〈宇宙医学の実践処置法(その5)〉
D 「肝臓」の諸病
肝臓の一般的な諸病に対する宇宙医学の見解を述べたいと思うが、現行の医学会の考え方とは大きな隔たりがあって、中には一般常識を根こそぎ覆(くつがえ)してしまう様な内容も多い。例えば、医学会では脂肪肝とアルコールを結び付けて考えている様だが、脂肪肝は本来別な要因で発生するものであって、飲酒とは全く無関係な病気である。無論、アルコールと肝硬変は無縁では無く、度を超えた飲酒が体に良い訳が無い。だが、お粗末な医学ほど原因をろくに追求もせず、煙草が悪いとか、飲酒が悪いとか、家族性の遺伝病だとか、生活習慣病だとか、と曰(のたま)わって患者側の責任を強要して来るものだ。地球の環境自体が末期的な症状を呈する中で、例えば驚異的に高いラジカル濃度の中で人々が生活している事や、地球の陽化が進んで微生物の病原化が加速している事や、あるいは神界の風紀が乱れて、バカ神達が人間に対して「天罰」と称しアストラル武器を盛んに挿入して来る事や、放射能汚染や薬害汚染が家庭内の内部まで浸透している事など、様々な社会背景を鑑みれば、病気に対する個人の責任が一体どれ程あるのかと考えてしまう。誰も好き好んで病気になっている訳では無いからである。
肝臓は体内の血液成分を調節する役割から、人体に有害な劇物(アルコールも含む)や毒物や薬物や有害重金属(放射性元素)などを抱え込む性質があって、肝臓を覗き込めば、その人の健康状態が良く分かる。また肝臓はウイルスやウイロイドや細菌性発信器の標的(ターゲット)になり易く、外部からの病原体侵入によって「肝炎」が引き起こされるケースが多い。それと肝臓を攻撃して来るのは、神々かもしくは魔界であり、特に魔界の第四派閥が肝臓を攻撃するのを得意としている。これは宇宙医学から見た肝臓病の区分けであるが、感染性の肝臓疾患が約40%、アストラル武器による疾患が約35%、有害物による疾患が約20%、その他が約5%である。ちなみに、魔界派閥による人体攻撃の傾向性は、第1派閥は「頭」と「子宮」、第2派閥は「心臓」、第3派閥は「肺」、第4派閥は「肝臓と膵臓」、第5派閥は「腎臓と脾臓」、第6派閥は「胃腸」、第7と第8派閥が「大腸」と「泌尿器(性器)」である。これに対して、マクロ宇宙からの敵攻撃や神々攻撃は標的場所に傾向性は無く、人体のどこでも攻撃して来る。
※ 肝炎・・・肝炎とは何かの原因によって肝臓に炎症が起こり、発熱や黄疸や食欲不振や全身倦怠感などの症状をきたす疾患の事である。病態は程度によって「慢性肝炎」や「急性肝炎」や「劇症肝炎」などの現れ方の違いがあるが、ここでは原因別の肝炎に付いて、宇宙医学的な説明をしようと思う。
① ウイロイド性肝炎・・・宇宙医学では伝統的に人類の肝臓に巣食うウイロイドの種類は4種類と語られているが、過去の銀河連合のどの国の医学を参照にして見ても、良く似た種類の4種のウイロイドが記載されている。他惑星と地球は同じでは無いと考えて、そこで大規模な調査を敢行し世界中を調べて見たが、やはり肝炎を引き起こしているウイロイドはたったの4種類だった。いずれも樹木ウイロイドであり、一つはアメリカのシエラネバタ山脈に自生する巨木の「セコイアデンドロン・ウイロイド」、もう一つはリュウゼツラン科のドラセナ属の高木である「竜血樹・ウイロイド」、もう一つはクワ科イチジク属の高木である「ベンガル菩提樹・ウイロイド」、最後の一つはアメリカ・カリフォルニア州のホワイトマウンテンの高地に自生する高樹齢の「ブリストルコールパイン(メトシェラ)・ウイロイド」と言う珍しい種類の樹木ウイロイドだった。いずれも巨大なウイロイドであり、「セコイアデンドロン・ウイロイド」はインフルエンザ・ウイルスの1/2サイズ、「竜血樹・ウイロイド」は1/3サイズ、「ベンガル菩提樹・ウイロイド」は1/3サイズ、「メトシェラ・ウイロイド」は1/2サイズだった。これならウイルスのサイズと何も変わらない。
