〈360年周期運動〉

 惑星が太陽の周囲を一周する時間を「一年」と定めているのは地球だけの話ではありません。そもそも天体歴は「宇宙人言語居留区」の時代に宇宙人から伝授されたもので、言葉も喋られない原始人が「暦」を考案できる筈も無く、地球人に最初に教授してくれたのはプレアデス連合の「アルデバラン星人」です。生物霊界は天体の渦磁場(12層からなる回転磁場)に基づいて建築されており、それは無数の位相群から構成されているものの、基本的には自然界の運動原理に従って回転しており、一分一秒足りとも狂わない極めて正確な運動を繰り返しています。本日の話は「生命輪廻」がなぜ360周年周期で行われているのかと言う話であって、その回答は「360年で暦が一周して振り出し原点に戻るから」なのですが、なぜ太陽の周囲を360回転すると暦が原点に戻るのか、その数理原理は何を基盤としているのか、暦(陰陽論)の本質に迫る話をしようと思います。
 
 これは遥か過去世の創造主世界(ポリープ時代)の話ですが、渦運動が形成する「回転磁場」の特性を調査している時に、回転磁場内部の磁気質が一定では無く周期的に変化している事実に気づきました。磁場が一回転する度に性質を変化させて行くのです。磁場内部に生物を創造する関係上、一定環境が理想的だったのですが、どの渦磁場でも同様な周期リズムが刻まれる事から、回転運動が生じせしめる磁気質の変化を詳しく調査を行いました。その結果、磁場の周期変化が3本立てであり、一つは12回転周期を刻み、もう一つは10回転周期を刻み、最後の一つは9回転周期で循環している事が分かりました。「12」と「10」と「9」の最小公倍数は「180」であるので、当初は180日周期で循環するのかと思いましたが、最初の180日と次の180日の性質が微妙に異なり、前者を「陰遁(いんとん)周期」と呼び、後者を「陽遁(ようとん)周期」と名付けて区分けをする事に成りました。結局、3本立ての周期変化は180×2=360回転で磁気質が元の原点に戻る事が判明した次第です。
 
 磁気質に変化を及ぼす「12因子」と「10因子」と「9因子」、これらの因子とは一体磁場の何処から発生するものなのでしょうか。色々と解析しているうちに、一つの渦磁場が12個の小磁界から構成される「同心球体」である事や、また力学的には12個の正八面体(テトラ体)の回転運動である事が分かって、内部で非常に複雑な「位相運動(phasic movement)」なるものを呈している事実が段々分かって来ました。一つの小磁界が一回転する度に他の小磁界の形質が順次移り変わって行くと言った「回座形式」を呈していたのです。「12因子」とは12個の小磁界の場性質が移り変わるものであり、また「10因子」とは第何回目かの推移なのか、それを表す記号(標識数字)であり、更に「9因子」とは正八面体の回転様式そのものを示すものでした。小磁界(テトラ体)の回転運動が9回転目で一区節を迎える運動を起こしている事に驚き、我々も認識を改めた次第です。
 
 
 
 自然界の運動法則が飲み込めたので(360回転で暦が振り出し原点に戻る)、霊長類位相の輪廻期間は360年周期と定めて、位相のズザネ管解放はキッチリ360年後の誕生日だと決定した次第です。そうしないと同じ生命体にはならないからです。ちなみに1965年の3月1日が誕生日の方は、その前世は1965-360=1605年の3月1日に誕生している事になります。暦が完全に一回転をして、太陽位相(生まれ年環境)も地球位相(生まれ日環境)も「磁気質環境」が全く同じ日にならないと、前世の延長では無くなってしまうからです。人間王国では代々こうした「暦術」を創造主が人間世界へ伝授して来たのですが、「暦術」の真意が正確に人々に伝わっているのかどうかは疑問です。銀河系も太陽系も惑星系も、それぞれの回転磁場が位相運動を起こしており、銀河系は数千万年単位の時間を刻み、また太陽系は「年単位(月単位)」の時間を刻んで、そして惑星系では「日単位(時間単位)」の時間を刻んでいます。こうした磁場環境の周期変化が地上の生命に対して大きな影響力を行使している事は避けられない事実なのです。
 
