〈霊界の諸知識(その1)〉
A 節分を迎えて(日本海火山道)
1月1日の元旦から「能登半島」で大規模な震災が発生し、不幸なことに西暦2024年度(③甲辰)の門出の一歩が天災で挫かれた格好となりましたが、易学上では本日(節分)からが辰年の本当の始まり、震災に見舞われた1月度は昨年度(④癸卯)の延長線であると解釈できます。しかし今年も災害の一年である事には変わりは無く、毎年毎年、自然災害は増加の一途を辿るものと考えられます。会社に毎日通勤できている間が、TV番組が放映されている間が、いや自家用車で道路を走行できている間が、はたまた携帯電話で通信が取れている間が、きっと「花」なのだろうと思います。それすらも出来なくなる事を想定しておかないと、生き延びる事は難しいかと思います。吸う空気がある間に、立っていられる大地がある間に、地球脱出を終えたい所ですが、人間の悲しい性(さが)とは「その場に及んで始めて気付く」事であり、追い込まれない限り、事前の予測行動が取れないと言う事でしょうか。動物の世界でも「危険察知能力」が薄いノホホン生命は生き延びる事が難しいのですが、多くの日本人が平和ボケしている事に、正直言って一抹の不安を感じざるを得ません。
別に危機感を敢えて煽(あお)っている訳ではありませんが、今回の能登半島地震は更なる大規模災害の予兆かも知れないと、我々は危惧しており、その様にはならない事を願っている次第です。地球科学によれば、能登半島の地下で「流体」の圧力が増大し、地層を押し上げていると言う見解ですが、その見解の背景には近くに火山帯が無い理由から、「流体はマントルでは無い」と、地質学者はそう信じ込んでいる様子です。我々は地殻の内部を目で見る事ができる事から、その考え方は間違いである事を確認しており、実際は能登半島下に新しく形成された火山道(マグマ道)から流入するマントルが、半島の地盤を押し上げている事実を確認しています。実は能登半島と佐渡島の中央部の海域には、その海底下約200kmの地殻内部に「日本海火山道」と呼ばれるマグマ道の本管が走っており、その本管から新しい「枝管」が能登半島に向かって伸びている最中なのです。つまり、現在の能登半島は北海道の「昭和新山」の如く造山運動が起こっている訳です。ただ、今回の地震は能登半島だけの問題では留まらず、新潟県や長野県や関東一円にまで及ぶ大災害へ進展する可能性が高い事から、少しその説明をしたいと思います。
これは龍神島の大昔の地質学上の話ですが、今から約6億5000万年前に地球膨張が一段と加速し、その結果「日本列島(龍神島)」がアジア大陸から分離して誕生して来ました。日本列島は最初は五つの島(北海道島、東北島、西日本島、四国島、九州島)から構成されていましたが、龍神島の形状に拘っている創造主(龍王)が、島間距離が比較的ある「東北島」と「西日本島」の間の海峡の地底に、日本海側のマグマ溜まり(地殻下400km付近)から火山道を導いて、両島の海峡間に海底火山を誕生させました。創造主がマグマ溜まりから導いた極太の火山道は「日本海火山道」と称されており、その一本の火山道から9本の枝管が分派して9個の海底火山が連鎖状に誕生しました。その9個の海底火山が盛り上がって、二つの島は目出たく一つに結ばれる結果となった次第です。この話は創造主記録に基づくものであって決していい加減な話ではありません。9個の海峡火山が大きく盛り上がった事から、両島の沿岸部の地層に圧力が付加されて、西側には北アルプスや南アルプスが形成され、また東側には尾瀬連山や日光連山が形成され、そして元の海峡だった界域全体がいわゆる「フォッサマグナ」と呼ばれる特殊な領域であり、つまりフォッサマグナ(地溝帯)とは島と島を陸続きにする為の「後付け」の新陸地の事なのです。
