〈宇宙医学の実践処置法(その1)〉
経穴点(ツボ=キジ点)療法とは病気治療と言うよりも、むしろ病気予防や健康維持に関する施術法ですが、では実際に病気が発症してしまった場合は、例えば事故に遭って大腿骨を折ってしまった様な場合は、これはツボ治療では治す事が出来ません。地球人の場合は医療を施してくれる筈の神々が「宛(あて)」に出来ない理由から、病院で医者に治してもらうのが「当たり前」の慣例になっていますが、では他の宇宙人類の星にも医者が居るのかと言えば、実は医者が居るのは地球人だけだと言ったら、あなたは驚くでしょうか。地球の様な医療体制(人間が勝手に医師免許を交付している)は他の星には無く、創造主世界や神々世界から認定された正式な「医師免許資格」を持つ者が正真正銘の「医師」であって、その辺の医大を出た「坊ちゃん」が医師であるとは、我々は認めておりません。地球には正式な医師など誰一人として存在しないのが現状でしょうか。そもそも医師とはあらゆる医学分野をマスターしたオールランド・プレイヤーで無ければならず、専門分野別の医師とは単なる「技師屋」に過ぎず、そんな人間を「ドクター」などと称して崇め信奉するのは如何なものかと思います。
宇宙医学セミナーとは創造主世界から認定を受けた「宇宙医師」を目指す医学生が集う講習会であり、宇宙医学(銀河標準医学)を学ぶ為の実践講座です。医学の全分野を学ぶ訳ですから、多分、人間期間の一生を費やしても「終わり」が見えないと思いますが、人間期間はもちろんのこと、死後も勉強を続けて「宇宙医師」の免許を獲得する事が、この講習会の目的です。つまり宇宙ドクターの養成学校であると思って頂ければ、間違いが無いと思います。当然、ただ医学知識を詰め込むのでは無く、病気の原因を突き止めて、その病気と戦う実践力を磨いて貰う事が宇宙医学セミナーの目的です。地球の医者達は「薬」と「メス」を用いて病気に対処していますが、宇宙ドクターの卵(医学生)は「カイ」と「医療団」と言う二種類の手段を用いて病気と戦います。「薬」や「メス」と言う野蛮で下衆(げす)な手段を用いないのが特徴です。無論、病気の原因は多義に渡っており、宇宙医学を用いても治せない病気もありますが、しかし、取り敢えずあらゆる病気と戦える所が宇宙医学の特徴でしょうか。
暫く「医学シリーズ」が続きますが、今回のブログからは一般的な病気に関する宇宙医学の「原因追求」と「処置法」に付いて、一つ一つの病気に対して実践的な説明を加えて行きたいと思います。以前「難病シリーズ」に於いては、病気を分野別に分けて「原因追求」を行ないましたが、今回は一般的な病気が対象であり、やはり分野別に分けて「原因」と宇宙医学の「処置法」に付いて説明して行きたいと思います。我々が地球人とは異なる医学見識を持ち、地球人とは異なる医学療法を用いて、各種の病気に対して、地球人とは異なる実践的な対処術を有している事は承知の通りです。「この病気を宇宙医学では一体どうやって治しているのか」と興味のある方は是非目を通して欲しいと思います。多分「目から鱗(うろこ)」の対処術が一杯あるかと思います。また、目ん玉が飛び出してしまう様な先進的な医療道具や医療機器をたくさん備えているので、驚かれると思いますが、我々に取っては毎日実践で使用している当たり前の道具や装置であって、決して珍しいものではありません。
