〈魂体の科学(その8: 実践編)〉
※ 経穴点(キジ点=ツボ)の効能と効果(手足) ※
人間の身体の背中側と腹側に点在する「経穴点(ツボ)」は基本的に「ヒール」の管理下にあって、ツボから体の組織へと刺激を伝達してくれるのは「ヒール細管(ヒール・コード= Hコード)」という連絡管でした。しかし、人間の手足にあるツボ群はヒールとは無関係なもので、「魂体」がヒール(身体)を操作する為に後付けで敷設したものであって、その連絡管は「バイオン細管(バイオン・コード: Bコード)」と呼ばれています。ちなみに、力学世界には「バイゾン細管(バイゾン・コード= Vコード)」と言う連絡管も存在します。また人体の細胞間組織には「ヒール細管」よりも更に小さい「ヒール微細管」と言う、細胞ニューロンよりも遥に細い超ミクロの「神経管」が存在しており、脳細胞や視細胞などはこのヒール微細管で互いに連絡し合っています。いずれの連絡管も目で確認できる物ではありませんが、人体は人間が想像する以上に非常に複雑な構造を呈しており、宇宙医学では開腹手術など言語道断の天罰行為、神経管の存在など無視して根刮ぎ伐採してしまう野蛮な医療など受けるべきではありませんね。
「ヒールの化身(お化け)」である肉体を「魂体」は外側から操作して、主に「大脳」や「小脳」を支配して体の運動や精神活動を支配しています。人体ヒールの起源を正せば、それは単なる「受精卵ヒール」に過ぎなく、受精卵が化けた物が「胎児」であって、またその胎児が地上に産み落とされたのが「赤ちゃん」と言う実体です。元は一個の細胞に過ぎない赤ちゃんに対して、その成長を導いて、意志に基づく自律運動を起こさせるのが「魂体」の役割であり、その魂体を操作しているのが「心意識」と言う生命の本源当体(主人)なのです。その様な意味では、肉体(ヒール)とはcomputer「ハード」であり、また魂体とはcomputer「ソフト」であって、そのソフトを操作しcomputerそのものを動かしているのが、computerの持ち主である心意識と言える訳です。これは医学上の話ですが、「肉体の科学」と「魂体の科学」の両方をマスターしなければ、computer性能をちゃんと引き出す事は出来ません。地球医学は発展途上では無く、物質医学の限界に突き当たって、身動きが取れない状況なのです。その泥沼状態から脱出する為には新しいソフトウエアを取り込むしか抜け出す方法は無いと言えましょう。
今回は足指のツボ特集ですが、足指に関連するツボは主に頭部魂と密接に関与しており、大脳の神経組織との関わりが深いのが、その最大の特徴です。放射性ラジカルの汚染公害による「認知症」や「老人性ボケ」が横行する現代社会ですが、そうした病的な脳組織に対して活力を送り込めるのが「足ツボ療法」です。若い方は将来の予防対策として、また年配者は病状の進行を抑制させる為に、あるいは既に発症してしまった方は、その改善作業にツボ療法を利用して頂きたいと思います。
A 腹部魂(足裏のツボ: 25対)
01) ヌエミ・・・左右の足の親指(母趾: ぼし)の先端部のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「頭皮(皮膚: 第1層)」に入力している。左足の親指(母趾)から出る2本のBコードは頭皮の右半分へ、また右足の親指から出る2本のBコードは頭皮の左半分へ入力している。頭皮は大別して、外側から内側へ向かって、皮膚層(第1層)ー結合組織層(第2層)ー帽状腱膜層(第3層)ー疎性輪紋状結合組織層(コラーゲン層: 第4層)ー頭蓋骨膜層(第5層)の五層から成り立つが、これらのBコードは毛根の存在する表面の皮膚層(第1層)に入力している。このツボ療法の効能は「毛根活性」であり、髪の毛の増毛に効果が認められている。ちなみに宇宙人には「ハゲ」が極端に少ない。
02) ヌイミ・・・左右の足の人差し指(示趾: しし)の先端部のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「頭皮(帽状腱膜: 第3層)に入力している。左足の人差し指(示趾)から出る2本のコードは頭皮の右側の第3層へ、また右足の示趾から出る2本のコードは頭皮の左側の第3層へ入力している。このツボ療法の効能は頭皮第3層の「帽状腱膜」に対して「喝力」を送って腱膜に「張り」を与える事であり、同時に顔面の皮膚の吊り上げにも効能がある。特に薄毛や皮膚の弛みが気になる年配の女性には「ヌエミ療法」と「ヌイミ療法」は必見のツボ療法であろうと思われる。
03) ヌキミ・・・左右の足の中指(中趾: ちゅうし)の先端部のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「頭皮(頭蓋骨膜: 第5層)」に入力している。左足の中指(中趾)から出る2本のコードは頭皮の右側の頭蓋骨膜へ、また右足の中趾から出る2本のコードは頭皮の左側の頭蓋骨膜へ入力している。骨膜の役割は無論、骨に栄養素を与える事であるが、基本的に二層構造を呈していて強靭な「線維層」と「骨形成層」に分かれている。足の中趾からのコードはいずれも下の「骨形成層」へ入力している。このツボ療法の効能とは、頭蓋骨の骨形成層に活性を促し、骨の修復や変形矯正に関与し、頭蓋骨の柔軟性や弾力性や骨密度などに関係している。
