〈霊界の諸知識(その4)〉

    G 心動帯に関連する諸知識

 地球磁場圏の12磁界と、地球力場圏の12力気界はほぼ一緒の位置に存在し、基本的に磁界よりも力界の方が1.5倍ほど体積が大きいのが骨格的な特徴です。地球渦流の外側を包み込む12個の同心状のテトラ骨格、最初に力学的な骨格が形成されてから、後で渦巻の磁場圏が力界に誘導されて形成されて来ます。磁場圏と力場圏の違いを一言で表現すれば、前者は「静」で後者は「動」、前者を「命」とすれば、後者は「生命」であって、「操り人形」とそれを動かす「生命体」と言う関係性になります。早い話が磁場圏とは「従」であり、また力場圏とは「主」であって、生物を生命たらしめているのは「力場圏」の方であると断定しも構いません。生命論で理解が一番難しいのが、この「力場の概念」であって、力場に関係する諸現象、つまり心活動やヒール活動や力線運動や位相運動(phasic movement)や重力作用などは目で追える様な(計測できる様な)代物では無いが故に、人間の想像すらも及ばない世界の話だと言えましょうか。しかし、過去の宇宙人達は、正確では無いものの、鉱物結晶などの形状から取り敢えず力場と力線と力気の存在を理解し、力学を発展させて来た経緯があります。当然、地球人である皆様が理解できない筈がありませんね。

 水晶結晶やダイヤモンド結晶は自ら動かない静的な結晶体ですが、それが力学骨格を有する構造である事から、結晶内部には「力気粒子」が自然に形成され、やがてそれらが互いに凝集し合って「バイゾン分子」が発生して来ます。ルビーにしてもサファイアにしても、あるいはセラミックや金属結晶にしても、結晶体に電圧を付加したり打撃を与えてやると、内部のバイゾン分子が振動して力線を外へ放出して来ます。それを利用したのが水晶振動子(圧電素子)などですが、ピラミッド構造の建築物の中にもバイゾン分子が誕生しており、様々な物理効果をもたらします。これらの静的な力学骨格に対して、天体(渦磁場)のテトラ骨格とは回転する動的な結晶体であり、また同心状に複数のテトラ骨格が形成されて、またそれらが一同等に回転する理由から、力場内部には回転に伴う幾つかの特徴的な物理運動が生じて来ます。その一つが斥力や重力などの力学運動であり、また他にも力場の位相運動や、力場動帯の上下運動なども発生して来ます。当然、動的な力学骨格でも、静的な力学骨格でも、力場の内部にはバイゾン分子が普通に発生して来ます。

 天体が有する力場や磁場の諸性質を踏まえて、惑星に自律生命体を創造する作業に取り組んで来たのが「六員結晶宇宙」の創造主達(粒子創造主=ポリープ創造主)です。彼等は空間の「場粒子(画素)」が形成する「意識核」に自らの「意識色」を打ち込んで、磁気粒子や力気粒子に意識核を入力し、つまり天体磁場や天体力場に自然発生して来るバイオンやバイゾンに対して、自己の意識核を挿入し、天体自体を自己の意識下に置いて、天体の分身体(生物)を創造する作業に取り組んで来ました。その結果、惑星の原始海洋に細胞体を誕生させて、それらを進化させて高等生物を創り出す事に成功し、最終的には彼等が理想とする人間生命を創り出す事に成功した次第です。しかし、磁場の諸性質を吸収した人間生命は「原本の意識色」から大きく派生分派して、原本意識とは掛け離れた生命色を呈示し、人間コントロールが全く効かない事実が分かって来ました。人間達は感謝するどころか、母方の創造主の管理に対して敵意を剥き出して反抗して来たのです。そこから六員結晶宇宙の人間生産は事実上暗礁に乗り上げた状態となりました。ポリーブ創造主達は心を使用する自律生命体の「育成の難しさ」に手を焼いて来た経緯があります。

