〈宇宙医学の実践処置法(その4)〉

      C 「心臓」の諸病

 心臓の諸病を説明する前に、心臓がおかしいと感じる一般的な主症状は「胸痛」と「動悸」と「息切れ」の三種である。勿論、これらの症状は別に心臓とは限らず、肺や胸膜や肋骨に原因がある場合もあって、確かな物では無いが、とは言え心臓の異常を素早くキャッチする目安である事に変わりは無く、これらの症状が頻繁に出る様になったら、一般の方は医師に相談して「心電図検査」や「エコー検査」などで詳しく調べてもらう必要があるし、また我々の会員でも空の上の医師団に相談し、詳しく調べてもらう必要がある。まあ、命と隣り合わせにある心臓ゆえに、気は抜けなく油断は禁物である。ところで、この三つの主症状を訴える原因不明の病態が在って、心臓病とは全く無関係ではあるものの、先にその説明を述べようと思う。一つは若い女性に多い「胸痛症候群(プレコーディアル・キャッチ症候群)」であり、もう一つは「過換気症候群(パニック障害)」である。早い話が病気の「謎解き」であり、若干難しい話になるが、世も末の陽化病なので知っておいた方が良いと思う。

  ※ 胸痛症候群・・・思春期から20歳代までの感受性が高い若い男女が訴える胸痛障害で、身体を動かす度に胸を針で刺される様な鋭い痛みや、あるいは胸をえぐられる様な強い鈍痛や、胸を締め付けられる様な痛みを訴える患者が増えて来ている。成長期の若い世代に多い事から、骨の発育や筋肉の発達と関係があるのてはないかと現行の医学会ではそう推察している。我々も数人の若い男女からそんな話を聞いてはいたが、年配者には余り現れない症状なので真剣には取り扱わなかった。しかし、患者が急増している事実を知って解析せざるを得なくなった。軍団による調査の結果、胸痛症候群の根本原因が「魂体のアレルギー」によるもので、魂体の「胸ブロック」に反応する二種類の「アレルゲン・ボール」を、多くの若者達が有していた。このアレルゲン・ボールは一つは「亜硫酸ガス(SO2: 二酸化硫黄)」、もう一つは「コアの中心磁束」に反応しており、それが腹部魂の「胸ブロック」に症状として現れていた。亜硫酸ガスと言えば、火山ガスや化石燃料の排出ガスであり、空気より重く酸性雨の原因物である。我々の時代は排気ガスの中で育っているが、今の時代の子供はこの程度のガス量にも敏感に反応するのかと驚いた。

 我々が地球に移植したコアは、現在は少し移動して、その中心磁束流は日本国に照射されている状況である。これは自然現象なので今更どうにもならないが、コア磁場(地磁気)は必要であるものの、コアの中心磁束流に直接晒されるのは魂体が嫌な様子、多くの人にアレルゲン・ボールが形成されていた。さて、胸痛症候群は「魂体アレルギー」である理由から、それを解消すれば「胸の痛み」からは即座に解放される。仲間の若い子に実際に試して見たら、その次の瞬間から「嘘」見たいに痛みが無くなったらしい。それを聞いてこちらもビックリ、これはマジなのかと頭を叩いた。正直言って、原因はアストラル物質の注入や、マクロ宇宙からの敵攻撃であると勝手に想像していたからである。「胸痛症候群」に対する宇宙医学の治療法としては、魂体(腹部魂)に形成された「アレルゲン・ボール」を切除する事であるが、一般人でも意識的に体の足元に形成されたアレルゲン・ボールを握り潰すことができる。握り潰せば一先ず症状は治って落ち着くが、やがて再び同じアレルゲン・ボールが形成されて来る事から、やはり医療団に頼んで、二度と再発が無い様な処理をしてもらう必要がある。

