〈宇宙医学の実践処置法(その6)〉

       E 「腎臓」の諸病

 人間の腎臓には左右の腎臓のそれぞれに二本の臓器コリン電線が存在し、機能的に二つの電磁場領域から成り立っている。宇宙医学では二本の臓器コリン電線の関係上、機能的に「上腎」と「下腎」に分けており、血液の「濾過作業」の他にも、幾つかの大事な役割を備えている。また腎臓の上には内分泌器官の「副腎」が存在するが、この副腎も含めて司令塔である「腎臓ヒール」が腎臓全体を包み込んで主に血液を管理している。腎臓は「腎臓ヒール」が存在する事から、肺や肝臓と同様に「組織再生」が可能な場所柄であり、手遅れにならない限りは、病気で失った箇所は綺麗に蘇らす事が出来る。ただ、腎臓は血液が集中する場所である事から、ラジカル分子や病原体やアストラル武器などの格好の標的場所となるケースが多く、多様な疾患病がある。腎臓電磁場から見た機能的な役割は、腎臓の第1電磁場(上腎)は「血液濾過機能」と「古蛋白処理機能」と「関節アミロイド蛋白生産機能」、第2電磁場(下腎)は「血液濾過機能」と「血中pH値調節機能」であるが、早い話が腎臓は四種類の大きな機能を有している。

 「血液濾過機能」とは血中の老廃物(窒素成分や炭酸ガスや余分な水分)を濾(こ)し取って「尿」を生産する機能であるが、この際に血中炭酸ガス濃度が調整されており、血中pH値(炭酸ガス調節)を定常化する機能が備わっている。また、腎臓の細尿管間質細胞からは「サイトカイン」の一種である造血誘導因子の「エリスロポエチン(EPO)」が常時的に放出されており、これらの造血因子が小腸の絨毛血管に作用して「血球増殖」が行われている。また第1電磁場の「古蛋白処理機能」と「関節アミロイド蛋白生産機能」に関しては、糸球体から濾し出された古蛋白(血漿蛋白のアルブミンやグロブリンやフイブリン)はボーマン嚢細胞(傍糸球体細胞)から分泌されるポリペプチド分解酵素(レニン)によって分解改良されて「関節アミロイド蛋白」として再合成され血中へ放たれている。これらの「アミロイド蛋白」が身体の大きな関節の潤滑油として機能を果たしている。従って、腎機能が衰えると、「腎性貧血」は起きるし、「ネフローゼ症候群」や「IgA腎症」や「アミロイドーシス」などが発症して来る。勿論、賞味期限が過ぎた巨大な血漿蛋白であるアルブミンが分解されなければ、心臓や脳血管を塞ぐ巨大血栓の原因にもなってしまう。

 また腎臓の「血液濾過機能」には体液量や体液成分の恒常性を維持する基本的な役割があって、特に体液の水分量調節は身体の血圧にも大きな影響を及ぼしている。肝臓の第二電磁場領域では「アンジオテンシン(ポリペプチドの一種)」の前駆体である「アンジオテンシノーゲン」が生産されているが、これらの蛋白質も腎臓の傍糸球体細胞から分泌される「レニン(蛋白質分解酵素)」によって4種類の生理活性物質であるアンジオテンシンが作られている。この4種類の中でも特に「アンジオテンシンII」は副腎皮質(球状帯)の受容体に作用して「アルドステロン(鉱質コルチコイド・ホルモン)」の分泌を促す。このアルドステロンの作用によって、腎臓の集合管でのNaイオンの再吸収が促進され、また脳下垂体後葉から利尿を抑制する「パソプレシン」が分泌される為に、これらの複合作用によって体液量が増加し「血圧上昇作用」がもたらされている。これは腎臓の尿量や血圧を調整する仕組みであり、一般的には「レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系」と呼ばれている。蛋白質分解である「レニン」は血漿蛋白に作用して、「関節アミロイド生産」や「各種のアンジオテンシン生産」を行なっている。