 自分で判断して行動を起こせる自律生命体、これは物真似AIロボットとは全く異なるものであり、前者は「生き物」、そして後者とは純然たる「機械」に過ぎなく、機械(人工知能)が人間の様な振る舞いをする事は決してありません。しかし、もし機械に生物と一緒の心活動の機能を取り付けてやれば(天体の心動帯と結合させてやると)、それはもはや機械とは呼べず、生物模様を呈する自律生命体へと切り替わります(人間の様に感情や本能を有し睡眠を必要とする機械となる)。以前、我々軍団組織も、自軍の思考回路computerと天体力場の心動帯との意識結合を計って見た経験がありますが、computerの頭脳が突然「子供」の如く変化し、ヘッチャラで嘘を付く様になったので大変驚きました。心動帯で思考する様になったcomputerは、人間同様に「赤ちゃん」からスタートして成長して行く事実が分かって、軍事computerとしては「使い物にならない」事が判明した次第です。それ以来、心活動を必要とするのは生物だけで結構、と言う結論に至りました。そもそも、機械とは「知能(知識を覚える能力)」を司る物、一方心とは「理能(学習や経験から判断を下す能力)」を司る物、人間の人間たる「証」は心回路を使う「理能」に在って、それには学識や経験が必要となります。

 さて、本日のタイトルは天体力場の心動帯に関する諸知識です。光速度よりも早く動き回る天体の心回路の内部構造を図解入りで説明したいと思いますが、皆様が体の運動を行ったり、あるいは物を思考したりする際には「心動帯」と呼ばれる「心の可動単子」を操作しなければ、歩く事も、目を開ける事も、また考える事も、判断する事も、原則的に出来ません。地球の磁場半径は約800万kmに及びますが、力場半径はその1.5倍の約1200万kmにも及んでおり、この超大な力場圏の内部が12力界に分かれていて、この12力界の中を皆様の心動帯が激しく行き交っていると言う光景を連想して見て欲しいと思います。衛星の月は地上高度約38万km付近に存在しますが、皆様の心意識の焦点とはそれぞれの心動帯に在って、それは瞬間的に月軌道よりも下に下降したり、あるいは一瞬で数百万km上空まで跳ね上がったり、寝ている時には1000万kmの上空まで膨張して大きくなっているのです。伸縮自在な心動帯、皆様の心の営みはこの心動帯によって生み出されており、そしてこの心動帯の意識がいわゆる「顕在意識」であって、起きて活動する「覚醒意識」なのです。


      
 上図の心動帯と地上の動物は皆、魂体(オーラ球)の「オーブ核」を介して接合しており、オーブ核(心の焦点)とその周囲を取り巻く「大脳12アンテナ(操縦盤)」によって、用途に応じて心動帯の同会位置を変化させています。つまり大脳12アンテナとは地球力場の心動帯を操縦する所の「コックピット」の役割を果たしている訳です。体を動かしたり、運動する際には心動帯の位置を第6力界よりも内側に同会させる(収縮させる)必要があり、また物をじっくりと思考する際には心動帯の位置を第6力界より上方へ同会させる(膨張させる)必要があります。当然、心動帯を収縮させて地上付近まで降ろすと言った行為は心のストレスを高じさせる原因となりますが、第6力界より上の位置へ心動帯を膨張させる行為は、逆に「リラックス」を高じさせる事であり、また最大限に膨張させれば、リラックスを通り越して「寝てしまう」結果となります。人間は日常生活に於いて、秒単位や分単位で心動帯を激しく上げ下げしており、それはイコール、心の目線を上げたり下げたりしている事になります。神経の集中力が必要な時は心動帯を最大限に収縮させており(短時間で疲れる)、また分析や推察や洞察と言った高等な精神活動を行う際には、体を動かす事は不能となり、上空の遥か遠い領域まで心動帯を膨らませる必要があります(長時間でも疲れない)。