上図に示す様に、フォッサマグナの西線(糸魚川ー静岡構造ライン)と東線(柏崎ー千葉構造ライン)の間が島と島を結ぶ大地溝帯であり、ここには昔に形成された9個の火山連が存在しています。また、これらの構造ラインとは両島の間の海峡の沿岸線が在った場所であり、構造ラインを境にして明白に地質年代が異なります。またフォッサマグナを形成する9個の火山連とは北から「妙高戸隠火山連」、「草津白根火山連」、「浅間山火山」、「八ヶ岳火山連」、「秩父多摩甲斐火山連」、「富士箱根火山連」などに属する火山群であり、これらの火山が二つの島を繋ぐ原動力となった訳です。ところで、なぜ「フォッサマグナ」の話を持ち出したのかと言えば、実はここ数年の一連の「能登半島地震」を契機にフォッサマグナ火山連の導火線に火が点灯してしまったからなのです。下記の図は日本海のマグマ溜まりからフォッサマグナを貫く「マグマ道本管(日本海火山道)」の9本の枝線を示したものですが、火山道にマグマを供給する所の「マグマ溜まり」に異常が発生し、更に能登半島と佐渡島の間の海底下を通る日本海火山道そのものが瓦解して内径空洞を広げ、小規模なマグマ溜まりへと変化しました。新しいマグマ溜まりが形成されると、それが真空ポンプの様にマントルを吸い込む事は承知の通りです。
フォッサマグナを形成した9個の火山連にマントルを供給して来た「日本海火山道」、その火山道の途中に新しいマグマ溜まりが形成されて「吸引ポンプ」が形成されたと言う話であって、これが意味する所は、フォッサマグナ火山連の活動がこれから本格的に始まる可能性が高いと言う話なのです。軍団の観測では既に新潟の焼山と妙高のマントル圧が上昇しており、その圧力が長野や関東に向かって移動しつつあると言う状況です。もし妙高山や白根山や浅間山や八ヶ岳や富士山の火山活動が始まれば、関東を中心とした物流経済圏に計り知れない甚大な被害が及ぶ事になります。関東一円の高速道路や国道や鉄道などの交通網が寸断されれば、日本国の大動脈が切れた事と一緒の意味になります。仮にもし、地球寿命が後10年間続くと仮定しても、その10年間を無事に過ごせるとは限らず、一年増すごとに、地球は更に過酷な環境へと変貌して行くからです。危険なのは日本国だけの話では無く、世界中、何処の国でも一緒ですが、地球には未来は訪れず、先に待ち受けているものは「地獄絵図」の世界のみ、この惑星ではもう生きられないのだと覚悟を決める事でしょうか。
今回の「能登半島地震」は地殻岩盤からマントルが突き上げて来ている事が原因ですが、この現象は今から3年前の2021年から既に始まっていました。能登半島と佐渡島を結ぶ直線のほぼ真ん中付近の海底下(深さ約200kmの地殻内部)に「フォッサマグナ火山連」へマントルを供給する日本海火山道が走っていますが、この領域部から火山道の「枝線」が能登半島に向かって伸び始めて、脆くなった半島周辺の岩盤底部に圧力が付加されて、ひび割れ地震(断層)が断続的に発生して来ました。その翌年の2022年の5月には震度6強の地震が発生し、そしてその年の11月9日には長周期地震が発生し「地殻岩盤の大規模崩落」が発生しました。この時の模様はRIAT BLOGの「時事情報(2022.11/26: 薄氷の地球脱出)」に書かれています。長さ530km、横幅250km、厚さ80kmもの地底岩盤が地殻の底から剥がれてマントル内部へと沈んで行きました。「日本海マグマ溜まり」は佐渡島の北西350km付近の海底岩盤下(震度400km)に存在していましたが、この時の地殻崩落によってマグマ溜まりが消滅し、そこから派生していた6本の火山道(その内の1本がフォッサマグナ火山道)には地球マントル本体の圧力が直接付加される様になりました。
