〈魂体の科学(その9: 実践編)〉

      ※ 経穴点(キジ点=ツボ)の効能と効果(手足) ※

 魂体の科学は今回で終わりますが、魂体内部でBコード(有線)で連絡しているのはツボ関係のみであり、基本的には無線で通じ合っています。特に動物は「大脳12アンテナ」を介して心動帯(ヌクヒブイ動帯)の意志に基づいて魂体自身が自律運動を起こしています。
体の神経コードやBコードなどの有線指令で筋肉を動かすと、どうしてもロボットの様なギクシャクした動作になってしまうのがオチ、獲物を追いかけるチーターの如く「複雑」で「しなやかな」反射運動を連続的に起こす行為は有線司令では不可能な事なのです。そもそも反射運動そのものが神経を介した司令運動では非ず、魂体自身が神経を介さず直々に行っている行為なのです。科学が如何に精密なAIロボットを作り出した所で、動物の様な動きには決してならず、真似事すら出来ないと言えましょう。魂体の科学とは、いわゆる目に見えない「人体アストラル」の学問に他ならなく、目にみえる物質世界とは「中枢部」では無く「末梢部」の事象であって、そこから判断しても、何一つとして物事の本質本分を伺う事はできません。

 目には見えないけれども、そこには何かが実在し、そこからの指令に基づいて物質世界の現象が起こっています。「生命位相」「ズザネ管」「432本のタボ線」「オーラ球」「頭部魂」「腹部魂」「生体ヒール」そして「ヌクヒブイ動帯」など、一人の人間生命とは地球大の生命構造を呈しており、目に見える肉体だけが「人間」ではありません。難病の原因もアストラル器官の故障によるものが数多くあって、アストラル器官の存在すら知らない盲目の地球人医師が戦える訳がありませんね。何も知らない無知な人類なのに、勝手に肉体にメスを入れるなんて言語道断の天罰行為、地球人の医師達に対して神様が立腹する気持ちも良く分かります。創造主軍団の我々としては、科学にせよ、医学にせよ、物質や生命の成り立ち構造をちゃんと理解した上で、間違った既存の知識を全て捨てて、最初の1から学問を組み立て直し、銀河標準レベルへ切り替えて行く必要があると考えています。現行の地球科学の現状は盲目状態であり、その大半が「詐欺研究」の域にあって、医学の現状もそれと一緒です。病院や薬を信用せず自分の健康は自分で守りましょう。

     A 腹部魂(足の裏側のツボ: 踝関節から膝関節まで: 5対)


 01) ミエリ・・・左右の足の裏の膝関節の直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肝臓」に入力している。肝臓のツボも数多く存在するが、このツボのターゲットは肝臓の第1電磁場領域である「糖分調節」の場であって、グリコーゲンの貯蔵や解糖、血中へのグルコース分泌などを行う場所に関与している。左足のツボから出る2本のコードは肝門脈から得られるグルコース(単糖類)を合成しグリコーゲン(二糖類)として蓄える役割の部所へ、また右足のツボから出る2本のコードは蓄えたグリコーゲンをグルコースに分解して血中へ送り出す役割の部所へ入力している。早い話が「血糖値」を一定に保つ役割を担っている。このツボ療法の効能はなまくらに働く肝臓に対して「喝力」を与える事であり、特に一日三食の豊満な食事を何年も続けている方は、蓄えたグリコーゲンを放出する必要が無い事から、肝臓の解糖注入が全く行われていないケースが多い。肝臓の助力が全く無い方は、糖尿病でも無いのに、空腹時には低血糖を引き起こしてフラフラになってしまう。そうした「なまくら肝臓」には「喝」を入れないと機能が回復しない。

 02) ミイリ・・・左右の足の裏の膝関節の直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「胸腺」に入力している。それぞれのBコードは胸腺全体を包み込む「胸腺ヒール」と、胸腺の左葉皮膜と右葉皮膜へ入力し「身体の細胞全体」に対して「号令信号」を送り届ける役割に関与している。号令信号とは「組織化信号」と呼ばれており、「上位組織」から「下位組織」へ送られる司令伝達の意味であり、例えるならば「陛下の訓示」見たいなものである。軍隊で言えば整列順番を唱えさせる様な号令であり、これを掛けう合う事によって、普段はバラバラに動いている細胞群であるが、全体意識を復活させて、個々の細胞に統括的な纏まりの気風が芽生えて来る。号令の内容はどうでも良く、上位が下位に対して定期的に「檄」を飛ばす事が重要なのである。従って、このツボ療法は頻繁にするべきものでは無いが、その効能としては体全体がシャッキとなり、あらゆる感覚がシャープになる効果が認められている。

 03) メオリ(中央点)・・・左右の足の裏側の中央点(脹脛の真ん中)のツボからは3本のBコード出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「膵臓」に入力している。膵臓のツボと言えば、ヒール系の「ルウキ」のツボを始め、魂体系の「シキエ」「メエガ」「ナキキ」と言うツボが存在し、この「メオリ」も膵臓のツボである。「シエキ」と「メエガ」は内分泌腺のインスリンに直接関わる理由から「禁制」のツボであるが、「ルウキ」と「ナキキ」と「メオリ」は施術しても良いツボである。ちなみに「メオリ」は膵臓の外分泌腺に関与している。左右の中央点から出る2組6本のコードは、いずれも「膵液(消化酵素)」の生産細胞群(腺房細胞群)の被膜へ入力しており、一つは蛋白質の分解酵素(キモトリプシノーゲン)の生産細胞群へ、もう一つは脂肪の分解酵素(リパーゼ)の生産細胞群へ、最後の一つは糖分と核酸成分の分解酵素(アミラーゼとヌクレアーゼ)の生産細胞群へ入力している。人間に取っては極めて重要な消化酵素であり、このツボ療法の効能は当然、酵素生産部の活性であり、特に消化が悪い方は定期的に刺激を与える必要がある。

