〈アクオン電流(その2)〉

 運動神経の総元締めが「頭部魂(大脳)12アンテナ」の第8層領域(白質被膜部位)である事は前回のブログで説明しました。身体の全ての運動神経(随意神経)は原則としてここから発しています。人体の神経配線が余りにも複雑過ぎて良く理解できんという方の為に、大変アバウトですが、大まかに概略説明をしたいと思います。大脳は左脳と右脳に分かれており、その分かれ目の中心部には大脳基底核が存在し、またその内部にはズザネ管の開口部が在って(開口部の直ぐ上にはオーブ核がある)、そこから自律神経電線が左右の分脳に繰り出されています。左脳側から伸びる自律神経が行き道の「交感神経」、そして右脳側から伸びる自律神経が帰り道の「副交感神経」です。位相電流は「電子電流」、一方身体の電流は「水素原子電流(コリン電流)」ですが、どちらも電流には変わりは無く、必ず入口があれば出口が存在し、ループ循環している事になります。それに対して随意神経のアクオン電流とは「磁束」では無く「力束」、電流の一種と考えられるものの、基本的には別物であって「片道行程」の電流(力束)だと言えます(力線は力界帰納する)。

 「頭部魂(大脳)12アンテナ」の第8領域から発する随意神経の本数は「顔面神経が16本」と「脚神経が4本」と「腕神経が4本」であり(合計24本)、左脳と右脳の両方では合計が48本になります。特に顔面神経は顔や眼や顎や舌や喉や首の運動に関わっています。左脳と右脳から出た手足の神経は特別に「小脳」へ入力されて、小脳から「脳幹」に吸収され「脊髄」から手足へと分配される事になります。それに対して「顔面神経」は小脳を経由せずに、そのまま組織筋肉へと分派して行きます。こうして考えて見ると、自律神経(コリン電線)の本管がたった2本、運動神経(アクオン管)の本管が48本しか無いので、そんなに複雑なものでは無いと思います。血管が静脈管と動脈管の2種類に分かれる様に、神経も遠視眼的に目を細めて見れば、決して無数の迷路では無く、整然としたものだと言えます。しかし、実際に頭部を覗けば、数百万本の神経が存在しており、本管が細かく分派しているだけでは無く、無数の感覚神経がそこら中に張り巡ぐらされて、また性感神経管なども存在するからです。それに対して「顔面神経」は基本的に小脳を経由せずに(一部は入力している)、大半の神経はそのまま組織筋肉へと分派して行きます。

 首から下の領域(腹部魂領域)の感覚神経は自律神経管の派生神経であり、神経電流は循環していますが、それに対して首から上の領域(頭部魂領域)では、特別な感覚神経群が存在します。その数は実に800万本とも言われています。この感覚神経には磁束も力束も走っておらず、極小の神経管内部はバイオン(磁気)分子が繋がった「バイオン・コード(12本ワンセット)」で構成されています。これらの感覚神経は首から上の肉体感覚をセンサーする触手であり、白質被膜を介して大脳灰白質へと直接接続されています。承知の様に、脳みその大半はアミロイド蛋白質で構成されており、そこは空の上の位相バイオンの地上の出張所に他ならく、これらのバイオン・コードは首から上の体感情報を本体へ送り届けている訳です。「バイオン・コード」と言う名前に、そんな特別な物があるのかと驚く方も居ると思います。実はこれ、体細胞などの糖鎖アンテナの内部に存在するものと一緒であり、細胞はこのセンサー触手で外界物や環境条件などを察知しているのです。大脳灰白質の神経細胞がこれらのバイオン・コードで繋がっているから驚きでしょうか。

