〈セジス・グレイの基地配置: その1〉

 「不動明王」を始め、「軍荼利明王」や「大威徳明王」や「金剛夜叉明王」などと称される一連の銀河神達が、戦闘服を身にまとった物々しい「戦士」の姿で描かれている事実は承知の通り、仏教世界に登場する温和な神々の筈なのに、どうしてこんな厳(いかめ)しい形相をした神々が描かれているのだろうと、あなたは疑問に感じた事は無いだろうか。彼等(銀河明王神達)はそのほぼ全員が元の宇宙人であり、銀河空間を戦闘機に乗って飛び回っていた人間達だった。それを言うならば、普賢王如来も阿弥陀如来も大日如来も須佐王如来(シバ神)も阿閦如来も軍人出身者であって、また菩薩界の神々もほぼ全員が軍人上がりだった。そもそも人間王国とは軍事国家であり、基本的に戦士の育成場なのである。家庭や会社や国家や民族を護る為の戦いは当たり前、医者や看護師は病気と戦い、また警察は犯罪と戦い、教師は無知と戦っている。自然界の脅威や、他国の侵略や、宇宙の敵と戦って国家や母星を護る事、それは侵略の戦いではない、侵略から人間を護る為の闘いであって、そんな基本的な行動も取れない様な未熟な生命は神には決して成れなかった。
 
 我々の天の川銀河系は聖地銀河であり、創造主が一番先に開拓の手を入れた歴史のある銀河系である。今から約2800万年前頃から猿をヒト化する遺伝子作業が施されて、総勢867個の霊界設置惑星の中から381個の惑星に人間生命が誕生してきた。銀河381部族の中で最初に人間期間を卒業した民族が、つまり円盤を開発して銀河空間に飛び出してきた民族が琴座のベガ星人であり、セザナ神は初めて「銀河広域指定民族」の名誉称号をベガ人に対して与えた。それが今から51万年前の話である。彼等の円盤はベガ−地球間(25光年)を走破して、創造主が住まう地球(聖地)に最初に降り立った民族となった。以来、我々の銀河系では240/381もの惑星民族が銀河広域指定民族となり、多くの宇宙船が銀河空間を賑やかに飛び回っていた。今から2万年前、セザナ神の怒りが頂点に達し、宇宙船で飛び回る文明民族は悉く虐殺されて、我々の銀河系は「死の銀河系」へと変貌を遂げた。現在は地球も含めて僅か21個の原始人惑星が残っているだけに過ぎない。セザナ神に言わせれば、「別に殺した訳ではない、霊魂体宇宙人(銀河ルヒイ神)へ昇格させただけの話だ」と言う。
 
 以来、我々の銀河系は「神の園」に変化した事になるが、その銀河神達がアストラル円盤を開発し、再び勢力争いを始めた事から、我慢の限界に達したセザナ神は、今から十数年前に自己の弟子に対して銀河ルヒイ神の一掃を命令したのだった。物質世界に於いて、2万年という歳月は大変長く、今や先輩宇宙人達が築いた夥(おびただ)しい数の建物や宇宙船は崩壊し、瓦礫と化している。アストラル街やアストラル宇宙船は銀河のあちこちに大量に存在しているが、残念ながら人類を乗せて運べる様な元宇宙人達の宇宙船は1台も残っていないのが現状である。だが、奇跡とも言える事に、ルヒイ・ベテルギウスが開発したグレイ用の物質戦闘機や軍事基地だけは残されていた。全滅寸前の地球人にとって、ベテルギウスの遺産は唯一無二の「蜘蛛の糸」に他ならない。本日のブログ内容は、ベテルギウスが築いたグレイ基地の全貌を公開する事であり、地球人にとって移住可能な星が沢山ある事や、また移住者達が宇宙で生きていく為には彼等の技術を引き継がねばならない事など、色々学んで頂きたいと思う。
 