 04) ネオギ・・・左右の足の裏の踝関節の直ぐ上のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「小腸粘膜組織」に入力している。小腸の粘膜組織と言っても、筋肉組織でも無ければ、絨毛組織でも無く、また造血組織でも無い。腸絨毛の隙間には「腸腺(リーベルキューン腺)」が開いており、ここからは各種の消化酵素が分泌されている。このツボはその消化酵素の分泌に関与している。糖分分解酵素としては単糖類に変換する「マルターゼ」や「スクラーゼ」や「ラクターゼ」など、蛋白質分解酵素としては「プロテアーゼ各種」や「エンテロキナーゼ」など、また脂肪分分解酵素としては「リパーゼ」など、核酸分解酵素としては「ヌクレアーゼ」などを分泌している。食べ物の消化は「胃液」と「胆汁」と「膵液」と「腸液」によって行われている。左右の足のツボから繰り出される2組4本のBコードは「腸陰窩(ちょういんか)」と呼ばれる腺皮膜(酵素生産細胞層)へ入力されている。このツボ療法の効能は「腸腺」の活性にあって、豊潤な分解酵素の生産を煽る事である。

 05) ネキギ・・・左右の足の裏の踝関節の直ぐ上のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「心臓の神経」に入力している。ネキギのツボはいわゆる心臓のツボである。心臓のツボと言えば、ヒール系には有名な「マキフ」と「ルキス」のツボがあり、魂体系には「ハユヤ」「ヌイル」「メホギ」のツホがあり、この「ネキギ」もその一つである。心臓のツボは様々あっても、その役割や効能はそれぞれ異なっており、機能が重複するツボは存在しない。ネキギのツボはヒール管理である心臓の拍動神経にタブって入力されており、運動状態(呼吸量)に応じた心拍数を奏でるのが本来の役割である。激しい運動の最中に一定の心拍数しか打たない画一的な心臓機能であれば、動物の心臓とは言えない。しかし、このコードが入力されているお陰で、心拍数が心の持ち様次第でも高じたりするので(例えば恐怖感によって高じる)、デメリットの部分も多い。左右の足のツボから出る2組4本のコードは2本の自律神経に入力されている。従って、このツボ療法は禁制では無いものの、心臓をただドキドキさせるだけの話であって、効能とは無関係である。

     B 腹部魂(足の表側のツボ: 踝関節から膝関節まで: 12対)

       

 01) メイゼ・・・左右の足の表側の膝関節の直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「鼠蹊リンパ節」に入力している。人体の鼠蹊部(大腿部の付け根の三角形を呈する部分)には「鼠蹊靱帯」が存在し、この領域は骨盤と下肢を結ぶ長内転筋や縫工筋に囲われた三角帯(スカルパ三角=大腿三角)を形成する場所であるが、下肢に向かう動脈や静脈やリンパ管や神経が密集する重要な領域でもある。左足のツボから出る2本のコードは左大腿部の鼠蹊リンパ節に入力し、また右足のツボから出る2本のコードは右大腿部の鼠蹊リンパ節に入力している。鼠蹊リンパ節は数十個の塊であるが、リンパ節同士はBコードで互いに接続されており、Bコード自体の接続先は基本的にリンパ皮膜に入力している。このツボ療法の効能は鼠蹊部や下肢に対する免疫活性であり、特に下腹部に疾患を有する患者には必要なツボ療法である。

 02) メオゼ・・・左右の足の表側の膝関節の直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「股関節」に入力している。股関節は「寛骨臼(かんこつきゅう)」と「大腿骨頭」の結合で成り立つ荷重関節であり、6種類の靱帯と19種類の骨格筋が関わる最も大きな関節である。関節は「関節包」に包まれており、関節包の外部は「繊維膜」に覆われ、また内部は「滑膜(かつまく)」で覆われている。滑膜細胞が潤滑油である「関節液」を産生し、そのお陰で関節は滑らかに動けている。左足のツボから出る2本のコードは左股関節の「滑膜」へ入力し、また右足のツボから出る2本のコードは右股関節の滑膜に入力している。このツボ療法の効能は股関節の滑膜細胞を刺激して関節液を潤沢に満たす事であるが、基本的には股関節に問題を抱えている患者に用いられている。

 03) マイク・・・左右の足の表側の脛骨の上にあるツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「子宮」に入力している。勿論、このツボは男性には無く女性のみである。子宮と言っても、子宮に関係する四つのホルモン腺が対象であり、いずれも子宮内粘膜と子宮筋(平滑筋)に関わるホルモンである。左足のツボから出る2本のコードのうち、その1本は子宮の上部に存在する「子宮内粘膜調整(ナキオイゴ)ホルモン」の分泌腺であり、もう1本は子宮の中央部の背面側にある「子宮筋伸長(クイオイゴ)ホルモン」の分泌腺へ入力している。また右足のツボから出る2本のコードのうち、その1本は子宮の上部に存在する「子宮内粘膜保護(メイオイゴ)ホルモンの分泌腺であり、もう1本は子宮の表側の中央部に位置する「子宮筋調整(タウオイゴ)ホルモン」の分泌腺へ入力している。このツボは昔から「子宮筋腫」のツボと称されており、その予防にも治療にも大きな効能が確認されている。

