〈迦楼羅王に関する知見 その2〉
龍神島に日本人が住み着く遥か以前から、この島には創造主や龍神や神々や迦楼羅王が居ました。日本人の祖先が初めて龍神島の地に足を踏み込んだのは今から僅か4800年前の話です。魔界は地球の中心核に存在する理由から、特に黒系や赤系の「地の龍管」を有する龍管場所は地底の魔物の恰好の出口となっていました。日本国には黒系の龍管36箇所と赤系の龍管の36箇所しか魔界ナグは存在しませんでしたが、やがて人口の爆発的な増加が魔界の増大を招いて、龍管所在地(72箇所)の他にも大量の出口を開けられ、それに伴い迦楼羅王も増員されてきました。西暦1900(明治33年)までに日本国には72箇所+120箇所の魔界ナグが存在しましたが、それ以後は魔界が更に急激に増えて、目下は約2000箇所の魔界ナグが日本国には開口しています。これは他国と比較すると1/10の値なのですが、神の島に魔界ナグが2000箇所も存在する事はチト頂ける話ではありません。しかし、ここ15年間に渡るソロジン軍団の「魔界掃討作戦」が実って、今現在は魔界は空っぽな状態を呈しております。
今は一人も居ない天狗伝説の過去の話ですが、日本国に於ける山岳信仰の歴史や、天体神や龍神や神々や迦楼羅王などの正確な情報や知識を皆様には知らせたいと我々は考えている次第です。
創造主世界や神々世界には順位があって、大宇宙内部(メシアA球)に限って言えば、担当創造主(ウケエ=イアア)の次が渦磁場十二神(伊弉冉尊など)、そして龍神432神といった順位であり、これらは創造主系の神であって、人間神とは異なる別格な存在です。創造主系の神々の下には一連の「人間神の世界」が続いており、その順位は如来界神(小宇宙界)をトップとして、菩薩界神(銀河団界)、明王界神(銀河界)、天使神(太陽界)、天神(惑星界)という様に「成仏神の世界」が続いています。これらの天体神とは天体バイオン(気の粒バイオン)の意識層に入力された生命の事です。事実上、神界と呼べるのはここまでなのですが、それより下位の下級神に関しては、惑星の霊界位相に呪縛された生命であり、スゲ神、ケゴ神、チオ神、動物神、そしてその原点体としての人間や動物が居ます。創造主系の神々と人間神をゴチャ混ぜにしてもらっては困りますが、霊界に呪縛された下級神とは基本的には神様の仲間であるとは思わない事でしょうか。下級神とは輪廻から外された人間生命で、成仏神(天体神)に成れない者が送り込まれる墓場であって、霊界の作業要員(神界の奴隷要員)の事なのです。
360年周期の輪廻行程を何度繰り返しても成長しない人間生命は、やがて教育行程からは外されて、召喚対象となるか、はたまた神界の奴隷要員として永久に働かされるか、そのどちらかとなります。優秀な人間生命は経験や学習を積み上げて、その精神境涯を向上させて、死後は成仏神として天体の意識層(気の粒バイオン)に自己の位相意識を転写入力される事になりますが、優秀ではない者の行き場所は既に決まっています。単独位相の獲得者とは、生きながらに成仏して「天体神」となった優秀な生命を指しますが、罪を犯して落ちこぼれる者も実際には結構居て、彼等の多くは銀河連合国の軍隊の一員でしたが、軍事裁判に掛けられて、死後はその罪の償いの為に迦楼羅王として魔界の門番となりました。課せられた刑期を全うすれば通常の天体神として戻る事が出来ますが、それもやり遂げれない様な怠け者は結局の所は召喚刑となってしまう訳です。ちなみに、成仏した天体神から創造主世界へ抜擢された生命は殆ど無く、人間王国の創造主構成はその全員が聖地(龍神島)の出身者であって、人間時代から創造主世界と直接繋がっていた者だけが選定の対象となっています。
〈天狗伝説(その2)〉