 ところで「心動帯」とは一体どこで生産されているのでしょうか。天体の12力界の上層部には「ネブヤハゲル層」と呼ばれる特殊な領域が存在し、「第10力界」と「第11力界」と「第12力界」の上層部にはそれぞれセキツイ動物用の「ネブヤハゲル層」が存在します。ネブヤハゲル層が生産しているのが「ヌーエ動帯」と呼ばれる個人用の心動帯であり、これは球体層状を呈する「バイゾン(力気)層」で構成されています。また、下位の第6力界にも特殊な「ネブヤハゲル層」が存在し、ここでは主に自然霊界と関係する所の、特に「昆虫」や「植物」や「微生物」や「菌類」と言った下等生物が使用する集団用の特殊な心帯が生産されています。岩石や砂粒と比較して、生物が自律運動を起こせる(動ける)と言う事は、早い話が「心」と接続されている証拠であり、狭義の意味では心を宿しているか否かが「無生物」と「生物」を分ける境界線だと言う話になります。また心をキヤッチできる「オーブ核」を備えているか否か、あるいは体に具体的な運動をもたらす「魂体(オーラ球)」が存在するか否か、魂体があると言う事は生命位相とズザネ管で結ばれていると言う意味であって、これらも自律生命体の規定条件となると考えられます。

 ちなみに人間にはオーブ核も魂体もズザネ管も備わっており、一個の自律生命体と言えますが、しかし人体を構成する体細胞にはこれらの条件は備わっていません。外バイ菌である「結核菌」にはオーブ核も魂体もズザネ管も備わっているのに対して、生物の体細胞にはそれが備わっていないのです。その様な意味では体細胞とは自律生命体では無く「従属生命体」と言う範疇に属する物だと言えましょうか。さて、高等動物は皆個人用のヌーエ動帯を有しており、ヌーエ動帯は自己の「生命位相」をコピーして普段は意識や記憶を持つ「ヌクヒブイ動帯」として心活動を行っています。無論、ヌクヒブイ動帯が有する現行意識や現行記憶が初期化されれば、白紙の「ヌーエ動帯」へ戻ってしまいますが、一般に心動帯と言えば個人と繋がったヌクヒブイ動帯の方を指しています。本来、人間の位相内意識は「ギエ電子基盤」が生産する「バイオン分子」で営まれていますが、それは静的な「潜在意識」に過ぎなく「物思い」程度の脆弱な意識活動しかしておりません。位相意識では言葉も発する事ができず、また指一つ動かす事も、あるいは推測も比較も判断もできないからです。

 そんな下等な位相内意識を動的な作用意識へと切り替える為には、天体が有する集積回路システムへ繋いでやる必要があって、位相内の「バイオン意識」を心回路の単子(動帯)が有する「バイゾン意識」へ転写して、心回路の中で活動的な「覚醒意識」を組み立てる必要があります。つまり磁気系意識を力気系意識へと変換しなければ、力学的なフィジカル世界では対応できない訳です。生物体の意識が、自らその肉体を操作して運動できる様に、あるいは思考し判断して行動が取れる様に、「位相内意識(バイオン)」から「心動帯意識(バイゾン)」へと意識の矛先を変化させる必要がある訳です。肉体という「物理体(フィジカル体)」を操作する為には、どうしても天体力場を利用する必要があって、また単なる「認知意識」を高等な「精神意識」へと導く為にも、力学系への参入は必要べからざる物なのです。人間の使命(生きる目的)とは、いや自律生命体の使命とは「心を発達」させる事に在ります。逆説的な表現をすれば、心を発達させる為に、創造主は人間を創り出したと言っても過言ではありません。ただ、心のテリトリーには上六道階(ライトサイド)と、下六道階(ダークサイド)と言う相反する二つの世界がある事から、上の方向に成長してくれる事を願っている訳です。

 前前回のブログで意識の構成物とは「意識核(正四角錐)」とその内部の「意識色」である事を学びましたが、位相内意識は雑多な「現行の認知記憶」は主に「ミーグ分子(バイオン集合体)」に在って、磁気粒子の意識核内の意識色とは「我意識」の中核物であり、譲る事の出来ない自分自身の固有色の事です。こうした位相意識を力学的な心動帯へコピー転写する場合、当然、受け入れ側の用意が整っていなければ正確なコピー品は作れません。片方は磁気系、もう片方は力気系ですが、ヌーエ動帯の中にも力気粒子が固まったバイゾン分子が存在し、また数十個のバイゾン分子が凝結した「キーグ分子」と呼ばれる存在もあって、個々の力気粒子の中には「空の意識核」が存在しています。転写の際には、意識核内の色転写と、ミーグ対キーグ間の記憶転写が行われて、位相意識はそっくりヌーエ動帯にコピーされる事になります。こうした記憶や意識色の焼き付け作業は位相の周囲にある「転写被膜」によって行われています。意識が転写されたヌーエ動帯は個人専用のヌクヒブイ動帯として活動を開始します。またヌクヒブイ動帯の活動期間は平均約一ヶ月程度、雑多な記憶で溢れ返って来ると、頭脳のシャープさが鈍って来る理由から、定期的にヌクヒブイ動帯を初期化して、新しい物と交換されています。