注) 宇宙医療は地球医学の発展の為に、ブログでは一般公開しているものの、我々は基本的に一般人に対する「病気治療」は行なっておりません。宇宙生命論を学ぶ「会員(同志)」に関しては空の上のアストラル医療団が健康の面倒を見ており、時には手術もやって助力してくれますが、医療団が一般人に対して医学的な治療を施すことは原則的にあり得ません。また病気の治療を受けたくて、入会して来る方も多いのですが、そういう魂胆の方はあらかじめ入会を断わられるか、もしくは途中で退会して頂く事になります。我々のモットーは「自分の健康(命)は自分で守れる様になりましょう」なのです。宇宙医療団が作られてから、既に12年間が経過しており、その間、会員達とその家族を日々守って来た実績があります。今回はその医療範例の中から、宇宙医学の治療法に関する知識を公開しようと思います。
A 「脳」の諸病
※ 脳出血(脳溢血)・・・「クモ膜下出血」や「脳内出血」も含めて「出血性脳卒中」と呼ばれる。死亡率が3割を超える「クモ膜下出血」の場合はその大半が「脳動脈瘤」の破裂に起因するが、「脳出血」の場合は、多くの症例が高齢者で血圧が高い方が起こしている。無論、若い方でも起こり得るが、その場合は脳動静脈奇形などの血管奇形を有する方に限定されている。クモ膜内に形成された脳動脈瘤に関しては発見され次第、宇宙医学では動脈瘤そのものを摘出する手術を行なっている。無論、摘出手術は細い枝線の動脈瘤の場合であって、動脈瘤が成長して日々大きく成っている様な場合である。太い血管の場合は動脈瘤そのものを「止血シート」で包んで血管壁の再生手術を施すのが一般的である。実践例としては大動脈瘤の再生手術が3件、クモ膜動脈瘤の摘出手術に関しては2件の成功歴があるが、動脈瘤が破裂してしまった場合に関しては、まだ経験は無いが、多分救う事は難しいと思われる。
若い方の「脳動静脈奇形」に関しては出血するリスクが高い為に、血管奇形を見つけ次第治療を施しているが、高齢者の「脳内出血」の場合は、脳内のどこで何時血管が破れるか予測が不能である事から、出血の場所次第で運不運が付き纏う。脳内出血で一番多いのが大脳基底核の「被殻(ひかく: 線条体の一部)」であり、脳出血の5割を占めている。他には視床出血(20%)、脳幹(橋)出血が10%、小脳出血が10%、脳葉出血が10%の発生比率である。これまで生命論関係者で脳出血を起こした方で治療を施した方は12名、被殻出血(3名)で昏睡状態に陥った方が1名(2年半後に病院で死亡)、視床出血(3名)で病院で入院中に誤嚥性肺炎で死亡された方が1名、後の6名はいずれも早期発見の為に回復している(10/12)。救急車で運ばれている間に、出血を止めて、溢れた血液を医療団が裏空間処理してしまう為に回復が早い。たが、大きな問題は脳出血を起こすと、脳細胞同士を接続している無数の「バイオン・コード」が切れてしまう事であり、数百万本から数千万本にも及ぶバイオン・コードを繋がない限り全快は難しい。
特に運動神経(アクオン管)が一度切断されてしまうと、脳から手足まで伸びる力学帯(テトラ力体連鎖)が総崩れしてしまう為に、神経や筋肉やヒールが無事であっても、二度と手足の運動を起こす事は出来ない。切断されたアクオン神経を繋いでも、力学組織を復活させない限りはダメなのである。一度瓦解してしまった腕神経や足神経の「テトラ連鎖体」を蘇えさせる為には、物理的な増幅送信機が必要であり、この機械で増幅してやらないとテトラ連鎖体の再形成は不可能な話である。切断された運動神経を繋いで、この「テトラ連鎖体」を形成できれば、あとは「リハビリー」の問題であり、特に小脳から運動記憶が消えた場合は、赤ちゃんと一緒であって、最初の1から歩行訓練して学習し直す必要がある。さて、地球医学では知り得ないキーワードが三つある。それは「アクオン神経」と「バイオン・コード」と「テトラ連鎖体」と言う医学用語である。それと物質医学では決して真似が出来ない芸当もある。血管から漏れた血液を処理する事や、血管や神経を修繕できる事や、分子レベルの接合作業(バイオン・コード)や、物理レベルの作業(テトラ連鎖体形成)ができる事であり、何より身体を切り開かずに作業ができる所が異なる点である。