 ベテルギウスが炉座の星雲銀河で「猿ヒューマノイド」の実験に最初に成功したのは今から1万2000年前の話、以来、「ブメデジ(グレイ本星)」には物質基地が建築されて、空港施設や円盤工場や食糧工場や住宅施設が建てられてきた。銀河ルヒイ神が猿の身体に入るのは屈辱的な事であり、ベテルギウス民族には誰一人として成り手は無かったが、オリオンの奴隷民族ならば大脳コントローラーで強制操作ができるルヒイ神である事から、40年間の交代勤務でグレイ当番を義務付けた。つまり、神様に成り立ての下っ端の神々が猿や人間の体に入って人間界工作を強いられるのである。1947年に墜落したグレイ猿を担当していたのはオリオンのデピドゼ民族だったが、1970年からはダダジ民族がヒューマノイド工作を請け負っていた。これらのルヒイ民族はそれぞれ約800万人のヒューマノイド用員の派遣を強要されてきた。だが、こうした交代制度には無理があり、継続的な仕事には支障が出易い事から、ベテルギウスは今から80年前にヒューマノイド専用の奴隷民族を新しく用意する事となった。銀河民族にとってはクソ迷惑な話であるが、その犠牲者となったのが「セジス民族」だった。
 
 カメレオン座のセジス民族は一番最後のオリオン系の奴隷民族であり、人口が少なかった理由から、女性も含めた全住民をヒューマノイドに仕立て上げる方式が採用された。無論、ダダジ民族もセジス民族とゆくゆくは交代する予定だったし、今後はセジス民族一本となり、交代制度そのものが廃止される予定だった。ベテルギウスはセジス民族を用いて新しいグレイ基地を銀河のあちこちに次々と増設してゆき、アストラル世界において「物質系の軍隊」を一大勢力にまで押し上げる予定だった。それは勿論、ベテルギウス民族が銀河の覇権を握る為の作戦だった。彼等は神様に昇格した身の上なのに、魂体を持ったルヒイ神とは心を使える理由から、人間時代と同様な「個の意識」が芽生えて、「民族意識」まで涌現してくるのである。ベテルギウスが80年前からコツコツと準備してきた物質基地、その多くは45年前から稼働しており、また最新鋭の基地に関してはごく最近の西暦2007年頃から稼働し始めた。現在、全てのグレイ基地はもぬけの殻であるが、ベテルギウス(オリオン)消滅後に、ダダジ・グレイに関してはKENが、またセジス・グレイに関してはセザナ神が活動を停止させた。
 
 下記はセジス・グレイの全基地の詳細であるが、住宅は基本的に「幹部邸宅」と「戸建住宅」と「集合住宅」の3種類に分かれており、いずれも合金製のプレハブ住宅であって、間取りが共通している。幹部邸宅は別格として、「戸建住宅」は基本的に「3LD」の間口であり、部屋は四つ有ってベッドが二つ常備されている。また集合住宅は基本的に「2LD」であって、部屋が三つ有ってベッドが二つある。1棟の集合住宅は四階建てで、1フロアーに8戸があるので、1棟は合計で32戸から構成されている(64名用)。ただし、ミオカミ基地などの集合住宅は新しいタイプであって、1棟の集合住宅は四階建てで、1フロアーに10戸あり、1棟は合計で40戸(80名用)が有り、更に間取りが「3LD」である。幹部邸宅は基本的に二階建てで、部屋数が8個(ベッド数は3個)があるが、連結させた16部屋(ベッド数が6個)の屋敷も存在する。また、これ以外にも空港の運転手用の仮眠室(1部屋単位)がある。
 
 また、グレイ基地が存在する惑星は、生物惑星(猿の惑星=霊界惑星)か、植物惑星(昆虫と植物だけの星=霊界の無い自然惑星)のどちらかである。無論、月の様に空気も水も無い砂漠星に基地を構えている場合もあるが、定住する場合は基本的には上記の2種類である。グレイでも人間でも、訪問者はその星の住民もしくは定住する動物以外の生命は、惑星に「仮位相」が用意されていなければ1分間の命すら保持する事はできない。その星に何本の仮位相が用意されているか、移住に関してはそれが一番重要な問題となる。ちなみに、ブメデジやバエルヤには60万本の仮位相が存在するが、この意味とはその星には60万人を超える人間が出入りする事はできないという意味である。グレイ基地の惑星の種類と、住宅個数と、惑星の仮位相の常備数などを念頭に入れて移住計画を立てねばならない。なお、これまで報告してきたのはアバウトな数値だったが、ここに書かれている新しい情報はアバウトな数値ではなく、綿密に再調査を行なわせた信頼できるデータである。
 
