〈電気の宇宙論(その2)〉

    a) 仮の電気
 その民族の科学文明の程度は使用している「電気」で分かると言いますが、銀河民族が一般的に使用している電気と言えば「直流(DC)」であって、「交流(AC)」を主体としている地球人の科学は「程度」が知れている事になります。冷静になって考えて見れば、発電機にしても電動機(モーター)にしても「磁石」を利用した器具、不合理な事に他の動力や燃料を用いて、磁石を利用して発電しているから「電圧流」を使わざるを得ない訳です。そもそも電圧流とは「電気」と呼べる代物では無く、本命の「電流(電子磁束)」を生み出す為の仮の手段に過ぎず、母電流と呼ばれる所以の前座手段なのです。電子を並べれば、電子が有する個々の磁束が次々と他の電子へと伝えられて行く、それが電流なのですが、物理的に電子を配列させる事が非常に難しい理由から、地球では発電機のコイル磁束を銅線に流して瞬間的に電子を強制配列させる手段で発電している訳です。もし、電子を大規模に集約できるのであれば、母電流という二次的な起電方を使う必要は無いのです。
 
 地球科学で言う所の「直流」と「交流」の区別は、発電機から生産される「コイル磁束(電圧流)」をそのまま使用するのが「交流」であり、また整流器を介して直流化した電圧流の方を「直流」と称しており、どちらも同じ起電圧流に過ぎなく、金属銅線の電子を瞬間配列させる為の「仮の電気」に過ぎません。交流も直流も細かく途切れるスイッチ電圧流であって、そうしないと電子配列を維持できず、電流を安定生産できない所が電圧流の泣き所です。金属内電子にコイル場の磁束流を付加して強制配列させる野蛮な手法、それが「磁石発電機」の発電方法と言えます。それに対して、電子一個が極小の発電器である事から、直列する電子帯(電子バイパス)を複数本集合させて、電子磁束(電流)そのものを金属銅線に流し、金属電子を配列させて伝導させて行く方式が本来の直流であり、電流が全く途切れないキメの細かな安定電流を得れるのが、銀河系で使用されて来た一般方式なのです。早い話が電池電流を大規模にした発電方法でしょうか。
 
 銀河人がなぜ、電池形式のポータプルな発電装置に拘るのかと言えば、小さな発電器でもフル稼働で優に80年間ぐらいの寿命がある事と、発電の為に必要な他の動力や燃料や光など使う必要が無い事と、電池や蝋燭を備蓄するが如く長期間の複数保管が効く事と、災害時などの大規模な停電が無い事や、特に円盤などに搭載して宇宙空間で使用できるからです。地球の発電方式とは他の動力を借りなければ生み出せない原始的な生産方式であって、しかも生産する電気が仮の電気に過ぎないとなれば、余りに稚拙で不合理過ぎます。石油やウランなどの燃料を焚いて、お湯を沸かさなければ蒸気タービンは動かせないし、また水流が無ければダム発電など出来ません。曇れば使えない光発電、風が止まれば使えない風力発電、地熱が無くなれば使えない地熱発電、車輪が止まれば使えないダイナモ発電、原始人でもあるまいし、地球人は一体何時まで野暮な発電方式に拘り続けるのでしょうか。
 
 磁石発電機を用いて発電しているから、厄介な変圧器や整流器や変換器や抵抗器やコンデンサなどを用意する必要があるのであって、そうした小手先の技術が高度な技術だと思っているならば、地球の電気技術者は頭がおかしいと言わざるを得ません。水力発電も火力発電も原子力発電も「電流」を得る為の「仮の電気」を生産する手段に過ぎなく、なぜ高圧電線をそこら中に張り巡らせて、大規模な重装備で「仮の電気」をわざわざ生産しなければならないのかと思ってしまいます。「電気とは何か」という本質が未だに分かっていないから、盲目的な作業をコンコンとやり続けているだけだと思うのです。電気が欲しいならば、電子を配列させれば電気は得られます。銀河人も電気が欲しいから、如何様にして電子を集めるべきか、それを考えて来ました。発電の原理は決して難しくは無く、電子を大量に集約できれば、とにかく電気は得られるからです。
 