高齢者の脳出血が多い理由は「血圧」などの問題があるが、老齢者になればなる程、脳内ラジカル濃度が高いと言う環境問題が一番の理由である。体液中のラジカル分子が血管壁を変性させて行く為に(血管の奇形や動脈瘤が発生する)、血管が破れやすくなる事は確かである。地球人は原子炉を使用しており、海洋や井戸水が汚染されているばかりか、また大量の化学薬品(シャンプーやリンスや毛染めなど)を使用する為に、ラジカル濃度が極端に高いのが現状である。他の星の住人ではラジカル濃度が10%未満であるのに対して、地球人の場合は平均が150%から200%を示している。高血圧症も脳卒中も癌も糖尿も基本的にラジカルが引き起こす病気故に、産業を優先させるのか、それとも人命に重きを置くのか、それは国家の考え方次第である。こうしたラジカル問題に関しては、宇宙医学では「呼吸ブース」にラジカル中和機能を持たせており、平均60%を維持させているが、血管が既にボロボロに変じている高齢者に対して、今更呼吸ブースを装着させても、抜本的な解決策とはならない。ラジカルには「放射性ラジカル」と「化学性ラジカル」の二種類が存在するが、その存在と危険性を十分知っているのに、化学者が「知らんぷり」を決め込むのは、如何なものかと思われる。
劣悪な環境条件で生活を余儀なくされている地球人であるが、脳出血を未然に防ぐ為には、ラジカルで傷付いた血管や、奇形血管や、変性血管(動脈瘤)などを早期に見つけ出して定期的に補修して行く必要がある。また血管は大変詰まり易く「狭窄」や「血栓」などの弊害も生じて来る。血管を破裂させたり、詰まらせたり、するのは命取りとなるケースが多い理由から、我々は定期的に血管掃除や血管補修を行なって会員の命を守っている。地球医学のお粗末な技術では個々の血管内部まで覗き見る事はできないが、ミクロ圏の医師である「医療団」がその離れ業を可能にしてくれている。
※ 脳梗塞(脳軟化症)・・・脳梗塞とは脳に至る動脈が「血栓」によって閉塞され、虚血を起こして(血液が行き届かなくて)脳組織の細胞群が壊死する病気の事である。日本国に於いては癌病や肺炎に次いで死亡率が第4位と言う国民的な病気である。脳梗塞の原因は脳の動脈が詰まる事であり、脳血栓を定期的に除去する以外に対応策が他に無い。根本的な問題はなぜ動脈が詰まってしまうのか、なぜ血流を妨げる血管血栓が発生して来るのか、発生した血栓を如何様に除去するのか、再生が不能な脳組織であるが故に、血栓の予防対策が重要な「鍵」を握っている。血栓が発生し易い第一の理由は勿論「血中ラジカル濃度」であり、ラジカル分子の化学結合力は活性酸素原子の約30万倍であって、その接着力は「アロンアルファ」とあだ名が付く程の強い結合力を有している。一個の赤血球の表面がラジカル化されると、それを中心に数十個の赤血球を電磁的に連結して団子状態を呈してしまう。もし血管に狭窄部があれば、団子状態の赤血球はたちまち血流を塞いで血栓を形成してしまうと考えられる。ただ、ラジカル血栓の場合はラジカル分子が電子中和されると、あっと言う間に団子状態が解消されると言う特徴がある。付着し易く、また乖離し易いのが特徴である。