 04) マオス・・・左右の足の表側の膝下(ヒラメ筋)のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「膝関節」に入力している。膝関節も股関節と同様に荷重関節であり、体重が大きく付加される関節である。関係する骨は「大腿骨」と「脛骨」と「膝蓋骨(腓骨)」の三本で、関係する靱帯は15種類、また筋肉は7種類である。膝関節の中には半月板や軟骨などが存在するが、このツボから出るBコードは基本的に関節包の「滑膜組織」へ入力している。左足のツボから出るコードは左膝関節へ、また右足のツボから出るコードは右膝関節へ入力している。膝の障害と言えば「変形性膝関節症」か「滑膜」のズレであるが、いずれも痛いのが特徴である。このツボ療法の効能は滑膜活性であり、滑膜のズレなどには効果があるが、変形性膝関節症には効果は薄い。

 05) ネオザ(中央点)・・・左右の足の表側の中央点のツボからは3本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「膀胱」に入力している。膀胱のツボと言えば、ヒール系では「メイユ」のツボであり、また魂体系では「ムチイ」のツボがある。いずれも膀胱の神経に関係するツボであるが、ネオザのツボは神経とは無関係である。両足の中央点から出る2組6本のコードは、その1組は尿道(排出口)の「膀胱頸部筋」に入力し、もう1組は膀胱内部の尿量のセンサー線として膀胱の真ん中付近(尿意線)に入力しており、最後の1組は膀胱の内部被膜に入力している。これらのコードは魂体の排出センサー・コードであり、尿意に応じた膀胱口の解放や、緊急時に於ける尿意の我慢などが意識的に行なわれている。通常、膀胱は500mlから600mlの容量であり、その半分が溜まると尿意を催して来るが、我慢すると1リットルぐらいは貯め込む事ができる。尿の排出は身体(自然)には任せておけず、意識的にコントロールできる様になっている。このツボ療法の効能は頻尿の方には少し効果が認められている。

 06) ニエケ・・・左右の足の表側の中央点の下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「性感神経」に入力している。性感神経は物質神経とは異なるアストラル神経であるが、このツボは女性専用の性感スポットが対象であって男性には無い。早い話が乳房を取り巻く性感神経網のツボであるが、胸を物理的に強打した場合は簡単に切断される表層神経故に、全く感じない方も多い。切断された神経は医療団が直ぐ繋いでくれるが、繋がない限りはツボ療法は無意味である。左足のツボから出る2本のコードは左乳房の乳首とその周辺神経に入力しており、それは右乳房も一緒である。このツボ療法の効能は性感の感受性を高める効果であるが、施術する前に神経切断の有無を調べる必要がある。ちなみに医療団が性器からロエフ球までの全ての性感神経を繋ぐには女性の場合は30分間から45分間ぐらいの時間を要する。

 07) ニオネ・・・左右の足の表側の中央点の下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肛門部」に入力している。肛門粘膜の外側には二種類の筋肉があり、一つは「内肛門括約筋」であり、もう一つが「外肛門括約筋」である。内肛門括約筋はヒール管轄の不随意筋であり、これを意識で動かす事は出来ないが、外肛門括約筋は魂体管轄の随意筋であって、自分の意思で動かす事が出来る。左右の足のツボから出る2組4本のBコードは「肛門粘膜」と「外肛門括約筋」へ入力されている。肛門には静脈が集まる「静脈叢(静脈そう)」が存在し、ここが鬱血して「痔」の原因となり得る。このツボは昔から「痔のツボ」と呼ばれており、括約筋や粘膜を活性させる理由から「痔の解消」にも効能がある。またこのツボ療法の効能がもう一つ有って、女性の場合はバギナの括約筋も同時に発達させる効果がある。

 08) ミイナ・・・「ニエケ」のツボの直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「腋窩リンパ節」に入力している。「腋窩」とはつまり脇下のリンパ節の事であるが、ここには20〜30個のリンパ節群が存在している。鼠蹊リンパ節の「メイゼ」のツボと一緒であるが、それぞれの足のツボから出たコードは個々のリンパ節群を繋いでおり、当然、左足のツボからは左腋窩リンパ節群へ、右足のツボからは右腋窩リンパ節群へ入力している。ここは乳癌患者の場合は転移を恐れて何でも無いのに良く切除されるリンパ節であるが、宇宙医学ではそんな野蛮な真似は決してしない。このツボ療法の効能とは胸部に対する免疫活性であり、このリンパ節自体が乳癌予防のツボ見たいな存在である。摘出して免疫力を落とすのでは無く、逆にここを活性させて癌と戦わせなければならない。

 09) ミエナ・・・「ニオネ」のツボの直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「胃」に入力している。胃のツボは沢山あるが、このツボは胃の筋肉に対して専門的に関与しするツボである。胃の筋肉はヒール管轄の不随意筋であるのに、まるでその運動に関与するが如くにBコードが筋肉に入力している。果たして魂体の意識(=人間の意識)で胃の筋肉を実際に動かせるのだろうか。実は普段、胃に食べ物が入っている状態では介入する事は難しいが、胃が空っぽの「空腹時」に於いては、魂体意識が胃の筋肉を動かして「胃液」の分泌を促している。空腹時には胃の運動が停滞し胃液の分泌が止まる理由から、腸内の消化活動に少なからず影響が出てしまう。そこで魂体が胃の運動を起こして胃液の分泌を促しているのである。空腹時によくお腹が鳴る(ゴロゴロ)理由は魂体が、空袋の胃を動かしているからである。ツボから出るBコードは左右の胃壁筋肉に入力しているが、このツボ療法の効能と言えば、胃液の分泌を活性化させる事であり、慢性的に虚弱な消化器系を有する方に取っては、女神の様なツボであって、元気な胃腸へと変じて行く。

