〈原始海洋と生物発生(その2)〉

  D 原始核酸の合成

 惑星の原始海洋に注入される無量大数の「細胞ヒール球」、それは単細胞生物の原形体となる基礎的なアストラル物質ですが、その前に海洋が用意しなければならない材料分子が、海洋に溶け込んだ無機イオン類を始めとして、「アミノ酸」や「糖類」や「脂肪酸」や「塩基類」などの有機分子です。惑星の有機物は主に太陽系内に発生する星間物質(系内物質)から供給されるもので、「岩石渦」の中心物体として周囲の空間に形成される、氷塊(水分子:H2O)や、ドライアイス(炭酸分子: CO2)や、メタン塊(メタン分子: CH4)や、アンモニウム塩(アンモニア分子: NH4)などです。生命の素材となるこうした星間物質を惑星が如何程集められるか、火星の様な「砂漠の惑星」になるのか、それとも満々たる海洋を湛えた「水の惑星」になるのか、惑星の運命を決定する要因とは、太陽系内に於ける惑星の軌道位置と、惑星渦そのものの馬力と、そしてその惑星が抱く衛星渦に馬力があるや否や、それらの条件が決定因子となります。木星や土星の様に大量の有機材料を獲得できたとしても、氷が「液体の水」でいられるハビタブルな環境でなければ「水の惑星」には成長できない事になります。

 ところで、地球科学は学識者の想像力を駆使して、惑星形成や生物進化を語っていますが、我々は創造主側の資料や過去の映像記録を実際に見て説明しており、地球科学のそれと比較されても大変困ります。「どっちが正しいのか」と考える様な愚か者に、我々のブログを読んで欲しいとは思っていません。その様な六道凡夫はこれまで通りに学校の教科書で勉強して欲しいと思います。その方が試験で良い点数が取れるからです。我々は学校では教えてくれない宇宙真実を教授しており、成人した大人を対象に、宇宙生命論を信じる者だけに教えております。さて、水の惑星に海洋が発生する以前、太陽系そのものの形成時の頃の話に戻しますが、重水素ガスを渦巻の中心点に重力圧縮して造られるのが天体のコア(D-重合体)です。コアの表層面は核崩壊による凄まじい「熱」と、強烈な「放射線」が飛び交う無機原子の世界ですが、コアの規模が小さい惑星や衛星の表面はやがて冷えてマントルが固形化し、表層が岩石で覆われます。これが最初期の地殻の形成です。内部に潜ったD-重合体は中心部に向かって核反応が進み、圧縮された固体が徐々に液化(マントル化)して行く事から、星自体が段々と膨張して体積を増して行く事になります。

 地球の場合は衛星の月に馬力があった理由から、大量の星間物質を吸収して海洋を形成する事が出来ました。海洋が出来上がれば炭酸ガスやアンモニアを水に溶かし込む事が出来るからです。地球も最初は木星の様な原始大気を有していましたが、木星とは異なり海洋が大気成分を吸収してくれた事になります。原始海洋は様々な素材を吸い込んだ有機物のスープ、そしてその海洋水とは「重水」であって、重水が軽水へと切り替わって行く原子反応が「中性子崩壊」と呼ばれる物理現象です。中性子崩壊によって原始海洋は「ラジカルの海」へと変貌しており、ラジカルの化学反応力によって有機物の合成や縮合や重合が進む事になります。原始海洋の内部で最初に合成される有機物が長鎖構造の「脂肪族炭化水素群」です。これらの脂質系の物質は海洋の表層に浮き上がる事から、太陽光を浴び「L-系」と「D-系」に旋光分別されて、「D-系分子」だけが団子状態となって海底へ沈んで行く事になります(石油の成分)。太陽光による選別作業が終わると、次に合成されるのが「原始糖類」であり、これには創造主の呪文照射が必要となります。呪文は二種類あって、一つは「六単糖形成呪文」、もう一つが「五単糖形成呪文」であり、当然、炭化水素が環状に繋がった「六単糖(ヘキソース)」と「五単糖(ペントース)」が合成されます。

     

