〈天の川銀河系(その2)〉
<炉座矮小楕円銀河(E356-G04)>
恒星ベテルギウスの巨星化に伴って移住を余儀なくされたベテルギウス民族(銀河ルヒイ神)が最初に移り住んだのが、炉座の星雲銀河でした。天の川銀河系の中心部から遥か遠い箇所を選択した理由は戦闘が絶えない紛争領域から離れて、戦力を蓄えたかったからであり、また炉座には手付かずの原始人惑星が存在しており、魂体採集に制限が無かった事(人口を増やせる)や、猿ヒューマノイドなどの秘密研究が妨害無しに自由に出来るメリットが在ったからです。今から約1万2000年前の話ですが、地球から50万光年も離れた銀河系の郊外星雲では、最初の「猿ヒューマノイド」が誕生し、「アストラル世界」の霊魂体宇宙人達が、人間では無く猿の肉体を使って新たな「物質世界」を作り出しました。それがグレイ猿(猿ヒューマノイド)の世界なのです。無論、猿の肉体を操作するのは人間の霊魂体であり、結局は人間世界の復活なのですが、多くの人類が母星の終焉や、民族間戦争や、創造主の大量虐殺によって、大幅に人口数を減らして、人間は希少価値となってしまい、戦闘機などの乗組員には人間の肉体の代わりに猿の肉体を使わざるを得なかったと言う事情があります。
炉座の星雲銀河に移住したベテルギウス民族が最初に基地を構えたのが、「ベテルギウス本星」と呼ばれる恒星ニエカオーの第三惑星(ルエイ: 植物惑星)であり、彼等はこの星を基盤として霊魂体宇宙人の基地を周辺の星々へと広げて行きました。恒星ムオガインの第三惑星(キヌイ: 植物惑星)、恒星ネーイギの第三惑星(イエ: 植物惑星)、恒星シューヌアの第三惑星(ガビー: 植物惑星)、恒星ニエルの第二惑星(ビエク: 植物惑星: 後にグレイの核爆弾貯蔵施設)などですが、同時に「グレイ本星」と呼ばれる恒星リエルの第三惑星(ブメデジ: 猿の惑星)の開拓にも着手して、「猿ヒューマノイド」の本格的な研究施設を稼働させる事になります。それが今から約1万2000年前の話でしょうか。最初のグレイ猿が誕生して「猿ヒューマノイド」が大量生産され始めると、猿の肉体を維持する為の様々な設備(住宅施設や食料生産施設)が必要であり、またグレイ猿を乗せる為の物質円盤(戦闘機)の工場や飛行場を建設しなければ、猿ヒューマノイドをわざわざ作った意味がありません。彼等は基本的に使い捨ての戦闘員なのです。ブメデジに最初の物質基地が完成したのが、それから50年後であり、以後ブメデジは約1万2000年間に渡って三度も基地を再築しています。
アストラル世界の神々同士(銀河ルヒイ神)が、まるで人間時代の民族紛争の如く、醜悪な権力争いに身を投じ、互いに戦争を繰り広げると言った戦乱の銀河時代、アストラル戦闘機よりも物質戦闘機の方が頑丈で壊れ難く利点が多い理由から、ベテルギウスは猿ヒューマノイドを用いた物質円盤艦隊を築き上げた訳です。そのお陰で(ベテルギウスの遺産のお陰で)、龍神島民族の未来が繋がる可能性が出て来た事は確かでしょうか。我々としては神々の愚行に呆れ果てたものの、今は逆に、ベテルギウスに感謝していると言うのが正直な気持ちです。グレイの物質基地はブメデジを皮切りに、炉座の星雲銀河の中では恒星セミグの第三惑星(シェリ基地)や、恒星ニエルの第二惑星(ビエク基地)などに構えましたが、その後は(今から8000年前)オリオン帝国の一員として銀河中央部へと進出し、鳳凰座ψ(プサイ)星の第三惑星(マキオ基地)や、鶴座σ2星の第三惑星(ブオキ基地)などに新たな基地を建設して行きました。今から1000年ぐらい前には、人類が住む惑星の月裏にも基地を構えて、オリオンの人間管理にも大きな役割を果たして来ました。ブメデジを本部としたグレイ・ヒューマノイドは「オリオン・グレイ」と呼ばれており、オリオンの奴隷民族が40年の交代制で「グレイ担当」を受け持って来ました(男性のみ従事)。