① 日本三景の一つである広島県の「宮島」にも天狗伝説が存在します。宮島には元々金龍の龍管が入力しており、現在の厳島神社の西端(大願寺)の境内の中(龍神碑)に龍神が居ました。既に承知かと思いますが、宮島は創造主選定試験の舞台となった島であり、2007年7月14日(午後8時16分)に、奈良三輪山の①銀龍(ジャンバラ)と広島宮島の①金龍(ギャンバラ)が合体して、左巻の小宇宙渦と右巻の小宇宙渦が合体し、宇宙のビッグバン再生が始まりました。その合体の儀式が行われたのが宮島上空だった訳です。これはまだ龍神島民族が入植する前の話ですが、今から約25万年前、宮島にも新たな魔界シャンバラの出口(ナグ)が開口し、地底から魔物が出現してくる様になりました。龍神島に主人公民族が住み着く以前から魔物に占拠されては大変である理由から、創造主は魔物を見張る為に魔界門番の迦楼羅王を配置する事になりました。それが宮島天狗であり、以来、西暦2010年まで天狗が存在していました。現在、魔界ナグの場所には真言密教の寺院(大聖院)が建立されています。この島の天狗はプレアデス連合のアルデバラン星人であり、名前は「マグアヒガ」、身の丈が2m20cmの貴族服の衣装を纏った男性天狗です。彼の犯した罪は「放火」であり、火を見ると異常に興奮して、山火事を起こして軍舎を焼いてしまった事から軍事裁判に掛けられて、その罪を聖地で償う嵌めとなりました。宇宙飛行士なのにこんな阿呆もいるんですね。
宮島天狗は弥山から瀬戸内海までの厳島神社を含む1.3km四方をテリトリーとしており、昔から弥山の山頂で拍子木を叩いては松明に火を灯す癖があった様です。今から約12万年前、まだ龍神島は無人状態でしたが、オリオンのアリニラム軍が聖地地球の守備隊となり、その関係から広島にはアリニラム軍の龍神島部隊(約1万2000名)の本部が設けられました。彼等は弥山の山頂から巨大な縦穴を掘って、山の地下に円盤基地を建設しました(80機収納基地)。今現在でもその基地は残存しており、弥山の地下には6台のアリニラム戦艦が残っています。今から4万年前にベテルギウス軍の攻撃を受けて広島基地は破壊され、宮島の円盤基地もその出口に巨大な岩を積まれて出口が封鎖されました。また12000名のアリニラム兵士も惨殺されて、その霊魂体は弥山の円盤基地の内部に今も電磁封印されています。まあ、それが島民に話し掛けてくる「弥山の霊体」の正体なのですが、迦楼羅王のマグアヒガは魔界の門番と同時に弥山のアリニラム星人の霊魂体の門番まで言い付けられていました。平安時代の初期、厳島神社には元々菩薩界第12位の弥勒菩薩(=文殊菩薩: マンジュリー)の返り御霊が安置されており、その門下である空海和尚(真言密教)は弥山に三鬼堂や霊火堂を建てて迦楼羅王を労いました。
② 京都の天狗伝説と言えば、「愛宕山の太郎坊」であると誰しもが答える程有名な天狗ですが、実は愛宕山の登山道の17丁目(火燧権現跡)の大杉の股の中に魔界ナグが開口したのは比較的最近の話であって、今から僅か3万年前の話です。ここに配属された迦楼羅王は、銀河連合から独立したネワブジ連合の軍人男性(ケイヌジ星人)であり、名前は「ヌオミエ」、身の丈が2m40cmにもなる巨人でした。ヌオミエの出で立ちは山伏(やまぶし)装束(しょうぞく)であり、軍事裁判に掛けられたその理由とは、民間人の救助作業などに加わらない彼の動物的な本性(無関心で不誠実で冷酷)にありました。3万年前と言っても龍神島は未だに無人島状態、当時はベテルギウスの統治時代であって、時折宇宙船が上空を通過するだけの静かな環境でした。ヌオミエが「太郎坊」と呼ばれて有名になったのは今から2000年前頃の話、まだ愛宕神社も建っていない時代ですが、愛宕山の魔界ナグは門番が仕事もせずにいつも遊んでいる状況だった事から、以前から魔物や魔界神の主要通路を呈しており、大量の「地底の膿」を京都へ吐き出してきました。そこで堪り兼ねた創造主がヌエオミを召喚して、様々な神々を世界各地から呼び寄せて大規模な後始末をさせた事が、なぜか迦楼羅王の業績であると人間界では判断されてしまった様です。平安時代には太郎坊が天狗の親分であると解釈されましたが、愛宕山は専属の門番が居ない神々管理の場所となっていました。