能登半島の地下にはフォッサマグナ火山道(日本海火山道)から枝別れした火山道が走っていますが、火山道の本管に超大なマグマの圧力が付加されて内径を大きく広げた理由から(新マグマ溜まり形成)、震度7の大きな地震が能登半島を襲いました。しかし、能登半島は小規模な枝線に過ぎず、今は本命の火山道の本管の方に圧力が集中しており、日々圧力が増大の一歩を辿っている状況です。既に妙高山が動き出したと言っても構わないでしょう。近隣に火山(ガス抜き口)が無い箇所の地下に、火山道が新しく形成されると、地層を突き上げる造山運動が起こります。今回の能登半島地震とはまさにその典型なのですが、現在の枝線の先端は珠洲市の地下約13km付近にあって、その造山活動はまだまだ続くものと考えられます。復興作業の意欲を削ぐ様な見解を述べて、被災者の皆様には大変申し訳ありませんが、日本海の地下で実際に起こっている現状を知って、その上で今後の対策を検討して頂ければと思います。
さて、日本列島の周辺海域には巨大なマグマ溜まりが三つ在って、北から「オホーツク海マグマ溜まり(枝管3本)」と「日本海マグマ溜まり(枝管6本)」と「小笠原マグマ溜まり(枝管4本)」の三箇所ですが、2022年の11月に起きた地殻崩落によって、最大のマグマ溜まりである「日本海マグマ溜まり」を消失してしまいました。いずれも地下400km付近に存在したマグマ溜まりですが、地殻崩落によって地殻自体の厚さが薄くなってしまった事は確かです。平均500kmから600kmもあった日本列島の地殻岩盤ですが、能登半島の沖合(マグマ溜まり付近)では部分的に厚さが120kmの箇所も存在します。そして能登半島と佐渡島の海底下に新しく出現したマグマ溜まりが、今後どの様に活動を起こして行くのか、フォッサマグナ領域の火山活動が実際に始まるのか否か、いずれにしても楽観視は禁物、最悪のシナリオを想定して置く必要があると思います。
地球科学の「プレートテクトニクス理論」も結構ですが、現実には地殻プレートなる物などは存在せず、マントルは内側の高温層と外側の低温層に別れているだけの話です。マントル対流の結果、低温マントル層と高温マントル層が入り混じっている事は確かですが、地殻の底には液状のマントルが控えていて、地殻岩盤がマントル自体に直接支えられている事を認識しなければならないでしょう。凍結した湖面の直ぐ下には液体の水が控えている事と一緒なのですが、なぜそんな簡単な物事の道理が西洋人には通用しないのか、そしてなぜそんなアンポンタン科学に洗脳されてしまうのか、そもそも科学者は自分の頭で物を考えているのかどうか、疑わざるを得ません。謎の「流体」に電気を流して計測している様ですが、それは地下水でも無ければ海水でも無く、マントルに電流を流しているに過ぎないのです。現在の能登半島は火山道から放出された大量のマントルに浮いている状況だと言えましょう。
B 銀河ルヒイ神を作る
本日のタイトルは「霊界の諸知識」ですが、本来これらの神界知識は地上の人間には決して教えられない禁止事項(密封印)に属するものです。しかし神々が消滅して、これまでの神々体制が崩壊した今は、高天原の王国軍(創造主軍団)が大宇宙を臨時的に統括しており、今後は「神々制度」を廃止する方向で動いており、目下は「新体制」を築いている最中です。神と言っても、神の正体とは死んで霊体に変じた人間である事に変わりは無く、人間が人間を支配して管理するのは余り好ましい事ではありません。愚かな人間は死んで神になっても愚かなものだからです。残念ながら、地球の物理寿命が切迫している現状では、軍団は地球霊界を畳む方向(解体する方向)で活動しており、その為の選定作業や脱出作業などにおおわらわな状況です。新体制の構築は地球では無く、他の銀河人類を対象としており、地球では試験的に実践検証を行なっています。つまり、神々が消えて無政府状態へと変じてしまった地球霊界ですが、その秩序を回復させる試みが行われている訳です。
