〈場(field)の科学: 未来技術〉

 地球の物質科学を遠視眼的に総称すれば、「物質の加工科学」とでも表現しましょうか、ありのままの物質に手を加えてそのまま利用しているという「原始的な手法」の域を出ていないのが現代科学の実態の様です。その昔、我々の銀河系に開花した先輩の宇宙人科学と比較してみると、粒子や原子や分子を操作する段階において、地球科学の場合は現状の天体場(自然界の環境場)の中で物質加工をそのまま行っていますが、銀河系の標準科学では物質を加工する以前の段階として、最初に物理的な「加工場(processing field)」を用意して、その環境場の中で物質加工を行うのが一般的なスタイルです。最初に加工場(例えば高温場)を整えてやらないと、鉄が常温では溶けない理屈は承知の通り、地球人だって加工場を用意していると思うかもしれませんが、正しい場環境を用意してやれば、岩石中の鉄分はべつに熱を加えなくても、鉄を液化させて析出させる事が出来るのです。熱を加えたり、逆に熱を奪ったり、あるいは圧力を加えたり、はたまた異分子を化学作用させたりするのが地球人のやり方ですが、それは知識が乏しい「脳タリン加工術(そのまんま加工術)」であり、錬金術師の如く「野蛮な手法」なのです。

 先日、スイスのある企業(クライムワークス社)が、2017年5月に空中の炭酸ガス(CO2)を固形化(岩石化)させる技術を開発したという画期的なニュースが話題に上りました。温暖化に悩む地球人にとっては興味深い話ですが、その技術内容を見てガッカリ、「やっぱ単細胞だぜ」と失望した次第です。高濃度の炭酸ガスを含んだ熱水を地下岩盤に流し込んで、鉱物と反応させて鉱物炭酸塩(CaCO3、MgCO3、FeCO3、NaCO3、MnCO3、KCO3など)として地下で固形化(結晶化)させるという技術だと言うから、正直言って、もう苦笑するしか手がありませんでした。その処理能力が膨大な手間暇をかけて最大で年間4000tというから「頭がおかしくないか」と思ってしまいます。1回の火山爆発で100億tの炭酸ガスが吐き出される現状を鑑みれば、海水をコップで汲み干す様なお馬鹿な真似(徒労)はやるべきではありませんね。それこそアンポンタン技術だと笑われてしまいます。その昔、プレアデス星人(アルデバラン人)が開発した「空中炭酸ガス固形化装置」とは、空中の炭酸ガス(気体)を直接結晶化させて固形化したもの(ドライアイス)を作り出す装置でした。つまり、常温では昇華しないドライアイス結晶を作り出す装置だったのです。

 電磁場の中に必要な情報をインプットして、その加工場(電磁場)の中を空気を通過させるだけで、炭酸ガス分子だけが場に固定され結晶化(成長)していくという簡単な原理の装置ですが、こんな装置をなぜ地球人は作れないのでしょうか。その理由は簡単明瞭であって、地球人は炭酸ガス分子は単なる物質だと思い込んでおり、それらの分子が生き物の一つである事実を知らないからです。炭酸ガス分子は固有の発信音を放っており、その物質信号を逆利用してガス分子だけを一箇所に集める事が出来ます。電磁場を暫くそのままにしておくと、やがてそこには電子バイオン(電子磁気の集合体)が自然に形成されてきます。電磁場がバイオンに満たされると、場そのものが記憶能力を有する事から、そこに炭酸ガス分子の結晶化命令を添付します。すると、その電磁場を通過した大気の中から炭酸ガスだけが集約され、更にそれらの分子は磁場司令に基づいて、自動的に特有の結晶体構造を取っていく事になります。温度環境を設定したり、圧力を付加する必要も無く、炭酸ガス分子はごく自然に常温状態のままで気体から直接固体へと変化していくのです。