 10) セイツ・・・「ミエナ」のツボの横に位置する孤立したツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肝臓」に入力している。肝臓のツボも沢山存在するが、同じ機能を有したツボは無く、ツボの役割機能がそれぞれ異なる。このツボは肝臓の「第三電磁場領域」のみに作用するもので、この領域で生産されている44種類の「補酵素群」の生産活動を活性に導く役割のツボである。新陳代謝に不可欠なCoやNiやCu元素などの重金属イオンを有した特異的な機能を有する重要な補酵素群が、この領域のみで生産されている。ツボから出るBコードは肝臓の第三電磁場被膜へそれぞれ入力しており、この領域だけの活性を促すのが「セイツ」の役割である。このツボ療法の効能は多義に渡っており、どれも重要であって、一つの補酵素が欠けただけでも、それに付随した重篤な病いを引き起こしてしまう。肝臓の第三電磁場を死守する事=命を守る事だと言っても構わない。肝炎ウイルス、慢性肝炎、肝硬変などの患者は勿論、健康な方でも定期的にツボ療法を試みる必要がある。

 11) リイジ・・・左右の足の表側の踝関節の直ぐ上のツボ(母趾)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「大脳辺縁系」に入力している。大脳辺縁系と言えば、分脳(大脳両半球)や脳幹を含まない脳の中枢組織の事であるが、辺縁系の内部には海馬領域も視床下部領域も大脳基底核も存在している。「リイジ」のツボから出るBコードが大脳辺縁系のどの組織へ入力されているのか、ツボの効能を知るためには、Bコードの入力先を確認しなければならない。辺縁系の皮質下には「扁桃体」「視床下部」「側座核」「視床前核」などが存在するが、この中の「側座核」にBコード入力している。側座核とは実はアストラルの「ロエフ球」を包み込む物質系の場所柄であって、大脳基底核の上部、辺縁系のほぼ真ん中の位置を占めている。実体が無き快楽中枢、それが側座核の正体なのである。この側座核と接合しているのが大脳基底核の「線条体」であり、その線条体の外側の構成因子である「尾状核」が側座核と連結している。快楽中枢に対してなぜBコードを入力しなければならないのか、その理由は勿論、本能には理性コントロールが必要だからである。このツボ療法の効能は主に色気違い(SEX狂い)の患者に対して施術されるもので、欲望に取り憑かれた人間を「正気」に戻す為のツボである。

 12) リエジ・・・左右の足の表側の踝関節の直ぐ上のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「胸骨」に入力している。胸骨は上から「胸骨柄」と「胸骨体」と「剣状突起」の三部領域に分かれている。左足のツボから出るコードは左側の「胸骨柄」と「胸骨体」へ1本づつ、また右足のツボから出るコードは右側の「胸骨柄」と「胸骨体」へ1本づつ、それぞれ入力している。コードの入力先はいずれも胸骨の「骨膜」である。なぜ、胸骨の骨膜へBコードを入力するのかと言えば、12対の肋骨そのものが骨膜を介して一つに繋がっているからである。ところで肋骨で包まれた空間を「胸郭」と言い、胸郭の内側を裏張りしている被膜を「胸膜」と称するが、「胸膜」と「骨膜」とゴチャ混ぜにしてはならない。骨膜は骨の形成維持に関与している。年齢と共に骨が弱って行くことから、胸骨や肋骨の維持や強化に関係するのが、このツボ療法の効能である。特に「あばら骨」を何度も折った方や、骨粗鬆症の方は定期的に刺激を与えるべきである。

     C 腹部魂(足の表側のツボ: 膝関節から股関節まで: 14対)


 01)ナイミ・・・左右の太ももの股関節の直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「尿管(輸尿管)」に入力している。腎臓でも膀胱でも無く二本の尿管にBコードが入っているとは少々驚きであり、一体何の為にわざわざ入力しているのであろうか。尿管は外側から「外膜層」「粘膜層」「筋肉層」の三層構造を呈しており、特に筋肉層は「内縦筋」と「外輪筋」の二層から成り立ち、特に膀胱に近い下部組織では外輪筋の上に縦走筋が走って、まるで腸壁の様な「蠕動(ぜんどう)運動」を起こして効率良く尿を膀胱まで運んでいる。無論、管自体が収縮して尿が腎臓へ逆流しない様にしている。一分間に数回もの輸尿運動を起こしている事を考えれば、Bコードが介入する意味も良く理解できる。それよりも、もし排尿が出来ない事態を考えれば、尿が血中に逆流する結果となってしまうから恐ろしい。左足のツボから出るコードは左尿管の筋肉層へ、また右足のツボから出るコードは右尿管へ入力している。このツボ療法の効能は尿管筋肉の活性であるが、特別な効能としては、皮膚の改善が起こってシミやソバカスや肌のクスミが取れると言う効果が認められている。

 02) ナエミ・・・左右の太ももの股関節の直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「精巣(睾丸)」に入力している。このツボは男性のみのツボであり、女性には無い。左足のツボから出るコードは左睾丸に入り、右足のツボから出るコードは右睾丸に入力している。睾丸内部の入力先は1本は精子を産出する「精細管」へ入力し、もう1本は精巣上体(副睾丸)の「男性ホルモン(アンドロゲン)」の分泌腺へ入力している。アンドロゲンと言っても、メインは「テストステロン」の事であるが、このホルモンによって男性らしい筋骨隆々とした骨格が作られて行く。このツボ療法の効能は男性ホルモンの分泌を潤沢にして「男性らしさ」を醸し出させる事であるが、ともすれば逆効果の方が高い理由から(鼻息が荒く粗暴になって支配欲が旺盛になる)、健常者に施術するのは如何なものかと思われる。基本的には病人用のツボである。