 一般に、「魂体アレルギー(体感受アレルギー)」は、抗原がフェロモンや臭い分子の場合は主に「首(小脳)ブロック(鼻や喉や気管支)」に症状(空咳や喉の違和感)が出るが、抗原が音の場合は「耳ブロック」に症状(ノイズや耳鳴り)が出て、また抗原が亜硫酸ガスの様な大気成分の場合は肺に直接到達してしまう事から、主に「胸ブロック」に症状(痛み)が出る。また抗原がコアの中心磁束流となると、全てのブロックが同時に反応を起こす。魂体が一体何に拒絶反応を示すか予測が出来ない故に、我々は魂体にアレルゲン・ボールが形成され次第、無条件でそれらを切断している。また「免疫アレルギー」も一緒の扱いであり、肥満細胞の「アレルゲン・レセプター」が形成されると、それを無条件で切り落としている。体が嫌がっているのに無視して良いのかと言う意見もあるが、陽化が極まって何にでも反応する環境下故に、体の好き嫌いに、いちいち付き合ってはいられ無い。子供の小麦アレルギーには付き合い切れないので、「小麦アレルギー」のレセプターをカットしてやれば、少なくてもアナフィラキシーを起こして死ぬ事は無い。バッサリやってしまうのが一番である。体は所詮「機械生命」、甘やかすのは良く無い。

  ※ 過換気症候群・・・この病気は「パニック障害」などの患者が精神的に引き起こす「過呼吸症」の事である。過呼吸と言えば、普通は激しい運動の後に発生するもので、運動もしていないのに精神的なショックだけで過呼吸を起こすと言う事自体が健全な人間には絶対に有り得ない話である。過呼吸の症状は必要以上に換気活動を行う事によって、動脈中の酸素分圧が上昇し、逆に炭酸ガス分圧が下がる事から、手足の痺れや、呼吸困難や、頭のふらつきや、眠気や、耳鳴りや、悪寒をきたす症状を呈する事である。恐怖や不安だけで過呼吸になると言う意味は、大脳12アンテナの第1領域まで心を落とさないと、そんな症状には決してならない。要するに地球磁場圏のコアの領域まで心動帯を圧縮させないと、過呼吸にはならないと言う話であって、赤ちゃんや動物でもあるまいし、良くそんな低レベルまで心を落とせるものだと感心してしまう。そこで、過去にパニック障害や過呼吸に陥った経験のある人間を調査して見た。その結果は予測通り、その多くの者が知的障害者やアカシック不足の自閉症患者であって、いわゆる発達障害者だった。中には例外と思われる人も数名いたが、その者達は全員が動物霊体を憑依させられていた。

 人間王国には昔から人間査定に関する基準があって、アカシック上の文明人回数(言葉を話す様になってからの転生数)が150回以下の者で、眷属性の「生命色」が「橙」と「赤」と「黒」の三色の者は、例え五体満足の健常者でも社会には適応ができないので「特別養護学校」を設けて、社会から隔離して個別教育を施すシステムを取って来た。勿論、昔の銀河連合国もそう言う体制を取っており、連合国ばかりでは無くベテルギウスやアリニラムですら同様な教育体制を敷いていた。まあ、地球に於いては今更どうにもならないが、人権を尊重する精神は宜しいが、そんな事をしていれば社会や国家の質が低落し、最終的には国家自体がパンクしてしまう。命は大切にすべきだが、彼等を一般社会に参入させるべきでは無いと言う話である。そもそも人権尊重とは「人間期間」を卒業して、人に成長してからの権利の話、人にすらまだ成れていない地球人が口にすべき言葉では無い筈である。何時ドンパチを始めるか分からない野蛮人の分際なのに、建前とは言え「神様面(づら)をしてはアカン」と言う話である。

 さて、自分の目の前で「過呼吸」を引き起こし倒れた人間を無視して立ち去る事はなかなか出来ないだろうと思われる。一番良い方法は炭酸ガスを吸引させて、偏った酸素と二酸化炭素の分圧を等しくしてやる事だが、厚い毛布を口に被せて、その毛布の中で呼吸させるのが一番良い方法だと思われる。自分が吐き出した炭酸ガスを再吸収できるからである。それともう一つ方法がある。毛布呼吸をさせながら、親指の先端と人差指の先端を合わせて、両方の指で丸を作り、人差指で親指の先端を強く刺激する方法である。親指の先端には「フエク」のツボがあり、このツボは過呼吸のツボとも言われている。それともう一つ方法がある。それは本人に何でも良いから、言葉を喋らせる事である。言葉を喋れば「第1磁界」のド壺の底から抜け出す可能性が高くなるからである。先ず、心を地獄の底から引き摺り出してやらないと、本人は自力で自身の体を立て直す事が出来ない。


