の余剰グルコースが残存する結果となります。
もし、そんな肝機能を退化させた予備軍の方が満60歳を超えて2割減のインスリン分泌量になれば、これはもう立派な糖尿病であって(血糖値が200を軽く超えてくる)、厳格な食事制限を行うか、もしくはインスリン注射を毎日打つ事になります。加齢に伴うインスリンの下降は避けられず、致し方の無い事であっても、肝臓の機能さえ失わなければある程度対応は可能だという話なのです。肝臓に余白スペースが無い方が思いっ切り食事をすれば、あっと言う間に「高血糖症」となり、もし食事を抜けば、今度はあっと言う間に「低血糖症」に陥ります。従って、糖尿病とは「膵臓」の病気というよりも、むしろ「肝臓」の病気であると言っても構わない訳です。しかし、糖尿病の本当の恐さは血糖値を正常に保てないという事ではなく、つまり「高血糖症」や「低血糖症」になるという事ではなく、俗に言う「糖尿三大合併症」の方にある事は承知の通りです。糖尿の三大合併症とは、「糖尿病性神経障害」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」の事ですが、実はこれ「糖尿病」が原因で起こる病気ではなく、「ラジカル病」であって、グルコース・ラジカルが引き起こしていく病気なのです。一般的な糖尿病とは本来無関係な病気なのです。
血糖値が高い状態がずっと続いているから、グルコースが周囲のタンパク質と自然に化合して(糖化反応を起こして)、血管壁やヘモグロビンを変性させていくというのは大きな勘違いであり、通常、グルコース分子が他のタンパク分子と化合するなんて事はあり得ません。糖化反応(メイラード反応)を引き起こすグルコースとは、「水ラジカル」によってアルデヒド基の水素原子が置換された「グルコース・ラジカル」のみであり、つまり、血中のラジカル濃度が高いから「お化けグルコース」が発生してくるのであって、別に糖尿病患者でなくても、ラジカル濃度が高い場合は誰でも糖化反応が普通に発生しています。この辺の定義が西洋医学は曖昧であり、何でもカンでも糖尿病(個人の生活習慣病)に原因を擦(なす)り付けて、それが純然たる「公害病」である事を決して認めようとはしません。血液の内部にグルコースを送り込まないと個々の細胞が日々の燃料を受け取れない訳ですから、グルコースが血中に存在するのは当たり前の話、仮にグルコース分子がタンパク質に付着したとしても、直ぐに乖離してしまうのが一般的です。「糖化反応」とはグルコース分子が付着する程度の話ではなく、猛烈な電磁的な力でタンパク質の立体構造が歪んで使えなくなってしまう程の結合力で硬く結合する事なのです。単なるアルデヒド基の何処にそんな力が秘められているのでしょうか。
銀河一般医学に於いても、また歴代の王国医学でも、あるいは現在の創造主医学でも、糖尿病とラジカル病(合併症)をゴチャ混ぜにはしておらず、ちゃんと分けて考えられています。糖尿病に関して、現行のハオリ医療団の治療法とは、先ずは呼吸ブースを装着させて、体内ラジカル濃度を下げる事から始まり、次に失った肝臓機能や膵臓機能を部分的に「再生移植」を試みて、機能復活を促します。肝臓の場合はほぼ100%回復しますが、膵臓のランゲルハンス島に関しては、膵臓癌やアミロイド蓄積が原因している場合もあり、ホルモン生産部が回復が期待出来ない場合もあります。その様な場合は代替えの人工インスリン(張り付けホルモン)を使用しており、これは1型糖尿患者の方も、また2型糖尿患者の方も一緒です。また、余りにも糖化反応が激しい場合は医療団が分子レベルの仕事をこなして、ヘモグロビンからグルコース・ラジカルを引き離したり、あるいは眼球の毛細血管を修理したり、腎臓の血管修理など行って、それ以上の病気の進行を抑えているのが実情です。まあ、糖尿病は殆ど治せるけれども、ラジカル病(合併症)の度の超えたものは生かす事が先決であり、完璧に治す事は厳しい状況です。
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