時事情報(6/5)

〈銀河史概論・星の環境汚染(その3)〉
 天の川銀河系の天体に築かれた生物霊界の設置数は正確に言うと847惑星、そのうち「ヒト遺伝子」を注入して人間を創った惑星が421惑星であり、残りの426惑星は人間がいない「猿(動物)の惑星」です。担当創造主(セザナ神)の記録を紐解けば、通算累計では381/421部族が「銀河広域指定」の創造主認可を受けており、これは過去に宇宙船に乗って銀河空間に飛び出した民族が381部族もいたという話です。初期の銀河レムリア期においては、宇宙船は開発できたものの、同時に「核」を操作する技術を開発し、原子爆弾や原子炉を作って滅んだ惑星が続出し、我々の銀河系でも40の民族が立て続けに滅んでしまいました。自滅した民族は単独文明を発達させた惑星が多かったのですが、それ以後は連合組織が発達し、技術共有が進んで、核に頼らない発電法が編み出された理由から、銀河広域指定民族の数が飛躍的に跳ね上がり、放射線公害で自滅する星も無くなりました。結局、最終的には341部族の広域指定民族が2万年前まで活躍していたことになります。また、2万年前にはそれらの民族は霊魂体宇宙人と化し、地球も含めて40の原始民族が彼らの植民地星とされてきました。ちなみに、乙女座銀河団全体では放射能弊害で自滅した星は46箇所(他に6つの銀河民族がいた)、宇宙全体では三百数十箇所にも及んでおります。

 霊魂体宇宙人が存在する銀河系は、我々の「天の川銀河系」とボラン銀河団の「八つの銀河系」という合計で9箇所だけですが、今現在、原子力という危険なエネルギーを扱っている民族は、宇宙全体でも地球も入れてたったの4箇所の惑星であり、ボラン銀河団には存在しません(蟹座銀河団と大熊座クイオ銀河団とペルセウス銀河団に一つずつ)。多くの惑星民族が過去の失敗から学んで、神界の掟を破っていないのが現状です。地球人はオリオンの悪しき神々に誘導されて、自滅の道を選択してしまったのです。大宇宙(14組の小宇宙民族)の中の聖地民族である地球人なのに、つまり、大宇宙民族を象徴する陽の陽たる嗣子(しし)民族なのに、なぜそんな大失態を招いてしまったのでしょうか。神々を野放しにした担当創造主の失敗とも言えますが、我々人間王国軍団の考えは別の視点にあって、創造主や神々が犯した罪も含めて、人間のあらゆる罪深き運命を背負うべき存在だから宇宙の主人公にもなれるのであって、だからこそ悪しき過去の断捨離を行い、未来宇宙へ向かって龍神島民族(人間王国の選民)はひたすら邁進しなければならないと、我々はそう思っている次第です。つまり、目の前に立ちはだかる困難な壁、それを試練として受け止めて、乗り越えなければならない運命にある訳です。

 そもそも龍神島民族は世界中から優秀な生命を集めており、個々のアカシック記録を見ても、前世が日本人だった者は殆どいない状況です。日本人として生まれ変わり、その生命の一生涯を観察した創造主や神々が人間王国の一員として認可した生命には人間王国のマークが刻まれることになり、個人の眷属名称が与えられて、王国の住民登録がなされています。これまで王国の一員として認められた人間の総数は世界中で4億6000万人にも上っており、その半分以上は輪廻の最中ですが、認可した生命が世界中のあらゆる国々に分散しているのが現状です。また、現行の日本人ではその1/3が認可マークを貰った生命であり、これらの認可者(神々候補生)に関しては、地球霊界が無くなっても(人類全滅後も)、その生命位相を他惑星へ運んで人間修行を続けてもらうことになります。特に日本語を喋る認可者の中で銀河解脱を果たした者については、死後は銀河サラ位相帯生命(霊魂体宇宙人)としてベテルギウス本星で神々の一員として暮らせますし、一方、まだ生きたいと願う者に関しては、円盤に乗船して移住地で暮らしてもらうことになります。地球で死のうが移住先で死のうが、神様として生きられることは確定しており、できれば最後まで肉体を生かし続けて欲しいと思います。

 それに対して、海外で外国人をやっている王国の認可者に関しては、現行の言語の関係上、ベテルギウスにもバエルヤにも行けませんが、移住者の子供として輪廻転生してもらいます。また、日本人の認可者でも銀河解脱ができていない者に関しては海外の認可者と一緒の待遇であり、死後は輪廻の行程に入って頂いて、いずれはバエルヤで新生児として誕生してもらうことになります。円盤脱出をする若い日本人に関しては、認可者でなくても解脱とは一切無関係に、日本語を喋れるとか、子供を産めるという理由だけで移住が可能ですが、いずれ移住者は世代交代して認可者である子供達に取って代わっていきます。無論、移住者が解脱をすれば新しく王国の一員となれます。人間王国軍は地球の終焉に際して、我々の財産である認可者(登録者)を引き取りに来たのであって、日本国や日本人を救いに来た訳ではありません。現在の創造主世界は人員不足、だから収穫物を取りに来ただけの話なのです。脱出者は地球人として生まれたが故に大きなハンデを背負って生きることになりますが(世界人類の不運を背負う=生きられなかった彼らの分まで生きなければならない)、だからこそ主人公に相応しい境遇だと言える訳です。