 原始糖類の次に合成されるのが「アミノ酸」ですが、これには創造主は関与しておらず、糖類を作った炭化水素の切れ端が自然に繋がって十六種類の原始アミノ酸が自動的に大量に誕生して来るからです。呪文が必要なのは最後の原始核酸の合成段階であり、これにはアミノ酸を合成して作る二種類の塩基形成呪文が必要になります。一つは「プリン基」を作る呪文であり、もう一つは「ピリミジン基」を合成する呪文です。ここで問題が一つあって、結果的にプリン系とピリミジン系の四種類(アデニン、グアニン、シトシン、チミン)の核酸塩基が海洋の中に誕生して来るのですが、これらの塩基が五単糖と結合した「ヌクレオチド鎖」がどれ程長い高分子ポリマーに成長するかは運次第と言うのが「味噌」なのです。長いヌクレオチド鎖が大量に形成されれば、それらがくるまって二本鎖構造となり、海洋のあちこちに大量に発生すれば、高等生物へ進化する事が可能な生物の元台帳が一杯できると言う事になるからです。なぜならば、この原子核酸をターゲットとして「細胞ヒール球」を注入するからであって、細胞ヒールは一個の原始核酸を「核」にして細胞作りを始めるからです。小さな分子量の原始核酸を獲得した細胞ヒールは、せいぜい大腸菌止まりなのですが、それに対して大きな原始核酸を獲得した細胞ヒールは、多種類の蛋白質を合成できる理由から、過酷な進化の行程に対応できる事になり、高等生物への成長が許される結果となります。


     
 物事を理解する上で、既存の知識をベースにして発想してしまうと四角四面の窮屈な考え方になってしまいます。既成概念に囚われない柔軟な思考術を養わないと、真実を正しく解釈する事が出来ません。例えば核酸を包み込む核蛋白の「ヒストン」の話ですが、「ヒストン蛋白はこの様な構造で、こんな役割を果たす蛋白である」と覚えてしまうと、蛋白質の組成がヒストン状に配列しないと、ヒストンとしての機能は果たさないものだと勝手に思い込んでしまいます。特に学識の高い方達は皆そのマジックに陥っており、そうした頭の硬い発想は捨てねばなりません。そもそも蛋白質とは生き物模様を呈する「生(なま)物質」であり、それ自体が磁場や力場を囲ったものです。アミノ酸の骨格組成などはどうでも良い話であって、体のヒールがそこに記憶や機能や指令を転写して使用するものなのです。とにかく蛋白質を作れば、それに新しい機能を与えるのは体の役割、早い話が蛋白質ならば、つまり固有の磁場や力場を備える物質ならば、基本的に何でも良い訳です。無論、同じ機能を与えても組成次第で性能が異なる事から、進化の末に最適な組成を選んでいるだけなのです。

 長いDNA鎖を持てば、大量に様々な蛋白質を生産できる訳であり、その生物は外界の環境に適応して行く事が可能となります。水温が下がれば保温蛋白を開発し、また取り込んだ食べ物が消化できないならば、強い分解酵素を作り出すとか、あるいは水中に適応して鞭毛を開発するとか、指間に水掻きを発達させるなど、蛋白質さえ合成できれば生物に取っては、その位の芸当はお茶の子サイサイの話なのです。DNAの中に「鞭毛形成遺伝子」があるとか、「水掻き形成遺伝子」があるとか、西洋人の様な軽薄な発想はしない事でしょうか。また、蛋白質には位相の生命型が転写されており、体細胞と同様に個人専用の型式を備えています。その人間の生命型が「O型B型A型」であるとすれば、血球の型式も、また蛋白質の型式も一緒であって、特に血中に異種蛋白が侵入すれば、型式が適合しない場合は「拒絶反応」が起こります。当然、侵入者が同じ型式の場合は「拒絶反応」は全く起こりません。蛋白質の理解に関してはもう少し柔軟な頭で臨みたいものです。