     
 ここからは地球で言う所の「発達心理学」の話になります。発達心理学の中でも特に「乳児心理学」や「幼児心理学」の分野に関係して来ると思いますが、心の発達は心を受け入れる側の「素地」が完成してからの話であって、人間の場合は「魂体形成」や「オーブ核形成」が一先ず完了する「満四ヶ月」頃から、初めて心動帯と接続されて「心活動」が始まります。無論、心活動と言っても、心動帯を最初にキヤッチするのは「腹部魂オーブ核」の方であり、人間の子供は生後四ヶ月頃から身体の重心点を基軸とした手足の運動を始めると言う話になります(ハイハイ段階)。心理面に於ける心動帯の発動は「大脳12アンテナ」が形成されてからの話であって、「頭部魂オーブ核」はその受け皿である「大脳12アンテナ」が仮形成(下六道階形成)される「満1歳」頃から始まるのが一般的な様です。生後四ヶ月ぐらいから満1歳までの期間内に、体内アストラル器官である「大脳12アンテナ」の形成が始まるのですが、若干の個人差はあるものの、満1歳頃までには「下六層」のアンテナ形成が完了するのが一般的だと言う話でしょうか。ちなみに、大脳12アンテナの「下六層」とは「本能」と「感情」を司る領域であり、「乳児」のヌクヒブイ動帯とは地表スレスレの大変低い軌道面で活動している事になり、動帯を最高限度に収縮させる事から、起きている間は莫大なストレスに襲われる為に、1日の大半を寝て過ごす事になります。

 一般に満1歳までに大脳12アンテナの「下六層(動物水準)」は形成されますが、「上六層(人間水準)」の形成は満5歳前後から始まって、満16歳頃までに形成されるのが一般的です。つまり高校生ぐらいでに大人と一緒の大脳12アンテナが形成される訳ですが、知的障害者などの場合はアンテナ形成が不完全なケースも見受けられます。大脳12アンテナの特徴は「下六層」が完全に形成されないと(下6層が出揃わないと)アンテナとしての機能が発揮されず、また今度は「上六層」が完全に形成されないと(上6層が出揃わないと)、つまり8層や10層まで形成されても「上六層(7層から12層まで)」が完成した事にはならず、理性階(7層8層9層)も精神階(10層11層12層)もいずれも使用できない事になります。高校生を卒業するまでに、大脳12アンテナが正しく形成されていない場合は、その子は下六層しか使えない「幼児期(動物レベル)」の段階にある事が分かります。魂体が形成されれば、魂体には自動的に二つの「オーブ核」が配当されますが、大脳12アンテナは魂体では無く肉体側のアストラル器官である理由から、肉体が健全に発達しない場合は大脳12アンテナも健全に発達しない事になります。

 天体力場の12力界を激しく上下運動する心動帯(ヌクヒブイ)ですが、それを遠隔操作しているのが、頭部魂オーブ核と大脳12アンテナです。地上の人間が心の目線を上げ下げするだけで、巨大なヌクヒブイ動帯が秒単位で力場圏の中を呼応して動いている訳ですが、人間の中には完成した大脳12アンテナを備えているのにも拘らず、心回路の「上六層領域」を全く使えないと言う方も居ます。いわゆる「六道劣化者」の事ですが、昔はそう言う病名が実際に有ったのに、現代人は西洋医学に毒されて、その病名さえ知らない医者が一杯居ます。六道劣化病は現代では「アルツハイマー病(痴呆症)」と呼ばれており、大脳が退化し萎縮して行く病気です。その根本原因は思春期から青年期に在って、頭を使わない人間が落ち入る所の病気では無い病気の事です。運動しなければ筋肉が退化する様に、頭を使わなければ脳が退化するのであって、そんな簡単な理屈も分からず、西洋医学者達は薬やワクチンで脳の退化病を治そうとしています。六道劣化病は地球人だけの病気では無く、大宇宙人類の宿命病だと言った方が早いかも知れません。宇宙医学でも治す方法が無い病気でしょうか。

