〈人体免疫システムのシグナリング〉

 現在、中国で猛威を振るっている「新型コロナ・ウイルス」ですが、一般のインフルエンザと比較して致死率が高い理由は「サイトカイン・ストーム」と呼ばれる症状を引き起こすからです。一般にサイトカイン(cytokine)と言えば「免疫系産物」の意味であり、人体の免疫系の誘導によって粘膜細胞などの体細胞が二次的に分泌する生理活性物質(例えばエリスロポエチンやケモカインなどの刺激性蛋白)であるという意味合いが強いのですが、しかし、司令塔である免疫細胞そのものが生産する生理物質(抗体蛋白=免疫グロブリンなど)もサイトカインの一種だと言える事から、我々はそれも含めて広義的にサイトカインという名称を使用しています。地球医学の免疫学(immunology)は「エドワード・ジェンナー」が天然痘ワクチンを開発した西暦1800年代から始まり、今日まで約200年の歴史を刻んでいますが、免疫細胞群の分類は確立出来ているものの、免疫細胞同士の相互連絡や、あるいは免疫細胞と体細胞との連絡などがサイトカインなどの伝達物質を介して行われていると勘違いしている様です。

 サイトカインとは細胞シグナル・システムの伝達因子ではなく、伝達を受けて(司令をキャッチして)その結果として生産された作用物質であって、現代医学の物質を媒介とした「細胞シグナリング」という考え方そのものが根本的に間違っているのです。だから200年間研究しても、いや後1000年間研究を続けたとしても、原因と結果を真逆に捉えていれば「生体信号」という謎の通信網の存在には永遠に辿り着かないのではないかと考えられます。そもそも生物の体を物理的に解析すれば、それは天体の渦磁場と一緒の構成であり、「磁場」と「力場」が存在します。磁場を振動させれば光波動が生じて、また磁場を連結させれば磁束流(電流)が生じる世界であり、生体はまさに磁場の世界なのですが、その磁場を包み込む様に存在しているのが「ヒール」であり、それらは一個の細胞にも、一つの臓器にも、また体全体にも存在しています。身体内部の情報伝達システムは「光信号(無線)」では遮断されてしまう事から、基本的に物質を貫通する「力学信号(ヒール信号: 無線)」で行われているのが普通、ただし重要な箇所では原始的ではあるものの確実な有線伝達である神経電流を介した伝達法が用いられています。

 皆様は知らないかもしれませんが、素粒子同士が会話をしていたり、あるいは細胞同士が互いに連絡を取り合っている事実など聞いた事も無いと思いますが、力学的な信号音を聞き分けられる様にならないと粒子操作や細胞操作がままならなく、特に生体中の化学反応を制御したり、複雑な免疫システムをコントロールする様な芸当は基本的に出来ません。地球医学と宇宙医学の違いはここに在って、一個の鶏卵も、一粒のイクラ(鮭卵)も、また一つの花粉も、一匹の結核菌も、いずれも一個の細胞体であって、細胞体は常に力学信号を発して自分の存在を他に知らしめています。それは赤ちゃんが泣くのと一緒なのです。卵白アレルギーの人の口の中に卵の白身を入れた途端、その信号音をキャッチした免疫細胞がにわかに騒ぎ出して、別な信号音(敵侵入の警戒音)を発し、その警戒音を受信した神経や皮膚や粘膜が興奮して吐き出すのがサイトカインであり、その刺激剤によってアレルギー症状が引き起こされています。以前、チーズ・アレルギーの子供がアナフィラキシー・ショックを起こした事があって、偶然そこに居合わせた私が子供の体の免疫系に対して「静まれ信号」を送って急場を救った経験がありますが、「なぜ神様みたいな芸当が出来るのか」と保健婦に問われましたが、「あなたにも出来ますよ」と答えたら驚いていました。