04) ヌクミ・・・左右の足の薬指(環趾: かんし)の先端部のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「髄膜」に入力している。頭蓋骨の上部には五層構造からなる「頭皮」が存在するが、頭蓋骨の下部には三層構造からなる「髄膜」が存在し、その下に脳組織が存在する。髄膜は硬膜(第1層)とクモ膜(第2層)と軟膜(第3層)の三層に分かれているが、クモ膜と軟膜の間の層は「クモ膜下腔」と呼ばれる間隙領域で、ここは脳脊髄液で満たされている。また髄膜の第1層である「硬膜層」は上下の二層に分かれており、骨の直ぐ下の硬膜上部には「大脳ループコリン電線(60本)」が走っている。左足の薬指(環趾)から出る2本のコードは髄膜の右側の硬膜へ、また右足の環趾から出る2本のコードは髄膜の左側の硬膜へ入力している。このツボ療法の効能は脳組織や脳電磁場とは無関係であり、肉体の仮死状態に於ける位相の感化力を強める作用が認められている(例えば夢見活動など)。
05) ヌコミ・・・左右の足の小指(小趾: しょうし)の先端部のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「脳脊髄液」に関与している。脳脊髄液(髄液=脳漿)は「脳室(側脳室・第三脳室・第四脳室の三種)」と「クモ膜下腔」と「脊髄」を満たすリンパ液状の液体である。脳脊髄液は基本的には脳室の神経叢から放出される「廃液」ではあるものの、脳の内外を循環し、脳組織を物理的な衝撃から守る緩衝材としての役割を果たしている。脳脊髄液は「頭蓋内圧」と密接に関係する事から、主要な生産所である第三脳室と第四脳室に物理的なセンサー線としてBコードが入力している。左足の小趾のツボから出る2本のコードは、1本が右側の第三脳室へ、もう1本が右側の第四脳室へ入力している。また右足の小趾から出る2本のコードは、1本が左側の第三脳室へ、もう1本は右側の第四脳室へ入力している。このツボ療法の効能は脳内に溜まった排出物の促進化を計る事であり、脳脊髄の全体的な活性を促す効果がある。
06) メエイ・・・左右の足の親指(母趾)の第1関節のツボからは2本のBコード出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「脳幹全体」に入力している。脳幹とは左脳と右脳の中間部に存在する中枢神経の器官集合体の事で、具体的には「間脳」ー「中脳」ー「橋(きょう)」ー「延髄」などの四つの器官組織の一連の総称名の事である。左足の母趾から出る2本のコードは、1本は「橋」へ入力し、もう1本は「延髄」へ入力している。また右足の母趾から出る2本のコードは、1本が「間脳」へ、もう1本は「中脳」へ入力している。脳幹の中枢四器官へ同時に「喝力」を送るのが、このツボ療法の効能であるが、具体的な効能としては明晰な「集中力」の飛躍的な増大である。起きていても半分寝ている様な「ボー」っとした方には効果覿面(てきめん)である。
07) メクイ・・・左右の足の人差し指(示趾)の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の脳幹の「間脳」に入力している。左足の示趾から出る2本のコードは間脳の右側へ、また右足の示趾から出る2本のコードは間脳の左側へ入力している。つまり4本のBコードが間脳に連絡しており、間脳に対して集中的に刺激を送られる仕組みになっている。間脳は左右の大脳半球に挟まれており、大脳基底核から出る自律神経の神経節が存在するばかりか、体性感覚の中枢を司る「視床」や、ホルモンを司る「視床下部」や「脳下垂体」の中枢を担っている。4本のBコードの具体的な入力先は左右の視床に2本、また左右の視床下部に2本のコードが入力している。このツボ療法の効能とは脳ホルモンの潤沢な分泌を促し、体性感覚に磨きをかける事であり、具体的には身体機能の「若返り」を促す効果である。
08) メゲイ・・・左右の足の中指(中趾)の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の脳幹の「中脳」に入力している。中脳は運動神経(錐体外路性運動)や、視聴覚神経の「中継所」であり、また眼球運動や姿勢反射や歩行リズムなどの中枢機能を担う器官である。左足の中趾から出る2本のコードは、1組2本は左右の視神経へ、もう1組2本は左右の眼球運動の中枢部へ入力している。いずれも目に関係する場所柄である。このツボ療法の効能は特に目の眼球運動に効果があり、眼球の反射的な動きが素早くなる効果が認められている。