京都の鞍馬寺の「奥の院」手前の杉の木に魔界ナグが開いたのは今から8万年前の話であり、当然、龍神島民族も居ないし鞍馬寺も建っていない大昔、当時、日本国に居たのはアリニラム星人の巫女達でした。鞍馬山には元々⑨群青武(ハオイキーリ)の龍管が入力されており、ここは聖なる山だったのですが、魔物が自由に飛び交っては一大事、セザナ神は迦楼羅王を配置する事に決めました。今から8万年前、鞍馬山に配属されたのがプレアデス連合(カウ星人)の男性軍人である「ミエ・カナ」、身長は1m80cm程度の銀河連合の軍服を身に纏った迦楼羅王でした。彼は後の世で「鞍馬天狗」と呼ばれますが、犯した罪は神々に対する「不信心な冒涜罪」でした。しかし、魔界の門番になってからは改心したのか、その活躍は目覚ましく、鞍馬天狗(僧正坊)に象徴される様な正義を貫きました。一方、鞍馬寺で祀られている「護法魔王尊(サナート・クマラ)」とは、罪を犯した銀河明王神が惑星天界の一員に降格処分となった「堕明王」の一人であり、彼は今から48万年前のプレアデス連合のアルデバラン人でした。人間時代は軍人の一人で機関工を勤めていました。心の弱い「駄目軍人」だったサナートは明王神に昇格後も心の弱さを露呈して降格の憂き目に遭いましたが、迦楼羅王のミエ・カナと一緒に働く事によって立派に天命を全うし、二人ともソロジン交代の特赦によって刑期から解放されています。
京都と滋賀に跨る「比叡山」にも天狗伝説が存在しています。今から25万年前の話ですが、比叡山(四明岳の山頂から約200m下の京都側山麓)に魔界ナグが開口し、創造主はここにも迦楼羅王を配置する事となりました。この地に配属されたのがプレアデス連合国のリーケフ星人の男性軍人で、名前は「ニエス・ヒギフ」、身の丈は約2mで、山伏装束を纏った姿で現れる迦楼羅王でした。彼は戦争犯罪人で、個人の利益を優先し、自国の軍隊を裏切って敵側に寝返った罪で軍事裁判に掛けられた人物でした。京都には沢山の龍神が居て、また神々も多く配置されていた理由から、ニエス・ヒギフも仕方なく職務を遂行していましたが、後の世で愛宕山に配属された迦楼羅王が仕事を全くしなかった為に京都が魔物の巣窟と化してからは、鞍馬天狗と同様に真剣に職務を果たす様になりました。自己のテリトリーに侵入してくる魔物軍団を悉く召喚していました。やがて比叡山に延暦寺が建立され、人々からは「法性坊」として崇められる様になると、心を入れ替えて真っ当な迦楼羅王となりました。無論、彼もソロジン交代の特赦で刑期からは解放されています。
京都と滋賀を分ける丹波高地の一角、琵琶湖の西岸に聳え立つ比良山地の山奥(蛇谷ヶ峰)に魔界ナグが開口したのが今から14万年前の話、この山に配属された迦楼羅王とは、銀河連合に所属していない竜座φ星の恒星「ニエチーギ」の民族出身の男性軍人で、名前は「セイスネエ」、身の丈が2m40cmの巨漢であり、山伏装束を身に纏った姿をしていました。軍事裁判に掛けられた経緯は、巨漢の割に人間が優し過ぎて、まるで小学生の如く「意気地なしの弱虫」である理由から軍人としては使い物にならなかったからです。しかし、平安時代を迎えて人々が住み着くと、弱虫の天狗も心を入れ替えたのか、魔物を率先して捕える様になり、人々からは比良山の「次郎坊」として愛されて奉られました。また、滋賀県には京都愛宕山の太郎坊(ヌオミエ)とは異なる太郎坊と呼ばれた天狗が他に居ます。東近江市の赤神山に住む迦楼羅王の事で、赤神山の中腹(阿賀神社=太郎坊宮)に魔界ナグが開口したのが今から3万年前の話、京都愛宕山と同時期に新人の迦楼羅王が赤神山にも配置された事になります。やはり同じネワブジ連合の「バイヌ星人」の男性軍人で、名前は「リエフキ=オグエ」、こちらの太郎坊は気性が荒く、上司の命令や軍規に大人しく服す様な人間ではなかった事から、その破天荒な性質故に、軍事裁判に掛けられて地球で刑期を務める事になりました。彼は身の丈が2m40cmにも及ぶネワブジ連合の戦闘服を身に纏った巨漢であって、良く岩を持ち上げて運んだ事から逞しい天狗のイメージが強い様です。尚、琵琶湖には⑧金鳳(ヤイルエール)の龍管が入力されています。