 少々難しい話になりますが、空気振動は音波として、また磁場振動は光波(電磁波)として空間を伝わりますが、それと同様に力場振動も波型こそ描きませんが、その強弱(高低)の違いが空間を伝わります。一般に波は「周波数(ヘルツ:Hertz)」で分類されますが、それは王国科学でも一緒です。王国科学に於いては、力線の強弱を「ベルツ(Vertz)数」という単位で表現しており(地球風の名前にした)、ベルツ数が高い程小さくて強い意味になります。子供の疳高い声は高ベルツ(高周波)、老人の低い声は底ベルツ(低周波)と解釈すれば分かり易いかもしれません。粒子が奏でる力学音は当然高いベルツ数を示しており、約8000ベルツから1万ベルツの上限域となりますが、蛋白質などの分子体が放つ力学音は約7000ベルツから7700ベルツ、細胞体が放つ力学音は約5200ベルツから約6000ベルツというのが一般的です。ちなみに人間が放つ呪文(言霊発信)は約2500ベルツから約3000ベルツで伝わるのが普通、音波の伝達速度は音速度、光波の伝達速度は光速度ですが、力線の伝達速度は基本的に光速の400億倍で伝搬します。私が身体の外側から内部の免疫系を操作する場合は、約5000ベルツ以上の信号音を発している事になります。そのベルツ領域でないと相手が信号をキャッチ出来ないんですね。

 生物毒(例えばフグ毒やコブラ毒や植物毒など)の中にはヒールを備えた猛毒が存在し、毒分子が生体の化学反応に関与出来る約7000ベルツから7700ベルツの信号音を出す物が在って、それ自体は毒物としての作用基を備えていないにも係わらず、呼吸系酵素の作用を妨害したり、解糖系酵素の妨害作用や、燐酸エネルギーのATP回路を妨害したりする猛毒性の物があります。アイヌが熊を射殺すのに使用したトリカブト毒(アコニチン)は7300ベルツの発信音を呈する毒分子であり、これは呼吸酵素(チトクローム)の働きを阻害して、生物を窒息死させるという毒素です。一方、農薬のパラコート分子は「パラコート・ラジカル」と言う作用基が存在しており、これらのラジカル分子が細胞を酸化します。それは硫酸を注入したのと一緒でしょうか。またサルモネラ毒の中にはオゾン毒(オゾン・ラジカル)を持つ者もいて、また蟻酸ミサイルを発射して神経鞘を溶解する毒物もあります。そんな武器を何も持たない力学発信器だけを備えた毒素、実はそれが一番大敵であり恐ろしいのです。毒素はともかくとして、一個のウイルスなのに複数の力学発信器を備えていたり、あるいは新型コロナ・ウイルスの様にウイルスそれ自体が力学発信器を内蔵している場合もあるからです。ちなみにスペイン風邪は「H1N1V」と表記されていますが、正確に表現すれば「H1N1G2V」であり、発信器(G)を2個備えている大変恐ろしいインフルエンザだったのです。

 一般に外菌(病原菌やバクテリアや乳酸菌や酵母菌や納豆菌など)の多くは一個の卵(たまご)であり、必ず発信装置を内蔵し信号音を放出しているのですが、それは花粉同様に同族の仲間に対する発信音であって、個体同士の呼び掛け音と言っても差し支えが無いものです。それに対して攻撃用の単独の発信器(生体の化学反応や免疫機能を妨害操作する似非信号器)を備えた病原性を呈する菌類やウイルスが実在しており、それらの病原体が引き起こす病気の原因(発病メカニズム)を正しく理解する事は当然医療分野に於いては大変重要な事だと思われます。生物体の細胞間シグナル・システムの基本が「力学信号」である事実を突き止めて、つまり従来の間違った解釈を返上し、新しい未来医学の礎を構築して欲しいと考えております。我々の医療団が例えばスギ花粉アレルギーをビシャッと抑える事が出来るのも、実は免疫系のシステムをちゃんと理解しているからであって、治療手段はともあれ、花粉症がなぜ発症するのか、その原理を体得して理解する事が先決だと思っております。人間の耳には聞こえないけれども細胞には力学信号をキャッチする受信器が備わっており、プレアデスにせよベテルギウスにせよ、過去の宇宙人達は生物の営みを模倣して物理的な力学機器を開発してきました。

 少し余談になりますが、人間の咽粘膜の下部組織には免疫系の司令塔である「肥満細胞(mast cell)」が600万個ぐらい点在しており、その細胞表面にキノコの様に発生して来る「耳(力学音レセプター)」が在って、スギ花粉、サワラ花粉、ヒノキ花粉、ポプラ花粉、ブタ草花粉など生物種単位に分かれて形成されています。これは肥満細胞がスギ花粉の信号音を聞き分ける固有の耳を設けた意味であり、スギ花粉が鼻や咽の粘膜に付着した瞬間にその音を聞き分けて「敵侵入」だと騒ぎ出すのです。つまり、体はスギ花粉は敵であると認識しているからレセプターが形成されたのであって、その耳をチョン切ってやればスギ花粉に反応しなくなる訳です。医療団はスギ花粉レセプターを物理的にカットして、花粉が付着しても免疫系が騒がない様に、つまりアレルギー反応が起こらない様な操作をしている訳です。こうした免疫系の治療はチーズやソバなどの食物アレルギーにも効果があり、少なくともレセプターカットをしておけば、仮に間違って摂取してもアナフィラキシーを引き起こす心配がありません。とはいえ花粉症と並行して生物の生殖フェロモン(刺激的な臭い)が原因する「体感受アレルギー」も同時に発生しているのが普通、特に春先は免疫系が作動する花粉アレルギーと非免疫系の体感受アレルギーという2種類のアレルギーが発動しており、アレルギー治療も難しく容易ではありません。