09) メゴイ・・・左右の足の薬指(環趾)の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の脳幹の「橋(きょう)」に入力している。脳幹の「橋」の底部には「橋核」と呼ばれる大脳灰白質の一部が存在し、特に小脳へ送り出す運動神経であるが、中継所としての橋は大脳による直接支配を受けている。また橋には多くの神経核が存在し、三叉神経や外転神経や顔面神経や前庭神経などの大元締めが存在している。左足の環趾から出る2本のコードは、1本は前庭神経核へ、もう1本は三叉神経核へ入力し、また右足の環趾から出る2本のコードは、1本は顔面神経核へ、もう1本は外転神経核へ入力している。このツボ療法の効能は特に顔面を支配する神経系へ刺激を与える事であり、美容のツボとして有名であるが、他にも眼瞼下垂などの神経疾患の治療にも応用されている。
10) メザイ・・・左右の足の小指(小趾)の第1関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の脳幹の「延髄」に入力している。延髄は承知の通り呼吸系や循環器系や消化器系の中枢を司る器官であり、肉体の命に直接関係する場所柄である。他にも嘔吐や嚥下や唾液分泌などにも深く関与している重要な器官である。この部位に異常が発生すると「即死」する理由からここのツボ療法は基本的に「ご法度」である。左右の小趾のツボから出る2組4本のBコードは、1組2本は呼吸系の中枢部へ、もう1組2本は消化器系の中枢部へ入力されている。例外としては、呼吸が停止した急患に対して、緊急の蘇生治療を施す様な場合のみ使用されている。
11) フオイ・・・左右の足指の間に存在する四種類のツボの中で、母趾と示趾の間のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「大脳灰白質」に入力している。左足のツボから出る2本のコードは大脳右半球の髄膜(軟膜)へ入力し、また右足のツボから出る2本のコードは大脳左半球の髄膜(軟膜)へ入力している。大脳は空の上の位相と地上の肉体を結ぶ通信アンテナの役割を担っており、特に左半球は出力側(アクセス)の担い手であり、また右半球は入力側(レセプト)の担い手である。大脳灰白質の全体に対して活力を送るこのツボの効能とは、アンテナ性能の恒常化を計るばかりでは無く、認知機能や感覚機能や運動機能に於ける「反応力の速さ」を増幅する効能が認められている。
12) スオイ・・・左右の足指の間に存在する四種類のツボの中で、示趾と中趾の間のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「大脳白質」に入力している。白質と言っても、大脳の左半球と右半球の白質部を包み込む「白質皮膜」へ入力しているのだが、白質皮膜(厚さ0.6mm)そのものの存在を現代医学が認知していない為に、説明に困難を要する。左足のツボから出る2本のコードは右半球の白質皮膜へ、右足のツボから出る2本のコードは左半球の白質皮膜へ、それぞれ入力している。左右の白質皮膜からは合計で800万本もの神経電線が出ており、白質全体が絶縁体(ミエリン脂質)に包まれている。このツボのBコードは特に左右の腕足の運動神経の発足部に入力している。このツボ療法の効能は左右の手足の運動神経に刺激を与える事から、特に運動選手の「ツボ」と称されており、特に反射運動に磨きを掛ける効果が高い。
13) ヒオイ・・・左右の足指の間に存在する四種類のツボの中で、中趾と環趾の間のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「大脳辺縁系」に入力している。地球医学では大脳辺縁系の領域がどこまで及ぶのか定かでは無く、諸説によってマチマチであるが、宇宙医学では大脳基底核を取り囲む脳の中心部の全域を指しており(尾状核と被殻からなる)、その内部には扁桃体や中隔核や視床下部や視床前核や海馬も含まれている。早い話が大脳辺縁系もまた大脳基底核も中心部の領域名称の事である。尾状核や被殻は線条体に含まれているが、このツボのBコードは左右の「背側線条体」に1本づつ、また内部の左右の「視床前核」に1本づつ入力されている。「背側線条体」は運動神経回路であり、また「視床前核」は記憶回路である。このツボ療法の効能とは、本能や情動とは無関係であり、記憶の想起運動がスムーズになる効果が認められている。
14) ミオイ・・・左右の足指の間に存在する四種類のツボの中で、環趾と小趾の間のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介した頭部魂の「大脳基底核」に入力している。大脳の中心核に存在するにも関わらず、分脳と分脳の間に存在する理由から、大脳灰白質の支配を受けている領域であり、多様な神経核の集合体である。この部位には頭部魂オーブ核が存在し、スザネ管の先端部から位相電流が入力され自律神経電流として身体に配布されている。その様な意味では心臓を動かして呼吸運動や消化運動や血液循環を促す人体の「動力部」であると言える。大脳基底核には線条体、視床下核、淡蒼球、レンズ核、黒質、マイネルト基底核、前障など言った神経核が存在する。左右の足指のツボから出る2組4本のBコードは、そのうちの1組2本は「レンズ核」へ、もう1組2本は「黒質」へ入力している。このツボ療法の効能とは脳神経の電磁的な活力を旺盛にする事であり、シャーブな頭脳を作り出す効果が認められている。
