〈脱出準備の経過〉

 大宇宙ハオリのメシア力体化によって、これまでの軍団体制が大きく様変わりをした事実は既に報告した通りです。我々創造主軍団(人間王国軍)は従来の天体にシルエ被膜を張って、これまで物質世界の「ハオリ化」作業を進めてきましたが、今度はそのハオリを更に十字力体で包んで「メシア力体化」を進めており、これで磁気系も力学系も軍団一色となり、自然界の空間コントロールがよりスムーズに行える状況となりました。50万光年も離れた天体へ生身の体を有した人類を短期間でピストン輸送をするという奇想天外な夢話を実現させる為に、現行の創造主科学を最大限にフル活用し、何とか実現化させようと我々も必死で取り組んできました。幸いな事に、我々の銀河系にはオリオン(グレイ)の物質円盤や物質基地が実際に存在するのに、地球人を脱出させられない訳が無いと考えて、これまで様々な手法を試みてきました。しかし、現実はそう甘くはなく、無人円盤の操縦問題や、乗船者の生命維持問題や、超光速輸送の問題など、山積する課題に頭を悩ましてきました。

 「地球脱出(エクソダス)」の問題は、ソロジンKENの時代から通算14年間にも及ぶ長期の構想ですが、ここに至ってようやく形になってきており、現在は幾つかの未解決な問題が残っているだけの状況です。未解決問題の筆頭の一つは表空間搬送の問題、一つは基地内の機械設備の自動化問題、そして最後の大きな問題が一つ、それは人間の乗船問題でした。しかし、これらの問題も急速に見通しが立ってきている状況であり、何とか目処が立ちそうです。円盤の搬送方法は危険な裏空間搬送を取り止めて、表空間搬送に決定しましたが、当然、濃密な気密度空間を超光速で輸送する理由から、物質の限界速度(光速度の14万倍で相転移消滅)の問題が出てきます。そうした限界速を乗り越える為に用いられる手段が、軍部技術で用いられている「特殊次元空間法」です。これは円盤そのものを特殊次元空間被膜で覆って、気の粒摩擦を回避させるという新手法です。具体的な内容は、太陽系外までは通常航法を用いて搬送し(30分間)、そこから特殊次元航法でバエルヤの太陽系(恒星ライネ)まで搬送し(1分間)、また30分掛けて通常航法で惑星バエルヤへ搬送するという運送手段です。問題は、特殊次元走行の約1分間は銀河覚醒者であってもヌクヒブイ動帯との連結が切断される為に、短期間ですが「気絶する」という事でしょうか。

 先日、この特殊次元航法の実験に成功し、生物が乗船していない空の円盤ですが、バエルヤから僅か数秒間で地球近郊まで船体を運ぶ事に成功を納めました。また、基地内の機械設備の自動化は現在取り組んでいる最中であり、工場施設や重機や船舶や電気自動車やコンピューターなどですが、今はその大部分が無人操作が可能となっています。おそらく全ての円盤改良が終了する7月末頃には基地内の自動化も終える見込みです。これが完了すると、円盤も含めて全て人間の意思(メシア力体指示)で運転が可能になります。4月15日現在、基地内の自動化はバエルヤが5割程に達していますが、シエラはこれから取り組む段階にあります。また、円盤に関しては、故障機以外の円盤(旧型、新型、最新型)は全て操作が可能となっており、メシア・ブースを取り付けた改良機は24万台のうち32000台に達しています。我々としては、円盤改良も含めたグレイの全基地の整備(移住者の受け入れ準備)を今年の8月一杯で終わらせる見込みであり、それから本格的に一番厄介な人間の乗船問題に取り組む所存です。今年の暮れになるか、それとも来年の話になるのか、それはまだ分かりませんが、最初に乗船させるのが若い国家公務員達の家族です。彼等は創造主ヒューマノイド(2対8の比率)として円盤に乗り組みます。