一方、「オリオン・グレイ」とは異なるベテルギウス独自のグレイ猿も戦闘では活躍していましたが、今から80年前に新しいモデルの新型ヒューマノイドが開発され、このヒューマノイドは「セジス・グレイ」と呼ばれました。その新型モデルの特徴は純粋な「猿ヒューマノイド」では無く、五本指の「原始人(セジス民族)ヒューマノイド」であって、早い話が彼等は「人間ヒューマノイド」だった訳です。毛むくじゃらのセジス民族にベテルギウスの属国であった霊魂体宇宙人の「ヌイミエ星人(オリオン座の恒星ヌイミエの第三惑星)」を専属的にヒューマノイド入力させたと言う合成ヒューマノイドであって、これまでのグレイと大きく異なる点は、交代制では無く「終身雇用制」である事と、また「夫婦制度」を導入して定住化させた事でしょうか。こうしたセジス・グレイの基地建設は今から48年前から秘密裏の内に始まって、その本部は炉座の星雲銀河に建設され、恒星ネソユの第四惑星(キエガ基地)を皮切りに他基地の建設が次々と進められて来ました。当然、ヌイミエ星人は終身ヒューマノイド入力を嫌がりましたが、属国の霊魂体宇宙人は全員が「大脳コントローラー」でベテルギウスに強制支配されており、またセジスの原始人達も「大脳ブロッカー」で、自己意識はシャットアウトされていて、ロボットの如く従わざるを得ない状況にされていました。
セジス・グレイの総本部である「キエガ基地」は「猿の惑星(生物惑星)」ではあるものの、食料生産は行われておらず、食料の調達はもっぱら温暖な気候の恒星ライネの第三惑星(バエルヤ基地)で行われていました。動物が住む「猿の惑星」や人類が住む「人間惑星」は、共に生物霊界が設置された貴重な星(食料星)であり、天の川銀河系には僅か(870前後)しか無く、工場系の物質基地の場合はなるべく昆虫と植物の星である「植物惑星」の方に建築するのが定石でした。炉座の星雲銀河には、昔から「オリオン・グレイ」の三基地(ブメデジ、シェリ、ビエク)が存在しましたが、「セジス・グレイ」の新しい基地が次々と建設されて、キエガ基地やバエルヤ基地の他にも、ブイナ基地(恒星ナクエゲの第二惑星)や、キスギゴ基地(恒星リエグゴの第三惑星)や、ムエゴリユ基地(恒星イゲエの第三惑星)などが建設されました。下記は炉座の星雲銀河に建設されたベテルギウス基地の一覧表ですが、ここには霊魂体宇宙人用のアストラル基地も含まれています。
<銀河中央部のセジス・グレイの物質基地>
グレイ本星(ブメデジ)で生産される「グレイ・ヒューマノイド」の全員がオリオンに出向していた訳では無く、デピドゼ民族やダダジ民族などのオリオン系の奴隷民族を使ったグレイは「オリオン・グレイ」と呼ばれており、またベテルギウスの奴隷民族であるヌイミエ民族などを使用したグレイは「ベテルギウス・グレイ」と呼ばれました。当然、前者はオリオン帝国の仕事を請け負い、後者はベテルギウスの仕事を専属に請け負っていました。オリオン・グレイは主に人間惑星の管理人の役割を担っていましたが、ベテルギウス・グレイは主に戦闘に関わっていました。今から80年前のつい最近の話ですが、銀河中央部に存在するカメレオン座の恒星セジス(第三惑星ハオ: セジス本星)の原始人を丸ごとヒューマノイド化すると言う構想が計画されて、ベテルギウス・グレイが介入し、惑星ハオに物質基地を建造し、セジス・グレイの生産が開始されました。しかし、やがて惑星ハオの環境が悪化したことから、グレイの生産作業は主に炉座のキエガ基地の方で行われる様になりました。セジス本星(ハオ基地)から原始人を炉座へ輸送して、そこでヒューマノイド加工が施されていました。
