〈魂体の科学(その3)〉
C 魂体(肉体)と432本のヌサネ=タボ線(2)
随意神経(運動神経)である「アクオン電線」と、不随意神経(感覚神経)である「コリン電線」と言う二つの異なる電線から成り立つ動物の複雑な身体組織ですが、でもそれは複数の電線網から組織される「機械ロボット」と一緒、肉体とは所詮、「魂体」や「自意識」や「心」が宿る容器(機械)に過ぎなく、容器自体は人間が製作する一般的なロボットと遜色が無い代物であると言えます。人体の全ての神経を繋いだ所で、魂体が無ければ一歩も歩けないし、また魂体に対して心(主人)が指令を送らないと、体を思う様に動かす事が出来ません。特に筋肉運動は神経の様な「有線操作」だけでは、ロボット的なギクシャクした動作しか出来ないものですが、そこに魂体の「無線操作」が介入して始めて、非常に滑らかでスムーズな動作が可能となります。そもそも魂体とは空の上の生命位相が地上の肉体に取り付けた地上用の遠隔装置であり、電子管(キミ管)を編んで作り上げた物です。位相とは「自意識」が存在する場所であり、それが肉体と合体する事によって具体的な「実体(意識の出張場)」を地上に囲う事が出来ます。その実体をコントロールする為に「魂体」を形成する訳ですが、肉体には「感覚」を持たせる必要があって、また肉体自身が自律運動を起こせる様にしなければ、その肉体を生かし続ける事が出来ません。
位相は基本的に電子バイオンから成り立つ磁気体であり、また魂体も電子バイオンで構成される磁気体に過ぎなく、そして肉体そのものも物質であって基本的に磁気体から構成されています。「磁気」とは「記憶する物質」に過ぎなく、それを操作コントロールするのが「力気」であって、基本的に「力気」と「磁気」は主従関係にあります。「力気」は力線を放出して他に作用を及ぼす事が出来る所が力気の力気たる所以です。地上の物体を動かす為には、どうしても「力場」を利用しないと力学運動が出来ないばかりか、また「思考」を行う際にも、どうしても「天然の集積回路(力場回路=地球力学圏)」を利用する必要があり、単なる物質を「生命たらしめる」為に磁気体には必ず「力学システム」がその背景には用意されています。そもそも位相内の自己意識とは、「我という茫漠とした自覚」の他には物を認知して記憶するだけの場所であって、そこは物を思考し判断して分析すると言った高等な精神作用を行う場所柄ではありません。物を思考する為には「思考回路」を使う必要があり、それが「力学位相」とも呼ばれる力場の「心動帯(ヌクヒブイ動帯)」なのです。普段、あなたが囲うシャープで明晰な自意識とは心動帯の「心意識」の方であって、曖昧模糊とした位相の自意識の方では無いと言う話なのです。
上図に示すのが、層状力学球とも表現できる「心動帯(ヌクヒブイ動帯)」の図形ですが、その心意識の焦点が「頭部魂オーブ核」に宿って、「大脳12アンテナ」と呼ばれる「十二力界」の操縦盤を操作する事によって、生物の精神作用が営まれています。それに対して地球力場の物理的な焦点が宿る場所が「腹部魂オーブ核」であり、ここは精神作用とは全く無関係ですが、体のあらゆる運動の基点(重心点)となる場所です。さて、ここからが重要なのですが、空の上の位相意識には身体の触覚や視覚や聴覚は認知できるものの、臭覚や味覚や場の感知能力などは無く、肉体を操作する事自体が全く出来ません。魂体はそれ自体が感覚器であり、心意識の命令に基づいて体の運動を操作する独立した機関であり、別に命令が無くても反射行動や無意識行動は取れるものです。手を前に伸ばして、それを肩より上に上げるとか、あるいは足を伸ばして相手の体に蹴りを入れるなどの行動は、神経刺激に基づく筋肉の伸縮運動だけでは物理的に説明が困難なものです。歩行の際に膝を高く持ち上げる行為自体が説明が出来ない事柄なのです。これらの運動は実は魂体が司っており、その証拠に魂体から14本のタボ線を抜いてやると、腕の上げ下げもまた足の上げ下げも全く出来ない「金縛り状態」となります。小脳やアクオン電線その物を支配してコントロールしているのが魂体なのです。