これは事後報告になりますが、魔界も含めた地球霊界の神々(スゲ神、ケゴ神、チオ神、動物神など)の意識召喚作業が昨年末にほぼ終了して、地球神の大半が軍団の機械神意識へと一斉に切り替わりました。これらの地球神とは霊界の奴隷神(作業員)なのですが、早い話が「不成仏霊体」である事に変わりは無く、管理側の成仏神が消滅してからは、一斉に仕事を放棄して地球霊界は無政府状態に陥っていました。彼等はアストラル武器で地上の人間を攻撃していたばかりか、精神が未熟な人間に取り憑いては様々な悪さを働いていました。魔界神と地球神の区別が付けられない様な状況だった事から、創造主軍団は全ての神々を召喚処分にする事に決定した次第です。これで先祖代々の恨みの念を晴らす様な執着の化神や、人種に対する強い偏見や憎悪を抱く化神や、特定の個人や国や宗教に対して嫌悪を露わにする化神など、人間と遜色の無い行動しか取らない馬鹿神共を成敗できて、我々も一息付いている所です。お陰様で地球霊界は随分と綺麗になりましたが、まだ霊魂体(死者)の処理の方が十分な状態ではありません。また、十数年前に解放されてしまった2000億人にも上る「凍結位相生命」ですが、これらの整理もほぼ片付いて、今はホッとしている状況です。新しく生まれて来る新生児が「犯罪者」や「社会不適合者」や「知能障害者」ばかりと言う状況では社会が成り立たないからです。
地球神が創造主ヒューマノイドに切り替わった事から、今後は従来の神々の仕事(誕生管理や死後管理や霊界の修繕作業)に専念できますが、最後の最後ぐらいは乱れ切った霊界の秩序を立て直し、平穏な安定状態で地球の「終焉」を迎い入れたいと考えております。残念ながら、神々を整理しても、戦争に傾く人間の心を正す事は出来ませんが、微力ながらも、アストラル世界の底辺から国際社会の安定に尽力したいと軍団はそう考えております。人々を争い事に駆り立てる魔界神の企(たくら)みが終わっただけでも、今は少しは良い方向に傾きつつあるのかなーと思っております。崩壊の一途を辿る地球の自然界ですが、人々の心も一緒に崩壊してしまうのは頂けない話、母星の終わりが人類の終わりだとは我々は考えておらず、全ては試練であると捉えています。今現在、地球人類と関係する如来神も菩薩神も明王神も太陽神も惑星神も、誰も居なくなったのが現状ですが、これからの人類は、その死後は「霊魂体宇宙人(銀河ルヒイ神)」として活躍してもらおうと考えています。つまり死後に人間が向かう先は「霊魂体宇宙人」であり、そこから直接「創造主世界」へ登って来てもらう体制となりました。
そもそも惑星霊界とは早い話が動物を進化させて「霊長類」を作り出す作業と、その霊長類の位相に「ヒト遺伝子」を注入して「人間生命」を作り出す機関です。何万回も輪廻転生を繰り返えさせる理由は、動物時代の「垢(あか: 本能)」を落として「人」に成長してもらう為であり、要するに人間を熟成させる為に必要な訓練期間を設けている訳です。アカシック回数(輪廻回数)が少ない人間と、多い人間のその「差」は少年と大人の差であって、それは如何ともし難いものです。その生命が社会に通用する良識人間になるまで、何度も人間を繰り返し経験させて、それでも駄目な場合は間引いて行くと言う手法が伝統的に取られて来ました。これはアカシック回数に関する人間王国の伝統的な相場の話ですが、アカシック総数が1万回と言う数値が、一つの目安となっており、1万回を越えた生命が解脱に至った場合は「成仏措置」が取られて、死後に銀河系以上の「天体神(明王神や菩薩神や如来神)」として、その天体磁場圏に個人専用の「神意識層」が設けられます。