 
 これから心臓の諸病に関する知見を述べて行くが、残念ながら心臓には「臓器ヒール」が備わっておらず、脳神経組織と一緒であって、ES血小板再生が効かない臓器の一つである。しかし、心臓は所詮血管が化けた臓器である事から、破れた血管と一緒の理屈であり、心房壁や心室壁に発生した穴は簡単に補修する事ができる。医療団は心臓の穴に血小板を詰め込んで、穴の両端を「止血シート」で塞ぐ作業を施している。一ヶ月後に止血シートを剥がしてやると、穴が綺麗に埋まって細胞壁が再生されている。破れた血管に血小板が突き刺さって、血管壁が補修されるのと一緒の理屈である。しかし、心臓の心臓たる由縁はやはり「横紋筋」に在って、この丈夫で長持ちの筋肉は胎児の段階から死ぬまで動き続けている。驚異的と言えば、こんな驚異的な物は他には無いだろう。心臓が止まれば命が無くなる事は承知の通り、この唯一無二の存在である心臓を生涯に渡って守り抜く事、これは自己責任であろうと思われる。心臓という臓器そのものと、その運動を司る神経と、主役である血管や血液に関する基礎的な医学知識をしっかり身に付けて、そこを狙って来る病原体や、心臓の妨害となり得る障害物の知識を学んで頂ければと思う。

 現行の地球医学では心臓の異常を調べるのに、患者の症状と心電図が頼りである。不整脈(期外収縮)があるとか、心房細動があるとか、デルタ波が感知されるとか(WPW症候群)、QT延長やブルガダ波形が検知できるとか、あるいは致命的な心室細動が発生しているとか、心電図でもある程度の事は大雑把に読み取る事ができる。しかし、実際の心臓を見ている訳では無く、心電図の波形からは心臓の実態を正確に見定める事は難しい。現実的な話をすれば、心臓は良くアストラル武器攻撃の対象となるし、また霊魂体などの憑依によって心電図の波形が変化する。また位相電位や魂電位が落ちれば、自律神経電位が下降して心電図の波形も大きく変化する。あるいは生霊(いきりょう)のサイキック攻撃(タボ線攻撃)を浴びたり、また死霊(しりょう)のブラック攻撃(ズザネ管攻撃)を受ければ、心電図の波形はとんでも無い形状に変化し心臓自体も踊って歩く。心臓が肥大しても、弁膜に異常が出ても、冠状動脈が詰まっただけでも、心電波形はいちいち変化を起こす。当然、宇宙医学では心電波形など参考にもならない。心臓に違和感を感じたら、即刻医療団を呼んで、心臓の状態を確認してもらう、これが一番手っ取り早い。


 ※ 狭心症・・・心臓の筋肉組織へ血液を送る「冠状動脈」に狭窄部が生じて血液の流れが滞り始めた状態が「狭心症」であり、詰まりの程度によって症状が異なる。冠状動脈の一部が血栓によって完全に閉塞してしまうと、その状態はもはや「狭心症」では無く「心筋梗塞」と呼ばれる病態となり、組織の壊死が始まるので、一刻の猶予も無くなる。出来れば、狭心症の間に(完全に詰まる前に)狭窄部の掃除(血管アテローム除去)をしたいものである。しかし、狭心症には狭窄や血栓とは無関係に冠状動脈の一過的な痙攣(攣縮)によって血流が阻害されて起こる場合もある。その多くは心臓に至る神経に「ウイルス痕(こん)」が発生している場合である。「ウイルス痕」とはヘルペス・ウイルスが神経内に巣食って出来た「傷跡」の意であり、ここからパルス電流が発生して血管が昼夜を問わず定期的に痙攣を起こす。年配者で心臓神経に「ウイルス痕」を持っていない者は誰も居ないと言って良い程、これはポピュラーなものである。だが攣縮性の狭心症で命事に発展する事は滅多に無いが、労作時に発生する狭心症(労作性狭心症)は血流が滞った心筋虚血状態を意味しており、詰まり系の狭心症はやはり恐ろしい。