 では、宇宙人と一緒の炭酸ガス固形化装置を実際に作るに当たって、現在の地球人に足りないものとは一体何でしょうか?  実は宇宙人と同じ装置(ハードウェア)など地球でも簡単に作れるのであって、足りないのは電磁場に入力しなければならない情報であり、物質に関する基礎知識(ソフトウェア)です。空中の炭酸ガスを固定化するのも、あるいは空中窒素ガスを固定化するのも基本的に一緒の理屈であって、土壌根粒菌(バクテリア)がなぜ空中窒素を固定化出来るのか、その原理を地球人はどうして生物の営みから学ぼうとしないのでしょうか。科学者が真剣に考えていないから、そこから何のヒントもインスピレーションも得られないのです。動物の運動神経電線(随意神経)の中を走るアクオン電流とは、水(H2O)の六員環分子の磁束流の事であり、神経の内部には水の結晶体が連鎖結合して存在しているのです。なぜ、地球人は神経電流の中身を詳しく分析しないのでしょうか。常温状態なのになぜ水分子は結晶形態を保持出来ているのでしょうか。無論、その理由は神経管に入力されている「場情報」であり、宇宙人達はそれを研究して「水発電機」なる物を作り出しています。

 地球人の科学は単なる「物質科学」に過ぎませんが、宇宙人の科学は「場の科学」です。素粒子や原子や分子を操作する為には、操作用の専用場を先に設ける必要があり、その場の中で物質を好きな様に加工していくというのが常套手段なのです。ところで、その「場(field)」の話ですが、人間が簡単に作り出せる「場」とは電磁場であり、一点を中心とした電流の回転運動によって電磁場(二次磁場)が誕生してきます。しかし、「電気とは何か」があまり良く分かっていない地球人にとっては、電気の理解に関しては大きなハードルが存在しており、電磁場の能力をある程度活用出来ているのは半導体を利用した微弱直流の世界、つまりcomputerなどの集積回路の世界だけです。それも、墜落したグレイ円盤(ロズウェル事件)からたまたま拾い上げた半導体素子(シリコンチップ)を模倣したものであり、地球人が独自で開発した発明品ではありませんね。承知の様に、電流には「交流」と「直流」という二種類の伝搬形態があるばかりか、更に「電圧流(母電流=起電流)」と「電子電流(子電流)」という二種類の電流が存在する事から、理解が非常に難しくなりますが、これまでの地球科学の似非電気論を頭から破棄すれば、電流の真実が分かりますし、また電磁場の真実も分かります。

 本日は「場」の話なのですが、人間が人工的に作り出せる場とは「電磁場」のみです。しかし、電磁場を理解する以前の問題として、まず「電気」や「電圧」や「電流」の根本的な意味が分からなければ、正しい電磁場を作り出す事が出来ません。正しい加工場が作れなければ、物質加工など所詮不可能な話です。地球人類が一皮剥けた宇宙技術を編み出す為には、これまでの間違った電気論をクリアーにして軌道修整しなければならず、それが曖昧なままでは何一つとして原理を理解出来ず、眼前の壁を越える事が出来ません。ここからは厄介な電気の話になりますが、特に物理系や工業系の専門家の方は耳をカッポじって聞く事でしょうか。初めて習うつもりで読破して頂きたいと思います。

 一点を中心とした電流の回転運動(ループ運動)が起これば、そこには電磁場が形成され、やがて電子バイオンが誕生してきますが、しかし、交流を回転運動させても正しい電磁場は形成されず、バイオン(電子磁気)が誕生してくる様な特異的な場とはなりません。残念ながら、本物の電磁場が形成されるのは直流の回転運動の時だけなのです。一般に直流電流と言えば、金属導体の軌道電子を原子間に配列させて(電子バイパスを形成し)、そこを伝導してくる「電子磁束」の事ですが、もう一つの直流電流も存在しており、それは核子(陽子や陰子)の配列体の中を伝導する「核子磁束」の事です。これらの直流電流は主に工業的に使用されており、核子磁束に関してはグレイの物質円盤の中で使用されています(D-tube 磁束エンジン)。一方、生物体の中でも二種類の直流電流が使われており、一つは炭素鎖(メチル基)を骨格にした「水素原子磁束」と、一つは運動神経内部の「水六員環分子磁束」という直流電流です。これら4種類の直流電流が一点を中心とした回転運動を起こせば、目的の電磁場が形成されます。