地球の場合は「聖地」である理由から、今から僅か550万年前に「猿」のヒト化作業が遅れてスタートした関係上、1万回以上の総アクシック数を持つ生命は、輪廻生命と現役生命の両方を合わせても僅か8万人程度しかおらず、圧倒的に成長過程の若い生命が多い事になります。要するに未熟な生命が大半を占めており、もし創造主審査によって輪廻行程から除外された問題児の場合は、死後にそのまま召喚されるか(人間廃業)、それとも惑星界の奴隷神として強制労働に服することになります。アカシック回数が少なくても、成長を期待されている輪廻生命である事は、ある意味では「花形」だと言える訳です。ところで、若い生命でも「銀河解脱」や「菩薩界解脱」は可能であり、上位の天体磁場圏に自己の意識を同会させれば、自然に意識層が形成されます。しかし、茫漠とした「同会意識層」と、明瞭な「神意識層」は全くの別物、銀河解脱をしたからと言っても「銀河神(明王神)」に成れる訳では無く、また霊魂体宇宙人(銀河ルヒイ神)にも成れません。銀河神や霊魂体宇宙人になる為には神意識層に入力してもらう必要があり、現在は「銀河サラ位相帯」への入力が必要となります。
言っている意味が分かり難いかも知れませんが、自己の意識を銀河系に伸ばして、そこに意識を同会させると(銀河同会)、その一二ヶ月後には銀河磁場圏には自然に自己専用の意識層が形成されます。その自己専用の意識層が形成される事を昔から「銀河解脱」と称しており、生身の体を有したまま即身成仏(悟り覚醒)をしたと言う意味になります。なぜならば、銀河系に自己の意識層が形成されると、いつの間にか銀河ヌクヒブイ動帯を使えており、地球磁場圏で物を考えるのでは無く、巨大な銀河磁場圏の方で物を思考判断できる様になるからです。当然、菩薩界(銀河団)同会を果たせば、やがて銀河団の磁場圏に自己の意識層が形成され、その人間は「生き菩薩」の境涯を持ち得た事になります。自己の精神境涯を上げる事、これぞ人間の人間たる「成長の証」であって、日本国でも遥か大昔から修験道者達が盛んに挑んで来た命題です。現在、生命論関係者の大半が、銀河(明王界)や銀河団(菩薩界)や小宇宙(如来界)の磁場圏に自己の意識層を備えており、宇宙から見下ろせば、その意識層が一体誰の持ち物であるのか、我々には直ぐ判別が付きます。
この様な精神活動を行う天体の意識層の事を「同会意識層(ミライガ)」と言いますが、それに対して神々が人間の死後に天体に個人意識を転写して形成するのが「神意識層(メイリエ)」と呼ばれる意識層です。弥勒如来神もシヴァ神もあるいは馬頭観音も不動明王も「神意識層」に入力された意識体です。ミライガもメイリエも、どちらも記憶器官ですが、正確に言えばミライガは天体力場の「バイゾン層」に形成された意識層の事であり、一方メイリエとは天体磁場の「バイオン層」に形成された意識層の事であって、前者が自然形成であるのに対して、後者は意図的に作られた物です。勿論、バイオンと言っても、電子バイオンでは無く「気の粒(サイ粒子)バイオン」の方です。実はミライガとは天体力場の「ヌーエ動帯」の事に他ならなく、個人の意識記憶を直接「天体力場のヌーエ動帯」へ入力し、つまり自己のヌクヒブイ動帯を形成して、その天体場で直接心を営むと言う話なのです。ちなみに、銀河解脱を果たした方は銀河ヌクヒブイ動帯で物を思考する様になりますが、ヌクヒブイ動帯(心)を操作する為には、その焦点となる魂体(オーラ球)と、現行記憶と同期する為の意識層(位相)が必要となります。
