〈魂体の科学(その2)〉

     B 魂体の内部器官(2)

   ③ ヨーア球(腹部魂)
 三つの魂体球(オーラ球、ネーミ球、ヨーア球)の中で、最初に形成される「腹部魂(ヨーア球)」とは直径が約1m80cm大の球体であり、腹部だけでは無く、首、両手、両足を含めた頭以外の「体の全域」がこの腹部魂領域に相当します。腹部魂は42本の電子管(キミ管)から構成されており、中心点には「腹部魂オーブ核」が形成されて、これが体の「重心点」となり、身体のあらゆる運動の基点となります。腹部魂の電子管の内側には意識層が存在し、頭部魂の意識とは別意識ですが、明白な意識では無いものの、交信会話は一応成立する様です。魂体球の内部には5箇所の器官(ブロック)と複数の組織球(モール球)が存在し、また空の上の生命位相からは414本にも及ぶ「ヌサネ=タボ線」が入力しています。タボ線の魂体側の入力点を「ヌイ点(神語)」、そこから力線を介して伝わる身体側の入力点を「キジ点: 神語(経穴点のこと)」と称しており、これらは神経電流の流れや、あるいは肉体の筋肉運動に深く関わっています。腹部魂の5箇所の器官に関しては、上から「首(頸部)ブロック」、「肺(胸部)ブロック」×2、「ヘソ(腹部)ブロック」、「骨盤(下腹部)ブロック」ですが、この他にも関節の内部には、球形の「組織球(モール球)」がそれぞれ(関節の数だけ)配置されています。

    <A: 首(頸部)ブロック>
 腹部魂の「頸部ブロック」と頭部魂の「小脳ブロック」は互いに繋がっており、頸部(首)の筋肉運動や喉下や舌や食道の筋肉運動にも関与している。長さ9cm、横幅5cmの円筒形のバイオン・ブロックであり、下は第7頸椎まで及び、また上は小脳ブロックとは完全に接合した状態である。

    <B: 肺(胸部)ブロック>
 腹部魂の「胸部ブロック」は肉体の肺組織を丸ごと包み込む器官であり、腹部魂では二番目に大きな器官である。「右肺ブロック」と「左肺ブロック」に分かれてて存在し、特に左肺ブロックには「心臓」や「大静脈」や「大動脈」の根幹部が含まれている。肺の運動や心臓の運動にも関わっている重要なアストラル器官であるが、肉体の死後はその伸縮運動を利用して発電機に姿を変えて、魂磁場の自前の動力の生産場所となる。

    <C: ヘソ(腹部)ブロック>
 「腹部ブロック」は臍(ヘソ)を中心とした領域を占めており、縦12cm、横幅6cm、奥行き8cmのサイズの器官である。その中心部には「腹部魂オーブ核」が形成されている。身体運動の基点となる器官であり、地球の垂直軸に合わせて姿勢を維持し、身体の傾きなどを検知させる機能を有している。また歩行やバク転や空中回転やスピンなどの回転軸となる器官であり、アスリートのみならず、動物には無くてはならないものである。

      

    <D: 骨盤(下腹部)ブロック>
 「下腹部ブロック」は腹部魂の中では一番大きな器官であり、両股関節は含まないが骨盤の大部分を占めており、肉体組織では腎臓や性器や子宮や卵巣や泌尿器や腸の下部組織や肛門などの領域を包み込む器官である。筋肉組織とは深く関係するものの、臓器関係に関しては臓器の感覚を司り、例えば便秘の際には身体からのヒール信号をキャッチして、体の不調を人間の心に伝達する役割を担っている。肉体の死後も、魂体同士が性行為ができる様になっている。

 下記は三つの魂体球に於ける内部器官(ブロック)や組織球(モール球)や魂体組織などの一覧表です。魂体とは単なる肉の塊り(赤ちゃんの体)を「生き物」にする所の機械系の生命体ですが、肉体の死後も一つのアストラル生命体(位相が形成する準生命体)として生き続けます。魂体の寿命は形成されてから約130年間でその機能を終えます。魂体の内部空間は電子管が生産するフリーバイオンに満たされており、器官や組織も基本的にバイオンの凝集体(ブロックやモール球)であって、神経電線などの特別な有線接続が無くても、器官同士や組織同士はそれぞれ交信連絡が取れているのが特徴です。

 