 

〈免疫細胞の脅威〉

 生体ヒールの指揮命令統は約7000ベルツから9000ベルツまでの幅広い領域で信号操作を行なっており、水分子の操作や物質の化学反応や各種の酵素作用を制御コントロールしています。ヒールに統括整理された生体場に直接介入してくるのが、やはり同じヒールを備えた外部の生命体(異分子蛋白やウイルスやマイコプラズマやリケッチアなどの病原体)であり、そこから発せられる似非信号音は正常な生理作用を脅かす存在となります。特に免疫系の指揮コントロールに絡んでくる病原体は自己免疫疾患病という重篤な病魔を引き起こす為に、そのカラクリ構造が分からない限り絶対に治療する事が出来ない「不治の病」が存在し続ける事になります。免疫系の象徴的な存在といえば「白血球」ですが、白血球とは総称名であって、それは単球(マクロファージ)とリンパ球と好中球と好塩基球と好酸球という機能的に5種類に分かれています。この白血球の一種であるリンパ球について説明をしますと、リンパ球といえば「T細胞」と「B細胞」と「NK細胞」の三種類ですが、外敵に素早く反応する免疫系全体の頭脳を奏でるこれらの細胞群の情報伝達に対して、外部から無理やり介入してきてこれらの免疫系を遠隔操作するところの邪悪な敵が数多く存在します。

 B細胞が生産する「抗体蛋白(免疫グロブリン: Ig)」は、早い話が「抗原(病原体)」を認識してそれを他の白血球に知らしめるところの「攻撃マーカー」の役割を担っており、この免疫グロブリンの鋳造生産途上に敵信号が介入して「不認可グロブリン」が生産されてしまうと、本来は侵入した敵に付ける筈のマーカーが、逆に自己の体細胞に取り付けられる結果となり、間違った司令に基づく味方(自軍)の総攻撃で組織が一網打尽に破壊される結果となります(サイトカイン・ストーム)。サーズ、マーズ、新型マーズ、新型コロナといった1本鎖RNAを有するコロナ・ウイルス系の得意技は人間のB細胞司令と全く一緒の信号音を発する「発信装置」を備えている事であり、ウイルスが放出する毒素(倦怠感を呈する)など致命的なものではありませんが、自己の肺細胞に攻撃マーカーが取付けられて、自軍の白血球に襲われ急性肺炎を引き起こして死に至る訳です。感染当初は一匹か二匹のコロナ・ウイルスの侵入かもしれませんが、肺細胞に侵入してウイルスの個体数が増殖すればする程それらの信号音はやがてカエルの大合唱となり、血中内のB細胞の大半が感化されてしまい、不認可グロブリン(不認可サイトカイン)が肺組織の至る所に結合されてしまい、大量の白血球(始末屋)を呼び寄せる事になります。一見すれば、増殖したコロナ・ウイルスを始末する為に白血球が集まっているのかと勘違いしそうですが、実はその反対で白血球は肺細胞自体を攻撃しているのです。

 新型コロナ・ウイルスに感染して、保菌状態が長引けば長引く程、それはサイトカイン・ストームを巻き起こして自己免疫による爆発的な大攻撃が始まる予兆であり、出来れば感染初期の段階で似非信号音を止めなければなりません。仮に良い薬が見つかり、増殖したコロナ・ウイルスを全て破壊出来たとしても、これまでに発生した不認可グロブリンによってそこら中に似非マーカーを貼り付けられていた場合は、白血球は永遠に自己の体細胞を敵であると信じて襲い続けるのです。我々はこのコロナ・ウイルス騒動が武漢で発生すると同時にコロナ・ウイルスが内蔵している発信器を破壊するデータを「予防シルエ(国土シルエ)」に入力しており(1月10日)、国内では新たに「人対人の感染」は発生しないと考えていますが(ウイルス自体が無害化されている)、大きな問題が二つ、昨年度末に武漢からの観光客が既に入国している事と(予防シルエを張る前に)、もう一つの問題は国外で既に感染して保菌状態で日本国に入って来た陽性患者達に関しては、個々の患者の体内で「不認可グロブリン」が一体どれ程生産されていたのか、それによって患者の重症度が異なります。新型コロナ・ウイルスの発病を完全に止める為には既に生産されてしまった「不認可グロブリン」を除去してやらないと、体の中では「自衛隊が一般民衆を襲う」が如き異常事態がいつまでも続くのです。現在、世界中の国々がこのコロナ・ウイルス対策に躍起になっていますが、果たして地球の医療で太刀打ち出来る相手なのでしょうか。    

