〈アクオン電流(その1)〉

 「電流」とは基本的に「磁束流」の事に他ならなく、玉磁石を一列に並べれば磁石の磁束(鉄原子電流)が走るし、水素原子を一列に並べれば、そこには水素磁束(水素原子電流)が走ります。勿論、大気の拡散渦(霧)が一列に並べば、そこにも拡散渦磁束(雷電流)が走るし、電池(電子)を一列に並べれば、そこには電子磁束(電子電流)が走ります。当然、複数の惑星を一列に並べれば、そこには惑星磁束(惑星電流)なるものが走る事になります。「電子=電流」と言う狭い電流観念に囚われず、心の裾野をもう少し広げて物事の現象を大局的に捉えれば、そういう考え方も出来ると言う話です。本日はアクオン電流という、通常のコリン電流とは全く異なる電流概念の話であり、新しい力学概念の話となります。承知の様に地球科学には力学概念そのものが欠如しており、皆様も当然知らないし、また科学者も一緒であって何も知識がありません。これまでの説明ではアクオン電流とは「水の分子磁束流」であると説明して来ましたが、実は正式な表現を用いれば、アクオン電流(磁束流)とは電流では無く「力束流」であると言わねばならないのです。いきなり力線の束だと言っても理解の仕様が無い事から、これまでは方便手段を用いて来た事になります。
 
 地球科学が一皮剥けた上のクラス(未来科学)になる為には、磁場概念にプラスをした力場概念を正しく認識する事であり、力場や力線を正しく認識して操作できる様になれば、全ての謎が解けるし、また技術的にも越えられなかった難壁を突破できる様になると、我々はそう考えています。そもそも重力とは天体力場が発する「求核力線」の事であり、人間が人為的に力場を形成できれば、力場反発によって「反重力浮上」が得られるし、もし力線を直線的に放出できれば、それは宇宙空間でも反作用推進力を得られる事になり「無燃料エンジン」を作れると言う事になります。これまでも、我々は水発電器やTABエンジンや炭酸ガス推進器の原理を説明して来ましたが、結局の所は地球人は誰もその技術を成功に導けませんでした。それはちゃんと理解していないからだと言わざるを得ません。本日は動物の運動神経の話ですが、身近な所から力学概念を固めて、それを応用して社会に役立つ新技術を開発して欲しいと思います。先ず力場を人工的に作り出す方法からです。
 
 玉磁石を数珠状(サークル状)に並べてループさせてやれば、磁石の磁束が回転を始める事は理解できると思います。また電池をサークル状に繋いでループさせてやれば、そこには電子電流が回転している事になります(円形に電流が走る)。無論、それは銅線を円形に這わせて、そこに電流を流しても、電子磁束が回転する原理に変わりはありません。磁束が一点を中心に円運動を始めると、新しく「二次磁場(実は力場)」が形成されます。前者は磁石電流の二次磁場、後者は電子電流の二次磁場と言いますが、こうした二次磁場(力場)にも新しい中心力束流が発生し極性(N極とS極)が形成されます。これは力場の発生メカニズムの話ですが、それに対して磁場の発生メカニズムとは、荷電粒子(気の粒や電子など)が一点を中心とした円運動を始めると、そこには中心磁束流が発生し、磁場が形成されて極性(N極とS極)が誕生して来ます。力場も磁場もその発生メカニズムは良く似ていますが、両者は全くの別物、それを混同する事は出来ません。
 
  
 
 一個の磁石も磁束を吹き上げて、それ自体が「磁界(磁石磁界)」を囲いますが、それは電子も一緒であって、渦磁場の中心磁束流を吹き出して「電子磁界」を囲っています。当然、酸素原子も水素原子もそれぞれの磁界を囲っています。酸素原子と水素原子がそれぞれの電子軌道磁界の磁極結合で結ばれていると考えれば、一つの水分子(H2O)も当然「磁界」を有している事は理解できると思います。この水分子の極性を揃えて一列に繋げてやると、不思議な事に水分子は6個で一塊となり「六員環クラスター」と言うサークル管形状を呈します。下図に一個の水分子が形成する「分子磁界」と、6個の水分子が結合した「六員環クラスター」を描きましたので、良く見て頂きたいのですが、水分子の磁束が六員環クラスターの中を回転している事実に気が付いてもらえたでしょうか。磁束がループ回転すれば「二次磁場(=力界)」が誕生して来る事が自然界の原理です。この二次磁場の事を宇宙では「水の六員環力場(力界)」と称しています。
 