     C 魂体(肉体)と432本のヌサネ=タボ線

 空の上の位相から地上の人体に入力される「ヌサネ=タボ線」の総数は合計で432本、そのうち誕生直後に「ズザネ管」の挿入と一緒に直接人体へ入力されるタボ線数は14本です。その内訳は左右の肩関節に2本、左右の股関節に2本、腕の左右の肘関節に2本、腕の左右の手首関節に2本、足の左右の膝関節に2本、足の左右の足首関節に2本、足の左右の大腿骨(前部中央)に2本という、合計で14本のタボ線です。これらのタボ線と接合する人体側の受容点は「フオ点(神語)」と称されており、足の大腿骨(骨膜と接合)以外は基本的にフオ点は関節嚢(骨膜系の結合組織)に存在します。しかし骨膜にタボ線を入力させても、実際には何の効力も及ぼせず(固定するだけの用事)、後に魂体が形成されて「魂体の関節組織」が出来上がって始めてタボ線の効力が生きて来ます。人体組織に直接入力をする14本以外の残りのタボ線は、基本的に魂体と全て接合しており、全体魂(オーラ球)には挿入されていませんが、頭部魂(ネーミ球)には4本、腹部魂(ヨーア球)には414本のタボ線が入力しています。一般にタボ線が入力する魂体側の接合点を「ヌイ点(神語)」、そしてそのヌイ点に対応する人体側の受容点を「キジ点」と称しており、人体には合計で418箇所のキジ点が存在する事になりますが、ちなみに地球ではこれらのキジ点の事を「経穴点(ツボ)」と称しています。

 WHOの資料に基けば、人体の経穴点(けいけつ)は361箇所となっていますが、王国の伝統医学では人体のキジ点の総数は418箇所であり、また魂体のヌイ点の総数も418箇所であると定義されており、この数はプレアデス医学でもまたベテルギウス医学でも共通しています。どうやら地球人は神々の啓示から医学のイロハを学ぼうとせずに、自分達が積み上げて来た経験値のみで判断を下している様です。銀河一般の宇宙医学でも経穴点は418であると昔から定められており、また我々の創造主医学に於いても、その数に間違いは無く異論はありません。さて、魂体はボール状の球体を呈していますが、その魂体の「ヌイ点」と肉体の「キジ点」とは距離的に随分と離れています。タボ線の先端から一体何が放出されて、また人体の経穴点とは一体何を受容しているのか、そもそも経穴点とは皮膚にあるのか、神経にあるのか、それとも血管にあるのか、他の結合組織にあるのか、人体の一体どこに存在するものなのでしょうか。結論を述べれば、タボ線の先から放出されるのは「電子力線」であって、魂体の「ヌイ点」とはタボ線を捕獲し固定する接合点の事であり、また人体の「キジ点(経穴点)」とは「皮膚ヒール」に存在する「力線の受容点」の事なのです。ヒールのキジ点からは複数の「ヒール細管」が伸びて、それらは身体内部の神経や筋肉と接合しています。

 頭部の皮膚ヒールのキジ点の数は左右の上顎部に2箇所、また左右の下顎部に2箇所と言う4箇所ですが、これらのキジ点は頭部魂(ネーミ球)領域の4箇所のヌイ点に相応するものです。それに対して腹部魂(ヨーア球)のヌイ点の総数は414箇所、それに対応する皮膚ヒールのキジ点の総数も414箇所に上ります。キジ点(経穴点)の数が多いので驚かれる方も多いと思いますが、414箇所の大雑把な区分け分類をすれば、背中の24個の脊椎骨を挟んだ両脇に2対づつ(24×2=48箇所)、腹側の鎖骨から骨盤までの腹部領域に42箇所、左右の腕に78箇所(78×2=156箇所)、左右の足に84箇所(84×2=168箇所)と言う配置になります。これらのキジ点とはいわゆる「ツボ」の事であり、食べ過ぎて胃の運動に障害が出ると(胃がもたれると)、ヒール細管を介して背中の胃のツボ(胃兪: いゆ: 第9胸椎)に鈍痛が現れます。これはヒールが腹部魂に対して異常を知らせるサインなのです。滅多に起こりませんが、逆に魂体やタボ線などのアストラル側に異常が発生し、ヌイ点からキジ点側に力線が放出されなくなった場合は胃の運動が突然衰えてしまいます。この様な場合は胃兪はもちろんの事、胃の運動を司る同じ神経系のツボ(不容や足三里など)に刺激を与えてやれば、その刺激で胃が動き出す場合もあります。神々の刑罰による運動障害(例えばジストニアなど)の場合は、タボ線そのものを抜いて見たり、あるいは他のタボ線と入れ替えて見たり、時にはタボ線内部に詰め物を挿入し力線をストップさせたりして、人体に運動異常を意図的に引き起こしています。