 大脳の内部には「コリン管」ばかりでは無く、「アクオン管」は走っているし、またそこら中に「バイオン管」が存在している状況では、磁束や力束の漏れや磁気の感応などの障害が起こり得る理由から、電気的かつ力気的かつ磁気的な防御体制が必要であって、その為に内部の白質は「ミエリン脂質(絶縁体)」で満たされています。宇宙医学に於いては、神経と呼べるものは「コリン管」と「アクオン管」の2種類のみと定義しており、灰白質から脳内に伸びる「バイオン管」とは「細胞の表皮膜糖鎖」と一緒の扱いであって、神経の範疇には入れていません。センサー触手と外部神経を混同しない事が大切なのです。地球医学では神経管の中身も良く知らないのに、いい加減な神経分類をしており、「ニューロン」や「シナプス」と言った神経概念を用いて説明していますが、そんな真っ赤な嘘を教科書に掲載してはいけませんね。そもそも「シナプス」とは電流の抵抗器(変圧器)であって、磁束の通り道に不連続な「間隙空間」を用いて興奮電流を組織へ流さない為の防御手段として用意されているものなのです。シナプスとは激流の氾濫を食い止める砂防ダムと一緒の役割を果たしているのです。

 神経管には電流(磁束)の他にも神経伝達物(神経ホルモン)が流れており、電流は間隙空間(20nm)を飛び越えて渡る事はできても、神経伝達物は一旦通路外に浸み出して再吸収される事になります。それを見た地球の科学者達は愚かな事にNaイオンチャンネルがどうしたこうしたとかと、の賜わっていますが、そう言う有りもしない空想は抱かない事でしょうか。神経には電流が走っている関係上「帯電イオン」が集まって来る事は自然現象に他ならなく、それにかこ付けて、いちいち妄想を膨らませるのは止めて頂きたいものです。そんな西洋アンポンタン医学を丸呑みするのは無知無能な証拠、もしあなたが物事の道理を体得した賢い人間ならば疑問を抱く筈なのです。先ずは神経電流とは何か、それが分かった上で医学理論を構築せねばならず、物理学や化学の基礎をちゃんと築いてから、未来の為に、改めて正しい理論を作り直して欲しいと思います。それと電磁気学がメチャクチャな理由から、地球人は電流が囲う「電磁場」の意味が良く分かっていません。

 細胞とは「地球の子供」です。子供は親の形体と基本的に一緒であり、一個の細胞には「赤道環電流」が走って「細胞電磁場」を囲っており、その上から「細胞ヒール」という「力場」が存在しています。地球が渦磁場という電磁場を囲ってテトラ体という力場に包まれているのと一緒の物理構造を呈しています。電流が一点を中心とした円運動を起こすと、その軌道よりは少し大き目の電磁場球体が発生して来ます。実はそれが「生き物」になる為の最低条件なのです。人間の肉体の周囲には「魂体(オーラ球)」が形成されており、魂体の電子環(86本)が電磁場を形成しています。また体の内部にも組織磁場が形成されており、大脳全体、小脳、分脳、眼球、肺、肝臓、心臓、膵臓、腎臓などには独立した電磁場が存在し、身体は電磁場と電磁場の関わり合いで成り立っています。地球医学が物質医学の域を出られない理由は、物理学の基礎を間違えているからであり、物質や現象の本質を見極める識別力に欠けているからです。

 これは人体の組織磁場の話になりますが、大脳全体は身体とは独立した器官であり、その証拠に大脳には「大脳コリン電線」と呼ばれる60本のコリン分子電線から構成される赤道環電流が走っています。大脳コリン電線(60本)は大脳全体の電磁場出力を賄っています。また大脳電磁場の内部には小脳と分脳が存在し、小脳には大脳と一緒の「小脳コリン電線(60本)」が走っています。また分脳(左脳と右脳)にも電線が存在しますが、この電線は脳神経細胞(主に樹状細胞)の枝線(ニューロン)が互いに手を結んでループすると言う性質の電線であり、誕生した赤ちゃんの分脳にはそれぞれ800本ずつの「ニューロン・ループ単位」が備わっています。これを略して「N単位」と我々は称していますが、これは頭を使えば使うほど「N単位数」が増えて行くと言う性質のもので、左脳(発信能力)と右脳(受信能力)の電磁場出力を増大させて行く事が、人為的に可能である事を意味しています。N単位数の上限値は7600本(×2)ですが、地球人の場合は満60歳平均で約1800本前後が一般的な数値であり、銀河人類の平均本数が約2500本〜3000本なのと比較すれば、かなり低い事は否めません。