 
 「水の六員環力界」が内部に金属元素を抱き込んだ物を「イオン」と称している事は承知の通りですが、「水の六員環力界」も極性を有した一個の磁石である事から、当然互いに磁極結合を起こして鎖状に連鎖して行きます。良く水が腐ると言う現象は、不純物を抱え込んだ六員環クラスターが繋がって団子状態になる事を指しています。水の六員環が鎖状に繋がると言う特性ですが、それを利用したのが動物の「運動神経」であって、神経管の真ん中には「水の六員環(クラスター)」が鎖状に結合した状態で並んでいます。六員環には「六員環力束流(アクオン電流)」が走っているのですが、動物には本来「コリン電線」と呼ばれる生体電流を伝える手段があるのに、なぜ運動神経だけ特別に「水電線」をわざわざ使用しているのでしょうか。一般に神経は「随意神経」と「不随意神経」に分かれますが、前者がアクオン電線であり、後者がコリン電線となります。アクオン電線がなぜ「随意神経」と呼ばれるのか、その理由をこれから説明したいと思います。
 
 動物は筋肉を動かして自律運動(意志運動)を行いますが、こうした筋肉運動とは力学的な背景が在って始めて起こせるものであって、磁気系の霊界位相やその中身の電子バイオンや位相電流(自律神経電流)などとは基本的に無関係であり、力気系のバイゾンや心動帯、それに纏(まつ)わる大脳12アンテナやオーブ核や魂体と言った物が深く関与しています。また動物の大脳は左脳と右脳に別れており(機能的に分局化している)、それぞれが皮質(灰白質)と髄質(白質)から構成されています。灰白質はアミロイド蛋白の基盤の中に6種類の脳細胞が配置された構造を呈しており、アミロイド蛋白とは高次の四次構造を有する箱型の小容器(入れ物)で、その内部は位相バイオンで満たされています。また白質とは「白質皮膜(皮質と髄質を分ける)」に包まれた内側の領域であり、ミエリン髄鞘と一緒の脂質成分(絶縁体)の基盤の中に無数の神経線維が走っていると言った構造を呈しています。大脳灰白質は基本的に蛋白質、大脳白質は基本的に脂質から成り立っていると言えます。尚、大脳や小脳に関する医学知識は後のブログで特集掲載する予定ですが、今はアバウトに理解して頂きたいと思います。
 
 
 大脳や小脳の物質的な成り立ち構造をいくら解析した所で肝心な事は何も分かりません。そもそも中枢神経組織とは天体の「磁場」や「力場」に対応する「アンテナ業務」を行う場所柄であり、それは力学的および電磁気学的な、いわゆる物理的な目線で計らないと理解できない物なのです。灰白質のアミロイド蛋白とは位相バイオンの入れ物、また白質皮膜(糖蛋白から構成される)とはヌクヒブイ動帯のバイゾンを収納する入れ物であって、これらが地上の肉体に宿って意識活動(記憶、認知、感覚)や、精神活動(意志、思考、判断、運動)などの具体的な生命活動を行わせています。大脳ループコリン電線とは大脳電磁場の全体出力を司るものであり、また分脳ニューロンループ単位とは「対位相アンテナ」の送受信器の出力を賄う場所柄、また大脳オーブ核と大脳12アンテナとは上空の心動帯と同期連結する「対心動帯アンテナ」の役割を果たしています。運動神経(アクオン電線)とは白質皮膜内部のバイゾンを「本源」として発しており、心の意志を末端の筋肉まで伝えています。
 