15) メクキ・・・左右の足裏の母趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「小脳」に入力している。小脳と言っても脳神経の大半を占める大きな器官であり、ツボから出るBコードが小脳の何処へ入力しているのか、それが問題である。メクキのツボから出る2組4本のBコードは、1組2本は左右の小脳灰白質(第2層のプルキンエ細胞層)へ、もう1組2本は左右の小脳白質(髄質)の内部に入力している。いずれも運動神経の本源部に関与している。このツボ療法の効能は特に肩や腕や肘の関節運動に効果があり、ボート競技者や、野球選手や、重量挙げや、ボクサーなどの力系の選手のツボと言われている。
16) メキキ・・・左右の足裏の示趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「脊髄」に入力している。脊髄は大脳とは逆に「白質層」が表面にあり、内部に各種の神経核を有する「灰白質層」が存在し、中央には第四脳室から続く中心管があって、脳脊髄液で満たされている。このツボから出る2組4本のBコードは、1組2本が頸部の白質皮膜へ、もう1組2本が頸部の灰白質の皮膜へ入力している。脊髄管を通る多彩な神経群に活性を届ける事が出来るこのツボ療法の効能とは、骨格筋運動よりも内臓諸器官の筋肉運動を活性させる作用があり、健康上の意味ではこのツボには定期的な療法を施す事が望ましい。
17) メケキ・・・左右の足裏の中趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「自律神経」の本管に入力している。自律神経の本管へBコードを入力させているのは手の平の中央点である「ネイギ」のツボであるが、「ネイギ」は大脳基底核の神経本源部に入力しているのに対して、「メケキ」のツボは腹部の自律神経管に入力している。左足の中趾から出る2本のコードは腹部の交感神経へ入力し、また右足の中趾から出る2本のコードは腹部の副交感神経へ入力している。このツボ療法の効能は腹部以下の自律神経に対して活力を与える役割であり、特に電圧が下がり易い下腹部に対する補強活性と言う意味合いである。ネイギのツボ刺激と平行して、メケキのツボ刺激も同時に行うべきである。
18) メコキ・・・左右の足裏の環趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「感覚神経(胸部)」に入力している。感覚神経と言っても物質神経もあればアストラル神経もあり、また「触覚(温度覚)」と「痛覚」の二種類に分かれている。純然たる物質神経の「痛覚」は「ヘイリ」のツボであり、物質神経の「触覚」は「メコキ」のツボである。それに対して、純然たるアストラル神経の「触覚」が「セキタ」のツボであるが、アストラル神経に「痛覚」は無い理由から、物質質神経とアストラル神経の合いの子の様な感覚神経(性感神経と絡む)が存在し、そのツボが「セエタ」である。「セエタ」は「触覚(性的な感触)」と「痛覚」の両方を感じ取れる。「メコキ」は一般的な触覚を司っており、そのBコードの入力先は胸部である。左足のツボから出る2本のコードは求心系へ、右足のツボから出る2本のコードは遠心系の感覚神経へ入力している。このツボ療法の効能は特に足の感覚神経の高揚であり、その効果は認められている。
19) メサキ・・・左右の足裏の小趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「運動神経(腰部)」に入力している。脊髄から出る足の運動神経(アクオン電線)は左右で4本づつ、第3腰椎から第5腰椎に掛けて足神経が抹消へと出ている。現代医学の神経名称がいい加減なので、Bコードの入力先で表現すると、第4腰椎から左右に出る足神経に1本づつ、また第5腰椎から左右に出る足神経に1本づつ、それぞれ入力されている。1本の神経管の内部構造は、中心部に1本の運動神経と、その周囲には4本の感覚神経管が並走しており、この神経管が物理的な圧迫を受けた場合は「坐骨神経症」などを併発する。このツボ療法の効能は運動選手などが足神経を鍛えるのに使用されている。
20) マイリ(中央点)・・・左右の足裏の中央点のツボからは3本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「腎臓」に入力している。左足の中央点から出る3本のコードは左腎臓の濾過作用に関与する部位へ入力しており、1本は腎被膜へ、1本は腎皮質へ、もう1本は腎杯へ入力されている。無論、右足の中央点から出る3本のコードも右腎臓の同様な箇所へ入力している。腎臓のツボはヒール系に二つ(ユイウとキイリ)、魂体系に四つ(ヌミオとナビイとキクギとサクジ)に加えて、この「マイリ」のツボが存在する。いずれも腎臓に関与するツボであるが、対応する場所が異なり、マイリのツボは濾過機能のみの対象である。このツボ療法の効能は濾過機能の強化であり、特に腎臓病の患者に適応されるものである。