 しかし、原理は簡単であっても、常温下では電子がなかなか並んでくれない事から、優秀な宇宙人達でも智慧が必要だった訳です。水素電流ならば、炭素鎖骨格を台座に利用すれば、水素原子が等間隔で配列する事から、自然界ではその手法を用いて生体電流(万年電流)が生産されています。だが、極小の素粒子である「無機の電子」を等間隔に配列させる台座などある筈も無く、電子同士の反発力を削いで、如何様に「電子の配列帯」を作り出すか、過去ではそうした開発競争が銀河中で行われていました。極超低温下では電子同士が極性を揃えて配列し「超伝導電流」を生み出す事実は誰もが分かっていました。常温下で電子の配列帯を作り出す事、それが銀河人類の課題だったのです。
 
 実験室では、陰電子(エレクトロン)の配列帯に対して陽電子(ポジトロン)を打ち込めば、電子反発力が極端に失われて常温下でも「超伝導電流状態」を呈する事実は、銀河人達は既に分かっていました。問題は空間パイ電子(対電子)を如何様に空間から採集し「超伝導ループ管」を作り上げるか、その競争だったのです。今から48万6000年前、「パイ電子tube超伝導管」がやっと開発されて、そのループ管は「反重力浮上装置」として、またその直管は「ポータブル発電機」として利用される事になり、そのお陰で一挙に銀河文明が開花した事になります。当時の銀河人と、現在の地球人との違いは、物質の成り立ち構造を理解しているか否かの違い、基礎素粒子に関する正しい知識を持っていた事でしょうか。目先の形質に惑わされず、本質を追求して真理を見出せば、地球人の様に盲目(メクラ)滅法の試行錯誤を繰り返し続ける事はありません。
 
 電気の未来像を考えれば、大規模なマス発電法は時代遅れのお蔵入りとなり、個々で自由に使用できる「ポータブル発電機」や「万年電池」の時代が訪れるだろう事は銀河民族の歴史を見ても明かな事です。この世は「シビック(市民的)」から「プライベイト(個人的)」な方向に一方的に流転しているからです。現在の地球に於いても、厄介な充電作業はあるものの、電池やバッテリーの需要は増すばかり、もし地球の寿命がもっと続くならば、いずれは空を飛ぶ電気自動車にポータブル発電機をカシャッとセットする時代が訪れると思います。地球人がまだ気付いていない宇宙資源、それは元素という有限なる物質資源では無く、無尽蔵に存在する「素粒子資源」を活用する事でしょうか。「空間パイ電子捕獲」それを求めて行く方向こそ人類の未来の方向なのだと思います。
 
 
    b) 空中電子バイパス
 さて、話は変わりますが、原子核から外に飛び出した「フリー電子」は「磁場の網(あみ)」で捕獲する事が出来ます。磁場と言っても、磁石の磁束線が形成する磁場もあれば、水素電流の磁束線が形成する磁場もあるし、またコイル電流(交流)の磁束線が形成する磁場(電場)もあって、いずれも電子系の磁束線であり、これらの磁場は瞬間的(一時的)に電子を捉えて空中に固定する事が出来ます。夏場に車のボデイに触ってバチンと指を弾かれる理由は、塗料の樹脂が囲っている水素の電磁場に、金属から放たれたフリー電子が溜まっているからなのです。これが静電気放電やコンデンサなどのメカニズムですが、電子を空中固定する代表的な判例と言えば、何と言っても、電圧線が電子を捉える「蛍光灯」や「真空管」であり、真空放電管の陰極線が形成する「空中電子バイパス」でしょうか。
 
 
 
 コイル磁場(磁石発電器)の電圧流(交流)は多少の間隙空間ならば、空中を伝導して行く事が可能ですが、電子の配列帯の中を貫通して走る電流線(電子磁束)は電子直径の約10個分の距離ぐらいしか空中を伝導する事が出来ません。それは水素原子電流も一緒であって、水素原子直径の約10個分ぐらいの距離しか空中を伝わらない事になります。電子間距離あるいは水素間距離が離れ過ぎると磁束線が伝わらない事になるし、また個々の距離間隔があればある程、磁束線の漏れは如何ともし難く、完璧無欠の超伝導状態(ベタ結合状態)では無い限り、磁束線の漏れは必定だと言えます。交流線(電圧線)は1m程度の間隔であれば、楽々と空中を伝導出来ますが、電子磁束(電流線)がその間隙を渡れる筈も無く、真空放電管の中は電圧は掛かっているものの(電場は形成されているものの)、電流線は走っていない事になります。
 