これらの樹木の近くに住む近隣住民の肝臓を診察して見ると、案の定、ウイロイドによる慢性肝炎を併発している人を多数観察できたが、残念ながら最後のホワイトマウンテンには近隣に街は無く、住民をただの一人も確認できなかった。しかし公園を管理するレンジャーとメトシェラを研究している研究官に数人の肝炎患者を確認する事ができた。どうやら、これらの四種類の木に間違いは無い様である。日本国には竜血樹やベンガル菩提樹が持ち込まれており、この樹木にまつわる関係者の中に数人の慢性肝炎の患者がいると思われる。これらの4種類の特殊なウイロイドは既に呼吸ブースに入力済みである。
② ウイルス性肝炎・・・宇宙医学では肝臓に住み着いて肝炎を引き起こすウイルス種は6種類であると記載されているが、地球の場合は終末期の陽化惑星である事から、もっと種類が多いのではないかと考えて大規模調査を行なって見た。地球の6種類の肝炎ウイルスに関しては既に分析済みであり、新しい肝炎ウイルスを発見する事を若干期待していたが、残念ながら、その結果は期待はずれに終わった。肝炎ウイルスはやっぱ6種類だった。その6種類とはA型肝炎ウイルス(HAV)は「ナメクジ・ウイルス」、B型肝炎ウイルス(HBV)は「インコ・ウイルス」、C型肝炎ウイルス(HCV)は「ボルボックス・ウイルス」、D型肝炎ウイルス(HDV)は「線虫(プリアプルス類)ウイルス」、E型肝炎ウイルス(HEV)は「ツバメ・ウイルス」、G型肝炎ウイルス(HGV=GBV-C)は「ニジマス・ウイルス」である。地球医学ではヘルペス・ウイルスであるEBウイルスやサイトメガロウイルスやTTVが肝炎を引き起こすと考えられているが、そうした事実は確認できていない。尚、6種類の肝炎ウイルスに関しては、既に呼吸ブースへ入力済みであり、呼吸ブースを装着しただけで機械的に自動排出される。また宇宙医学では、ウイルス性肝炎の場合は早期の段階であれば、ウイルス除去後は「ES血小板再生処置」で失った肝臓組織の大半を復活させる事が可能である。
③ 自己免疫性肝炎(AIH: 難病指定)・・・自己免疫性肝炎とは何らかの原因により、自らの肝細胞を自分の体内の免疫群が破壊してしまう免疫疾患病である。多くの場合は慢性的な肝炎で推移して行くが、肝細胞が徐々に破壊されて重篤な肝硬変を呈して行くと言う病態である。この様な自己免疫異常を確認すると地球医学は直ぐに遺伝子病だと決め付けたがるが、それまで普通だった肝機能が突然狂いだす事を考えれば、正常な免疫システムの運行を妨げて掻き乱す何かの外因が作用したから病状が現れたと、我々ならばそう解釈するが、地球人はそう考えないのだろうか。体内の細胞群は免疫細胞を筆頭に「物質信号」で互いにやり取りをしている。細胞間で交わされる物質信号とは磁気的な手段では非ず、従って電気信号でも無ければ、また波動信号でも無い。ヒール細胞はヒール通信と言う力学的な通信法で相互に連絡を取り合っているのである。その力学的な音声(ベルツ音)を「物質信号」と我々は称している。医学の基本はヒールとヒール信号を理解する事、そこが地球医学と宇宙医学の大きな違いである。ちなみに、宇宙医学では肝炎を引き起こす発信器の持ち主は淡水系の二種類の藻類の菌種であると言われている。