 現代人の多くが腎臓疾患を抱えている理由は、勿論、血中の「高濃度ラジカル」が一番の原因である。二番目の原因は「霊的な憑依問題」であり、本人の生命型とは違う異型の霊魂体の憑依によって、血球同士の免疫反応(血液の磁化病)が起こり腎臓を痛めてしまうケースが多い。また腎臓は副腎も含めた内分泌器官でもある為に、血液や代謝と深く関係しており、腎臓を狙った神々の天罰武器や魔界武器の挿入もかなり多く、また腎臓をターゲットとする病原体の侵入もあって、非常に厄介な場所柄である。下記は各種の腎臓疾患の分類であるが、先ずは腎炎系の疾患から説明して行こうと思う。腎臓に巣食うウイルスの種類は昔から決まっており、古代宇宙の王国医学でも、また銀河医学でもたった2種類のウイルスが「ウイルス性腎疾患」を発症させている。その一つが「鮫ウイルス」であり、これらは食材の「フカヒレ」を介して感染している。もう一つは感染経路は定かでは無いが「キセル貝ウイルス」である。今回、世界中の腎炎患者を診察して見たが、やはり地球でもこの二種類のウイルスしか確認できなかった。また、今の所は細菌による感染症はあるものの、ウイロイド疾患も無ければ、細菌の発信器による疾患も確認できなかった。



 ※ 慢性腎不全・・・腎臓の正常な機能が30%以下を下回り、それに伴い体内に異常を呈している状態を「腎不全」と定義しており、特にその状態が慢性的に長く続く場合を「慢性腎不全」と称している。腎臓の主たる機能は「血液の濾過作用」であって、血中の老廃物を除去して(尿生成)、水分量や電解質量や浸透圧値やpH値を一定に保つ事が腎臓本来の仕事である。この機能が更に10%以下にまで低下した場合は「末期腎不全」となり「透析治療」が必要となる。慢性腎不全はこれと言った自覚症状も無いまま、何ヶ月間もまた何十年間も掛けて機能低下がゆっくりと進んで、気が付いた時には既に時遅く、透析する以外に生きる術が無いと言う状態を呈するのが一般的である。「慢性腎不全」を実践的な「病名」で表現すれば、「慢性糸球体腎炎(50%)」や「糖尿病性腎症(15%)」や「霊体憑依性腎症(25%)」や「アストラル武器性腎症(10%)」などが代表的な病気名である。

 ① 慢性糸球体腎炎・・・腎臓の炎症を「腎炎」と称するが、炎症の首座が腎臓の何処にあるのかで、疾病部位によって糸球体腎炎とか、間質性腎炎とか、腎盂腎炎などに分類される。また更にその病状が「急性」なのか「慢性」なのか、その病態によっても病名が変化する。慢性糸球体腎炎とは、腎臓の糸球体に主に慢性的に発症する炎症の事を意味しており、その原因は幾つか考えられる。患者の8割型が女性と言うこの病気の主原因は「サメ・ウイルス」の感染病であり、その原因物は「フカヒレ」である。一方、溶血性レンサ球菌などの細菌感染による炎症の場合は亜急的もしくは急性的に症状が進む傾向が強く、「キセル貝ウイルス」の場合は「サメ・ウイルス」よりも比較的症状が重く急性的に炎症が推移する傾向がある。慢性糸球体腎炎の調査結果では「サメ・ウイルス」の患者が一番多く、二番目は「霊体憑依性腎症」の患者であった。

 ② 糖尿病性腎症・・・血中ラジカル濃度(水ラジカルの濃度)が高い場合、一番影響を受け易いのが「D-グルコース(ブドウ糖)」であり、反応基に「アルデヒド基」を有するグルコース(アルドヘキソース)が水ラジカルと反応して誕生して来るのが、悪名高き「グルコース・ラジカル」である。環状のグルコースが直鎖状のグルコースへ姿を変じて蛋白質と化合してしまうのが所謂「糖化反応」である。「グルコース・ラジカル」の脅威は反応基の「アルデヒド・ラジカル」であって、通常のアルデヒドの化合力の30万倍の化合力を誇っている。一般に糖尿病とは早い話が血糖値の定常量を保持できない事を意味しているが、だがそれは糖尿病では無く単なる「グルコース過多症」に過ぎなく、余分な糖量は尿中に排出される。血中のラジカル濃度が高ければ、その分悪玉の「グルコース・ラジカル」の数も増えて、体中の至る所で「糖化反応」を引き起こして行く結果となる。腎臓は全ての血液が集結する場所である理由から、血中のラジカル濃度が高い人は腎臓のラジカル病から逃れる事は出来ないし、また長く生きればその分体のラジカル汚染が進む事になる。この病気は典型的な現代病であって、早い話が原発や化学薬品の公害病なのである。