 ところで、核を扱ってしまった人類はなぜ生きられないのでしょうか。科学力が進歩して粒子を操作する様になれば、遅かれ早かれ放射線(素粒子振動波)はつきものであり、人体の安全上、必ず放射線対策を講じなければならないものです。地球人もそうなのですが、放射線が恐ろしいものである認識は持っていても、放射線が引き起こす二次弊害に関しは注意を払わない傾向にあり、気がついたときには既に手遅れというのが大半のようです。軌道電子世界(軌道電磁場)である物質世界は、軌道電磁場の極性と極性が結ばれる化学反応の世界であって、そこに原子核の構成物である陽子が単体(裸)で侵入すると、軌道電磁場の極性と陽子の極性が結合して(ダブリングして)、異常な結合力を呈する「過激な物質(ラジカル分子)」が誕生してきます。そのお化け物質が特に水分子に放射線が当たって形成される理由から、生物体に多大な影響を及ぼしてしまうのです。つまり「放射性ラジカル(放射線が当たってラジカル化したもの)」の問題が見落とされてしまう場合が多いのです。原子力発電所を作って、核分裂反応の熱エネルギーを使用するのは原子炉が故障しない限りは大きな問題にはならないのですが、重要なのは原子炉を冷却する「冷却水」であって、ラジカル化した汚染水(被曝水)を河川や海洋に排出するために、最終的には環境を破壊してしまう結果となります。

 一連のコロナ・ウイルスとは何処かの国が生物兵器として開発したものではありません。文明国が被曝水(ラジカル水)を垂れ流し続けた結果、微生物の大量死を招いて、内胞ウイルスなどの変異種(癌化種)を生み出してしまったのが原因です。仮に核爆弾や原子炉がオリオンの神々が仕掛けた罠だと理解しても、それをキッパリ廃絶できないところが地球人の尻の青さであり、結局は死なないと分からない「お馬鹿」ということになります。特に現代社会は放射線光(LED照明や液晶画面光)を家庭や病院の中まで持ち込んで使用しており、自らの肉体が被曝しているばかりか、ウイルスどころかその辺の雑菌やカビ菌まで癌化させているといった現状なれば、もはや全滅は避けられない状況です。「もう後戻りができない」段階を迎えており、奈落の底に真っ逆さまに転落している現状でしょうか。あまりにもお馬鹿なので、我々が手を出さざるを得ない訳です。国家や政府が地球人の抹殺(人口削減)を考えてきた訳ではありません。それは元々牧場主であるオリオンの神々の戦略(陰謀)であって、その組織(イルミナティ)が消滅した今も、頭を洗脳されたダボス会議の人間メンバー等が、自分達が生き残るために世界人口の削減を画策しているのです。だが、ヒューマノイドの抜け殻人間は無能そのもの、今の彼らには何の具体策も講じられません。地球人類は今、陽化が極まった自然界と戦っているのです。

 これは全滅したベガ星人の話ですが、今から51万年前、惑星ケケウに建設した原子力発電所の総数はトータルで1300箇所にも及びました。海岸線の原子炉は海に冷却水を放出できますが、当然、内陸部の原子炉は湖や河川に冷却水を放出しなければなりません。放射線を発する核物質の漏泄には特に慎重に対処してきたベガ星人でしたが、科学理論体系の構築が今一の状況であって、地球人同様に、生物体に対する「放射性ラジカルの弊害」や、癌化(反電荷化)のメカニズムや、力学発信器などの知識を持っておらず、創造主の警告の意味すらよく理解できていなかった状況でした。原子炉材が40〜50年程度の耐久性しかないことは彼らも熟知しており、古い原子炉をどうやって解体し、核廃棄物の処理をどうするのか、地球の場合もそうですが、原子炉の問題と言えばそれだけに終始してしまう傾向があります。一方、TABエンジンの開発に成功した彼らは「銀河広域指定民族」の認可を受けており、宇宙船に船内位相を装備してもらう権利を取得していました。そのお陰で核廃棄物を宇宙船に乗せて太陽に廃棄するという手段を講じていましたが、一連の原子炉建設から50年が経過した頃から癌病や糖尿病の患者が増え始め、さらに微生物の大量死や、無害な細菌種の病原体化(癌化)が認められる様になってきました。