  
 労作時に於いて、階段や坂道を上ったり、また重い物を持ち上げると、胸が締め付けられる様に苦しく痛くなる、しかし安静にしていると楽になると言った症状は典型的な狭心症の症状である。一般的には病院へ行って医者に診てもらうか、さもなくば「ニトロ製剤」を口に含むしか方法が無い。宇宙医学では心臓に違和感を覚えれば、自分で医療団(空の上の主治医)を呼んでもらい、冠状動脈に何箇所の狭窄部が在って、そこに血栓が在れば即座にバラしてもらい、狭窄の原因物であるアテロームやプラークを取り除いて血管の内径を広げてもらう事ができる。あるいはウイルス痕が何個存在するのか、またその傷付いた神経内部を修復し、パルス電流の発生を最低限(異常を感じないレベル)まで抑制してもらう事が出来る。従って、狭心症で不安を感じている様な人間は我々の会員の中には殆ど居ない。お粗末な地球人医師よりも、また有害な治療薬よりも、遥に宛になる「computer医師団」が身近にいて、不安を感じれば直ぐ診察して治療してくれるからである。

 ※ 心筋梗塞・・・冠状動脈が根本の方で完全に詰まって心筋に血液が行かなくなり、心筋が壊死してしまった病態を「心筋梗塞」と称しているが、その症状は狭心症の如き半端な痛みでは無い。突然、胸が焼ける様な猛烈な痛みに襲われ、まるで締め付けられて押し潰されてしまう様に苦しく、立っては居られない状況となるのが一般的である。そんな「もがく様な苦しみ(心室細動)」が長く続くのが特徴であるが、とにかく救急車を呼んで病院へ搬送してもらうしか手が無い状況である。しかし、比較的スムーズに病院へ運ばれたとしても、助かる確率は50%前後、仮に助かったとしても心臓が麻痺して「脳死状態」になるケースも多い。とにかく如何に早く処置ができるか、それが鍵を握っている。宇宙医療団も結成当初は数名の医師しかおらず、心筋梗塞の急患を救ってやれなかった苦い経験がある。今は当時と比較すると医師数も増えて人数的には余裕はあるが、それでも今の会員を守るのに程良い人数であって大なる余裕は無い。冠状動脈が完全に閉塞しても、本人が医療団を呼ぶ事が出来れば、僅か1〜2分間で血栓を除去できるので、その後は不幸な事件は起こっていない。

 ※ 虚血性心不全・・・同じ心筋梗塞でも発生した場所が先端部の小さな範囲に止まり、心筋の一部が壊死した場合は本人が気が付かない場合がある(無痛性心筋梗塞)。そうした状態にある心臓は血液を全身に送り出すポンプとしての機能が低下し、血液の循環量不足が生じて来る。症状としては「疲れやすとか、だるいとか、少し歩くだけで息切れが起こるとか、下肢が浮腫(むく)んで尿の出が悪くなった」と言った状態が「虚血性心不全」の一般的な症状である。末梢血管の血液の心臓に戻る力が弱くなって、下肢に鬱血が生じるからである。こうした虚血性心不全の原因の多くは心筋梗塞であるが、時には「心筋症」や「弁膜症」でも起こり得る。「虚血性心不全」も「狭心症」も日常生活が出来ない訳では無い為に、病院へも行かず、放ったらかしにしている方も多いが、最終的には致命的な「心室細動」を引き起こしてあの世へ旅立つケースが多い。とは言え、病院の専門医に相談した所で、狭心症や心不全は完治せず、壊死した心筋が蘇る訳でも無く、動脈拡張剤を用いて心臓の負担を軽減し、また利尿剤を投与して浮腫を取る程度の治療ぐらいしか出来ないのが現状である。

 宇宙医学を用いても、一旦壊死した横紋筋を蘇らす事は不可能である。なぜならば心臓には臓器ヒールが存在せず、再生手術が効かない場所柄だからである。しかし、心臓が常にフカフカした状態では普通の生活など送れる筈も無い。寝起き自体が大変な状況では毎日のゴミ出しは勿論、会社へ通勤する事すらままならない。そう言う場合は宇宙医療ではアストラルの「人工心臓補助器」を活用しており、心臓ポンプの圧力を機械が担って補っている。もう十数年にもなるが、技術団が開発した人工心臓で生きている方が我々の仲間には数人いて、彼等は激しい運動は出来ないものの、ジョギング程度は普通にこなしている。機械とは言え、人間の運動リズムに合わせており、心拍数が上昇すれば、それに呼応してポンプの収縮も早くなる様に工夫されていて、その電源は人間の位相電流から取り込んでいる。肉体は所詮「機械」に過ぎない、手段はどうであれ、血管に圧力を掛けて血液を全身へ送り出せれば、それで十分人間は生きられるのである。