 キジ点(ツボ)は基本的に「対(つい: ペア)」になって存在しており、交感神経系統と副交感神経系統の二種類に分かれています。北半球人(位相が北半球に存在する人)と南半球人(位相が南半球に存在する人)とでは左右が真逆になってしまいますが、一般的には北半球人が優勢であって多数を占めている理由から、ここでは主に北半球人を例に上げて説明したいと思います。ズザネ管電流(自律神経電流)は大脳基底核の中で「左ノクヒ」を経由して身体に入り、ノクヒ変電所に於いては「電子電流」から「生体電流」へと切り替えられて、体内の神経回路を巡り「右ノクヒ」へと戻って循環しています。自律神経電流の「行き道行程」を交感神経電流と称し、また「帰り道行程」を副交感神経電流と称している事は既に説明した通りです。行き道の電流には勢いがあり馬力があるものですが、帰り道の電流にはさほどの勢いが無い事は察しが着くだろうと思います。でも、これはあくまでも肉体側の事情であって、今度は位相や魂体などのアストラル側の事情を考えて見たいと思います。空の上の位相はズザネ管を中心にして左翼と右翼に別れており、左翼側には216本のタボ線群が存在し、また右翼側にも216本のタボ線群が存在しています。地上の魂体が球体を呈している事から、左翼側のタボ線群は魂体の左半球側に接続し、また右翼側のタボ線群は魂体の右半球側に入力するのは自然の理であると思います。

 上図は背中側にあるキジ点の24対図ですが、自律神経電線が大脳内部で交差している理由から、左ノクヒから出た交感神経は身体の右側へ配置されて、帰り道の副交感神経は身体の左側を受け持つ事になり、ヒールのキジ点も左右に別れて存在しています。例えば第8胸椎の両脇にある「肝兪(かんゆ)」を例に上げて見ると、魂体の右半球から放たれる電子力線は右側の肝兪のキジ点に吸収され、また魂体の左半球から放たれる電子力線は左側の肝兪のキジ点に吸収されています。こうしたタボ線が放つ電子力線とは内臓を相手にする場合は「馬の鞭(むち)」に相当するもので、萎えかかった内臓活動に喝力を注入する役割を果たしています。肝臓には交感神経も副交換神経も走っており、それぞれの管轄領域が異なりますが、肝臓の異常は主に交感神経側(右側のキジ点)に現れ易く、ヒールが魂体に対してより強い刺激を送ってくれる様に求めている事になります。身体の異常はとかく右側のキジ点(交感神経系のツボ)に現れやすいと言う話ですが、だから右側のツボに刺激を与えれば良いと言う話では無く、喝力刺激は左右均等に与える必要があます。また肝機能が慢性的に衰えている場合は、予防効果も兼ねて、同系列のキジ点から間接的に柔らかい刺激を与えるのも妙義であると思います。

 さて、魂体のヌイ点とそれに対応する身体のヒール・キジ点は明確に定められており、それ以外の箇所は「経穴点(ツボ)」とは表現できません。経穴点は必ず左右で一対を成しているのが最大の特徴です。地球人が経験的に積み上げた我流のツボ点は、それなりに理由はあると思いますが、問題は効力があるか否かであり、我々としては宇宙医学に統一して頂きたいと思っています。背中や腹側のキジ点は主に左右で並んでいるツボが多く分かり易いのですが、手や足に関しては左右対称に入力しており、例えば左足首の外側にツボがある場合は、その相方のツボは右足首の外側に存在する事になります。手の甲の親指の付け根にある「合谷(ごうこく)のツボ」が左手合谷(副交換神経系)と右手合谷(交感神経系)に別れている様に、ツボは必ず対称対を呈しており、単独のツボなど無いことを認識して頂ければと思います(例えば頭頂にツボは無い)。下記は418個(209対)に及ぶ経穴点を示した図ですが、背中と腹側と手と足に分けて記載しています。(手と足は〈魂体の科学(その3)〉以降で表記)また経穴点の名称に関しては、有名なツボ名はそのまま採用していますが、中国産のいい加減なツボ名称は却下して神語名で表記しています。

 

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