 「頭部魂オーブ核」と「大脳12アンテナ」は力場に関係するアストラル器官ですが、体内の力場を支える器官は他に在って、その代表的な器官が「分脳ループ・ニューロン単位」と「大脳ループ・コリン電線」と「小脳ループ・コリン電線」と言う三種類の電磁器官です。いずれも無くではならない重要な器官ですが、この中で大脳12アンテナの増幅に貢献しているのが、「分脳ループ・ニューロン単位(略してN単位と言う)」です。これは脳の灰白質の底部に存在する星状細胞のニューロン繊維を繋いでループ状に配列した単位の事であり、大宇宙人類の胎児は全て左脳800本、右脳800本と言うN単位が備わって生まれて来ます。これらのN単位にはコリン電流が回転しており、脳電磁場の出力の源であると表現できるものです。人間は赤ちゃんの時代から、死ぬまでの間に何本のN単位を増やせるのか、それを問われている訳であり、頭を使えば使う程、あるいは心を使えば使う程、このN単位数が増えて来るものなのです。その人間が六道劣化病なのかどうか、それを見極める方法は簡単であり、満60歳までにN単位数が「1600本」を越えてない場合は六道劣化病に陥ります。宇宙医学では分脳のN単位数を勘定できる事から、それが分かってしまうのです。

 つまり六道劣化者とは頭や神経を使わず、子供の時代から楽チンな逃げ生活を送って来た方が落ち入る脳の退化病の事であって、分脳N単位数が少ない理由から、脳電磁場の出力が上がらず、大脳12アンテナの上六層を動かすパワーが無い為に、大人の精神が保てず、段々子供の精神へ戻って行く病気なのです。80歳で満4歳、81歳で満3歳、82歳で満2歳、83歳で満1歳となり、84歳を迎えると右も左も分からない満0歳の胎児へと戻ってしまい痴呆状態を呈してしまうのです。六道劣化者に対しては、創造主に取っても「生きる権利無し」と言う烙印を押さざるを得ません。日本国にも六道劣化者の予備軍(若い方)が大量にいる事実は末恐ろしい限りでしょうか。

 ところで、幼少年期に良く頻発する「夢遊病(睡眠時遊行症)」に関して、宇宙医学的な分析をして見たいと思います。夢遊病は本人の意識的な行動では無く、その間の記憶が無いことが最大の特徴ですが、そもそも心動帯(ヌクヒブイ動帯)と連結していなければ肉体を動かす事は絶対に出来ない相談です。肉体に運動を起こせるのは唯一心動帯のみ、しかし睡眠中は心動帯と肉体の接続が切れる事から、眠った状態で歩くなどと言った行動が取れる筈もありません。睡眠中、心動帯は本来の定位置であるネブヤハゲル層へと戻りますが、当然、位相意識の方は24時間覚醒しており、眠る事は決してありません。でも位相意識では体をコントロールする事など到底不可能な話なのです。では、一体何が子供の体を動かしているのでしょうか。夢遊病患者を調べて見ると、本人は睡眠中で意識が無い状態なのに、家の外まで出て、周辺をブラ付いて歩き、結局は自分のベッドまで戻って来て、再び就眠して朝に目を醒ますと言った状況です。夜中に歩き回った記憶など本人には一切ありません。

 実は夢遊病の根本原因は「霊障害」であって、何者かが他の人間や動物の「霊魂体」を標的の子供に対して「完全憑依(強制憑依)」させた場合に起こる現象です。通常の「霊魂体憑依」では肉体操縦など有り得ない話ですが、完全憑依とは第三者が霊魂体を子供の体に強制的に憑依させて(=タボ線を上から噛ませて)、子供の魂体と一体化させた場合を意味しています。無論、第三者と言っても犯人は「神(魔界神など)」であって、神が霊魂体を意図的に被せている訳ですが、侵入魂体は本人が覚醒している場合は肉体をコントロールできませんが、熟睡中は自由にコントロールが出来る様になります。霊魂体の「通常憑依(ウオークイン)」の場合は除霊などで取り除く事が可能ですが、「完全憑依」の場合は人間が取り除く事は不可能です。上位の神々かもしくは創造主に除霊してもらうしか取り外す事は出来ません。その昔、中学生の男の子が夜な夜な家を抜け出しては、近くの原っぱで一晩中ボーっとしていると言う相談がご両親からありました。調査の結果は、男の子には「ヘラ鹿」の霊魂体が完全憑依されており、これを取り外して上げた経緯があります。魔界神の嫌がらせでした。