21) メホギ・・・左右の足裏の母趾と示趾の延長交点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「心臓弁」に入力している。心臓には四つの内腔があり、また血液の逆流を防ぐ為に四つの「弁」が存在する。左足のツボから出る2本のコードは左側の「大動脈弁」と「僧帽弁」に、また右足のツボから出る2本のコードは右側の「三尖弁(さんせんべん)」と「肺動脈弁」に入力している。心臓のツボもヒール系の二つ(マキフとルキス)と、魂体系の四つ(ハユヤとヌイルとネキギとメホギ)が存在しており、いずれも心臓に関与するツボであるが、対応する場所が異なり、メホギのツボは「心臓弁」のみの対象である。このツボ療法の効能は心臓弁膜の強化であり、特に心臓弁膜症の患者に適応されるものである。
22) ルエギ・・・左右の足裏の小趾と環趾の延長交点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「脾臓」に入力している。脾臓の機能とは「血球破壊機能」「血液の貯蔵機能」「造血機能」「免疫機能」と言う四機能であるが、ルエギのツボは「造血機能」に関係している。小腸の造血機能が発達する以前の幼少期の段階に於いては、脾臓は造血器官として作用しているが、やがてその機能は段々衰えて他の機能を優先させて行く。左足のツボから出る2本のコードは脾臓の左葉に入力し、また右足のツボから出る2本のコードは脾臓の右葉に入力している。具体的な入力先は「脾臓被膜」と「脾洞」である。大人になると消失してしまう造血機能であるが、このツボ療法の効能は他にあって、脾臓を活性させる事に変わりは無く、少ない睡眠時間でも体力が保つと言う特徴的な効能がある。
23) キエギ・・・左右の足裏の母趾と小趾の延長交点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肺」に入力している。一つの肺には臓器コリン電線が縦に二本走っており、機能を異にする二つの「肺電磁場」が形成されているが、この電磁場に対してBコードが入力されている。左足のツボから出る2本のコードは左肺の外側電磁場(ヘモ原子団の炭酸ガス分離)と内側電磁場(ヘモ原子団の酸素吸入)へそれぞれ入力し、また右足のツボから出る2本のコードは右肺の外側電磁場と内側電磁場へ、Bコードを入力している。このツボ療法の効能は肺のガス交換量をアップさせる事であり、呼吸を楽にさせる効果である。
24) ハヌイ・・・左右の足裏の重心点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「三半規管」に入力している。地上の生物には左右の三半規管を結ぶ「アストラル器官」が存在し、神語では「シナエ平衡管」と呼ばれるものだが、我々は病気に関連した地球名称で「メニエール平衡管」と称している。三半規管が物理的な圧迫を受けてこの「平衡管」が傾くと、体の平衡バランスが崩れて道や建物が傾いて見える(メニエール病)。左右のこのツボから出る2組4本のBコードは、左右の1組2本が三半規管と平衡管にそれぞれ入力している。このツボ療法の効能はメニエール病を治す(平衡管の傾きを補正する)効果であり、健全な方が処方すべきツボ療法では無い。
25) コイス・・・左右の足裏の後趾(こうし)のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂そのものの「地軸管(N極とS極を結ぶアストラル管)」に入力している。肉体とは無関係の頭部魂への直接入力である。これによって人間は重力線の方向とは無関係に「垂直軸」を維持して歩行が可能となる。斜めに傾いた道でも垂直姿勢を保つことができる。左右の足のツボから出る2本のコードは、それぞれが頭部魂のS極とN極へ入力している。このツボの効能は垂直姿勢を維持出来ない病人の治療であり、他に特別な効能は無い。
B 腹部魂(足の甲のツボ: 16対)
※ [注意] 足の甲側のツボは脳神経ホルモンを司る箇所が多く「禁制」の箇所が多いので要注意です。自己判断でツボ押しをやらずに医師や整体師などの専門家に任せましょう。足裏のツボは良いが足の甲のツボは強烈なツボが多く、余りに危険過ぎるので、極力触れない方が良いと言うのが宇宙常識の様です。特に足の甲側の「足指関節」のツボは、ホルモン腺に直接関与し分泌を促進させたり、反対に分泌を抑制したりする理由から「絶対禁制」のツボがあります。仮に「禁制のツボ」であっても、稀には特定の病気の方には病気を治す目的でツボ治療を行う場合があります。