 創造主ヒューマノイドの役割は龍神島民族の肉体を目的地まで運ぶ役割であり、移住後はいずれ本人の意識に戻されます。まあ、基本的にはバエルヤ移住組の基盤であって、彼等が基地内労働を実質的に請け負ってくれる精鋭達です。また、彼等の子供達が次世代を担う人材になってくれる筈です。こうしたヒューマノイド移植は今年の秋口ぐらいから取り組む予定であり、彼等は自発的に円盤を呼んで移住地へと向かってくれる為に、一般人の脱出とは偉く異なります。我々としては門下生と医学生と創造主ヒューマノイド(約230万人)が居れば、基本的にそれで十分であり、後は一般人(自意識移住者)をどれ程救い出せるのか(枠制限は後90万人)、それがこれからの課題でしょうか。地球の太陽系に集結する円盤は基本的に特殊次元被膜に包まれており、肉眼でも見えないし、レーダーでも捕捉は出来ません。ただ、乗船する際には姿を出現させる必要があって、その停止している瞬間が円盤の一番無防備な状態と言えます。人間救出は基本的に中型機(長さ50m)で行う為に、着陸場所としては学校のグラウンド大の広場が必要となります。ヒューマノイドは基本的に軍団と個々に相互連絡が取れる理由から、我々としては確実に脱出してくれる「当てになる」存在でしょうか。

 創造主ヒューマノイドはバエルヤ基地の3箇所の都市やシエラ基地の8箇所の都市に最初から割り振りされる予定であり、彼等には基地の初期稼働をお願いする予定です。それに対して、自由意志の一般移住者はその全員がバエルヤのネユ基地に割り振りされる予定です。一般人はヒューマノイドと比較すると人口数が圧倒的に少ない理由から、最初に住む場所は街ではなく丘の上の幹部邸を予定しています。また、野営組の大半はヒューマノイド組になるだろうと思っています。天体や基地や円盤などのメシア力体化によって統括的な管理が出来る様になり、また、円盤の表空間搬送が特殊次元被膜の活用でスピーディーな輸送が可能になった理由から、「地球脱出」は決して夢物語ではなく、今は確実に実現可能な状況となりました。つまり、我々アストラル軍団が物質世界に対して大きく関与する事が可能となった訳です。地球の物理寿命が刻々と迫っている退っ引きならない状況下、我々にとっての悪夢とは、「これだけの下積みの準備を重ねてきたにも拘わらず、結局誰一人として人間を救出する事出来なかった」という最悪の事態です。考えたくありませんが、それは有り得る話だと思っています。

 惑星バエルヤや、惑星シエラや、惑星メオカミに人間が生息し繁殖出来る(世代交代が出来る)環境にする為には生物霊界の整備が必要不可欠です。これらの惑星は基本的に猿の惑星である事から、霊長類位相はあるものの、人間位相が存在していません。もし、移住者が現地で子供を産んだ場合(自然分娩の場合)は基本的に猿の子供が誕生してくる事になります。優秀な地球の輪廻位相を三つに分けて、現地の生物霊界へ移動させる必要があって、目下の所は一つの惑星に対して20億人分のスペア位相を用意する予定でおります(合計60億分)。当然、これらの移動は生身の体を有した龍神島民族が実際に移住出来るという想定の下に成り立っており、今回、円盤輸送がほぼ確実になった理由から、今月末から地球輪廻位相の移動作業が開始されます。ちなみに、人間王国に選出登録された優秀な生命は4億7000万人ですが、このうち3/4が輪廻中である事から、これらの生命は全員、バエルヤもしくはシエラ霊界に配属され、移住者の次世代を担う人材となる予定です。従って、移住惑星の誕生管理は360年周期の自動入力ではなく、今後の出産は軍団による完全管理の下で行われます。