 蛋白質以外の生体物質でも、磁場や力場を有する物質が多く存在します。ホルモンやビタミンや色素などがそうですが、それらの分子の多くに「環状」の分子構造が見られます。分子構造を環状にする事によって(環式化合物)、分子磁束が回転し「磁場」や「力場」が形成される事から、身体ヒールがその物質をコントロールし易くなるからです。考えて見れば、核酸成分の塩基もペントースも環状物質、グルコースも環状物質であれば、また水の六員環分子も環状構造を呈しています。特にヒールは水の六員環分子を操作して体液中の物質を運搬する事から、体に取って必要不可欠な物質に関しては「環式化合物」の形状を取らせているのが一般的です。そもそも運動器官も備わっていない赤血球やリンパ球やグルコース(ブドウ糖)やアルブミンが、一人で勝手に動ける筈も無く、一体何処の誰がどう言う手段を用いて、物質を移動させているのか、それを見極める事が先決だろうと思います。「木を見て森を見ず」ではありませんが、地球人科学者の謎解きに対する基本姿勢(心構え)が軽薄過ぎて「なっていない」と言わざるを得ないのです。


  
 生物進化を考える上で、とても重要な認識があります。これは進化の謎の一つと言えるのですが、「ある特定時期を迎えると、生物は一斉に爆発的に進化を起こす」という事実です。原始海洋を覗くと、無量大数の単細胞が海中でひしめき合っている光景と出会います。単細胞の内部を観察して見ると、長いDNAを備えている細胞もいれば、また短いDNAを有する細胞もいますが、皆等しく単細胞生物をやっており、鞭毛を持って動き回る動物細胞の姿は一匹も見あたりません。驚く事に単細胞生物の全員が植物細胞なのです。そうした状態が何億年間も続くのですが、ある時期を迎えると、突然堰(せき)を切った様に進化の嵐が吹き荒れて、動物細胞が次々と誕生し共食いも辞さない猛烈な過当競争が始まります。実はこれ、月スピンが停止して月の軌道磁界が消滅した際に起こる「生物進化のスタート」なのですが、不思議な事にその後も「安定時期」と「進化時期」が交互に現れて来るのです。ある時期が訪れると魚群進化がスタートして、一斉に陸地へ這い上がるとか、ある時期を迎えると爬虫類が一斉に手を羽毛に変化させて空に進出して行くとか、どう考えても何かの「力」が生物を抑制したり、解放したりしているとしか思えません。

 創造主は生物進化に必要な「発達遺伝情報」を生物の位相に流し込んで、新しい肉体器官の発達を促しますが、しかしそれには時間が必要であり、そう簡単には切り替わらないのが普通です。創造主が意図的に惑星を操作している訳では無いのに、その時期が訪れるまでは生物進化は頭打ちの状態となる事から、惑星そのものの成長行程と生物進化が共鳴し合っているのだと我々はそう考えております。それは進化の縮図とも言える「子宮内胎児」の発生行程を見ても分かる様に、人間まで成長できるDNAを有しているにも拘らず、胎児は必ず「単細胞生物ー魚類ー爬虫類ー鳥類ー哺乳類ー霊長類」と言う進化の順番を経て人間の子供まで辿り着きます。単細胞生物の受精卵から突然「人間」になる事は決してありません。その理由は胎児成長と子宮成長が一緒の歩みをしていると考えられ、「惑星=子宮なのだ」と言う結論を出さざるを得ない訳です。この様な惑星の成長行程の他にも生物進化を規制する非常に重要な環境因子が在ります。その一つが「渦回転の眷属性」と、もう一つが「磁場の極性」という物理要因です。

 渦磁場の回転はただ回っている訳では無く、一回転一回転に意味があって、特定の周期を刻みながら運動の終局を迎えると考えたのは創造主では無く、皆様の先祖に当たる過去世宇宙の人間達です。彼等は天体の一生と生物の一生は同じ物と考えて、天体にも幼年期や青年期や老年期があるとして、天体もまた生命の一つであると考えたのです。彼等は回転と言う周期運動を解析し、そこに法則性を見出して、天体術(易術=歴術)を開発して来ました。まあ、それが我々が提唱している「宇宙生命論」なのですが、その生命論哲理に基けば、渦巻回転とは力線運動であり、その原点の枠組みは四角形を描く「四角点運動」に在って、惑星もその磁場や力場も形質が異なる四辺の領域に別れていると言えます。それが所謂「四眷属性」の事であり、生物進化にも場因子として特定の作用を与えています。また、磁北(N磁場=中心磁束流の吹き出し口)のある「北半球」と、磁南(S磁場=中心磁束流の吸収口)のある「南半球」という性質が異なる「半球性」も、場因子として生物に作用する事から、進化を考える上では大事な要素と言えます。ちなみに、地球磁場圏(渦磁場)は一つの電荷を呈する磁界球ですが、その内部は半球別に「左磁場(N磁場)」と「右磁場(S磁場)」と言う相異なる磁性を呈しています。