01) サイナ・・・左右の母趾の第1関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「間脳下部」に入力している。間脳の下部組織には「視床下部ホルモン腺」の統合司令塔が存在し、脳神経ホルモンの全てを統括している。従って、健常者がこのツボ療法を行うことは「絶対禁制」であって、間違っても押してはならない。当然、母趾の指圧も禁制である。左足の母趾のツボから出る2本のコードはドーパミンやオレキシンなどに象徴される右系(作用系)の一連のホルモン分泌(8種類)に関与し、また右足の母趾のツボから出る2本のコードはソマトスタチンやオキシトシンなどに象徴される左系(抑制系)の一連のホルモン分泌(7種類)に関与している。ちなみに、視床下部ホルモン腺の中には「成長ホルモン」をコントロールする指令ホルモンなども含まれており、幼少期の子供に対して、このツボ療法を行った場合は「巨人症」になるか「小人症」になるかのいずれかである。また、脳ホルモン異常の病人に対して施行した場合は「即死」もあり得るので、基本的に触れてはならないツボである。
02) サキナ・・・左右の示趾の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「脳下垂体」に入力している。脳下垂体のホルモン分泌を管理する「視床下部ホルモン(15種類)」と、脳下垂体の「前葉ホルモン(15種類)」と、「中葉ホルモン(4種類)」と、「後葉ホルモン(4種類)」と言った38種類の「脳神経ホルモン」を人為的に操作する行為は、霊界のご法度、たとえ医者でも許されていない。従って、ここのツボの療法も「絶対禁制」である。ちなみに妊婦に対して、このツボ療法を敢行した場合は即刻「流産」も有り得るし、また糖尿病患者や腎臓病患者や肝臓病患者の場合はその場で「危篤状態」に陥る場合もある。「サイナ」も「サキナ」も基本的には触れない事が一番である。尚、宇宙医学のホルモン一覧表は下記に示しており、医学の基礎知識として頭の中に叩き込んで頂きたい。
※ 首から上のホルモン一覧表(ブログ転送) 2023.2/18日付けブログ
※ 首から下のホルモン一覧表(ブログ転送) 2023.2/25日付けブログ
03) サクナ・・・左右の中趾の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「松果体」に入力している。松果体は二つのホルモンを分泌するホルモン腺であり、一つは目で確認できる「物質ホルモン(メラトニン)」であり、もう一つは目では確認できない「ヒール・ホルモン(フケゲイ)」である。両者は松果体の分泌腺(イグエクア分泌腺)から脳血管内へ同時期に放出されている。メラトニンは概日ホルモンで睡眠誘発ホルモン(消灯ホルモン)であるが、フケゲイはアルブミンなどの血漿タンパクの癒着を防ぐ「血液流動促進ホルモン(常時性)」である。左足の中趾から出る2本のBコードは、1本は物質の松果腺へ、もう1本はヒールのフケゲイ腺へ入力されている。また右足の中趾から出る2本のBコードも同じ箇所へ入力している。左足が分泌刺激であり、右足が分泌抑制である。このツボも基本的に触らない方が宜しいが、宇宙医学では「禁制」にはなっていない。しかし、フケゲイ腺と言う脳血栓を防止する重要なホルモンを抑制されては危険なので、このツボ療法も「禁制」にしている。
04) サケナ・・・左右の環趾の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「脳下垂体の上部」に入力している。視床下部と脳下垂体の中間に位置する「神経内分泌腺」を司る領域であり、アドレナリンやノルアドレナリンやオキシトシンなどの分泌を統括する場所柄である。当然、このツボ療法も「禁制」である。左足の環趾のツボは「分泌促進」を司り、また右足の環趾のツボは「分泌抑制」に関わっている。心臓に持病を抱える患者などには絶対に施術してはならないツボである。
05) サコナ・・・左右の小趾の第1関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「眼球ホルモン腺」に入力している。眼球を包み収める二個の「眼床」と、その中間(眉間)には、物質ホルモンでは無いヒール・ホルモンの分泌腺が存在する。前者は「眼床ホルモン(トコオイ腺)」であり、後者は「眉間ホルモン(リエオイ腺)」である。左足の小趾から出る2本のBコードハ、1本が右トコオイ腺に入力し、もう1本がリエオイ腺に入力している。また右足の小趾から出る2本のBコードは、1本が左トコオイ腺に入力し、もう1本がリエオイ腺に入力している。トコオイ腺は眼の「中脳スクリーンの調節」を行う眼床ホルモンであるが、リエオイ腺は「腫瘍発生防御ホルモン」の分泌器官であり、もしこのホルモン量に不足が生じたら、身体中に腫瘍が次々と発生する事になってしまう。特に右足のツボが分泌抑制である。いずれにしても「触らぬ神に祟り無し」であろうか。