バエルヤ基地が整備されて大量の食料パックが生産され始めると、ベテルギウスは「セジス・グレイ」を量産して、炉座から銀河の中央部へと基地の拡充を計って行きました。大規模なグレイ軍団を作る為には、先ず食料工場や住宅工場や円盤工場を建てる必要があり、ベテルギウスは双子座γ星の恒星アルヘナの第三惑星(ワグエ基地: 生物惑星)に食料生産基地を構えて、次に白鳥座の恒星ヤウイの第二惑星(テリ基地: 植物惑星)に住宅生産基地を設け、更に竜骨座の恒星ルムオの第三惑星(ノシイ基地: 生物惑星)に円盤生産基地を構えました。そして更にカシオペア座の恒星ヤウルの第三惑星(キエ基地: 生物惑星)と、エリダヌス座の恒星バウイの第三惑星(ブオー基地: 人間惑星)に軍事基地を建設し、銀河の中心部に盤石なるグレイ基地(物質基地)を設けた事になります。今から40年前の敵軍と言えば、銀河連合系の「ネワブジ連合」や、「アヌンナキ連合」や、「リロズ連合」や、アリニラム系の「ニエミオ連合」などの反オリオン派の霊魂体宇宙人組織でした。銀河の覇権を牛耳ったオリオン帝国でしたが、その土台はまだ盤石なものでは無く、不安定に揺らいでいる状況でした。下記は銀河中央部に築かれたグレイの物質基地一覧です。
今から約2万年前、我々の天の川銀河系に大激震が走って、それまで群雄割拠していた銀河人類の大半が担当創造主の怒りを買って、一挙に全滅するに至りました。戦争ばかりしている銀河人類に対して、創造主の天罰が下された事になります。いわゆる銀河史に残る「大殺戮」の話ですが、それ以来、天の川銀河系からは肉体を有した人間の姿は消えて、「銀河ルヒイ神(霊魂体宇宙人)」達が円盤で飛び交うアストラル世界へと変貌を遂げる結果となりました。しかし、肉体を無くした所で、心が以前と一緒ならばその結果も一緒、今度は銀河ルヒイ神同士が互いに覇権を争う銀河戦争の時代へと変遷してしまったのです。銀河戦争の戦局とは、初めは新興勢力のオリオン系の民族と、旧銀河連合系の民族との戦いでしたが、そこにそのどちらにも属さない独断主義の民族が戦闘に加わって、三つ巴の勢力のぶつかり合いと言う状況となって行きました。そんな時代背景の中で、オリオン系民族の主軸であるベテルギウスは母星の終焉を契機に銀河系の郊外へ移り住んで、そこで戦力を立て直す事になった訳です。彼等がグレイ猿ヒューマノイド(ベテルギウス・グレイ)を最初に作り出したのが、今から1万2000年も前の話ですが、これらのグレイ猿がオリオン軍の助っ人として実際の戦闘に加わったのは、今から1万年前頃の話です。そして銀河中央部へとグレイ猿の軍隊を直接送り込んだのが、今から8000年の話です(マキオ基地やブオキ基地)。
巨大なアストラル艦隊に混じって、グレイの小型戦闘機(物質円盤)がふいを付いて攻撃を仕掛けると言った戦法が功を奏して、オリオン帝国が次々と戦勝を収めて次第にその勢力を伸ばして行きました。オリオン帝国とは神界に対するベテルギウスの表の顔に過ぎず、オリオン同盟軍など名ばかりの存在であって、実際の戦闘は全てベテルギウス軍が引き受けていました。ちなみに炉座のベテルギウス軍のアストラル戦闘機にはオリオンの「十字マーク」が刻まれており、誰がどう見てもオリオン=ベテルギウスなのに建前上は同盟軍の一つになっていました。今から約2000年前の話ですが、グレイ猿のオリオン出向部隊がブメデジで組織されて、人間惑星の守備や管理の為に赴任させる事になりました。これが「オリオン・グレイ」の発祥の由来ですが、勿論、中身の霊魂体宇宙人はオリオン同盟の民族でした。オリオン・グレイが地球の月裏に配備されたのが、今から900年前の話であり、また蒙古軍襲来(元寇: 1274年)の折に、蒙古軍の艦隊を沈めたのはブオキ基地から地球へ派遣された「ベテルギウス・グレイ」の艦隊でした。今から80年前に、ベテルギウスがなぜ「セジス・グレイ」を開発しようと考えたのか、その魂胆は良く分かりませんが、おそらく4万年前の過去の栄光(銀河ファラ王時代)と関係があるのではないかと思います。
<グレイ・ヒューマノイドの知識>