 03) キスキ・・・「ヌイミ」のツボの直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「脊椎骨」に入力している。第2胸椎の「骨膜」と内部の「骨髄間質細胞」へBコードが入っているが、この部位に於いて上位(頚椎)や下位(胸椎や腰椎)の脊椎骨全体の骨髄管理が行われている。骨膜は二層からなり、外側は線維性の強靭な被膜(線維層)と、内側は「骨形成層」から成り立ち、成長期には「骨原性細胞」が骨の育成に関与している。骨形成層には血管や神経が豊富に分布している。一方、骨髄の内部には二種類の細胞が存在し、一つは「骨髄血球」と、それを生産する「間質細胞」である。骨髄血球と循環血球には互換性が無く、骨髄血球が血管へ供給される事は無い。骨膜の血管からは血漿成分(栄養素や酸素を含む)が骨髄へ注入され、また骨髄内部の老廃物は骨膜の静脈が吸い上げて骨髄内部の生理環境が維持されている。つまり骨は独自の生理環境で息づいており、身体によって生かされている身の上なのである。このツボ療法の効能は脊椎骨の骨髄活性と維持であり、骨格を保持する事である。

 04) キセキ・・・「ヌエミ」のツボの直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「骨格筋」に入力している。骨格筋全体を象徴する筋肉とは背中の真ん中を走る「脊柱起立筋(最長筋)」であり、この左右の「筋肉ヒール」に対して第2胸椎部の当たりに左右のBコードがそれぞれ入力されている。ここが人体の骨格筋の全てを統括する場所柄であり、ここの筋肉ヒールから各骨格筋の筋肉ヒールへと命令伝達が及ぶ。非常に鍛え難い筋肉の一つであるが、このツボは昔から「マッチョマンのツボ」と称されており、その効能とは筋肉ヒールに活性をもたらして筋量を増大させて行く効果である。女性でも男性でも筋肉が欲しい方は、「奇跡(キセキ)」のツボ療法を、騙されたと思って、やって見る事でしょうか。

 05) ネイニ・・・「キスキ」のツボの直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「脳幹の橋」に入力している。ヒール腔で表現すれば「頭部魂: 第17番チャクラ孔」に相当する領域で脳幹の「橋」の背側(小脳側)にBコードが入力されている。入力先は物質の「橋」の内部ではあるものの、第17ヒール腔の上壁にBコードが入力しており、この領域には皮膚組織(コラーゲン層)に関係する中枢が存在している。皮膚と言っても顔面の皮膚ばかりでは無く全身の皮膚が対象である。従って、このツボに対する刺激は皮膚ヒールを介して皮下のコラーゲン層を活性させる効能があり、昔から「お肌の若返りのツボ」と讃えられて女性軍に愛用されて来た経緯がある。コラーゲン生産細胞を活性させて新規のコラーゲン組織を再生するツボである。左足のツボは右半身、右足のツボは左半身に作用するので、左右均等に施術する必要がある。

 06) ネエニ・・・「キセキ」のツボの直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「横隔膜」に入力している。横隔膜のツボと言えば、ヒール系には「ルオイ」と「マイケ」のツボがあり、魂体系では「ナゼイ」とこの「ネエニ」のツボがある。普段、肺呼吸は不随意神経にコントロールされているが、横隔膜は骨格筋であり、随意運動筋である理由から運動リズムに合わせた意図的な腹式呼吸法を使い分ける事が可能である。また横隔膜には「ナゼイ」のBコードも入力されており、睡眠中でも腹式呼吸が可能である。「ネエニ」のツボから出るコードは横隔膜と直結する二種類の「腹部骨格筋」に入力しており、1組のコードは「腹直筋」へ、もう1組のコードは「骨盤底筋」へ入力している。横隔膜と腹直筋と骨盤底筋の三筋が「腹圧」を形成しており、排便や出産時の「踏ん張り」の原動力を担っている。このツボ療法の効能は呼吸や運動にも関係して来る腹圧力の増大であり、病人には特に必要なリハビリー項目の一つである。

 07) ユミエ(中央点)・・・左右の足の太ももの中央点のツボからは3本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「骨盤」に入力している。骨盤と言っても、仙骨と腸骨と恥骨と坐骨と尾骨に分かれているが、左右のツボから出る3組6本のBコードは、1組2本が左右の腸骨の骨膜へ、2組4本が左右の仙骨の骨膜と骨髄へ、それぞれ入力している。当然、骨盤組織の骨髄の維持に関与している。このツボ療法の効能は骨盤を構成する骨の骨髄活性であり、他に特筆すべき効能は無い。

 08) マユツ・・・左右の足の中央点のツボの真横(小趾側)にある単独のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「大脳基底核」に入力している。大脳基底核の左右の淡蒼球(たんそう)の内節部へ入力しており、ここは異常に高じた深部体温を下降させる「熱冷まし」中枢であるが、このツボのコードはここに入力している。早い話がマユツは「熱冷まし」のツボである。一般に医療団や神々が「熱冷まし」に使う熱中枢は延髄の「淡蒼縫線核」であるが、この部位と大脳基底核は脳神経で繋がっている。淡蒼球は危険な領域なので延髄の方で処理していると考えられる。左足のツボは右淡蒼球へ、右足のツボは左淡蒼球へ入力しており、素早い解熱が必要な時は両方のツボを同時に刺激する必要がある。人間の体温は43度を超えると危機的な状況へ突入し、45度では確実に死に至る。発熱自体は体の防御反応ではあるものの、その限界を通り越してしまうケースもある。