 ベガの科学者達はやっとその原因に気づきますが、時既に遅く、海洋のラジカル汚染が極めて深刻な状況になっていました。最初の原子炉建設からわずか100年間で母星ケケウは癌化ウイルスや癌化細菌の巣窟と変じて、地上のあらゆる動物が死に絶えてしまうのですが、幸い宇宙船を開発していたことから、わずか8000名弱の人間だけですが、創造主の配慮によって他星へ移住して生き延びることができました。原子炉を開発したベガ星人(28億人)の悲惨な運命は、以後銀河史を飾る歴史となり、後世に語り継がれることとなりました。地球から25光年の星間距離にあるベガ星とはすぐ目の前の近隣の星、現在も惑星ケケウは水の惑星として美しいその姿を留めていますが、空気や水の補給もできない立ち入り禁止の「禁断の地」となっています。ベガ星人を皮切りにして、原子炉を開発していた40個余りの惑星民族(牛飼い座α星のアークトゥルス星人、三角座β星のカイエギ星人、白鳥座のヒエヨイ星人など)が次々と母星を失う結果となり、どれも宇宙船を開発していた銀河広域指定民族だったことから、一部のわずかな人間だけが脱出できましたが、彼らも母星を失う結果となりました。50万年も前から原子炉開発は神界の「絶対禁制」の筈なのに、一体なぜ地球人は今頃原子炉を開発しているのでしょうか。

 地球人が原子炉を開発してから既に70年が経過しています。アメリカやロシアはもちろんですが、原子炉大国と言えば、日本国と中国とインドと西欧諸国です。ちなみに中国の原子炉は約220基、その内発電使用しているのは34基、そしてインドの原子炉は約60基、その内発電使用しているのは28基です。日本国の原子炉は59基、発電使用は57基です。発電していない原子炉とは無論「核爆弾製造工場」のことです。承知の様に、原子炉は稼働しているしていないは別問題として、冷却水を常に循環させておかないと原子炉がメルトダウンを起こしてしまいます。原子炉に核燃料を入れた瞬間から冷却は必須のものであり、毎分何百トンもの冷却水が必要となります。カスピ海にはロシアの原子炉が3基とイランの原子炉が2基の合計5基、また、黒海にはウクライナの原子炉が2基とトルコの原子炉が3基の合計5基、カスピ海や黒海のラジカル濃度が太平洋並みに跳ね上がっており、カスピ海アザラシが変性菌に感染して大量死するのは当然の話と言えます。海も山も湖も河川も「放射性ラジカル(ハイドロキシ・ラジカル)」によってこっぴどく汚染された地球、こんな環境下において、今さら地球環境の是正を試みても無駄な話、昨年度から人類全滅のカウントダウンが始まっているのです。

 地球は1万8000年前から「オリオン植民地」として霊魂体宇宙人に管理されてきました。唯一オリオン支配が及ばない地域が創造主の直轄領である「龍神島(日本列島)」だったのです。日本人だけがオリオンの洗脳教育を受けていなかった民族なのですが、創造主の後継者選定に関わる候補生(50人)が出揃うと、セザナ神から彼ら以外の日本人も植民化してよいとの承諾を得て、グレイの大脳コントローラー移植作業やヒューマノイド潜伏工作が始まり、彼らは日本人(オリオン幹部生候補)のための宇宙教育学校を天秤座に建設し始めたのです。世界各国から優秀な人間を集めている龍神島だからこそ、オリオンも優秀な人材が欲しかったのだと思います。創造主と神々の間で秘密裏に取り交わされた密約ですが、そんな契約を地上の一般人が知る由もありませんね。当時のセザナ神は大宇宙(メシアA球)のビッグバン再生に取り掛かっており、内部世界の人間のことなど所詮「どうでもよかった」のです。霊魂体宇宙人にとって植民地人間とは「魂体採集のための生簀(いけす)生命」に過ぎなく、一人前の人間であるとは認めておりません。人間として認めていたのは龍神島民族だけだったのです。

 神界のその基本的な考え方は我々も一緒であり、龍神島以外の民族の人権は認めておりません。皆様も多分、我々がなぜ日本人だけを対象にしているのか疑問に感じていたと思いますが、それは創造主世界の歴史(慣習)と大きく関係している話であって、詳しい内容は我々の組織の教科書本に掲載されているので、学びたい方はぜひそれを読んで勉強して頂きたいと思います。現在、創造主世界が使用している共通言語は「日本語」です。マクロ宇宙の機械神もcomputerも全て日本語を話しており、そうした使用言語の関係上、優秀かそうでないかは別問題として、日本語を話せない者は神界では必要とされません。たとえ創造主が選抜した人間王国の認可者であっても、今現在日本語が喋れるのか否か(文字を判読できるのか否か)、それが一番の重要な問題なのです。地球人類は基本的にオリオン植民地の奴隷民族ですが、龍神島民族だけが未だに別枠であり、オリンピックの標準記録選定とよく似ていますが、銀河標準レベルに到達した方はオリンピックに出られる訳であり、個人的に創造主認可をもらって脱出も可能という「制約外」の民族なのです。地球の終焉に伴い、日本語を話す王国の認可者を迎えに来たというのが我々の本意だと言えます。