 残念ながら、日本国でも一人死亡者が出てしまいましたが、死亡した患者(80歳の女性)の義理の息子が陽性反応が確認された観光タクシーの運転手でした。我々も2月13日に確認しましたが、二人ともサイトカイン・ストームに晒されており、昨年度から感染していたと考えられます。お母様が死亡して息子さんも危険な状態ですが、今回は医療団が特別に治療を施しており、我々としても何とか助けようと思っております。また武漢からの帰国者で、千葉県のホテルで検疫待機させられている方々の治療と、ダイヤモンド・プリンセス号に乗船している乗客(3500名)の治療も行いました。運良く日本国に入国したのに死んでもらっては困るからです。ただ、神奈川県内の複数の病院に搬送された最初の感染者達ですが、軍団が特定出来たのは30名程度、これらの方達に関しては医療団が「不認可グロブリン」処理を行なっており、多分全員助かると考えられます。恐ろしいのはサイトカイン・ストームであり、不認可グロブリンはバイ菌を野放しにしたまま(免疫として機能しない)自分の身体を襲うお手伝いばかりする訳ですから、コロナ・ウイルスが原因で死ぬのでは無く、院内感染菌などの雑菌で肺炎を起こし、結局の所は敗血症で命を落とすという定例の筋書きになります。ちなみに予防シルエはコロナ・ウイルスを殺す訳ではなく、発信器を止めて無毒化し、増殖させないだけの予防措置です。予防シルエを張った1月10日以降に感染した方は軽症で済むと考えられます。 

 ところで、新型コロナ・ウイルスのお陰でウイルス感染に対する関心度が高まり、その結果インフルエンザの季節なのに風邪症状を呈する患者数が激減しています。これはとっても良い事であると思いますが、実は今年の1月20日前後だっだでしょうか。医療団の調査でインフルエンザ・ウイルスの「H4N1G2V」の感染が関東から始まったという報告がありました。ちょうど地球魔界の大掃除の真っ最中だった事から、このウイルスの予防データ作成が遅れてしまいました。それにインフルエンザ・ウイルス(昆虫ウイルス)に関しては致死率が低い為に、国土シルエには入れない慣例になっており、門下生や頭が割れた解脱者のみに与えられる「予防シルエ(家庭用シルエ)」の方にはデータが入力済みです。このウイルスは「G2」ウイルスであり、サイトカイン発信器を2個備えたタイプの危険なウイルスです。コロナ・ウイルスはリンパ球の「B細胞」を操作する信号を出しますが、このウイルスはリンパ球の「T細胞」を操作するタイプであり、細胞障害性T細胞(キラーT細胞)とヘルパーT細胞という2種類のT細胞に似非信号を送って、T細胞の受容体(TCR)の機能を変化させると言う芸当を施します。その結果、ウイルスに感染した傷細胞を始末させない(自分達をガードする)という姑息な手段によって、人体での繁殖を続ける事が可能となります。

 このウイルスに対する医療団の対応は、先ず毒素であるヘマグルチニンの破壊と、増殖酵素であるノイラミニダーゼの破壊、また特殊蛋白から構成される発信器を破壊してウイルスの病原機能を完全に摘み取るのですが、問題は既に信号音を聞いてしまった頭の狂ったT細胞の処理であり、キラーT細胞もヘルパーT細胞も体細胞を弱める毒系のサイトカイン(パーフォリンなど)を有しており、それを駆使して正常細胞を攻撃し始める事から、大変難しいT細胞処理を余儀なくされます。一体どれが正常なT細胞で、頭の狂ったT細胞なのか見分ける事が難しいからです。この「H4N1G2V」は咽粘膜を標的するウイルスであり、T細胞が粘膜細胞を襲う事から「咽の痛み」を訴えるのが特徴です。この様にサイトカイン発信器を備えた病原体はウイルス本体だけをやっつけてもそれは治療したとは言えず、ウイルスの季節が過ぎ去っても身体は蝕まれ続けるのです。現在、このウイルスは粛々と増殖を続けており、関東を中心に蔓延りつつあります。この宇宙には2種類の場(磁場と力場)が存在し、物質同士の連絡手段も2種類在って、光系通信なのか力系通信なのか、その両方をマスターしなければ物理学よりも難しい医学を完成に導く事は出来ません。その様な意味では予防シルエは創造主医療団の叡智の賜物、同会試験に合格して家庭用のシルエを獲得した方はその価値の高さを認識して頂きたいものです。