 ちなみに、ブメデジはダダジ・グレイの総本部星であり、セジス・グレイとは無関係であって、彼等が全ての人間惑星の月裏に潜んで人間界へ介入し、「人間ヒューマノイド」を送り込んでいた。それに対して、セジス・グレイは戦争専門であり、主に敵方のアストラル艦隊と戦っていた。また、大幅な基地の拡張工事や、全グレイに行き渡る食料生産などに取り組んでいた。また、ダダジ・グレイの円盤は旧型の宇宙船であるが(小型が多い)、セジス・グレイの戦闘機は新型であり、更に最新鋭の戦闘機も生産していた。ダダジ・グレイはブメデジの他に銀河の中央部に2箇所の基地を有しているが、扱っている猿種は2種類で、片方は身長1mの猿、もう片方は1m20cmである(3本指)。それに対して、セジス・グレイが扱っていた猿種は身長が160cm〜165cmの3種類の猿種(5本指)であり、前者がチューブ性の食料なのに対して、後者は食料パックであって、スプーンで食していた。ダダジ・グレイ(工作用)とセジス・グレイ(戦闘用)は集合住宅は共通しているものの(セジスからの供給)、基本的に関係が無い。セジス・グレイの活動拠点は銀河の中心部のみならず、炉座と射手座の二つの星雲銀河にも跨っており、今回の再調査で明らかになった軍団の全データをオープンにしようと思う。
 
 
   ① 炉座の矮小銀河(E356-G04星雲)のセジス・グレイ基地
 
   A〈キエガ基地(セジス総本部=生物惑星: 160万本の仮位相)〉・・・ 恒星ネソユ第4惑星(キエガ: 48万光年)
 
 ※ この星には5箇所の小基地が存在し、そのうち一つにセジス・グレイの総本部が存在する。5箇所の小基地を総合して、幹部邸宅が1200棟、戸建住宅が45000棟、集合住宅(32部屋)は3600棟が存在し、この星には約16万世帯が移住可能である。総本部には約2000の仮眠室がある。大空港は5箇所、一番大きい工場は宇宙船の造船所であるが、他にも宇宙船用の精密機械や発電機の生産工場と、戦闘用員が身に付ける電子機器類や小型武器などの生産工場が存在し、更にヒューマノイド生産も行われており、食料生産だけが行われていない。恒星ネソユは11個の惑星を抱える太陽系で、第4惑星のキエガだけが水の惑星である。惑星直径は地球の約1.2倍のサイズ、表面重力値は0.96、コア直径は70km、平均酸素分子濃度は22.4%、平均気温は14度C、自転周期は25時間、地軸傾斜角は19.5度、小さな月を有した、地質的には「完新世」の猿の惑星である。惑星の一つが燃えており、二重星を呈している。四季があり、手付かずの自然が残っている移住対象の星の一つ。また、キエガ基地の円盤生産の総数は大型貨物機が8000機、中型戦闘機が6万機、小型戦闘機が4万機、特殊貨物機(住宅搬送)が8機、特殊貨物機(円盤搬送)が4機、特殊工作機が4機だった。
 
   B〈バエルヤ基地(食料生産基地=生物惑星: 60万本の仮位相)〉・・・恒星ライネ第3惑星(バエルヤ: 50万光年)
 
 ※ この星には3箇所の小基地が存在し、いずれも食料生産に関わっている。3箇所の小基地を総合して、幹部邸宅が500棟、戸建住宅が20000棟、集合住宅(32部屋)は25棟が存在し、この星には約2万1000世帯が移住可能である。当初の報告とは大分異なるが、綿密な再調査の結果はこの通りだった。食料基地の他に金属の精製工場が一つある。大空港は3箇所。恒星ライネは巨星であり(太陽の20倍)、9個の惑星を抱える太陽系で、第3惑星のバエルヤだけが水の惑星である。惑星直径は地球の約1.3倍のサイズ、表面重力値は0.97、コア直径は80km、平均酸素分子濃度は23.4%、平均気温は18.5度C、自転周期は約26時間、地軸傾斜角は11.5度、小さな月を有した、地質的には「完新世」の猿の惑星である。両極に雪冠が無いという非常に暖かい気候であり、手付かずの自然が残っている移住の最有力候補の星の一つ。
 