 さて、もう一度、年単位や日単位で磁場の背景を切り替える「12因子」に付いて、具体的に考えて見ましょう。「12因子」とは渦磁場内部の12小磁界の意味であり、惑星人類は基本的に第2磁界の内部に生息しています。今世の易術では12小磁界の事を「十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)」として表現しており、第1磁界は「子(ねずみ)の磁界」、第2磁界は「丑(うし)の磁界」、第3磁界とは「寅(とら)の磁界」と言う具合に順番に表現しています。1日単位で「今日は寅日、明日は卯(うさぎ)日、明後日は辰(たつ)日」と言う具合に切り替わって行く事は承知の通り、これは一回転ごとに第2磁界の磁場背景が切り替わり、他磁界の性質を示すと言う意味になります。人間は第2磁界(丑の磁界)に住んでいるのに、ここに第3磁界(寅の磁界)が回座して、場の背景が切り替わると、やたらと気忙しくなって、用事も無いのにチョコマカと動き回って、社会全体が騒然としている1日となります。また第2磁界に第12磁界(亥の磁界)が回座すると、まるで社会全体が休日を迎えたかの様に閑散となり、ノホホンとしたのんびりムードに包まれます。勿論、これは年単位でも起こっている現象であり、12磁界の特質が年単位でも現れる事になります。
 
 次に「9因子」に付いて説明しますと、一見すると回転磁場(テトラ体)は均一に回転運動を起こしているかの様に見えますが、実際には四回転の加速期間(実働期間)と、四回転の惰性期間と、最後の一回転(9回転目)の回帰期間に別れており、回転速度と言うよりも回転の馬力が日単位や年単位で異なりを見せています。そもそもテトラ体の回転力と天体力場の求核力(重力)は比例するものであって、地上の生物は皆重力圧の周期変化を被って暮らしています。重力圧の微妙な変化は大気圧や水圧の変化の事であり、この物理的な背景因子が日々の「日潮汐」とも絡んで発現しており、地上の生物に大きな影響力を及ぼしています。これらの回転力の9段階変化は、地球の易術では「九星術(坎坤震巽中乾兌艮離)」としてお馴染みですが、物理的な意味合いをちゃんと理解した上で易術を使用しているのか、それとも微妙に異なる九段階変化の現象面だけを捉えて述べているのか、良く分かりませんが、我々から見れば怪しい限りです。九星気学は方位術として有名ですが、少なくても磁場の回転威力の九段階差が方位に関係するとは思えません。ちなみに坎宮(一白)の日を迎えると、重力圧が最大値となる為に、身に受ける圧力感も半端では無く、抑圧(ストレス)感や閉塞感を感じて外に出て発散する気持ちにはなれません。
 
 最後に「10因子」に付いての説明ですが、過去から未来へ向かって一方的に流れる時間は、陰陽論の第1法則で説明している様に「陰陽流転」そのものであり、それはこの宇宙の森羅万象が従う法則であって、時間の刻みは陽化成長の歩(あゆみ)そのものを指しています。人間の肉体も心も時間の経過と共に陽化(老化)の方向に向かって歩んでいる訳ですが、渦磁場の最初の一回転とは時間の刻みであり、次の一回転とは第二回転であって、時間差分の違いが生じます。西暦が一方的に流れる時間を示している様に、あるいは数字が一方的に増大して行く様に、段階差の違いを示す標識が10段階単位で一区節を迎える「十進法」なのです。地球の易術では「10干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)」、仏法では「十如是(相性体力作因縁果報・本末究境等)」として扱われて来ました。現代人は無論、算用数字(0123456789)として利用しています。算用数字に換算してしまうと、残念ながら数字が持つ本来の意味が分からなくなってしまいます。ちなみに辛(かのと)日が回座して来ると、律儀に豆豆しく仕事を片付けようと言う下向きな気持ちになるし、反対に丙(ひのえ)日を迎えると、社交性が強く出て会社帰りに「一杯引っ掛けて行くか」と言う気分になります。
 
 こうした磁場環境の日々の変化や、年々の変化が、日常の生活や社会全体の空気を変えてしまうのであって、その年のファッション流行や社会風潮にも大きな影響を与えているのが実情です。昨年度の太陽磁界は「⑤壬寅年」であり、戦争などの紛争を引き起こすトリガーとなる一年でしたが、今年は「④癸卯年」、昨年度よりは社会風潮に少し落ち着きが出て来て、相手国の様子や国際状況を伺いながらの紛争年となります。物事を決定するのは人間自身の意志、取り巻きの環境(運命)が物事を決める訳ではありませんが、だが残念ながら環境変化に翻弄されてしまうのが人間の「性(さが)」と言えましょうか。本日は易学の話をする「つもり」ではありませんが、霊界の「輪廻転生教育システム」がなぜ360年周期と定めたのか、その経緯に付いて知見を述べています。渦磁場の位相運動が織り成す磁場の背景変化は「生物進化」にも大きな影響を及ぼして来ました。なぜ創造主は執拗に輪廻転生を繰り返させるのか、その理由は勿論、動物本能からの脱皮に在って、輪廻の回数を重ねる度に、人間はその動物性が薄くなり「人」に近づいて行くからです。
 
 
 