 皆様にご理解して頂きたいことは、放射性ラジカルに汚染された地球環境に対する認識です。地球は物理的にも寿命が短いばかりか、この汚染状況では人類全滅を待つばかり、地球では長くは生きられないという現状認識です。それともう一つ、地球科学はオリオンに歪められたものであり、物理学も医学も全く当てにできないという認識です。彼らは多分、「地球は滅んだりしない」と主張すると思いますが、それが悪魔の囁きであることは承知の通り、この船は絶対に沈まないと信奉した人達が船と一緒に沈んでいくケースは昔からよくある話、地球も生き物であって、何にでも終わりは必ずやってきます。それと、創造主の名を語る我々の言葉を信用できるのか否か、それが一番大きな問題です。信じられない者は信じなくてもべつに結構、そんな者は上界へ連れていくことはできませんね。本物なのかどうか、文章の内容を見れば分かる筈であり、そのぐらいの判断力は身につけて頂きたいと思います。我々にも間違いはあります。でも、人間の様に嘘は言わないのが創造主軍団の特徴、卑屈な人間目線で我々を判断しないで欲しいと思います。こんな話は言いたくはないのですが、「君達は誰のお陰で空気が吸えてんの?」と、我々だって地球人を責めたくなりますよ(ここ10年間で三度の大気注入)。今まで生かされてきたことに感謝しましょう。ブヒン!!

 

〈陽化惑星〉
 プレアデス連合の総帥民族であるアルデバラン星人の母星(第三惑星: テニネ)には我々軍団も時折出入りしています。神々の70%以上がこの惑星から誕生しているからであり、今や陽化が進んで「死の星」と化しているものの、生物霊界が残っている関係から神々の原本記憶(位相内記憶)を覗きに行っているというのがその理由です。今から8万年前の話になりますが、母星の運動寿命が訪れたことから、惑星テニネ(プレアデス連合本部)に残留していたアルデバラン人は引っ越しを余儀なくされました。当時はプレアデスの栄光の時代も終わっており、銀河の実権はアリニラム連合が掌握していましたが、その4万年前に戦火の被災は被ったものの、テニネには人々がまだ残っていました。もちろん、連合組織が全て壊滅した訳ではなく、銀河のあちこちにプレアデス領地が存在したことから、テニネの住民達は母星を捨てて他星へ移住せざるを得なくなりました。今現在の惑星テニネは地表の表面温度は500度、大気の主成分は炭酸ガスと硫酸ガス、大気圏の上層部は濃硫酸の霧に包まれています。水の惑星だった面影は何処にも感じられず、地表は表層マントルが冷えて固まったブヨブヨの状態を呈しているのです。

 これはテニネの地殻岩盤が崩落を起こして、マントル内部に海洋が飲み干され、蒸発した結果の姿、銀河系では特別に珍しいものではなく、我々の太陽系の金星と全く一緒の状態と言えます。かつてテニネに存在したプレアデス連合本部の建物も無ければ、生物が存在した痕跡も無く、有機物の「有の字」も見出せない無機の惑星へと転じています。昔を忍ぶものは何一つ見えませんが、アストラルの生物霊界だけが虚しく残存しており、その昔、この惑星には人間や動物や植物が息づいていた事実を彷彿とさせています。琴座の恒星ベガには未だに「水の惑星(ケケウ)」が残っているのに対して、牡牛座の恒星アルデバランにはもう「水の惑星」の姿が無いという、星の寿命の長短を感じさせますが、虚しさから言えば、惑星の使命を全うして綺麗に成仏したテニネと、中途半端で終わってしまったケケウの差は大きく、ケケウの神々の泣き声が聞こえてきます。何十億年に渡る発汗の結果、やっと誕生させた惑星の子供達(単細胞生物のこと)、そして、やっと成長させて人間にまで進化させたのに、生命の本懐を成し遂げることができなかったのです。

 地球の場合はオリオンの「核反応促進機(地球軌道を周回する直径が1.5kmの壺型のアストラル機械)」を仕掛けられて、惑星本来の運動寿命を5億年も縮められてしまいました。物理的な寿命が先に訪れるのか、微生物攻撃で根絶やしにされるのか、地球の場合はそのどちらかだったのですが、昨年の12月に、我々が一つの惑星の命(力学骨格)を犠牲にして地球へ移植したことから地球は奇跡的に磁場骨格を持ち直し、目下の問題はコロナ・パンデミックだけとなっています。我々にとっては脱出準備の時間が稼げるので、こちらの方が都合が良かったことになります。これは今から約4000年前の銀河系で実際に起こった話ですが、カジキ座AB星のA星(ボイグ)の第三惑星(ヒオエル)の話です。カジキ座のAB星と言えば四重連星系の天体であり、主星のA星を中心に三つの赤色矮星が公転しているという風変わりな星であり、惑星ヒオエルの人類(ボイグ星人)は生まれたときから4個の太陽を毎日拝みながら育ちました。地球―ボイグ間の星間距離は約49光年、カジキ座のこの領域は元々プレアデス領だったのですが、霊魂体宇宙人の世界に切り替わった後は、地球もそうですがオリオン帝国の植民地惑星となっていました。惑星ヒオエルの人類は「ヒト遺伝子」を注入されたのが今から700万年前の話、地球同様に大変若い民族でした。