さて、グレイ猿の肉体の話ですが、ブメデジ産の猿は体高が1m20cm程度、一方オリオン座のπ3タビット産の猿は体高が1m前後のチビ猿です。前者は地球では「ラージ・ノイズド・グレイ」と呼ばれる猿種ですが、早い話が「ベテルギウス・グレイ」の事です。それに対して、オリオン産のチビ猿の方は「オリオン・グレイ」と呼ばれる猿種であり、月裏に基地を構えて人間惑星の監視人や偵察用員を務めていた理由から、地球人にはお馴染みで良く知られています。彼等は基本的に五本指ですが、大きな鉤爪(かぎづめ)が2本あるタイプが「ベテルギウス・グレイ」の方、また鉤爪が3本なのが「オリオン・グレイ」の方です。猿種(ブエデ属)としてはいずれも「ネーウ・ブエデ(木の上の小型猿)」に分類されますが、両方とも肉体が加工されていて、尾っぽや生殖器や消化器の一部は除去されています。これらの猿はブメデジで加工される事から「ブメデジ・グレイ」と総括されますが、オリオン系のグレイ猿は40年間の交代制度を用いていて、猿の肉体を操作する霊魂体民族がコロコロと変わります。それに対して、ベテルギウス系のグレイ猿は一民族(ヌイミエ民族)だけが専属で担当しており、そのヒューマノイド体制は後の(約1万年後の)「セジス・グレイ」の段階でも切り変わる事はありませんでした。
猿の肉体がダメージを受けて駄目になったとしても、中身の霊魂体が無事ならば、次の猿の肉体に入ればそれで済む話ですが、肉体寿命も有れば、また魂体寿命の制限も有る為に、霊魂体宇宙人の猿ヒューマノイド用員には「肉体交換」も有れば「魂体交換」も付き物です。「ベテルギウス・グレイ」も「オリオン・グレイ」も食料はたった一種類であって、銀魚(イワシ)のすり身にビタミン類を加えた猿用の「食料チューブ」のみを食していました。それに対して「セジス・グレイ」は肉体改造をしていない人間の体であり、彼等は主に3種類の「食料パック(肉、魚貝、穀物)」を主食にしていましたが、時には肉や魚を丸焼きにして食欲を満たしていました。セジス星人は毛むくじゃらけの原始人であり、平均身長は1m60cm〜1m65cm程度の小型サイズ(ブイア・ブエデ属)ですが、その顔はどう見てもSF映画の「チューバッカ」、元々まともな言語も持たない種族なのに、共通語のベテルギウス言語は喋るし、文字も書けます。無論、これは中身の霊魂体宇宙人が肉体を操作している訳ですが、それに対して純粋なグレイ猿は発声器官が発達しておらず、言語会話が出来ない理由から、宇宙人同士の霊通信で相互通信をしていました。セジス本星の原始人は避妊されていませんが、ヒューマノイドになった夫婦の場合は、男性側にパイプ・カットが施されて避妊されています。当然、雌には女性の霊魂体が入り、また雄には男性の霊魂体が入りますが、純粋なグレイ猿の場合は、その肉体には男性の霊魂体しか入れないのが普通です。
ヒューマノイド用の器(肉体)が、猿であれ、人間であれ、ヒューマイド施行に於いて一番重要な事は、器本体の意識や心を遮断する事です。もし、円盤の運転中に猿や原始人の意識や心が蘇ったら、それこそ大変な事態になることから、最初に加工を施すのが「魂体」であり、器側の心を遮断します。器側の「頭部魂オーブ核」と「大脳12アンテナ」を破壊すれば、心活動と肉体運動が停止し、その代わりに宇宙人側の魂体が意識活動や肉体運動を牛耳る事が出来ます。次に器側が接続している本位相や仮位相ですが、肉体の生命を保持するためには、この接続を切る事はできませんが(電流は切れない)、位相意識と大脳が空間画素を介して直結している理由から、位相と大脳との接続を妨害する為に「大脳ブロッカー」を肉体に挿入します。首の後に、つまり第2頚椎と第3頚椎の間に空豆大の発信機を埋め込んで、記憶の想起を不能にしてしまわないと、突然「我に帰る」ケースがあることから、それを大脳ブロッカーで防いでいます。こうしたヒューマノイド加工は、地上の人間には当然「禁止行為」になりますが、一応、彼等は銀河ルヒイ神であって、現役の人間では無い理由から、上位の神々も見て見ぬ振りを装って来た様です。また霊魂体宇宙人側に仕掛けられている「大脳コントローラー」とは、チビ龍神のベッド(岩石渦)を網状に接合した物で、魂体の頭部魂オーブ核と大脳12アンテナの第12層と第6層を包み込む物です。