 ※ 心筋症・・・心臓の筋肉自体に異常が起こり、その結果として心臓の働きを維持できなくなる病気の総称を「心筋症」と称している。難病の「肥大型心筋症(HCM)」や「拡張型心筋症(DCM)」や「拘束型心筋症(RCM)」などがこの病気の範疇に属する。そもそも心筋が厚くなったり、また逆に薄くなったり、する事自体が宇宙医学では有り得ない話であって、筋膜に住み着くウイロイドなどの病原体の仕業か、もしくは神々武器や魔界武器を挿入された結果なのか、あるいは微生物の発信機などが原因しているのでは?  と疑わざるを得ない。地球医学では心筋を構成するタンパク質の遺伝子変異が原因であると考えているが、病気に関して「遺伝学」や「免疫学」が物を申す場合は必ず「100%真っ赤な嘘」だと相場が決まっており、医者の背後に控えるお偉い医学者達の意見を信じるのは止めた方が良いだろう。ちなみに肥大性心筋症の約60%が遺伝子病で、また拡張型心筋症の約50%が遺伝子であるとされているが、あなたは心筋症が遺伝子病だと思えるだろうか。そこで今回、日本国を始め諸外国の心臓病患者を徹底して調べる事になった。医学者の嘘をすっぱ抜くのが目的では無い。どの道、我々は地球人の学問など頭から信用しておらず、調査の目的は「真実」であって、本当の事を知りたいだけである。

 さて、軍団による1時間の調査結果であるが、日本国では243名の患者と、諸外国(主に欧米)からは660名の心筋症患者を特定し、その結果を分析する事になった。日本国の243名中、66名が肥大型で177名が拡張型だった。肥大型の66名の内訳は45名が心臓にアストラル武器(A)が挿入されており、16名の者が植物の「ポプラ・ウイロイド」に感染し、残り5名はその他だった。また拡張型の177名の内訳は92名にアストラル武器(B)が挿入されており、ウイロイド感染は無く、残りの85名は数名の者を除いてその大半にアストラル武器(C)が挿入されていた。今度は米国とヨーロッパの660名の心筋症患者は、224名が肥大型で436名が拡張型だった。肥大型の224名の内訳は143名が心臓にアストラル武器(A)を挿入されており、64名の者が「ポプラ・ウイロイド」に感染し、残りの17名はその他(アミロイドーシスやファブリー病などの二次心筋症)だった。また拡張型の436名の内訳は342名にアストラル武器(B)が挿入されており、ウイロイド感染は無く、残りの94名は数名の者を除いて、そのアストラル武器(C)が挿入されていた。

 ちなみに、アストラル武器はいずれも魔界(第二派閥)の天罰武器であり、Aの武器(ジウエ)は被膜型の電磁武器であって、心臓を包み込んで、心筋繊維を解いて緩(ゆる)ませて行く武器であり、良く家族単位で仕掛けられるのが特徴である。またBの武器(ムエゼ)は主に心臓の心室を狙った物(球体状のボール)で、心筋繊維を徐々に溶解させて行く武器である。Cの武器(ヌエゼ玉)は心臓の左心室に挿入する電磁糸の塊り(直径4cm)であり急性心不全を狙った武器である。ジウエは肥大型心筋症を、またムエゼは拡張型心筋症を引き起こし、またヌエゼ玉に関しては仕掛ける箇所に応じて、拡張型心筋症や拘束型心筋症を引き起こす。また即死を狙う武器には「クイゴ毒(ウンバチイソギンチャク)」が伝統的に用いられて来たが、最近は「トリカブト毒」や「ボツリヌス毒」も用いられる様になった。今回の調査で新発見したのが「ポプラ・ウイロイド」だった。ポプラはイタリアやフランスやドイツやロシアや中近東も含めてどこにでもあるが、ポプラの綿毛弊害(アレルギー疾患)は有名であるが、ウイロイドによる心臓弊害は初めて知った。調査ついでにポプラ並木が存在する近隣住民の調査を行なった結果、心臓肥大症の方が驚くほど多かった。