③ 福岡県と大分県に跨る「英彦山(ひこさん)」にも昔から言い伝わる天狗伝説があります。この山の中腹(英彦山神宮)に魔界ナグが開口したのが今から25万年も前の話、セザナ神はこの地にも迦楼羅王を配属させる事になりました。新任の迦楼羅王はプレアデス連合(アルデバラン星人)の男性軍人であり、名前は「フエミエイ=ナオエ」、身長は2m20cm程度の中肉中背の身の丈ですが、皇族出身(キイヌゲキAAA)だった理由から、その装束は皇族着のままでした。ちなみに、銀河連合はプレアデス文化の階級差(ヌネアヒ制度)の関係上、罪人といえども、皇族は「皇族服」、貴族は「貴族服」、武家は「戦闘服」、一般人は「山伏衣装」、それ以下は「囚人服(土偶の様な服装)と定まっており、天狗の服装次第で人間時代の身分が分かる様になっていました。フエミエイ=ナオエの罪は、銀河連合軍の司令官であるにも拘らず、酒と女と薬物に呑まれてふしだらな生活を送り、滅茶苦茶な指令を出して軍の風紀を汚した罪でした。そんなお偉い迦楼羅王を英彦山に配属させた事から、龍神島が人間時代を迎えると、たちまち英彦山は修験道者の溜まり場となり、まるで軍隊みたいな勢力を誇る様になっていきました。高貴な迦楼羅王は、欲望に負けなければ面倒見が良い信望の厚い司令官であって、修験道者ばかりではなく一般の人々からも信頼を得ていたのか、天狗の「豊前坊」と呼ばれていました。現在、天狗自身は任を解かれましたが、魔界ナグは英彦山神宮の中に残されたままで、魔物は好き勝手放題の状況です。
④ 茨城県の筑波山にも魔界ナグが開いて、今から14万年前の話になりますが、創造主はここにも迦楼羅王を配置しました。筑波山の女体峰(877m)には元々龍神が住んでいて、山頂には①銀武(ハクブイエガ)の龍管が入力されており、また神々も降臨していて、菩薩界第7位の「馬頭観音菩薩」の返り御霊が女体峰の「筑波山神社」に安置されています。その聖なる山に魔界ナグが開口した事から(峰と峰の間)、魔物を捕獲してくれる門番が必要となりました。今から14万年前、筑波山に着任した迦楼羅王とは、銀河連合(セニフエウ民族)の男性軍人だった「ヌオマ」でした。ヌオマは身の丈が2m10cmの山伏装束を身に付けた迦楼羅王で、軍事裁判に掛けられた経緯は、母艦に帰還する味方の戦闘機を3機も誤射してしまった事です。通常ではあり得ない致命的なミスを犯して裁判沙汰になったのがその理由でした。誤射ミスは犯してしまいましたが、ヌオマは元々厳格な軍人であり、命令や義務には忠実に従っていました。そのせいか、筑波山の天狗は龍神島に人々が入植してからは「法印坊」と呼ばれました。また、筑波山地の北東部に位置する岩間山(通称: 愛宕山305m)にも魔界ナグが開いて、今から3万年前に新しい迦楼羅王が着任しました。現在、魔界ナグは愛宕神社の中に在ります。
3万年前、岩間山(愛宕山)に着任した迦楼羅王とは、旧銀河連合には加盟していない琴座の「リロズ連合」の男性軍人でした。彼の名前は「アシヌキイ」、身の丈は2m20cmの土偶服を着た迦楼羅王でした。アシヌキイは元々泥棒家業が専門であり、軍隊に入隊しても問題ばかり起こしてさっぱり義務を果たさず仕事をしない理由から、軍事法廷で裁かれる身の上となりました。そんな卑しい男に神様業務(魔界当番)の大義が務まる訳が無いのですが、当時は急激に魔界進出が起こって人員不足だった為に、代役が見つかるまでのピンチ・ヒッターとして着任させる事になりました。人様の物を盗む様なチンケな男が魔物狩りをする訳が無く、着任早々から岩間山周辺には魔物がうろつき、地底からは太い大動脈(魔界通路)が築かれてしまいました。まるで京都の愛宕山と一緒の状況となってしまった事から、後世に神界は大量の神様を送って魔物整理に奮闘する事になりました。結局、アシヌキイは召喚処分となり、茨城の愛宕山も以後は迦楼羅王の居ない神々管理の山となりました。当地には複数の天狗伝説が存在しますが、彼等は天狗ではなく神様だった訳です。