 ウイルスより個体が大きい細菌類にも人体の免疫系に対して似非信号を発する危険な輩が一杯いて、様々な難病を引き起こしています。その一番代表的な菌類が土中に生息するバクテリアであり、原発から放たれた放射性RAD分子の蓄積によってラジカル変性をきたした「変性グラム陰性菌」が作り出したところの似非信号器です。土中バクテリアと言えば、1cm立方の土の中に平均100万個も存在するもので、ホウレンソウや大根や人参や芋などの根野菜類に普通に付着しており、人間が毎日食べているものです。当然、我々は大量のバクテリアを摂取しており、それらは消化されていますが、なぜか信号器だけが耐熱耐食性の硬い殻で包まれており、消化を免れて人体に残留し、そこでずっと信号音を出し続けます。グラム陰性菌の発信器から放たれる信号音は約5000ベルツから6000ベルツのものが多く、これは免疫細胞そのものの活動を操作コントロール出来る領域の信号音であって、まるで蛇使いの笛の調べの如く白血球の行動を自由にコントロールしてしまいます。ウイルス性の発信器は疳高く6000ベルツから7000ベルツ以上の信号音を発し、酵素やタンパク質などの組成に介入出来ますが、それに対して6000ベルツ以下の細菌性の発信器の場合は蛋白組成を変化させませんが、免疫細胞の行動そのものを牛耳る事が出来ます。

 細菌性の免疫コントロールで一番多い症例は「サイトカイン関節炎」であり、四肢の全ての関節に白血球が集中して、最終的には骨まで溶解してしまう危険な関節炎です。一見、変形性膝関節症に良く似た症状から始まりますが、重度の関節炎であって、膝関節ばかりではなく、肩関節、ヒジ関節、手首関節、股関節、踝関節、指関節まで被害が及ぶ為に、その違いが直ぐ分かります。関節がチリチリと常時的に痛み続けるのが特徴であり、手首関節の場合は発病当初は腱鞘炎と良く似た痛みを感じます。我々はサイトカイン関節炎と称していますが、発病年数によって関節の破壊度が異なり、5年選手の場合は歩行が厳しく、10年選手の場合は杖もしくは歩行器が必要となり(足が上がらない)、20年選手の場合は関節の中身が骨ごと溶解して無くなります。人工関節を入れても永久に蝕まれ続ける為に痛みが消える事は無いという恐ろしさです。しかし、治療法は非常に簡単であり、身体の中で鳴り続ける発信器を除去すれば痛みは即座に消えますが(白血球も正気に戻って攻撃を止める)、しかし失った関節はもう元には戻りません。サイトカイン関節炎の犯人は畑の中に生息する土中バクテリア、無農薬野菜が世界中に広がったお陰なのか、その変性バクテリアは主に家庭菜園の中で息づいており、野菜のやり取りで日本人の約5%がこの関節炎を患っています。家庭菜園の収穫物は絶対に口にしない事でしょうか。

 細菌性の似非信号音は多様であり、細菌の種類によってターゲットとなる場所が異なり、下半身関節だけを狙うタイプ、上半身関節だけを標的にするタイプ、手指の第1関節だけを狙うタイプ(ヘバーデン結節)や、あるいは脳ミソだけを攻撃するタイプ(脳軟化症)や、脊髄(延髄部)だけを食い荒らすタイプ(ALS)や、肺のみを狙うタイプ(気質化肺炎)、動脈壁だけを標的にするタイプ(虚血性心疾患)や、小腸の乳突起粘膜だけを襲うタイプ(腸ベーチェット)や、膀胱だけを狙うタイプ(慢性膀胱炎)や、脊髄から出る運動神経管だけを攻撃するタイプ(重症筋無力症)もあり、一体何がこの多様性を生む原因と成っているのか、軍団もまだ分かっていません。いずれにしても患者の身体に医療団が入ると、発信器が繰り出す信号音が鳴り響いており、その音色に操作されて白血球の一群が体の何処かに集まっているのが一目で分かります。医療団の実践治療に於いては、先ず発信器を取り除いて病状の進行を食い止める事から始まりますが、それから患部の被害がどれ程なのか、その回復治療を行うのが恒例です。細菌性の発信器の場合は発信器の除去と患部の回復治療だけで済みますが(免疫細胞は操作されただけで狂った訳ではない)、ウイルス性の発信器の場合は、狂ってしまった免疫系細胞群の処理も行わなければならず、非常に厄介です。