 
 ③ 霊体憑依性腎症・・・現代医学にはこの様な病名は存在しないが、慢性腎不全の患者の約1/4がこの病気を発症しており、この病名を載せない訳には行かなかった。十数年前には日本国に於いても二人に一人の比率で憑依患者が居たが、王国軍団の除霊作業が進んで今はかなり激減して来た状況である。しかし、魔界神による小動物(動物霊体)の強制憑依などが片付いておらず、世界規模ではまだまだ憑依者が沢山いる。動物の血液を人体へ注入すると「超拒絶反応」を起こす事は良く知られているが、それを承知の上で身体の内部に犬や猫やリスやネズミなどの動物霊体を挿入して来る。単なる一般憑依(ウオークイン)ならば、誰でも簡単に取り出せるし、また動物霊も勝手に逃げ出して行くものだが、ズザネ管やタボ線をかました完全強制結合をされてしまうと魂体が融合してしまい、人為的に取り出す事が不能となる。これは無論神々にしか出来ない芸当であって、地球人類の大半がこうした被害を受けて来た。動物霊体の強制憑依とは動物の血液を人体へ注入したのと一緒の意味であり、体細胞は霊体に磁化されて、自己本来の生命型を失って行く事になってしまう。免疫細胞が磁化された異型細胞を襲い続ける事から、当然、人体の各所で免疫抗体反応が生じて炎症が進んで行く事になる。

 ④ アストラル武器性腎症・・・腎臓をターゲットにするのは魔界の第五派閥がメインであるが、魔界と神々は基本的に無関係、神々は魔界とは異なり天罰道具を身体の何処にでも挿入して来る。腎臓は伝統的に神々の攻撃対象となって来た経緯があり、今も最終的に人工透析にまで追い込まれる人が後を断たない。魔界系のアストラル武器には軽度な物と重度な物が存在するが、神々武器にも軽度な物と重度な物に分かれている。当然、軽度な武器ならば「慢性腎不全」に陥るが、電磁系の重度の武器の場合は「急性腎不全」を引き起こす。軽度な神々武器としては、「ビア炎症材」「ユイ玉」「ヒエ系」などの道具が存在するが、腎臓機能を意図的に破壊する場合は「ズヌエリ電磁被膜」や「ヒギ器」などの電磁系武器を挿入する。一方、魔界武器(魔界の第五派閥)の方は、軽度な武器ならば「ウテ材」や「ヌイテ材」などがあるが、重度の武器と言えば「ネイボ」や「ズオ」や「ブオ」などの強烈な電磁系武器が使用される。ちなみに撥水性の「ヌイテ材」を輸尿管に仕掛けられると小便が出なくなってしまう。

 ※ ネフローゼ症候群・・・ネフローゼ症候群とは高度の蛋白尿による「低蛋白血症」をきたす腎臓疾患群の総称であるが、病理学的には糸球体基底膜の透過異常(亢進)を認める病態を指している。特徴としては腎臓に炎症性の変化が無いのに濾過機能(基底膜機能)が狂う病気の総称である。つまりアルブミンやグロブリンやフイブリンなどの血中蛋白が糸球体の基底膜で濾されずにだだ流し状態となって放尿されてしまう病気であり、当然様々な原因が考えられる。ホルモンの分泌異常が原因なのか、それとも憑依やアストラル武器が原因なのか、あるいは薬害や糖尿やラジカルなどの血液汚染が原因なのか、実際の患者を調べて見る必要がある。そこで今回は世界中の病院からネフローゼ患者を探して大規模な調査を行なって見た。我々としても、患者の統計を実際に取らないと、様々な原因を割り出す事が出来ないからである。今回の調査では約4410名のネフローゼ患者を探し出して原因別に追求して見た。ネフローゼ患者で一番多かった(約1660名)のが、「キセル貝ウイルス」の感染者であり、これらのウイルスは糸球体の基底膜に巣食っていた。「サメ・ウイルス」が糸球体に炎症を引き起こすのに対して、「キセル貝ウイルス」の方は基底膜に潜んで透過異常を引き起こしている事実が分かった。