   C〈シェリ基地(住宅生産基地=生物惑星: 30万本の仮位相)〉・・・恒星セミグ第3惑星(シェリ: 47.5万光年)
 
 ※ この星には2箇所の小基地が存在し、片方は大型の集合住宅生産、もう片方は戸建住宅を生産している。2箇所の小基地を総合して、幹部邸宅が50棟、戸建住宅が10000棟、集合住宅(32部屋)は20棟が存在し、この星には約1万1000世帯が移住が可能である。大空港が三つあるが、住宅産業以外の他の工場は無い。恒星セミグは9個の惑星を抱える太陽系であり、第3惑星のシェリだけが水の惑星である。惑星直径は地球とほぼ一緒のサイズ、表面重力値は1、コア直径は40km、平均酸素分子濃度は22.5%、平均気温は15度C、自転周期は24時間、地軸傾斜角は21度、小さな月を有した完新世の猿の惑星である。明確な四季が存在する温暖な気候であり、手付かずの自然が残っている。住宅数は少ないが、住宅を直ぐに作れる工場が存在するので、相当数の移住者を見込める有力な候補地の一つ。
 
   D〈ブイナ基地(一般兵器生産基地=植物惑星: 10万本の仮位相)〉・・・恒星ナクエゲ第2惑星(ブイナ: 47万光年)
 
 ※ この星には一つの空港とそれに隣接する武器工場が存在し、武器の保管庫は地下に存在している。植物と昆虫だけの星なので、動物霊界は無く、如何なる動物も存在しない。空気と水はあるものの、人間が定住できる様な星ではない。この星には兵器工場の側に2棟の集合住宅(32部屋)が立っているが、キエガ本部からの派遣労働者(2年交代制)で工場の稼働が維持されている。兵器は円盤や銃に取り付ける主力武器の「分子破砕砲」であり、危険なので、こうした植物星で生産や保管がなされている。恒星ナクエゲは8個の惑星を抱える太陽系であり、第2惑星(ブイナ)と第3惑星が水の惑星である。第2惑星には衛星の月があるのに、第3惑星には月が無く、生物が誕生しない劣化惑星である。惑星直径は地球の1.3倍、表面重力値は1.1、コア直径は90km、平均酸素分子濃度は24.5%、平均気温は13.5度C、自転周期は25時間、地軸傾斜角は10.5度、岩石の月が二つ周回している。
 
   E〈ビエク基地(放射性物質基地=植物星: 10万本の仮位相)〉・・・恒星ニエル第2惑星(ビエク: 49万光年)
 
 ※ この星には二つの空港と二つの工場が存在し、一つはD-tube爆弾(核爆弾)の工場と、一つは円盤のD-tube加速機の工場である。核爆弾の保管庫は地下に存在する。いずれも放射性物質を扱う理由から、動物のいない植物星で取り扱っている。この星にはそれぞれ2棟ずつの集合住宅(32部屋)がある。やはりキエガ本部からの派遣で、2年交代で生産が行われていた。生産された物はいずれもキエガ本部の円盤生産工場に運ばれていた。恒星ニエルは8個の惑星を抱える太陽系で、第2惑星のビエクだけが水の惑星である。ビエクには小さな月が一個備わっている。惑星直径は地球の1.3倍、表面重力値は0.97、コア直径は100km、平均酸素分子濃度は23.7%、平均気温は14度C、自転周期は26時間、地軸傾斜角は13度である。
 
   F〈ムエゴリユ温泉保養施設=生物惑星: 3千本の仮位相〉・・・恒星イゲエ第3惑星(ムエゴリユ: 45.5万光年)
 
 ※ この星はグレイの温泉施設が存在するだけで、軍事基地は存在しない。標高2000mの山の断崖絶壁を切り開いて露天風呂が設けられており、露天風呂の背後には宿泊施設(10室)と小型機が3機ほど停泊できる程の飛行場がある。だが施設の敷地全体が金属柵に囲われていて、絶壁側から円盤が出入りしていた。息抜きの為の素晴らしい景観の保養施設なのに、なぜ金属柵で包んで物々しい警戒しているのかと言えば、身の丈が6mもある巨大猿が施設の背後から時折襲ってくるからである。実はこの星とは巨大生物の惑星であって、惑星自体が普通の惑星サイズの5倍である事から、生物の体も大きく、体長が15mのワニとか、馬サイズの犬とか、羽を広げると4mにもなるカモメやカラスが普通に生息している。銀河でも滅多に見られない巨大生物の世界を見ながら温泉に浸かるという、少々悪趣味ではあるが、超刺激的でスリリングな世界を体感できる為に人気があった。惑星ムエゴリユは地質学的には氷河時代が過ぎた更新世(洪積世)ぐらいだろうか。
 