 我々の医療団はヒーヒー言いながらも微生物や毒物に対応出来る医療技術を備えており、またアストラルの人工物ですが、膝の人工軟骨も、人工脳細胞も、神経修理材も、人工ホルモンも備えており、完全とはとても言えませんが、失った組織の部分的な回復治療は何とかこなせています。我々ですらアップアップの状況なのに、今の地球医学は現行の治療法で病気と戦っていると本当に言えるのでしょうか。幼稚園児の「お医者さんごっこ」の如き西洋アンポンタン医学を頭から信じているから救うべき人も救えていませんし、法外な医療費だけ取って病気をさっぱり治していないのは悪質な詐欺行為だとも言えます。まあ、現場の医師達は、例え間違った治療法でも現行の手段を使って患者の命を救おうと一生懸命やってくれているので責める事は出来ませんが、呪われるべきはやはり人類の無知でしょうか。銀河系の先輩生命である過去の宇宙人達は生物の肉体を観察してそこから多くの事を学び取りました。驚くことに肉体は精密な機械、そこには地球人類が知らない高度な世界が広がっているからです。

 私が大学1年生の時分、分子生物学の先輩からバクテリア・ファージ・ウイルスの話を聞いて目を丸くして感激した経験が有ります(私の肉体の前任者の記憶)。宇宙船の様な格好のファージ・ウイルスが細胞表面に軟着陸すると、四本の脚から爪が出て来て細胞膜をしっかり捉えて船体を固定します。驚いたのはここからです。船底部がパカッと開くとそこから掘削ドリルが出て来て、そのドリルが細胞の原形質まで穴を開けると、今度はドリル管の中からウイルスDNAが細胞内に注入されるのです。10万倍の電子顕微鏡で見た映像ですが、その確かな映像にビックリ仰天、船底のドアの開閉もドリル管の回転も明らかに電動式だったからです。まるでロボットだと感心した次第です。蛋白骨格の構造解析をしていくと、蛋白質を駆使して微生物の体内ではプロペラもスクリューも発電機も照明器具も投影器具も電動ノコギリまで何でも造られており、人類が誕生する以前から生体の中では科学が発達していた様です。宇宙人達も生物のアクオン電線の構造を模倣して「水発電機」を作っており、また微生物ヒールが備える優れた能力を模倣して、力学通信機や力学センサーなどを開発してきました。

 過去の宇宙人達の能力と地球人達の能力には大差が無い事から、単なる知識不足なのだろうと思いますが、やはり落ち着いて物事を熟考し、頭の上を塞ぐ無知のコンクリート(過去の科学者達の間違った業績)を突き破らないと埒が明かないのだろうと思います。既存の科学理論(盲目のカオス)を一度頭から除外しないと前進出来ないかもしれませんね。このブログを読んで頭が割れた皆様のご活躍を期待したいと思いますが、とにかく最も害毒な西洋学問を捨て去る事でしょうか。何事に関しても自分の頭を使って思考する癖をつけたいものです。

 最後になりますが、西洋医学はウイルスの潜伏期間を一週間とか二週間とか勝手に決めつけていますが、それはとてもナンセンスな考え方です。ウイルスに感染しても発病するかしないか個人差があるし、抵抗力の強い方は一ヶ月も二ヶ月も潜伏した後にやっと症状が現れてくるといった場合もあって、むしろこちらの長期タイプの方が多いのです。新型コロナ・ウイルスが沖縄県、和歌山県、北海道など日本の各地に感染が広がっているのではなく、既にとっくの昔に感染していて、それがポツポツと今頃出現して来ただけに過ぎません。これらの患者に関しては、軍団が特定出来た人に関しては医療団が出動して治療していますが、いずれの方も年度末から正月期間に掛けて観光客から感染した方ばかりでした。潜伏期間を素人医学で四角四面に考えない事でしょうか。

 

 

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