06) ヌイシ・・・左右の母趾の第2関節のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「眼球神経」に入力している。左右両方の眼球には視神経と一緒に入る「アストラル神経」が存在し、この神経は左右の眼球と背後の中脳スクリーンの四箇所を互いに結ぶ神経であり、眼から入った画像を同律補正して二つのスクリーンに同時に映し出すと言う「画像調整神経」なるものが実在している。左の母趾から出る2本のBコードは、1本は右眼球と画像調整神経の接合部へ、もう1本は背後の右スクリーンと画像調整神経の接合部へ入力している。また右の母趾から出る2本のBコードは、1本は左眼球と画像調整神経の接合部へ、もう1本は背後の左スクリーンと画像調整神経の接合部へ入力している。この画像調整神経が存在するから、二個の眼で見ているのに画像がブレずに一点に対して同一視できる。この神経に異常が起こるとバラバラな画像となってしまう。このツボ療法の効能はこうした目の患者の視線調節の為に使用されている。
07) ヌキシ・・・左右の示趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「嗅覚神経」に入力している。嗅覚神経にも「アストラル神経」なるものが存在するのかと問われれば、実はマジで存在している。動物は果たして物質の「臭い分子」だけを嗅ぎ分けているのだろうか。実は魂体にはその生命型に応じた「アストラル臭」なるものが存在し、警察犬は物質の臭いだけでは無く、その物質の持ち主の「アストラル臭」まで嗅ぎ分けているのである。実はアストラル臭を嗅ぎ取る嗅覚神経が人間にも存在しており、その神経器官の所在地は人間の場合は「鼻」では無く「目」だと言ったら、あなたは驚くだろうか。ちなみにイヌやネコは鼻にある。人間の角膜は6層構造を呈していて、外側から数えて第4層目(デュア層)の薄いコラーゲン層から形成される膜組織にアストラルの嗅覚板が存在しており、それがアストラル神経を介して鼻の嗅覚神経へと繋がっている。左右の示趾から出るBコードは角膜の嗅覚板とアストラル神経に入力している。このツボ療法を行うと人の体臭に対して偉く敏感になり、異型の人間に対して生理的な嫌悪感を抱く様になる為に、この原始能力を復活させるのは如何なものかと思われる。
08) ヌクシ・・・左右の中趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「視神経(アストラル眼)」に入力している。視神経と言っても、物質眼(光眼)だけが視神経では無い。アストラル視神経なるものが別にちゃんと存在する。いわゆる魂眼の話であるが、魂体を有する生物は物質を貫通して見る事ができる「力線眼(アストラル眼)」を基本的に備えている。ヌクシは磁気系の光眼とは無関係のツボであって、力気系の魂眼に対応するツボである。魂体はそれ自体が一個の眼球とも表現できるが、頭部魂には前部を凝視する為のアストラル眼球が二個存在しており、これらの眼球は肉体眼の外側約6cmの付近に配置されている。魂体は物質眼で物を見られるし、また魂眼も使えるばかりか、全体眼(背後も見える)も使えるのである。左足の中趾から出る2本のBコードは頭部魂の右眼球とその視神経へ、また右足の中趾から出る2本のBコードは頭部魂の左眼球とその視神経へ入力している。このツボ療法の効能とは魂眼を発達させる効果があるが、果たして物質世界の生命に魂眼の能力を持たせて良いものかどうか、それは些か疑問である。
09) ヌケシ・・・左右の環趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「聴覚神経(アストラル耳)」に入力している。聴覚神経と言っても、物質音を聞く為の物質神経では無く、魂体が所有する内耳器官から出るアストラル神経の意味である。つまり人間には「魂耳(こんじ)」とアストラル聴覚神経が備わっているのである。左右の環趾から出るコードはそれぞれ「魂耳」とその「神経」へ入力しており、左は右耳、右は左耳に入力している。「ジージー」と言う耳鳴りの様な霊界のノイズ音は、年齢と共に耳小骨が緩んで来ると聞こえて来るものだが、宇宙戦士はこの耳の感覚を頼りにして戦う理由から、このツボ療法で魂体の内耳器官を発達させる必要がある。しかし、一般の方は「うるさい」だけなので、やめた方が良いと思われる。
10) ヌコシ・・・左右の小趾の付け根のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「舌の味覚神経」に入力している。味覚神経と言っても、無論、普通の味覚神経の事では無い。足の甲の足指に関連するツボは尋常なツボは一つも無く、このツボもまた奇妙なツボの一つである。そもそもアストラル世界に味覚など関係するのかと、疑いたくなるが、実はこのツボは一般の方にも関係している。舌の表層面には「舌乳頭」が存在し細かい凸凹構造を呈している。舌の奥側に存在する「有郭突起」は主に「苦味」を感じる領域であるが、実は細胞ヒールなどのアストラル物質は基本的に「苦い味」がする。新鮮な野菜や生肉や生魚を食べる時は細胞ヒールごと食べる事から、苦味は避けられないが、それを他の味付けで誤魔化して食している。肉を寝かせたり、焼いたり、干したりするとヒールが抜け落ちる為に肉の旨味だけが残るし、また消化も楽であるが、生系を直接食べる場合はヒール処理に消化器官があたふたする結果となる。異型ヒールは基本的に毒物なのである。菜食主義も結構だが、人間は草食獣の様に大量のヒールを処理する能力が無く、体に大きな荷重負担を追わせている。なるべく手間暇を掛けて加工した食料を取って頂きたいものである。このツボはどれ程の細胞ヒールを食したか、それをセンサーする器官なのである。