それに対して血管内部で血球などの大量溶血が発生すると、放出された細胞成分(主に蛋白成分)が血管壁に付着し、やがてそれらが積もり重なって動脈硬化や血管狭窄を起こして行く。いわゆる「アテローム血栓」である。これは大変強固な粘着物なので、血管の内腔が縮小すればする程危険度が増して行く。特に古い血球を破壊する「脾臓機能」に障害がある場合や、あるいは血球を破壊するウイルスなどに感染した場合は血管狭窄が早く進行してしまう。また心臓は身体中の血液を集約する場であって、血の塊が良く集結する場所柄でもある。これらの血の塊がそのまま脳動脈へ直接送られてしまう理由から、特にアテローム性の狭窄部に於いては一挙に詰まって血流閉塞を起こしてしまう場合がある。脳動脈は左右の「内頸動脈(2本)」と「椎骨動脈(2本)」によって脳全体がカバーされており、これらの動脈は「ウィリス大動脈輪」に注いで、脳全体の血液量が保持されている。仮に1本の動脈が詰まったとしても、動脈輪から他の動脈を経由して血液を供給できる様なシステムになっている。だが、それでも1本の動脈が詰まると言う事は大変な事態を招来させる。ちなみに、脳梗塞の60%〜70%は椎骨動脈の分線である「中大脳動脈」で発生しており、片麻痺や知覚麻痺など重篤な症状を引き起こしている。
宇宙医学の見地から考察すると、血栓が発生し易いと言う事は、特殊な血球ウイルスに感染していない限りは、血中ラジカル濃度が異常に高いのか、それとも心臓に何かの欠陥があるのか、また脾臓機能がパンクしている状態なのか、もしくは腎臓の古蛋白処理機能に問題が発生しているのか、あるいは血流促進ホルモンのどれかが分泌不足を呈しているのか、このいずれかの場合に必ず当てはまる。脳梗塞を頻繁に起こす人は血栓の確かな原因を突き止めてから対処する必要がある。血栓を防ぐ「血流促進系」のホルモンとは、脳下垂体前葉ホルモンの「水粘性調節ホルモン(ヒウエニア)」、同じく脳下垂体前葉から分泌される「血中脂質コロイド化促進ホルモン(ネアオ=ハイカミ)」、また脳下垂体後葉ホルモンの「血漿蛋白化学反応抑制ホルモン(ムイグオエア)」、松果体のヒール・ホルモンの「血液流動促進ホルモン(フケゲイ)」、心臓ホルモン腺から分泌される「血球離反力増幅ホルモン(ケーキニ)」、同じく心臓ヒール腺から出る「血球凝集防止ホルモン(ヤイヌイ)」、胸腺のヒール・ホルモン腺から分泌される「免疫細胞乖離ホルモン(フエオイ)」などである。いずれも地球医学が知らないホルモンばかりであるが、脳梗塞を引き起こす順番で言えば、高濃度ラジカルの次に多いのが、これらのホルモンの分泌量不足である(ヘルペス・ウイルスなどによって腺源が破壊される)。
「脳梗塞」に関する宇宙医学の対処法は、あくまでも予防対策であるが、脳血管内部に付着したアテローム蓄積物(細胞の死骸成分)の掃除と、ラジカル血栓などの血球塊の除去を定期的に行っており、医学関係者の健康を守っている。血流促進系のホルモンに関しては、4種の物質ホルモンには代替え用の物質信号器が用意されており、また3種のヒール・ホルモンに関しても、医学生は固有の「アグニ・ヒール」を備えている事から、ヒール・ホルモン腺そのものを新しく作り直す事ができる為に、ホルモンの分泌量を定常値へ戻す事ができる。また心臓の機能維持や、脾臓の機能維持や、腎臓の機能維持は医療団の得意分野である事から、脳梗塞で倒れる心配が殆ど無いのが実情である。アストラル医療団の特権は、別に体を切り開かなくても、血管の内壁にこびり着いたアテロームを引き剥がす作業や、血管を詰まらせる血栓の除去作業が簡単にできると言うのが、絶対的な強みであり、物質医学では到底太刀打ちが出来ない芸当ができる所が美点である。ちなみに、医療団が操作している「ミニcom」のサイズは体細胞の1/10000サイズ、個々のミニcomには「分子破砕砲」が搭載されており、これで骨を削ったり、頑強なアテロームをボロボロにして引き剥がしている。