 心筋症に関する宇宙医学の治療法は先ず「魔界武器」を人体外へ一つも残らず取り出す事である。勿論、症状が進んで既に間に合わない場合も多いが、ともかく仕掛けられた武器を除去しないと治療は始まらない。心筋を再生する事は不可能であるが、心臓に血液を全身へ送り出す力が無い様であれば、人工心臓補助器をセットする以外に生かす方法が無い。人工心臓補助器の取り付けは約30分間で終了するが、正直言って、在庫が少なく、今現在(2024年7月)はたった4個しか残っていない。さすがに、この台数では少々不安なので、近いうちに20台くらいは増産する予定である。心臓に毒をもられた場合は、緊急用の「電子シャワー」を浴びさせて対応しており(毒物の反応基を中和する)、それと同時に医療団が毒分子を体外へ除去している。またポプラ・ウイロイドに関しては、呼吸ブースに自動排出データが既に入力されており、会員は心配は無いが、これらのウイロイドはインフルエンザ・ウイルスの約1/70サイズ、比較的大きなウイロイドであり、発信器機能は備えていない。このウイロイドは筋原繊維のアクチンやミオシンの中に入り込んで筋肉の伸縮運動を阻害している。

 ※ 心筋炎・・・心筋炎は心臓の筋肉に「炎症」が発生する病気であり、上記の心筋症とは基本的に異なる。炎症反応が起こると言う事は外部から何らかの病原体もしくは何らかの病原物が侵入し、その侵入者に対して身体の組織が防御反応を示すのが炎症反応の意味である。時にはその炎症反応のお陰で逆に身体に被害を被る場合もあるが、侵入して来た敵の存在を考慮もせず、炎症反応そのものが病気である様な捉え方は「本末転倒」「因果錯倒」に他ならない。原因物が無くれば炎症反応は自然と治るものだが、炎症がなかなか治らないと言う事は原因物が取れていないと言う意味である。炎症部の組織細胞は興奮して「サイトカイン」を分泌し、周辺の血管は長径を増し、血管壁の浸透性が高まる。その結果、血液供給量の増加に伴う患部の「発赤」や「熱感」、また体液の浸潤に伴う患部の「腫脹」や「疼痛」が引き起こされる。それが炎症反応である。しかし、生物体のこうした炎症反応を逆利用する魔界武器も開発されていて、特に心臓に関しては魔界武器の一つである「アストラル炎症剤(メイガ)」が昔から使用されて来た。「心筋炎」や「心膜炎」と言った病気の大半が、魔界武器によるものだと言ったら、あなたは驚くだろうか。

 心筋炎と言えば、普通は「感染症」であり、細菌やウイルスやマイコプラズマや真菌などによって引き起こされていると医者の誰もがそう思っている。実際、幾つかのウイルスが心筋炎を引き起こす事実は我々も確認している。主に4種類のウイルスであり、一つは「コクサッキー・ウイルス(ヤモリ・ウイルス)」であり、後のウイルスは「鵜(う)・ウイルス」と「カエル・ウイルス」と「ビーバー・ウイルス」と言う三種である。心筋炎の自然発生は主にこの4種類のウイルスによるものであるが、残りの大半が魔界武器移植に伴う二次的な感染であり、先に炎症反応を誘発させておいて、それに乗じて致命的な病原体を招き入れる(呼び込む)と言う手の込んだ手法が取られて来た。「アストラル炎症剤」のメイガとは、体細胞よりも一回り大きな「電磁ボール」であり、これを標的の人間の心膜組織や心筋組織へ散布すると、異物を感知した心筋組織が騒ぎ出して激しい炎症反応を引き起こす。組織細胞は血管を膨張させて、血管壁の浸透性を高めて免疫軍を招き入れるが、それに乗じて細菌の侵入も許してしまうのである。ウイルス感染の心筋炎など無症状の場合もあるが、細菌感染となると発熱、頻脈、呼吸困難などの症状が出て来る。