そんな魂体を基本的に支配しているのが、地球力場の「心動帯」であり、心意識の方は魂体の感覚器官も、また運動器官も全て牛耳っており、普段は心意識に基づく「意識運動」を行なっています。大きな問題は心意識(覚醒意識=顕在意識)が毎日「寝る」という事であり、司令塔自体が寝ている期間は、魂体意識による本能的な自律運動に委ねられる事になります。位相や魂体が24時間稼働なのに対して、心意識の方は一日一回睡眠をとる必要があるからです。体の司令塔である心意識が睡眠に入っても、頭部魂オーブ核との接合が切れる訳ではありませんが、そこに憑依霊体などの心意識が強く作用した場合は、睡眠中に身体の運動を乗っ取られるケースもしばしばあって、特に自意識の発達がおぼつかない幼少期には、憑依霊が原因となる「夢遊病」は良くある話です。また魂体と肉体の接続が中途半端の場合は、睡眠中に魂体が体から遊離する場合もあり(その間は心臓が停止している)、この様なケースは大変危険な状態であって、約2時間の間に遊離した魂体が肉体へ戻らないと「肉体死」に至る事になります。位相と肉体の直接接合は14本の関節タボ線のみであり、誕生時に入力したズザネ管はチャクラ孔から吹き出す磁束で肉体とは取り敢えず固定されているものの、魂体の形成後はズザネ管と魂体の結び付きの方が強く、魂体はいつでも肉体から遊離できる状態となります。魂体には「オーブ核」や「大脳12アンテナ」と言った心意識との接続器官が存在する理由から、どうしても魂体との結び付きの方がメインになって行きます。
睡眠時であろうが、また覚醒時であろうが、生身の肉体を持った人間生命から、魂体が物理的に遊離してしまう事など、決してあってはならない事であり、それは担当の創造主や神々が一番恐れている事です。また心意識の発達度が未熟な状態であると、しっかりとした「我(自我意識)」を構築できないまま、侵入霊体に対して簡単に「肉体の操縦席(コックピット)」を譲り渡してしまうケースがままある事から、その防御対策として神界では人間個人に対して「三角力体敷設」を敢行しています。心意識がある程度の成長率に至る満22歳を迎えると、神々は個人に対して「三角力体」と「通信管」の敷設を行うのが、人間王国の伝統的な慣例であり、その取り付け施行は十数年前までずっと続けられて来ました。神々の世界が消滅した今現在は、個人の要請があれば、我々(創造主軍団)が無償で敷設を行なっているのが現状です。三角力体には性能が異なるニ種類の物があって、一般的な三角力体と、巫女用の改良型三角力体と言う二種類があります。一般的な三角力体は上図に示した物であり、その一番の機能は「魂体の遊離止め」と「コックピット固定」であり、肉体と魂体と位相意識と心意識の一本化が目的ですが、もう一つの機能は地球力場と一体になる事であり、精神軸の地球固定、つまり心身の「グランディング」が目的です。それに対して巫女用の三角力体は基本的には同じ機能ではあるものの、コックピット固定を外しており、霊体が侵入できる様に改良を施しています。