 大脳以外の組織磁場は一箇所が20本のコリン分子電線で構成されており、肝臓は4箇所(20×4)、心臓、両肺、両腎臓、膵臓は2箇所(20×2)、両眼球には一箇所(20×1)のコリン組織電線が存在します。これらの組織磁場はそれぞれ独立した機能を営んでおり、身体全体や意識や心の影響を直接受けない仕組みになっています。心を曇らしたから目も曇ると言う事は無く、またショックを受けたから心臓が止まるとか、具合が悪いから呼吸が止まると言う心配はありません。気分次第で血圧や血糖値が乱高下しない様に構成されている訳です。肝臓の様に一つの臓器に四つのコリン電線が走っている様な場合は、本来は球体の形状を呈する「電磁場」ですが、隣同士が押し合って窮屈な変形状態を呈しています。下記にその例を図解しましたので参照にして頂ければと思います。また、臓器のコリン電線ですが、手術でこの電線を切ってしまった場合は忽(たちま)ち臓器の機能がストップして組織が壊死に至ります。肝臓や肺の場合は外科医が知らずに切ってしまう場合が多いので、気を付けて頂きたいと思います。

 さて、水の結晶分子の力線が伝導して行く「アクオン管」の話ですが、コリン電線は多少の間隙があっても空間を飛び越える為に「シナプス間隙」などを用いて磁束量の調節は可能ですが、それに対して「アクオン管」は水の結晶分子が形成するテトラ体の力線を伝導させて行く為に、一つ分の間隙が空いただけでも、直列鎖が崩壊し、力線の伝導がストッブしてしまいます。当然、アクオン神経には「シナプス」が存在していません。左脳と右脳からそれぞれ出る24本のアクオン本管は、どれも内径が一緒のサイズ、切断面を見ると神経管の中心にアクオン管が位置して、その周囲には4本のバイオン管(それぞれが8本のバイオン分子管からなる)が並んだ構造を呈しています。中心部のアクオン電線には400本のアクオン細管が詰まっており、またこのアクオン細管は「頭部魂の第8領域」でバイゾン層と接しています。4本のバイオン管も第8領域から分派して、それぞれのバイオン分子管は灰白質と繋がっています。

 左脳と右脳から出る24×2本のアクオン神経管は手足の神経管(8×2本)と、4×2本の顔面神経系だけが小脳へ入力し、残りの12×2本は細かく分散して動眼神経や首や口や喉や舌の神経となり、筋肉組織と連結しています。基本的には一本の筋肉繊維に対して一本のアクオン分子管が繊維の始めから終末部まで入る事になり、そこから吹き出した力線が振り出し原点に至る長い「筋肉力界(結界)」を形成し、そこに収縮弛緩指示を送って筋肉を操作しています。一本の筋肉繊維は約200本の筋原繊維から成り立ちますが、指示命令が届くと、200本の筋原繊維全部が一度に収縮する事になります。アクオン管の役割とはとにかく筋肉繊維の終わりまで力線を届けてやる事であり、そこに筋肉結界を形成させるのが目的であって、運動指令はその結界を介して筋肉へと送られるのです。従って、アクオン電線の役割を正確に表現すれば、意志を乗せて運ぶ力線と言うよりも、筋肉結界(テトラ結界)を造る為の役割と言える訳です。一つの筋肉結界である筋肉テトラには、やがてバイゾンが自然発生して来て、テトラ空間が満たされます。その筋肉バイゾンこそ、第8領域のバイゾンと一緒のもの、筋肉に具体的な命令を下す当体なのです。