茨城県の日立市には街中に④赤武(セビナエイ)の龍管が入力しており、また、同県の常陸太田市大中町の「大中神社」にも①黒麟(ルキネバエケ)の龍管が入力されています。魔界と直結する赤系や黒系の龍神スポット(72箇所)には必ず迦楼羅王が配置されている事から、その様な意味では茨城県も天狗の里と言えるかもしれません。日立市の街中にある④赤武のスポットには今から48万年前にカシオペア連合(ゼイシグエ民族)の男性軍人が配属されました。彼(ムオシエ・カウ)の罪は殺人罪であり、休暇中に郷里に戻って恋人の彼氏を殺してしまった事です。また、①黒麟の「大中神社」の迦楼羅王も、今から46万年前にプレアデス連合の軍事裁判に掛けられた人物(アルデバラン人)であり、貴族の遊び癖が抜けず、彼の職務怠慢から部隊を全滅させてしまった罪を問われました。彼の名前は「フカヒーエ=アギル」、貴族の服を纏った2m40cmの巨漢天狗でした。
⑤ 和歌山県の高野山(金剛峯寺)には二つの魔界ナグが開いており、一つは今から6万年前に開口した魔界ナグ、もう一つは今から400年前に開口した新しい魔界ナグです。高野山にも天狗伝説が存在し、魔物の出没から金剛峯寺を守護してくれる天狗廟(覚海廟)が建立されています。6万年前の話ですが、高野山に着任した迦楼羅王はネワブジ連合(バイヌ星人)の男性軍人で、名前は「ヤズニオ・エジ」、身の丈は2m30cmの大男であり、山伏装束を纏った姿をしていました。彼が問われた罪状は連合の軍事物質を自国へ横流しにした罪であり、連合軍に財政的な負担を負わせた事でした。高野山の最初の魔界ナグは現在の「三鈷(さんご)の松」に開いており、また迦楼羅王は現在の覚海廟に主に座していました。そもそも6万年前の高野山の地には誰もおらず、そこがにわかに活気付いてきたのは遥か後世の平安時代に入ってからの話、行動半径を呪縛された迦楼羅王にとって、天狗とは長い鎖に繋がれた番犬と一緒、空海和尚が高野山に現れるまで退屈な日々を送っていました。しかし、高野山に人々が入植してからは迦楼羅王の仕事にも拍車が掛かって、有意義な日々を送っていた様です。
戦国時代の末期に、真言密教の高僧が高野山の魔界ナグを封印する呪文を打った事から魔界通路が封印されて、迦楼羅王の「ヤズニオ・エジ」の役割が終了し、彼は今から400年前に刑期を解かれて解放される事になりました。多分、菩薩界第10位の神に昇格した空海和尚の差し金であると思いますが、そうした神界の密談を知った創造主が猛烈に怒って、魔界神を動かして新たな魔界通路を高野山へ開口させました。それが織田信長の死後の3年目の話であり、高野山の彼(信長)の墓石に魔界ナグが開口しました。織田信長は密かに魔界契約を交わしており、天下を取れるならば、死後は魔界に落ちる事を覚悟していた様です。以後、400年間に渡って高野山は魔界領域へと変貌する事になりますが、ソロジン交代の際に新任のKENが高野山を綺麗に掃除した事から、現在の高野山は霊的には汚れてはいません。元々龍神(④紫武: ギエオガ)と迦楼羅王しか居なかった高野山、霊現あらたかな人間生命と言えば、そこには迦楼羅王がただ一人居ただけの高地でした。空海和尚の死後に菩薩界との通路が開かれますが、和尚亡き今は守護してくれる者が誰も居ない状況です。今現在の真言密教の高僧達が高野山に新たな価値をもたらしてくれる事を祈りたいと思います。
その3に続く
Comments are closed