もし銀河解脱を果たした人間が死ねば、生前に形成したミライガ(ヌクヒブイ動帯)はやがてその焦点を失って、銀河力場のネブヤハゲル領域で初期化されてしまう運命となり、銀河に刻んだその方の名残(足跡)は完全に消滅してしまう事となります。なぜならば、人間が死んで霊魂体へと変じても、魂体には心の焦点となる「オーブ核」は存在するものの、心を遠隔操作する所のアストラル器官である「大脳12アンテナ」が肉体の所有物であるからです。従って、死後の魂体は心とはまだ接続されているものの、心を操縦する術を失い(思考できない)、また魂体そのものが独自の魂体意識を備えている理由から、位相意識にとっても死後に魂体の行動をコントロールする事が極めて難しい話となります。もし、魂体からズザネ管を抜いて位相から分離させれば、魂体はたった36時間でバラバラに溶解し、二つのオーブ核だけが宙に舞う事になります。「心」を主軸とした自律運動を起こす生命体にとって、必要不可欠な要素とは、心の接続器官である「魂体」と「オーブ核」と「12アンテナ」と、そして心と同期する「ベース意識層(位相)」と言う4点が必需品となります。
もし、その人間を死後に「霊魂体宇宙人(銀河ルヒイ神)」に昇格させて銀河系で活躍してもらう為には、二つの重要な作業を行う必要があります。その一つが「魂体のケイエ化作業」と、もう一つは銀河磁場圏に「個人専用の神意識層(メイリエ)を作る」事です。魂体のケイエ化とは魂体自身の意識活動を停止させる事であり、またズザネ管を外しても魂体の形状を維持できる様な加工処理を施す事です。それと大脳に存在する「12アンテナ」を肉体から魂体の方へ付け替える作業も一環の中に含まれています。仮にエクソダス用員(選定者)が天災に巻き込まれて死亡した場合は、現在身に纏っている「メシア力体(スーツ)」が魂体のケイエ化作業を行って、魂体を目的地へと運ぶ手筈になっています(メシア力体そのものが輸送機)。また霊魂体だけを運んでも銀河空間にはベース意識となる神意識層(メイリエ)が無い為に(地球位相は惑星の内部でしか使えない)、銀河磁場圏を包み込む巨大な個人用の意識層が必要となります。つまり昔の神意識層と同機能の物が必要なのですが、マクロ宇宙の敵攻撃で簡単に破壊されてしまう理由から、今は特別な「銀河サラ位相帯」を用意しています。
銀河ルヒイ神になる為の最低条件は、メシア力体(メシア・スーツ)を獲得し「単独位相試験」に合格した者が「銀河サラ位相帯」へ自己の意識を入力できる権利を持つ事になります。無論、軍団よる人間選定は必須ですが、今現在の単独位相獲得者の大半が(約200名)、死後は銀河ルヒイ神として活動できる見込みです。これは死後を約束された事になり、この選定試験は移住後も行われる予定です。銀河サラ位相帯への意識入力は現行記憶の添付の関係上、単独位相と同期させる必要があって、生きている間に入力作業が行われます。万が一の話ですが、単独位相の獲得者が地球脱出までの期間中に災害に遭って死亡した場合は、メシア力体がその方の魂体を目的地(炉座矮小銀河のベテルギウス本星)へ運んで、そこで銀河ルヒイ神としての学習と訓練を積んでから、具体的な業務に着任してもらう事になります。昔の霊魂体宇宙人はアストラル円盤に乗って移動していましたが、今はメシア・スーツそのものが自己の魂体を運んでくれる円盤であり、銀河系内ならば自由にどの星にでも移動が出来ます。無論、自宅はベテルギウス本星に在ります。一度、経験したら辞められない銀河ルヒイ神の楽チンな世界ですが、この期間も修行中の身の上であり、創造主世界への登竜門であると理解して頂きたいと思います。
銀河ルヒイ神の定員枠は120万であり、新しく登竜門に入る方と、卒業して行く方がいるので、今の所はこの数を増やそうとは思っていません。卒業生は創造主世界の一員となる為に、磁気的な世界から力気的な世界へと移行し、六員結晶宇宙のハルク力体の一員となって行きます(ケエオア世界へ入門)。六員結晶宇宙へ到達して始めて「永遠の生命」を獲得し得た事になり、高天原の創造主世界の一員として認められます。命からがら地球から脱出しても、移住先でも肉体は老いて行くばかり、死を迎入れる時が誰にでも必ず訪れます。移住地で死亡し再び輪廻再生を繰り返し、辛い人間生活を経験するのか、それとも銀河指導霊界の一員として活動し、人間達の面倒を見る立場になるのか、その選択はあなた次第なのです。