 「言っている意味は分かるがイメージが全く抱けない」、多分それが皆様の本音であると思いますが、力学的なアストラル眼で人間を覗けば、頭部魂には大小様々な無数の筋肉テトラが第8領域の北半球を基点に重なり合って存在し、また頭部魂の南半球の第8領域(小脳位置に相当する)を基点にして、足先や手先まで及ぶ大きなテトラ体が無数に存在しており、その数は筋肉繊維の数だけ存在する事になります。大まかなイメージを掴みたいので、図形で表現してくれと言う声が聞こえそうですが、力学世界を図で表現する事は至難の技、幾重にもタブって存在する事から、下記の図は本当に大まかでいい加減な概略図となります。小脳とは頭部魂の南半球に位置する器官であり、その管轄領域は腹部魂の筋肉組織です。つまり小脳とは首から下の筋肉運動の総司令部なのです。小脳には左脳から入力する8本の手足の神経管と、右脳から入力する8本の手足の神経管が入っていますが、小脳からアウトプットされるアクオン神経管は同じ数ではあるものの、内部のアクオン分子管の総数が増幅されており、一本に付き約4倍の400×4本のアクオン分子管が存在します。

       

 そのアクオン分子管の一本一本に筋肉結界が形成され、結界の内部にバイゾンが誕生して来るのですが(充満するのに約1年間の時間が掛かる)、もし一本のアクオン分子管が切れた場合は、一瞬で筋肉結界を失い、また溜め込んだバイゾンも一瞬の内に消失してしまうと言う理屈になります。ALS患者は自己の免疫軍に脊髄を襲われて、アクオン管を切断され全ての筋肉結界とバイゾンを失ってしまうと言う病気です。仮に首のアクオン管を修繕できて神経電流が指先まで届いたとしても、それから一年の時間を掛けて筋肉結界にバイゾンを溜めて行く事になります。発病から五年も経過すると手足の筋肉が伸び切って劣化してしまい(アクチンやミオシンが劣化する)、また一本一本の筋原繊維に存在する筋肉ヒールも劣化して駄目になってしまいます。そんな物理的な病気なのに、新薬の開発で治るかも知れないと、今か今かと待ち侘びている患者に対して、儚い夢を抱かせるのは、医者としてどうなのだろうかと思ってしまいます。運動神経の病気が薬で治る訳がありませんね。

 さて、大脳内部の脳神経細胞が約140億個なのに対して、小脳の脳神経細胞は大脳の7倍にも及ぶ約1000億個であって、神経細胞が濃密に詰まっている器官と言えます。小脳にはアクオン電線に関係する「神経ホルモン」の分泌器官が4箇所も存在しており、これらのホルモンは神経管を通して末端へと流れています。小脳の機能に関しては特集で詳しく説明しますが、小脳(脊髄小脳部)の「第四脳室」が頭部魂12アンテナの第8領域(南半球位)に相当しており、体幹や四肢の運動に関係する腹部魂領域の運動神経の大半はこの領域と繋がっています。第四脳室の上層部(深部小脳核)には「歯状核」「栓状核」「球状核」「室頂核」と呼ばれる神経核が存在し、この内部で4種類の「小脳神経ホルモン」が生産されています。いずれも「アクオン神経管」の維持には必須な物質ホルモンです。「室頂核ホルモン(ヌイキケオア)」はアクオン分子管のミエリン鞘の膨張抑制ホルモンであり、また「球状核ホルモン(ヌエケケオア)」とはミエリン鞘へのウイルス侵入阻止ホルモンです。「栓状核ホルモン(ヌオキケオア)」とは、アクオン分子管内部の水の六員結晶クラスターの形状維持ホルモンであり、また「歯状核ホルモン(ヌアケケオア)」とは、隣接するアクオン分子管同士の癒着防止ホルモンです。

 「アクオン神経管」の存在は目で見る事が出来ますが、随意筋運動に関係する力学的な理解が非常に難しく、更に魂体内運動と言うアストラル背景の物理制約がある事から、物質世界とアストラル世界の両方から見定めないと、筋肉運動はそのイメージすら抱く事が難しいと言えます。しかし、動物の運動は全て球体内部の軸運動、理解できない事は決してありません。この宇宙は運動の世界、チーターやカモシカの筋肉が躍動する生命感に溢れたその美しい姿には魅了されます。体を意のままに動かせる喜び、それが宝物である事を人間は運動機能を失って始めて気づきます。動ける期間こそ「花」なのだと言えましょう。

 

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