 恒星イゲエは地球太陽の100倍も大きく、8個の巨大惑星を抱える太陽系であって、水の惑星はこの第3惑星ただ一つである。ムエゴリユの惑星直径は64200km、これは地球直径の5.35倍に達する数値である。表面重力値は1.11、コア直径は5500km、平均酸素分子濃度は23.2%、平均気温は12.5度C、自転周期は35時間、地軸傾斜角は14.5度、一つの不完全球体の月が周回している。人間が住める様な環境ではないが、なぜこんな星に生物霊界を設置したのか、セザナ神のその真意が分からないが、とにかくバリバリの硫黄泉は健康には良いものだ。
 
  G〈キスギゴ基地(食料調達基地=生物惑星: 1万本の仮位相)〉・・・恒星リエグゴ第3惑星(キスギゴ: 46万光年)
 
 ※ この星は食料生産基地であるバエルヤに肉類を搬送するバエルヤ基地の支所みたいな役割を果たす調達基地である。バエルヤでも豚肉と牛肉は生産しているが、主に鶏肉の生産がこの基地では行われている。キスギゴ基地には2棟の集合住宅(32部屋)が存在し、食肉工場があって、空港は1箇所である。惑星キスギゴも大きな惑星である理由から、鶏と言ってもサイズが大きく、まるでキーウィやドードーの様なゴロンとした体型の鳥類である。1羽の体重は15kgぐらいだろうか。この猿の惑星に人類の移住が可能かどうかと問われれば、それは「無理」だと言わざるを得ない。恒星リエグゴは9個の惑星を抱える太陽系だが、太陽の大きさが地球太陽の50倍も大きく、当然、その分惑星も大きい。水の惑星は第3惑星一つだけであるが、惑星直径が地球の2.5倍にも達する事から生物のサイズも2.5倍である。表面重力値は1.05、コア直径は2800km、平均酸素分子濃度は23.5%、平均気温は13.5度C、自転周期は31時間、地軸傾斜角は13.5度、地質学的には第四紀の完新世だと推測されるが、一つの小さな月が周回している。背丈が3.5mの巨大猿が基地を襲ってくるので、キスギゴ基地は高さが80mの電磁柵で囲まれている。グレイ猿が巨大猿と戦うのは絵になるが、人間が猿に八つ裂きにされて食料にされてしまうのは絵にならない。
 
 
 
   ② 銀河中心部のセジス・グレイ基地
 
   A〈セジス本星(セジス民族の母星=人間惑星: 120万本の仮位相)〉・・・カメレオン座・恒星セジスの第3惑星(ハオ: 66光年)
 
 ※ セジス民族の母星ハオは、オリオン帝国に「核反応推進器」を仕掛けられてコアが消滅し、25億人の人類がウイルスやウイロイド感染によって死に絶えた星である。円盤を飛ばす様な文明人ではなかった理由から、2万年前の「銀河人の大虐殺」は免れた民族だったが、今から7000年前に人類が全滅し、以後は4億人が選定されて霊魂体宇宙人となった。地球人よりも無知な人類なので、当然、オリオンは大脳コントローラーで支配し、ルヒイ・セジス民族はオリオンの奴隷民族となった。オリオン系列のルヒイ民族の中では一番最後に誕生した若い民族である。普通は霊魂体になると、アストラル建築物がオリオンから供与されて、惑星にはアストラルの街が形成されるのだが、ハオにはアストラルの建物が1軒も配給されていなかった。母星ハオは生物霊界が存在する動物惑星だったのに、今は多くの生物が死に絶えて、まるで植物星に変貌しているが、魚類や昆虫も僅かに生存しているだけで、植物の多くが枯れ果てて砂漠化がドンドン進行している状況である。幸いハオの力学骨格がしっかりしているので、まだ星の原型は保てている状況である。
 