銀河ルヒイ神は銀河磁場圏に存在する自己の「意識層(気の粒バイオン層)」と「ケイエ魂体」と言う二本建ちの構造であり、その最大の特徴は天体の成仏意識という身の上なのに、心(銀河ヌクヒブイ動帯)を稼働させる事が出来ると言う事です。なぜ、銀河団ルヒイ神や小宇宙ルヒイ神が居ないのかと言えば、それは物理的な容積の問題であって、意識層が魂体を物理的に捕獲できる範囲であり、また魂体の経験記憶を意識層へ送信できる限界距離にあるからです。ちなみに、天体の意識層は電子位相とは異なり、意識層の内部に自己のキャリア記憶を保管する領域を内蔵しています。経験記憶をやり取り出来るから、成長が可能となる訳です。魂体を有する生物体に、別な魂体を憑依させる方法は二種類であり、一つは魂体をただ侵入させる「ウォーク・イン」ですが、もう一つは魂体融合を目的とした「強制憑依」という手段です。前者の場合はいつでも肉体から抜け出せますが、後者の場合は魂体同士が融合してしまう理由から、一度合体すれば分離する事が永久に出来ません。生身の人間に対する「魂交換」などの場合は後者に相当します。猿の魂体に霊魂体宇宙人の魂体を憑依させる場合は基本的に前者が普通なのですが、セジス・グレイの場合は特例であり、魂体融合をさせる「強制憑依」と言う手段を取っていた様です。これは最後の最後までセジスの原始人として生きろと言う意味でしょうか。
下記に示した表は「オリオン・グレイ」の基地の一覧です。月裏のグレイ基地は全部で26箇所、その内訳は人間が住む人間惑星の月裏に基地を設置したのが21箇所(地球も含む)、生物惑星(猿の惑星)の月裏に設置したのが5箇所です。人間惑星の月裏に基地を構える理由は複数あって、一つは人間管理、一つは潜伏している人間ヒューマノイドの管理、一つは社会秘密工作、一つは大脳コントローラー移植、一つは生体実験などが、その目的です。猿の惑星の場合は、生体実験や、材料や資源の獲得がメインの目的な様です。グレイ基地は一つの惑星の月裏だけでは無く、惑星内部や他惑星にも複数あるのが普通であり、地球の場合は地球内に五箇所の基地と、土星と天王星の衛星の中にも在ります。「オリオン・グレイ」は基本的にオリオン帝国の下部組織であって「グレイ番頭」と呼ばれて来ましたが、彼等は物質である肉体を有している事から、霊魂体宇宙人では出来ない仕事を主に請け負っていました。オリオン本部系のアストラル空港の一角には、グレイ用の物質円盤の着陸地や、物質で構成された寄宿舎が用意されていました。ベテルギウス本星(恒星ニエカオー)の空港内部にも、その一角に、グレイ用の宿泊施設が存在しており、グレイはオリオン本部や、ベテルギウス本部の命令に従って動いていた事実が良く分かります。
オリオン資料に基けば、今現在(2024年4/6日)で天の川銀河系で生存している人類民族は地球人も入れて「21部族」になりますが、この数値にはベテルギウス管轄の人間惑星が入っておらず(星雲銀河の三箇所)、これを加えると24民族になります。しかし、まだ人類が未発見で未到達の星雲銀河系に、二組の民族が生存しており、これを加えると、今現在、実際に生存する銀河民族の実数(26民族)が分かります。地球人も含めて全人類の生き残り組の話です。ところで、グレイが使用する惑星仮位相や基地位相や船内位相の話ですが、船内移送は「ズザネ管1本+16本のタボ線」と定められていますが、惑星の仮位相や基地位相は「ズザネ管1本+60本のタボ線」と定められています。それはベテルギウス・グレイもオリオン・グレイもセジス・グレイも一緒であり、皆共通しています。60本のタボ線数ならば、素早い運動や、細かい指先の運動などは極めて難しくなります。