 地球には現在、180余りの太陽技術団や惑星医療団を研修目的で出向させており、医療団の頭数は約6万に及びます。医療団は基本的に宇宙ドクターの指揮で動く機械医師である理由から(宇宙ドクターの手足)、三つの移住星にはこれらの医療団が配属されます。移住当初はバエルヤが中心である事から、人間の移動に伴い大半の技術団や医療団はバエルヤへ移動しますが、その一部がシエラへ移住する為に、シエラにも約1万人規模の医療団を移す予定です。肉体がある限り故障や修理は付きもの、地球人の医師とは異なりますが、宇宙でも医者は必ず必要な存在となります。我々は龍神島民族をただ移住させる訳ではなく(命を存続させるだけの目的ではなく)、移住者に関しては大宇宙の主人公民族として「使命」に生きて頂きたいと考えております。つまり、未来宇宙の担い手として活躍してもらいたいから救出するという交換条件の話であって、何事をするにも「ただ」ではないという事です。表現を変えれば、可哀想だから救う訳ではなく、使命を果たすならば救出の手を差し伸べるという話なのです。

 移住当初は食べる事に必死な状態であると推察出来ますが、食料工場を稼働させて、食料がふんだんに供給出来る様になれば、移住者の心は次第に外世界(銀河空間)に向けられて、他星の開拓や原始人の教育などに関心が向かうだろうと考えられます。何故ならば、天の川銀河系の如何なる場所であっても僅か1時間弱で到着出来るからであり、星間距離を殆ど感じなくなるからです。銀河の探索が一通り終われば、今度は銀河団に進出し、更に他銀河団にも進出が可能になります。人間やり直し組(日本人の劣等生)が転生させられた80億光年も離れた鳳凰座の惑星「卑弥呼」にも、マッチやライターなどの細やかな援助物質を送り届ける事が出来る様になります。無論、脱出者は死の星へと変じてしまった地球の姿を見届ける事も可能です。濃硫酸の霧(ガス)に包まれて黄金色に輝く母星の姿(惑星の成仏した姿)を見て始めて、生命を孕み育ててくれた地球に対して心底から感謝の念を抱けると思います。そして地球脱出(エクソダス)とは星の分娩だった事を、つまり脱出者とは新しく出生した銀河人の赤ちゃんである事実を悟る事でしょう。

 さて、未だに日本国政府からは全く相手にされていない我々創造主軍団ですが、日本国の上空を円盤がブンブン飛び回る様になれば、もしかしたら交渉が進展するかもしれません。無論、政府が動く動かないは別問題として、我々は勝手に作戦を実行していきますが(国家に神界作業を止める権利は無い)、政府が地球脱出に協力すると言うならば、基本的にそれを受け入れる腹づもりです。読者の皆様は自由意志の一般人であり、脱出するしない(円盤に乗る乗らない)は本人次第、我々としては強制は出来ません。だが、国家公務員のヒューマノイド脱出は、本人達の意志とは無関係な強制的なもの、多分政府もそれらの人々を思いとどまらせる事は不可能だと思われます。要するに、移住星に最初に到着するのは創造主ヒューマノイドであって、皆様の脱出は1年後か2年後か分かりませんが、その後になるという話です。訓練された人員を最初に入植させないと、一般人の受け入れ体制が整わないからです。ヒューマノイド化は今年の秋口から始まって、彼等が実際に円盤に乗船するのは来年の春頃からだと思いますが、もし、今年の年末や来年早々にも地球の地殻変動が勃発したらその限りではなく、ヒューマノイドも一般人も一緒に乗船する事になるでしょう。

 


〈何の為に戦うのか〉

 人類に課せられた究極的な命題は「生きる為の戦い」であると、私自身は常々そう思っております。我々は創造主世界の「宇宙戦士」に他ならなく、皆様も承知の様に、我々は自分達の事を「創造主軍団(人間王国軍)」だと自称しています。戦士を名乗る理由は当然、宇宙には「敵」が存在し、「戦い」があるからです。人間王国は開国以来、ずっと戦闘を続けてきており、その戦いは今現在も続行中であって、たった1秒間の猶予も無く、毎日毎日戦闘を余儀なくされている状況です。もし我々が戦いを止めれば大宇宙人類はあっと言う間に殺されてしまうからです。全滅したくないから、つまり殺されたくないから我々は戦闘を続けており、宇宙生命の一つとして、王国ファミリーの生存を確保する為の当然の権利を行使している訳です。