 この星にもセジス・グレイの基地が存在し、1200棟もの集合住宅(32部屋)が存在するが(7万人規模)、一体何の目的で呪われた星にグレイ基地を設けたのか、その真意がさっぱり理解できない。とにかく、現在のセジス本星はグレイ猿の死体で溢れ返っており、その数は1千万体をゆうに超えている。オリオンが滅亡した際に、セジス・グレイは全員が母星に帰還したと考えられ、5000機以上の円盤が放置されたままの状態である。おそらくセザナ神に「母星へ戻れ」と命令されたのだと思われる。そのお陰で、他の基地にはセジス・グレイの遺体が1匹も無く、掃除する手間が省けている。どうやら基地を設けた理由は、ベテルギウスがウイルス対策を講じて、その結果「大丈夫だ」と判断して基地を設置した模様である。とにかく猿の肉体に入る事を嫌がるルヒイ神だが、現地に猿を運び入れて夫婦単位でヒューマノイドを作っていく作業が行われていた様だ。そこにウイロイドが襲来し、グレイ猿の肉体が一掃されて、再び元の霊魂体に戻ったというのが正解の様である。とにかく猿の肉体が死ねば、彼等は呪縛から解放される。
 
 放射線やラジカルには汚染されていないものの、セジス本星(惑星ハオ)は我々の移住対象とはならない。しかし、この星には人間は降りられないが、天体としての情報は一応は記しておく。恒星セジスは10個の惑星を抱える太陽系であり、水の惑星は第3惑星のみである。惑星ハオの直径は1.05倍、表面重力値は1、コア直径は0km、平均酸素分子濃度は19.3%、平均気温は17度C、自転周期は24.5時間、地軸傾斜角は14度、大きな完全球体の月が周回しており、月裏にはダダジ・グレイの基地残骸が存在している。当然、今はルヒイ・セジス民族すらも誰も居ないという無人の状況である。人間時代の建物は崩れ落ちて、今はグレイの集合住宅だけが虚しく残っている。
 
   B〈ワグエ基地(食料生産基地=生物惑星: 120万本の仮位相)・・・双子座γ星・恒星アルヘナの第3惑星(ワグエ: 108光年)
 
 ※ セジス・グレイが最初に開拓したのは炉座のキエガ本部であるが、本部が開設されると同時に銀河の中心部にも進出し、最初はセジス本星にヒューマノイド生産基地を構えて、そこからワグエ基地(食料生産)とノシイ基地(円盤生産)とテリ基地(住宅生産)を作って、最終的にはキエ基地とブオ基地を開設するに至った。これらの基地開拓が進むと、今度は射手座の星雲銀河の開拓へと移行し、そこに新しい軍事本部を建設し、それを支える食料基地などを作り始めた。その矢先にベテルギウスやオリオン帝国が滅んだ事から、セジス・グレイの物質基地は主人無き「空の基地」へと変貌してしまった。まるで地球人の為にベテルギウスが基地を残してくれた様だ。地球の聖地民族には是非、このベテルギウス遺産を引き継いでもらって、未来銀河を切り開いて頂きたい、それが我々の願いである。
 
 双子座のワグエ基地はバエルヤの次に古い食料基地であり、セジス・グレイの生産基地としては最大規模のものである。惑星には四つの小基地が存在しており、それぞれに異なるフードパックが生産されている。全部で五つの大空港が存在するが、食料生産の他にも金属精製も行われていた。この星には幹部邸宅は無く、戸建住宅が8万棟、集合住宅(32部屋)が800棟建てられている。総トータルでは10万5000世帯が入居できて、人口としては30万人近い人間の収納が可能である。残念ながら星がまだ若く、氷河期の後半(洪積世)に当たる事から少々肌寒いのが難点だが、移住の候補地としては最有力の星である。双子座の恒星アルヘナ(γ星)は地球名称であり、2等星なので肉眼でも確認できる。アルヘナは準巨星で太陽の20倍の大きさだが、伴星を従えていて、ワグエから見ると二つの太陽が見える。11個の惑星を抱えており、水の惑星は第3惑星のみである。ワグエの直径は地球のそれと一緒、表面重力値は1.03、コア直径は80km、平均酸素分子濃度は23.4%、平均気温は13.5度C、自転周期は24時間弱、地軸傾斜角は24度、不完全球体の衛星(月)を1個擁している。
 