 心の意志は力線を介して伝道するもので、残念ながらコリン電流(水素原子電流)には意志は乗せられないものであり、その為「随意電流」は力線を伝道させる事が可能な「分子結晶体」である必要があります。分子結晶体には「テトラ体」が形成される為に「中心力束流」が伝道する理由から、バイゾンの意思伝達が可能となります。空の上の心動帯(ヌクヒブイ)の意志が「大脳オーブ核」に伝わり、そのオーブ核から白質皮膜のバイゾンへと伝えられます。更にそのバイゾンから意志指令がアクオン電線を介して「小脳」へと伝わり、そこで精査分別されて末端の筋肉へと具体化されて伝えられるのが一般的な伝道コースとなります。林檎を掴み取ろうとする意志が、バイゾンーアクオン経由で小脳へと伝わり、そこで具体的な指の運動に変換されて「林檎」を掴み取る事が可能となります。皆様に覚えて欲しい事は、磁束には「記憶」を乗せる事はできるが「意志」を乗せる事は出来ず、また「力束」には「意志」は乗せる事はできるが「記憶」を乗せる事は出来ないと言う宇宙法則です。
 
 渦磁場は磁場と力場を同時保有しており(最初から力場が存在している)、内部には複数のテトラ体が形成されている事は承知の通りです。従って、電子や陽子などの渦磁場をベタ結合(超伝導結合)させて連結してやれば、磁束も力束も同時に伝道して行く事になります。仮にもし、それらを円盤の周囲に巻いてやれば、超伝導磁束ならびに超伝導力束が回転運動を起こす事になり、円盤は超伝導磁場と超伝導力場と言う異なる二種類の場に包まれる事になります。超伝導力場は地球力場に反応して、重力線を跳ね返し反重力を呈する事は言うに及びません。水の六員結晶構造(氷結晶)とは早い話が、一個の水の力体分子(六員管クラスター)が互いにガッチリと「極性結合」を起こした状態を指していますが、常温状態で水の力体分子が直鎖状に連結して末端組織まで伸びているのがアクオン電線であり、一般的には「ミエリン小管」という細い鞘(さや)の内部で結晶が形成されて伸びて行きます。ちなみに、腕や足などのアクオン神経管は400本のミエリン小菅が集合した本管であり、これらの本管が両手と両足には全部で4本ずつ走っています。
 
  
 
 一個の水の力体結晶分子(六員環クラスター)の構造とは真ん中に4本の中心力束流が走り、それらの力線はN極で折り返してテトラ力体の骨格が形成されています。それらの力学結晶体が磁極結合で繋がって連鎖して行くと、個々のテトラ体の結晶形状が失われて、4本の力線だけが六員環の中を伝道して行く形式となります。これが所謂「アクオン電流(力束)」と呼ばれる神経電流の正体です。仮に1mの長さのアクオン電線は力線の終末部で外に吹き出て、直径が1mの大きなテトラ体を瞬時に形成する事になり、起点のバイゾンと接する「力場(力界)」が形成される事から、バイゾン意志が末端まで伝わると言う理屈になります。大脳白質被膜に存在するバイゾンと指先の神経末端部が同じ力界で結ばれる理由から、頭で描いた通りに腕や指を動かす事が可能となります。心の意志を伝える事が出来る神経電流、それが随意神経であって、その神経管の内部はただの水に他ならく、神経管内部をどんなに分析調査した所で、地球科学が追い求める電流らしき物は何も発見できません。
 
 
 これまで、宇宙生命論ではコリン電流の正体が炭素骨格を基盤とした水素原子配列が生み出す水素原子磁束である事を、またそれが有機物の静電気の源である事を説明して来ました。生体電流であるコリン電流の稼働は空の上の位相電流が発電源となっており、ズザネ管を介して電子電流が地上に伝えられて、それが大脳基底核の黒質部(変電所)でコリン電流に切り替わり、自律神経電流として生体内部を循環している事を明らかにして来ました。コリン電流は人間の意志ではコントロールできない不随意電流ですが、今回のアクオン電流とは人間の意志(心)でコントロールできるものであり、身体の筋肉組織の訓練次第ではピアノの鍵盤を流れる様に操作し、まるで指先に意志が通っているかの様に美しいメロディーを奏でる事も可能となります。手の上げ下げ、歩行時の足の上下運動には「魂体」の力が必要となりますが、細かな筋肉の運動には「小脳」が深く関わっている事になります。生体の中では、炭化水素の配列が水素電流を生み出し、また水分子配列が「力線」を生み出している事実が分かれば、それを工業的に応用する事も可能となります。
 
