〈有機化学の基礎編(その3)〉
④ 放射性ラジカル
有機化学の基礎と言っても、一般的な有機化学の内容ではなく、ここでは主に大基礎の「物理化学」の内容を取り扱っており、核物理学や電磁気学や原子物理や物性物理や電子軌道などの知見を述べています。物質の正確な成り立ち構造が分かれば、あらゆる謎が解けて、それによって地球科学は正常な方向に向かって歩み出せると、我々はそう信じております。その昔、ニュートンやアインシュタインなどのオリオン工作員達が出現し、地球科学は彼等によって無理やり捻じ曲げられ、暗黒の海へと漕ぎ出してしまいました。「航路から大きく逸脱した科学が無軌道のままに大海原を彷徨っている」といった状況が現代科学の実情であると思います。残念ながら、多くの科学者達は自分の研究分野が「科学詐欺」の一端を担っているとは気がついていない様です。宇宙真理の一条の光に導かれて地球科学が本来の航路に戻ってくれる事を我々としては祈らざるを得ない状況でしょうか。
「重力とは物体引力ではなく場重力である」、「素粒子とはパチンコ玉状の物体ではなく渦巻物質である」、「光とは玉ではなく気の粒を揺する空間の振動波である」、「電流とはホール電荷の移動ではなく渦磁場もしくは電磁場の中心磁束の流れの事である」、「粒子や原子の結合様式は全て磁極結合で行われている」、「原爆は実在するが水爆など存在しない」、「癌細胞とはガン遺伝子(DNA異常)によって発現するものではなく物理的な障害で発生する反電荷細胞の事である」、「大脳は物を思考する器官ではない」、「DNAは遺伝子ではなく、本当の遺伝子とはヒールの事である」、「心臓は空の上の位相電流(自律神経電流)によって動いている」、「放射線の真の脅威とは水ラジカルを発生させる事である」、「地球にも人間の歴史があるが、銀河にも人間の歴史がある」、「創造主や神々とは架空の存在ではなく実在物である」、我々が地球人に対して知って欲しい事は以上ですが、こんな宇宙常識も通用しないのが現在の地球人です。
放射線と癌発生の因果関係を正式に認めない地球科学ですが、「なぜ認めないのか?」、多分、それは「癌とは何ぞや」が未だに分からず、生体電流の事も、またラジカルの事も良く分かっていないからだと思われます。「癌=水ラジカル=放射線」である事実が分かれば、放射線の真の脅威を理解できる筈です。有機化学とは「ラジカル」を扱っている唯一の学問ですから、「ラジカルとは何ぞや」を、つまり、ラジカルのメカニズムをちゃんと分かっていなければなりません。いい加減な量子力学で外殻電子を数理的にmas解釈しているから、具体的な事がさっぱり飲み込めないのだろうと推察しております。宇宙科学では「ラジカル」とは原子の反応基(軌道磁界)と素粒子の陽子(プロトン)が磁極結合を起こした場合、その物質がラジカル化(素粒子化)したと解釈されています。水分子に対して高速で陽子を打ち込んでやれば、酸素原子核が陽子を吸収して一時的にはO16がO17へと遷移します。しかし、今度は水分子に対して放射線を打ち込んでやれば、水素原子の軌道電子(1s)が吹き飛んで、水素原子核の陽子だけがその場に残ります。陽子は原子核には吸収されず、酸素の軌道磁界と直接結合してしまうのです。
そもそも、素粒子の陽子とは小さきながらも渦磁場を形成した「渦巻物質」であり、強烈な中心磁束流と強烈な極性を備えています。酸素の軌道磁界の磁極に捕獲された陽子は磁極結合を起こして、磁束密度の非常に高い素粒子磁束と酸素の軌道磁界磁束が互いに入り混じって強烈な磁束流となります。何とその電磁的な威力は通常の酸素原子の化合力の約30万倍という「お化け結合力」を有してしまうのです。当然、水分子の水素原子の1個が放射線でラジカル化(素粒子化)したのですから、もはや水分子(H2O)では非ず、それは化学的には「OH・」と表現しなければならない新種の化合物となります。ちなみに「・」とは陽子の事です。いわゆるこれがハイドロキシ・ラジカルであり、一般的には、水に放射線を照射すれば大量に発生する「ラジカル分子」の一つです。水ラジカルは想像を絶する様な強烈な酸化剤であり、直ぐに隣の水分子から電子を奪って通常の水分子に戻りますが、今度は電子を奪われた水分子の方がラジカル化してしまう為に、最初に発生したラジカル分子数は永遠に減らない事になります。空港の改札口でペットボトルの水にX線を照射されれば、1分間に約300万個の水ラジカルが発生する比率となり、しかもその状態がずっと続く事になります。