   C〈ノシイ基地(円盤生産基地=生物惑星: 30万本の仮位相)〉・・・竜骨座・恒星ルムオの第3惑星(ノシイ: 4000光年)
 
 竜骨座のノシイ基地には大空港が6箇所も存在している。中央の大空港が一つと、大型貨物や特殊貨物の生産を担う箇所に一つと、中型戦闘機の生産を担う箇所に二つと、小型戦闘機の生産を担う箇所に一つと、円盤の部品製造を担う箇所に一つという内容である。住居は仕事別に分散しているが、総トータルでは幹部邸宅が480棟、戸建住宅が12000棟、集合住宅(32部屋)が200棟であり、約2万世帯(人工4万人)を収容できる規模である。ちなみに、この基地でこれまでに生産された円盤の総数は、大型機が12000機、中型戦闘機が85000機、小型戦闘機が64000機、大型特殊(住宅搬送)が8機、大型特殊(円盤搬送)が4機、特殊工作機が4機という内容である。ノシイ基地は円盤生産だけを行っており、他の工場は無いが、惑星ノシイは生物惑星であって、手付かずの自然が丸々残っている。地球とも至近距離にあり、人類移住の最有力候補の一つである。
 
 恒星ルムオは7個の惑星を抱える太陽系であり、水の惑星は第3惑星のみである。惑星直径は0.95倍で地球より少し小さい。表面重力値は1、コア直径は60km、平均酸素分子濃度は23%、平均気温は14度C、自転周期は22.5時間、地軸傾斜角は22.5度、小さな月を一つ抱えている猿の惑星である。地質学的には「完新世」の時代であり、明確な四季が存在し、生物相が地球レベルのサイズなので対処しやすい。
 
   D〈テリ基地(住宅生産基地=植物惑星: 30万本の仮位相)〉・・・白鳥座・恒星ヤウイの第2惑星(テリ: 12光年)
 
 ※ この星は生物惑星ではなく、永住が不能な植物星である理由から、戸建住宅は作られていない。神々が用意をした仮位相で命を繋ぐ星である事から、2年間交代制の通勤基地となる。大きな空港が三つあって、一つは集合住宅専用のプレハブ工場、一つは戸建住宅専用のプレハブ工場、もう一つは幹部邸宅用のプレハブ工場である。グレイの家は基本的に合金性のプレハブ住宅、集合住宅(32部屋)もプレハブ性で、型枠で作る手法である。型枠は10組あって、ほぼ一日で10棟の集合住宅が生産できた。2002年頃に新規の集合住宅(40部屋)の型枠(30組)が完成し、以来、1日30棟の新集合住宅が急ピッチに生産され続けて、射手座の星雲に運送されていた。グレイ住宅の利便性は個々の単位に発電機が付いているという特徴である。発電機は交換性で、50年ぐらいの寿命がある。無論、住宅なので、設置後には固定作業や、現地の水道管や下水管と接続する必要があるが、あらかじめ規格が統一されているので、1棟の設置にそんなに時間は掛からない。
 
 セジス・グレイの細かい基地を我々が探し出せた理由は、テリ基地と炉座のシェリ基地という二大住宅生産基地の配送先を突き止められたからである。テリ基地は最初から分かっていたが、シェリ基地の存在が分からなかった。白鳥座の恒星ヤウイはβ星の手前に位置する太陽系であり、天文学でも認知されており、地球とは至近距離にある天体である。恒星ヤウイは10個の惑星を抱える太陽系であり、第2惑星と第3惑星が水の惑星である。両方とも植物星であるが、衛星の月が岩石星である理由から、霊界設置が見送られた星である。第2惑星のテリは惑星直径が地球の1.15倍、表面重力値は1.05、コア直径は57km、平均酸素分子濃度は22.4%、平均気温は12.7度C、自転周期は23.5時間、地軸傾斜角は14度、衛星は2個の岩石星が周回している。
 
   E〈キエ基地(軍事基地=生物惑星: 140万本の仮位相)〉・・・カシオペア座・恒星ヤウルの第3惑星(キエ: 68光年)
 