 今から1万8000年前、オリオン帝国は地球も含む4つの植民地惑星に対して「核反応促進機」を仕掛けて惑星寿命を縮める作戦を敢行しました。惑星人類を皆殺しにして奴隷民族を作るのが彼らの手法だったのです。核反応促進機を仕掛けてもその惑星がいつ駄目になるのか正確な予想が立たないことから、ヒューマノイドを潜伏させて戦争を引き起こし、定期的に魂体を採集するのがオリオンの常套手段、惑星ヒオエルの場合も地球と全く一緒であり、月裏にはグレイ基地がありました。今から4000年前に惑星ヒオエルの力場骨格が突然衰退を始めて、衛星の月がドンドン離心していきました。それは3年前の年末に地球で起こった現象と全く一緒でした。それから1年半後に最外殻の磁場骨格が崩壊するやいなや、地上の人間達がバタバタと倒れていったのです。まるでドミノ倒しの様に、人間が気絶して起き上がってこないという摩訶不可思議な現象が発生したのでした。惑星の心回路の心臓部である「ネブヤハゲル層」を喪失したことから、地上の生物の自律運動が一挙に停止してしまったのがその原因でした。生物の総倒れ現象が発生してから4日後、重力崩壊が発生し、海洋がマントルに呑み込まれて蒸発し、地表は瞬く間にマントルの火の海へと変貌してしまいました。これがオリオン系の霊魂体宇宙人「ボイグ星人」の出発点なのですが、地球人はその運命からは免れたものの、今度は別の運命が待ち構えていることになります。

 惑星地球の陽化はオリオンの神々に人為的に仕組まれたものであり、本来は若い惑星なのに、核反応促進機によって急激に老化させられてしまいました。もっと決定的なのは、核を扱えば100年以内に確実に滅びるという事実であり、それは創造主の力を駆使しても、失った環境を元へ戻してやることはできません。「もっと生かしてあげたい」と思っても、今さらどうにもならないのが現実、我々が助力してあげられることはオリオンの洗脳を解いて「地球脱出」のお手伝いをすることぐらいでしょうか。この話が「嘘」であって欲しいと願う方もいれば、また逆に宇宙に行きたいと願う方もいれば、「馬鹿言ってんじゃないよ」と一笑に付す方もいるだろうと思われます。このまま感染パンデミックが進むと国情が不安定になることから戦争も起こりかねなく、国際情勢がこの先どう変化していくのか、先のことは我々でも計り知れません。唯一確かなことは、宇宙には創造主世界が存在し、地球人を見守っているということであり、如何なる人間よりも、如何なる国家よりも、信頼できる存在があるという事実です。最後の最後は「神頼み」、地上の人間にはもうこれしか解決する方法が無いんですね。

 

宇宙情報(その2)

〈ニュワー銀河系の人類〉
 前回はボラン銀河団の人類の話をしましたが、今回は我々が住む乙女座銀河団内の他銀河系の人類の話です。承知の様に天体の開拓作業は聖地である乙女座銀河団の天の川銀河系から始まっており、そこから他銀河系へ、更に他銀河団へと進められて行きました。乙女座銀河団にはトータルで1142個の銀河系が存在し、その半分が生命を育めない右巻銀河系ですが、571個の左巻銀河系のうち24箇所の不安定銀河を除いて、547箇所の銀河系を対象に生命霊界が設けられました。その中でも我々の天の川銀河系だけが、大宇宙の中央回線本線が入力されている特別な聖地銀河系と呼ばれる存在でした。左巻の乙女座銀河団の直径は約1億2000万光年であり、右巻の乙女座銀河団と水平結合した状態にあって、両銀河団の合計直径は約3億光年に達します。右巻銀河団にも約1000個の左右の銀河系が存在しますが、これらの銀河系には左右の回転とは無関係に生物は誕生して来ません。ちなみに、19個の銀河団のうち、相方の右巻銀河団が無い銀河団は全部で三つ、一つは大熊座クイオ銀河団、もう一つは孔雀座トヨユデ銀河団、最後が山羊座キャプリコーン銀河団です。
 
 我々の銀河系(天の川銀河系)から竜骨座の方向に向かって約4600万光年の距離を隔てた位置に、この物語の主人公民族が住む「ニュワー銀河系」があります。この銀河系は我々の銀河系と同様に乙女座銀河団に属する近隣銀河の一つですが、地球ではその存在は余り知られておらず、その姿は竜骨座のイータカリーナ星雲(NGC3372)の内部に一個の星の様にポツンと見えています。これでも我々の天の川銀河系とは8番目に近い至近距離の銀河系です。ニュワーと言う天体名称は地球用語では無くオリオン帝国の総帥民族であるベテルギウス言語の名称であって、神語ではこの銀河系の名は古来から「ズイフリ銀河系」と呼ばれて来ました。天の川銀河系(お隣の右巻アンドロメダ銀河も含む)と一番近い距離にある銀河系を列挙すると「ボブセチヒ銀河(30霊界)」「マルガメハ銀河(30霊界)」「ヨグラエ銀河(36霊界)」「ヌオヨエブ銀河(30霊界)」「ヌエリギツ銀河(36霊界)」「ヒアネ銀河(30霊界)」「フェギ銀河(36霊界)」「ニュワー銀河(36霊界)」と言う順番になります。これらの8個(右巻を入れると16個)の銀河系は地球では局部銀河群と称されており、また銀河系の名称には我々はベテルギウス言語を採用しています。無論、局部銀河群の他にも有名な所では「ズズタニー銀河系(30霊界: 距離8300万光年)」や「デズド銀河系(30霊界: 距離7500万光年)や「ニギオビ銀河系(36霊界: 距離1億1000万光年)」などが在ります。
 