 真空放電管の実験では「陰極(カソード)」から「陽極(アノード)」へ陰極線(交流線)を走らせて、管の形状に沿った細長い「電磁場空間」を作り出します。次に陰極の金属電極に熱を付えて、熱電子を管内へ放出させると、熱電子(フリー電子)が電磁場に捕獲されて真空管の内部に磁極を揃えた電子群が整列します。その電子バイパスから二次的に繰り出されるのが、いわゆる電流線であって電子磁束なのです。イギリスのJJトムソンは、この陰極線実験から電子の存在を確認した事になりますが、真空管内部の残存空気を跳ね飛ばし、また陽極側の羽根車を回転させていたのは、実は電子という粒子では無く、電子線という電子の磁束そのものだったのです。従って、テレビの電子銃からブラウン管に放たれているのは「電子」では無く、電流線という「磁束」であって、それは物体ではありません。
 
 
 真空放電管を利用したのがいわゆる蛍光灯ですが、電子バイパスから外部へ漏れ出る磁束を利用して、蛍光管内部のガス蒸気を発光せしめている事は承知の通りです。整流器などに使用される真空管とは早い話が交流を直流へ変換する装置ですが、なぜ直流変換に真空管が必要なのかと言えば、その理由は述べるまでも無く、真空管内部に形成される「空中電子バイパス」から繰り出される一方通行の電流線(電子磁束)が得られるからです。家電レベルの粗雑な電化製品ならば、左右の両回転が効く交流でも構いませんが、半導体を使用している様な精密機器に流す電流は一方通行の直流で無ければならない理由があるからです。しかし、電圧流で形成される「空中電子バイパス」とは電池やバッテリーの様な滑らかな自然電流では無く、交流振動を呈するデコボコ直流であって、素早いスイッチ作動とデコボコ補修が必要な人工電流である所が「泣き所」でしょうか。
 
 ところで、銅線を磁化して伝導する電圧流(交流)ですが、銅線内部では一体どの様に電子バイパスが形成されて、電子磁束が伝わって行くのでしょうか。下記の写真は2002年に日本の電力中央研究所と米国のイリノイ大学(ヤズダーニ教授)の研究チームが合同でサイエンス誌に発表したものですが、超伝導状態の金属内部の電子顕微鏡写真であり、電流が実際に流れている金属内部の状態を写したものです。当時は科学界に大変な話題と反響を巻き起こした実験写真ですが、それ以来この電流実験に触れるのは科学界では禁制となり、ダンマリ作戦をずっと続けているから、どうかしています。地球科学の電流概念を根底から覆(くつがえ)してしまう様な、決定的な証拠写真を突き付けられたのに、何の反応も示さず、ひたすら黙殺を続ける物理学会の姿勢は如何なものかと思ってしまいます。
 
 
 超伝導状態にある金属電子は電子同士がベタ結合を起こして、原子間に過密な「電子バイパス」を形成しており、その電子バイパスの中を電子磁束が貫いて走っている状態です。この状態はマイナス250度の極超低温下に於ける写真ですが、原子間に綺麗に配列する電子群を実際に観察する事が出来ます。当然、常温下における電子バイパスは電子間の間隔が大きく開いているのが特徴ですが、別に陽電子(ポジトロン)をかまさなくても、極超低温下ではこうした超伝導状態の電子群が形成されるものです。これまで科学は「電流とは電子自体の流れなのか?」それとも「電子の電荷だけの流れなのか?」いや「ホール電荷の流れなのか?」と考えて来ました。いずれにせよ電流は移動して歩くのだから、きっと何かが流れているのだろうと考えていた筈です。そんな矢先に電子がビン止めされた配列状態の写真を見せ付けられて、誰も何も答えられなくなってしまったと言うのが実情だろうと思います。今や地球科学はあらゆる分野に於いて、真理のぶ厚き壁に突き当たって足踏み状態が続いており、前に進むことも後退する事も出来ない昏迷状態だと言えるでしょう。
 