金属に光を照射すれば電子が飛び出してくる事実(光電効果)は皆様も承知の通り、それは水素原子も一緒であって、特に素粒子の回転運動を増幅するガンマ線やX線を照射した場合の電荷反発は著しく、外殻電子群を異常に励起させてしまうのです。量子力学では光は熱エネルギーを運ぶ因子である事から「光量子」という物体(玉)に見立てていますが、熱エネルギーとは本来伝搬できる様な代物ではなく、それは受け子の感受次第、素粒子にとっては振動波とは回転を増幅する運動エネルギーであって、分子体がその増幅エネルギーを「熱」として感じるだけの話に過ぎません。水に放射線(ガンマ線やX線)を打ち込んでやれば、それは「被曝水」となり、髪の毛を溶かしてしまう程の「濃硫酸」レベルの猛烈なラジカル水へと変貌してしまいます。そもそも硫酸も塩酸も硝酸も「ラジカル」である事は承知の通り、多くの「劇薬」や「毒薬」や「農薬」や「抗癌剤」などの反応基がラジカル状態を呈している事実は今更説明するまでもありません。原子炉の放射線を直接浴びれば、生物の体液や有機物を構成する「水素」の外殻電子が吹き飛ばされて、一斉にラジカル化が起こるから「死」に至る訳であって、化学者や薬学者たる者がその事実を知らない訳がありませんね。いわゆる放射能弊害とはイコール「ラジカル弊害」なのだと頭の中に叩き込まなければならないのです。
血中のラジカル濃度が高じると、水ラジカルが体内の生体分子を酸化する(電子を奪う)事から、水ラジカルに酸化されたグルコースが「グルコース・ラジカル」と変じて、まるで瞬間接着剤の如きその強烈な結合力でヘモグロビンと結合し、タンパク質の立体構造を歪めてしまう「糖化反応」を引き起こしてしまいます。仮にグルコース・ラジカルに電子を与えて還元したところで、一度変性してしまったタンパク質が復元される事はもう二度とありません。グルコース・ラジカルとは農薬のパラコート・ラジカルと何も変わらない事実を認識しなければならないでしょう。原発で働いている労働者や放射線を扱う多くの作業者が鬱病や認知症に陥り、糖尿病を患って、最終的には「癌」で死んでいく事実を放射線科の関係者が知らない訳がありません。その発病頻度は一般人の何十倍も高い比率なのです。別に放射線を扱う作業員でなくても、現代では電化製品による家庭内被曝が当たり前の時代、放射性廃棄物(窒化ガリウムなど)を利用した液晶画面やLED照明などから繰り出される放射線に晒されている地球人は、他星ではあり得ない病気(若年生の認知病や糖尿や癌や眼の諸病や極端なアレルギー症状など)で苦しんでいるのが実情です。これらの病気は皆「戦後病」であって、原発が建設されてからの病気です。
宇宙医学に於いてはラジカルとは「万病の素」ですが、自然界には自然発生する「自然ラジカル」も存在しており、その発生比率は僅かであるものの、その危険なラジカルを還元する為の防御機能(電子伝達系酵素群やソマチッドなど)の方も生物体には元々備わっています。生物体が発生する以前の原始地球とは放射線が飛び交う「ラジカルの世界」、海は高濃度ラジカルを呈する「重水の海(中性子崩壊に伴うラジカル発生)」であり、これらのラジカル分子が有機物を重合させて様々な高分子ポリマーを育成し、生物の構成因子を形成してきました。その様な意味ではラジカルは生命発生の基盤を担うものですが、生物が誕生した今はそれは放射線と一緒で毒物となるものです。何十億年もの歳月を掛けてラジカルが自然還元されて初めて生物が誕生し得る土壌環境が完成するのであって、その尊い物理環境を人為的に原始状態へ戻してしまう行為は、生物を殺傷する自虐的な行為だと言える訳です。現在、地球の海洋は2000万倍もの高濃度ラジカルに汚染されており、生物や微生物が次々と変性し、死に追いやられている状況です。そのラジカル発生源とは無論「原発」から吐き出される「冷却水(高濃度ラジカル水)」に他ならなく、人類はそれが悪の本源である事実を良く分かっていません。