 
 ネフローゼ患者で次に多かった(約1070名)のが、神々や魔界が仕掛けた「アストラル武器」による疾患だった。そして三番目に多かった(約730名)のが、体液の「高濃度ラジカル」による基底膜疾患であり、無論これには「糖尿性腎症」も含まれている。またラジカルと言っても、天然の放射性ラジカル(公害ラジカル)もあれば、治療薬やサプリメントの過剰摂取による薬害性ラジカルもある。四番目に多かった(約410名)のが、腎臓の終動脈や終静脈が詰まって発症する所の「腎梗塞」に基づく糸球体の壊死が原因だった。また五番目に多かった(約260名)のが、「腎臓ガン」による疾患であるが、四番目の「腎梗塞」も、また五番目の「腎臓ガン」も当然血中のラジカル濃度に深く関係している。六番目に多かった(約90名)のが、人間霊や動物霊による「憑依作用」が原因するもので、長い期間の憑依が引き起こす「磁化病」の一つである。七番目に多かった(約80名)のが、腎臓電磁場(腎臓の電位的な出力)を担う「腎臓コリン電線」の破壊に基づく機能衰退が原因だった。また八番目に多かった(約60名)のが、「ヒール・ホルモン」などの分泌不足が原因する疾患(IgA腎症など)であり、九番目に多かった(約30名)のが、「腎石」による障害だった。十番目はその他の原因であり(約20名)、「腎臓ヒールの物理障害」とか、「細菌感染」などによって濾過作業が不能になった患者が数名づついた。

 上記に示したネフローゼ症候群の原因を大別すれば、ウイルスなどの感染性の腎疾患が1/3を占め、また公害や薬害によるラジカル性の腎疾患が1/3を占め、更に神々が仕掛けたアストラル武器挿入や霊障が1/3を占めている。神々の天罰や祖先の因縁などに起因するアストラル系の霊障に関しては如何ともし難いが、ウイルス感染やラジカル病に関しては現行の地球医学でも戦えない訳では決して無い。特にラジカル病(腎梗塞、腎臓癌、腎結石、糖尿性腎症、腎血管性高血圧症など)は多様な病状を呈して原因が突き止め難いが、要するに血中ラジカル濃度の問題である理由から、「万病の素」であるラジカル濃度を下降させる事が重要な課題となる。宇宙医学では、神々や魔界が仕掛けた武器や霊体を除去する事は難しい話では無い。またウイルス感染に関しても呼吸ブースの排出機能で簡単に除去が可能である。しかし、血中のラジカル除去となると、そう簡単な話では無く、放射性ラジカルに汚染された飲料水の摂取や、薬物などの化学系ラジカルの摂取を、現行の暮らしの中から完全に取り除く事は不可能に近い。なぜならば、健全なミネラル・ウォーターを買って来ても、LED照明が当たれば、ペット・ボトルの水は放射性ラジカル水へと変じてしまうからである。

 ※ アミロイドーシス・・・アミロイドーシスとはアミロイド蛋白(繊維状の高分子)が全身の様々な臓器に沈着し、機能障害を引き起こす病気の総称である。全身性のタイプと限局性の両タイプがある。この病気は地球だけの病気では無く、大宇宙人類に共通した病であって、遥か過去世の歴代の宇宙から現在の宇宙までいつでも発生し得る病気である。当然、宇宙医学では病気の原因も解明されているのだが、地球医学はまだそのレベルに達していない様だ。各種のアミロイドーシスを研究するのは構わないが、先ずアミロイド蛋白が身体の何処で生産されているのか、その生産場所を突き止める事が先決だろうと思われる。種々のタンパク質が勝手に重合し合ってアミロイド化し身体のあちこちに付着する訳では無い。実はこの病気は「腎臓」の病気であって、全身性のアミロイドーシスに関しては腎臓の機能障害病なのである。アミロイド蛋白を生産する場所は腎臓と大脳の二箇所のみ、人体にはそれ以外に存在しない。肝臓の第三電磁場領域には44種類の分解補酵素生産群と、8種類の合成補酵素生産群が存在するが、この8種類の合成補酵素群の中に腎臓で必要な「アミロイド蛋白合成酵素」の「専用補酵素」が生産されている。「Crイオン」を抱いた補酵素なので、我々はこの補酵素の事を「Coアミロイド(A)合成クロムダーゼ」と称している。この補酵素は主に脳と腎臓で使用されている。