 さて、心筋炎や心膜炎の病気の実態を確かめる為に、今回は軍団による大規模な調査を敢行し、日本国や諸外国も含めて「1262名」と言う患者を探し出して分析を行なって見た。その中で純粋なウイルス感染のみで心筋炎や心膜炎を発症していた患者は273名だった。ウイルスの種類は上記の4種類だった。また魔界武器の「アストラル炎症剤(メイガ)」を心膜や心筋に注入されていた方は半分の630名に上った。630名のほぼ全員が心膜炎を併発しており、その中で心筋炎まで病状が進んでいた方は464名だった。これらの患者の多くは細菌感染を起こしていた。アストラル武器を注入されて無い方は全部で632名だが、このうち273名がウイルス感染のみの方で、残りの359名は心膜が細菌に感染していた。細菌の種類は4種類であり、多い順番に「結核菌」「非結核性抗酸菌」「シュードモナス属菌」「カンピロバクター属菌」だった。尚、心膜や心筋には真菌類やマイコプラズマ(クラミジア)やウイロイドなどに感染した方は誰も居なかった。心膜炎や心筋炎に対する宇宙医学の治療法は先ずはメイガ剤と細菌とその菌毒の処理である(ウイルスは自動排出)。軽度な場合はそれで済むが、重度の場合(例えば急性心膜炎)は、線維素性、漿液性、化膿性、出血性、肉芽腫性など色々なパターンがあるが、滲出液の処理も含めて心膜補修を行う。

 ※ 弁膜症・・・心臓は四つの小部屋(右心房、左心房、右心室、左心室)に分かれていて、部屋と部屋を繋ぐ出口には逆流を防止する為の四つの「弁膜」が設けられている。四つの弁膜とは右心側(静脈血側)の「肺動脈弁」と「三尖弁」、左心側(動脈血側)の「大動脈弁」と「僧帽弁」という四種類である。心筋に異常が無く、また心臓弁膜に異常が発生しない限りは、心臓の血流自体に支障は生じ無いものだが、やはりポンプの弁には圧力的に負担が掛かっており、長年使用すれば老朽化は避けられない。また弁膜そのものが膜状組織である理由から、ウイルスやウイロイドの標的となるケースも多く、幼少期の段階から弁膜に欠陥がある方もいる。現在の地球医学では外科的な手術を駆使して「人工弁」を取り付ける治療が施されているが、大変高度な難しい技術が要求されるし、また取り付けた人工弁の性能が今一芳しいものでは無い。宇宙医学に於いても、弁膜症の問題は昔から在って、亜空間移植法を用いた物質人工弁を使用して来たが、やはり人工弁自体の性能に難点があって、目下は創造主医学の技術を駆使して「アストラル人工弁」に切り替わっている。残念な事は医療機器は用意されているものの、現行の生命論会員(約1200世帯: 約4000人)の中に、弁膜症患者が一人もおらず、まだ使った経験が無い事である。

 今回、我々は初めて弁膜症患者を探し出して、病気の分析を行なって見た。また、その中から一人だけ特別に選んで(日本人の子供)、アストラル人工弁の試験運用を行う事になった。選ばれた子供(女子)は多分、目印用の呼吸ブースも装着される事から、運が強い子供なのだろうと思われる。日本国や諸外国を含めて2279名の患者を特定し、その分析を行なった結果、弁膜がウイロイドやウイルスに感染している者が2062/2279と言う物凄い比率だった。細菌感染は殆ど無かったが、二種類のウイロイドとは「ポプラ・ウイロイド」と「ビワ・ウイロイド」、また四種類のウイルスとは「ヤモリ・ウイルス(コクサッキーV)」と「ビーバー・ウイルス」と「線虫・ウイルス」と「蛇・ウイルス」だった。2062名の弁膜症患者のうち、ウイロイド障害の方が約1730名であり、またウイルス障害の方は200名前後、残りの方は両方の感染者だった。弁膜障害は「狭窄障害」と「閉塞障害」に分かれるが、障害の多くは圧力が高い左心の大動脈弁と僧帽弁に集中している。ウイルスやウイロイド感染の無い217名の方は、リウマチ熱の後遺症や、弁膜の石灰化や、先天的な構造奇形などの原因による弁膜症であるが、感染症の大半の方は弁膜の「閉塞障害(逆流)」だった。