※ 認知症・・・認知症と言っても種類があって、単なる老人性の「ボケ」とは根本的に異なる。地球医学の分類によれば、認知症は「アルツハイマー型認知症(50%)」、「脳血管性認知症(20%)」、「レビー小体型認知症(20%)」、その他の10%の中に「前頭側頭型認知症(FTD: ピック病)」「ハンチントン舞踏病」や「プリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病)」などの種類に分類されている。承知の様に認知症は地球人類に取っては深刻な問題であり、世界規模で増加していて、数年後には現在の三倍は患者が増えるだろうと推測されている。極端な表現を使えば、70歳を超えれば、人類の全員が「痴呆症」と言う事態にも発展しかねない状況である。だが、残念ながら、現在の地球の物質医学では認知症とは戦う事は出来ない。なぜならぱ、認知症とは「意識」や「心」や「魂体」と密接に関係しており、目に見えないアストラル世界の病気だからである。仮に病気の原因が分かったとしても、手術や薬ではアストラル器官は治せないからお手上げなのである。現代医学の分類はともかく、現実問題として認知症で一番多いのは「アルツハイマー型認知症(45%)」であり、二番目は「脳ウイルス感染型認知症(25%)」、三番目が「レビー小体型認知症(20%)」、その他が10%である。
ここでは認知症の9割を占める三種類の認知症に付いて説明しようと思う。先ず「アルツハイマー型認知症」とは「退化病」であって正確には病気とは無関係、宇宙医学では「六道劣化病」という名称であり、普段思考しない者(頭を使わない者)が最終的に行き着く大脳の萎縮病(退化病)である。その原理は筋肉を使わない者が筋肉を退化させてしまう事と一緒の理屈であって、特に思春期に学校の勉強もせず、マンガやゲームばかりしていた人間が最終的に落ち入る病気である。地球人も宇宙人も大宇宙人類ならば皆、誕生したばかりの赤ちゃんの段階は「分脳ニューロン・ループ単位(N単位)」が左脳800本、右脳800本という状態からスタートしている。分脳N単位とは大脳電磁場の出力を担う場所柄であり、この本数とは頭を使えば使う程増えて行くものである。宇宙医学ではN単位数が満60歳までに最低「1650本(左右合計で3300本)」以上なければ「劣化」すると言われており、巻き数=電磁場出力の問題なのである。頭を使う訓練を重ねて行けば、その分、分脳の電磁力が増強されて、思慮分別が可能な高い精神領域で心を営む事ができると言う訳であって、大脳を退化させて「痴呆症」に陥る心配も無いのである。
具体的な話をすれば、魂体器官の「大脳12アンテナ」と言う心動帯(ヌクヒブイ動帯)の操作盤を動かす為には、分脳の電磁力が必要であり、人間はこの力で基本的に心を営んでいる。「大脳12アンテナ」は下六道と上六道に明確に分かれており、下六道(第1〜第6層)は肉体を操作する領域、一方上六道(第7〜第12層)は理性や判別や識別と言った思考をする領域である。上六道は外側にある為に分脳N単位が全体的に増えないと物理的に操作する事が難しい。従って、N単位を発達させていない者は操作盤の下六道しか使えず、判断力や比較力や思考力に事欠き、難しい事は一切考えられなくなってしまう。その様な状態が長く続くと「大脳12アンテナ」の上層部が瓦解を始めて、大脳組織が全体的に収縮して来る。それがアルツハイマー収縮であるが、更にその症状が進むと下六道も瓦解を始めて、最終的には右も左も分からない「白痴状態」まで退化が進行してしまう。ここまで進行すれば、もはや「人間」とは呼べない。六道劣化病は早い方(N単位が1300本程度)は50歳代から異常を呈して来るが、遅い方(N単位が1500程度)は60歳代から現れて来る。88歳前後が終着駅であり、この年齢に至ると一挙に白痴状態へと突入してしまう。