11) ムイビ(中央点)・・・左右の足の甲の中央点のツボからは3本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肺組織」に入力している。このツボはアストラルとは無関係である。一つの肺には「肺ホルモン(二種)」の二つの分泌腺と、肺胸膜を満たす肺膜内液(漿液)の分泌腺が一つ存在する。いずれも左右の肺の上層部に存在しているが、左右の「ムイビ」のツボから出る3本のBコードはこれらの三つの分泌腺にそれぞれ入力している。二つの肺ホルモンとは「肺胞保護再生(ミエギオン)ホルモン」と「肺膜保護再生(ビアギオン)ホルモン」である。これらの三種類の分泌腺は常時性のもので、常に分泌され続けていなければならないものである。結核菌やMAC菌を始めとして肺気腫や急性肺炎など様々な肺の病気があるが、このツボ療法の効能は主に病気の治療に用いられている。
12) クエス・・・左右の母趾と示趾の延長交点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「咽喉部の分泌腺」に入力している。咽喉部の分泌腺と言えば「唾液腺」であるが、左右のツボから出る2本のコードは唾液腺の左右の「耳下腺」と左右の「顎下腺」に入力されている。唾液腺にはもう一つ大きな「舌下腺」が存在し、他にも「小唾液腺」が複数存在するが、このツボから出るのBコードは一番大きな唾液腺(耳下)と二番目に大きな唾液腺(顎下)に入力している。このツボ療法の効能は唾液の少ない患者に対して行うものである。
13) ホエキ・・・左右の小趾と環趾の延長交点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「胃底腺」に入力している。胃底腺とは三種類の胃液成分(塩酸、ペプシノゲン、防御粘液)を分泌する「複合環状腺」であり、胃粘膜にはこれら三種類の分泌液の生産細胞が存在する。足のツボから出るコードは左右の胃底部の上層粘膜と胃底部粘膜に入力している。上層粘膜(副細胞)の分泌腺からは胃壁を胃酸や消化酵素から守る「粘液」が分泌され、また胃底部の粘膜分泌腺からは「塩酸(壁細胞)」や「ペプシノゲン(主細胞)」が分泌されている。この二つの粘膜に刺激を送って分泌を煽るのが、このツボ療法の効能であるが、これは無論「胃液」の分泌が少ない方が対象である。
14) ムエニ・・・左右の母趾と小趾の延長交点のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肝臓の胆汁分泌腺」に入力している。胆汁はその9割は水分であるが「胆汁酸」と「胆汁色素(ビリルビン)」の入り混じったものである。重要なのは「胆汁酸」の方であり、それに対して「胆汁色素」の方は基本的に肝臓の排出物である。「ムエニ」のツボから出るコードは1本は胆汁酸分泌層へ入力しており、もう1本は胆汁色素の排出層へ入力している。左足のツボから出るコードは左胆管部へ、また右足のツボから出るコードは右胆管部へ入力している。このツボ療法の効能とは胆汁分泌を促進させる事であり、やはり胆汁の分泌に異常がある方に限られている。
15) スヌゲ・・・左右の足首関節の付け根(母趾側)のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「小腸造血部」に入力している。このツボはいわゆる「増血」の為のツボであり、小腸の造血部に対して血球生産を煽り血を増やす役割のツボである。医学的にも大変重要な役割を持つツボなので知っておきたい。小腸の左右4箇所の「絨毛血管網」の血管壁にBコードが入力しており、血管に刺激を送って血小板の捕獲を促す役割がある。特に血球量が少ない女性にはこのツボ療法の効能は大きい。
16) スフゲ・・・左右の足首関節の付け根(小趾側)のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「脾臓」に入力している。脾臓の四機能に関しては「ルエギ」のツボの所で説明しているが、このツボは「免疫機能」に関係している。左足のツボから出る2本のコードは脾臓の左葉の「白脾髓(はくひずい)」へ、また右足のツボから出る2本のコードは脾臓の右葉の「白脾髄」へ入力している。白脾髄ではリンパ球が集結して免疫作業が行われている。このツボ療法の効能は脾臓の免疫効率を高める効能を有している。
【音声読み上げ】
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