 電流とは早い話が「磁束流」の事であり、磁石の極性を揃えた配列体の中を「磁石磁束」が流れていくのも「磁石電流」であると表現出来る訳であり、まずは地球人の電流概念そのものを新しく構築し直さねばなりません。銀河一般科学では、電流とは電子の流れでもないし、また、電子電荷(ホール)の流れでもなく、磁極を揃えた電子の配列体の中を電子磁束が伝導していくのを「電流」と称しています。また、電圧とは水圧の様な電気の圧力とは無関係であり、これも電流の一種であって、導体の中に電子配列を起こせしめる起電流(母電流=電圧流)を先に流さないと、実際に仕事をこなす電子電流が誕生してこない事になります。一般に地球で使用されている起電流とは発電所で生産される「コイル電流」の事であり、その電圧流が導線を磁化して、内部の金属導体の電子を配列せしめて電子電流を起こしているのです。高圧電線に触れて感電するのはコイル電流の方であり、それは小電流(電子電流)を引き起こす大電流の事であって、電圧流の正体なのです。重要な事はこの電圧流(交流)を回転させても、目的の電磁場は形成されないという事実です。

 安定した電磁場を形成する為には、交流の如き途切れ途切れのパルス電流では用を足さない為に、滑らかな直流系の起電流や、あるいは電子電流の回転が必要であり、特に素粒子を扱う場合は電子電流や核子電流を、また原子や分子を扱う場合は原子電流や分子電流の直流が用いられているのが一般的です。空中炭酸ガス固定化装置の電磁場形成には原子電流が使用されており、具体的には生物電気である「水素原子電流」が使用されており、それは空中窒素ガス固定化装置にも、あるいは水分子の六員環固定化装置にも使用されていました。主に生物の体内で使用されている「水素原子電流(コリン電流)」を一体どうやって工業的に生産すれば良いのでしょうか。アルデバラン人が、なぜその電流(水素原子電流)に気が付いたのかと言えば、当時の多くの星々では危険な原子力発電を止めて、安全な「水発電機」を利用していたからです。水発電機とは環状の土管の中の水分子を固形化させて、水の六員環分子磁束を回転させて万年電磁場を作り出したものですが、この土管の電磁場から電気を取り出す方法は主に二つ、一つはコイルを用いて交流電流を取り出す方法と、もう一つは土管の電磁場内部で直流の「水素原子電流」を取り出すと言った二種類の手法です。

                  

 上図の様に、アルデバランでは水発電機を利用して交流電流と直流電流を別々に取り出していた為に、原子や分子を加工する直流電磁場は苦もなく作れた訳ですが、現行の地球人に「水素原子電流の電磁場」を工業的に作り出す事は、直流用の電線が開発されていない理由から少々難しい話かもしれませんが、でも、この壁を乗り越えないと未来の階段を登る事が出来ませんね。さて、水素原子電流とは早い話が神経のコリン電線と一緒であり、コリン骨格のメチル基の水素原子磁束が極を揃えて伝導していく直流電流です。要するに、有機物骨格の中を伝搬する電流ですから、これを伝える電線の構成成分も有機物である必要があります。アルデバラン人が開発した有機電線とは「四メチル化マグネシウム」という電線の素材でした。植物の光合成に関わる色素(クロロフィル)がヒントになった模様です。いわゆるこの電線が直流起電流を伝える為の伝導媒体になる訳ですが、アルデバランではこの導線を経由して金属導線へ電圧流(水素原子磁束)を付加し、精密機器に使用する直流の電子電流も生産していました。