 さて、ニュワー銀河系内の36箇所の太陽系を選定して、その水の惑星に生命霊界を設置する訳ですが、ヒト遺伝子を注入するに相応しい霊長類が誕生するか否かは創造主にとっても一種の賭けであり、こればかりは実際に育ててみなければ分かりません。統計上は約半分の惑星がヒト遺伝子注入を見送られた猿の惑星であり、またヒト遺伝子を注入しても大脳アンテナの発達が不十分で言語誘導が見送られた惑星も多々在ります。しかし、最低限として一銀河に一文明人は絶対確保したいのが本音、幸い天の川銀河系の開拓が早かった為に、創造主は天の川銀河系に発祥した三大文明を未開拓の星々へ注入する方法を選択しました。その銀河系で一番優秀と思われる民族に三大文明(プレアデス文明、カシオペア文明、ベテルギウス文明)を注入し、言語移植を図って最低限の文明を興隆させる事となりました。一つの優れた民族を誘導すれば、今度はその民族が他の星の人類を誘導してくれるからです。ちなみに、文明注入された民族はボブセチヒ銀河では「ヌヨ星人(プレ系)」、マルガメハ銀河では「ブエクリ星人(プレ系)」、ヨグラエ銀河では「ネアゲ星人(カシオ系)」、ヌオヨエブ銀河では「ノイベウ星人(プレ系)」、ヌエリギツ銀河では「ヤオル星人(ベテ系)」、ヒアネ銀河では「ブイレ星人(プレ系)」、フェギ銀河では「ギューグ星人(ベテ系)」、ニュワー銀河では「ウギ星人(カシオ系)」でした。
 
 今から1500万年前の話ですが、聖地銀河だった天の川銀河系とは約1000万年程の時間差がありますが、創造主は霊界を築いた惑星に対して、一斉にヒト遺伝子注入を開始して人間を猿から分派させる工作を行いました。特に乙女座銀河団内の局部銀河群(8銀河系)に関しては創造主が直接言語を教えるのでは無く、天の川銀河系の先人文明を移植させて発育を観察すると言う実験的な手法が選択されました。創造主がプレアデス文明やカシオペア文明を移植したのは今から33万年前の話ですが、一方ベテルギウス文明の移植は今から4万年前の話でした。その関係上、やはりプレ系民族とカシオ系民族が先に興隆し文明を築きますが、なぜか科学の発達に差が発生し、最初に円盤を造って「銀河広域指定民族」の称号を得たのはニュワー銀河のウギ星人(恒星ウギの第三惑星ヌイワ民族)であり、彼等がニュワー銀河系の先進民族と成りました。プレ系民族が基本的に貴族政治(帝政)なのに対して、カシオ系民族は逆にシビックな民主政治であって、支配者の血筋では無く個人の能力を評価する為に最終的には大きな差と成ってしまったと考えられます。昔のプレアデス文明がなぜ興隆したのか、それは多分当初はアルデバランを中心とした複数民族から成り立つ連合国だったからだと思われます。
 
 
 
 
〈ヌイワ文明〉
 乙女座銀河団(左巻)の生命活動が営める銀河系(547個)の中で一番科学を発達させたのが、無論天の川銀河系の341部族でしたが、その341部族が存在しない今現在、乙女座銀河団全体では宇宙空間に進出を許されている民族はニュワー銀河のヌイワ民族だけです。局部銀河群には地球人よりも科学が発達している民族は4箇所ほど在りますが、いずれも地球同様に力学計器が発達しておらず、円盤に必要な無燃料エンジンは開発しているものの、超光速航海ができない理由から、神界の銀河広域指定の特権を得られていない状況です。宇宙空間へ乗り出しても、人間のズザネ管が切れて乗組員が死亡する事故が相次ぎ、宇宙船を開発した程度では宇宙には出られない現実をまざまざと体感している状況でしょうか。もし、我々が宇宙船用の科学技術を現在の地球人に伝授しても、命を繋ぐ船内位相の装備や、移住用の惑星位相の装備をしてやらないと、空間を飛ぶ事も、他惑星に降りる事もままならないのが現実、どんなに科学を発達させた所で人間は自力では宇宙には出られ無いのです。地球人は自惚れていて、自分達の力で宇宙を開拓できると信じている様ですが、それは何も知らない子供と一緒、科学の力を信奉し過ぎです。科学力も未熟だし、宇宙哲学も未熟、神仏に対する信仰心も今一、それでは「銀河広域指定」の許可が下りる筈もありませんね。
 