上記は銀河標準の「六道劣化年表」であるが、大昔の王国時代の年表と比較すると3歳ほどの違いがある。満年齢で44歳を迎える年を起点としてN単位数が「1380本」以下の者は六道劣化を始めて、次の年(45歳を迎える年)は事実上は43歳の精神年齢となる。当然、その翌年(46歳を迎える年)には42歳となり、その翌々年(47歳を迎える年)には本人の精神年齢は満41歳となる。この比率で計算して行くと、満60歳では「28歳」、満70歳では「18歳」、満80歳では「8歳」、満88歳では「0歳」の精神年齢となる。段々若くなって行くのが劣化の特徴であるが、さすがに精神年齢が「10歳」を下回って来ると、やっている行動が小学生と遜色が無く、誰がどう判断してもガキの行動しか取らなくなる。そうして満88歳を迎える年にはついに生まれる以前の胎児段階へと突入し、自他の区別も付けられない「パープリン状態」となり、素っ裸で街を徘徊する様になるし、また自力では家に戻れなくなってしまい、一緒に暮らしている息子の顔も覚えていない白痴状態へと変じてしまう。医療団はその人間のN単位数や大脳12アンテナの維持状態を見られるので、一見何でも無い様に見えても、六道劣化者は直ぐに判別が付く(大脳12アンテナの上六道領域が全く使われていない)。
さて、学校の校長先生をやっている様な、あるいは大学教授をやっている様な見識の高い人間が、そのN単位数も1800本〜2000本以上もあるにも拘らず、突然、鬱病に陥って認知症の症状を露呈して来る場合がある。この様な認知症は明らかに「六道劣化病」とは異なり、事実、アルツハイマー収縮も起こっていない。では、なぜ彼は突然、認知症と思しき症状を呈して来るのだろうか。宇宙医学の視点からは、その原因は大きく四種類に分類される。頻度の高い順から言えば、一つはヘルペス・ウイルスの様な「脳ウイルス感染型認知症」か、一つは「レビー小体型認知症」か、もう一つが神々や魔界神が標的(人間)に仕掛ける「廃人武器挿入型認知症」か、もしくは脳梗塞などの二次弊害を呈する「脳血管性型認知症」である。現在、爆発的な勢いで進行し社会を蝕み続けているのが「脳ウイルス感染型認知症」であり、それには人間の脳内に巣食う3種類のヘルペス系ウイルス(動物ウイルス)と、2種類の昆虫ウイルス(インフルエンザ・ウイルス)がいる。爆裂増殖や発信器弊害を引き起こすこれらの5種類の脳ウイルスに関しては、生命論会員は「呼吸ブース」の自動排出機能によって守護されているが、一般人は保護の対象にはなっていない。
地球医学が人間の脳を犯す「脳ウイルス」の存在に気が付いて、仮にウイルスを退治できたとしても、もはや手遅れ状態であり、一旦食い荒らされた脳組織は元には決して戻らない。脳神経組織が再生不能である事は承知の通りである。その問題は宇宙医学でも一緒であって、脳組織の再生が出来ない故に、我々も苦肉の策を講じている。破壊された脳組織に「人工脳細胞」を移植して、電流や磁気の通り道を確保し、最低限「命の保持」はできるものの、失った機能の復活はできていないのが現状である。ところで、「レビー小体型認知症」とは一体何が原因で発生するものだろうか。老人性のパーキンソン患者に良く見られる所の「脳の口内炎」とも表現できる「レビー小体」、その発生メカニズムはまだ解明されていない。天体力場の最上層には「ネブヤハゲル層(第10〜第12力界)」と呼ばれるヌクヒブイ動帯(力帯)の生産場所がある。この特殊な領域からは生産された「心動帯」の力学構造を維持補正をする「ナオ(NAO)パワー(ナオは神語)」と呼ばれるエネルギー線が放出されており、人間の睡眠時にネブヤハゲル層に戻った心動帯はこの蘇生エネルギーを浴びて構造が維持されている。