 
    c) 半導体 
 細胞が物質信号を聞き分ける様に、元素もまた物質信号を聞き分ける能力を有し、命令を伝えると自主的に電子軌道を変化させる事が出来ます。無論、これは磁気系(光系)の振動波とは異なる力気系の発信音の事です。「元素が外部からの指令で自らの形体を変化させる」という驚愕の事実ですが、力学が未発達な地球科学では絶対に信じられない奇想天外な話だと思いますが、でも事実は事実、銀河人達は創造主から伝授された知識を活用していました。無論、その民族の科学水準が力学機器を扱える段階に至らなければ、教えた所で無意味な話です。元素信号の種類は8種類ですが、その中の一つに「基底化信号(不活性信号)」という自然界では最もポピュラーな信号音があります。プレアデス言語では「ヒーエ信号」と言いますが、分かりやすい言葉で表現すれば「イオン化信号」の事です。水の六員環分子が危険な金属を包み込む際に発する信号音であって、例えばNa原子の反応触手である「s軌道電子」を放出させて「基底状態へ戻す(イオン化する)」為の信号音の事です。
 
 半導体の説明なのに、なぜ物質信号の話から始まるのか、意図が見えなかったと思いますが、実はこれ半導体のシリコン生成には欠かせない処理法の一つであって、宇宙科学の真骨頂技術なのです。ケイ素(Si)は金属元素では無い為に、結晶内部から電子を外に放出しない性質の元素ですが、精製された純度の高いシリコン結晶に「基底化信号」を送り込むと、シリコン元素は最外殻の3p軌道電子を原子間に放出して基底状態へ戻ります。そのシリコン結晶に対して電流線(電子磁束)を打ち込むとそれまで電流を受け付けなかったシリコン結晶に電流が通る様になります。電流が通れば作業は終了して半導体シリコンとして「完成品」となります。これは「シリコン元素」だからこそ出来る芸当なのですが、完成したシリコン結晶とは「微弱な電池」へと姿を変えているのです。物質信号を受け取ったシリコンは原子間に電子を放出しますが、そこに電子磁束を打ち込めば、原子間のフリー電子が磁極を揃えて配列し、微弱な「電子バイパス」が形成されます。その後、外からの電子磁束を外しても、一旦形成された電子バイパスが崩れずに、そっくりそのまま居残る事になります。形成された電子バイパスを崩さない性質がシリコン特性と呼ばれます。
 
 
 半導体とは基本的に小さな万年電池の事です。それが電池だからこそ、電流の入口と出口が存在し、入口からは電流は通すものの、反対の出口からの電流は通さないだけの話に過ぎません。乾電池のマイナス極側から外部電流を通そうと試みても、電流同士が衝突して、電気が通らない事と一緒の理屈でしょうか。さて、地球科学はシリコン結晶に電子を手離し易い金属元素(インジウムなど)をドーピングして、結晶内部の原子間にフリー電子を集め、そこに電流を流して電子バイパスを形成させています。シリコン結晶の「特性」に気が付いたのは、米国のロズウェルに墜落したグレイ円盤から回収したシリコン・チップが最初でした。またその際、円盤骨格にチタン合金が使用されている事実が分かって、以来ジュラルミンの時代からチタン合金の時代に切り替わった事は承知の通りです。これは余談ですが、米国人の技術は「模倣技術」に過ぎなく、シリコン結晶に付いても、あるいは集積回路に付いても、またチタン合金に付いても、奥深い知識に欠如しています。
 
 チタン合金に関しては、8種類の物質信号の中の五番目の信号が用いられており、宇宙人のチタン合金は3種類の元素の電子層が加工されており、通常の原子サイズの1/4まで縮小し、耐熱性や耐久性や耐食性や耐衝撃性を高めているから、宇宙空間でも長期間に渡って対応できるのです。集積回路に関しては、内部バイオン(記憶子)が充足するまで約4ヶ月間の「寝かし期間」が必要なのですが、「時短技術」まで模倣は出来なかった様です。時短技術を使えば僅か2時間でバイオンを充足させる事が出来ます。また半導体技術ですが、金属ドーピングなど元々必要が無いのであって、正式に習らわずに物真似するから、いい加減な半端技術で終わってしまいます。惨憺たる地球科学の現状ですが、まあ、先ずは生活に密着する電気技術から、電気理論を是正して、科学本来の軌道に戻さないと、未来を掴み取る事は難しいと思われます。
 

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