 09) リイキ・・・左右の足の中央点の直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「声帯」に入力している。声帯に関係するツボは多いが、それぞれの役割機能が異なっており、このツボのBコードは物質では無く、声帯が位置するヒール腔(腹部魂: 第22番チャクラ孔)と接続している。発声に鼻腔が関係する事は理解できるが、ヒール腔が関係しているとは驚きである。実は音の高低は声帯の絞り方次第で基本的に定まるが、ヒール発声法と言う手段を使うと音域が広がり、特に高音を発する事ができる。ヒール発声とは俗に言う「裏声発声」の事である。左足のツボから出る2本のコードはヒール壁の下側へ、また右足から出る2本のコードはヒール壁の上側へ入力されている。声門が発した空気振動をヒール腔が増幅変動させて二時的に発声している。このツボ療法は声帯ヒールを活性させる効能はあるが、別にヒール発声が出来る様になる訳では無く、裏声を発声したいならば訓練する以外に方法は無い。

 10) リエキ・・・左右の足の中央点の直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「子宮」に入力している。当然、このツボは女性のみが対象であり男性には無い。受精卵が子宮へ下り始めると妊娠の準備作業が開始されて、妊娠に関係する各種のホルモンが一斉に分泌され始める。その中でも即座に分泌されなければならないホルモンが四種類存在する。「リエキ」とは妊娠の準備作業に関与するホルモン分泌のツボの事である。ホルモン分泌には順番があって、①胎盤発育(カシオイゴ)ホルモン、②子宮羊膜形成(シイオイゴ)ホルモン、③羊水増幅(カナオイゴ)ホルモン、④子宮胎盤ヒール・ホルモン(ネイスケオイ)と言う四つのホルモンである。左足のツボから出るコードは①と②の分泌腺へ、また右足のツボから出るコードは③と④の分泌腺へ、それぞれ入力している。これらの準備ホルモンが分泌されてから妊娠継続ホルモンなどが分泌される。このツボの効能は妊娠の初期段階を確実に射止める為のものである(流産防止)。

 11) ミクチ・・・左右の足の「リイキ」のツボの直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「副腎」に入力している。副腎と言えば、重要なホルモン分泌腺を有する器官、副腎皮質からは三種類のホルモン、副腎髄質からは一種類のホルモンが分泌されている。これらのホルモンの中で最も常時的に必要で重要なホルモンが、副腎皮質から分泌される糖質コルチコイド系の「コルチゾール」と、同じく副腎皮質から分泌される鉱質コロチコイド系の「アルドステロン」である。このツボから出る2組4本のBコードは、左右の副腎のホルモン生産部へそれぞれ入力している。このツボ療法の効能は人体の基礎代謝を維持する事であり、別に病人で無くても定期的にツボ療法を試みる必要がある。

 12) ミケチ・・・左右の足の「リエキ」のツボの直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肺」に入力している。左右の肺には二個づつ「肺ホルモン」が存在し、一つは「肺胞保護再生(ミエギオン)ホルモン」、もう一つは「肺膜保護再生(ビアギオン)ホルモン」である。左足のツボから出る2本のコードは左肺の二箇所のホルモン腺へ、また右足のツボから出る2本のコードは右肺の二箇所のホルモン腺へ入力している。このツボ療法の効能はウイルスや細菌の感染で傷付いた肺胞や肺膜を修理する事であり、健康の維持を考えれば、健康な方でも定期的に打つべきツボの一つである。

 13) ヌイネ・・・左右の太ももの膝関節の直ぐ上のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「海馬」に入力している。海馬とは大脳辺縁系の海馬体一部であり、一般的には海馬と歯状回を合わせて海馬と称している。地球では海馬は記憶や学習能力に関係する脳の器官だと言われているが、宇宙医学にはそんな記載は無い。海馬はもともと生物の「営巣本能」を司る領域であり、早い話が自己の住処(すみか)を作ろうとする本能である。大脳12アンテナの領域では海馬が所属する位置は「第四磁界(知性界)」に相当しており、心領域に於いては学習領域に相当する事から、学習系に関係すると勘違いしている。左足のツボから出る2本のコードは右海馬へ、また右足のツボから出る2本のコードは左海馬へ入力している。一体何の目的で本能中枢へBコードを入力させるのかと言えば、「自」と「他」の区別を判別させる為であり、自己を見失って他に追従して生きる自分が無い人間を作らない為である。このツボ療法の効能は主に「鬱病患者」や「心的ストレス障害者」や「アルツハイマー病患者」などの精神疾患の患者に効果がある。

 14) ヌエネ・・・左右の太ももの膝関節の直ぐ上のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「骨格筋」に入力している。骨格筋のツボと言えば「キセキ」のツボであるが、「キセキ」は体の裏側の筋肉(脊柱起立筋: 最長筋)であるが、それに対して「ヌエネ」は体の表側の筋肉(斜角筋: 中斜角筋)に入力している。斜角筋は首の真横の筋肉であるが、入力先は勿論筋肉では無く「筋肉ヒール」である。体の統括筋肉は「脊柱起立筋」だが、「斜角筋」はサブとして機能している。左足から出る2本のコードは左斜角筋へ、また右足から出る2本のコードは右斜角筋へ入力している。このツボ療法の効能は主に体の表側の筋肉ヒールを活性させて筋肉を増強させる効果であり、やはり「マッチョマン」志望者のマニアックなツボと言える。