壊れた原子炉がメルトダウンを起こして「放射性微粒子(RAD分子)」を大気中に吐き出すのも放射能公害の一つですが、毎分何万トンも海へ放出されている原子炉の冷却水こそ「諸悪の根源」、それが地球の生物環境を根こそぎ破壊している事実を踏まえる必要があります。電気欲しさに「なぜ核崩壊の熱量が必要なのか?」、それは水を沸騰させ、水蒸気でタービンを回して発電する手法であり、原理的には風車や水車と何も変わらない代物です。本当に電気が欲しいだけの話なのでしょうか。政府が原発に拘る理由は主に二つ、一つは核爆弾の材料であるプルトニウム生産であり、もう一つは放射性育成物(アイソトープ)であり、窒化ガリウムなどの光電素子の材料なのです。原子力発電所の発電を中止したと言っても、それは発電部門を閉鎖しただけの話、原子炉はプルトニウム生産とアイソトープ生産を相も変わらず続けており、立派に稼働している状況です。原子力発電とは民衆向けの体裁の仮面に過ぎなく、吐き出される熱量が勿体無いから発電に回そうというだけに過ぎません。原子炉の元々の本意とはプルトニウム生産事業に有って、国防上アメリカの生産事業を請け負っているだけの話でしょうか。
天の川銀河の夜明けの時代(銀河レムリア紀)、琴座のベガ人や牛飼座のアークトゥルス人など、40惑星あまりの宇宙人達が地球と同様な原子炉を開発して発電作業も行なっていました。これらの人類の全員が放射能汚染(ラジカル汚染)によって、僅か数百年間で死に絶えた事から、後世の民族であるカシオペア系民族やプレアデス系民族では原子力を原則的に扱わず、発電に関しては「水発電機」を利用し、惑星環境の保全に努めました。そのお陰で銀河文明を華やかに開花させる事ができた事は歴史に刻まれている事実です。惑星環境を大事にするそんな気風の銀河連合国に育てられてきた地球人なのに、なぜ銀河レムリア紀の原始手段を用いる様になってしまったのか、これはオリオン工作員の洗脳によるものですが、核爆弾の威力に魅せられた野蛮人が鼻の下を伸ばしたのが多分一番の原因であろうと思います。仮に、もし我々が原子力発電やダム発電に取って変わる「水発電機」の製法を伝授したところで、今の地球人が原子力を手放す訳がありませんし、また既にラジカル汚染が極限に近い状況では、もはや地球人がこの星で生き延びる事は不可能な話です。つまり、「地球を脱出する」以外に地球人が生き延びる方法は他に無い訳です。
さて、ラジカルと癌細胞の因果関係について説明しますと、先ずは正常細胞と癌細胞の違いを様々な観点から見比べてみる事でしょうか。両者の一番の違いは細胞を水溶液に浸けた時に分かる電荷の違いです。正常細胞が一般的な「左電荷」を呈するのに対して、癌細胞は真逆の「右電荷」を呈する事です。この様な事から宇宙医学に於いては癌細胞とは「反電荷細胞」と呼ばれています。外細菌も体細胞もそうですが、一般に個々の細胞には「赤道電流」が走っており、普通そこには地球と一緒の左巻電流が流れて「左電荷」を示しているものなのですが、なぜか癌細胞には右巻電流が流れて「右電荷」を呈しているから驚きます。細胞膜や核膜の内部には「赤道コリン電線」がループ状に取り巻いており、その電線の中を水素原子電流が貫いて循環している訳ですが、その電流の方向が「なぜ突然逆方向へと変じてしまうのか」、癌化のメカニズムの「謎」がここに眠っています。そもそも電流とは粒子の磁束や軌道磁界の磁束が伝導していく事ですから、1本の乾電池(1.5V)のマイナス極(N極=出口)から銅線を延ばしてプラス極(S極=入口)へと繋いで電線をループさせてやると、その電線には電流が流れて球体状の電磁場が形成されます。乾電池の寿命が尽きるまで電流が一定方向に循環し続ける事は述べるまでもありません。
問題はここからですが、ループ電流が流れている乾電池に対して、もっと電圧が高い(威力の高い)バイアス電流を逆向きに付加してやると、その付加電圧に降伏して、乾電池が極性が入れ替わり逆向きの電流が流れ始めます。電磁気学ではこれを「降伏電流」と称していますが、とにかく乾電池の出口と入口が置き換わって電流が正反対の方向へ流れます。最初のループ電流は普通の磁場(電場)を呈していましたが、逆向きに変じたループ電流は反磁場(反電荷)を呈する事になります。この原理は細胞膜を流れる赤道電流も一緒であって、電流の向きが突然変わる為にはそれなりの強烈な電圧(電磁的な力)が付加されない限りあり得ない話となります。細胞電流(水素原子電流)を一瞬で逆向きに変えてしまう程の強い電流(磁束)の持ち主と言えば、生物体の中では「ラジカル分子」しか存在しておらず、癌化のメカニズムがラジカルに起因する事は明白です。では具体的に一体どういうメカニズムで反電荷細胞が誕生してくるのでしょうか。4図や5図に示したのが細胞膜下に存在する「コリン電線」の図ですが、コリン分子の外側に位置するメチル基の水素原子の一つが水ラジカルに電子を奪われて「自身がラジカル化した場合」にのみ起こり得る現象だと言えましょう。