 ※ この基地は、いわゆる戦闘機乗りが常駐するベテルギウス軍の駐屯地である。銀河の中央部ではアストラル軍艦同士の戦闘が繰り広げられていたが、この基地から発進したベテルギウスの小さな物質戦闘機部隊が幅を利かせていた。戦闘に関してはオリオン軍の一員として戦う理由から、オリオン司令官の指揮に従っており、キエガ本部が介入する事は無かった。恒星ヤウルは地球太陽の10倍サイズであり、9個の惑星を抱えた太陽系である。基地の住居が存在するのは水の惑星である第3惑星(キエ)であるが、軍事基地である為に、第7惑星の軌道上に戦闘機を1000機収納する小基地と修理工場があり、また、第4惑星の砂漠の星には3500機の戦闘機を収納する地下基地が存在する。母星の基地は空港を中心にして物々しい金属柵で囲われた中にあって、この基地内には幹部住宅が700棟、戸建住宅が4万棟、集合住宅(32部屋)が400棟軒を並べている。この星にはもう一つの空港が存在するが、そこは円盤の残骸物が置かれている。キエ基地は基本的には円盤乗りの家族が暮らす場所だが、もう一つ猿ヒューマノイドを加工する工場もある。
 
 なぜ、物々しい金属柵で基地をガードしているのかと言えば、惑星キエが今時珍しい原始星であって、地質学的には氷河期が訪れる少し手前の「新第三紀の鮮新世」に相当する星であり、まだ恐竜が闊歩しているからである。従って、基地空港は休暇をもらった軍人が時折帰る程度で、普段は100機程度しか円盤が止まっておらず、この基地からスクランブル発進する事は無かった。海に行けば体長が100mもあるプレシオザウルスが襲ってくるし、基地の外に出ていれば、いつ肉食恐竜に襲われるか、翼竜に連れ去られるか分からないという、生活がさっぱりエンジョイできない星に、なぜ基地を作らなければならないのか理解に苦しむが、ここは軍事基地なので兵員の緊張感が必要なのだろうか。惑星キエの直径は地球の3倍、表面重力値は0.90、コア直径は3800km、平均酸素分子濃度は24.3%、平均気温は17.2度C、自転周期は32時間、地軸傾斜角は11度、小さな不完全球体の月が周回している。うかつに散歩も出来ない星に人類を移住させるつもりは無い。
 
   F〈ブオ基地(軍事基地=人間惑星: 60万本の仮位相)〉・・・・エリダヌス座・恒星バウイの第3惑星(ブオ: 84光年)
 
 ※ この基地はキエ基地と一緒の軍事基地である。グレイがなぜ人間(原始人)が住んでいる惑星に軍事基地を作っているのか、これも理解に苦しむ話だが、人間が余り寄り付かない北方圏の小さな島を基地にしている。島の周囲には金属柵が設けられ、人間が侵入できない様な処置を施しており、やはり時折海賊達が襲ってくるらしい。一番厄介なのはジモティの神々が存在する事であり、余り人間を虐めると神々が攻撃を仕掛けてくる。そんな惑星に何故に軍事基地を敢えて作ったのか、それは多分、敵艦隊は人間が住んでいる星には攻撃を仕掛けてこない理由なのだろうと思われる。島の中には幹部邸宅が300棟、戸建住宅が8000棟、集合住宅(32部屋)が400棟設けられており、中央には小さな空港が1個あるだけである。だがそれは軍事上の見せ掛けに過ぎなく、本部隊は月の裏側の地下に2000機の戦闘機を収納する小基地があり、更に島の海底にも基地があり、約300機の戦闘機が収納されている。
 
 惑星ブオはオリオン植民地の惑星である。月裏にはセジス・グレイの地下基地とは別に、ダダジ・グレイの月基地が地下に設置されていた。創造主が植民地と認めても、惑星神達にはそんな理屈は通用しない。グレイに腹を立てている神々が多く、よく人間達に攻撃を仕掛けさせていた。恒星バウイは9個の惑星を抱える太陽系であり、第3惑星のブオだけが水の惑星である。惑星直径は1.113倍、表面重力値は1、コア直径は50km、平均酸素分子濃度は21.5%、平均気温は14度C、自転周期は24時間、地軸傾斜角は19.8度、完全球体の大きな月を有している。その星に人間が芽生えているのに異星人が居住目的で移住するのは神界のご法度、当然、この星に人類を移住させるつもりは無い。人間よりも神々の方が厄介な存在だからである。
 

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