 腎臓で行われる古蛋白処理には2種類の蛋白質分解酵素(レニンとキマーゼ)と、4種類のアミロイド合成酵素が必要であり、この4種類の酵素に必要なのが「CoA合成クロムダーゼ」と言う共通の補酵素である。承知の様に、腎臓は血漿蛋白のアルブミンやフイブリンやグロブリンを基調とする大型蛋白を分解改良して、繊維状の「不溶性関節アミロイド」を生産している場所柄である。当然、アミロイド蛋白にもアルブミン系アミロイドや、フイブリン系アミロイドや、グロブリン系アミロイドなどの幾つかの種類が存在する。これらのアミロイド蛋白は4種類の合成酵素の作用によって、一様な「関節アミロイド」として改良されてから、血中に放たれて四肢の関節へと届けられている。4種類のアミロイド合成酵素に必要なのが、補酵素の「CoA合成クロムダーゼ」であり、微量元素不足で「Crイオン」の配給が滞ったり、あるいは腎機能に障害が発生した場合は、不完全な「変性アミロイド」が生産される事になり、これらが組織や臓器に蓄積されてアミロイド障害が発生して来る。「CoA合成クロムダーゼ」は大脳皮質の「脳アミロイド(脳味噌)」の合成にも関わっており、Crイオン欠乏症は重篤な事態を招く。無論、アミロイドーシスとは「単なる微量元素欠乏症じゃないか」と言えば、それまでの話である。

 今回、世界中の病院を覗いて「アミロイドーシス」の患者を約300名ほど診察して見たが、その全員が悉く「Crイオン欠乏症」の方か、もしくは肝炎ウイルスなどによる肝臓の機能障害だった。その比率は7対3である。Cr(クロム・イオン)は比較的毒性が少ない元素であり、穀類や豆類やキノコ類やピール酵母やレバーやエビなどに豊富に含まれている元素である。クロム系の毒物と言えば、メッキでお馴染みの「六価クロム」や「四価クロム」であるが、「クロム単体」や「三価クロム」は基本的に無害である。穀物に幅広く含まれる元素であるが精製してしまうと、その大半が無くなってしまう為に、ビールも飲まず精製された米や小麦ばかり食べている方は欠乏症になりやすい傾向にある。毎日、摂取が必要な必須元素故に、なるべく偏らない多様な食事を心がける必要がある。宇宙医学に於いては、あらゆる微量元素を整えた「維持液(滋養強壮剤)」を会員へ用意しており、時折、この維持液を摂取する事で、一般的なサプリメントに頼らない生活を心掛けさせている。

 ※ IgA腎症・・・IgA腎症とは腎臓の糸球体に免疫グロブリンのIgA抗体が沈着して腎臓の血液濾過作用を阻害し徐々に弱めて行くと言う病気である。IgA抗体分子はもともと二量体(ダイマー)を呈する構造であり、これは磁気的に反応し易いグロビンA種である事から、身体の機能としてもグロブリン癒着が起こらない様な防御システムが存在している。無論、地球医学では知られていないが、宇宙医学では当たり前の知識である。大脳中心部に存在する松果腺からは「メラトニン」と言う睡眠に関係するホルモンが分泌されているが、これと同じ位置にヒール・ホルモンの一つである「フケゲイ腺」が存在する。ここから分泌されているホルモンが所謂「血液流動促進ホルモン」である。このホルモンは血中の大型蛋白(アルブミンやグロブリンなど)の乖離性を促す役割を果たしている。今回は64名のIgA腎症患者を調査させてもらったが、その結果、全員がこのホルモンが30%以上の減退を招いている事実が判明した。ヒール・ホルモンなので人工的に合成する事は出来ないが、ホルモン腺その物を再築させる技術は宇宙医学にはある(ヒールのアグニ増殖)。