人間の健在意識の総元締めである心動帯(ヌクヒブイ動帯)と、人間の魂体(頭部魂)に形成される「大脳12アンテナ」の力学成分は一緒のものであり、大変傷付き易い微細構造を呈している。無論、同じ成分の力学組織だからこそ相互同期が可能なのであって、地上のアンテナ層にも「蘇生エネルギー(NAO-power)」は必要べからざる物と言える。実は、大脳12アンテナにこの「蘇生エネルギー」が充当されなくなると、たちまちアンテナ層に異常が発生し、僅か数日間でアンテナ層の瓦解が始まる。アンテナ層域の瓦解が進むとその層域に沿って一斉に形成され始めるのが「レビー小体」なのである。不思議な事は、仮にもし、アンテナ層が復元し、蘇生エネルギーが充当され始めると、出現した「レビー小体」は徐々に消え去って元の綺麗な脳組織に戻るから驚きである。まさにレビー小体とは脳の口内炎と言える存在である。では、なぜ、レビー小体は高齢者に多く発生するのだろうか。実は自己のヌクヒブイ動帯が「ネブヤハゲル層」に毎日一定時間キッチリと帰巣しておれば、蘇生エネルギーである「NAO-パワー」がしっかりと充填されて、同時に地上の大脳12アンテナにも蘇生エネルギーが配当を受ける事になるのである。
「ネブヤハゲル層」とは「精神階層」であり、早い話がそこは「睡眠の領域」である。残念ながら「精神階層」に自己の意識を入力する「術(すべ)」を忘れてしまった地球の文明人達は睡眠を取らない限り、ネブヤハゲル層へヌクヒブイ動帯を同会させる事が出来ない。若い年代の人間は老人と比較するとしっかりとした睡眠を取るので、天体の蘇生エネルギーが大脳12アンテナにも充当されているが、年配者の様に長い睡眠を取らなくなって来ると、蘇生エネルギーの充当時間が短くなり、大脳12アンテナの補正が間に合わなくなって来るのである。それは自己のヌクヒブイ動帯も一緒であり、睡眠をしっかり取らない老人達の「心動帯」はボロボロ、そして「大脳12アンテナ」もボロボロ、そうなると「レビー小体」が脳内のあちこちに発生して来る。昔の人間は「六道劣化者(アルツハイマー型認知症)」が圧倒的に多かったが、今は文明が進んで「インテリ」が多くなり、お陰で六道劣化者の数は減ったものの、その分「レビー小体型認知症」が増加している。インテリは頭(理性界)を使うので劣化する事は無いが、その分逆に神仏を信仰せず「精神界」を使用しなくなる為に、高齢になるとレビー型認知症に陥る人が多い。
睡眠を余り取らない老人の全員が「レビー型認知症」を併発する訳では無い。睡眠が少ない人でも、「解脱覚醒者」や「精神界」を頻繁に使用している人は、大脳アンテナには常に蘇生エネルギーが充当された状態であり、脳ウイルスに感染しない限りは、認知症とは基本的に無縁な存在である。太陽解脱(初期解脱)や銀河解脱を果たした人間は、物を思考する際には、太陽磁場圏や銀河磁場圏のヌクヒブイ動帯の方を使用しており、その間地球のヌクヒブイ動帯は「ネブヤハゲル層」へ戻して休ませている。勿論、思考を辞めて体を動かす際には地球ヌクヒブイ動帯を操作している。また睡眠に近い「深い瞑想」を行う人や、また神々と通信連絡を取ったりする人(巫女)や、あるいは神々から啓示を受け取ったり(自動書記)する人や、深い信仰心で精神界を使う人などは、精神階を使用している時間が長い理由から、別に過分な睡眠を取らなくても、大脳12アンテナが傷つく心配は無い。ヌクヒブイ動帯を生産部へ帰巣させてゆっくり休ませているからである。結局、人間は与えられた「心のテリトリー(4階12層)」をフル活用しなければ「駄目」になってしまうと言う理屈である。