     D 腹部魂(足の裏側のツボ: 膝関節から股関節まで: 12対)

 01) ニイミ・・・左右の太ももの裏側の股関節の直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「耳下リンパ節」に入力している。リンパ節のツボと言えば、「メイゼ」は「鼠蹊リンパ節」、「ミイナ」は「脇下(腋窩)リンパ節」、そして「ニイミ」は「耳下リンパ節」である。これらのリンパ節は数あるリンパ節の中でも主要なリンパ節である。左足のツボから出る2本のコードは左耳下リンパ節へ、また右足のツボから出る2本のコードは右耳下リンパ節へ入力している。いずれも各リンパ節を結んで「リンパ皮膜」に入力している。このツボ療法の効能は頸部の免疫力を高める効果であり、場所柄的にウイルス感染や細菌感染に晒される危険地帯である為に、健康上、定期的に施術しなければならないツボの一つである。

 02) ニエミ・・・左右の太ももの裏側の股関節の直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「脊髄」に入力している。脊椎骨の分節(24)と脊髄の分節(31)は一緒では無い。左右のツボから出る2組4本のコードは、1組は「第四頸髄(第三頚椎)」の左右へ入力し、もう1組は「第十胸髄(第十胸椎)」の左右へ入力している。Bコードの入力先は脊髄の表層膜である「髄膜」へ入っており、髄膜の三層構造(硬膜、クモ膜、軟膜)のうち、一番内側の「軟膜」に入力している。脊髄は大脳とは真逆であり外側に白質が存在し、内側に灰白質が存在していて、中心部には第四脳室から続く脳脊髄液の中心管が走っている。脊髄と言ってもアストラルのズザネ管の意味では無く、物質世界のマジの脊髄が対象である。このツボ療法の効能は脊髄活性にあって、ここから出る全ての枝神経に「喝」を送り込む事ができる。一般的な効能としては身体が「凛(リン)」なる効果である。

 03) スイミ・・・左右の太ももの裏側で「ニイミ」のツボの直ぐ下にあるツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して「大動脈」に入力している。このツボは血圧の上昇と下降に関与しており、心臓から2cm〜3cm程外に出た大静脈管の血管壁の中へ入力している。大動脈管の血管壁は基本的には三層構造(外膜、中膜、内膜)を呈しているが、このツボからのBコードは中膜(膠原繊維層、弾性繊維層、血管平滑筋層)の一番内側の「血管平滑筋層」へ入力している。血管筋肉にコードが入力している事から、血圧の調整が可能となる。左足のツボから出る2本のコードは心臓から外に2cm程度の所に入り、また右足のツボから入る2本のコードは心臓から外に3cm前後の所に入力している。このツボは血圧の高低に作用する理由から「禁制」のツボである。

 04) スエミ・・・左右の太ももの裏側で「ニエミ」のツボの直ぐ下にあるツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して「大静脈」に入力している。心臓より上の大静脈を「上大静脈」、心臓より下の大静脈を「下大静脈」と言うが、このツボは後者の「下大静脈」に関係している。免疫系の中枢部は胸腺やリンパ節や脾臓などであるが、血管免疫軍の中枢部と言えば大静脈であり、特に「下大静脈」に集中している。身体の中心部の大きな血管には「血管ヒール」が存在し、血流が遅い静脈血の内部では造血が行われている。造血と言っても免疫系の細胞群のみであり、特にマクロファージや、NK細胞や、樹状細胞や、B細胞や、形質細胞などである。これらの免疫細胞は「ヒール・ズザネ管」と接合した定着性の正規免疫軍であり、他のロボット血球である「赤血球」や「T細胞」や「各種のリンパ球」の如く血流に乗じて循環している「根無草」血球では無い。反電荷細胞(ガン細胞)とも戦える知能を有した体細胞の免疫軍である。このツボから出る2組4本のコードは「血管ヒール」へ入力しており、免疫群の活性と増産に関与している。従って、このツボ療法の効能は非常に重要であり、元気な体を作る為の必須なツボである。

 05) レオイ(中央点)・・・左右の太ももの裏側の中央点のツボからは3本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して「皮膚」全体に関与している。体の皮膚の中枢部は実は「肛門」にある。発生の段階に於いて、最初の陥入部を「原口(げんこう)」と称するが、人間の場合は原口が肛門になる為に「後口生物」の範疇に入っている。つまり肛門が基点となって体の細胞が作られて行く為に、皮膚の中枢原点は肛門なのである。肛門部の皮膚と直腸の境目には「歯状線」と呼ばれるギザギザの線があるが、ここの左右に1本づつBコードが入力し、その外側の皮膚部分に1本づつ、今度は直腸側に1本づつ、合計で6本のBコードが入力している。いずれも皮膚ヒールに入力しており、ヒールに取っても原口(肛門)は出発点となる。つまり、ここの皮膚ヒールに刺激を与えれば、それが全身の皮膚を駆け巡るのである。このツボ療法の効能は全身の皮膚の活性であり、具体的に言えばコラーゲン層の再編成であって、その様な意味から「美肌のツボ」と讃えられて来た。

 06) ネキオ・・・左右の太ももの裏側の中央点の直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「延髄」に入力している。このツボは皮膚の汗腺に作用し、外気温に応じ汗腺を閉じたり開いたりして体温を調節する機能を有している。汗腺の中枢が延髄にある事から、このツボのBコードは延髄へ入力している。左足のツボから出る2本のコードは延髄に存在する自律神経核に入力しており、交感神経系路の神経は「汗腺」を開き、また副交感神経系路の神経は「汗腺」を閉じる。左足から出る2本のコードは延髄の副交感神経核へ、また右足から出る2本のコードは延髄の交感神経核へ入力している。これによって外気温に応じた適応性のある発汗作用が可能になる。このツボ療法の効能は汗腺の発達であり、環境に即した敏感な発汗作用ができる様になる事である。特に北国育ちの方は汗腺が発達しておらず、外気温に即した敏感な汗腺を開発したいものである。