 これは地球だけの話ではありませんが、惑星は基本的に左回転をしており、回転の始動点を中心に惑星を四分割すると(林檎を四分割すると)、場の性質が全く異なる四つの90度分割領域(眷属)に別れます。左方向に向かって、最初の90度分割領域(0度〜90度)は神語では「カスヌ(玄武)領域」と呼ばれており、運動の始動領域(陰陰)を表しています。次の90度分割領域(90度〜180度)は「ネイエ(鳳凰)領域」と呼ばれており、運動の前半期の屈折領域(陰陽)を表しています。「カスヌ」と「ネイエ」の両行程で回転の半分の前期行程となりますが、後期行程に於いては最初の90度分割領域(180度〜270度)を「ヌイエ(麒麟)領域」と呼び、後半の屈折領域(陽陰)を表しています。最後の折り返しの90度分割領域(270度〜360度)を「コイヌ(龍)領域」と呼び、これは回転運動の回帰領域(陽陽)を表しています。これらの四眷属は「龍属名称」でお馴染みですが、もともとは四角点運動の四行程を表現した物です。この四眷属領域が生物進化と一体どういう風に関係しているのかと言えば、それは聞いてビックリの仰天話なのです。

 地球の生物の前半期は「海中生物の時代」であり、最初は「菌類の時代」、そして次に訪れるのが「魚類の時代」です。地球の後半期とは勿論「陸上生物の時代」の事です。海中生物の魚類時代から話を進めますが、最初期の魚類は玄武領域から発生しており、地域密着型で主に海底に生息していました。しかし次に鳳凰領域から発生した魚類は水面型であり、主に餌が豊富な海面に近い水域を好んで活動領域としていました。しかし、次に麒麟領域から発生した魚類は大型の捕食系の種類であって、彼等は回遊魚として餌を求めて世界中の海を巡る様になりました。最後に龍領域から発生して来た魚類は主に危険地帯である大陸の浅瀬や淡水に住み着くタイプの魚類だったのです。地球に進化のうねりが押し寄せた際、龍領域に生息するDNAの長い一群の魚群が「エラ」を「肺」に変化させて一斉に陸上へ進出しました。さて、今度は陸上生物の時代の話です。爬虫類の全盛期を迎えて世界の陸地は爬虫類で賑合いますが、そこに次の進化の嵐が訪れると、特に鳳凰領域に生息するDNAが長い一群の爬虫類の体に変化が起こって、彼等は一斉に心臓を進化させて、前足を「羽」に、体を羽毛に変化させて行きます。

 爬虫類の全盛時代は、迎えた地球の寒冷期よって一区節を終え、次に全盛期を迎えたのが体を温かい羽毛で包み込み、心臓を二心房二心室に切り替えて「変温動物」を脱却した「鳥類」でした。そこに第3期の進化の怒涛が押し寄せると、鳥類の中でも麒麟領域に生息するDNAの長い一群の地上系の鳥類だけが、「卵生」を「胎生」に切り替えて「哺乳類」へと向かう進化の道程を歩み出します。卵生出産は生物の原始本能を色濃く残すのに対して、胎生出産は生物本能を初期化できる為に、経験と学習で生きて行く知能を使う生物になれる所が優れている点なのです。そうして哺乳類が全盛を極めますが、やがて第4期の進化の嵐が湧き起こると、今度は龍領域に生息するDNAの長い一群の哺乳類の中から「霊長類」が分派して、より高い知能で生物界を支配して行く事になります。驚く事は進化の活性の波が眷属領域単位で起こると言う事であり、特定の時代に、その領域に生息する生物だけに進化が起こると言う事実なのです。無論、DNAに余裕が無い生物が進化の活性力を浴びた所で何の変化も起こらない事は確かでしょうか。下図は地球に於ける四眷属領の区分けですが、今は生物は世界中に分散しているものの、どの領域が爬虫類領域で、どこが鳥類領域なのか、そして哺乳類領域がどこで、霊長類領域とは一体どこなのか、それを見て欲しいと思います。