脳内にアストラル武器を挿入されると、物質組織が破壊されるばかりか、大脳12アンテナの様な身体アストラルも破壊されてしまう。12アンテナが機能しなくなれば、当然「レビー小体」が脳内のあちこちに発生して来る。レビー小体の発生場所によっては、パーキンソン病の様な運動障害や認知障害も同時に発生して来る。こうした場合は「睡眠」がどうのこうのとか、「解脱」がどうのこうのとは言っておられない。年齢が若くても、レビー小体が発生して来る。下記は宇宙医学から見た認知症の原因別の一覧表であるが、「本能階」「知性階」「理性階」「精神階」という四階12層の心のテリトリーを使用しない者や、もしくは境涯成長(精神成長)を疎(おろそ)かにする者は「劣化病(萎縮病)」や「障害病(レビー小体病)」を招来させる結果となる。純粋な認知症とはまさにこの二つを意味するのだろうと我々は考えている。認知症とは本来「心の病」だと言える。
しかし、他の認知症とは「脳病」に過ぎなく、脳ウイルスの感染は事故、また血管性の認知症は単なる脳梗塞の後遺症、残りの認知症は神々が仕掛けた天罰病か、あるいはアカシック不足(発達障害)の精神未熟者か、もしくは霊障に過ぎない。現在、認知症は世界規模で毎年1000万人単位で増加しており、その大半が唯物主義の弊害とも言える「劣化病」か、もしくは未知の「ウイルス感染症」が原因である。どこぞの製薬会社が「認知症ワクチン」なるものを開発したが、「β-アミロイド蛋白」の脳内蓄積と認知症は全く無関係、仮にβ-アミロイドを除去できたとしても、認知症が改善される事は決して無い。我々はβ-アミロイドを簡単に除去できるが、これまで認知症が治ったケースは一度も経験が無い。地球人の真っ赤な嘘を信用してはならない。
最後に、認知症に関する宇宙治療の話であるが、二種類の劣化病に関しては基本的に体の病では無い理由から、正直言って心の病は本人次第であって、治しようが無い事は確かである。それでも劣化病に関しては、60歳以内であれば「N単位増強法」や「大脳12アンテナ交換」である程度は戦えるし、また回復させた範例も結構多いが、65歳以上の年配者になると殆ど効果が無く、これまでの治療は全て失敗に終わっている。病気を治そうとする本人の意思が無ければ、病気は決して治らないし、また多くの者が自分がおかしい事に気付いていないから、手がつけられない。脳ウイルスの感染症に関しては、ウイルス自体は綺麗に片付けられるけれども(病気の進行は止められるものの)、爆裂増殖の結果食い荒らされた脳組織や、また発信器によって特定のタンパク質だけが壊れたり癒着したりしている事から、特に発症から時間が経過した患者に関しては殆ど治せないと言うのが正直な所である。またアストラル武器挿入や天罰病に関しては、脳内に仕込まれた武器は全て除去できるものの、武器による破壊がどこまで進んでいるか、もはや手が付けられないと言う場合もある。
空の上のアストラル医療団や技術団に取って、位相や心動帯や記憶回路や魂体などの修理は毎日行っている業務であり、地上の人間達には修理不能であっても、我々軍団は地球霊界を保持して守護する事が本来の仕事である。その関係上、身体アストラルの修理はめっぽう強く、敵攻撃(物質貫通弾)によって傷付いた魂体や心動帯の修理などはお手のものであって、修理が不能な場合は交換作業も行っている。無論、こうした修理作業は仲間内に対するもので、一般人を修理対象にはしていない。年々増加傾向にあるが、マクロ宇宙の敵が無差別に打って来る物質貫通弾を浴びて、アストラル器官を撃ち抜かれ認知症を呈している方も結構存在する。まあ、我々が唯一しっかり治療できるのは、この分野(アストラル器官)だけかも知れない。
Comments are closed