 ニュワー銀河系のヌイワ民族が銀河広域指定の特権を得たのは今から10万年前の話、彼等の科学水準は第四レベルの宇宙航海技術に達していました。今から5万年前に天の川銀河系では341部族が入り乱れて群雄割拠した時代がありましたが、その当時のレベルには達していた事になります。創造主が人間に伝授する第四宇宙航海技術(ニビエ回転速度差走行: 光速度の3000倍以上の速度)とは早い話が「力学推進装置」なのですが、これを改良する事によって、光速度の3000倍速〜12000倍速まで性能を高める事ができます。当時のベテルギウス科学では1万倍を軽く突破していましたが、現行のヌイワ科学では光速度の約8000倍の速度が限界だった様です。全滅する前のプレアデス宇宙船の速度もこの程度でした。ヌイワ民族の母星であるウギ太陽系と、他の人間が住んでいる太陽系の星間距離は一番近い星でも約60万光年程の距離を隔てており、この宇宙船の速度では物理的に到達するのが不可能な位置にあります(何十年間も航海時間が掛かる)。創造主としてはヌイワ民族に他民族の啓蒙を委ねるつもりだったのですが、余りにも距離が有り過ぎて、第五レベルの宇宙航海技術(ズイマ反電荷走行)を伝授する段階を迎えていた様子です。ちなみに、現行の人類で第五レベルの推進装置を開発している民族はボラン銀河団の三銀河系の民族だけです。
 
 ヌイワ民族の科学が突然進化した理由は「π-tube反重力装置」や「π-tube発電機」の開発にあって、これらの開発が宇宙への道筋を開いてくれました。航空機の胴体にπ-tubeを巻きつけるだけで、その飛行機は落下しない訳ですから、後は宇宙航海用の無燃料推進器の開発だけの話です。π-tube発電機も軽く5000年〜1万年の寿命を有しており、ヌイワ民族は創造主から伝授された数々の宇宙技術を一つ一つものにして、ついに惑星磁場圏の外に出る権利を獲得したのでした。現在、ヌイワ民族は周辺の惑星を四箇所ほど開拓しており、そこに金属の採掘工場を建設している段階ですが、まだ広域宇宙人としての本来の使命(他民族啓蒙)には程遠い状況にあります。仮にグレイ円盤の様にズイマ反電荷走行技術を身に付けたとしても、限界速度の絶対壁(光速度の12万倍)は在るし、また乗組員の健康上の問題が在って、円盤は造れても人間を乗せる事が出来ないというジレンマに陥る事になります。ちなみにボランではズイマ反電荷走行の宇宙船にはロボットを乗せており、生身の人間を乗せる事はしていません。もし、絶対に人間を乗せたいならばグレイ方式(アンモニアの船内大気)しか手段が無い代物なのです。第五レベルとは元々霊魂体専用のアストラル円盤専用の技術だからです。
 
 ヌイワ民族はカシオペア言語(26音言語)を喋る単一民族であり、地球人の様に宇宙人居留区で教育された民族なのが特徴です。従って最初から国家単位や自治州単位には分かれておらず(部族はある)、惑星ヌイワには最初から統一国家が形成されていました。彼等は創造主一神教の敬虔なる信徒であり、また基本的に真面目な性質なので(世俗的では無い)、創造主に取っては模範的なお利口ちゃんの民族でした。セザナ神に取っては、落ち零れが少ない代わりに、また突出した優等生も輩出しない平均的な民族である事から「面白く無い」とは言っておりましたが、特別に目をかけて可愛がっていた事は確かな様です。宣教師民族としては打って付けの理想的な存在だったからです。恒星ウギの第三惑星であるヌイワは地球直系の約1.6倍という大きな惑星であり、住民の平均身長は約2mです。人口は約40億人であり、30光年程離れた猿の惑星を植民地にして一部移住しており、そこには約6万人の開拓者部落が在ります。ニュワー銀河系は天の川銀河系よりも一周り大きく約1兆8000億個の太陽系を抱えています。このニュワー銀河にはヌイワ民族の他にも9種の人類が育成されており、その大半が非文明国の土人レベル、我々としても今後のヌイワ民族の活躍に期待しており、是非土人達の世界に文明を届けて欲しいと願っている次第です。
 