ところで、コリン分子のメチル基の水素原子がなぜ生体電流として水素磁束を他に繋いでいけるのか、電線を構成する物理的なメカニズムを理解する必要があります。炭素原子と水素原子が互いに磁極結合で結ばれた状態なのに、なぜ水素原子は真横に磁束を放っていけるのでしょうか。実はこれ、水素原子を抱く原子(炭素や窒素や酸素)は皆同じ事が言えるのですが、一度磁極結合を行うと、炭素原子の軌道磁界が水素の軌道磁界そのものを捕獲して囲んでいる理由から、水素原子はその内部で比較的自由に向きを変えられるのです。また、これは陽子の腹の中の話ですが、陽子の渦磁場内部には陽電子(ポジトロン)が周回運動をしている事から、渦磁場の内部に陽電子の軌道磁界が存在する事になります。それは地球の渦磁場内部に月の軌道磁界が存在する事実と一緒であり、炭素の軌道磁界は水素を捕獲するだけではなく、原子核である陽子も捕獲できる事になります。つまり、炭素の軌道磁界はそう簡単には水素原子を離さないし、また陽子に対しても同様な捕獲ができるという意味なのです。無論、中性子の様な内包電子を持たない素粒子を炭素の軌道磁界は捕まえる事ができません。その様な軌道磁界の特性を考慮すれば、水素磁束の事も、またラジカル磁束の事も理解し易いと思います。
上図に示す様に、外殻電子を失って軌道磁界の中心点に捕獲された単独陽子がどちらの向きに対して陽子の磁束流を放つのか、それによって単なる増幅電流となるのか、それとも反対向きの降伏電流となるのか、今後の「運命」が大きく分かれてしまいます。「右か左か」その確率は五分五分、その細胞が癌化するのか、それとも正常細胞のままなのか、それは基本的に「運次第」なのです。素粒子の渦磁場の磁束密度は通常の軌道磁界の磁束密度の約30万倍、水素原子は電子を奪われただけで、まるで原子炉の様な「化け物」へと変じてしまうのです。運悪く癌化してしまった反電荷細胞は生体ヒールとの繋がりが切れて、あらゆる記憶が初期化された原始無垢の新生細胞として生まれ変わり、食べて増殖する事しか眼中に無い「盲目細胞」と化してしまいます。細胞膜が反電荷を呈するタイプが「通常の癌細胞」、核膜だけが反電荷を呈して細胞膜が正常である場合は「イボ癌」、また細胞膜と核膜の両方が反電荷を呈する場合が「スキルス癌」です。癌化するのは生物の体細胞だけの話ではなく、ラジカルに汚染された海洋や土壌の中では各種の微生物も癌化しており、薬が全く効かない「耐性菌」の多くが「癌化菌」であると言える訳です。現在では黄色ブドウ球菌、緑膿菌、大腸菌、レジオネラ菌、ヒュードモナス菌、結核菌など、多様な癌化種が出現しており、カビ菌やウイルスまでもが癌化しているのが現状です。
別に放射線を浴びなくても体内のラジカル濃度は高じるばかり、化学薬品の大半がラジカル成分であり、薬を飲めば飲む程体内ラジカルの値が高くなる一方です。他星の原始人の体内ラジカル濃度は1cc当たりの体液量で、約2〜3個のラジカル分子(ハイドロキシ・ラジカル)が含まれているだけですが、日本人の平均ラジカル濃度は約200個〜300個であり、100倍高い事になります。薬やサプリメントを毎日服用している方では5000個から7000個の値を呈しているのが普通です。これは病気になるのが当たり前の状況であり、食料や飲料水のみならず身の回りのあらゆる環境がラジカルで汚染されています。人類が原子炉を操作する様になってから既に70年間以上の歳月が流れています。その70年間の間に、今や癌病も糖尿も2人に1人の比率に高じている事は承知の通り、別に天体の寿命が訪れなくても、100年後には大半の人間が死に絶えて、その200年後には地球人類は完全に全滅してしまう事は火を見るよりも明らかな事です。銀河の歴史がそう物語っているのです。もし、明日から世界人類が正気に戻って環境保全に取り組んだとしても、地球環境を取り戻す事は今更不可能な話、地球には未来は訪れず、「絶望」しか残っていません。そんな状態だからこそ、我々が種の保存(聖地民族の移住)の為にやってきた訳です。海も山も川も平野もラジカルに汚染されており、逃げ場が無い事を自覚する必要があります。
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