C 軍団の現状
地球寿命が短い理由から、地球霊界を「先行サンプル」として、伝統的な神々体制を終わらせて、我々が新しい体制を築こうとしている事は、これまでも説明して来た通りです。地球は間も無く終了してしまいますが、他の銀河団や銀河系にも人類が生存しており、まだまだ大宇宙人類は健全な状態で大量に残っています。龍神島民族は大宇宙の主人公民族である事から、この民族の子孫から、新しい創造主や神々(ルヒイ神)が誕生し、今後の大宇宙霊界を牽引して行く優秀な人材が生まれて来る筈です。従って、聖地民族の最初の関門(エクソダス)に失敗すれば、今後の筋書きが大きく狂ってしまう事になる為に、是が非でも、いや何が何でもエクソダスを成功させる必要があります。その様な意味では、脱出者よりも、それを幇助(ほうじょ)する我々の方が大きな義務と責任を感じている次第です。特に宇宙生命論に縁して、人間王国の代々の歴史や、神々の歴史や、銀河の歴史や、正しい地球史を学習した皆様(選定者)には、個人的な狭い宇宙観は捨ててもらって、宇宙大義を理解し、後世の人類の為に一肌も二肌も脱ぎ捨てて貢献して頂きたいと思っています。
今から15年前、マクロ宇宙の敵攻撃から身を守る為に王国軍が地球に避難して来て、それから王国軍を再建し、人間の力を借りて反撃に打って出た事は承知の通りです。現在でも毎日、我々は戦っていますが、敵に制圧された大宇宙や六員結晶宇宙を取り戻し、今の軍団の最前線はマクロ宇宙の遥か彼方にあります。一粒種の大宇宙を護り続けた15年間でしたが、必死だったせいなのか、あっと言う間に駆け抜けて来たと言うのが正直な感想でしょうか。目下、大宇宙の天体はハオリ(シルエの複数巻)軍団が統括していて、大宇宙や小宇宙は勿論のこと、右巻き左巻きは問わず全ての銀河団と銀河系にハオリ部隊が駐屯していて、更にメシア力体も完備されている状態です。一つの銀河系や太陽系を見ると、そこにはメシア力体が外側を包んでおり、その内部にハオリ軍団が配備されていると言う感じです。特に生物や人類が生息する天体の場合は、太陽系や惑星系まで軍団が配備されており、内部への干渉は一切しておりませんが、外部から侵入して来る敵に対する防御体制を敷いています。ハオリ軍団の普段の仕事は、地球から発注される医療関係の器具などを生産しています。
我々の銀河系(天の川銀河系)に関しては、敵に最も攻撃される場所柄である事から、厳重に装備されおり、メシアやハオリは当然のこと、他の天体には配備されていない「オーク力体」や「ハルク力体」も装備されています。龍神の如く1兆4800億個もの太陽系の全てに軍団を配備している訳ではありませんが、生物が生息する主な惑星系や太陽系には軍団が駐屯しており、その数は数百万個にも及びます。無論、グレイ基地が存在する全ての太陽系や惑星系、20個余りの人類の住む星や、過去の銀河連合民族の母星など、その大半に軍団が配備されています。現在、一粒種の大宇宙の中には一粒種の小宇宙ペアーしか存在しない事から(以前は14組の小宇宙ペアーが存在していた)、銀河団の数は19個+8個のみ、また左巻きの19銀河団に含まれる銀河系の総量は左右合わせても約250万個、また右巻きの8銀河団に含まれる銀河系の総量も左右合わせても約250万個しかありません。つまり、左右の小宇宙を合わせても銀河系は500万個しか存在しないのが現実です。以前は小宇宙ペアーそのものが14個もあった為に、14×500万個の銀河系が実際に存在していました。