 さて、次は惑星の北半球と南半球の話です。地球磁場圏を構成する渦巻の中心磁束流は磁北のN極から吹き出して、磁南のS極へと吸収されて循環しています。下図を参照にしてもらうと分かると思うのですが、北半球に生息する生物は基本的に磁束が足元から入って頭の方へ抜けて行きます。それに対して南半球に生息する生物は基本的に頭から磁束が入力されて足元の方へ抜けて行きます。現在の地球渦は昔の求核渦では無い為に、磁束流に大きな威力は無いものの、この為どうしても、北半球の生物は進化の対象が上半身に集中し、植物も動物も背が高くなり、体格が大きくなって、特に腕や頭が発達して行きます。それに対して、南半球の生物は逆に進化の対象が下半身に集中し、植物も動物も背が低くなり、体格が小さくなって、特に足や下腹部が発達して行く事になります。足が発達すればその分手が退化してしまう事から、本来、北半球の鳳凰領域から発生した鳥類が、南半球に移動して住み着いてしまうと、ペンギンやドウドウやキーウィやダチョウの様に飛べない鳥(手が退化)へと進化してしまう事になります。また南半球に住み着いた哺乳類に関しては、カンガルーの様に足を発達させ(手は退化)、また下腹部では袋嚢を発達させて、確実に育てられる有袋類へと進化しています。

 南半球と北半球では磁場が反転している為に陰陽が逆転し、右巻の高気圧渦(陰)が南半球では陽の「低気圧渦」となり、雲を湧き起こし雨風をもたらします。当然、左巻の低気圧渦(陽)が南半球では陰の「高気圧渦」となり、穏やかな晴天をもたらします。北半球と南半球の相違は単に左右が逆転しているだけの話では無く、南半球は磁場そのものが「陰磁場」である理由から、時間の流れも空気感も全く北半球のそれとは異なります。ある意味では、時間がゆったりと流れていて「あくせく」しない事から田舎の「のんびり感」を味わう事が出来ますが(原点回帰)、長い期間滞在すると、未来への進展性が感じられない閉塞感や、社会性や連帯感が薄くなり、心に惰性や堕情などの温床を培う結果となりがちです。こうした南半球の磁場特性は神々も昔の宇宙人達も皆熟知しており、南半球に国家を建設する様な無謀な真似は決してしませんでした。銀河常識では南半球には手付かずの自然界を残して、北半球への食糧や酸素の供給地にするのが普通であり、そこに文明人を入れないのが一般的なのです。南半球の自然界を壊せば、北半球の自然界を保持する事が出来なくなるからです。

 生物進化に関して、無論「創造主」が直接関わってはいるものの、基本的には自然界が実権を握っている事は確か、創造主が自然界を操作して進化を誘発させているだけの話に過ぎません。全知全能の創造主が全てを創っていると思ったら大間違い、そもそも神々だってあんな程度、彼等はもともと人間なのです。また高天原創造主世界にしても、人間出身者の創造主が大半です。人間出身者では無いのは私一人ぐらいですが、マクロ宇宙の上位創造主と言っても、その精神性は最低であって、私を含めて皆様が心底尊敬できる様な創造主はマクロ宇宙には一人も居ません。それが本当の現実です。宇宙の主人公たる龍神島民族が、神や創造主を崇(あが)め奉(たてまつ)る様な無知文盲の人間になってもらっては大変困ります。皆様もいずれは神や創造主へと成長して行く身の上ですが、この人間界に於いて、尊敬や敬意を払うにも値しない様なチンケな人間が、立派な創造主に成れる筈もありません。地上の人間界も、空の上の神界も、外宇宙の創造主世界も、基本的に一緒なもの、人間界で物事を片付けられない人間は、創造主世界に行っても片付けられないものです。であれば、自分を叩き直して修行するしか、生き残る道はありませんね。人間は皆自分自身と戦う「修験道者」なのですから。

 

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