 宇宙医学のアストラル人工弁は「閉塞障害」の方には、そのまま弁膜にセットして固定するだけであり、弁膜が開き放しの状態でも血液の逆流は生じない。それに対して「狭窄障害」の方は弁膜に切り込みを入れて血液の流動量を確保した後に、アストラル人工弁をセットしている。取り付け時間は10分間前後で終了するが、施術前にウイロイドとウイルスは先に除去する必要がある。ところで、「ビワ・ウイロイド」は茎や葉にウイロイドは居ない。ウイロイドを保有しているのはビワの幹であり、幹を切ればウイロイド・ガスが吹き出て来る。また「線虫・ウイルス」であるが、湖沼に生息する回虫の様な種類であるが、種を特定する事が出来なかった。多分、魚に寄生する線虫の仲間であろうと考えられるが、線虫類だけでも100万種を軽く越える事から、学名があるのか無いのかも分からない珍しいタイプの線虫だった。また「蛇・ウイルス」とは毒を持たない「シマヘビ」の事である。

 ※ 心臓ホルモンの異常・・・ここから先は以前のブログ記事の繰り返しになるが、心臓にホルモン腺が五箇所もある事実を地球医学では全く知られていない。このホルモンの分泌不足が招いている病気の方も多い。その様な理由から、重複はするが、今一度「心臓ホルモン」の効能と役割に付いて掲載しておこうと思う。

 ◉ 心臓腺ホルモン(3種類+2)

  ※ 心臓横紋筋収縮運動活性(ムアコギ)ホルモン・・・心臓上部の左心房と右心房の間に存在するグリンピース大のホルモン腺であり、月周期(28日間)の間隔で定期的に活性ホルモンが分泌されている。一般的には「心筋活性ホルモン」と呼ばれる。ホルモン分子そのものが物質信号を発する発信器を呈しており、心筋に対して5620ベルツの信号音で作用を及ぼす生理ホルモンである。同じ周波数を放つ、このホルモンの代用品はある。

  ※ 血球離反力増幅(ケーキニ)ホルモン・・・心臓の腹側の中央部(四つの部屋の真ん中)に存在するグリンピース大のホルモン腺であり、ここから心臓内に血球同士(主に赤血球同士)の癒着を防止する「血球乖離ホルモン」が放たれている。このホルモンはヒール・ホルモンのヤイヌイ腺と同調して血球に作用するが、不足が生じると赤血球が集結して団子状態となる。人工ホルモン有り。

  ※ 血液浸潤促進(キオイヒ)ホルモン・・・心臓の裏側の中央部(四つの部屋の真ん中)に存在するグリンピース大のホルモン腺であり、ここから心臓内に末梢血管の浸透性(血球透過率)を高める特殊なホルモンが分泌されている。このホルモンが不足すると抹消部が低酸素状態を呈する。人工ホルモンは無し。

  ◎ 心臓上部ヒール腺(ヤイヌイ腺)・・・心臓の上部、右心房と左心房の真ん中に位置する直径 3cm大の半球状の大動脈ヒール分泌腺であり、心臓ホルモンの一つである「ケーキニ腺」を包み込んでおり、物質ホルモンと同じ分泌口から動脈血内にヒール・ホルモンを放出する。このホルモンは神語でヤイヌイと呼ばれる全ての血球の細胞電磁場に作用するもので、電磁場の極性力(結合力)を抑制する機能を持った「血球凝集防止ホルモン」と呼ばれている。このホルモンが不足すると、赤血球や血小板細胞が何百も連鎖した団子状態となり、血液があっという間にゲル化してしまう。非常に重要で 基礎的な物理ホルモンの一つである。ヒール腺の合成は可能。

  ◎ 心臓下部ヒール腺(ヨオヌイ腺)・・・心臓の下部、右心室の辺りに位置する直径5cm大の半球状のヒール分泌腺で、基本的には心臓ではなくヒール腔に存在しているホルモン腺である。静脈血中に放出されるホルモンであって、このホルモンは炭酸ガスと結合したヘモグロ ビンが肺に至るまでの期間、静脈血の中でガスを手放さない様にさせる「炭酸ガス乖離抑制ホルモン」であり、赤血球内部のヘム原子団に直接作用を及ぼす物理系のホルモンである。ヒール腺の合成は可能。


 

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