〈アカシック履歴〉

 猿を「ヒト化」してから、その人間が何度生まれ変わったのか、つまり360年周期の輪廻転生を何度繰り返しているのか、人間個々の能力は別問題として、その回数が多ければ多い程「大人の生命体」となります。これは創造主世界の常識的な見解ですが、総アカシック回数と文明人回数(言語を話す様になってからの回数)が大きな鍵を握っており、一人前と認められる生命体は総アカシック回数が7000回以上で文明人回数が500回以上の方は、人間として取り敢えず「完成」の域に達しており、社会的にも人格的にも安定感が感じられる生命体であると言えます。それが総アカシック数が6000回台で文明人回数が400回台になると、若干不安定な人格を呈して、処世術が下手クソなばかりか適応力も判断力も基準値よりも下回る理由から、背伸びをしたがって失敗しがちな危うい生命体ではあるものの、それでも下位の生命と比較すれば、多少の安定感は感じられる生命段階にある様です。当然、総アカシック数が5000回台や4000回台になると、未熟な若者といった感が深く、何かに付けてつまづき失敗を繰り返します。運良く成功しても直ぐに失敗して潰してしまう事から、見てられないと言うのが正直な感想でしょうか。アカシック回数や文明人回数は「人格形成」に大いに関係して来る事から、創造主の生命査定の最重要項目となっています。
 
 地球は「聖地」である関係上、一番最後に開拓された星であり、猿を「ヒト化」したのは僅か550万年前の話です。琴座のベガ人をヒト化したのは今から2900万年前、カシオペア座のシェダル人をヒト化したのが2800万年前、牡牛座のアルデバラン人をヒト化したのが今から2700万年前の話ですから、他の銀河人と比較すれば地球人のアカシック履歴は大変貧弱であって、一番古い生命体でも1万4000回程度のアカシック回数となります。承知の様に、銀河人には6万回台から8万回台のアカシック履歴を有する方がゴロゴロと居ます。人間としての経験値が豊かで人格が安定していても、人間歴が深過ぎる理由から、冒険は犯さず失敗も少なくまた問題も起こさないパーフェクトな人柄であればこそ、それは隠居老人と一緒、意欲や積極性や野心や欲望が渦巻く若者が居無いと、社会の進展や科学の発展が得られない事になります。欲心はある意味では活性エネルギーとなり得る訳です。その様な意味から、人格者は人格者なりに必要ではあるものの、若者は若者なりに社会のカンフル剤で在って、次世代を担う若者も必要だと言う話になります。
 
 アカシック歴が浅いと言う事は「未熟な若者」である証明見たいなもの、一方アカシック歴が深いと言う事は人間として完成している証明見たいなものでしょうか。古い生命体が新しい生命体の成長を導くと言うのが理想的ですが、地球人の場合はアカシック歴が全体的に浅い理由から、未熟な生命が圧倒的に多く、人類の結束どころか民族の結束すらも纏められていないのが現状でしょうか。ちなみに日本人(龍神島民族)の平均アカシック数は約7000回前後ですが、日本国以外の平均アカシック数は3300回から4000回程度、これでは地球人類の平均機根(文明度=民度)が六道界の領域を脱出しておらず、箸にも棒にも掛からない状況です。論語で語られる人間に必要な五大要素とは「仁」「礼」「信」「義」「智」ですが、礼節や礼儀すらも弁えられないならば、それは動物と一緒、衣服を纏った猿に過ぎなく、六道凡夫にまともな社会など作れる筈もありません。纏まるどころか、ずっと戦争を繰り返すだけの話でしょうか。
 
 残念ながら、地球の運動寿命がオリオンの魔手に掛かって5億年間も縮められてしまいました。もう少し輪廻転生が続いておれば、人類の機根が上昇して問題は無かった筈ですが、今の所は聖地の龍神島民族だけが六道界機根レベルを超えており、人間として認められています。しかし六道界を超えただけでは救済の選定対象にはならず、最低「銀河解脱レベル」が要求されるのが、人間王国の決まり事です。日本人の中から優化組を輩出させる目的で、我々が動いている事は承知の通りです。これまでも何度も申し上げて来ましたが、我々の目的は創造主世界の人材となり得る生命を獲得する為に、地球に来た訳であり、この先、聖地民族を宇宙へ脱出させて、宇宙を舞台に活躍してもらおうと考えている次第です。日本国政府が我々の事をどう考えているのか、それは分かりませんが、我々は日本国の「敵」では無い事は確かです。ある意味では絶対的な力を有した心強い味方でありますので、宇宙真理の勉強に対する妨害工作だけはしないで頂きたいと思います。個人的にはちゃんと税金も払っておりますし、また日本国にはお世話になっている関係上、様々な宇宙技術の提供や、宇宙からの資金提供も、我々なりに考えている次第です。
 

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