 空中炭酸ガス固定化装置の概要は、巨大なプラスチック管に「四メチル化マグネシウム電線」をコイル状に巻き付けて直流電磁場を作る事であり、その電線の中を流れる水素原子磁束に必要なデータを入力するだけの話です。磁束に入力されたデータが電磁場内に誕生した電子バイオンに転写されて、その電子バイオンが指令に基づいた分子レベルの仕事をこなしてくれるのです。べつに炭酸ガスばかりの話ではありませんが、指令次第では単なる炭酸ガスの直鎖状の結晶ではなく、円盤の推進器に必要な力学的な炭素六員環結晶にも変化させられるのです。では、一体どうやって宇宙人は電磁場に情報を転写していたのでしょうか。下記の3図に示したのが加工用の場回路の概略図ですが、データ打ち込み用の集積回路を作って回路電流を万年回転させておくのが「骨」でしょうか。尚、炭酸ガスを集約させる物質信号は植物の光合成回路から学習したものです。また四メチル化マグネシウムはメタンガスを金属Mgに作用させて、粉末状の物質から作り出します。

 今年の11月6日(土)と7日(日)に東京で開催される宇宙生命論の中級講座(科学技術編)の内容は、核物理論の基礎講義と、四つの科学技術の具体的な説明です。地球人の科学者(オリオン洗脳者)が宇宙真理と一体どこまで向き合えるのか、果たして目的の宇宙技術を本当に開発出来るのか否か、それが問われております。多分、頭が固いバリバリの研究者達は出席してこないと思いますが、頭が柔軟な人達は研究の目処や切っ掛けにはなると思っております。今回の四つの技術テーマとは、上記に示した「水発電機」と「炭酸ガス固定化装置」の他に、本題の「反重力浮上装置(π-電子対常温超伝導tube管)」と「π-電子発電器」という四つの開発技術です。もし仮に後者の技術を人類が実際にものに出来れば、その成功だけで創造主の「銀河広域宇宙人指定」が得られる事になり、地球人は威張って地球の外に出られる事になりますし、また我々も本格的に協力せざるを得なくなります。

 ところで、素粒子や天体などの渦巻体には陰陽が異なる左巻きと右巻きの相方が存在しており、電子同士や陽子同士の激しい反発力を吸収してくれる反粒子が存在します。海水や大気の渦巻にも相方の渦巻が存在しており、直径が数ミクロンという大気のチビ渦(拡散渦: 雲の事)にも回転の左右が異なる相方が存在します。これらの渦巻体の特徴はそれぞれが極性(N極とS極)を有している事と、相方を挟んでベタ結合状態で連鎖するという特徴を持つ事です。普通、陰電子同士が磁極を揃えて配列しても、互いの反発力が邪魔して一定距離間にしか近づけないのが普通ですが、陰電子と陽電子が交互に挟んだ状態になると同電荷の反発力が減じて、磁束の漏れが無いベタ結合が成り立ちます。これがいわゆる電流(磁束)の「超伝導状態」であり、完全無欠の磁束流が常温状態で発生します。この超伝導磁場が形成されると渦磁場の重力線を遮断してしまう為に、その内部では物の体重が消えてしまうという現象が起こります。同じ電磁場の一種でも、超伝導磁場は別格という訳です。

 地球人が考えている超伝導とは金属導体を絶対零度近くまでヘリウム冷却させて、磁束の漏れない完全な超伝導状態を作るという話(リニアモーターカー)ですが、小さなボンベでも100万円もする高価な液体ヘリウムを線路にフンダンに使用して列車を磁石浮上させるというのは実に馬鹿げた発想であり、そんな間抜けた事をしているのは地球人だけでしょうか。そもそも絶対零度でも超伝導状態にはなっていないのです。常温でも水は固体になるし、炭酸ガスも結晶化出来るし、また、常温でも電流の超伝導状態を生み出せるのです。なぜ、地球人は物事を深く追求もせず、幼稚で浅はかな目先の技術だけで突っ走るのでしょうか。研究者や技術者が単細胞頭のアホウだからと言えばそれまでの話ですが、なんとかなりませんの、そのいかれた頭。まことにブヒン!! ですわ。

 

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