 では「なぜ、身体アストラル組織であるヒール・ホルモンが減退するのか」と言えば、その原因は脳ヘルペス・ウイルスである「EBウイルス」にあって、このウイルスが松果体の中で暴れてメラトニン生産細胞や分泌腺そのものを破壊してしまう理由から、全体を管理している松果体ヒールも一緒に減退して行く理屈となる。IgA腎症の患者のほぼ全員がメラトニン不足の「寝付けない(不眠症)」患者である事は承知の通りである。血液流動に関しては他にも促進ホルモンが存在しており、その両方とも減退しておれば、病状が出現する事は当確となる。松果体ヒール・ホルモンは神語では「フケゲイ」と呼ばれているが、このホルモンはアストラル物質ホルモンであり、力学系の発信音性のホルモンとは根本的に異なる。その為、このヒール腺が物理的なダメージを負った場合は、フケゲイ腺そのものを作り治す必要がある。宇宙医学を志す医学生には「アグニ・余剰ヒール培養」を行なっており、失ったヒール組織を作り直す事が可能であるが、一般会員には行なっておらず、フケゲイ腺の再築は出来ない。医学生の中でフケゲイ腺の再築を行なった者が2名いるが、いずれもIgA腎症を克服している。

 ※ 腎血管性高血圧症・・・この病気は腎臓の血管障害に起因する高血圧症であり、腎血流が何らかの原因で低下した結果、全身が低血圧状態にあると勘違いした腎臓(傍糸球体細胞)が大量のレニンを分泌し、「レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系」が亢進されて高血圧状態を醸し出す病気である。一般の高血圧症とは異なる為に、血液検査で判明する場合が多く、特徴としては「高レニン血症」「高アンジオテンシン血症」「高ナトリウム血症」「低カリウム血症」が認められる。この病気は早い話が腎動脈の血流に不足が生じて起こる腎機能の反応であり、その大半(九割)は「大動脈異常」にあって、「線維筋性異形成」か「動脈硬化症」か「大動脈炎症」のいずれかである。大動脈が詰まって血流が乏しくなる為に血圧が異常に上昇すると言う構図である。「線維筋性異形成」とは大動脈の内壁が線維化して変性して行く難病であるが、その病原体とは熱帯地方に自生する「ソテツ類」のウイロイドである。また大動脈炎症候群(高安動脈炎: TA)とは癌化した大腸菌の発信器(3420ベルツ)による免疫疾患である。また「動脈硬化症」の大半は血球の壊死が原因するアテローム性硬化症や、動脈の中膜が石灰化して行くメンケベルク硬化症である。


 さて、腎臓病に関する宇宙医学の対処法であるが、肝臓と同様に非常に重要な臓器ではあるものの、腎臓が左右に二つある事や、腎臓ヒールが存在し組織再生が可能である理由から、比較的組みし易い臓器である。神々などの武器挿入で両腎ともやられている場合は、当初は大変だったが、体内に設置する「人工透析器」が開発されて以来、飛躍的に治療技術が進歩して、今は大半の腎臓病に対処できる様になって来た。医療団が有する「溶媒カプセル機能」は、侵入した細菌や菌類や毒成分や腎石などを「裏空間処理」が出来るし、また糸球体と化合する「グルコース・ラジカル」や「グロブリン・ダイマー」や腎血管に付着した「アテローム・プラーク」なども除去が可能となり、更に腎臓癌なども一斉に空間処理が可能となった。そして「呼吸ブース機能」は体内ラジカル濃度を下降させて、ウイルスやウイロイドと言ったミクロの難敵も自動排出が出来る様になった。そこに人工透析器が開発されて、また挿入されたアストラル武器も取り除ける様になった事から、今の所は「無敵」な状態を誇っている。

 

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