 07) ネクオ・・・左右の太ももの裏側の中央点の直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「肩関節」に入力している。一般的に肩関節とは「肩甲骨」と「上腕骨」を繋ぐ部分の意味であり、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭の接合部を指している。関節部は基本的に潤滑油の働きをする「滑膜(かつまく)」に包まれており、肩関節や股関節の場合は両骨の接合軸となる「骨頭部」が重要な存在となる。左足のツボから出る2本のコードは、左肩関節の「滑膜」と「左上腕骨頭部」の骨膜へ、また右足のツボから出る2本のコードは、右肩関節の「滑膜」と「右上腕骨頭部」の骨膜へ入力している。このツボ療法の効能は肩関節へ活性をもたらし柔軟性のある滑らかな関節に仕立て上げる効果であり、一般的には「投手のツボ」と言われている。

 08) マオオ・・・左右の「ネクオ」のツボの横側(小趾側)の単独のツボからは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「小腸ヒール」に入力している。小腸ヒールと言っても主に「回腸」部分のヒールにBコードが入力している。このツボは昔から「造血のツボ」と称されており、小腸ヒールを活性化させる事によって「血球(主に赤血球)」が作られている。血球の卵は小腸の絨毛血管の内部で「ES血小板細胞」から作られるが、普段はかなり血球量が少ない状況であっても、体はなかなか増産体制には入らず、現状量を維持しようとする傾向が強い。しかし、このツボに刺激を与えてやると、体はにわかに反応して血球生産を始める。従って、このツボ療法の効能は「血球増産」にあって、特に血液の病気の方には強い味方となる。

 09) ヨイル・・・左右の「ネキオ」のツボの直ぐ下のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「大脳辺縁系」に入力している。このツボは大脳辺縁系の自律神経回路に関与して大腸の生理活動に関わっている。小腸ヒールは主に造血作業に関係しているが、一方大腸ヒールは血液に不可欠な成分の生産に関係している。その成分とは「ヘム原子団(ポルフィリン誘導体)」の事であるが、大腸粘膜の血管内部で生成されている。この生産をコントロールしているのが大脳辺縁系であり、承知の様に赤血球はヘム原子団を血中から吸収してヘモグロビンを生成している。左足のツボから出る2本のコードは右側の辺縁系の自律神経回路に、また右足から出る2本のコードは左側の自律神経回路に入力している。このツボ療法にはヘモグロビンの増産に関わる以外に、特別な効能効果は無いが、やはり血液の病気の方には必要である。

 10) ヨエル・・・左右の「ネクオ」のツボの直ぐ下のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「脊椎ヒール」に入力している。脊椎にも「骨ヒール」が入っており、左右のツボから出る2組4本のBコードは第12胸椎部の骨ヒールへ交互に入っている。骨ヒールの役割は「骨髄間質細胞」を生産し、骨の強靭な「細網骨格」を作り出す事である。骨ヒールから出る「ヒール・ズザネ管」は「間質細胞」へ入力されており、その間質細胞を生かす為に各種の「骨髄血球」が作られている。地球医学では骨髄血球の方が主役で間質細胞の方が脇役の様な説明だが、それは逆であって、主役はあくまでも間質細胞に他ならなく、その役割とは骨格を維持する事である。骨髄血球と循環血球に互換性は無く、骨髄は造血とは無関係な場所柄である。このツボ療法の効能は骨ヒールを活性させて脊椎骨の強度を保つ事であり、背骨の骨密度をアップさせる事である。

 11) ニケセ・・・左右の太ももの裏側の膝関節の直ぐ上のツボ(母趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して頭部魂の「唾液腺」に入力している。唾液腺と言っても「大唾液腺(耳下腺と顎下腺)」と「小唾液腺(舌下腺)」に分かれているが、このツボは小唾液腺(舌下腺)の方に入力している。唾液成分には殺菌・抗菌作用の成分や、消化作用(酵素)の成分や、緩衝作用の成分や、無機イオンの成分が混じっているが、実はアストラル系の成分も含まれている。このヒール成分は「潤滑搬送因子」として作用する微細な粒子状物質(1ミクロン)であり、舌下腺の生産部から放出されて十二指腸の水平部で回収され、ヒール輸送管を介して舌下腺に戻っている。このヒール粒子が分泌されないと、特に粉末状の物をまともに飲み込む事は難しい。舌下の左右に二つの生産部(ヒール腺)があり、これらは舌下腺の分泌口から一緒に放出されている。このツボ療法の効能は消化の手助けをする事である。

 12) ニコセ・・・左右の太ももの裏側の膝関節の直ぐ上のツボ(小趾側)からは2本のBコードが出ている。いずれも魂体を介して腹部魂の「頸椎」に入力している。頸椎と言っても「骨ヒール」に関与しており、第7頸椎の位置にBコードが入力している。左足のツボから出る2本のコードは第7頸椎の左側へ、また右足のツボから出る2本のコードは第7頸椎の右側へ入力している。やはりこのツボも「ヨエル」のツボと一緒であり、頸椎骨の骨密度をアップして骨の強化を計る効能がある。特に現代社会は頸椎に異常を抱えている方が多く、手軽に強化が出来るこのツボ療法の価値は非常に高い。

 

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