難病の劇症肝炎(急性肝不全)もこの関連であるが、肝臓の免疫システムをグチャグチャに出来る物質信号器を有している細菌とは、河川や湖に生息している「黄金色藻」の単細胞藻類の仲間(オクロモナスとクロムリナ)である。無論、普段は無害な細菌なのだが、主にダム湖などの表層面で生息している理由から、放射性微粒子(RADガス)によって癌化しているケースも多い。癌化したオクロモナスの発信器が発する信号音(3870ベルツ)や、同じく癌化したクロムリナのが発する信号音(3860ベルツ)が体内で鳴り響いている限り、肝臓の免疫系は機能不全を呈して、頭の狂ったT細胞が肝細胞を食い荒らす事になる。しかし、この発信器を体内から取り外せば、頭の狂ったT細胞が正気に戻って何事も無かった様に元のT細胞へと戻るから不思議である。ちなみに、オクロモナスは慢性肝炎を併発し、クロムリナは急性の劇症肝炎を併発させる。宇宙医学では発信器を即座に取り除けるので、大きな問題には進展しないが、地球医学では処置法が無いので結局患者を見殺しにしてしまう。ダム湖で釣り上げた川魚を食したり、またクロレラやミドリムシ(ユーグレナ)のサプリメントを飲んで感染するのが一般的であるが(女性が多い)、これは海洋ばかりでは無く、河川や湖沼まで放射性ラジカルで汚してしまった人類への警鐘だろうか。
④ アルコール性肝炎・・・アルコール性肝炎とはお酒の常用飲用(アルコール依存)によって引き起こされる肝炎の事であるが、自覚症状が余り感じられない理由から、徐々に度を増して行く(肝硬変へ向かう)傾向が強い。アルコール(エタノール)は基本的に劇物であって、アルコール分解酵素(脱水素酵素: ADH)によって「酢酸」へ代謝されて、更に酢酸はクエン酸回路(TCA回路)でエネルギーに変換されて最終的には二酸化炭素と水になる。飲酒が毎日続いて、体のアルコール処理能力を上回ってしまうと、門脈を介して運ばれたエタノールが肝臓に直接作用を及ぼし、またアルコール代謝の行程で生じたアセトアルデヒドが肝臓を傷付けてしまう。エタノールは胃でも分解されているが、その能力をオーバーしてしまうと直接肝臓へ流れ込むのである。「酒を止めなさい」と野暮な事は言わないが、せめて週に一度ぐらいは「休肝日」を設けたいものである。
⑤ 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)・・・この病名は地球医学が勝手に作った病名であり、宇宙医学には存在しない病気である。脂肪肝で肝炎が発症した事実は無く、また脂肪肝が肝炎を発生させる機序も理論的に説明できない状況なのに、こんな作り病いを想定し、患者側に責任を押し付けるのは止めて頂きたい。脂肪肝は脂肪肝と言う病気であり、また肝炎は肝炎と言う病気であって、それぞれに別な原因がある。そもそも脂肪肝がなぜ起こるのか、その原因を先に突き止めなければならない。肝臓の第三電磁場領域には物質を分解したり、合成したりする「補酵素」や「酵素」を生産する細胞群が存在する。ここに存在する「合成酵素生産群」は全部で8箇所、また「分解補酵素生産群」は全部で44箇所である。つまり、合計で52箇所の酵素生産所が肝臓の第三領域に集中している。これらの生産所で合成された酵素や補酵素は血管内へ放たれるが、カイロミクロン(中性脂肪の塊り)の分解に関わる「脂肪分解補酵素(6箇所)」は血管では無くリンパ管に接合しており、生産された補酵素はリンパ管に直接放出されている。
体液のラジカル濃度が跳ね上がれば、当然リンパ管内部のラジカル濃度が高じて、肝臓内の6箇所の「脂肪分解補酵素」の生産工場も高いラジカルに汚染される事になる。ラジカル汚染が進むと、工場内で生産された補酵素同士がラジカル癒着を起こして、放出口を塞いでしまう。その結果は述べるまでも無く、分解されない特殊な脂肪分が身体のあちこちに蓄積されて、肝臓にもプールされてしまう事態となる。6種類の長鎖脂肪酸分解補酵素のうち、6種類中2種類が詰まっただけでも「The Fat 状態」は免れなく、その方の肝臓は脂肪肝へと変じて行く。また、ウイルスなどの病原体は血管と比較すれば、比較的防御が薄いリンパ管を好んで移動し、脂肪成分に紛れて組織内へと侵入して行く。また「The Metabo」の食欲は半端では無く、一般人の五倍は食べる。食べれば食べる程、汚れて行く環境下ゆえに、彼等の体内ラジカル濃度は一般人の五倍である。結局、彼等は病気の温床となってしまう。ちなみに「飽和脂肪酸分解補酵素」の精算所は肝臓の他にも膵臓にもある。