夜空に燦然と輝く銀河系の群れは、100億年前のコンパクトな宇宙映像に過ぎず、残念ながら今現在の現実の宇宙にはその程度の銀河系しか存在していません。500万個の銀河系のうち、生命が存在する左巻銀河系は僅か125万個、しかし125万個の銀河系の中には必ず複数個の人類が生息する太陽系が存在しています。後、50億年という小宇宙渦流の物理寿命を考えれば、人間が住める環境の天体は十分にあると言えます。たとえ地球は住めない環境になっても、射手座矮小銀河の「惑星シエラ」や「惑星メオカミ」の天体寿命は悠に数億年は大丈夫、龍神島民族には未来があります。それにその頃には多分、創造主科学も更なる発展を極めて、人間が19銀河団を飛び回る時代に突入しているだろうと思います。今回は太陽系エクソダスになりますが、次は銀河系エクソダス、そして銀河団エクソダスに変化して行くだろうと推測しています。ところで、龍神島民族の移住先は射手座矮小銀河だけではありません。ここに移住するのは選出された精鋭部隊のみですが、鳳凰座の惑星「卑弥呼」には龍神島民族の半分近くの人々が転生脱出をします。その数は約4000万人に上ります。
これは地球人類が全滅した後の話になりますが、残存する地球霊界そのものを地球磁場圏から切り離し、88億光年離れた鳳凰座の普賢(ふげん)銀河系に運んで、そこに存在する阿弥陀(あみだ)太陽系の第三惑星「卑弥呼(ヒミコ)」の人類に転生させると言う「転生エクソダス」を考えています。これは担当の前創造主(セザナ神)の意向によるもので、軍団が決めた訳ではありませんが、諸々の事情を考慮して実行する事になりました。惑星「卑弥呼」の人類(人口は約2億人)は言語を移植されていない原始人ですが、地球人サイズの理想的な若い天体であり、セザナ神が力を入れて「ヒト化」を計った人類で、プレアデス系の優化遺伝子を注入した「美しい白人種」なのが特徴です。とは言え、器(容器)の完成度は高いものの、言葉を喋らない獰猛な原始人であって、この種族に「57音言語」を移植したいと言うのが、セザナ神のたっての願いでした。軍団が卑弥呼の人類を検証した結果、十分行けることが判明し、実行に移す事になりました。エクソダス選定から漏れた龍神島民族の生命を確保する為の、つまり日本語を残す為の母民族を作ろうと言う訳です。
卑弥呼の原始人と日本人をそっくり取り換えると言う作戦ですが、生命型と男女型が合致すれば、アカシック履歴も含めた意識の入れ換え作業とヌクヒブイ交換は比較的に簡単にできます。問題は個々の原始人の記憶帯と日本人の記憶帯を入れ換えないと言語を喋れないと言う事です。べらぼうな時間を要しますが、2億人の原始人の中に4000万人の日本人を移植すれば、やがては卑弥呼の人類言語が日本語になって行く事は確かな事です。また時間を掛けて新生児の移植(地球人意識)を手掛けて行けば、現在の地球人レベルには直ぐ成長させられると考えています。まあ、第二の地球を作っておこうと言う魂胆なのですが、マッチも100円ライターも無い理由から、現地で目覚めた日本人転生者には多少の援助物質を送り届ける予定でいます。日本人は言語母民族として、そして外国人の生命は次世代スペアとして生かしてやる事ができるので、軍団としてもセザナ神の意向を受け入れた事になります。惑星「卑弥呼」は我々の銀河系とは88億光年と言う距離を隔てていますが、現行の輸送手段を使えば、僅か数時間で物資を送り届ける事が出来ます。
この様に考えて見ると、地球の終焉は人類の終わりでは決して無く、母星が住めない環境になったから「引越し」をするだけの話、「霊魂体脱出」、「円盤脱出」、「転生脱出」という風に分かれていても、まともな人間でさえあれば、次の世に誕生する事ができる訳であり、自暴自棄になる必要はありません。とにかく地球人類は聖地民族として生まれており、創造主世界からは手厚い加護や恩恵をもらえる事を感謝すべきだと思います。また我々に取っても、人材確保と人材育成は創造主世界の命運を握るものであり、人間とは必要べからざるものなのです。
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