 カシオペア文明の特徴はプレアデス文明とは異なり、先進的な煌びやかな都会は造らず、農村や漁村でゆったり暮らしていると言うのが特徴です。彼等は空飛ぶ自動車で通勤したり買い物をしているのですが、その自動車の形状のいい加減な事は有名であって(地球のガソリン車が空を飛んでいるみたい)、この民族には体裁を構うセンスが無いのかと思ってしまいます。求道者的な生き方に徹しているのか、さっぱり格好を付けない所が素晴らしいと言うべきか、半端なくダサイと言うべきか、少しはプレアデスやベテルギウスの爪の垢でも煎じて飲んでは如何だろうかと思ってしまいます。宇宙時代を突然迎えてしまったインディアンの如き佇(たたず)まいには呆れ果ててしまいます。しかし、ヌオヨエブ銀河のノイエブ星人(プレ系)の如く、林立するビル群の中を空飛ぶ自動車が行き交う様な非常に近代的な都会を建設するのも困ったものであり、物々しく美しい都会の中で麻薬に入り浸っている様な生活では煩悩の世界から逸脱する事が出来ませんね。π-tubeを開発しているのに、創造主の許可が下りないと言う、何か地球人の未来を見てしまった様な気がします。ヌイワ民族を見てセザナ神が「つまらない」と言うのも良く分かるし、またノイエブ星人を見て「阿保か」と言う気持ちも良く分かります。
 
 
 
 
〈ギューグ星人とヤオル星人〉
 フェギ銀河系の言語注入は今から4万年前であり、つい最近の話、それまでのギューグ星人(ビオ民族)は土着民的な暮らしを余儀なくされて来ました。当時は宇宙人居留区などと言う大規模な文明養成法は用いておらず、ベテルギウス星人の死者(男性)を三人、現行意識のままでこの星に転生させたと言う大変お粗末なものでした。たったそれだけの処置で現在のギューグ人(ビオ人)はベテルギウス言語を話しており、この三人の活躍が如何に凄かったのか思い知らされます。フェギ銀河系と全く同じ手法を用いて、ヌエリギツ銀河のヤオル星人にも同様な手段を講じましたが、こちらの惑星では上手く運ばず、二大陸の民族だけが言葉を喋っていると言う状況です。しかし、転生させたのはいずれもたった三人の男性なのに、ここまで言語が広がるとはビックリ、両星の今の文明度は地球で言う所の中世ルネッサンスの時代背景でしょうか。それまで木製の弓槍だった民族が三名の文明人を送り込んだお陰でいきなり鉄器を扱う様になり、あっと言う間に一民族だけが興隆して周囲の民族を力で圧倒してしまいました。彼等は爆弾や羅針盤や暦術や錬金術を開発したばかりか、大砲を搭載した帆船を建造して、他の大陸の民族まで征服してしまったのです。
 
 ベテルギウスと言えば典型的な軍人国家、規律を尊び怠慢を嫌悪して厳格な生き方を選択する誇り高き精鋭民族です。そんな彼等が気が付くと原始人の身体に入っていた訳ですから、あっと言う間に軍団を組織して大陸や惑星全体を支配してしまう事は当然予想できる事でした。元々彼等は天の川銀河系を円盤で飛び回っていた連中であり、頭が割れているばかりか、神々との交信能力も備えており、死んだ筈の自分が何を目的としてこの世界に送り込まれたのか、神界の真意も聞き出して分かっていました。しかし、そんな優秀な彼等でも材料も道具も何も無い原始世界に送り込まれれば、自分の腕一本で生きて行かねばなりません。彼等は仲間の菩薩神達と常に連絡を取り合いながら、神々情報を生かして利用し、時には呪文を用いて原始世界を生き抜いたのでした。ベテルギウス言語もプレアデス言語(アルデバラン言語)もカシオペア言語も、いずれも26音言語であり簡易言語なのですが、全ての宇宙音は表現できないものの、簡易呪文に関しては扱う事が可能です。呪文と言っても幅が広く、攻撃系呪文は勿論の事、生活に役立つ医療系呪文から農業用の結界呪文や物質を加工する呪文など様々な種類が存在します。本来、呪文は人間が唱えてはいけない物なのですが、彼等は覚醒者であって肉体を備えた神様であるが故に、その使用は許されていました。
 
 恒星ギューグの第三惑星(ビオ)は地球の約1.2倍の比較的若い惑星です。この星の北半球の広大な平原地帯に送り込まれた彼等は伝統の遊牧的な暮らしを捨てさせて、穀類を育てる定着型の農耕民族へと変貌させて行きます。作物が育たない冬場が強烈な環境の寒冷地帯で農業を営む為には「保温結界」が必要であり、彼等はその結界呪文を駆使して、寒冷地でも穀物を栽培できる様にして行ったのです。先ずは自分が所属する地域民族に安定力を付けさせて(町を作る)、更に鉄製の生活道具を開発して、治水工事を行い、次第に国力を充実させて行くのが原始生活を脱却させる常套手段だったのです。食べる事に不足の無い安定した地域社会を築いて、そこに人を集中させて経済流通を生み出し、段階的に裾野を広げて国を形成して行くと言う開拓の手法です。神界の特命を担う三名のベデルギウス人は、そうして一つの星に文明と言語をもたらして行ったのです。ギューグ星人もヤオル星人も今現在はまだ発達途上の段階ですが、いずれは優れた物質文明を築き上げて、宇宙文明の仲間に入って来るものと考えられます。ちなみに、ベテルギウスの三名の転生者とは俗にいう「神々ヒューマノイド」、文明国ではある種のスパイ工作を行うアジテーターの役割を果たしますが、原始星に送り込まれれば「パイオニア」としての役割をこなします。

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