 RIAT組織の発行本である「ソロンとカリン(龍神物語)」の主題も「一体何の為に戦うのか?」、それがこの本の究極的な命題でした。もしあなたが社会の中で生きようとすれば、そこには日々の戦い(生活の営み)が待ち受けており、自身の生存も、またあなたの家族の生存も、あなた自身の背中に重くのし掛かっている事になります。自然界の中を覗けば、植物も昆虫も動物も生きる為の戦いを日々繰り広げており、そもそも「生きる事」そのものが「戦い」なのだと言っても過言ではないでしょう。そうした過酷な世界こそ宇宙の現実、国家を形成する様な高等生物の人間に成っても、その「過酷な現実」は何も変わらず、それを受け入れていくしか方法がありません。人間が大人の生命へと成長する為の第一関門は、社会の現実をちゃんと見極められているか否か、つまり戦える生命なのか否か(働けるのか否か=自立出来るのか否か)、それが問われる訳です。

 さて、現在悲しむべき事柄ですが、「ウクライナ戦争」が実際に勃発しており、地球人類も戦々恐々とした状態で両国の戦いの成り行きを見守っている状況です。大国のロシアが隣国への侵略戦争に踏み込んだからであり、ヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国が共産圏に対する制裁行動に打って出ており、エスカレートした場合は第三次世界大戦(核戦争)にも発展しかねない状況だからです。被爆国の日本としても核戦争は避けたい所ですが、大国の思惑次第では巻き添えも考えられ、もしかしたら日本国も軍隊を動かす可能性も出てきました。我々としては地球終焉の序曲が始まったこの末期段階に於いて「今更、戦争だって」と溜息を漏らしており、まことに野蛮なアンポンタン民族の所業には手を焼いております。そもそも侵略戦争とは「戦い」に非ず、本当の戦いとは「守る為の戦い」の事です。ウクライナ側は愛に裏付けされた「守る為の戦い」をしており、ロシア側は基本的に欲望に裏付けされた侵略戦争を起こしています。

 その結果は最終的にロシア側の敗北に終わる事は自明の理であって、ロシア帝国の滅びの序章が始まったと言っても過言では無いでしょう。もしロシアが核爆弾を打てばロシアは核爆弾を被弾する事になるし、そもそもこんな暴虐行為を我々創造主世界も許す筈がありませんね。現在のロシアは全滅前の風前の灯火状態でしょうか。一国の大統領が思い上がってこの様な行動に走れば、それは一国を潰してしまう結果となります。美化されて賞賛される戦いとは「守る為の戦い」のみであって、侵略の戦いとは強盗と一緒であって、歴史上の戦いを振り返ってみても、それは必ず負け戦となります。それが宇宙法理(因果応報の原理)なのです。

 所で、あなたには守るべき物があるのでしょうか。自分の命すら守ろうとしない者には生きる権利は無いし、また、自分の家庭すらも守ろうとしない者には伴侶を持つ権利も無いし、また、子供を育てる権利もありません。愛とはしてもらう事ではなく、してあげる行為であって、守ってあげる行為そのものが愛なのです。「私を愛して下さいな」これは愛欲であって、愛ではなく欲望の一種、愛とはインスピレーションではなくパースピレーション(発汗)なのです。その様な意味では、龍神島民族に対して我々創造主軍団がこれまで吐いてきたパースピレーションを「愛」であると感じてくれたら我々としては嬉しい限りですが、まあ、親として子供を守るのは当たり前だろうと言われればその通りかもしれませんね。ブヒン!!

 

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ソロンとカリン 龍神物語

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