さて、宇宙医療では6種類の脂肪分解補酵素の詰まりも解消できるし、また生産細胞群の壊死欠落も、ES血小板再生処置で蘇らせる事が出来る。しかし、「The Metabo」の食欲を抑制させる事は出来ない。また「アルコール依存症」の患者のアルコール分解酵素を剥奪してしまう事は出来るが、「依存症」そのものを治す事は出来ない。あるいは「六道劣化患者」に対して、大脳12アンテナ交換や、N単位増殖は出来るが、本人に上を望む意志が無ければ、治療するだけ無駄な話である。つまりフィジカル面に関しては、ある程度は助力できるが、精神面に関しては自己の意志が必要であって、物理的な医療のみでは限界があると言う話である。無論、食欲も制御できない、依存症も克己できない、憂鬱症からも自力脱出できない様なお馬鹿な生命を、宇宙へ連れて行く気はサラサラ無いが、世界レベルではそんな未熟な人間達が増えて行く一方である。社会を維持する為には、少々冷悧な話であるが、ある程度の人間の線引きは必要だろうと思われる。
⑥ 異種物質性肝炎・・・異種物質とは薬物や毒物のみならず、本来生体の中には存在しない物質の総称であり、これらの物質を摂取したり、あるいは挿入されたり、注入されたりして肝炎が発症した場合を意味している。肝炎の35%はアストラル武器挿入によって発症しており、この比率は見逃す(パス)事が出来ない数値である。少し魔界の話をするが、魔界武器には命を即座に持って行く武器と、簡単には殺さず、ジワジワと苦しめて殺す二種類の武器がある。簡単に命を奪ってしまうと、本人も苦しまないし、また家族も苦しまず、精神境涯も落とす事なくすんなり成仏されてしまう。魔界の目的は人間の精神を貶(おとし)めて、死後に魔界へ誘引する事であるから、余程の事が無い限りは、そう簡単には命を断つ事は無い。急速に命を断つ場合はその生命が彼等の仕事の邪魔だからである。とにかくターゲットを定めたら、あの手この手で苦しめて精神を崩壊させる様に導く。人間の精神境涯など脆いもので、銭金を奪ってまる裸にしてやれば、大概の人間は地に堕ちる。また肉体をギンギンに痛め付けてやれば、どんなに強い人間でも地に堕ちるものだ。彼等はそれを狙っているのであって、それが彼等の請け負った仕事なのである。
老人病院や精神病院へ足を踏み込めば、そこが魔界行きの停留場である事は皆様にも分かって頂けると思う。その昔は「姥捨山」と呼ばれていた所である。今は王国軍団が魔界神の大半を召喚して綺麗になっては来たが、少し前までは老人病院と言えば、魔界の巣窟と化していたのが実情である。そこは病気を治す場所柄では無く、新たな病気をもらいに行く場所なのである。「この世は天国なのか、それとも地獄なのか」と問われれば、私自身は基本的に「地獄」であると答える。誰がどう判断しても生きる事とは「地獄」に他ならなく、その地獄認識をキッチリ持てる様になれば(試練として受け止めれられる様になれば)、逆に今生きている事自体が喜びとなり「天国」へと切り替わって行くものだ。そう言う境地になれない者は「修行が足らん」と言わざるを得ない。さて、魔界武器や神々武器やマクロ宇宙の敵武器とは、人間の目に見えないアストラル武器である。多くの者がこの武器を身体へ挿入されて苦しんでおり、医者が如何なる治療を施しても、体から武器を除去しない限り、神経や臓器は痛み続ける。一体どうやれば、アストラル武器を身体から除去できるのだろうか。