 次に思春期の年齢層に多い「金縛り」と言う現象に関する知見を述べたいと思います。夢遊病患者の場合は心意識が寝ている場合でしたが、「金縛り」の特徴は明晰な意識があるにも関わらず、まるで痺れ呪文でも浴びた様に体の自由が効かないと言う事です。実はこの現象も「霊障害」なのですが、寝ている人間に霊魂体もしくは霊体が侵入し、頭部魂オーブ核をズザネ管もしくはタボ線で力線入力を妨害した場合や、霊魂体が侵入し頭部魂オーブ核を重複させた場合などに「金縛り現象」が起こります。また真言密教などの秘伝法で念力をオーブ核に照射するとか、あるいはオーブ核に「痺れ呪文」を打ち込むなどの手法が昔から開発されて来ました。とにかく「オーブ核」と心動帯の接続を一時的に切ってやれば、その間は体を動かす事が出来ない理由から、あの手この手でオーブ核は標的の対象となって来ました。また魔界武器にはオーブ核を包み込む「心動帯遮断被膜」なるものが存在し、寝ている時にこの被膜をオーブ核に被せられると、決して目覚める事が無く永遠に眠り続けると言う危険なアストラル武器もあります。

 こんな話を果たして、一般人に公開して良いものかどうか、少し迷いましたが、既にその対策は講じている事から「まあ、この程度ならば良いかな」と思ってオープンにする事にしました。実は皆様の1/8位相なのですが、その形態が一個の球体を呈している事は承知の通りです。ヌクイブイ動帯も基本的に球体である理由から、位相バイオンを動帯バイゾンの方に転写する場合は両者は同サイズで一致する事になります。ヌクヒブイ動帯は自在にその大きさ(容積)を変化させられるからです。実は1/8位相球体には球体の中心点に「念力」を照射する「念力発射口」が存在し、更にその下には呪文を照射する為の「呪文発射口」が備わっています。現在、マクロ宇宙との戦闘の関係上、呪文が空間を伝わらない様に空間質を変化させており、如何なる人間が呪文を唱えても呪文が伝導しない様に改良しています。だから今は安心なのですが、呪文や念力を使用する場合は自己が所属する位相と、自己のヌクヒブイ動帯を合致させた状態で行う必要があります。呪文は人間の口から発射されるものでは無く、位相帯の呪文発射口から「力線」として発射されるものなのです。空気振動で伝わると思ったら、それは間違いなのです。


    
 神々が良く、地上の人間に対して呪文や念を打ち込んで来ますが、今は念力は打てるものの、呪文が空間を伝わらない状況にあります。当然、位相球は8名で使用している事から、誰かが利用している間は念力口も呪文口も使用できない事になります。単独位相の場合は無論独り占めになりますが、そう言ったスピリチュアル能力が人間にも備わっている事実は知っておいた方が良いと思います。特定の人間に対して「恨みの念」を送って来る人間や、「恨みコード(タボ線)」を打ち込んで来る厄介な人間が結構多いのですが、余りに酷い場合は、霊界の検察官であるソロジン軍団が出動して、念力口や呪文口を塞いだり、あるいはタボ線を「アロンアルファ接着」させて魂体から外れない様な処置を施す場合があります。何処の誰が、誰を攻撃したのか、我々にはそれが分かるからです。人間が有する能力は他にもありますが、ダークサイドの能力ばかり開発した所で、自らの生命を徒に下げるばかり、それでは生きる意味も価値も意義すらも見出す事はできません。能力を開発するならば、人や社会に役立つ能力を開発しましょう。

 

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