ただ、射手座の星雲銀河の4基地だけが、惑星の仮位相が「ズザネ管1本と432本のタボ線」であり、これは生命霊界の本位相のタボ線数と一致しています。我々は移住組は仮位相など使用しないつもりですが、緊急時の場合は使用が可能です。ちなみに銀河連合の人間時代の宇宙船の船内位相は「ズザネ管1本と60本のタボ線」であり、当時の惑星仮位相も同じ「60本タボ線」でした。真新しい射手座星雲の4基地ですが、ベテルギウスがセジス・グレイに未来を託していた事実が良く分かります。地球には大昔から宇宙人が出入りしていた事から、約120万本の仮位相が存在しますが、基地位相以外にグレイ用の惑星仮位相は一本も用意されていない事から、多分、惑星上で活動する際には人間用の仮位相を使用していたのだと思います。
<天の川銀河の遺産>
それが果たして「負の遺産」なのか、それとも「正の遺産」なのか、目下は何とも言えませんが、我々の銀河系には昔の宇宙人達が残した遺産があちこちの天体に残されています。我々地球人に取ってまだ使えるプラスの遺産とは、セジス・グレイの物質基地と、霊魂体宇宙人達が各地の天体に建設したアストラル基地ですが、昔の宇宙人街は悉く風化しており、使える物は一つも無いと言った状況です。200以上の惑星人類が栄華を極めた史跡が残っている星も数十箇所はありますが、七割方の惑星がその運動寿命を終えており、惑星表面がマントルの海に変じているか、もしくは金星の様になっている状態か、それが現在の状況です。その史跡を見る度に、物悲しさが私の胸に去来するのですが、でも聖地民族の子供達が銀河系を飛び回る未来のことを想えば、心が洗われるし、前に希望を抱く事が出来ます。生きる事の価値と意味とは「成長」にあって、世代を未来へ繋いで上げる事、それが我々の使命なのだろうと思います。昔の高天原の創造主世界は一度全滅して、今は新しい創造主世界の構築を行っている最中です。創造主と言っても「万能な創造主」など、この宇宙には存在せず、昔の高天原の創造主世界もその99.99%は人間から成長して来た創造主達でした。無論、その全員が各宇宙時代の聖地民族の出身者である事は言うまでも無く、だからこそ、我々も龍神等民族に執着している訳です。
現在の日本人の中で、自分が聖地民族の一員であって、特別なヒールが備わっている事や、その言語が特別なものである事を知っている者が一体どれ程いるのだろうかと思ってしまいます。我々としては、宇宙の真実に耳を傾けて、目を覚まして自分の価値に気が付いて欲しい訳です。担当創造主は銀河の星々から優秀な生命体を選抜し、地球人の意識と交換したり、あるいは神々の中からも選抜して地球人の意識と交換して来ました。特に日本人にはインプラント神を注入して境涯成長を促して来ました。どんなに優秀な生命体でも、一般ヒールの他星人であったり、また26音言語民族の人間では生き延びられないからであり、だから地球人の肉体へ移植して残そうと考えた訳です。地球人として生まれれば、少なくても聖地ヒールが備わるし、またその人間を日本国に誕生(転生)させれば、その人は日本語を話す様になります。こうして優秀な人材を日本国に集めているのは、無論その理由は「エクソダス」が間近に迫って来ているからです。創造主サイドの「のっぴきならない都合」があるから、それを理解して欲しくてRIATが啓蒙活動を続けている訳です。
しかし「死のうが生きようが、俺の勝手、俺は好きにさせてもらうぜ」と考える方は、好きな様に生きれば良いと思っております。親に取って一番困るのが、「なぜ俺を産んだ、俺は生きたく無かったのに」と子供から責められる事でしょうか。自由に生きる権利は誰にでもあるので、我々は拘束するつもりは、これっポッチもありません。親側や国側や神界側の事情や都合を理解できる方のみを、我々は集める対象としております。
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