肉体の筋肉を動かす為には、神経電流を流す必要があって、それは魂体の指揮コントロールの下で行われる芸当ですが、別にいちいち筋肉を動かす必要も無く、魂体の意思(心意識の意思)だけでも、体を動かす事は可能です。肉体内部は機械であり、その指令は基本的に「有線」でなければ伝わりませんが、魂体内部はフリーバイオン(気体バイオン)で充足されており、基本的には「無線」で伝達が行われています。縦横無尽な無線伝達だからこそ、微妙で繊細な動きも出来れば、また外界や相手に呼応した瞬間的な動きも出来れば、あるいは正確な反復作業も継続が可能となります。心意識に基づいた筋肉運動だけで、「カンナ削り」が出来るのかと問えば、それは不可能な話、頭で思考していたら、材木に対して釘一本打ち込む事が出来ません。手の「力加減」は頭でやる行為では無く、体(魂体)に覚え込ませて、体にやってもらう作業なのです。文字を書くのも、絵を描くのも、あるいはろくろで器を作るのも、皆魂体がやっている行為であって、そうした魂体科学をちゃんと発達させないと、地球人が盲目の海(カオス)から自力で這い上がる事は永久に出来ない事になります。オリオンに洗脳された野蛮人が作り上げた「ゲルマン科学」、龍神島民族がなぜ、どうして、単純で下賤な科学に洗脳されているのか、我々にはどうしても解(げ)せないのです。
ところで、魂体の無線伝達は運動の「妙技」を醸し出しますが、その反面重大な欠点も存在し、魂体が傷付いたり、破壊されたり、また狂ってしまう場合もあって、その様なケースは現行の物質医学では治し様も無く、手出しが全く出来ない状態になります。例えば、脳溢血で倒れた場合、身体のアクオン電線に不備が生じて「片麻痺状態」となりますが、仮にアクオン電線を修理できたとしても、ある程度の年月が経過してしまうと、魂体内部の無線伝達が退化してしまう理由から、二度と以前の状態には回復しない事になります。使わない筋肉も退化すれば、使わない大脳も退化するし(アルツハイマー収縮)、また使わない魂体の連絡網も退化してしまうのです。宇宙医学に於いても、脳溢血を起こしてから一年以内であれば、神経修復、大脳の組織修復、そして魂体内部の修復作業を迅速に行えば、元に戻ると言われていますが、2年以上の歳月が過ぎた場合は元には戻らないのが一般的です。肉体器官もそうですが、魂体器官も使わなければ退化すると言うのが「運命」の様です。さて、今度は「経穴(キジ点=ツボ)」の説明ですが、腕のキジ点78箇所と、足のキジ点84箇所の位置とその作用場所に付いて説明したいと思います。
<腕の経穴点78箇所>
一本の腕の経穴点は手の裏面(手の平)には25箇所、手の表面(手の甲)には14箇所のキジ点が存在し、また肘関節から手首関節の間には13箇所(表側9箇所、裏側4箇所)のキジ点が、更に肩関節から肘関節の間には26箇所(表側17箇所、裏側9箇所)のキジ点が存在し、総合計では78箇所となります。無論、左腕と右腕の両方のキジ点を合計すれば156箇所となります。北半球に位相がある方は「右電磁場」を呈し、右腕が交感神経のツボで、左腕が副交感神経のツボとなりますが、一方、南半球に位相がある方は逆に「左電磁場」を呈しており、右腕が副交感神経のツボで、左腕が交感神経のツボとなります。
※ ツボ(キジ点)は必ず「対(つい)」を構成している理由から、「針」にしても「お灸」にしても、あるいは「マッサージ(指圧)」にしても両方のツボへ同等な刺激を与えないと意味がありません。交感神経のツボは刺激(喝力)の作用側であり、副交感神経のツボは刺激の受容側である事から、また前者が入口とすれば後者が出口である理由から、閉塞した回路に刺激電流を走らせて回路を開いて上げる必要がある訳です。一般的には交感神経側のツボに症状が出易いのですが、そこだけに刺激を与えても意味が無く(症状が抜けない)、必ず相方のツボの方にも同等な刺激を与えて、痛みや倦怠感などの症状を流し去って解放して上げる事が大切なのです。
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