 白質被膜の厚さは平均1.8mm程度、灰白質が白質にめり込んでギザギザ状態を呈しているのに、どうしてこの僅かな部位に空の上に存在する「ヌクヒブイ・バイゾン」がプールされるのでしょうか。内部の白質と外部の灰白質を分ける境界線沿いに白質被膜が存在しますが、その成分は糖蛋白であり、そもそもアストラル物質であるバイゾンを貯められる様な代物ではありません。実は物質眼(光眼)で実際の大脳を覗くと、何も見えて来ず、物質脳とはただの蛋白質と脂質の塊に過ぎません。しかし、アストラル眼で大脳を覗くと、そこには磁場と力場から構成されるアストラル器官が複雑に絡み合って存在しており、「これって、まるで機械じゃん」と納得して頂けると思います。魂体(オーラ球)が頭部魂と腹部魂に分かれて存在する事は基礎生命論講座で学習したと思いますが、もし物質の肉体組織と頭部魂をスライドさせて比較して貰えば、我々が言う意味も明白に理解できるだろうと思います。下図は物質の脳組織と頭部魂をスライドさせた比較図ですが、この図に「ヒール腔」を書き込むと複雑になり過ぎる為に、今回はヒール腔を除外しております。
 
  
 
 頭部魂を覗き込むと最初に目に映るのが、「大脳12アンテナ」と呼ばれる天体の力場模様を縮小した様な力学組織の存在です。心(頭)を使う年齢になれば(16歳前後)、一般的にはアンテナの第12層まで形成されるのが普通ですが、精神発達が未熟な者や、六道劣化者の場合は第6層までしか形成されていません(上6層が無い)。その子が順調に発育しているか否かは、この大脳12アンテナの本数と、分脳(左脳と右脳)のニューロン・ルーブ単位(N単位)の本数を見れば、それ一発で成長度が分かってしまいます。大脳12アンテナの構成は「本能階: 第1〜第3」は大脳基底核の内部に位置する「オーブ核」が第1層に相当し、またその上の海馬領域が第2層、その上の辺縁系領域が第3層に相当します。本能階の上には「知性階(感情階): 第4〜第6」が存在し、目安になる境目はありませんが、白質部全体(灰白質と白質が混じり合う下の領域)が知性階の領域です。知性階の上には「理性階: 第7〜第9」が存在し、灰白質と白質が混じり合う領域から灰白質の表層までが理性階の領域になります。ちなみに我々が白質被膜と称しているのは第8領域の事であり、この部位にヌクヒブイ・バイオンが蓄えられています。また灰白質全体は第9層に相当します。
 
 「精神階: 第10〜第12」の領域は脳組織から上の部分であり、頭部魂の頭頂部が第12層に相当し、また第10層とは大脳灰白質の上の部分に相当し、骨膜や頭蓋骨や頭皮や髪の毛など部位に当たります。大脳12アンテナとは早い話が心のコックピット(操縦席)に他ならなく、半径が約1000万kmにも及ぶ地球力場の心動帯(ヌクヒブイ動帯)の上下動運動を、地上の操縦席でコントロールしている事になります。ちなみに地球磁場圏の半径は800万kmですが、力場圏の半径はそれよりも一回り大きい事になります。大脳12アンテナはその中心点に存在する「頭部魂オーブ核」と連結して稼働しており、乳児期(満1歳頃)に知性階の第6層までが形成されると、自動的にアンテナ稼働が始まって地球力学圏と同期されます。満8歳前後くらいから、理性階領域のアンテナが形成され始めて、満16歳前後に12アンテナが完全形成されるのが普通ですが、第6層までしか無い人や、第8層や第9層までしか形成されていない方も時折見掛けます。12アンテナが無事形成されても、以後頭を使わない人は劣化して(難しい事を考えない人は)、アンテナの本数を減らして行く事になります。
 
 さて、運動神経は頭部魂12アンテナの第8領域(白質被膜と称している場所柄)を起点として発しており、小脳の中心部が南半球の第8領域に位置しています。首から上の運動神経は「頭部魂」の管轄下にあって、口や目や顔や舌の運動は小脳とは無関係です。小脳を経由する運動神経は全て「腹部魂」の管轄下であって、体全体及び手足の運動は基本的には「腹部魂オーブ球(体の重心点)」を基点とした軸運動であると言えます。小脳や大脳に関しては、いずれ特集を組んで説明しますが、今回はアクオン電線と心活動が密接に絡んでいる事と、目に見えない魂体組織に関する宇宙知識を紹介して見ました。
 

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