門下生の上級者達は「マクロ体」と呼ばれる「力学触手」を有しており、患者の体に自己の触手を入れただけでも、アストラル武器があるか無いかを判断できる。彼等は体に挿入された武器を、握り潰して、身体の外へ取り出す事もできる。宇宙医学を専攻する学生は治療以前の問題として、身体にアストラル武器や霊的な侵入物が無いかどうか、それを診察の段階で先に見極めないと、次の段階(治療)には進めない。時にはアストラル武器や、霊的な侵入物を、体から取り除くだけでも用事が済んでしまう場合も多い。医師に取って最も重要なのが患者の診察であって、人口の3人に1人の割合でアストラル武器を挿入されている現実を考えれば、果たして大学の授業しか受けていない学生に医師免許を与えて良いものかどうか、そんなお粗末な勉強で一体何が分かるのか、我々としては甚だ疑問を感じざるを得ない。現実問題として、肝臓の難病の半分以上はアストラル武器による疾患である。これは別に肝臓だけの問題では無いが、その現実に医学界は気が付かねばならないし、またアストラルに対応できる医師も育てる必要がある。
※ 生体肝移植・・・宇宙医学の立場から言わせて貰えば、肝臓は一番「再生」が簡単な臓器であり、肝臓内の組織のその大半を蘇らせる事が出来るし、またその機能も復活させる事が出来る。我々が地球に来て、最初に驚いた事は肝臓を部分的に切り出して相手の肝臓へ移植していた事だった。肝臓を丸ごと相手に移植するのならば、まだしも、部分移植にはまことに驚いた。そんな部分移植をすれば死ぬに決まっている。そもそも臓器移植など原始人がやる野蛮な行為に他ならなく、肺や肝臓や腎臓はもともと再生が可能な場所柄なのである。とにかく「無知」とは本当に恐ろしい。エリートの龍神島民族なのに、野蛮なゲルマン医学など取り入れるから「アンポンタン」になってしまう。下記に示した肝臓の図は、「肝臓ヒール」と四箇所の「肝臓電磁場」を示している。ここでは先ず肝臓の物理的な成り立ち構造を見てもらいたい。肝臓は一つの臓器として独立した「臓器ヒール」を有しており、機械的ではあるものの、一つの共通した場意識の下に統括されている。物理的な機能は四本の臓器コリン電線の領域に象徴されており、腹側から順番に「第1電磁場(グリコーゲン貯蔵と胆汁生産)」、「第2電磁場(コレステロール生産と胆汁生産)」、「第3電磁場(合成酵素生産と分解補酵素生産)」、「第4電磁場(危険物処理と危険物貯蔵)」と言う様に明確に分かれている。
もし、肝臓を横にスライスしたら、臓器コリン電線(20本構成)をカットした事になり、その時点で元の肝臓もパーとなるし、切り出した肝臓の一部もパーとなるのである。そうしてこれまで一体何人の患者の命を奪って来たのだろうか。また肝細胞は全て肝臓ヒールと「ヒール・ズザネ管」と「ヒール・タボ線」を介して繋がっており、肝臓ヒールの方に酵素生産領域とか、血漿タンパクの生産領域とか、肝臓ホルモンの生産領域とか、胆汁の生産領域と言った分野別の指令領域があって、その分野から繰り出されるズザネ管がES血小板細胞を捕獲すれば、その赤ちゃん細胞はその分野機能の肝細胞へと自動的に分化して行くメカニズムなのである。肝細胞への分化、更に肝細胞への機能分化と言った能力は、細胞自身が保有する能力では無く、肝臓ヒールが導くものだと言える。従って、人間の肝細胞を取り出して、それを培養して臓器を作り出すと言った軽薄な夢物語(iPS細胞)は小学生レベルの発想であって、バイ菌化した肝細胞を人体に埋め戻せば、それが一体どうなるのか、もはや詐欺研究の枠を超えて立派な殺人罪となる事は確かである。無知は「罪だ」、まことに「悍(おぞ)ましき」話である。
Comments are closed